小説掲示板俺の人生経験のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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俺の人生経験

• 1:

  ひかる

  『君ホストしてみやん？』
  これがホストを始めたきっかけ。

  2006-05-28 09:28:00
• 2:

  ひかる

  『えっ？！』
  当時俺は19才。
  普通の19才やった。日曜の昼間いつものようにスロットにいこうとミナミを歩いてた。

  2006-05-28 09:30:00
• 3:

  ひかる

  スカウトなんてわからんかったし、夜の知識すらまったくない俺。
  声をかけられた時は頭がさっぱり。
  （なんや！こいつ？）

  2006-05-28 09:31:00
• 4:

  ひかる

  『今スカウトしてるねんけど、君格好いいから声かけてもたわ！笑』
  そういいながら一枚の名刺を手渡してきた。
  ―神童　篤志―
  『もしよかったら少し話聞いてくれへんかな？』

  2006-05-28 09:35:00
• 5:

  ひかる

  なぜか篤志さんの不思議な魅力に俺は一緒に喫茶店に入っていった。
  『俺もホストやねんけど一緒に働いてみやん？』
  それから完璧に篤志さんのペースに話を進められ次の日体験にいく事になった。

  2006-05-28 09:37:00
• 6:

  ひかる

  俺はなぜかホストになるんや！ってうかれてた気がする。俺は結構田舎育ちやったから連れに電話で自慢した覚えがある。『俺ホストなるねん！』
  まだ体験すら行ってないのに、俺は都会っ子やぞ！って感じで自慢した

  2006-05-28 09:40:00
• 7:

  ひかる

  次の日の夕方に篤志さんから電話がきた。
  『今日12時にひっかけ集合なぁ！ちゃんと今のうち寝とかなしんどくなるかもしらんからしっかり寝ーなっ！また夜電話するわなぁ！』

  2006-05-28 09:42:00
• 8:

  ひかる

  俺は言われた通り12時にひっかけに行った。
  篤志さんと電話しながら合流した。
  『おはよー！ドタキャンされたらどうしよって思ってたから来てくれてうれしいわぁ！あっもうちょいだけ待ってな！』

  2006-05-28 09:45:00
• 9:

  ひかる

  ５分くらいしたら、一人の子がきた。
  『俺のお客さんっ☆ほな一緒に店いこぉか』
  綺麗めの格好をした女の人やった。ｸﾞﾗｻﾝをかけてたから顔はあまりﾊｯｷﾘ見えなかったけど、ｸﾞﾗｻﾝのせいか少し迫力がありびびった

  2006-05-28 09:48:00
• 10:

  ひかる

  にぎやかな街の中に店はあった。
  『ここやでっ！』
  エレベーターに三人でのり店に入った。
  『おはよーございまぁす』他のホストたちはまだ準備をしたり掃除をしたりしていた

  2006-05-28 09:50:00
• 11:

  ひかる

  『昨日俺がスカウトしたひかるｸﾝっ！』
  篤志さんがみんなに俺を紹介してくれた。
  『オーナーはぁ？』
  篤志さんがソファーに座りながら他のホストにはなした

  2006-05-28 09:51:00
• 12:

  ひかる

  『今日は四時くらいに来るってさっき連絡ありました！』
  『えっ！俺今日面接つれてくるって言ったのに?ほんなら俺が面接しよっか?』
  

  2006-05-28 09:53:00
• 13:

  ひかる

  俺は篤志さんの前に座り面接をしてもらった。
  『菜々ぁ！ちょいオーナーおらんから俺が面接するから座って待ってて?』
  『あぁい』
  一緒にきた子はｸﾞﾗｻﾝを外して荷物をおいて座っていた

  2006-05-28 09:56:00
• 14:

  ひかる

  菜々って子は従業員と親しげでお茶を飲んだりして待っていた
  『えっと、あっ一応この店のナンバー１の篤志です?』
  ……ナンバー１??

  2006-05-28 09:58:00
• 15:

  ひかる

  （かっこいー！）
  なんか不思議な魅力はあるなぁと思ってたけど。
  『ぢゃあ今日から一緒にがんばろーぜぇ?』
  面接終了！笑

  2006-05-28 10:00:00
• 16:

  ひかる

  貸しスーツを貸してもらい俺はちがう人に接客マナーやテーブルマナーを教えてもらった。篤志さんと菜々って子はいつのまにかいなくなっていた。
  店もオープンして俺は待機室みたいなとこにいた

  2006-05-28 10:02:00
• 17:

  ひかる

  しばらくして篤志さんが帰ってきた。
  『おっ！ひかるスーツ似合うやんっ！菜々来てるから一緒に席つこっか?』
  とうとう俺の初接客！緊張しながらもおしぼりをもち席についた

  2006-05-28 10:03:00
• 18:

  ひかる

  『ほな俺着替えたりするからあとは菜々よろしくなっ』それだけ言って篤志さんは裏へ行った
  『さっきはどうも！』
  何を言っていいかわからんかったからとりあえずさっきの話をしてみた

  2006-05-28 10:06:00
• 19:

  ひかる

  菜々って子の初印象は…
  黒！って感じ。なんか恐いってイメージやったから正味てんぱった！
  『どーもぉ?』
  喋ってみたら印象とは間逆！

  2006-05-28 10:08:00
• 20:

  ひかる

  ｸﾞﾗｻﾝで見えなかった目はクルっとした大きな目で笑うとめっちゃやさしそうな顔をしていた。
  内心つんっとした人やったら逃げようと思ってたから安心した

  2006-05-28 10:09:00
• 21:

  ひかる

  一番びっくりしたんが菜々さんは俺とタメやった。絶対年上やと思ってたからびっくりした。見た目落ち着いてるし俺の地元の女はまだ髪の毛を明るくしたりギャル系な服装やったりしたから大人っぽくみえた

  2006-05-28 10:12:00
• 22:

  ひかる

  俺はタメってだけで馴々しくタメ語で話しだしてしまった。なんてったって夜初心者。敬語は年上に使うものって思ってたから?
  でも菜々さんはずっとニコニコしながら話してくれてた

  2006-05-28 10:14:00
• 23:

  ひかる

  スーツに着替えた篤志さんが戻ってきた。私服とまた違いやっぱおーらーがすごかった。
  『お待たせっ?』
  それから酒を飲みながらはなした

  2006-05-28 10:15:00
• 24:

  ひかる

  『ゴホンっ。ひかる？喋るのは全然かまーへんけど、一応ﾍﾙﾌﾟやから初め客には敬語をつかわなアカンで？まぁ菜々やから今はいいけど、違う席ではアカンで？夜は年とか関係ないねんから。』
  初めての注意やった。

  2006-05-28 10:18:00
• 25:

  ひかる

  それから菜々さんに急に敬語で話したら二人とも笑ってた?
  『菜々は練習やと思っていーで?だから今日来てんから?だから初めはリラックスしぃな?』
  菜々さんと篤志さんが言ってまた酒を飲んだ

  2006-05-28 10:20:00
• 26:

  ひかる

  それから篤志さんは他に客が来たからと言って席を離れた。しばらく二人で喋って俺はだいぶ緊張がほぐれてきた。
  そして何人か先輩のホストが菜々さんの席にきた。

  2006-05-28 10:23:00
• 27:

  ひかる

  みんな菜々さんと仲がよさげやった。
  彼女なんかな？って思ってた。
  そしてなんだかんだで一日が終了した

  2006-05-28 10:25:00
• 28:

  ひかる

  『お疲れ！どーやった？』篤志さんがたばこを吸いながらきいてきた
  『緊張しました?』
  『ハハ！初めは誰でもやで?でもひかるは頑張れば絶対のびるで！俺が保障したるわ！』

  2006-05-28 10:31:00