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32:
「─…。あった!!」
ハッとすると、茜音の横顔が目に入った。「……へ?」
「ちょ、もうまたボケっとして。着いたで♪」「…あぁ、此処?」
地下へと続く階段を降りると、ホストクラブ独特の雰囲気や、ざわめきが溢れているのを感じた。2008-01-12 04:52:00 -
33:
広いフロアが広がっている店内。従業員の数も、半端無い。あたし達が入り口で立ちつくしていると、黒服の様な人が現れた。
「─初回の方ですか?」
慣れた様に説明をし終わると、席に案内された。てか、ほんま広いし綺麗な店やな〜。唖然とする。2008-01-12 04:57:00 -
34:
「「広いなぁ」」
あたしと茜音は顔を見合わせて、そう言い合った(笑)
しばらくてさっきの従業員がまた席に来て、「この中で気に入った従業員がいれば、遠慮無く呼んで下さい」そう言い、男メニュー的な本を渡される。2008-01-12 05:03:00 -
35:
「あ、あたし愁君で。
さっきメールしたんで」「かしこまりました。お連れ様は?」「えっ!?あ〜…、適当に何人か付けて下さい」「では、しばらくお待ち下さい」そう、言い残すと黒服はその場を離れた。
「絢花、何で愁君てゆうたん?」
突拍子もない茜音からの一言。2008-01-12 08:32:00 -
36:
「へ?何でって(笑)
さっきメールしたし、違う人指名とか悪いやん」「でも、あっちはメールの相手が絢花って気付いてないんやから、色んな人見てから決めたら良かったのに〜」
……なるほどなぁ。でも、あたしそうゆうの何か好きじゃなくて。変なとこ律儀なんです(笑)2008-01-12 08:36:00 -
37:
「でも、この愁って子めっちゃ男前よなぁ。"咲羅 愁"って名前も、結構ミナミじゃ有名やし」
男メニューの愁君のページを見ながら、茜音が興奮げに話す。
「そうなんや。確かに整った顔はしてるなー。タイプちゃうけど」「ははっ。まぁ、この店自体有名やし、他に名前くらいは聞いた事ある人、いっぱい居るもんなー」「へ〜。さすが詳しいですね〜、茜音サン(笑)」「任せなさい♪」2008-01-12 08:46:00 -
38:
「そんな茜音は?お目当て君ってどれよ?」「えっと、この人♪」と、一枚の写真を勢いよく差す。「…"伊吹 遙人"。はると?」
「そう♪遙人君♪めーっちゃ格好良くない!?」キリッとした綺麗な一重に、スッと通った鼻筋。茜音がモロ好きそうな顔。
「…うん、めっちゃあんたのタイプそう(笑)」「やろ?(笑)」2008-01-12 08:59:00 -
39:
そんな雑談を交わしてると、
「どぉ〜もぉ〜♪」と、無駄なハイテンションで、この世界入って1ヶ月目ですと言わんばかりの新人ホストが5、6人席に着いた。
新人嫌いなあたしは、あからさまにだるい顔剥き出し。2008-01-12 09:03:00