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愛の心と。

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  • 1:

    それはいつも突然で…
    「別れよ。」
    私は男にふられる才能に長けているみたいだ。

    2007-08-15 03:45:00
  • 2:

    「お前しんどい」
    それは元カレにも言われました。
    「うざい」
    それも聞き飽きる程歴代の元カレ達に言われましたから。
    くだらない形容詞しか並べられない男なんてこっちから願い下げです。

    2007-08-15 03:50:00
  • 3:

    夜のミナミは街も人も明るくて居心地が悪い。
    もしもーし、私中学生ですよ〜?
    そんな私を尻目に深夜徘徊しているおまわりさん。
    補導しないん?って、されても困るけど…
    仕事しろよって言いたくなる。

    2007-08-15 03:55:00
  • 4:

    ◆SVSHsBF62M

    「あれっ?ちかやん?」
    これやから夜は嫌やねん。
    もっとも、太陽さんさんな昼間の方が嫌いやけど。
    夜の街はどこを歩いても知り合いばっかり…
    正直面倒臭い。しかも生ゴミ臭い。

    2007-08-15 03:59:00
  • 5:

    「お姉さん!初回…」
    ウザイウザイ。話しかけて来んな腐れホスト。
    「ちか?」
    不意に名前を呼ばれ振り向いた。

    2007-08-15 04:04:00
  • 6:

    そこにいるのは、ちびっこヒロシ。
    こいつは多分元カレ。
    いや、元元元元元元元元…
    面倒臭いからどうでもいいや。
    「お前なにしてんねん!」ちびっこのくせに声がデカイ。

    2007-08-15 04:06:00
  • 7:

    「お前、俺の金パクって消えたやろ!?」
    そんな記憶ございません。むしろあなた様と過ごした日々さえ記憶にございません。
    首をかしげポカー(゚д゚)ンとしてみる。
    「俺じゃ!あゆむじゃ!」あら、ヒロシでもなかったのね〜。

    2007-08-15 04:13:00
  • 8:

    面倒臭くなって逃げた先は某喫茶店。
    噂ではヤ○ザさん御用達。「ごらぁ……!」
    外でケチョンケチョンにされているヒロシことあゆむを見て私は笑った。
    ざまあ見ろチンカス。

    2007-08-15 04:16:00
  • 9:

    嘲笑う私の腰をそっと引き寄せ寄り添う男。
    「お前また厄介なんに追われてんな〜」
    そう言って私以上に悪どい笑みを見せる男。
    名前は相沢。って本名かどうかも知らんけど。
    この人がいたから今の私がいたりする…

    2007-08-15 04:20:00
  • 10:

    相沢はヤ○ザの幹部?とからしい。詳しくは知らん。知っていることと言えば、いかつく見せたくてわざわざ髭を植毛した事と、子供が二人いること。
    あと、究極のインポって事ぐらいで…
    住んでる街や年齢なんかは全く知らない。
    出会ったのは丁度一年前の六月。
    うざったいくらい雨が降りしきる夜だった。

    2007-08-15 04:28:00
  • 11:

    名無しさん

    あげッ?

    2007-08-15 07:30:00
  • 12:

    >>11さん
    ありがと-ッ?

    2007-08-15 07:54:00
  • 13:

    その日は、キャッチされたホストについて行き、散々抜き物を卸した後、いつものように「ミテコやから払う義務ない」とかなんとか言って立ち去るつもりだった。
    けど、勘が鈍ったみたい。
    たまたま行ったそのお店は、売春業者と提携していて、わざとミテコを狙った悪徳ホストクラブだったらしい。
    未収飛び常習者なりに細心の注意を払って店選びをしていた私にしては大きな誤算。
    「売り飛ばされる!」咄嗟にそう思った私は、そのホストクラブから飛び出した。

    2007-08-15 08:05:00
  • 14:

    身のこなしには自信があったが、大人の男に勝てるはずもなくあっさりと捕まってしまった。
    まあ、捕まって幸いだったかもしれない。
    もしあのまま逃げていれば私はビルの七階からまっ逆さまだったから。
    「エレベーターぐらい修理しろよ。女売って儲けてるんでしょ?」

    2007-08-15 08:09:00
  • 15:

    私の脳内スッカスカ?
    ただ思った事をつい言ってしまった。
    思った通りの往復ビンタ。口の中に鉄の味が広がる。
    張り手で出血って…何者なんだよお前。
    その私を張り倒した男は何も言わず私を店の外へと連れ出した。

    2007-08-15 08:14:00
  • 16:

    私は昔から人一倍好奇心旺盛で、それでいて、人一倍無関心。
    矛盾してるけど本当の事。
    「おい不細工!お前臭いから他のもんと変われや!」そう言っても男は私の髪を引いたまま微塵も反応を示さない。
    外で殴ってくれたら逃げる隙ができるかもしらん…
    しかし、男はそれを見透かすかのように私の挑発には乗らなかった。

    2007-08-15 08:25:00
  • 17:

    あれからもう何時間経っただろうか…?
    真っ暗な部屋では昼夜の感覚さえ掴めない。
    誰もいない部屋の中、何をされることもなく私は放置されていた。
    拉致監禁…立派な犯罪。捕まってや!
    こういう時だけは、神頼みならぬ警察頼みなんてしてみる。

    2007-08-15 16:44:00
  • 18:

    その時は不意にやって来た。私は今からどこかの店へ移されるらしい。
    「時給いくらやねんな?」もう、仕方ないか…
    半ば諦めかけ、見知らぬ男に問い質した。
    「お前アホけ?給料なんか貰えるわけないやろが。」飼い殺しですか。面倒臭いなあ。
    その、私の諦めを納得と取った男は目が見えない程真っ黒なサングラスをキラリと輝かせた。

    2007-08-15 16:50:00
  • 19:

    あや

    おもろい書いて〜

    2007-08-16 20:09:00
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