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例えばあたしは。

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  • 1:

    名無しさん

    例えばあたしは猫になりたい。気まぐれでわがままで気が強くて。いつもつんとして、それでいて甘え上手で。
    特定の場所を好まない、望まない。猫になりたい

    2007-08-17 21:52:00
  • 2:

    名無しさん

    「もう全然大丈夫だよ」いつの間にか口癖になるのをあたしは気づかないでいた。
    あいつのことはもう忘れた。たけちゃんは最低だったし。
    別れたのは正解だったって思ってるよ。

    2007-08-17 21:55:00
  • 3:

    名無しさん

    大好きなタバコを片手にあたしは得意気に話す。だっていつまでも落ち込めないよ。仕事あるしさ忙しいし。


    嘘をつくあたしに親友さえ気付いてはくれない。強がりなあたしを遠巻きにみているのはやっぱりあたしだ。

    2007-08-17 21:59:00
  • 4:

    名無しさん

    嘘をつくことにはなれてしまった。適当な言葉たちは考えなくてもすぐにでてくれる。
    口にだしていれば本当のことのように思えて楽だった。
    たけちゃんをすきじゃない。
    もう忘れた。

    2007-08-17 22:06:00
  • 5:

    名無しさん

    たけちゃんとは友達の紹介で出逢った。初めはなんとも思わなかった。
    よくある話し。
    ただ居心地が良かった。初めて会ったのに昔からの知り合いみたいな気がした。
    だから思ったの。運命だって。

    2007-08-17 22:09:00
  • 6:

    名無しさん

    たけちゃんとはいつの間にか恋に落ちた。
    いつの間にか一緒にいてそれが毎日になって、これは付き合ってるのかなって思ったら少し不安になった。
    もう年だし、言葉なんてさほど重要じゃないってわかっていたつもりでも不安になったりした。
    だから一緒に住んだ。
    幸せだった。その言葉しかあの時を思い出すと出てこない。それくらい幸せだったんだ。

    2007-08-17 22:14:00
  • 7:

    名無しさん

    料理したり、一緒にご飯食べたり、洗濯したり。嫌いな掃除も頑張った。たけちゃんが嬉しそうに笑っていたら嬉しい。
    笑うとたけちゃんは優しい優しい目になる。
    その笑顔が見たかったからあたしは頑張った。
    多分、誰かのためにあれだけ頑張れること、もうないよ。

    2007-08-17 22:18:00
  • 8:

    名無しさん

    日曜日にはたくさんデートした。2人とも仕事の日はなかなか起きれなくて、目覚ましは何度も繰り返し鳴るのに。休みになったら自然と早起きした。
    たけちゃんと出掛けられる。幸せで時々、涙がでそうになった。あたしは世界一しあわせだ。
    つないだ手はいつも痛いくらい強く握られていた

    2007-08-17 22:22:00
  • 9:

    名無しさん

    2人で同じ曲を聞いて鼻歌を歌う。
    車の運転はかわりばんこで、デートの後は外食。たけちゃんはお酒が大好きだからビールの後は芋焼酎。
    あたしはお酒が苦手だけど、たけちゃんが進めるからビールを飲んだ。
    たけちゃんはあたしがお酒を飲むと喜ぶ。
    それが嬉しくてあたしはちょっと無理してお酒を飲んだ。

    2007-08-17 22:26:00
  • 10:

    名無しさん

    返ったら急いで抱き合う。たけちゃんのエッチは丁寧だ。若い男の子ってきっと自分だけ気持ち良くなろうとしがちだけどたけちゃんは違った。
    あたしを丁寧に扱って、乱暴なことはしなかった。なのに愛情は伝わる。だからあたしは安心できた。
    抱き合う時に確かに愛を感じれていたのに。好きだよって聞こえてきたのに。
    もう多分二度と触れられない。触れてももらえない。

    2007-08-17 22:33:00
  • 11:

    切ない?期待age??

    2007-08-18 02:51:00
  • 12:

    名無しさん

    me to ぁげ?

    2007-08-18 04:28:00
  • 13:

    麻衣

    あげてくれてありがとう?名前付けます。良かったらまたよんでください

    2007-08-18 12:34:00
  • 14:

    麻衣

    確かに幸せだった。でも当たり前にあるものだと思ってしまった。
    たけちゃんは永遠にあたしのもので、もちろんあたしはたけちゃんのものだ。
    あたしは浮かれていて、幸せに慣れすぎていた。だから気付けなかった。たけちゃんの気持ちのちょっとした変化に。

    2007-08-18 12:43:00
  • 15:

    麻衣

    「麻衣ちゃん。」
    たけちゃんが呼ぶ声。いくら疲れていても、怒っていても、あたしの名前を呼ぶときだけはいつも一定な響き。
    「麻衣ちゃん」
    あの日もそう呼ばれた。「なに?たけちゃん。」幸せな一時だった。
    少なくともあたしはね。

    2007-08-18 12:48:00
  • 16:

    麻衣

    「別れよう。もう麻衣ちゃんをすきじゃないんだよ。」
    たけちゃんは静かにいった。
    あたしから すれば青天の霹靂。
    予想すらしていなかった結婚だって夢見てた。

    2007-08-18 12:51:00
  • 17:

    麻衣

    なんで?他にすきな人できたの?
    違うよってたけちゃんは穏やかに答える。
    だったらなに?好きじゃなくなったって悪いところが会ったら直すから。たけちゃん、ねぇ。

    たけちゃんは次の日黙って出て行ってしまった。

    2007-08-18 12:54:00
  • 18:

    麻衣

    嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。たけちゃんがもう居ない。そんなの嫌だ嫌だ。
    だれか助けて。
    たけちゃん帰ってきて。

    あなたがいないともう生きていけないの。

    2007-08-18 12:57:00
  • 19:

    麻衣

    途方にくれた。朝起きたらたけちゃんは居なかったから。
    ボストンバック一つだけを持って。たけちゃんは消えてしまった。
    もしかして出張なのかも!!
    悪いことを考えて傷つきたくなかった。

    2007-08-18 13:00:00
  • 20:

    麻衣

    だけど確かにたけちゃんは出て行った。あたしには痛いくらい分かった。たけちゃんの歯ブラシがない。あたしとお揃いのコップもない。
    2人でかったお揃いのピアスが静かにテーブルに、無造作に置かれていた

    いつもメッセージを書きあったホワイトボードには、いつものたけちゃんの字。だけど「愛してんで。」じゃない。
    麻衣ちゃんごめんな。

    2007-08-18 13:04:00
  • 21:

    麻衣

    急いでたけちゃんに電話する。
    もう出てくれないかも。不安で死にそうだった。けど話さないとあたし納得も出来ないよ。
    「もしもし?麻衣ちゃん?」
    たけちゃんが電話にでる。大好きな大好きなたけちゃんの声。
    あたしは冷静を装う。もう一回話し合いたいの。ほら、あまりに一方的だと、あたしも納得できないし。

    2007-08-18 13:13:00
  • 22:

    麻衣

    冷静に冷静に。声が震えていないか心配だった。明るく明るく。重たい雰囲気になったら二度と会えないかもしれないと思った。
    たけちゃんは黙って話を聞いていた。
    「麻衣ちゃんの気持ちもわかるし、俺も一方的だし、話しようか。荷物もまだ置いてあるし。」
    その瞬間あたしは分かった。

    2007-08-18 13:20:00
  • 23:

    麻衣




    たけちゃんの中で整理はついていて、もう二度とあの家に住むつもりはないんだってことが。

    2007-08-18 13:23:00
  • 24:

    名無しさん





    大好きなたけちゃんのことだから分かる。悲しいくらい、痛いくらい分かったんだよ。

    2007-08-18 13:25:00
  • 25:

    同じ経験して、同じ想いに苦しんだ事があリます?頑張ッて下さいッ?

    2007-08-18 18:36:00
  • 26:

    名無しさん

    これ実名?

    2007-08-19 10:24:00
  • 27:

    名無しさん

    主さんめちゃ小説書くの上手ですね、読みやすくて読んでて頭の中で映像が出て来る感じ?

    2007-08-19 16:01:00
  • 28:

    麻衣

    ずっと更新出来ずすみません?ちょっとバタバタしていて書けませんでした?実名ではないです?これから先だんだんドロドロしていきますが、共感できる部分もあるかと思うので最後までお付き合いください。

    2007-08-19 19:52:00
  • 29:

    麻衣

    ねぇ。たけちゃん。
    あたしはあなたのそんな所も愛してたの。
    めちゃくちゃに愛してた今なら分かるのに
    なんであたしは不満しか言えなかったのかな?

    2007-08-19 21:00:00
  • 30:

    麻衣

    たけちゃんは話し合いに帰ってくるという。
    あたしはたまたま仕事が休み。たけちゃんが帰ってくる間、何をしたらいいのか途方にくれた。
    少し寝たら時間は早く経つ。だけど眠れない
    ただ、少し気持ちが落ち着くのを感じた。
    今日はたけちゃんが帰ってくる。あたし次第で気持ちが変わるんじゃないか。淡い期待もどこかにあった。

    2007-08-20 07:31:00
  • 31:

    麻衣

    そうだ。掃除をしよう。綺麗にしてご飯をつくろう。
    たけちゃんは笑ってくれるかもしれない。


    目を細めて。大好きな笑顔で。

    2007-08-20 07:33:00
  • 32:

    麻衣

    だけどあたしの期待は裏切られた。
    夕方たけちゃんからの電話。
    帰りは10時を過ぎるという。ご飯は?話し合いは?いつまで待てばいいの?飲んでくるってどうして?
    言えなかった。言葉たちを飲み込んであたしは笑った。
    わかった。ちゃんと帰ってきてね。

    2007-08-20 07:37:00
  • 33:

    麻衣

    情けなかった。昨日までのように笑いあってご飯が食べれるって思っていた。
    たけちゃんはもう一緒にご飯食べてはくれないのかな?
    一生懸命作ったご飯。たけちゃんの好きなオムライス。なんだかひどく惨めで、急に不味そうに見えて、とっても悲しくてゴミ箱へ捨てた。
    あたしはすこし泣いた。

    2007-08-20 07:40:00
  • 34:

    麻衣

    適当に扱われている。
    そう思ったら腹が立った。もともとはたけちゃんの勝手な心変わりで、納得いかないから話し合いする事にしてたのに。
    どうして早く帰らないの?何でこんなにあたしだけが真剣なの?

    許さない。絶対別れない。

    2007-08-20 07:44:00
  • 35:

    名無しさん

    読んでます?

    2007-08-21 01:28:00
  • 36:

    麻衣

    たけちゃんが帰ってくるまでに気持ちを落ち着けなきゃ。
    感情的になったらいいことなんてない。特にこういう、別れの場面では。あたしも、たけちゃんと出会うまでにたくさん恋をした。もちろん別れや失恋も。
    まだ幼かった頃、大失恋をした。一年間つきあっていた彼に振られた時、あたしはひたすら泣きじゃくった。
    嫌だ、嫌だ、嫌だ。
    泣きわめくあたしに当時の彼は冷め切った顔で、別れて良かったわ。といった。

    2007-08-21 18:27:00
  • 37:

    麻衣

    今思うと恥ずかしいけどあたしの中ではいい経験になったし、勉強になった。
    はずだったのに。


    たけちゃんごめんね。

    2007-08-21 18:29:00
  • 38:

    麻衣



    たけちゃんはほろ酔いでやっと帰ってきた。あたしはずっと携帯と、時計を気にしていたせいで少し疲れていた。
    「ごめんな。遅なったなぁ。麻衣ちゃん起きてるか心配やってん」
    たけちゃんが笑ってあたしの頭を撫でた。

    2007-08-21 18:32:00
  • 39:

    麻衣

    正直、驚いていた。てっきり深刻な顔して帰ってくると思ったのに。いつもと変わらないたけちゃんがいた。
    もしかしたら昨日のことは全部夢?あたしを驚かそうとしたの?
    たけちゃんは普段通りあたしの側にいる。あたしも当たり前に隣にいる。そっかぁ。好きじゃなくなったなんて嘘だったんだよね?
    少し嬉しくなった。

    2007-08-21 18:36:00
  • 40:

    名無しさん

    読んでます?
    続き書いて

    2007-08-25 09:55:00
  • 41:

    麻衣

    おかえり。接待だったの?
    自然と笑顔になる。たけちゃんと一緒にいる。それだけであたしは笑ってしまう。きっと痛々しいくらいに。
    同僚と飲んできてん。
    たけちゃんはあたしも聞いたことがある数名の名前を挙げた。ご機嫌なたけちゃん。
    あたしの横にそっと座る。

    2007-08-25 11:14:00
  • 42:

    麻衣




    たけちゃんは静かに切り出した。数日のうちには引っ越すこと。家はもうみつけてあること。あたしはしばらくここに住んでもいいと優しく話す。たけちゃんは確かに出て行くつもりで、もう気持ちは変わらないと静かに話した。
    あたしはたけちゃんの手を握りしめていた。痛いくらい強く。ささやかな抵抗の意味をこめて。

    2007-08-25 11:23:00
  • 43:

    麻衣

    泣いて引き止めたらいいのに。
    肝心な場面で涙は出ない。嘘泣きする余裕もない。ただ呆然としていた。
    たけちゃんを失うことはあたしにとってまだリアルじゃない。だからこの話もリアルに響かない。
    気がついたら抱きついていた。

    2007-08-25 11:27:00
  • 44:

    麻衣

    抱いて。たけちゃん。キスして。ねぇ抱いて。

    もうこれしかないってずる賢いあたしが叫ぶ。
    抱かれてしまうしかない。体を使うしかない。たけちゃんはひどく困った顔をしていた。

    2007-08-25 11:29:00
  • 45:

    麻衣

    もう抱けない。気持ちないのに。まいちゃんをそんな簡単に抱けない。

    苦しそうにたけちゃんは言った。そして本当にどれだけ迫っても、キスすらしてくれなかった。
    「気持ちがないのに抱けない。」
    どんな別れの言葉より胸に刺さった。あたしはもうたけちゃんの中で女ですらないの?

    2007-08-25 11:35:00
  • 46:

    麻衣

    たけちゃんは結局あたしを抱いてはくれなかった。あたしは愛しい人を目の前にして、もう二度と触れられないことを実感した。
    理解したんじゃなく、実感した。それは悲しい悲しい確認だった。

    2007-08-26 01:49:00
  • 47:

    麻衣

    体が硬くなるのを感じた。一気に体温が下がる感覚。
    もういっそ死んでしまいたい。でも死ぬ勇気もない。だったらあなたに殺されたい。今すぐあたしを殺して欲しい。
    あたしの中で何かが壊れた。たけちゃんがいないのならあたしの存在は意味がない。あなたに愛されないあたしなんて存在する価値もない。
    絶望って言葉があるのは知ってる。そしてその言葉がこんなにも当てはまる気持ちになったのは初めてだった。

    2007-08-26 01:54:00
  • 48:

    麻衣

    たけちゃんが好きで好きで好きで好きで仕方がない。


    あたしにはそれしかないのに。

    2007-08-26 01:56:00
  • 49:

    麻衣

    話し合いは明け方まで続いた。だけど話は平行線にしかならない。あなたは別れたい。あたしは別れたくない。
    きりがなかった。
    たけちゃんは頑固だからあたしが泣こうが怒ろうが冷静で、なんだかあたし一人で苦しんでいるみたいに思えた。悲しくて泣くのも一人。怒るのも一人。
    2人でいてもあたしはもう一人ぼっちだ。

    2007-08-26 02:06:00
  • 50:

    麻衣




    あたしは結局別れに同意せざるおえなかった。だってたけちゃんは、あたしをもう好きじゃない。それははっきりした事実で変えることは出来ないから。

    2007-08-26 02:09:00
  • 51:

    麻衣

    でもあたしの中の弱いあたしはずっと叫んでいた。人の気持ちはそんなに簡単なものなの?あたしを好きだといったのに、今は嫌いだと言うこの人は本当にたけちゃんなの?夢だって思いたい。
    あたしはまだこんなにも愛してるのに。

    たけちゃんを愛している。ものすごく。あたしの精一杯で愛している。

    2007-08-26 02:13:00
  • 52:

    名無しさん

    めっちゃわかる…頑張って完結して下さい。

    2007-08-26 04:28:00
  • 53:

    名無しさん

    ファンになりました(ノ_・。)

    2007-08-26 08:12:00
  • 54:

    麻衣

    読んでくれてる人がいると頑張れます?仕事しながらなので更新遅いですが絶対完結させるので読んでください?

    2007-08-26 22:35:00
  • 55:

    麻衣



    たけちゃんは3日後、出て行った。まるで手順をメモしていたかのようにスムーズに荷物をまとめて。時々あたしをなだめて。時々寂しそうな顔をして。でも妙にすっきりした表情で。

    2007-08-26 22:38:00
  • 56:

    麻衣

    あたしはといえば、そんなたけちゃんをぼんやりながめていた。やり切れない気持ちが溢れて、狂ったように泣いたり、笑ったり怒ったり。
    あたしはあたしではなくなっていた。
    もう何も考えたくなかった。思考が停止していた。
    ただ感情のままにあたしはそこに居た。ぼんやりと世界で一番愛しい人をただひたすら眺めていた。たけちゃんに穴が空いてしまうのではないかと思うくらいに。

    2007-08-26 22:43:00
  • 57:

    麻衣




    本当に本当に出て行ってしまうの?
    本当にあたしを置いていってしまうの?

    2007-08-26 22:45:00
  • 58:

    麻衣

    「じゃあ行くな。麻衣ちゃん元気でな。」
    たけちゃんは何も迷いはないのだろうか?これは現実なのだろうか。


    たけちゃんが出て行ってしまう。

    2007-08-26 22:49:00
  • 59:

    麻衣

    嫌だ。嫌、行かないで。嫌だ嫌だ。行かないで。
    思わず出た言葉はあたしが思う以上に切実に響いて、そして不愉快に響いた。
    たけちゃんの手を握る。当然だけど、もう握り返してはくれない。痛いくらいにぎゅっとは、もう二度としてくれない。

    2007-08-26 22:54:00
  • 60:

    麻衣

    たけちゃんは静かにあたしの手をほどき、静かに出て行った。


    ごめんな。まいちゃん。

    2007-08-26 22:58:00
  • 61:

    麻衣

    追っかけて引き留めなくちゃ。
    なのに体が動かない。心が痛すぎて体が動かない。たけちゃんが居なくなった。あたしを好きじゃないと言った。
    あたしたちはもう終わった。

    受け入れたら死んでしまうのではないかと思った。

    2007-08-26 23:03:00
  • 62:

    麻衣

    ねぇ、たけちゃん。胸が痛いよ。
    ぎゅっとして苦しいよ。助けて欲しい。ねぇ助けて欲しいよ。


    あなたにしか救えないのに。

    2007-08-26 23:06:00
  • 63:

    麻衣

    その夜のことは今も思い出せない。
    その後どうやって過ごしていたか、あたしは一人で、たけちゃんのいない部屋に一人で。
    どうやって朝を迎えたのかを思い出せないよ。

    2007-08-26 23:09:00
  • 64:

    麻衣

    気がつくと朝だった。
    仕事、行かなくちゃ。
    シャワー浴びなくちゃ。遅刻してしまう。
    こんなにも苦しいのにあたしは現実の心配をしている。たけちゃんがもう居なくなったのに、あたしは繰り返される日常の心配をして、それを正確にこなそうとしている。
    なんだか笑ってしまうくらいおかしくて、間違っていることのように感じた。

    2007-08-26 23:15:00
  • 65:

    麻衣

    ただ、この部屋から出たかった。
    ずっとここにいたい。だけど逃げたい。仕事をする。でも休みたい。
    だけど逃げたい。忘れたい。それが例え、一瞬であっても。
    たけちゃんを忘れたい。辛い思いはしたくない。
    シャワーを浴びながら自問自答する。のぼせてしまうほどシャワーを浴びて、あたしはまた泣いた。

    2007-08-26 23:20:00
  • 66:

    麻衣

    当然だけど化粧乗りは最悪だった。目だって腫れぼったい。
    何とか化粧で隠せるかな。
    独り言をいってまた笑ってしまう。またあたしは現実の心配してる。
    嫌だな。あたしのこういう所。中途半端に真面目で、何かにつけて手を抜けない所。

    2007-08-26 23:38:00
  • 67:

    麻衣

    ねぇ、たけちゃんどう思う?


    たけちゃんは居ないのにいつもの癖で呟き、振り返る。
    たけちゃんの指定席。お気に入りだったソファー。つい何日か前だったらたけちゃんは確かにその場所でテレビを見ていた。寝癖のまま。まだ少しぼーっとして。

    2007-08-26 23:41:00
  • 68:

    麻衣

    ぎゅっとして息がしにくくなる。駄目だ。泣いてしまう。化粧したんだから泣いたら駄目だ。
    涙なんて大嫌い。

    弱々しいあたしはもっと本当に、殺したいくらい大嫌い。

    2007-08-26 23:44:00
  • 69:

    麻衣


    「おはようございます」あれからあたしは何とか涙を止めて、それはもう本当に無理やり止めて、仕事に来た。
    少し後悔した。やっぱり休めばよかったかな。
    だけど、慣れ親しんだ職場の仲間を見ると少し気持ちが落ち着いた。
    しっかりしなきゃ。あたしの事情と仕事は何も関係ない。

    2007-08-26 23:50:00
  • 70:

    麻衣

    仕事中、あたしは笑顔を絶やさなかった。それどころか、いつも以上に仕事に打ち込んだ。
    仕事をしていたら何もかもが忘れられた気になれた。もちろん、たけちゃんのことが頭から離れない。
    ただ、一瞬忘れた気になっているだけだ。分かっていても、それは充分にあたしの気持ちを軽くした。

    2007-08-26 23:56:00
  • 71:

    麻衣

    あたしは商社で働いている。いわゆるOLだ。
    パソコンを打ち込む。書類をコピーする。
    単純な仕事かもしれない。だけど割と気に入っている。あたしには天職だとさえ思っている。

    その日はいつも以上に、ううん、今までで一番仕事が楽しいと感じた。

    2007-08-27 00:01:00
  • 72:

    麻衣

    お昼には友達とラーメンだって食べた。
    あたしは割とよく食べる。食べることは結構好きな方だから。


    いつもと変わらない日常が過ぎる。

    2007-08-27 00:03:00
  • 73:

    麻衣

    もうあたし大丈夫かも。仕事にきたこと、ご飯を食べれたこと、何より泣かなかったこと。
    あたしは自分を誉めてあげたい気持ちだった。
    あたしよく頑張った。

    なのに。

    2007-08-27 00:06:00
  • 74:

    麻衣




    それは突然だった。

    2007-08-27 00:07:00
  • 75:

    麻衣

    タイムカードを切り、退社して同僚と別れて、車に乗り込んだ瞬間。
    プツン。何かが押し寄せてくるような感覚に襲われた。
    発作のように涙が一気に溢れた。止められずに嗚咽を漏らす。涙で前が見えなくなる。
    あたしの中の孤独が溢れ出して、もうあたしの力ではどうすることもできなかった。
    「たけちゃん。たけちゃん。たけちゃん。」

    2007-08-27 00:13:00
  • 76:

    麻衣

    何度も名前を呼ぶ。
    携帯を握りしめる。
    あたしはただひたすら泣いた。
    周りも気にせず大声で泣いていた。

    2007-08-27 00:16:00
  • 77:

    麻衣

    例えば今日が一週間前なら。あたしは必ず仕事帰りスーパーに寄って。
    たけちゃんにメールする。
    「今日は何がたべたい?帰りは何時?」
    たけちゃんはすぐにメールを返してくれた。
    「今日は定時やから早いで。たまには麻衣ちゃん特製のオムライスがええな。」

    2007-08-27 00:21:00
  • 78:

    麻衣

    またオムライス。飽きないなぁ。卵買わなきゃ。

    あたしはメールを見て急いで買い物して、料理の前に洗濯をする。少しだけゆっくりして、煙草なんか吸って、大好きな人の帰りを心待ちにして料理する。

    たけちゃんはやっぱり急いで帰ってきて、ただいまのキスをする。

    2007-08-27 00:26:00
  • 79:

    麻衣

    出来上がったオムライスを見て嬉しそうに笑う。まるで子供みたいに無邪気に。心地良い笑顔で。「いただきます。」
    きっとご飯粒一つ残さずきれいに食べてくれる。

    やっぱまいちゃんの作るオムライスはうまいなぁ。一番好きやわ。

    2007-08-27 00:30:00
  • 80:

    麻衣

    それから…それから。


    思い出が溢れて苦しくなる。
    当たり前だった日常があたしを苦しめる。

    2007-08-27 00:32:00
  • 81:

    麻衣



    確かにあったもの。あれがあたしの毎日。あたしの全てだ。

    2007-08-27 00:34:00
  • 82:

    麻衣

    こんなのは嫌。こんなのは嫌だ。

    口に出してみてもそれは虚しく響くだけ。
    最愛の人にはもう二度ときっと二度と届かない。

    2007-08-27 00:37:00
  • 83:

    麻衣



    どれくらい泣いていただろう。どれだけ泣いてもあたしの涙は止まってはくれなかった。
    思い出達があたしを苦しめる。今でも鮮明に思い出せるたけちゃんの声が、仕草が、笑顔が、たけちゃんの存在があたしに重くのしかかる。

    2007-08-27 00:40:00
  • 84:

    名無しさん

    なんか全然話し進まんしダラダラ未練書いてるだけじゃない?言葉違うけど結局言いたい事おんなしで話し進んでないやん?

    2007-08-27 00:42:00
  • 85:

    麻衣

    そうかもしれません。失恋したときの感情を大事にしたかったので?
    話はこれから進みます。よかったらまた読んで下さい。

    2007-08-27 00:49:00
  • 86:

    名無しさん

    え?全然いいと思うよ?自分の小説なんやから気にせず好きに書きや??

    2007-08-27 01:48:00
  • 87:

    名無しさん

    ?

    2007-08-28 10:56:00
  • 88:

    名無しさん

    失恋って、なかなか前に進めないもんやん??振られた直後なんて、特にそうやん?めちゃくちゃわかるし、めちゃめちゃせつないし、めちゃめちゃ好きな小説です?頑張ってね?

    2007-08-28 16:57:00
  • 89:

    名無しさん

    読んで涙とまらなくなった?
    切ない?痛いくらいに気持ちわかる?

    がんばってください

    2007-08-28 18:16:00
  • 90:

    麻衣

    仕事忙しくて更新できずすいません。?私の小説はドロドロしてるかもしれないし、今は同じ所をいったりきたりしています?失恋したら私はこんな風になってしまうので?
    読んでくれる人がいてくれたらすごく嬉しいです?共感してもらえたら本当に嬉しい?頑張って完結します?

    2007-08-28 20:42:00
  • 91:

    麻衣

    泣くだけ泣いていたら少し疲れてしまった。
    しばらく動けないまま、あたしは自分に言い聞かせた。強くなろう。でも今は辛いの我慢するのは止めよう。
    また少し気持ちが楽になった。
    あたしは通い慣れた道をゆっくり帰った。もう誰も帰ってこない、だけどあたしの大好きな、たけちゃんの大好きだったあの部屋に。

    2007-08-28 20:48:00
  • 92:

    麻衣

    別れてから二週間が過ぎた。
    相変わらずあたしは携帯と毎晩睨みっこしている。たけちゃんの番号を画面に出しては、かけようか迷った。
    でもボタンが押せない。すごく声がききたくて限界だったけど、まだ現実と向き合いたくはなかった。
    声を聞いたらどうなるか想像がついたもの。たけちゃんはいつも通り優しくて変わらないように感じるだろう。
    でもやっぱり変わってしまっている。もう彼女じゃない。たけちゃんの態度の小さな変化を見てしまったら。例えばふとした時の口調が前と違ったら。あたしはきっとすごくショックを受ける。

    2007-08-28 20:55:00
  • 93:

    麻衣

    でも私はたけちゃんを諦めなかった。長年の夢だった板前になる!恋愛と板前、、両立は難しいだろう。でも私は頑張るんだ!憧れの幸太郎と付き合うために!でもそんなの関係ねぇ!板前関係ねぇ!幸ちゃん存在しねぇ!ちとしゃ〜てとぅ〜♪

    2007-08-28 21:05:00
  • 94:

    麻衣

    悲しいくらい自分の気持ちが分かる。
    嫌になるなぁ。もう少し若かったらもっと先を考えずに行動できたのかな。

    2007-08-28 21:08:00
  • 95:

    麻衣

    この頃から少しずつ休みの日も外に出て行くことが出来るようになった。もちろん毎週じゃない。ただ、たけちゃんと2人で出掛けた日曜日。あたしは何をしたらいいのか分からなかった。
    泣いていたらダメだからDVDでも見ようと思うのに、隣にたけちゃんがいないことがどうしても不思議で、慣れることが出来なくて結局泣いて過ごしてばかりいた。

    2007-08-28 21:12:00
  • 96:

    麻衣

    そして私は旅に出た。
    ちとしゃてと〜

    2007-08-28 21:16:00
  • 97:

    麻衣

    94は私ではないです

    2007-08-28 21:16:00
  • 98:

    麻衣

    どんなに笑ってたって本当はめっちゃ淋しいんよ。東京タワーだってあなたと見る通天閣にはかなわへんもん!!もうこっちこいやって言って!あー催促してしもたやないの!

    2007-08-28 21:22:00
  • 99:

    名無しさん

    ↑荒しいい加減にしぃや… 主さん迷惑してるんわからんのか
    主さん気にせず頑張ってください(;_;)

    2007-08-28 21:24:00
  • 100:

    名無しさん

    荒らしはダメ!!プンプン……………………………………………………………………………??

    2007-08-28 21:28:00
  • 101:

    名無しさん

    .

    2007-08-28 22:24:00
  • 102:

    名無しさん

    てかこうゆう女て未練がましいウザイだけの女。ネチネチ思ってても男は戻ってこんよ?やから飽きられるんよ?

    2007-08-29 03:54:00
  • 103:

    名無しさん

    ↑お願いやから空気読んで

    2007-08-29 18:24:00
  • 104:

    名無しさん

    主さんがんばって??

    2007-08-30 01:24:00
  • 105:

    名無しさん

    お願いやから空気よんで書いて

    2007-08-30 02:53:00
  • 106:

    名無しさん

    あげ

    2007-08-30 16:39:00
  • 107:

    名無しさん

    2007-08-30 22:55:00
  • 108:

    名無しさん

    2007-08-30 22:56:00
  • 109:

    名無しさん

    続き書いて〜
    完結頑張ってください

    2007-08-31 21:57:00
  • 110:

    名無しさん

    連絡ください。
    待ってます

    2007-09-08 00:39:00
  • 111:

    名無しさん

    完結してください。

    2007-09-14 15:59:00
  • 112:

    麻衣

    更新します。遅くなってすみません。

    2007-09-15 01:21:00
  • 113:

    麻衣

    泣いてばかりいるのは憂鬱ですごく疲れる。
    たけちゃんのことばかり考えるからやっぱりすぐ泣いてしまう。
    あたしは立ち止まってばかりいる。分かっていても涙はとまらなかった。そんな時、親友の亜紀が連絡のないあたしを心配して訪ねてきてくれた。久しぶりにみる亜紀の顔はすごく懐かしくてなんだか優しかった。
    亜紀はすぐにたけちゃんの荷物がないことにも、あたしの目が腫れてやつれていることにも気付いたみたいだった。けど、何も言わなかった。
    ただいつも通りだ。

    2007-09-15 01:30:00
  • 114:

    麻衣

    優しさが身にしみた。
    「たけちゃんと別れたよ。亜紀は気付いたと思うけど。振られちゃった。出て行ったの。」
    できるだけ重くない様に笑って報告した。あたしは全然大丈夫。もう平気だから。

    いつもの様につい強がる。さっきまで泣いていたくせに。

    2007-09-15 01:33:00
  • 115:

    麻衣

    知ってるよ。
    静かに亜紀は笑う。
    「あんたが別れたことも知ってたよ。たけちゃんが出て行ったことも。たけちゃんから電話もらったから。麻衣ちゃんを支えてあげて欲しい。時々顔見にいってあげてって電話きたよ。」

    2007-09-15 01:39:00
  • 116:

    麻衣

    たけちゃんが亜紀に電話?あたしと別れるから心配だから?

    変なの。どうして?どうしてそんなに優しいの?

    嫌いにもならせてくれないの?

    2007-09-15 01:41:00
  • 117:

    麻衣

    そんなのずるいよ。何でそんなことするの?

    あたしは気付くとまた泣いていた。亜紀に抱きしめられて。ただ泣いていた。

    たけちゃんらしい。きっとあたしが引きこもることも、強がって誰にも頼れないことも分かっていて、それでもやっぱり別れるって決めていたんだね。でも、別れた後の心配までしなくていいのに。そんなに優しくなくていいのに。

    2007-09-15 01:45:00
  • 118:

    麻衣

    あたしはやっぱりたけちゃんが好きだ。



    馬鹿見たいにすごく好きだ。こんなに今も泣けてしまうくらい好きだ。

    2007-09-15 01:47:00
  • 119:

    麻衣

    亜紀が帰った後、あたしはたけちゃんに電話をした。すごく迷った。手が震えて、電話したのに、たけちゃんが出なければいいとさえ思った。怖かった。だけどもう限界だった。
    声が聞きたくて。たけちゃんに会いたくて。限界だった。

    何コールしただろう?すごく長く感じた。
    「もしもし?麻衣ちゃん?」

    2007-09-15 01:52:00
  • 120:

    名無しさん


    2007-09-19 20:26:00
  • 121:

    名無しさん

    a

    2007-11-19 00:06:00
  • 122:

    名無しさん

    おもんな

    2007-11-19 08:16:00
  • 123:

    名無しさん

    がんばって

    2007-11-19 08:52:00
  • 124:

    名無しさん

    待ってるょ

    2007-11-20 08:48:00
  • 125:

    名無しさん

    かいてほしい

    2008-01-13 08:18:00
  • 126:

    名無しさん

    かいてほしい

    2008-01-13 08:18:00
  • 127:

    麻衣

    久しぶりに見たらあがっていてびっくりしました。荒らしもいたりして書くのやめたんですけどまだ読んでくれる人が居て嬉しいです?久しぶりに更新します?あげてくださった方ありがとうございます?

    2008-01-13 23:36:00
  • 128:

    麻衣

    聞きたくてたまらなかったたけちゃんの声だ。
    声をきいてほっとした。すぐにあたしだって分かってくれた…。メモリ消されてなかったんだ。本当は怖かった。誰?って言われるんじゃないか、着信拒否されていたらどうしよう。
    不安でいっぱいだった。

    ついこの間まで毎日電話できていたのに…。今は電話をかける、その一つの行動にいろんな不安がつきまとって、悲しくなる。

    2008-01-13 23:43:00
  • 129:

    麻衣

    「麻衣ちゃん?どうしたん?」
    優しいたけちゃんの声。あたしの名前を呼ぶ大好きな声。
    「ううん、元気かなぁって思って。あたしは元気。最近仕事も楽しいし、毎日充実してる。たけちゃんはどうかなってちょっと気になったから。」「ほんまかぁ。元気やで。毎日相変わらずやわぁ仕事も頑張ってんで。」他愛のない会話。さっきまで泣いてたくせに。強がってしまう。毎日充実なんてしてないくせに。あなたがいなくても全然平気だと嘘をつく。

    2008-01-13 23:49:00
  • 130:

    麻衣

    強がりなあたしをたけちゃんはよく見抜いて怒っていた。
    「麻衣ちゃんはすぐ強がって大丈夫。平気って口癖やからなぁ。俺にはすぐ分かるねんから、素直にしんどいって言ったらいいねんで?」

    今日のあたしの電話。精一杯のあたしの強がり。たけちゃんは気付かないのかな?それとも気付かない振り?前みたいに強がるなって優しく怒ってくれないかな。
    寂しいよ。

    2008-01-13 23:59:00
  • 131:

    名無しさん

    しんどいって言っても振ったくせに?
    たけチャンて最悪な奴やな。

    2008-01-14 02:08:00
  • 132:

    麻衣

    132さん?そうですねーやっぱり愛情なくなるとまたつきあってる時とは態度や言葉違ってきますもんね?仕事の合間に書いてます?今から少し寝るのでまた更新します?おやすみなさい?

    2008-01-14 02:16:00
  • 133:

    麻衣

    どれくらい話をしただろう。たけちゃんは思ったより全然普通で、笑い話をしてくれた。笑える気分ではないのに、たけちゃんの話を心から楽しんでいる自分と、あたしと別れても何も変わらない普段のままのたけちゃんにショックをうける自分と…。
    複雑で、悔しくて、悲しかった。
    「んなら、麻衣ちゃんも元気そうで安心したし、またな。」笑いながらたけちゃんが言う。
    「待って!今度暇な日ある?あたしもう全然割り切れたし、友達でいたいなって思ってる。ほら、付き合い長かったし、たけちゃんはあたしの理解者だし!笑 ご飯でも食べにいかない?あたし車出すし!」
    「……………。」

    2008-01-14 12:00:00
  • 134:

    麻衣

    静かな沈黙。電話を切りたくなかった。また会いたかった。どんな形でも「約束」をしたかった。
    また会える、連絡をとれるための約束。
    友達なんて冗談じゃない。こんなに好きなのに友達になんかなれない。だけど、それでもいい。
    あなたに会えるなら…

    2008-01-14 12:03:00
  • 135:

    麻衣

    たけちゃんはあたしの様子を伺っているようだった。…沈黙が続く。
    怖い…。
    「…。そやな!んなら飯行こか!酒飲みたいしな麻衣ちゃんの都合いい日教えて?」
    「…。明後日!明後日は土曜やし、たけちゃんゆっくりできるよね?あたしも次の日休みだし。」「んならまたメールするわな。明後日な!」

    2008-01-14 12:07:00
  • 136:

    麻衣

    あたしはあっけにとられていた。今何て?何ていったの?明後日また会えるの?
    昔、元カノの話を聞いたことがあった。もう会わない?…付き合いたての頃、毎日きいた。
    「俺は別れたらまず会わないことにしてるねん。別れたら他人や。そういう覚悟で別れようっていうてんねんから。」あたしはその言葉にあの頃は毎日満足した。酔っていた。今はあたしが大切にされてる。嬉しかったのを覚えている。
    だから当然のように断られると思っていた。無理やわ…会われへん…。たけちゃんがそう答えたらなんて言おう。一瞬で考えたのに。
    会えるんだ。たけちゃんに。

    2008-01-14 13:01:00
  • 137:

    麻衣

    電話の後自然に顔がにやけて鼻歌なんか歌った。明後日何きていこう?今日と明日は早く寝てパックしよう。
    淡い期待が胸をよぎった。


    今思えばあの時、あんなこといわなければ良かったかな。言わなければ違う2人の形があったかな?考えてもわからないの。だってあの時のあたしはああする事しかできなかった。もしタイムマシーンがあって、あの瞬間に戻れても、あたしは同じことをするだろう。だって今も、時間が経った今も、会いたいから。

    2008-01-14 13:06:00
  • 138:

    麻衣

    待ち合わせはいつもの駅。約束の「明後日」まで長い長い時間を待った。普段はあまり化粧なんてしないけど、少しでも可愛いって思われたくて何度も鏡をチェックした。
    ドキドキする。早くこないかな?ドキドキして体が震える。会いたくて、でももう少し。
    あなたはあたしに会うためにここに来てくれる。

    2008-01-14 13:10:00
  • 139:

    麻衣

    コンコン…
    車の窓ガラスを軽く叩き笑う。何も変わらない。
    たけちゃんだ……………平静を装うって決めたのに笑ってしまう。嬉しいもん。仕方ない。
    「遅なってごめんな。麻衣ちゃんちょっと痩せたんちゃう?どこいこか?何食べたい?酒飲むやろ?明日休みやんな?」
    何だかやたらとよく話すたけちゃん。少し緊張しているみたいだった。可愛くてまた笑った。

    2008-01-14 13:14:00
  • 140:

    麻衣

    散々どこにいくか迷ったけど、最終的にはいつもの居酒屋に行くことにした。2人で通った馴染みの場所。
    「生中2つ!」
    たけちゃんが店長の「おっちゃん」に声をかける。“しばらくみてなかったなぁー2人とも元気なんか?”おっちゃんに聞かれて2人で顔を見合わせて笑う。久しぶりの店。久しぶりの2人。ここは何も変わらない。
    あたし達が終わったことも知らない。

    2008-01-14 13:19:00
  • 141:

    麻衣

    その夜は楽しかった。夢みたいに。初めはよそよそしかった2人も、緊張が解けて以前のように話ができた。変わらない。


    だけどね、あたしは気付いてしまった。ううん、初めから気付いていたんだよ。だけど気付かないふりをしていた。
    あなたの携帯がよく鳴ること。あなたが携帯と時計ばかりを気にすること。

    2008-01-14 13:23:00
  • 142:

    麻衣

    違和感は確信に変わった。長い付き合いだったから分かるよ。悲しいけど嫌になるくらい分かる。
    そっか…。女がいる。たけちゃんはあたしではない誰かを気にして携帯を見てる。誰かが気になって、時計ばかり見てる。


    バカだなぁ。バレバレだよ。

    2008-01-14 13:26:00
  • 143:

    麻衣

    泣きたかったけど泣かなかった。泣いたらダメだって分かった。

    飲めないビールをひたすら飲んだ。たけちゃんが帰りたくて時計を気にするなら、帰るタイミングを失うくらい飲んだらいい。
    ズルいかもしれない。でもね、あたしだって必死だよ。まだ一緒に居たくて必死だよ。
    たけちゃんはびっくりしていた。完全に帰るタイミングを失ったみたいだった。一瞬、あたしを見つめるたけちゃんに、あたしの考え全てを見透かされている気がした。悲しい目であたしを見ていた気がする。

    2008-01-14 13:31:00
  • 144:

    名無しさん

    頑張ってください(>_

    2008-01-14 13:37:00
  • 145:

    麻衣

    「もう一件いこー!飲もう飲もう!」完全に酔っ払いのあたし。たけちゃんはほろ酔いで、でも冷静だ。
    「…悪いけど、今から用事あるねん。麻衣ちゃん代行呼ぶし、そんなんじゃ運転できひんやん?少し待っときな?」
    「何で?明日たけちゃん休みじゃん。飲もうよーあたしこんなに飲んだんだし、付き合ってよ。」「あかんねん、ほんまに用事が…」
    “嫌だ!”きづいたら叫んでいた。

    2008-01-14 13:38:00
  • 146:

    麻衣

    145さんありがとうございます?今からちょっと本当にドロドロしていきます?笑
    でも最後まで読んでくれたら嬉しいです??

    2008-01-14 13:40:00
  • 147:

    麻衣

    たけちゃんは急に怒鳴ったあたしに驚いていた。

    神様。あたしやっぱり昔と変わっていないかもしれません。でも、もういいですか?別れ話をされて、理由すら分からずにでも大人ぶって理解したような顔をしたあたしを、強がりばかりのあたしが、素直になることを許してくれますか?
    たけちゃんのバカ。あたしだってこれ以上は限界だよ…。

    2008-01-14 13:44:00
  • 148:

    麻衣

    一度怒鳴ると後はもう止まらなかった…
    「何なの?今からどこにいくわけ?ねぇ、答えてよ。携帯ばかり気にしてどうせ、他の女の所?あたしと別れた理由は女じゃないって言ったよね?それともすぐ好きな人ができたの?まだ別れて1ヶ月ちょっとで好きな人ができるの?そんなの変だよ。ならあたしと何で会ってくれたの?分からないからはっきり説明してよ!納得いくまで説明してよ!」
    最後は泣き叫ぶように、ひとりでひたすら話をした…。ひどいよ。たけちゃん。ずるいよ。たけちゃんのバカ。
    でも、好き。どうしようもなく。

    2008-01-14 13:50:00
  • 149:

    麻衣

    「麻衣ちゃんどうしたん?今日は友達として飲みにいくはずやったんちゃうん?おれはそのつもりで来てんで。それ以外の理由は何もない…。別れた理由は…。」
    口を濁すたけちゃん。腹がたった。確かに友達としてって言ったかもしれない。でもそんなことは口実でしかないんだよ?何で分からないの?昔だったらわかってくれたよね?あたしを何も分かってない。
    そんなに大人じゃないよ。

    2008-01-14 13:54:00
  • 150:

    麻衣

    本当のあたしは、泣き虫で寂しがり屋で、たけちゃんが思ってるみたいにクールな人間じゃないよ。冷めた人間じゃない。ひとりでは生きていけない…たけちゃんが居ないとダメなんだよ?完全に依存してるよ。心も体も…日常全てがたけちゃんのために存在してる。今もあなたに縛られてる。失いたくない、嫌われたくもない。でも何もせず黙っておくことはもう出来ない。他の人になんか渡したくない。
    そばにいてくれるなら何でもする。それがどんなに汚い手段であっても…

    2008-01-14 13:59:00
  • 151:

    麻衣

    また夜更新します??

    2008-01-14 14:00:00
  • 152:

    ゆず(145)

    いっぱい更新してくれてるっ?
    お疲れ様です(^ω^)
    夜の更新も楽しみにしてます?

    2008-01-14 15:01:00
  • 153:

    名無しさん

    結局なんで別れたんやった?
    話忘れてもたわ…

    2008-01-14 17:46:00
  • 154:

    麻衣

    ゆずさん???ありがとうございます??前に書いて荒らしにめげて書くのやめてたけど今も読んでくれてる人がいると嬉しい?完結させます??154さん、別れの理由は初めは好きじゃなくなった?です。長い間放置したら忘れますよね?すみません

    2008-01-14 21:02:00
  • 155:

    麻衣

    たけちゃんは戸惑って居るように見えた。こんなに感情的なあたしをみるのは初めてだったからだよね。でも、これも、これが本当のあたしだよ。
    「とりあえず車戻ろ?ちゃんと話しするし」完全に腫れ物に触るみたいにあたしをなだめて、それでも泣き喚くあたしの手をぎゅっと握った。
    こんな形でもう一度、手を握って欲しかったわけじゃない…。でも気持ちがすーっと落ち着いていくのを感じた。
    大きくてごつごつした、でも暖かいたけちゃんの手。

    2008-01-14 21:08:00
  • 156:

    麻衣

    少しだけ冷静になれた。ちゃんと話を聞きたいと思えた。ううん、話を聞かないともう耐えられない。例えそれが「あたし」ではない、違う人の話であっても。
    「きちんと説明して?」「分かった…。」
    たけちゃんがあたしと別れた理由。それはやっぱり好きな人が出来たからだった。分かっていても苦しそうに、切なそうに話すたけちゃんに息がつまる。
    あたしに本当のことを言えなかった理由。
    「俺が悪いねん。麻衣ちゃんといずれ結婚しようと思ってたのに、心変わりした。ほんまやで?結婚しようと思ってたのは…でも自分でも好きな奴ができたことに戸惑ってしまっててん。まいちゃと別れていいんかな?って迷いもあった…。でも一緒にいられないとハッキリ思ってん。でも、ほんまの理由はどうしても言えんかった…。」

    2008-01-14 21:19:00
  • 157:

    麻衣

    「付き合ってるの?その人と…。」
    一つ一つを苦しそうに話すたけちゃんを見ていたら、あたしは振られているのに、いたたまれなかった。
    たけちゃんが苦しむのはやっぱり嫌だ。あたし相当頭おかしいなぁ。たけちゃんのことになると、一瞬でこんなにもいろいろな気持ちになる…腹が立ったり、悲しかったり愛しかったり…

    「俺の片思いやで」

    2008-01-14 21:25:00
  • 158:

    麻衣

    片思い……。ショックだった。たけちゃんが?あたしではない人に片思い?あたしではない人に切なくなったり、愛しくなったり、悲しくなったり…好きになってもらう努力をするっていうこと?

    浮気をされていて、二股をかけていて。そんな最低な状況でも、そっちの方がマシだ、何百倍もマシだよ。

    あたしは一人、そう思っていた。

    2008-01-14 21:31:00
  • 159:

    麻衣

    こんな時はどう言ったらいいんだろう。どう答えるべきなんだろう。あの時のあたしにはもう分からなかった。
    微かに残ったプライドで「あっそ、あんたなんかもういらない!」って、潔くかっこよく言ってあげるべきなのかな?
    でも…だって、あたしだって、あたしだってたけちゃんが好き。離したくない離れたくない。

    2008-01-14 21:36:00
  • 160:

    麻衣

    「無理…別れてあげられない。」
    これがあたしの答えだった。
    「そんな、あたしそれじゃあ別れには納得いかない。そんなの嫌だ。あたしを嫌いになった訳じゃないんでしょ?その人もたけちゃんを好きなわけでもないんでしょ?なら側に居てよ…。」
    「それはできない。」
    即答するたけちゃん。

    2008-01-14 21:41:00
  • 161:

    麻衣

    あたしはもうめちゃめちゃだった。
    「もともと、たけちゃんの勝手な心変わりが原因なんだよ?それでどうしてあたしが苦しまないといけないの?片思いしてる?そんなの納得いかないよ。」
    「だからそれはほんまごめんな。」
    「謝るなら責任とって。あたしを好きじゃなくていい。あたしの気が済むまで側にいて。そのうち分かるから。きっと何気ない態度であたしをすきじゃないって分かる。そしたら諦めるから…。」もうただの子供だった。プライドも何もない。矛盾したことを相手に要求している…分かっていた。たけちゃんは悪くない。仕方のないこと…。頭では分かっても、あの時はどうしてもダメだった。ダメだったの。

    2008-01-14 21:49:00
  • 162:

    麻衣





    ごめんね。たけちゃん。

    2008-01-14 21:50:00
  • 163:

    麻衣

    話は平行線。それは出来ないと繰り返すたけちゃんに、無理…と意味のない理屈を並べるあたし。泣いて、怒って…また泣いて。
    たけちゃんは相当困って、怒りを抑えた顔をしていた。困らせたくない。このままじゃ嫌われる…。分かっていても引き下がれなかった。譲れなかった。
    「分かった。麻衣ちゃんらしくなくなってしまったのは俺のせいやんな。まいちゃんが気が済むまで一緒におる。ただ、これは言っとくで。俺は麻衣ちゃんを前みたいに好きになることは二度とない。こんな関係に意味があるとも思えない。それでもいいんやったら一緒おるわ。」

    2008-01-14 21:57:00
  • 164:

    麻衣



    「それでもいい…」

    2008-01-14 21:58:00
  • 165:

    麻衣

    たけちゃんとあたしは悲しい、意味のない、傷つけ合うだけの「契約」を結んだ。

    辛い毎日になる…そう思ったけど、安心したのも事実。
    たけちゃんと会い続けることができる。
    あの時はそう思った。

    2008-01-14 22:02:00
  • 166:

    麻衣

    眠くて限界なのでまた明日出来たら更新します?

    2008-01-14 22:04:00
  • 167:

    名無しさん

    頑張って

    2008-01-16 04:36:00
  • 168:

    ゆず

    頑張って(pv・`?q)

    2008-01-16 22:36:00
  • 169:

    名無しさん

    ?

    2008-01-17 17:28:00
  • 170:

    名無しさん

    あげ

    2008-01-17 19:08:00
  • 171:

    麻衣

    「契約」を交わした日、結局あたしは代行で家まで帰った。たけちゃんはきっと、好きな人に会いにいっただろう。でもそんなことは気にしないことにした。今まで通りたけちゃんとは会えるし連絡もとれる。
    完全な自己満足。それでもよかった。
    たけちゃんの好きな人。名前は琴子。たけちゃんは琴ちゃんと呼んでいた。職場によく出入りしている、取引先の人らしい。年はあたしより2歳上。見た目はまだ幼くて10代くらいに見えるらしい。みんなで何回か飲んだことがあるらしい。あたしと別れてからは時々2人で飲みに行く。でも、琴ちゃんには好きな人がいるからいつも相談に乗っている…
    「今日も相談にのる約束してんねん。だから行かなあかんわ…」
    辛そうなたけちゃん。可哀想だと心底思った。でも、世界で一番好きな男の好きな人の話なんか聞いて、それを話す男を可哀想だと心配する…あたしも相当可哀想だね。

    2008-01-18 00:06:00
  • 172:

    麻衣

    その日は不思議な程ぐっすり寝れた。朝起きた時の辛くて胸がギュッとして息がしにくい感覚も今日はない。毎日悩まされていた不眠症から解放された。たけちゃんはやっぱりすごいね。
    あなたの言葉や態度ひとつでこんなにもあたしを左右できる…………。

    たけちゃんはあたしの薬物だよ。

    2008-01-18 00:13:00
  • 173:

    名無しさん

    [壁]_-

    2008-01-18 01:09:00
  • 174:

    名無しさん

    ?

    2008-01-20 23:17:00
  • 175:

    名無しさん

    もう書かんでえーし。
    ネチネチひつこい。
    だからフラレルねん
    ほんま自己中女やなぁ。
    きもいし消えて。

    2008-01-21 00:36:00
  • 176:

    名無しさん

    麻衣さんのペースで頑張って下さい☆書き込み邪魔になるからもうしないけど、すごい文才!応援してます

    2008-01-21 04:31:00
  • 177:

    麻衣

    批判があることは覚悟の上で書いています。ネチネチしておもしろくないかもしれません。キモイのも承知です?不愉快にさせてしまい申し訳ないです?ただ、完結することは自分なりに意味があるので書きたいと思います。
    あげて下さった方ありがとうございます??

    2008-01-21 10:47:00
  • 178:

    麻衣

    数日後、あたしは亜紀を呼び出した。いつものファミレスでたけちゃんとの全てを話した。亜紀はしばらく黙って聞いていたけど静かに口を開いた。
    「あんたの気持ち分かる…でもたけちゃんが言ったこと正しいよ。そんな関係意味がない。自分が辛いだけじゃない?」
    正論すぎて耳が痛い。でも正論なんて聞きたくなかった。
    「分かってる…いつかやめるから…。」自分で決めたのに言い訳して、自分を認めてもらおうとしていた。
    分かってるから批判しないで…。勝手だけどそんな女だって思わないで。

    2008-01-21 10:53:00
  • 179:

    麻衣

    見栄っ張りだから、スラスラと言い訳をして、亜紀の不安そうな顔も無視して、あの時のあたしはただ、一つだけしかなかった。
    会い続けたい。あなたに嫌われるまで…。

    そんなあたしを心配して亜紀はいろいろな所へ連れ出してくれた。合コンにも何度も行った。たけちゃん以外興味はない。でもこんな状況から抜け出したい気持ちもあった。

    2008-01-21 10:57:00
  • 180:

    麻衣

    何回目だったかな。参加した合コンで竜に出逢った。彼はたけちゃんとは全く似ていない。見た目も価値観も話し方も。ただどことなく懐かしい感じがした。すぐに意気投合して、仲良くなるのに時間はかからなかった。連絡先を交換して、メールをする。遊びにいく約束をする。順調に手順を踏んでいる。だけど、それはただそれだけだ。
    竜の好意にも気付いていた。大事にされていると思えた。
    でもダメだよ…
    人をすきになることはこんなに難しかったかな?もっと簡単だった気がするよ。昔はもっと。

    2008-01-21 11:08:00
  • 181:

    麻衣

    たけちゃんとは定期的に飲みに行く。連絡も取り合う。でもそれ以上のことは一切何もなかった。手も繋いでくれない。
    もし体の関係が続いていたらこんなに好きで居続けることはなかったかもしれない。
    しっかり割り切る、けじめをつける人だからもっと、もっと惹かれたのかもしれない。
    でもあたしは好きだからやっぱり物足りない。
    もう一度抱かれたい。昔みたいに…

    2008-01-21 11:13:00
  • 182:

    麻衣

    たけちゃんと大喧嘩をした。それは何気なく、竜の話しをした時。
    琴ちゃんのことを自分からしつこく聞き出しておいて、まだ痛いくらい琴ちゃんを思っているたけちゃんを見てすごく腹が立った…勝手だけど悲しくて、少し対抗したかった。あたしも別にたけちゃんだけに会ってるわけじゃない。アピールしたかった
    たけちゃんは途端に不機嫌になった。
    「そんなんやったらもう会わんでいいんちゃう?そいつと会ったらいいやん」

    2008-01-21 11:18:00
  • 183:

    ゆず

    あげ?
    更新されててテンション上がった?

    2008-01-22 01:01:00
  • 184:

    麻衣

    ゆずちゃんいつもありがとう???励まされます???これからもよろしくです。??

    2008-01-22 11:45:00
  • 185:

    麻衣

    「なんで?」……。
    「忘れられないから俺を縛りつけてるんやんか。そんな奴おるならそっちに目むけろや!」
    口調が荒いたけちゃん。感情をむき出しで怒るたけちゃんを見て、怖い反面少し嬉しくもあった。きっと、早くあたしを切りたいんだなぁ。分かっていても、もうあたしのことで怒ることなんてないと思ってた。
    「ごめん。…でももう少し一緒にいたい。竜のことは好きとかそんなんじゃない…。」泣きながら言い訳をする。言い訳する必要はないって分かっていても。

    2008-01-22 11:51:00
  • 186:

    麻衣

    …びっくりした。気がつくと抱き締められていた。久しぶりに身近に感じたたけちゃんの匂い。
    「ごめん。俺が怒る理由なんてないやんな。でも何か複雑やねん。麻衣ちゃんを好きな訳じゃないのにな…。」
    何それ。ずるいよ。たけちゃんが抱き締めた理由は何?

    2008-01-22 12:00:00
  • 187:

    麻衣

    たけちゃんを抱きしめた。
    …唇が近づく。別れてから初めてキスをした。
    それは悲しいキス。気持ちがないって分かっていても。

    2008-01-22 12:03:00
  • 188:

    麻衣

    その日あたしはたけちゃんに抱かれた。
    久しぶりのエッチは悲しくて少し荒っぽい。あたしを見ていないことが痛いくらい分かった。あたしを抱きながらあたしを感じてはいない。
    あたしを通り越してきっとあなたは“琴チャン”を見ている。
    それでも構わなかった…もうどうにでもなっちゃえばいい。

    2008-01-22 12:07:00
  • 189:

    麻衣

    あたし達はあの日からどんどんおかしくなった。

    ねぇ、たけちゃん。あの時はまだ少しはあたしに気持ちがあった?今みたいにあたしを嫌ってはなかった?
    本当の理由が知りたいよ…。今更だけど。

    2008-01-22 12:09:00
  • 190:

    麻衣

    たけちゃんは何かが壊れたようにあたしを束縛し始めた。
    麻衣ちゃんを好きじゃないから!繰り返しながらもあたしを束縛する。
    竜と遊ぶと途端に不機嫌になる。だから機嫌を損ねないように気を付けた。大好きだったたけちゃんが、どんどん壊れていく…
    あたしは元カノ以下だ。今はただの都合のいい女。苦しい。粗雑な扱いに変わる。態度も言葉も…

    2008-01-22 12:16:00
  • 191:

    麻衣

    「どうしてあたしを束縛するの?だったらまたやり直して!」
    何度もぶつけた言葉。そのたびに拒否される。
    だけど離れられない……今のあたしを見たら亜紀は何ていうだろう?竜は?
    たけちゃんに確かに愛されていた頃のあたしは?幸せだった頃の2人は?何て言うだろう。

    2008-01-22 12:20:00
  • 192:

    麻衣

    壊れていった…。
    夜も眠れなくなった。別れた頃はきちんと行けていた仕事にも行けなくなった。一日中空想していることが多くなった。
    このままだとダメ…。だけど、だけど、もしかしたら…。
    戻れるかもしれない。淡い期待を捨てきれない。

    2008-01-22 12:24:00
  • 193:

    名無しさん

    たくさん共感することがあって、いつも読んでいます。
    気持ちすごくすごく分かります。
    つらいかもしれませんが、頑張って書いてください。
    応援しています。

    2008-01-22 15:08:00
  • 194:

    麻衣

    194さんありがとうございます???共感できるっていわれたら一番嬉しくて励みになります。頑張って書くのでまた感想ください???

    2008-01-23 00:38:00
  • 195:

    ゆず

    あげ?麻衣さんのペースで頑張ってください(^-^)
    めっちゃ自分と重ねて見てしまって泣きそうなる?

    2008-01-24 00:32:00
  • 196:

    名無しさん

    がんばってください??

    2008-01-24 06:29:00
  • 197:

    麻衣

    みなさんありがとーございます??仕事なので夜中更新できたらします?

    2008-01-24 20:04:00
  • 198:

    名無しさん

    ???

    2008-01-30 22:12:00
  • 199:

    名無しさん

    応援してます?めっちゃ入り込める?

    2008-01-31 17:21:00
  • 200:

    麻衣

    更新遅れてごめんなさい?よんでくださっている方ありがとうございます?????更新します?

    最近たけちゃんが琴ちゃんに会うペースは頻回になってきているみたいだった。たけちゃんは琴ちゃんに会うことを隠したりしない。堂々とメールや電話で琴ちゃんと会うことを伝えてくる。
    「今日琴ちゃんと飲み行くから」

    2008-02-02 19:40:00
  • 201:

    麻衣

    たけちゃんは罪悪感なんて感じる必要ないことも、あたしが怒る理由がないこともよく分かってる。でも…そんなに堂々と言わないで。
    「うん。わかったー」
    笑って返事をするあたしがこんなに辛いなんて、たけちゃんは思いもしないよね。
    分かっていた。あたしが無理言って一緒にいてもらってるだけ。でもだったらもう束縛なんてしないで。期待させないで…

    2008-02-02 20:24:00
  • 202:

    麻衣

    限界だなぁって思った。あたし自身がもう相当限界。なのに、離れられないのはどうしてかなぁ。大事にされていない。粗雑な扱いに一つ一つ傷つくのに。
    きっともう好きじゃないのかもしれないと思った。これはもう、あたしの執着。大切な大好きなたけちゃん。大事な人が離れることを受け入れられない。
    独りよがりの「執着」

    2008-02-02 20:28:00
  • 203:

    麻衣

    気付いたら竜に電話していた。最近はたけちゃんの束縛と、嫌われたくない一心で、竜とは連絡を取っていなかった。定期的にくる竜からのメールも返信していない。今更勝手だって分かっていたけど。
    一人でいたくなかった。「竜?今日空いてたら飲みにいかない?」
    竜は優しい声で迎えにいくわって笑った。
    涙が出た。勝手な自分。竜の優しさより何より、ひとりで過ごさなくてすむ…。たけちゃんが大好きな人と会っているこの瞬間、あたしも誰かと過ごせる。
    他人の気持ちなんて少しも考えていない。嫌な自分に吐き気がした。

    2008-02-02 20:33:00
  • 204:

    名無しさん

    めっちゃ共感できます。
    あたしも似たような失恋して今でも引きずってる。
    あの日を昨日の事のように鮮明によみがえらせれる
    そんな小説ですね。
    女の素直な良し悪しの感情が出てて。
    泣けてくる
    昨日別れたみたいに
    泣ける

    2008-02-03 00:52:00
  • 205:

    麻衣

    竜はすぐに来てくれた。「お前痩せたなー飯ちゃんと食べてるん?」
    「うん。食べてるよ!早く飲みいこっ」
    やつれてるあたしを見て竜は驚いていた。
    「お前鏡みてみ?」
    竜に言われてルームミラーで自分を見る。びっくりした。

    2008-02-03 11:22:00
  • 206:

    麻衣

    確かにあたしだけど、あたしじゃなかった。顔色は悪く、クマも出来ている。肌荒れもひどい。
    何より今にも泣き出しそうな顔をしている…。
    「酒より飯や!焼き肉いこ!麻衣、肉めっちゃ好きやん!」
    竜があたしの頭を優しくなでる。優しい言葉に泣きそうになる…でも泣かない。あたしは強いから。
    泣けない。情けなくて汚いから。

    2008-02-03 11:26:00
  • 207:

    麻衣

    焼き肉のいい匂い…食欲をそそるはずなのに、店に入った瞬間吐き気がした。不快な煙りにむせそうになる。だけど食べなくちゃ。
    無理して口に運ぶ。飲めないお酒をひたすら飲み続けた。できるだけ笑う。笑っていたら楽しくなるはずだもん。この瞬間に泣きたくはない。あたしだって楽しんでるんだよ?
    たけちゃん…あたし楽しいよ。だから琴ちゃんと今どこにいてどんな話をしてるかなんて、全然気にならないよ。
    携帯なんて見ないよ。連絡なんて待ってない。

    2008-02-03 11:31:00
  • 208:

    名無しさん

    初めから読んでます?
    めちゃ気持ちわかる?
    頑張って下さいね?

    2008-02-03 11:34:00
  • 209:

    麻衣

    「麻衣もう出よう。」
    竜は突然立ち上がって店を出ようとする。
    「何で?まだ食べれる」「もういいから…!!」竜があたしの手をつよく握り車に乗せた。竜は悲しい顔をしている。
    「何があったんか話してみ?麻衣を見ててしんどい。何でも聞くからゆっくりでいいから話して?大丈夫やから…」

    2008-02-03 11:38:00
  • 210:

    麻衣

    大丈夫?何が大丈夫なの?教えてよ。
    この瞬間にもたけちゃんは琴ちゃんに会ってるんだよ?何が大丈夫なの?「別に何もないって!急にどうしたの?竜変になっちゃったんじゃない?大丈夫?」
    笑って返す。強がって返す。竜に話したって仕方ないよ。だって話したら竜が何とかしてくれる?助けることなんか出来ないよ。たけちゃんしか救えない。
    「強がるなよ。」

    2008-02-03 11:44:00
  • 211:

    麻衣

    竜に強がるなって言われた瞬間に、涙が出た。たけちゃんがよく言っていた言葉。昔よく頭をなでながら言ってくれた言葉。あたしを安心させてくれた大切な大好きな言葉。
    もう止まらなかった……

    2008-02-03 11:47:00
  • 212:

    麻衣

    「あたしは…あたしは強がってなんかない。竜に一体何が分かるの?あたしはただ、強くなろうと必死なだけ!強くならなきゃいけないの。もうほっといて!」
    「…でも泣いてるやん」優しくあたしの頭をなでる竜。もうやめて欲しい。たけちゃんじゃないのにあたしに優しくしないで。
    「あたしは、まだたけちゃんが好きで好きでたまらないだけ。しつこくて気持ち悪くて汚くても、どうしようもなく好きなだけ!周りがいくらたけちゃんを悪く言っても、いい所たくさん知ってるのはあたしだけだから仕方ないじゃんか。嫌いになんかなれないから…自分でも分かってる…。」気付いたら、しゃくりあげて泣いていた。

    2008-02-03 11:55:00
  • 213:

    麻衣

    「何で…そんなに好きなん?麻衣も悪いけどそいつもはっきりせーへんだけやん」
    竜はあたしにハッキリ言った。もうたけちゃんはあたしを女として見てるって。愛情なんかない。彼女でもないんだって。ただの、その辺にいる女でしかないよって。

    分かってるよ…でもね、だってどうしたらいいの?

    2008-02-03 11:59:00
  • 214:

    麻衣

    思い出があるんだよ。だから期待してしまうのはいけないことかなぁ。
    一緒に毎日ご飯食べてお風呂に入った。毎日手をつないで寝た…あたしが寝返りするたび抱きしめてくれた。休みの日はいろいろなとこに行って、写真は楽しそうな2人しか写ってない。2人で住んでいた家。お揃いのピアスやスエット。
    「麻衣ちゃん愛してんで。ずっと一緒におってな。かわいくて大好きやで。全部受け止めるから強がったらあかんで。
    麻衣ちゃん愛してんで」
    確かにあった幸せは簡単に壊れてしまうの?ねぇ、竜どうして?人の気持ちは簡単に壊れるの?だったらあたしは何を信じたらいいの?教えてよ…

    2008-02-03 12:06:00
  • 215:

    麻衣

    「愛してんでって言ってたのに…。」
    号泣しながら竜に訴えた。あたしの何が悪かったんだろうって泣いた。別れてから初めて素直になった。きっと心が限界だった。


    でも言葉に出してしまったら余計に苦しいよ。だからあたしは素直になるのは嫌いなの。吐き出してしまったら、言葉はリアルになる。リアルになったら現実だって、嫌でも自覚してしまう。

    2008-02-03 12:10:00
  • 216:

    麻衣

    自覚してしまったら現実を受け入れるしかなくなってしまう。それはすごく勇気がいるし、悲しくて辛い。だからあたしはいつも強がるんだよ。

    竜はあたしが泣きやむまで黙って話を聞いていた。落ちつくまで黙ってそばにいてくれた。
    「ごめん。竜に言っても仕方ないのに。ごめん。情けないね…」

    2008-02-03 12:17:00
  • 217:

    麻衣

    竜は静かに話を切り出した。
    「麻衣の気持ちめっちゃ分かるで。失恋したらそんな風にみんな落ち込んだりするし…でも、自分は大事にしてあげな。麻衣今は全然可愛くないで。見た目も、それに表情も。俺や、亜紀はいつも麻衣を心配してる。次の恋にいけ!忘れろなんて言わんから…もう会ったらあかん。会いたくなったら友達頼ったらいいねん。そのために俺らおるんやで?今すぐは無理でも…いつかは離れなあかんねんで。」

    あたしはただ黙って聞いていた。泣き疲れて眩暈がしていたけど、竜の言葉は疲れた心に心地良く響いた。

    2008-02-03 12:28:00
  • 218:

    麻衣




    そろそろだなぁとは感じてた。でも勇気がなかった。
    だけどやっぱり、「今」なのかもしれない。

    2008-02-03 12:30:00
  • 219:

    麻衣

    あたしは決心した。
    もうたけちゃんから離れよう。きっとものすごく努力しないといけない…きっと何度も苦しくなるし泣きたくなる。
    だけど、もう離れよう。

    大好きな大好きなあなたのために。大切なあたし自身のために。

    2008-02-03 19:09:00
  • 220:

    麻衣

    その日の夜中、家に帰ってあたしはひたすらまた泣いた。2人で撮った捨てられなかった思い出達を眺めて泣いた。
    確かに愛されていた日々。今思うと、もう遠い昔の夢のような話。
    あたし、すごく幸せだったなぁ。あの頃が世界で一番幸せだった。
    その時、本当はずっと待っていた携帯がなった。たけちゃんからの着信。

    2008-02-03 19:14:00
  • 221:

    麻衣

    2人が好きだった、思い出の曲がなり響く。
    電話出たい……。声が聞きたい。だけどもう出れない。二度と声は聞けない。ううん、聞いたらいけない。耳を両手で塞いで音楽が鳴り止むのを待った。やっと切れたと思ったらすぐにまた鳴り始める。
    …何かあったのかな?
    電話には出ないって決めたのに。心が揺れる。

    2008-02-03 19:19:00
  • 222:

    麻衣

    「……もしもし?」
    たけちゃんのことになるとどうしてこんなに弱いんだろう。あたし意志弱すぎ。笑ってしまうくらい。
    「麻衣ちゃん?ちょっと話しあんねん。今日どっか出掛けてた?」
    「え。どうして?」
    質問に答えろや!…たけちゃんは声を荒げて怒っている。

    2008-02-03 19:22:00
  • 223:

    麻衣

    「出掛けてたよ…どうして?」怒っているたけちゃん。意味もなく怒られるあたし。どんどん歪んでしまう2人。
    「見たんや。男とおるところ。あれは絶対まいちゃんやったで。何やねんそんなんやったらもう俺につきまとうなや!もう俺なんて必要ないんちゃう?」一方的に怒鳴り散らすたけちゃん。
    またいつもの意味のない束縛。…。

    2008-02-03 19:27:00
  • 224:

    麻衣

    今が、最期かもしれない。これでもうおわらなきゃ。たけちゃんを、あたしを解放してあげなくちゃ。
    「そうだね。あたし今日一緒にいた人と付き合うことにした。たけちゃんを縛り付けていてごめんね。もうやめるから連絡も取らないよ。」
    「…本気で言ってるん?冗談じゃないん?」
    「本気だよ。だから今までごめん…。」

    2008-02-03 19:31:00
  • 225:

    麻衣

    …あの時は確かそんな風に言ったと思う。記憶が曖昧でよく覚えていないけど。たけちゃんは、あたしが居なくなるって思ったら急に取り乱して、今から会おう。話ししようって繰り返していた。だけど…あたしはそれを拒否した。嫌いになったからじゃない。ものすごく大好き。心から愛してるから。

    2008-02-03 19:36:00
  • 226:

    麻衣

    最後は散々だった。たけちゃんは怒り狂って、あたしを止めた。でも時々ふと冷静になって、ごめんなって謝っていた。

    たけちゃんの最後の言葉。今も時々思い出すよ。「麻衣ちゃん勝手やからもう二度と関わりたくないわ。…でもほんまに大好きやったで。ごめんな。麻衣ちゃん。」

    2008-02-03 19:40:00
  • 227:

    麻衣

    ………あの日から、あたしは毎日地獄みたいな日を過ごした。何度も何度も泣いて、何度電話しようと思ったかわからない。眠れない日々。たけちゃんがいない日常。
    慣れるのに必死の毎日。幸い、今もあたしがこうやって元気なのは亜紀や竜。職場の仲間。大切な家族があたしを支えてくれているから。
    大切なあなたを失った分、あたしは大事なことに気付いたよ。

    2008-02-03 19:45:00
  • 228:

    麻衣

    人って本当に弱いものだから、誰かの支えがないとうまく立って歩けないんだね。だから、みんな誰かに頼って毎日を一生懸命生きているんだね。



    大好きなたけちゃんへ。

    2008-02-03 19:48:00
  • 229:

    麻衣

    元気でいますか?恋愛はうまくいっていますか?仕事頑張ってる?
    あたしは毎日笑顔で過ごすようにしているよ。残念だけど、たけちゃん以上に好きになれる人。今はまだ見つかってないよ。時々、声が聞きたくて発作みたいに苦しくなるよ。でも最近、やっと少しずつ、あなたとの恋愛が終わったことに気付いてきたよ。ううん、受け入れることが出来てきたのかな?
    もう二度と会えなくてもあたしを嫌いでも構わない。ただ、どうか忘れないでいて下さい。
    こんなあたしでも、どうか忘れないで……。

    2008-02-03 19:53:00
  • 230:

    麻衣


    例えばあたしは。猫になりたい。気まぐれで気が強くて、いつもつんとしていてそれでいて甘え上手で。
    特定の場所を好まない望まない。凛とした猫になりたい。

    2008-02-03 19:56:00
  • 231:

    麻衣



    だけど、本当はまだ、大好きだよ。

    さよならたけちゃん。素敵な時間をありがとう。

    2008-02-03 19:58:00
  • 232:

    麻衣



    終わり。

    2008-02-03 19:59:00
  • 233:

    麻衣

    拙い文章でしたが完結することが出来ました。
    ドロドロしていて、途中不愉快な思いをした方もいたと思いますが、応援して下さった方のおかげで最後まで書くことができました。
    本当にありがとうございました。

    2008-02-03 20:01:00
  • 234:

    名無しさん

    205です☆
    これからもお互い思い出大切に前へ歩んでいきましょう!
    大好きな人の為自分の為に

    2008-02-03 21:23:00
  • 235:

    麻衣

    237さん?読んでくださってありがとうございました?落ち込むこともあるけれど前を見て歩いていきましょうね。幸せになること、祈ってます。

    2008-02-03 21:48:00
  • 236:

    かな

    こーゆう気持ちわかります。私も今の彼氏と別れたらこうなりそう…。だから失わないよーに頑張ります!お疲れさまでした!!

    2008-02-03 22:51:00
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