小説掲示板打倒！ストーカー男☆のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

• シェア！
• ツイート
• LINEで送る
• ブックマーク
• メールで送る

打倒！ストーカー男☆

• 1:

  ◆X0TmA1E8uo

  『あの〜…かおるチャン？もう付きまとったりすんのな、やめよーよ？』
  
  深夜３時、私は自宅マンションの下で後ろをふり返り、なるべく目を合わさないようにそう言った。

  2007-07-27 01:47:00
• 2:

  ◆X0TmA1E8uo

  男は一瞬ビクッとして
  ｢お〜！ヨウちゃん。今帰り？偶然！俺もやねんハハハ〜…｣
  と頭をかきながら言った。
  
  …このやり取りは数え切れない程していて、私はもう彼の扱いに慣れていた。

  2007-07-27 01:52:00
• 3:

  ◆X0TmA1E8uo

  『そっか。じゃあオヤスミ』
  そう言って私はオートロックを解除し、中に入った。エレベーターに乗り込み５階のボタンを押して、少し離れた場所にいる彼を見ると…まだ笑って手をふっていた。
  当たり前のように無視をして上へあがった。
  部屋に入ると携帯が鳴った。ワンコールで彼だった。これもまた毎日の事だったので特に気にも止めず、私は眠りについた。

  2007-07-27 02:01:00
• 4:

  ◆X0TmA1E8uo

  被害者である私の名前はヨウコ。現在22歳。このお話は３年前の話。当時19歳スナックで働く女の子。見た目は多分中の上。｢かわいいね｣より｢かわいらしいね｣が多い感じの子。……中の中か。
  
  そして加害者である彼の名はかおるチャン。当時29歳。意外と見た目はイカツイ。スキンヘッドに左耳にピアス。金のネックレス、ロレックスの時計、両腕に入れ墨。俗に言うチンピラ。
  
  …そしてかおるチャンは私のストーカー。

  2007-07-27 02:08:00
• 5:

  ◆X0TmA1E8uo

  何故かおるチャンが私をストーキングするようになったのか。
  出会いは18歳、働いていたスナックで。『はじめましてぇ☆ヨウコですっ。お兄さんメッチャいい体してますやん！ちょっと私びびりながらこの席きたんです(笑)』と営業スマイルで話しかけてみた。田舎の田舎のスナックなので、この手の客には慣れていた。
  かおるチャンわニコリともせず眉間にしわを寄せて飲んでいた。とっても似合わないが、飲んでいたのはカルーアミルク。
  『ちょ、兄さん(笑)めっちゃ意外な飲み物じゃないﾃﾞｽか！その見た目でカルーアは反則ですっ』一瞬私を見た後ふっと鼻で笑った。
  細い目。クール。ごつい体。かおるチャンは間違いなく私のタイプだった。

  2007-07-27 02:19:00
• 6:

  名無しさん

  おもろそ

  2007-07-27 09:29:00
• 7:

  名無しさん

  あげ?

  2007-07-27 11:57:00
• 8:

  ◆X0TmA1E8uo

  ありがとうございます?

  2007-07-27 13:06:00
• 9:

  ◆X0TmA1E8uo

  【この男…ほしい！】これはその時の私の気持ち。客としてか男としてかはわからないが、確かにかおるチャンに惹かれている自分に気づいた。
  こうなったらもう行動あるのみ。私はかおるチャンの前に座ってる連れの男の隣に座った。彼の名はひかるチャンといった。この２人はどうやら２こ１。私はひかるチャンの耳元で
  『お連れのお兄さんって彼女いてるんかなぁ』と恥ずかしそうに聞いてみた。 もちろん別に恥ずかしくもなんともナイ。
  ｢あ〜かおる？…いぃひんで、こいつ人見知りやからなぁ、なかなかできひんねん｣
  あからさまにニヤニヤしながら心の中でガッツポーズをした。

  2007-07-27 13:17:00
• 10:

  ◆X0TmA1E8uo

  『へぇ〜。かおる君てゆーの。私すっごいタイプやねん』とひかるチャンに言って、いったん奥に入った。まだ店内にはお客さんは彼らしかいなくて、奥の控え室ではソファーに女の子たちが座って談笑していた。私が入ると愛チャンが
  ｢ようチャン、あの人らどんなん？｣と聞いてきた。愛チャンは明るい子。お世辞にも可愛いては言えないが、とても愛嬌があって場を盛り上げるにはもってこいタイプ。『あ〜私だけやとしんどいかも。愛チャンもついてよ』と言いまた表へでた。
  私はまたまたかおるチャンの隣に座り、お酒を作ったりテーブルをきれいにしたりした。
  前に座っているひかるチャンと他愛もない話をしていると、｢しつれいしまーす｣と愛チャンがひかるチャンの隣に座った。
  愛チャンは、さも昔からの友人のようにひかるチャンと話していた。

  2007-07-27 13:25:00
• 11:

  ◆X0TmA1E8uo

  それから私は一言もかおるチャンに話しかけず、有線でかかってる歌を口ずさんだりして時を過ごした。最初のうちはかおるチャンに話をふったりしていた愛チャンも、無愛想すぎるかおるチャンに段々構わなくなっていて、完全なる２対２の形ができた。
  ３０分ほど過ぎたころ、いきなりかおるチャンが｢自分仕事しぃや｣と笑いながら言ってきた。
  『かおるチャンが自分から話したいなぁって思ってくれるまで待っててん。ありがとう』と言ってとびきりの笑顔を作った。
  ｢自分かわってんなぁ｣と言ってかおるチャンも笑った。そうこうしてるうちに店は忙しくなり、私もかおるちゃんだけについてるわけにもいかなくて席を立った。
  ｢どっか行くん？……ここおりぃや。｣

  2007-07-27 13:31:00
• 12:

  ◆X0TmA1E8uo

  もうこうなると気分はルンルンだ！
  『私もおりたいけど、仕事やから行ってくるね！かおるチャン……また私とお話してね』と言い私は自分の客の席へ行った。
  基本私はオラ営だ。ドがつくほどのＳ。そんな私のお客さま達はドがつくほどのＭ。｢ようちゃんおそいやん！おれスネてまうわぁ｣と客は言った。
  『は？私仕事してきたんやけど。』【まぁこの席も仕事やけどな】とまぁこんな具合でチャキチャキ？働いた。愛チャンが私の席に来て｢あっこの席かえるみたい｣と言ったので送り出しに行った。外で愛チャンとひかるチャンがわいわい喋ってる間に私はかおるチャンの服のすそをつかみ、『またあえる？』と聞いた。もうスッカリ私のペースなかおるチャンは｢明日も来るわな｣と言って私の頭をなでた。…胸きゅん。

  2007-07-27 13:41:00
• 13:

  ◆X0TmA1E8uo

  だが私がかおるチャンに惹かれたのはこの日だけだった。
  次の日。かおるちゃんが来る！期待MAXな私は普段は適当なのに化粧も髪の毛も完璧にして店に行った。かおるチャンはひかるチャンと２人で来た。昨日は仕事帰りで作業着のまま来てたかおるチャンの私服はダサすぎた。迷彩のタンクトップに迷彩のズボン。｢よーちゃあん、来たでぇっ?｣と思いっきり手をふってきた。【え？こんなキャラやっけ…】と思いながら苦笑いでオシボリを差し出した。
  夢から一気に現実に引き戻された私は昨日とは正反対のふてこさで聞いた。『自衛隊かなんかしてはるん？』｢ちゃうでぇ！ドカチンやでぇ。てか昨日とキャラちゃうやぁん｣…【おまえがな！】『そーか？昨日よーとったんかもなぁ』と愛想なく答えた。
  いくら見た目じゃないと言ったところで、やっぱり人間最初は見た目から入ってしまうと思う。もちろん見た目が良くても性格が合わないと終わりだが…。こーゆう事を平気で思う私はきっと性格が悪いんだろう。

  2007-07-27 14:12:00
• 14:

  名無しさん

  ウケるしぃ(笑)

  2007-07-27 15:28:00
• 15:

  ◆X0TmA1E8uo

  ありがとうです?
  ☆続き☆
  ｢ちょ、ようチャン俺うたうわ〜麦畑いれてっ｣とかおるチャンは言った。
  選曲と見た目とのミスマッチさに驚きつつ歌を入れた。そしてマイクを二つかおるチャンに渡した。
  ♪♪♪♪♪歌がながれた。この曲はデュエットだ。男のパート、女のパートを上手に１人でトーンをかえながら歌いこなしていた。意外と上手なとこがまた腹たった…。

  2007-07-27 20:04:00
• 16:

  ◆X0TmA1E8uo

  でも麦畑。………うざ！(知らない人はカラオケいった時に入れてみてください。ちなみに２もあります。なかなか乗れる歌です)
  歌い終わったかおるチャンは｢どぉ？｣と言わんばかりに笑顔で私を見た。『…うまぁい……』
  その後もかおるちゃんは昔の歌を歌いまくって満足したのか｢帰りまーす♪｣と言った。もうその頃は私はつまようじでシーシーして『あーそう、ほなチェックするわー』と、平気でそんな態度だった。
  帰りぎわアドレスを教えろとしつこいので教えてやった。
  朝おきたらメールがきていた。

  2007-07-27 20:12:00
• 17:

  ◆X0TmA1E8uo

  [kaoruchan-.-ｱｯﾄドコモ]みたいなアドレスだった。
  …わかるに決まってるだろ！とツッコミたかったが、と送った。
  と入ってきたので無視をした。
  それから毎日かおるチャンはやって来た。カルーアを飲みに。。
  おいしい客やん！と思うかたも居てるだろうが、そんな事はない。なぜなら奴は金がない。カルーアを１杯で５時間は粘る。私の客を睨みまくる。正直大迷惑だ。

  2007-07-27 20:18:00
• 18:

  ◆X0TmA1E8uo

  逃げていく客に焦った私は、今まで一切しなかった営業をするようになった。『ちょ〜あんたなにしてるん？店にもこやんと！』と客に電話すると、｢だってほら、あのようちゃんの彼氏…毎日いるやん。俺店の前でおもっきりキレられてん。俺の女にかまうな！って…｣と言われ私はブチ切れた。そもそもお前の女になった覚えはない。きれて当然だろう。
  私は出勤前に居酒屋に呼び出した。
  ｢うっれし〜な♪ようから誘ってくるなんてぇ｣と言うかおるちゃんの胸ぐらをつかんで凄んだ。
  『あんたのやってる事は営業妨害や！二度と店くんなこのドケチはげが！』と言って居酒屋をでた。気持ち悪いキャラクターとはいえ、やつも昔はヤンキーだった感じだ。仲間を連れて来られて仕返しされたらどうしよー…と一瞬後悔したが、奴はそんな男ではなかった。

  2007-07-27 20:32:00
• 19:

  ◆X0TmA1E8uo

  なんと私の後ろから泣きながらついて来たのだ。ふりかえり『なんなん！？』と聞くと｢ううん…なんもなっい｣とヒックヒックなりながら言った。なんやねんコイツと思いながらもそのまま歩いた。
  店の前につき、『じゃ！』と言うとトコトコっとでかい体を揺らしながら近づいてきた。何や？と警戒してると上目使いでこう言った。
  ｢あんな…もう絶対な、ようチャンのお仕事の邪魔しぃひんからな、店な、行ってもいい？｣
  背中にぞっと悪寒が走った。

  2007-07-27 20:44:00
• 20:

  ◆X0TmA1E8uo

  『………』
  ｢お金ももっともっと使う！お仕事応援させてください｣と目に涙をためて言うかおるチャンに負けた私は『好きにすれば』と言って店に入った。店長が｢おはよーちゃん、えらい疲れてますやん｣と言ってきた。この店長がまぁまぁ男前で、密かにほれていた。『あいつが…』と言うと店長は苦笑いして私の肩をポンポンと叩いた。
  軽く化粧直しをして香水をふって表にでると、かおるちゃんがカウンターのはしっこで座っていた。
  きもかったので違う席についた。
  かおるちゃんは大人しく飲んでいて、たまに店長と話したりしてた。

  2007-07-27 20:52:00
• 21:

  名無しさん

  おもろい?

  2007-07-27 22:01:00
• 22:

  名無しさん

  かおるちゃん…(笑)

  2007-07-28 06:53:00
• 23:

  名無しさん

  期待?

  2007-07-28 08:35:00
• 24:

  ◆X0TmA1E8uo

  アリガトーです?
  何の問題もなくラストまで仕事をし、かおるちゃんを送り出した。女の子たちも帰っていき、私も店を出ようとしたら｢ようは残って｣と険しい顔した店長に呼びとめられた。『いや眠いっす』と言い帰ろうとしたら肩を掴まれた。。仕方ないから『何よー。私仕事最近がんばってるつもりやねんけど！売上たりひんの？』とイライラしながら聞くと、｢かおるちゃんのことや｣と言われ余計イライラした。
  店の近所のバーに行って店長と飲み直し。｢あれはないな(笑)｣『うんマジで！』と、私も今までのうっぷんを店長に話して笑いあってた。かおるちゃんネタは尽きる事なく何時間も喋っていた。『うわっもう朝やん、帰ろー』と言い席を立つと、｢よう…付き合ってくれへんか？｣と。告白された。
  実は前から私と店長は仲良くて、あんまり驚かなかった。好きだと思っていたから。『へぇい』とゆう照れ隠しの軽い返事で交際がスタートした。
  酔っ払いだった。

  2007-07-28 17:18:00
• 25:

  名無しさん

  書きまくって☆　
  http://pr6.cgiboy.com/S/8072443

  2007-07-28 18:59:00
• 26:

  ◆X0TmA1E8uo

  朝にもなると化粧はボロボロ。疲れきったパグみたいな顔で家に帰った。電源の切れた携帯を充電し、メールチェック！
  受信☆店長[これからよろしくﾏｲはにー]…無視(笑)
  受信☆かおるちゃん[女の子が朝帰りなんかしたらアカンやん。。]…え？みてた？どこで…？急にこわくなった。かおるﾁｬﾝはこの日から本格的なストーカーとなった。警察に行けば良かったんやと思う。でもそれが出来なかったのは、かおるちゃんが悪いやつじゃなかったから。優しい優しい男の子だったから…。

  2007-07-30 19:24:00
• 27:

  名無しさん

  書いて?

  2007-07-30 19:40:00
• 28:

  ◆X0TmA1E8uo

  かおるﾁｬﾝはその日も店に来て何もなかったような顔で｢おはよぉ｣と言った。そしてまた演歌やらなんやら歌って楽しそうにしてた。私も一緒になってデュエットしたり、表面上はただの客とホステスだった。
  そして営業が終わり、かおるちゃんを送りだして女の子達も帰り、私と店長だけになったので昨日の出来事を話した。
  ｢それはちょっと危ないかもなぁ。しばらく俺が送るわ｣と店長は言ったが、他のホステス達はみんな自分の足で帰っている。私だけ悪いという気持ちと、かおるちゃんは変わり者やけど悪い奴じゃないという思い込みから断ることにした。
  ｢いけるか？｣『大丈夫やって☆私ドＳやしこー見えて強いよ？(笑)』
  そして帰ることにした。｢なんかあったらすぐでんわしろよ｣『はーいおつかれ』

  2007-07-30 19:44:00
• 29:

  ◆X0TmA1E8uo

  私の家は店から徒歩10分。店から家の間には、スナックビルやコンビニがあるので結構明るい。
  うしろからかおるチャンがつけて来ている事には気づいていたが、あえて知らん顔で歩く事にした。そしてマンションについたと同時にふりかえり『おやすみ(笑)』と言うと｢あ、ようちゃん！ようチャンちってここなんや〜ハハハ｣と焦ったように言ったので無視をした。エレベーターに乗り込み外を見るとまだ手をふってるかおるちゃんがいた。そして部屋に入って明かりをつけると携帯が鳴った。ワンコールでかおるチャンだった。もちろんかけ直したりはしない。お風呂に入って寝た。
  電話の音で目をさますとまだ朝の六時だった…。『はい…』｢あ、寝てたぁ？｣『寝てるにきまってるやろ？なに？』｢寝てるかどうか気になっ…｣最後まで聞かずに電話を切ってついでに電源も切ってまた寝た。

  2007-07-30 19:57:00
• 30:

  ◆X0TmA1E8uo

  昼過ぎに目がさめた。電源をいれるとかおるちゃんからメールが30件も届いていた。[おこってる？]やら[好き]やらそんな内容ばっかりだった。それからも私の携帯は鳴り止む事なく、くだらないメールは届き続けた。[今から焼きそばパン食べるよ〜！]…食べたらえーがな。[今黒猫が前とおった！むかつく]…自由に歩かせたれよ。[明日晴れるかな？]…私に聞くなよ。[逆ﾅﾝされた♪]…うそつくな！
  どれも本当に本当にくだらない内容だった。

  2007-07-30 20:06:00
• 31:

  名無しさん

  ツッコミに受けた?ﾜﾗおもろい??

  2007-07-30 22:00:00
• 32:

  名無しさん

  まぢおもろ

  2007-07-30 22:59:00
• 33:

  ◆X0TmA1E8uo

  ありがとうございます！めっちゃ励まされます！今日はもしかしたら更新できないかもしれませんが、なるべく更新するよーにするのでよろしくです 主

  2007-07-31 00:32:00
• 34:

  ◆X0TmA1E8uo

  私は無我夢中になって携帯をカチカチした。[迷惑メール防止の為アドレス変更いたしました。ヨウコ]かおるチャン以外全員にメールを送信し、携帯を鞄にほりこんだ。案の定その日も奴は来店。｢ヨウちゃんにメールしたらエラーでかえってきたぁ。うぇえ〜ん(泣)｣
  『へーまじでー最悪やーん、なんでやろなぁー』と棒読みで言ったらマジ泣きしながら｢明日ドコモ行ってくるわ…｣と。
  気付けよかおるチャン。
  その日もオープンラスト居座り続け、帰りは当然のようにつけてきた。もうなんだか一緒に帰ってる気分になった。

  2007-07-31 13:31:00
• 35:

  名無しさん

  めっちゃ気持ち悪い?

  2007-07-31 16:56:00
• 36:

  名無しさん

  怖い?

  2007-07-31 17:04:00
• 37:

  ◆X0TmA1E8uo

  私は極度のきれい好き。出かける時は部屋を完璧な状態にしてから家を出る。そんな私が布団をぐちゃぐちゃにしたままカエルのはありえない事だ…。気持ち悪いので布団は捨てた。♪♪♪メールだ。
  受信☆かおるチャン[あの男とできてるんか？]私は思わず携帯を床に落として叫んだ。なんで私のアドレス知ってるん？
  なんで私の部屋に入れるん？こわい。

  2007-07-31 19:21:00
• 38:

  ◆X0TmA1E8uo

  さらにそれだけではおさまらず、神戸で撮った写真を現像すると、私と店長のうしろにかおるチャンがうつっていた。といっても、小さく小さくうしろの方にだが。私は携帯をとりだしかおるちゃんに電話をかけた。携帯を持つ手が震えていた…。
  ｢はい｣かおるチャンの声を聞いた瞬間吐き気がした。『あ、あんたなあ！なんのつもりか知らんけどなぁ！ええ加減にせぇよボケ』｢どしたん？ようチャン取り乱して。なんかあったんか？｣『もう二度とストーカーみたいなマネせんといて』｢うん。ってかなぁ、聞いて？今日星占い１２位やってんーばり最悪｣『…知らんがな！』ｶﾞﾁｬ
  電話を切ったら急に眠くなってきたので寝た。起きると、私の体には布団がかけられてあった。…捨てたはずの布団が。
  慌てて家を飛び出し、店長に電話をしてコンビニまで迎えに来てもらった

  2007-07-31 19:37:00
• 39:

  名無しさん

  かおるちゃんこえ〜

  2007-07-31 21:51:00
• 40:

  名無しさん

  めっちゃおもろい?
  こんな話大好きやー?
  一番好きやわ?
  更新楽しみにしてる?

  2007-08-01 00:59:00
• 41:

  のぁ

  かおるちゃんの今後の行動が気になる?

  2007-08-01 01:56:00
• 42:

  名無しさん

  実話ですか？

  2007-08-01 05:05:00
• 43:

  名無しさん

  怖い〜

  2007-08-01 05:46:00
• 44:

  ◆X0TmA1E8uo

  皆さんありがとうございます。面白おかしく書かせていただいてますが、登場人物の名前以外実話です。

  2007-08-01 12:33:00
• 45:

  名無しさん

  あげ?

  2007-08-01 21:50:00
• 46:

  名無しさん

  こ〜わ〜い〜(>_

  2007-08-02 03:10:00
• 47:

  名無しさん

  あげ

  2007-08-02 13:53:00
• 48:

  名無しさん

  かいて〜

  2007-08-04 02:35:00
• 49:

  名無しさん

  しおり?おもしろい?

  2007-08-04 03:58:00
• 50:

  名無しさん

  気になる???

  2007-08-04 09:44:00
• 51:

  ◆X0TmA1E8uo

  皆さんお待たせいたしました。今から少し更新しますね。応援ありがとです?
  
  ☆続き☆
  コンビニに入り震える手足を押さえ雑誌を開いて顔を隠した。どこかでかおるちゃんが見てるような気がしたから…。しばらくすると後ろからトントンと肩を叩かれた。『ギャアーｯｯ！』とバカでかい声で叫ぶ私。何事かと２人の店員が走ってきた。｢おい、よう！俺や｣と店長が言った。我慢していた涙がポロポロ出てきてとまらなかった。車に乗せられ店長の家に連れていかれた。

  2007-08-04 14:42:00
• 52:

  ◆X0TmA1E8uo

  店長はお姉さんと２人で暮らしていた。お姉さんはサキさんといって、25歳。すごく美人やった。サキさんは私にあったかい紅茶を入れてくれて｢はじめまして、ようﾁｬﾝ。これのんで少し落ち着こうね。｣とても品がある話し方をする人で、【あーこんな人が店に入ったら１番人気やろな】って冷静に思った。
  紅茶を飲みタバコを吸いおわる頃には震えも止まり落ち着いていた。｢で、何があったんや？｣と店長に聞かれ、昨夜から朝にかけての出来事を話した。話し終わるとサキさんは｢警察に行こう、ね？｣と言った。少し考えて、私は答えた。『かおるちゃん、きっと話せばわかってくれると思うんです。わるい人じゃないねん…私が傷つくような事は絶対しないし。ちょっと、ってかだいぶ変わってるだけで根本的には優しい優しい男の人なんです。そんなかおるﾁｬﾝを犯罪者にして警察に行くなんて…私には出来ません。』するとサキさんは少し困ったように笑いながら｢優しい子やね、ようﾁｬﾝ。｣と言った。
  でも、サキさんすみません。私は優しくなんかないです。良いように言ってるだけで、本当は少し後ろめたいんです。
  かおるﾁｬﾝがおかしくなったのは、もとは言えば私が気を持たせるような事をしたからだから。。

  2007-08-04 14:58:00
• 53:

  ◆X0TmA1E8uo

  ｢でもね、ようﾁｬﾝ。ようﾁｬﾝはもう充分傷ついてるのよ？怖かったでしょ？警察は嫌なら、しばらくうちに泊まったらどぉかな？｣
  サキさんの思いやりで、私は店長の家に寝泊まりさせてもらう事になった。そしてかおるﾁｬﾝにメールをいれた。[であったころのかおるﾁｬﾝに戻って。私をガッカリさせないで]と。店は店長とオーナーの計らいでかおるﾁｬﾝを出入り禁止にした。
  さんざん暴れたらしいが、オーナーの｢店どころかこの街におられへんようにしてまうどｺﾗ｣と言う脅しでしゅんとなったらしい。私は毎日店長と一緒に出勤し帰宅していたので後をつけられたりはしていない様子だった。。
  サキさんは私を妹のように可愛がってくれ、店長は私を大事にしてくれた。一緒に寝ていてもキスから先はしなかった。
  なんだか微妙だったが、愛されているのが伝わってきたし私も彼を愛してた。

  2007-08-04 15:10:00
• 54:

  名無しさん

  頑張れ?

  2007-08-04 16:46:00
• 55:

  名無しさん

  あげ?書いてほしーな

  2007-08-06 04:53:00
• 56:

  名無しさん

  おもろすぎ！

  2007-08-06 13:37:00
• 57:

  名無しさん

  はょかいてェ?

  2007-08-06 14:00:00
• 58:

  名無しさん

  ??

  2007-08-07 21:41:00
• 59:

  名無しさん

  あげ??

  2007-08-07 23:58:00
• 60:

  ◆X0TmA1E8uo

  私は２週間ぶりに自分の部屋に帰ることにした。２週間の間に店長の家で増えた荷物が結構多くて、それをサキさんにいっしょに運んでもらった。
  ガチャ…玄関をあけると少し空気がよどんでホコリっぽかった。『うわぁ、掃除大変やわぁ。サキさん手伝ってくださいねっ』と言い２人で中に入った。リビングにサキさんを通し、私は寝室へ。扉をあけた瞬間私は今までにない大きい叫び声をあげた。｢ようちゃん！？｣と慌てて部屋に来たサキさんも｢ひゃっ｣と小さく悲鳴をあげた。部屋は悲惨だった。。
  布団の羽がベッドの上に散乱していて、布団をめくるとカピカピした精子のようなものが黒いシーツいっぱい広がっていた。
  そしてドレッサーの上に置いていた口紅で書いたのであろう鏡の[愛してる]とゆう文字…。タンスから出された服や下着は切りさかれていた。

  2007-08-09 12:36:00
• 61:

  名無しさん

  めﾂちｬ怖いねんけど??あたしもﾍﾞﾗﾝﾀﾞから入られた事あルからなんかﾘｱルに思い出す??おもしろい??頑張って下さいね??

  2007-08-09 13:22:00
• 62:

  名無しさん

  更新キボン?

  2007-08-09 13:29:00
• 63:

  名無しさん

  続き気になる??

  2007-08-09 17:45:00
• 64:

  ◆X0TmA1E8uo

  63さん似たような事あるんですね…もし私のせいで昔の傷をえぐってしまったらすみません。皆様応援ありがとうございます。昼と夜働いてるのでなかなか更新できません。そのかわり１ﾚｽに沢山書きたいと思います。こんなトロくさい私を応援してくださって本当にありがとう！がんばります。

  2007-08-09 21:26:00
• 65:

  ひはる

  頑張れ??

  2007-08-09 22:54:00
• 66:

  名無しさん

  頑張れ??
  

  2007-08-10 14:37:00
• 67:

  ◆X0TmA1E8uo

  『とにかくもうやめてよ…はっきりゆって迷惑すぎるから。。』｢なんでようチャンそんなに冷たいん？｣『あんたがｵｶｼｲからやん。これで優しくできるほど人間おおきないわ。』このような会話のやりとりの後に、かおるちゃんは親指の爪を噛みながらボソボソとつぶやいた。
  ｢あいつや…あの男のせいや。あいつさえおらんかったら…｣と。。目を見開いて言うかおるちゃんは、誰が見ても明らかに異常だった。かおるちゃんはその後まだボソボソ言いながら帰って行ったが、何を言っているのか聞こえなかった。すごくこわくて、無性に店長の事が気になった。店長に電話をかけると電源が切れていた。『なんかかおるチャンいつもと違う…なんかヤバいかも。』と怯えながらサキさんに訴えた。さきさんは私の背中をさすりながら｢大丈夫。ようチャンしっかりしてね｣と言った。気疲れしたせいか私はそのままサキさんにもたれかかる感じいつのまにか眠りについていた。
  どのくらい眠っていたのだろうか、｢ようちゃん！大変！起きて！｣と言うサキさんのただごとではない声で目が覚めた。
  『…サキさん顔まっさおやで？どーしたん？』

  2007-08-11 02:47:00
• 68:

  ◆X0TmA1E8uo

  ｢りょうが…！りょうがぁ！！｣りょうとは店長のことだ。『え！！サキさん！？店長になにかあったん！？』｢事故った…わあぁ！｣
  最愛の店長が事故。目の前では泣き崩れるサキさん。扉のあいた寝室からは異常な光景。こんな状況なのに私はひどく冷静で、【あぁ、かおるチャンや】と思った。。サキさんと２人で店長が運ばれた病院へ行った。病院につくと、オーナーが立っていた。『オーナー！店長は！？』｢大丈夫。ちょっと怪我しただけで、何の問題もないよ。今は寝てるわ。｣『そうですか…。で、何があったんですか？』
  オーナーは一瞬黙ったあと一部始終を説明してくれた。オーナーと店長は２人で歩いていたそうだ。信号待ちの時に突然店長が道路に飛び出し跳ねられた。飛び出した瞬間に｢シネ｣と言う声が背後から聞こえた。振り返る間もなく店長は車と接触し、バンというおおきな音とブレーキをかける車の音が響いた。
  かおるちゃんがそんなことするとは思えなかったけど、事実なんだ…
  怒りは不思議と感じられなかった。

  2007-08-11 03:03:00
• 69:

  名無しさん

  ((;;ﾟ;ё;ﾟ;))

  2007-08-11 08:58:00
• 70:

  名無しさん

  続き気になるぅ?あげ?

  2007-08-11 22:05:00
• 71:

  名無しさん

  ((((;ﾟдﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

  2007-08-12 01:10:00
• 72:

  るぅ

  あげぇ??????

  2007-08-12 07:58:00
• 73:

  名無しさん

  かおるちゃんこわっ?

  2007-08-12 10:28:00
• 74:

  名無しさん

  おもしろいけど恐い?
  主さん頑張って?

  2007-08-12 18:58:00
• 75:

  名無しさん

  77だぁ?
  主さん頑張って?

  2007-08-12 21:35:00
• 76:

  名無しさん

  楽しみにしてます

  2007-08-14 09:55:00
• 77:

  名無しさん

  めちゃ気になるし更新宜しく?

  2007-08-20 16:26:00
• 78:

  キモーヌ

  あなたの作品にいたく感動し少しタイトルをパクってしまったキモーヌです。
  
  最近はあなたの作品が更新されていないかをチェックするのが生き甲斐であり、日課になってます。
  
  文章の作りやストーリーの流れが分かりやすくスマートでたまらなく好きです。また更新される日を楽しみにしております。おじゃましました。

  2007-08-20 22:07:00
• 79:

  名無しさん

  ストーカーあるところにキモーヌありやな

  2007-08-20 23:01:00
• 80:

  名無しさん

  かなりおもろい
  >>81
  意味不

  2007-08-21 11:46:00
• 81:

  名無しさん

  >>81 言えてる！?

  2007-08-22 18:00:00