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1:
まい
2003/12/01...
寒い夜、あなたと出会い、私の人生は変わった。
━強くなれよ━
『あなた』の最後の言葉。2007-08-19 11:08:00 -
2:
まい
『さむっ・・・』
寒空の下、夜のコンビニ。一人缶コーヒーを手に取る。
『カフェオレでいっか。』まるで寂しさを紛らわすかのように、独り言を呟く…。
2007-08-19 11:14:00 -
3:
まい
「ぃらっしゃぁませ〜」
店員が面倒くさそうに言う。…―ピッ、ピッ、“今日も家で独りやし、DVDでも借りて帰ろっかなぁ…”
―ブィーン―
…入り口が開く、店員がまた、「ぃらっしゃぁませぇ」と、声をかける。
『あなた』と出会う。2007-08-19 11:26:00 -
4:
まい
あの時の『あなた』は少し不機嫌だったのかな…。
私との出会い、『あなた』は覚えてないって、少し照れ臭そうに言ってたね。私は、ずっと覚えてる。
ずっとずっと、
忘れないから。2007-08-19 11:31:00 -
5:
まい
“―あ、須藤先輩。”
「1760円になりまぁす。」『あ、ハイハイ。』
私は支払いを済ませて、すぐにコンビニを後にした。振り返り、ガラス越しにまた『あなた』を見て、私は家に帰った。2007-08-19 11:36:00 -
6:
まい
―…須藤先輩も、この辺の人なんかなぁ。
私はパンを頬張りながら、『あなた』の事を少し考えた。
須藤先輩とは、私の中学の先輩で、“怖い”で有名なヤンキーと呼ばれる人物。その辺私は、ヤンキーでもなく頭もよくない、“普通”の女の子であった。2007-08-19 11:42:00 -
7:
まい
普通の女の子…。でも私は、不登校であった。
━いじめ━が原因の、登校拒否をしていた。2007-08-19 11:46:00 -
8:
まい
母は毎晩仕事で、客の家に入り浸り状態であった。
父は昔に離婚していて、私は“独り”だった。
友達はもちろん居るわけもなく、私は毎日誰と話すこともない日々が続いていた…2007-08-19 11:50:00 -
9:
まい
いつものように、ポストに“お金”と“手紙”。
その“手紙”は母からのもの。
「うまく使うねんで、まい大好きやで。」
━その言葉━は私を悲しくさせるもので、私は毎日のように涙を流した。2007-08-19 11:54:00 -
10:
まい
…コンビニ行こっ。
さっき行ったばかりのコンビニを、また行く。
涙は外で流す方がいい、風が全て乾かしてくれるような、気がして。
すぐ近くの距離を、ゆっくり歩いて向かう。
私はあの時、『あなた』にまた、会いたかったのかな。2007-08-19 11:59:00 -
11:
まい
…―ザッ、ザッ、
コンビニへ近づく。
…あっ...須藤先輩や...『あなた』が居た。2007-08-19 12:04:00 -
12:
まい
…まだおってんや。暇人? 誰か待ってんかな?
須藤先輩も私をじっと見ている。
『…須藤、先輩..ですよね?』2007-08-19 12:07:00 -
13:
まい
―自分でもびっくりした。 何で言ったんだろう?
「何で知ってるん?」
須藤先輩は、不思議な顔で私を見た。
『えっ…いや、あのっ…』私は何故か困ってしまった。“怖い”と聞いていたからだろうか?それとも…2007-08-19 12:11:00 -
14:
まい
『すいません、○○中学の二年です!』少しびくびくしながら言う。
「すいませんって・・ははっ、そうやったんか。ごめんごめん。」須藤先輩は笑っていた。
『いいえ!では、失礼します!』しゃきりながらコンビニに入る。2007-08-19 12:17:00 -
15:
まい
…どうしよ、コイツ誰って感じやんなぁ。てか、またコンビニきてる!って思われてるかも...
何故か私は不安で、また何を買えばいいのか悩んでいた。
―缶コーヒーでいっか。2007-08-19 12:20:00 -
16:
まい
結局また缶コーヒーだけを買い、コンビニを出る。
―ハァ・・・下を向く。
家に帰りたくないなっ。 誰もおらんけど…
「おい、二年。」
━━須藤先輩が前に居た。2007-08-19 12:25:00 -
17:
まい
あの時私に
声をかけてくれて
本当に
本当にありがとう。
2007-08-19 12:29:00 -
18:
まい
略、なし。
2007-08-19 12:29:00 -
19:
まい
『はい・・・・?』
「名前は?」
『浜田、浜田まいです』
「そっか、座りや。」
━何で?2007-08-19 12:33:00 -
20:
まい
不思議に思いながらも、私は少し離れて隣に座った。「家この辺か?」彼が言う。『はい、すぐそこで…』指差しながら私が話す。
それからしばらく二人は、たわいもない話をした。
少しして、『あなた』は言った。2007-08-19 12:38:00 -
21:
まい
━さっき、泣いてた?━
否定すればよかった。“いえ、泣いてませんよ”って、言えばよかった。でも言う前に、涙があふれてきてた。まるで何かが弾けたように。
「ちょ!ちょちょ…」彼は困って、あたふたしていた。2007-08-19 12:42:00 -
22:
まい
『す、すいませ…』私は慌てて涙を拭く。
「ええよ、泣けやっ」彼は優しく笑ってみせた。
―…だから私も、もう、泣くのをやめた。初めて話したのに泣いてしまった、それなのに、優しくしてくれた。
彼は理由を聞かなかった。しばらく二人は話し込んだ。2007-08-19 12:48:00 -
23:
まい
「明日も来いや、ココ。」彼が笑顔で私に言う。
―もう帰るんかぁ・・・・・『はい!じゃ、二時に?』「おう!二時やな!」
彼が何故来いと言ったのか、理由は分からないけど、きっと、泣いてた私の何かを気付いてくれた…私はそう、思っていた。2007-08-19 12:54:00 -
24:
まい
今、私は、
『あなた』の小説を
書いてます。
『あなた』は
―見ていますか?2007-08-19 12:57:00 -
25:
まい
家に帰って、須藤先輩の事ばかり考えた…。
―‥みんなが思ってるより全然優しいやん‥―
少し胸が熱くなって、きっと一目惚れしていたんだろう。
早く明日になって…2007-08-20 08:23:00 -
26:
まい
―そして、次の日。
私はいつもより早くコンビニへ行った。
―“今日も寒いなぁ。あ、須藤先輩も缶コーヒー飲むかなぁ?…飲まれへんかったら迷惑やし…。てかジャージできもくないかなぁ?気合い入れてたら変やしなぁ。”
頭の中は先輩でいっぱい!2007-08-20 08:28:00 -
27:
まい
“よし、時間や。”
コンビニの外へ出る―。
━‥来た。
須藤先輩はポケットに手を入れて、マフラーで口を隠し真っ赤な鼻をしていた。2007-08-20 08:30:00 -
28:
まい
「おう、まい。」
━‥ドキッ。
目を細めて彼が言う。笑ってるのか、口が隠れて分からない。
呼び捨てにドキドキしながら、缶コーヒーを渡す。
「おっ、サーンキュ。やっぱカフェオレがええよな」 『そうですよね!』2007-08-20 08:35:00 -
29:
まい
「‥フッ、敬語やめようや。」―彼が少し鼻で笑って言う。 『でも‥』 「いいって!仲良くやろや。」 『―…じゃあ、オッケー★』
二人でいつもの場所、駐車場の石の上。寒くて足の指の感覚はない。―でも、それでもよかった。2007-08-20 08:40:00 -
30:
まい
「―お前さ、親心配しやんのか?」急に彼が、心配そうに私に言う。
『…えっ?』少し戸惑いながらも、『大丈夫やで。』と私は言った。
「お前もほったらかしっ子か?!」…“ハァ?ほったらかしっ子?”
私はクスクス笑ってしまった。2007-08-20 08:45:00 -
31:
まい
「何笑ってんねん!ハハ…、俺の連れもほったらかしっ子おるからさ。」彼は少し寂しそうに笑った。
『…須藤先輩も?』私が聞くと彼は、
「いや、俺は違うよ。片親やけど、うるさくて良いオカンやから。」照れ臭そうに言った。
『いいなぁ…。』
―‥少し沈黙が続く。2007-08-20 08:51:00 -
32:
まい
━「寂しいか?」彼が私に聞く。『あんまり…』嘘なのか、慣れていて本当なのか…私にも分からない。
「…よし、じゃあ毎日ココで会おうか!嫌か?」彼が笑顔で私に言った。
『…うん!』私は彼より笑顔で、そう答えた。2007-08-20 08:55:00 -
33:
まい
そしてしばらくして、私たちは家に帰った。
‥帰りぎわに、彼が言った。━明日学校来いよっ。━不登校の話はしていない、なのに彼に、そう言われた。“知ってる”のかもしれない。私は何も答えずに、━また明日━と言った…。2007-08-20 08:59:00 -
34:
まい
―‥次の日。
昼前に起きて、少し迷ったが、私は学校へ行かなかった。
“もう今さら、学校に行かれへん。みんなの反応が怖いし…”
毎日暇を持て余していても、行く勇気がちっともなかった。2007-08-20 09:03:00 -
35:
まい
夜の二時になり、私はまたコンビニへ向かう。
“怒ってもう来やんかな”少し心配しながら、コンビニへ向かう。
今日で三回目だって言うのに、彼に携帯番号を聞かれていない。お互い携帯を持っているのに…私には聞く勇気がなかった。
2007-08-20 09:07:00 -
36:
まい
―‥ザッ、ザッ、
「おーい!遅いぞっ!」彼が先に、いつもの場所に居た。『ごめんごめん!』
まるで恋人同士の待ち合わせのようだ。
“―‥そういや、彼女おるんかな…”そんな話も全くしていない。2007-08-20 09:11:00 -
37:
まい
「冗談冗談…お前、今日学校来てた?」『えっ…』 少し戸惑ってしまった。
「いや、今日行かれへんかってさぁ!寝坊…」申し訳なさそうに、彼が言う。
『えぇ!うち行ったよ!』 …とっさの嘘。
「そっかそっか…本間か…ごめんやで!」
彼が笑って言った。2007-08-20 09:16:00 -
38:
まい
“ごめんなさい…”
心の中で、そう思った。
そしていつものように、たわいもない話をする。二人で寒い寒いと言いながら、話は尽きなかった。
…━そして、彼が言った。2007-08-20 09:19:00 -
39:
まい
「…あのさ、何で学校こやんの?」
━『えっ・・・・・。』
「…いや、あれ、嘘。昨日行かれへんかったって。かまかけて、ごめんな?」
━嘘…?どうしよ…。
私は黙り込んでしまった。2007-08-20 09:23:00 -
40:
まい
━…しばらくの沈黙。そして、私は言った。
『うちも、嘘ついてごめんなさい…。』―それだけ。「…うん、おあいこやな。で、何で来やんねん。お前別に、スレてるわけでもなさそうやし…」
『なんか、面倒くさい。』
これが精一杯だった。2007-08-20 09:29:00 -
41:
まい
「…ほんまかっ。」―また沈黙になってしまった。
“―イジメラレテマス―なんて、言えるわけない。”
彼に嫌われたくなかった。絶対に、言いたくなかった。2007-08-20 09:36:00 -
42:
まい
―「…送るわ。」
彼が言った…。“ん?送る?”いつもココで、バイバイなのに、そう言われた。
『いや、近いし…』「ええって!送ったるから!」
―急に言われた言葉に、少し寂しかったけど、すごく嬉しかった。2007-08-20 09:41:00 -
43:
まい
「よし、乗れ!」彼が自転車にまたがり、私に言う。少し照れながらも、私は後ろに乗った。
―夜の道を二人乗り、風が肌に刺して少し痛い。私は黙って、下を向いていた。 「おーい、道言えよ。」彼が少し後ろを向く。
━ドキッ。また胸が鳴る。『次の角、右のマンション。』
「近いなぁ!つか、まじ寒いなぁ〜」
『うん・・・・・』ずっと後ろに居たかった。2007-08-20 09:49:00 -
44:
まい
━キキィ‥。
マンションに着く。私は後ろから降り、『ありがとう!』と元気よく言った。
「おう、明日!明日迎えにくるからさ、番号教えとけよ!」
“えっ…”戸惑いながらも嬉しくて、番号を教えた。「起きたら電話するわ。」『はいっ!』私はまた、元気よく答えた。2007-08-20 09:55:00 -
45:
まい
「じゃ、おやすみ!夜行性★」彼は意地悪そうに笑って、また元の道を戻っていく。
『そっちも!』手を振りながら、マンションへ入って行った…。
━ドキドキ‥━部屋に戻ってからも、思い出し笑いをしながらニヤリとした。
―明日もまた、会える―私は携帯を手に持ちながら、眠ってしまった‥2007-08-20 10:00:00 -
46:
まい
―〜♪♪♪着信音が鳴り響く。『眠ぅ…誰っ…』
画面には“須藤先輩”と表示されていた。慌てて電話を取る。
『…ハイ!』「おう、おはようさん。」『え…!まだ朝なん?』「当たり前じゃあ。このヤンキー娘が。ハハッ…」
“え…もしかして、迎えに来るって、学校行くとかちゃうん…!”
━「学校行くぞっ」予想はバッチリ当たった。2007-08-20 10:07:00 -
47:
まい
『…でも、今日は・・・・・』「もう下おるからな!」彼はそう言って、電話を切った。
“ハァ!?もう…どうしよ…”私はテンパりながら、タンスや押し入れを開けて制服を探した。
不登校になって約半年…“もういらない”そう思って制服はタンスに放り投げた。
母は私に何も言わなかった。きっと…気付いてなかったんだろう…きっと…2007-08-20 10:13:00 -
48:
まい
制服に着替え終わり、私は玄関に向かい、立ち止まった…。
“行きたくない”そこから動けずにいた。
―ピンポーン♪チャイムが鳴る。
「おーい!まい〜?」外から彼の声がした。2007-08-20 10:18:00 -
49:
まい
―慌ててドアを開けた。
『須藤先輩!何で部屋分かったん!?』「いやいや…浜田さんが遅いからですよっ」彼はいたずらっ子のように笑った。
『あぁ…表札。』私もつられて笑った。
「行くぞっ!」彼にそう言われて、不安を抱えながらも外へ出た…2007-08-20 10:25:00 -
50:
まい
彼は自転車にまたがり、また「乗れよ!」って言った。私は黙って乗りながらも、恐怖と不安で仕方なかった。
―でも、バレたくない。
彼とおかしな話をしながら、胸が張り裂けそうになっていた。
━ドキドキ‥━昨日と同じように胸が鳴る。でも、昨日とは違う、何か、この後の恐怖を予言しているような胸の音が・・・・・2007-08-20 10:30:00 -
51:
まい
「よし、着いたっと‥。」彼が学校の隣に自転車を停めた。
『・・・・・』黙って後ろから降りる。「…あの、昼休み行くわ!何組?」
“えぇ!?困る…”もし彼に見られたら…そんな不安を感じた。
『・・・友達びっくりするから!須藤先輩がうちんとこ来たりしたら…』
―友達なんていない。2007-08-20 10:36:00 -
52:
まい
「…そっか。俺ってそんなにビビられてる?」彼は笑顔で言ったけど、傷つけてしまったのかもしれない… 『ごめんなさい』
「いや、ええって!じゃあ、終わったらまた、ココ集合な!」
『え?うん・・・★』
素直にすごく嬉しかった。昼休み来るって言われた事も、また一緒に帰れる事も…。彼女じゃないけど、彼女のような気分になった。2007-08-20 10:41:00 -
53:
まい
「『じゃあ・・・』」
そう言って二人は別れた。教室へ行く足取りが重い…“怖い”そんな恐怖で胸が鳴りながらも、私は教室のドアを開けた。
―‥ガラッ
・・・みんなが私に注目する。“見るな”そう思った。もう授業が始まっていて、私は席に着いた。2007-08-20 10:47:00 -
54:
まい
私は心臓が裂けそうなくらい、動悸が激しかった。
“怖い‥怖い‥”そう思っていると、携帯のバイブが鳴った。
“ショートメール受信”須藤先輩からだった。
?『送ってこい★koji.・・・@』私はすぐに送った。
?『まいやで〜』メールがきて、少しホッとした。2007-08-20 10:54:00 -
55:
まい
―‥キーンコーンカーンコーン
━授業が終わった。私は携帯をいじって、下を向いていた。“帰りたい”そう、何度も思った。
━まーいちゃんっ♪━
“あの女”の、声がした。2007-08-20 10:58:00 -
56:
まい
―私が上を向く。
久しぶりに見る“あの女”は、前にも増して更に派手になっていた。
“あの女”の周りには三人の懐かしい顔ぶれ。
━かつては、私もこの中の、一人だった。2007-08-20 11:01:00 -
57:
まい
「久しぶりやんけっ♪元気してたみたいやなぁ〜。もう来んでよかったのにぃ…クスクス‥」“あの女”が嫌みったらしく言う。
「おい、お前何無視しとんじゃコラ。」“あの女”が私の髪を掴み、自分に顔を向ける。
“痛っ・・・”黙って私は“あの女”を睨んだ。2007-08-20 11:07:00 -
58:
まい
「トイレ行こっか★」「行く行く〜♪」
私は“あの女”たちに引っ張られて、トイレへと向かう。
━その時、「リサ!」と、声がした。…“あの女”の名前、リサ。2007-08-20 11:12:00 -
59:
まい
━その声の主は、
須藤先輩だった・・・・・
2007-08-20 11:14:00 -
60:
名無しさん
頑張ってなぁ★
書き方うまいし楽しみにしてるよ。2007-08-20 11:14:00 -
61:
まい
―「コージぃ★」
心臓が、止まったような気がした。帰りたいと思ったが、体が動かない。2007-08-20 11:18:00 -
62:
まい
60サンありがとう!嬉しい?
2007-08-20 11:19:00 -
63:
まい
「あれ?まいと友達なん?」須藤先輩が言う。
「えぇ?何で知ってんのぉ〜!!!」食い入るように、リサたちは須藤先輩を囲んだ。
「何でってぇ…なっ★」須藤先輩は、私を見て、そう言った。
“やめて…早く消えて…”『・・・・・・』黙って下を向く。2007-08-20 11:25:00 -
64:
まい
―「…付き合ってんの?」リサが人相を変えて私に言う。
『全然そんなんじゃない!ただの先輩やし!!』私は慌ててそう答えた。
「ふ〜ん…そうなんっ?」次は須藤先輩に聞く…
━ないない━
…そう答えられて、何故か胸が痛くなった。“そりゃそうや”そう思いながらも、涙が出そうになった。2007-08-20 11:31:00 -
65:
名無しさん
気になります!!
2007-08-20 11:34:00 -
66:
まい
「二回言わんでもっ!ハハ‥てゆーかリサの‘親友’やねんからぁ〜…なぁ★まいっ?」
“あり得ない”そう思いながらも、『うん』とうなずいた。
━むしろ報われた。
“いじめてる”と言われるより、“親友”と言われて、ホッとしてしまった。
須藤先輩が好きじゃなくても、私は須藤先輩が、好きだった…2007-08-20 11:39:00 -
67:
まい
―だから、リサの嘘に嘘を重ねて、『うん』と言ったんだろう。
「そうなんか!じゃあコイツ学校行くように、リサからも言うたってや★」須藤先輩がリサに笑顔で言う。 「は〜い♪」リサたちみんなが返事をした。
“行かん理由がコイツらって分かったら、びっくりするやろな…”
―「んじゃあ、まい、また“メール送る”わ。」須藤先輩はそう言って、この場から立ち去った・・・・・2007-08-20 11:47:00 -
68:
まい
「おい、調子のんなよ。誰がお前なんか親友やねん。ハハッ」
リサはまるで別人のように、私を見て笑った。
“分かってる”心の中で思いながらも、私は黙って下を向くばかりだった。2007-08-20 11:50:00 -
69:
まい
「続きしよか」リカがそう言って、私たちはトイレへ向かった…。
トイレへ入ると壁に行かされた。お腹を殴られ、足を蹴られ、“痛くない”と思えば嘘になるが、私は黙ってやられるがまま。
―私は弱い人間。2007-08-20 11:55:00 -
70:
まい
殴っているリサたちは、すごく楽しそうだった。
ヒドイ事をすればするほど“すごい”と思われる…。みんなのテンションが上がって、更にヒドさは増す。 「痛いんか〜?!」
そう言って殴るみんなに、“心配”してくれてるようにすら、感じた。
━〜♪♪♪携帯のバイブが鳴る…。2007-08-20 12:00:00 -
71:
まい
“ヤバイ”そう思ったのもつかの間、携帯をリサに取り上げられた。
『やめて!!』必死になり叫んだ。周りに押さえ付けられ、地面に顔を打ち付けられた。
「ん〜何何?・・・・・」リサがメールを見ている事は、すぐに分かった。
「ばいば〜い★」2007-08-20 12:06:00 -
72:
まい
リサがそう言うと、
━ポチャ‥
携帯が水に落ちる音が聞こえた。2007-08-20 12:07:00 -
73:
まい
“メール・・・・”私は水没したであろう携帯より、メールの内容が気になった。
「まい〜?メール何てきたと思う〜?」
『・・・・・・・』
「リサとの仲取り持ってやってぇ♪」2007-08-20 12:11:00 -
74:
まい
“メール・・・・”私は水没したであろう携帯より、メールの内容が気になった。
「まい〜?メール何てきたと思う〜?」
『・・・・・・・』
「リサとの仲取り持ってやってぇ♪」2007-08-20 12:12:00 -
75:
まい
連書きすいません。
2007-08-20 12:13:00 -
76:
まい
『・・・・・・・・』
「残念やったなぁ。あんた好きなんやろ?」
『…好き違う。』
「嘘つくなや!!親友って言うたら“うん”とかホザいとったくせに!好きちゃうかったらそんな嘘つかんわボケ!コラ!」
そう言いながら私を踏んづけた。2007-08-20 12:17:00 -
77:
まい
『ッ・・・・・』
リサには何もかもお見通しだった。“須藤先輩は、リサが好きなんや…”私は涙をこらえて、チャイムが鳴るのを待った。
―キーンコーンカーンコーン‥
授業一時間丸々、私はトイレで殴られ続けた。2007-08-20 12:21:00 -
78:
まい
「リサ、次体育。」周りの一人がそう言って、いじめは終わった。
―バタバタ‥
みんなが走り去って、誰か生徒がトイレに入って来る。みんな、“見て見ぬ振り”リサはみんなからビビられていたから、これも全て、“当たり前”だった。2007-08-20 12:25:00 -
79:
まい
―起き上がり、携帯を見に便器へ向かう。
“やっぱり‥”濡れた携帯を手に取り、潰れている事を確認する。
“帰ろ”私は学校から立ち去った。2007-08-20 12:31:00 -
80:
まい
―‥ザッ、ザッ、
帰り道、ふと、涙が溢れ出た。
こんなに“弱い自分”に、イライラする。
初めて“好き”と思えた人は、私の“大嫌い”な奴が“好き”。2007-08-20 12:34:00 -
81:
まい
『うっ・・・っ・・』
涙は止まらなくて、同時にもう、“須藤先輩とは会えない”そう思った。
会えばまた、好きになる。殴られた痛みより、リサの口から聞いたメールの方が、よっぽど胸が痛かった。あんな女のどこが・・・・悔しくて涙が出た。2007-08-20 12:39:00 -
82:
まい
2007-08-20 12:41:00 -
83:
まい
―それから数日、私は完全に家に引きこもった。
コンビニへも行かず、毎日スーパーに行くようになり、何故か無性に母に会いたくなった。2007-08-20 12:44:00 -
84:
まい
そう思ったところで、母が帰ってくるわけもない。
もう誰にも会いたくない。
━…そう思っていても、須藤先輩に会いたいと思う自分がいた。2007-08-20 12:46:00 -
85:
まい
―“…今日、コンビニ行こっかなぁ。でも、おらんかったらなぁ…”
毎日毎日、二時になると考えた。
もうすぐ、二時になる。2007-08-20 12:49:00 -
86:
まい
―ピンポーン。
チャイムが鳴った。2007-08-20 12:50:00 -
87:
まい
“…須藤先輩?・・・・いや、まさかなっ”
『ハイ。』
そう言って扉を開いた。2007-08-20 12:52:00 -
88:
まい
略)
そう言って、扉を開いた。2007-08-20 12:53:00 -
89:
まい
「ヤッホ★」
目の前にいたのは、
リサたちだった。2007-08-20 12:55:00 -
90:
まい
『・・・・・・・』須藤先輩なわけないか…そう思いながらも、少し“期待”していた。
「コージと連絡取ってん?」“・・・・・・・コージって…須藤先輩のことか…”
『…取ってない。』
「あぁ!携帯水ポチャしたもんなぁ★ハハッ」
『・・・・・・・・』2007-08-20 13:00:00 -
91:
まい
「いやさぁ、“ウチら”付き合ったからぁ★報告!」
“・・・・・ウチラ?”
「だから、コージに今後一切、関わらんとってな!裏切ったら・・・分かってるやろな?」
“・・・・・そうなんや”
「そんだけ♪じゃあっ」2007-08-20 13:05:00 -
92:
まい
リサは一方的に話し、黙っている私をクスクス笑って立ち去った。
分かっていたのに、すごくショックを受けた。2007-08-20 13:07:00 -
93:
まい
―‥ザッ、ザッ、
気がつけば、コンビニへと向かっていた。
泣いてるときの、いつもの癖なのか、
リサに殴られるのを覚悟で、須藤先輩に会いたいのか・・・・・2007-08-20 13:10:00 -
94:
まい
―コンビニが見える、誰もいない。
分かっていたのに、勝手に期待して裏切られたような気分になった。
━決して好きと言われたわけじゃない。ただ、須藤先輩の言葉に舞い上がってしまった。 相手もきっと自分を・・・・・そんな勘違いをしていた。2007-08-20 13:15:00 -
95:
まい
―“缶コーヒー…カフェオレでいっか。”
寒さで指がかじかんで、缶コーヒーを持ち暖めた。…カフェオレを見ると須藤先輩を思い出す。
また自然と涙が流れた。2007-08-20 13:19:00 -
96:
まい
―「ありがとうござぃましたぁ」
いつもの店員が言う。私は須藤先輩と話した場所に座った。
『…、寒っ』缶コーヒーを手に、須藤先輩を想った。あの時、独りぼっちで淋しかった私と居てくれた。 本当に嬉しかった。2007-08-20 13:25:00 -
97:
まい
―ザッ、ザッ、
「また泣いてんの?」
━須藤先輩がいた。2007-08-20 13:27:00 -
98:
まい
『えっ・・・・・』
“…会えた。”
「何で泣いてんねん」
もう涙が止まらなくなった。2007-08-20 13:31:00 -
99:
まい
略)もう涙が止まらなくなった。
2007-08-20 13:32:00 -
100:
まい
「よしよし」そう言って須藤先輩は私の体を抱き寄せた。
余計に涙は止まらなくなり、リサのことを考えながらも須藤先輩の胸を借りた。
「━俺の女なるか?」
須藤先輩が言った。2007-08-20 13:36:00 -
101:
まい
『ぇっ・・・・・』びっくりしながらも、すごく恥ずかしくなり須藤先輩から離れた。
同時に、リサと付き合ってるのにそんな事を言える須藤先輩に腹が立った。
『何考えて・・・・』私はすぐに感付いた。ハメられてる。須藤先輩とリサに、私はからかわれているんだと。2007-08-20 13:39:00 -
102:
まい
“リサのやりそうな事や”
『最低!お前ら人間のクズや!人の気持ち考えろ!』 私は泣き叫び、須藤先輩を突飛ばした。
「ハァ?!お前らって何やねん!」私の両腕を掴み、須藤先輩はそう言った。2007-08-20 13:43:00 -
103:
まい
―‥私は、よっぽど人間不審だったのだろうか。大好きな人さえ、信用できなかった。そして、大嫌いな奴の言っている事を、信用していたバカだった。
2007-08-20 13:46:00 -
104:
まい
全て誤解であり、リサのドツボにハマっていた―。
メールの内容は、『全然そんなんじゃないって失礼やな!さっきは“ないない”とか言ったけど、その反対って言ったらどうする?』―だったらしい。
それから電源も切れていたので、コンビニに毎日来ていた…との事。2007-08-20 13:54:00 -
105:
まい
―フラれたと思い、家に行くのも迷惑だと思っていた。リサには「まいと連絡取ってる?」と聞かれて、「取ってない」としか話していない。―
私は何度も何度もあやまって、「気にすんな、しゃあない」と言ってくれた。2007-08-20 13:57:00 -
106:
まい
そして私は、いじめられている事を正直に話した。
━辛かったな━
そう言われて、また泣いた。2007-08-20 13:59:00 -
107:
まい
―そして、私たちは恋人になった―
相変わらず学校へは行かずにいたけど、それでも須藤先輩は優しいままだった。
「ゆっくりでええよ」そう言ってくれた。2007-08-20 14:03:00 -
108:
まい
しばらくして、コンビニではなく私の家に須藤先輩が来るようになった。
「なぁ、まい」『んー?』「そろそろ須藤先輩って、やめよか。」『…何で?』「もうじき付き合って3ヶ月やで?」『うん。確かに…じゃあ卒業したら!!』
そう、もう卒業だ。2007-08-20 14:09:00 -
109:
まい
特に学校で会っていたわけではないので、卒業に関しては何も抵抗はなかった。
━「…、卒業式これる?」彼が言った。
『・・・・・・・』
「いや、無理すんな?これんねんやったら来いな」2007-08-20 14:14:00 -
110:
まい
“そっか、来てほしいよな…。晴舞台やもんな”
『‥ごめん。』
「あやまんなよ!たかが卒業式やのにっ!ハハッ…」
それから卒業式の話は一切触れなかった。2007-08-20 14:17:00 -
111:
まい
━‥情けない。自分がいじめられて、ビビってるからって。ありえへん、うちって何でこんな弱いん・・・。
「自分を責めんなよ」
『ぇ…』彼の一言に驚いた。まるで気持ちを全て聞かれているような。でも、そんな彼だから大好きだった。2007-08-20 14:22:00 -
112:
まい
2007-08-20 14:22:00 -
113:
まい
━ジリリリリ。ピッ
『眠たぁ・・・・やっぱ朝弱いなぁ。』怠けた体を起こし、支度をする。
―今日は卒業式。2007-08-20 14:25:00 -
114:
まい
―ガチャ。
鍵を閉めて、歩き出す。“今日は須藤先輩の晴舞台見るねん”
そう心に強く思い、学校へ向かう。リサたちに殴られたら、きっと反抗できないだろう。されるがままでも、須藤先輩に喜んでほしい。
―彼女の努めにも思えた。2007-08-20 14:30:00 -
115:
まい
━ドキドキ…やっぱり足がすくむ。“怖い。”学校を見ると、いつも思う。
でも、須藤先輩がいるからこそ、一人でココに向かっている。
本当に須藤先輩のおかげで勇気が持てた。2007-08-20 14:34:00 -
116:
まい
―ザワザワ…
さすがに卒業式とあって、体育館はうるさい。
二年の場所を見つけて、自分のクラスへ向かった。
「おはよ〜♪」“リサ”の声がする。2007-08-20 14:38:00 -
117:
まい
『ハァ、ハァ‥』動悸が激しくなり、呼吸が乱れる。
「おはよ〜って、聞いてんのか電柱。」―グッ。足を踏まれた。
「何しに来たん?…お前、コージ見にか?」リサは思い切り足を踏みだした。
『・・・・・・』何も言えない。2007-08-20 14:44:00 -
118:
まい
「約束、裏切る気か?覚えてないとは言わさんぞ!」―…リサはもうバレている事に気付いてない。
あれから会ってないし、須藤先輩も避けていると言っていた…
━もし須藤先輩の嘘だったら?リサが正しかったら?2007-08-20 14:48:00 -
119:
まい
―付き合って3ヶ月といっても、まだ信用することが出来なかった。
「後でトイレやな。人の男にちょっかいかけれると思ってんのか。」
―俺を信じろ―
須藤先輩が言ってた言葉を思い出した。2007-08-20 14:52:00 -
120:
まい
━グッ。
リサの胸ぐらを掴み言った。『もう嘘って知ってんのじゃ!うちが須藤先輩の女やからなっ!』
「・・・・ハァ?お前誰の胸ぐら掴んでんのやコラ!」
―私はその場で一発殴られて、鼻血が出てしまった…2007-08-20 14:57:00 -
121:
まい
その場にしゃがみ込んで、痛いのと鼻血が出てる事に恥ずかしくなり、涙が出てきた。
周りには大勢の人がいるので、辺りが騒がしくなる。「見せもんちゃうぞ!!」―リサが周りに叫ぶ。
先生たちがやってきて、リサではなく、“私”が連れて行かれた。2007-08-20 15:02:00 -
122:
まい
━「悪いけど、帰ってくれるか。」━
保健室で手当てを受ける私に、先生は言った。2007-08-20 15:04:00 -
123:
まい
『…役立たず。』
血も止まり、私は保健室を出た。また涙が溢れ出てきて、声が聞こえた。2007-08-20 15:06:00 -
124:
名無しさん
まじおもしろい☆続き待ってます
2007-08-20 15:07:00 -
125:
まい
―「まい…?まい!!」私の方へ駆け寄ってきた、白い姿の“須藤先輩”。
『…ッ、制服はぁ?』
「卒業式は刺繍欄やっ。つか来てくれてんなぁ、ありがとう!・・・・で、何で泣いてんねんな」2007-08-20 15:12:00 -
126:
まい
124サンありがとう!!
2007-08-20 15:14:00 -
127:
まい
『え・・・刺繍欄って、すごいなぁ。』私は初めて見る刺繍欄を触って言った。
「そんなんどーでもいい!誰に泣かされてん!またリサか?」
『・・・・・いや、あんなぁ』―私はさっきあった一部始終を話した。2007-08-20 15:17:00 -
128:
まい
「リサの事は…後回しや。もう俺は卒業するし、いらん事言うて、お前が可哀想な目にあったら嫌やからなぁ。」真剣な顔で、彼が言った。
『うん、うちも思う。』
「何先生に言われてん?」『佐藤…』
「あぁ、あいつか。とりあえず帰らんでええから、お前も一緒に来い!」2007-08-20 15:21:00 -
129:
まい
―そう言って私の手を引き、彼は体育館へと向かった。
これが“初めて”手を繋いだときだった。
―ザッ、ザッ、
見慣れない刺繍欄が、更に彼をかっこよく見せた。2007-08-20 15:25:00 -
130:
まい
彼は体育館へ入るなり、私を三年生の中へ連れて行った。『えぇ!?これはさすがにあかんやろ!!』「大丈夫、大丈夫〜♪」彼は得意げに笑った。
「コラ!須藤!お前って奴は何を考えとんねん!」
―“やばい、バレた!”
「こんなわけの分からん服着よって!」・・・・私ではなく、刺繍欄を怒られていた。2007-08-20 15:30:00 -
131:
まい
「おっさん、今日でさよならやねんから黙って座っとけや。喧嘩なんぞ」
―彼が静かに言うと、先生は呆れたのか怖かったのか、その場を立ち去った。
『びっくりした…』
私がホッと一息つくと、刺繍欄仲間?が須藤先輩の周りに集まってきた。2007-08-20 15:35:00 -
132:
まい
「おう!遅刻したわ」
と、ほかの生徒に席を変わってもらい、次々と周りにはキラキラした色とりどりの人たち・・・・・怖い。
―ドキドキしながらも、彼の隣にいれる事が嬉しかった。
━「三年二組、須藤幸二。」2007-08-20 15:40:00 -
133:
まい
スピーカー越しに、彼の名前が呼ばれる。
「ハーイ」だるそうな返事をして、彼が前へ出る。
「卒業おめでとう、礼!」彼はキチンと礼をしてから置いてあるマイクを勝手に手に取り言った。
「キーン‥―えーと、浜田まいは俺の女なんで、みんなその辺分かっとくよーに…」2007-08-20 15:47:00 -
134:
名無しさん
頑張ってね?楽しみにしてます?
2007-08-20 15:47:00 -
135:
まい
134サンありがとう!!
2007-08-20 15:49:00 -
136:
まい
彼は恥ずかしかったのか、後ろを向きながらボソッと言った。
「ヒューヒュー」と、茶化すように刺繍欄仲間が騒いでいる。
━…恥ずかしい・・・でも、めっちゃ嬉しい!!
私は顔を真っ赤にして、下を向いた。2007-08-20 15:53:00 -
137:
まい
「よし、言うたった。」彼は私より真っ赤になりながら、私の隣に戻ってきた。『・・・・・アホや。』
私がボソッと言うと、彼は睨んで「嬉しいくせにっ」と笑って言った。
「コラお前こんなとこで何してんねん…!まだおったんか!」後ろから声がして振り向くと、佐藤先生がいた。2007-08-20 15:59:00 -
138:
まい
『・・・・・・・。』私は佐藤を睨んだ。「ほら!行くぞ」佐藤は私の腕を掴んだ。
―「何で帰らなあかんねん。こんなんしてる暇あんねんやったらリサ教育せぇや」彼が私の腕を引っ張り、先生から振りほどいた。2007-08-20 16:03:00 -
139:
まい
「須藤、最後まで世話かけんとってくれ」
佐藤が保護者の目を気にしながら呆れたように言って、もう一度私の腕を掴んだ。
―「やめろやカス!お前に世話してもらった覚えないわコラ!」
━ボガッ。須藤先輩は佐藤を殴り飛ばしてしまった。2007-08-20 16:08:00 -
140:
まい
「キャー!キャー!」狂ったように周りが叫び出す。 ―“うーわ、最悪や…”心の中でそう思いながらも、すごくスッキリした。
「仕返しじゃ!」そう言って彼は満面の笑みで、私の手を握った。
━帰ろっ━‥彼に手を引かれるがまま、私たちは体育館を出た。2007-08-20 16:14:00 -
141:
まい
―‥ザッ、ザッ、
「お前、飯食った?」『ううん。』「じゃ、ファミレス行こかぁ」『その格好で?!』「嫌か?」『えぇ…嫌かな…』「ハイハイじゃあ着替えます」『だって恥ずかしいもん!!』2007-08-20 16:19:00 -
142:
まい
『てかさ・・・・大丈夫なん?』「何が?」『先生殴ったりして』「いけるいける!」『捕まったり…しやんの?』「…ん〜、お前これ読んでみっ」
刺繍欄を指差して彼が言う。
『オ…マ、ワリ、上等?!』
「そ、そゆ事やっハハ♪」『もーええって!アホ!』「アホアホってうるさいやっちゃな〜」
『ハイハイ、卒業おめでとーさん』2007-08-20 16:26:00 -
143:
まい
この会話、覚えてる?
うちは覚えてるよ。
忘れられへん、あんたの
卒業式やんなっ。
━届いてるかな?2007-08-20 16:30:00 -
144:
まい
今日はここまでです。
一気に書きすぎて、目が疲れました…(>_2007-08-20 16:35:00 -
145:
名無しさん
めっちゃこの話スキ?
他の話荒らされてやめたりやけど頑張ってな!!
仕事終わってから話更新されてるの楽しみにして仕事続き頑張ってきます?2007-08-20 16:46:00 -
146:
まい
145サン嬉しい言葉ありがとう!!絶対完結するのでよろしくです★お仕事頑張ってください(*^□^*)
2007-08-20 20:56:00 -
148:
まい
2007-08-20 20:59:00 -
149:
まい
―‥〜♪♪♪
着信音が鳴り響く。
『ハイ』「おう、おはよーさん。」 ━電話の相手は、“幸二”からだ。
『おはよう★幸二。』「・・・・えらい元気やなぁ、ほんまに大丈夫なんか?」―心配そうな声。2007-08-20 21:09:00 -
150:
まい
『大丈夫ですぅ。今日はクラスとかも見やなあかんし、幸二も頑張ってんねんから、マイも頑張る。』
―‥今日は始業式。2007-08-20 21:13:00 -
151:
まい
「ん〜せやけどな…、なんかあったらすぐ言えよ?」『ハイハイ、お父さんも仕事頑張ってぇ』「ハハ・・・誰がお前のお父さんやねん。じゃあ、行ってきま。」
“大工って…幸二に出来るんかな?ハハッ”
━幸二は今日から大工の見習いだ。2007-08-20 21:18:00 -
152:
まい
―ザッ、ザッ、
“―やっぱり帰ろかなぁ”何度も思いながらも、幸二の姿を思い出した。
━そして、学校到着。2007-08-20 21:22:00 -
153:
まい
―ザワザワ…
クラスの掲示板を見に、少し控えめに後ろから覗く。“浜田‥浜田‥あ、あった。二組かぁ”―それと同時に、リサの名前がないか確認した。
“よかった・・・・”リサは隣のクラスだった。2007-08-20 21:27:00 -
154:
まい
教室へ向かい、新しい席につく。―今日から約一年、私の“休み”を伝えてくれる“机”を見る・・・・・。
“んん?”―そこにはでっかく、『須藤幸二』と汚く掘られていた。2007-08-20 21:32:00 -
155:
まい
“そっか!そういや卒業式で二組って言うてた!”
━運命━って、あるか分からんけど、なんか、そんな気がしてん。―間違いなかったよな?2007-08-20 21:36:00 -
156:
まい
机を見ながらニヤリとしていると、
「‥―なぁなぁ」
と、声がした。
これが、ユカとの出会い。2007-08-20 21:39:00 -
157:
まい
『ん?』「二組?やんな?うちもやねん、よろしく」『うん・・・・。ごめん、学校休みがちで、全然誰か分からへん‥。』
「あぁ!ユカのこと?今日から転校してきてん★友達なろっ」
━ギャル?‥これが第一印象。2007-08-20 21:43:00 -
158:
まい
『・・・え・・あの、マイ!』「え?名前‥?」
『そうそう、名前、マイ』「可愛い名前やなっ」
―そう言い残し、彼女は自分の席に着いた。2007-08-20 21:48:00 -
159:
まい
“転校生かぁ…”だから私なんかに、声かけてきたんだなぁ。
―“転校生ユカ”は、後に私の“親友”になる。2007-08-20 21:51:00 -
160:
まい
―「一緒に帰ろ。」ユカにそう言われて、私はユカと帰ることにした。
どこから転校してきたやら、家は私の近所だの、そんな話をした帰り道。2007-08-20 21:56:00 -
161:
まい
幸いリサに会うこともなく、始業式は無事終わった。
―「明日学校一緒に行こ?」ユカにそう言われて私は、『明日は用事で行けない。』そう答えた。2007-08-20 21:58:00 -
162:
まい
「『バイバイ』」
私たちは私の家の前で別れた。
“可愛いらしくて、ちょっと派手な明るい子”
―そう思った。2007-08-20 22:02:00 -
163:
まい
略)―そう思った。
2007-08-20 22:03:00 -
164:
まい
「―どうやった?」作業服姿の彼が、私に言う。
『どうって‥別に普通…。あ!転校生になぁ』
その日の出来事を話す。「―ほんまか!よかったよかった!」彼は自分のことのように、喜んでいた。2007-08-20 22:07:00 -
165:
まい
2007-08-20 22:09:00 -
166:
まい
‥―もう五月。
あのまま学校へ行かない日々が続いた。“―ユカ、ほかに友達できなかなっ”
何故かユカのことが気になった。2007-08-20 22:12:00 -
167:
まい
彼は毎日仕事に行き、私は“お弁当”を作って渡す。それを日課に過ごした。
―ピンポーン。
もう夕方、彼だろう。2007-08-20 22:15:00 -
168:
まい
『―ハイハイ』扉を開くとそこには、ユカの姿があった。
「‥マイ、元気?」
“びっくりした…”
―私は『上がって』と一言、ユカを中へ入れた。2007-08-20 22:18:00 -
169:
まい
「…ちゃんと、学校行こうや」ユカが心配そうに言う。『今は…、行きたくない』「何で?」『‥何でって、しなあかんことあるし』「何?しなあんことって」『・・・・・もぉ、何でもいいやん。』
“ほっといて”
心配するユカに私は、そんなことを思ってしまう。2007-08-20 22:25:00 -
170:
まい
「‥―あの、こんなん聞くんもアレやけど・・・・・、もしかして、いじめられてる?」
━ドキッ━
『・・・・・・』私は黙った。2007-08-20 22:27:00 -
171:
まい
気を取り直し『ちゃう』と冷たく言った。
「―・・・・あんな、ユカは前の学校でいじめられてたんかぁ。」
―私は耳を疑った。“こんなに明るいユカが?”
常に現実を見て、冷静で静かな私。“前”はもっと、明るかったハズ…2007-08-20 22:34:00 -
172:
まい
『・・・・あの、ほんまは、、』「ええよ!知ってるから。…言うん辛いやろ?」彼女は私の肩を抱く。
“・・・・知ってる?”
『何で?何で知ってるん』「えっ・・リサって子が…」2007-08-20 22:39:00 -
173:
まい
「マイおるかぁーって部屋に入ってきて、机に・・・・“ネクラ”とか、“ひきこもり”とか、書いとってんよ…」
『…ほんまにぃ。気にしてへんで』私は少し笑って、そう答えた。
「ほんまに?ならええけど・・・・・」また少し心配そうに私を見る。2007-08-20 22:45:00 -
174:
まい
「何も言うてやれんかったぁ…」『ええよ、そんなん』「・・・・・ユカが、友達やから。学校も行きたくないんやったら、学校終わったらこうして、家に来てもいい?」
『・・・・・うん、いいよ。』2007-08-20 22:48:00 -
175:
まい
2007-08-20 22:49:00 -
176:
まい
‥―六月。雨の降る昼下がり、ユカと二人。
「でなぁ、でなっ、リサの奴先生にどつかれとってんでぇ〜!」『ハハッ‥あいつアホやなぁ。』
幸二とは順調にやっていた。会える日はいつも会って、ユカも毎日きてくれる。もう母の手紙を見て寂しくなることも、なくなった。2007-08-20 22:56:00 -
177:
まい
「なぁなぁ、幸二くんって、どんな人なん?」ユカがニヤニヤしながら私に聞く。
『え〜、普通やで。‥あ、多分もうすぐ来ると思う』「まじで?見たい見たい!」
―仕事が休みの彼は、ユカを見てみたいと、私の家にやってくる。2007-08-20 23:01:00 -
178:
まい
‥―ピンポーン、ガチャ。彼がやってきた。
「おっす、初めまして」幸二が照れ笑いをしながら、私の隣に座った。
「…初めまして!マイの友達のユカです!」ユカも少し笑って、元気よく言った。2007-08-20 23:05:00 -
179:
まい
―それから三人で昼ご飯を食べ、私たちは楽しい時間を過ごした。
「もう帰らな!マイ、また明日くるからなぁ」
夕方、ユカが門限で帰っていく。
「ユカちゃん、またな。」彼が片手をあげ、「ヘヘ…」と照れ笑いをしながら、ユカは帰っていった。2007-08-20 23:10:00 -
180:
まい
━ユカの変化に、
“何一つ”
気付かなかった。━
2007-08-20 23:11:00 -
181:
まい
ここまでにします。
2007-08-20 23:12:00 -
182:
名無しさん
終わり方うますぎ?
めっさ気になるし?
主さん、ゆっくり休んで、又明日がんばってな?2007-08-20 23:15:00 -
183:
名無しさん
どひゃー?
気になりすぎて寝れないかも?
仕事あがりに読めてよかった?
ありがとう?2007-08-20 23:18:00 -
184:
まい
182サン183サンありがとう!
気になりますよね?目めっちゃ痛くなって休憩してました!また今から更新します??2007-08-21 02:19:00 -
186:
まい
2007-08-21 02:21:00 -
187:
まい
‥―気がつけば、もう夏へと差し掛かっていた。
「給料入ったし、焼肉でも行こか」幸二にそう言われて、近くの焼肉屋さんへ向かった。
「せっかくやし、あの子呼んだりや、ユカ。」『…うん。』2007-08-21 02:28:00 -
188:
まい
―ウィーン「いらっしゃいませ!」ユカがやってきた。
「呼んでくれてありがとう〜!丁度お腹へっとってんなぁ!」ユカが私の隣に座る。
「全然ええよ、好きなん食べや。」
“ちょっとヤキモチ”私は親友のユカに、少し嫉妬した。2007-08-21 02:32:00 -
189:
まい
「あ!幸二くんビールとかやんちゃ!アハハッ‥」「仕事疲れにはコレがないと、ハハッ」
“何もない”分かっているのに、勘繰りが止まらなかった。
私の口数も減り、ほぼ幸二とユカが話しているようだった‥2007-08-21 02:36:00 -
190:
まい
‥―幸二、ユカのこと気に入ったんかな。好きんなったらどうしよう…。
結局私はあまり口にせず、みんな食べ終わり、帰ることになった。
『ちょっとトイレ、』私はトイレへと向かった。2007-08-21 02:41:00 -
191:
まい
“ハァ・・・・、どうしてんやろ。信用しな、、、”
店から出ると、二人は楽しそうに話していた。
「マイ!どしたん?体調悪いん?」『ううん、大丈夫。』「・・・あの、幸二くんのメアド聞いといてんけど、良かったかな?」2007-08-21 02:45:00 -
192:
名無しさん
わおー??更新や?らっき?
2007-08-21 02:48:00 -
193:
まい
“え・・・・、何で?”
『あ、いいよ。でも…何で?』
「いや、マイのことで相談聞いたりとか、ユカも幸二くんに相談したいしさ?…あかんかった?」
―もう聞いた後であろう、私は“嫌”と言えない。 きっとただの友達感覚。2007-08-21 02:50:00 -
194:
『そか、別にいいよ』
彼の方を見ると、笑顔で「帰るぞ」と言った。
“気にしすぎ”自分にそう思わせても、不安で仕方なかった。
―また人間に、裏切られるかもしれない―" " "07/08/21 02:552007-08-21 02:55:00 -
195:
まい
━泊まっていく?━
付き合って半年と少し、私たちは“キス”までの関係。
言い出したのは、“私”だった…。
彼は絶対に帰る人だったから、今日は一緒に居たかった。・・・と言うより、一人にさせたくなかったのかもしれない。2007-08-21 03:00:00 -
196:
まい
ハッキリ言って、初めての彼氏に近い付き合い。
今まで恋バナする相手も居なかったので、私は“付き合う”ってのが、よく分からなかった。
「…じゃ、遠慮なくっ」彼が家に入る。2007-08-21 03:03:00 -
197:
まい
「飯、あんま食ってなかったけど…いけんか?」『…大丈夫。』
私には、彼が唯一の支えだった。だから、彼がアドレスを教えて私が怒っていることを、分かってほしかった。
“うちのこと何でも分かってくれる人”―私は幸二に、甘えすぎだったね。2007-08-21 03:07:00 -
198:
まい
「なーんかふてこい。」彼にそう言われて、少し腹が立った。“何で分からんの!”そんなイライラがしたその時、彼の携帯が鳴った。
〜♪♪♪
―きっとユカ。2007-08-21 03:10:00 -
199:
まい
―カチ、カチカチ、、、
結局その日は何もなく、気付けば朝になっていた。
彼がスヤスヤ眠る、初めて見る寝顔。そんなことよりも、“メール”のことで頭はいっぱいだった。2007-08-21 03:12:00 -
200:
まい
『はい、お弁当。』
「サンキュ、昨日なんか…ごめんな?」『ううん、うちこそ・・・・・・』
「今日帰ったら、ちょっと話しよか」
彼が私の頭をクシャっとして、「行ってきま。」と、部屋を出て行く。2007-08-21 03:16:00 -
201:
まい
『…ぃってらっしゃぃ、、』少し寂しくなりながらも、部屋に戻る。
“メール…気にしすぎやんな。今日話しよって‥何て言うたらええんかな”
―彼の優しい一言に戸惑いながらも、私を気遣う気持ちが嬉しかった。2007-08-21 03:20:00 -
202:
まい
―ピンポーン、ガチャ
「マーイ!ただいま〜★」『あ、ユカ!』
ユカが学校帰りにやってきた。「今日の授業はなぁ〜」ユカが楽しそうに話す。
―こんなに優しい友達にヤキモチ妬くとか、うちって最低やなぁ。2007-08-21 03:24:00 -
203:
まい
そんなことを考えながらも、私たちは楽しい時間を過ごす。
『昨日さ…、幸二初お泊まりしてん。』「まじ!?」『うん・・・・』「で、ヤッたん?」興味津々でユカが聞く。
『普通に寝ただけ!』
「…ほんまぁ!まぁ、そんなに焦らんでもええやんな!そっかそっかぁ‥」2007-08-21 03:29:00 -
204:
まい
‥―少し、ホッとしたように見えた。またうちの“悪い癖”かな・・・・。
『焦ってないですぅー』
私たちはまたキャーキャーと騒いでいると、幸二が帰ってきた。2007-08-21 03:31:00 -
205:
まい
「ただいまー、おっユカ」「おじゃましてますぅ★…ってここマイの家やし!」
二人が楽しそうに話す。
『おかえりっ♪』
私も気持ちを切り替えて、みんなで仲良く話した。2007-08-21 03:35:00 -
206:
まい
「おっと、もう帰らな・・」ユカが携帯を手に取り、時間を確認する。
「―幸二くん!今日は家帰るん?帰るんやったら、ついでに送ってほしいな★」2007-08-21 03:40:00 -
207:
たぁ
めちゃ更新早いし楽しい?
嬉しいけどあんまり無理せんといてなぁ?2007-08-21 03:44:00 -
208:
まい
『・・・・・』ユカの何気ない一言が、私の胸に釘を刺したようだった。
「…えっと、今日はマイと話したいから、マイがよかったら泊まるつもり。ええか?」
彼にそう言われて安心した。『ええよ』
―そうしてユカは一人、家を後にした。2007-08-21 03:44:00 -
209:
名無しさん
192サン、たぁサンありがとう!!軽い不眠症なんですが、どうしても早く完結したくて‥??こんな遅くに応援ありがとう?
2007-08-21 03:47:00 -
210:
まい
↑の、まいです(笑)
2007-08-21 03:48:00 -
211:
まい
‥―「なんか、俺に言いたいことないか?」仕事で疲れてるハズの彼は、優しく私に聞く。
『‥言いたいことってゆうか・・・・何やろ・・・・』
「…うん、ゆっくりでええからよく考えてみ。」
『・・・・・・・・。』2007-08-21 03:51:00 -
212:
まい
私が黙っているので、彼は「風呂借りるで」とお風呂場へ向かった。
―何て言うたらええんかな、“ユカと連絡とるな”…いや、ストレートすぎやなぁ。“うちの気持ち分かって”…押し付けすぎやなぁ。
そうこう考えてると、彼の携帯が鳴った。2007-08-21 03:57:00 -
213:
まい
―シャアァー‥
お風呂場から、シャワーの音がする。
―“あかん”
そう思いながらも、彼の携帯を手に取った。2007-08-21 04:00:00 -
214:
まい
受信:ゆか
本文:死にたい。
2007-08-21 04:02:00 -
215:
まい
━‥えっ?
私は前のメールを新着から見ていった。
“今マイの家におるよ〜ん”“お疲れさん★”“仕事中やんな?頑張れ(*^□^*)”“よかったぁ!”“メール嫌ってこと?”“ユカでっせ〜♪”
たったコレだけだった。でも、よく分からなかった。━何で死にたいん?2007-08-21 04:09:00 -
216:
まい
急いで送信を確認した。
“了解!”“すまん、仕事中やったわ”“そんなんちゃうけどなぁ”“マイに悪いから用事あるときだけにしよな★”“了解★”
━やっぱり、死ぬ理由なんて、一つもない。2007-08-21 04:15:00 -
217:
まい
‥━プルルルル・・・・
ユカに電話をかけてみる。
「グス、はい。」
いつもの明るいユカは、泣いていた。2007-08-21 04:18:00 -
218:
まい
『…今どこ?』
「…幸二くんに聞いたん?」『何を』
「…メール」『てか、気になって見た。家出れる?』「・・・・うん、もう出てる。家出した。」
『はぁ?!もう、すぐ行くからどこ?!』2007-08-21 04:23:00 -
219:
まい
‥―ガラッ
「うわっ!お前なんか言うて開けろよっ!」
『ちょっと・・・・ユカんとこ行ってくるから待ってて!すぐ帰ってくるから』
そう言って私は、ユカのいる元へ走った。2007-08-21 04:26:00 -
220:
まい
‥―『ユカ!!ハァ、ハァ』
「…マイ、幸二くんは?」『‥ハァ、ハァ、おった方が良かったん?・・・・・うちじゃなくて幸二に来てほしかったんか?』
「………別に、」
━夜の某マンション屋上2007-08-21 04:30:00 -
221:
まい
『―あんたさ、うちどんだけ心配したと思ってるん』「…、マイには分からんよ。ユカの気持ち」『…分からんよ!だって言えへんやん!そんなん分からん!』
━「…ユカ、幸二くんのこと好きなった。」━2007-08-21 04:34:00 -
222:
まい
━ドキッ。胸が痛い。
“やっぱり・・・・”でも、ユカの目はすごい強くて、‘本気’で好きなんだと、実感した。
『・・・・・・・・・・。』2007-08-21 04:36:00 -
223:
まい
「…ごめんなぁ、ウッ・・」
ユカがしゃがみ込んで泣き出した。
『・・・・・いいよ』何故か私は、彼女にそう言った。
―“同情”だったのか…“泣いてる”からなのか…“親友”だからなのか・・・・2007-08-21 04:40:00 -
224:
まい
―しばらくユカを抱きしめて、幸二に電話した。
「来るって?」『うん。』2007-08-21 04:42:00 -
225:
まい
―二人で座り込み、しばらく黙った。
『あのさ…』私は話しだした。
『ユカにヤキモチ妬いたりした。…ユカは明るくて、可愛くて、幸二も楽しそうやったし、取られるんちゃうかって思ってん』2007-08-21 04:45:00 -
226:
まい
“本音”を話した。
「―ユカは、まいが羨ましかった。幸二くんが彼氏で、うるさい親もおらんくて…マイになりたかった。でも、裏切ってごめん。
幸二くんに会うたんびに、“もっと近づきたい”って思っててん。」
ユカはまた、涙目で話す。2007-08-21 04:49:00 -
227:
まい
‥━「おい、おまえら!」振り向くと幸二がいた。
「あっつー!風呂入ったばっかやのに、汗だく。」彼がTシャツを仰ぐ。
『・・・・・ごめんなぁ』2007-08-21 04:54:00 -
228:
まい
―「ええけど、どないしたん?」『‥えぇ…』
幸二を呼んでと言い出したのは、ユカだった。
「ほんまこんな物騒なとこで何をしとんねん‥フッ」彼が鼻で笑う。2007-08-21 04:56:00 -
229:
まい
「━‥好きんなってん!幸二くんのこと・・・・。」
「『・・・・・・・』」
「ユカは、友達が好きやから我慢とか、彼氏やから好きやからアカンとか…そんなん無いねん。」2007-08-21 04:59:00 -
230:
まい
「―だからいじめられててん、こんな性格やから。パンコとか、人の男取るって言われて・・・・。」
「『・・・・・・・・』」
「だから…アホやから…ハッキリ振られるまで、諦められへん。」2007-08-21 05:02:00 -
231:
まい
━ドキドキ‥━
心臓がはち切れそうになった。この場にいることが、辛かった。
ユカがあまりにも“堂々”としていて、私は黙り込み足が震えた・・・。2007-08-21 05:05:00 -
232:
まい
―ギュッ…
彼が私の手を握った。
「その性格、悪いと思えへんよ。でも・・・・・、俺にはコイツじゃないとアカンわ。」2007-08-21 05:08:00 -
233:
まい
私はよほど自信が無かったのであろう、その“言葉”を聞いて、泣きじゃくってしまった。
「告って振られるん初めてかも!いや…二回目かな?なーんし分かったっ★」
―無理して明るくしてるのか、いつものユカに戻ったのか、ユカは笑いながらそう言った…。2007-08-21 05:12:00 -
234:
まい
2007-08-21 05:13:00 -
235:
まい
━じゃ、また━
そう言ってユカを家まで送り届けた。
「お前、メール見たやろ」『・・・・うん。』「考えてたことって、ユカのことか?」『うん。』「ハハッ…、ヤキモチか?」『うるさいわ』「うるさいわぁ」『もぉ!真似すんなや』「あぁ〜怖い怖い」2007-08-21 05:17:00 -
236:
まい
「おまえさ‥、裏切られてばっかで、“信用”とか、“愛し方”とか、あんまり分からんと思うんやん…。でも、でも俺が全部教えていくから。」
『・・・・・・・うん。グス。』
「ま〜た泣いてんの!?泣き虫やなぁ〜、俺が泣かしたみたいやんけ!」
『…泣かじだ。』「アホかおまえは!ハハッ…」2007-08-21 05:23:00 -
237:
まい
「ちゃんと信用しろよ!しかも…俺、なんもなかったやろ?」
『・・・・・うん。』
「じゃ、おやすみ」2007-08-21 05:25:00 -
238:
まい
―チュ‥
『おやすみぃ』
“うん”って答えたけど、一つ、気になるメールがった。2007-08-21 05:28:00 -
239:
まい
受信:レイカ
本文:彼女とうまくいっ
てんの?2007-08-21 05:30:00 -
240:
まい
―“レイカ”って、
誰なんやろ・・・。
私はまた不安になり、幸二に抱きついた。
「ん?まい‥どした?」2007-08-21 05:33:00 -
241:
まい
『こぉちゃん好き。』
「・・・・・・・・。」『何で黙るん。うざ。好きやから好きって言うたのにっ。』
「はい、俺の我慢限界。」2007-08-21 05:36:00 -
242:
まい
そう言って幸二は私の頭の横に、腕を立てて優しくキスをした‥。
「ええか?」『‥ぅん。』「痛かったら、すぐ言えよ。絶対我慢すんな」
そしてようやく、半年をかけて初えっちが出来た。2007-08-21 05:41:00 -
243:
まい
2007-08-21 05:41:00 -
244:
まい
―『コレ!うちの顔やばいからっ、まじ最悪やー。』「え、もともとやん」『うっさいな!あんたもこの海の写真、大概やばいで。』「はぁ何がやねん、俺は常に男前じゃ。」『自意識やめてー、この写真はハゲてるみたいやからなぁー』
━季節は、もう秋。2007-08-21 05:46:00 -
245:
まい
〜♪♪♪『あ、ユカや!』
彼女にも夏に、イケメンの彼氏が出来たようです。今でも続いていて、いまだにすっごいラブラブ。2007-08-21 05:48:00 -
246:
まい
「夏いろいろ行ったなぁ、コルクに張りきられへんやん」
『‥無理やり張るし』
「ハハッ‥ほんまお前は。来年も行こうな」
『うん』
━幸せ。2007-08-21 05:52:00 -
247:
まい
―そんなある日、母からメールが届いた。
?「今週、家に帰るから。新しいお父さん、紹介するね。」
“え・・・・・?ママが帰ってくる”2007-08-21 05:56:00 -
248:
まい
私は嬉しくなり、すぐに幸二に報告した。
「よかったなぁ!」幸二も一緒に、いっぱい喜んでくれた。
“やっと昔みたいに住める!嬉しい!早くママに逢いたい”2007-08-21 06:00:00 -
249:
まい
━この後に起こる
悲劇を、
まだ知らずに━2007-08-21 06:02:00 -
250:
まい
―‥ピンポーン
『はーい!』ガチャ。
「ま〜い〜!!」『ママ〜!!』「大きくなったなぁ」『どしたん?急に帰ってきて』
「いや、マイとまた住みたいなって前から言ってたんやけど、なかなか時間がなくてなぁ。この前先生から、進路相談で電話あったし、“この人”が一緒に住もうって言ってくれて…!」2007-08-21 06:08:00 -
251:
まい
“そういや、もうそんな時期か…。卒業か”
「マイ!“この人”が新ちゃん★」「…初めまして、マイちゃん」『初めましてぇ』
―なんて言うか、少しヤーサンちっくな、目の優しいおじさんだった。2007-08-21 06:11:00 -
252:
たぁ
読んでます?
頑張ってね?
お邪魔しましたっ?2007-08-21 06:27:00 -
253:
まい
2007-08-21 06:37:00 -
254:
まい
―それから数日、ママと私と新ちゃん三人の、共同生活が始まった。
ママは学校へ行かない私を叱ることなく、一緒に美容室や買い物に私を連れ出した。
「似合う似合う★」ママが私に言う。2007-08-21 06:40:00 -
255:
まい
『そぉか?』
「今どき天然黒髪は流行らんで」『そんな問題かな?』
私はもともとのロングヘアーにパーマを当て、栗色に染めてもらった。
ママとこんなに毎日いるなんて、小学生以来のことだった。2007-08-21 06:44:00 -
256:
まい
―“幸二、気に入ってくれるかなぁ”
ドキドキしながら幸二に見せた。
「…ふーん、いいんちゃうか?」『うわ!何それ。』
そう言った彼だったが、少し照れながら私に“可愛い”と、耳元で言った。2007-08-21 06:49:00 -
257:
まい
ママに化粧を教えてもらったり、一緒に雑誌を読んだり、幸二も仕事が終われば家に来たり、新ちゃんも我が子のように仲良くしてくれたり…毎日が幸せだった。
しかし、たびたび不可解なことが起きた。2007-08-21 06:56:00 -
258:
まい
━…また無い。
最近になって、よく無くなる。
私の“下着”。2007-08-21 06:58:00 -
259:
まい
ママに言うと、「下着ドロボーや!きもいなぁ」と言う。新ちゃんもベランダに網を張ってくれたり、幸二は誰よりもキレて、私の家の周りを探してくれた。
「なんでマイの下着ばっかり・・・・」ママは不思議そうに話していた。
「こんなん初めてやな?」幸二も不機嫌で私に聞く。2007-08-21 07:03:00 -
261:
まい
『うん・・・初めて。』
みんなが心配そうにしてくれる中、私は“新ちゃん”の顔だけは見れなかった
“勘違い”じゃない。
お風呂に入ってるときの、洗面所の影は、紛れもなく“新ちゃん”だった・・・・2007-08-21 07:09:00 -
262:
まい
2007-08-21 07:11:00 -
263:
まい
「「誕生日おめでと〜★」」
今日は私の誕生日になる。11月29日、15歳を迎えたこの日。“最悪の日”2007-08-21 07:14:00 -
264:
まい
四人でテーブルを囲み、豪華な出前を頼んだ。
新ちゃんからシャネルのカバンをもらい、ママからはシャネルの財布。
幸二からディオールのピアスをもらい、みんなでケーキを食べてお酒を飲んで・・・・・・。
―すごく楽しかった。
“ハズ”だった。2007-08-21 07:19:00 -
265:
まい
「幸二、明日も仕事やろ?もう遅いし、今日は帰れ」―新ちゃんはカナリ酔っていて、幸二は帰らされた。
「また明日くるな。」『…あの、話したいことあるねんけど・・・・』
「ん?明日でもええか?新ちゃんに怒られるし」『うん。じゃあ明日すぐ会いにきてな。』2007-08-21 07:24:00 -
266:
まい
―そして、今でも震えが止まらない事件が起こる―
2007-08-21 07:28:00 -
267:
まい
―下着のこと、幸二が新ちゃんにキレるって分かっていたけど、話そうと決めていた。
…せめて誕生日くらい、仲良くしていたかった。
もっと早く言えばよかった。今さらになって思う。
“ママと新ちゃん、こんなとこで寝てるし・・・・プッ”『…おやすみ』私は二人にそう言い残し、部屋へ戻った。2007-08-21 07:35:00 -
268:
まい
―‥モゾモゾ
『んん・・・・・?』寝ぼけながらも、“誰か”が私の足を触っているような気がした。
『‥んー…?』私が布団をめくると、
“奴”が“固くなったモノ”を丸出しにして、私の太ももを舐めていた‥―。2007-08-21 07:41:00 -
269:
まい
『っ…あ゙ぁあーー!!!!!』
私は言葉で表現できないような声をあげた。
『ん…ッッ!!』“奴”は私の口を手でふさいで・・・・パンツの中に汚い手を入れた。2007-08-21 07:45:00 -
270:
まい
私は必死に抵抗をし、のしかかる“奴”を横へ突き飛ばした。
―無我夢中で走り続けた。“新ちゃん、何で?”
コンビニに入った瞬間、足があり得ないくらい震えて立てなくなった。過呼吸になり、『い゙やぁー!』と叫び続けた。2007-08-21 07:59:00 -
271:
まい
―「どうしたんっすか!?」
あの時の“いつもの店員”も、今回ばかりは何事かとハッキリと喋る。
震える手で私は、『電話、電話貸して下さい』と頼んだ。2007-08-21 08:03:00 -
272:
まい
震えながら、幸二の携帯番号を押す・・・・。
―プルルルル‥「…はぁぃ」『幸二!あのコンビニにおるから、すぐ来て!』―ガチャ。
“早く、早く来て…!”2007-08-21 08:09:00 -
273:
まい
―「あの、ここに髪の毛クリクリの子こやんかったかなぁ?」
━ドキ‥ッ!!誰?
「あぁ、いますよ。」2007-08-21 08:12:00 -
274:
まい
―ガチャ。
「‥あの、いつもの彼氏さんっすよ」
━あ、幸二か・・・
変な勘繰りをしながら事務所を出ると、レジの前で息を切らした幸二がいた…2007-08-21 08:14:00 -
275:
まい
「…!まいっ!!」
私は幸二にしがみつき大泣きした。彼は優しく抱きしめてくれた‥―。
━どうしてん━
彼にそう言われて、“いつもの場所”で下着のことを含めすべてを話した。2007-08-21 08:19:00 -
276:
まい
「・・・・今日、帰らんかったらよかった。…お前の話、すぐに聞くべきやった。」
━震える私の手を握って、 彼も震えていた━
目には、うっすらと涙を浮かべていた。2007-08-21 08:23:00 -
277:
まい
「…絶対殺す」彼が歯に力を込めて言う。
『・・・・・・・・・・・・。』
―‥私は、母のことを考えていた。
きっとショックを受ける。“言わない方がいい”そう思ったが、“あの男”と一緒に居てほしくなかった・・・・・・・・。2007-08-21 08:27:00 -
278:
まい
とにかくその日は幸二の家に泊まり、幸二は仕事を休んでずっと傍にいてくれた。
幸二ママも涙をためて、「怖かったなぁ、よしよし…」と、抱きしめてくれた。
━夜になり、幸二と二人で、“家”に向かう。2007-08-21 08:32:00 -
279:
まい
―「お前には、俺がおるから・・・・、大丈夫。」
何度もそう言って、私の手を握ってくれた。
―家に着いた。2007-08-21 08:34:00 -
280:
まい
扉の前で、また足が震えだした。
「入るぞ」そう言って彼が扉を開いた。
━ドキドキ━動悸がまた、激しくなる。2007-08-21 08:38:00 -
281:
まい
━おかえり━
新ちゃんは、私たちにそう言った。2007-08-21 08:40:00 -
282:
まい
「オッサン、殺しにきたったぞ」―‥彼の目は、殺人鬼のようだった。
彼は“奴”の髪の毛を掴み床に叩きつけ、顔面を殴り続けた。腹を蹴ったり踏んづけたり、あげく“奴”の“アレ”を思い切り踏んだ。
私は泣いてしゃがみ込んだ。母は泣きながら幸二を止めた―。2007-08-21 08:47:00 -
283:
まい
2007-08-21 08:48:00 -
284:
まい
―‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥静まり返った部屋。
「まい、ごめんな。」
『・・・・・・・・。』
母が泣きながら、私に言う。━私は黙るだけだった。2007-08-21 08:53:00 -
285:
まい
━“奴”は、出て行った。そして数日後、“母”も出て行った。置き手紙を残して━
2007-08-21 08:56:00 -
286:
まい
━マイへ
新ちゃんの所へ帰るな。辛い思いさしてごめんね?アホなママを許してね。
ママより━2007-08-21 09:00:00 -
287:
まい
“・・・・・何で?”
私はいっぱい泣いた。
“あの頃”の私には、母を全く理解できなかった。
でも、“今”なら少しだけ分かるような気がする―。2007-08-21 09:03:00 -
288:
まい
2007-08-21 09:04:00 -
289:
まい
『一年記念おめでとう★』「おう」
12月15日‥私たちも付き合って一年になった。
幸二はもう、私の家に住んでる形だった。2007-08-21 09:10:00 -
290:
まい
「兄ちゃんに単車借りてん。ちょっくら行こや」彼に手を引かれて、私は初めて単車の後ろに乗った。
「コレ、めっちゃ渋いやろ?!」目を光らせて彼が言う。『…分からん、なんかキモイ』「アホ!お前なぁコレは三段シートって言うてなぁ」『もーどうでもいいからはよ行くで!』「ほんまお前は可愛げないやっちゃなぁ〜今日何の日か知ってるか?」『はいはい、しょうもない事言うてんと乗る!』
そう言って彼を引っ張って、ヘルメットをかぶった。2007-08-21 09:23:00 -
292:
名無しさん
お疲れ様?
めっちゃハマるけど主さん無理しやんでね?2007-08-21 09:34:00 -
294:
名無しさん
無理せずに頑張ってな?
2007-08-22 02:22:00 -
295:
名無しさん
好き?
2007-08-22 03:33:00 -
296:
名無しさん
http://ip.t☆os☆p.c☆o.j☆p/i.a☆sp?I=hoshizora8689
☆をぬいてください。
感動小説
未来は君のもの。2007-08-22 03:39:00 -
299:
名無しさん
ぁげ
2007-08-22 20:07:00 -
300:
まい
―‥ブォンォン
寒い中単車を走らせる。運転する幸二に少しドキッとした。
「着いたぞっ」『ここ山やん、めっちゃ寒いし』2007-08-22 20:31:00 -
301:
まい
「夜景見せに来てん、ココめっちゃ綺麗から」
『‥まじで!!うち見たことないからめっちゃ嬉しい!』
「フッ、目つむって」彼が鼻で笑って私の手を握る。
『落とさんとってやぁ』彼に手を引かれて少し歩いた。2007-08-22 20:40:00 -
302:
まい
「いいよ」
―‥今まで見た中で一番綺麗な景色が見えた。
『…やっば、めちゃ綺麗』「そやろ?」
『‥でもさ、こんな綺麗に見えても、世界なんか汚れてるよな。“裏”ばっかり読んで生きて行かなあかんねんで』
「そんなん言うなって!ハハッ、俺がその考え変えたるからな。」2007-08-22 22:20:00 -
303:
まい
『‥うん。』
「はいコレ。今は無理やけど、いつか結婚しよや…」『え?』
幸二は可愛い小さな箱を開けて、キラキラとした指輪を私の薬指にはめた…
『あ、ありがとう‥』感動して涙が出た。
━“結婚する”本気でそう思えた。なのに…2007-08-22 22:28:00 -
304:
まい
‥―三月。
私はユカと学校へ行く。今日は私の卒業式。
『今日でやっと最後やぁ』「マイは卒業式とかどうでも良さそう!」
『まぁな‥。でも、この学校に通ってなかったら、幸二もユカも会うことなかったやろなぁ』
「そうやな!ユカも転校してきてよかった☆」2007-08-22 22:33:00 -
305:
まい
『…恥ずかしかったやろなぁ、ハハッ』「マイ何で笑ってるん?」『別にぃ〜、ユカの顔おもろいから』「はぁ〜何それ!きしょー」
―帰り道、私たちは笑いながら歩いていく。すると…2007-08-22 22:43:00 -
306:
まい
前の方に刺繍欄を来た軍団がいた。リサたち‥
「卒業おめでとー☆」『・・・・・・』「コージとうまく行ってんのか?」リサが私の前に来て、覗きこむようにそう言った。
「あんたに関係ないやん」ユカが私の腕を引き、そう言った。2007-08-22 22:46:00 -
307:
まい
「なんやねんお前、」『ユカ、もういいから行こっ』―私とユカがリサを無視して通りすぎようとすると、後ろからリサが言った。
「━せいぜい二股されとけや、不細工。アハハッ」2007-08-22 22:53:00 -
308:
まい
“えっ・・・・”
『どうゆうこと?』「えぇ〜?知らんのぉ〜?レイカさんと戻ってんでぇ?」
『ハァ?!レイカって・・』
━記憶が呼び戻す、“あの時”のメール。2007-08-22 22:58:00 -
309:
まい
「またコイツの嘘やろ!マイ、気にしなや…行こ?」『・・・・・・』ユカにそう言われて、また歩きだした。
「━嘘と思うんやったらコージに聞いてみ?“レイカって誰?”ってな‥」
私は逃げるように家に帰った。2007-08-22 23:02:00 -
310:
名無しさん
この小説、ほんま、おもろぃから大好きです???
実話なんですか??
応援してます?2007-08-22 23:09:00 -
311:
まい
「マイ・・・・」
『―…、レイカって、知ってるねんなぁ。夏ぐらいに幸二の携帯で、メール見たから』
「…何て内容やったん?」『彼女と続いてるかーみたいなん』
「ふ〜ん、じゃあ二股なわけないやん!知ってるねんからさ…」
『でも“戻った”とか言うてたやん、元カノ…なんかなぁ…』2007-08-22 23:09:00 -
312:
まい
>>312サンありがとう!!
実話ですよ☆ちょっと省略してますが、2006年の9月ごろまで書いていきます?長くなりますがお付き合いよろしく☆ヽ(▽⌒*)2007-08-22 23:13:00 -
313:
名無しさん
まいさん、返事ありがとぅデス?これからも完結まで読ましてもらいます???
邪魔してスミマセンでした?2007-08-22 23:18:00 -
314:
まい
「―そりゃ元カノぐらいおるやろ…どっちにしろ、幸二くんは二股とかしやんと思うで?」
『・・・・・・・かなぁ』
「もう付き合って一年以上経つねんから、“信じて”あげたら?」
『…うん、そうする。』2007-08-22 23:18:00 -
315:
まい
―それから少しして、ユカは帰って行った。
“ちゃんと聞いてみよっ”
リサに言われたことに疑問を持ち、幸二に話があるとメールをして、晩ご飯の支度を始めた。2007-08-22 23:25:00 -
316:
まい
「ただいまぁー」
『おかえり』
「腹減ったから、飯食いながら話聞いてもええか?」
『うん、ええよ』2007-08-22 23:31:00 -
317:
まい
「・・・・・話って?」
『うん…、あんなぁ、あの…“レイカ”って、誰なんかなぁ?』
「・・・・・何でなん?」
―“何でって、何?”
『いや、誰って聞いてんのに何でって何?』2007-08-22 23:37:00 -
318:
まい
「レイカのこと何で知ってんかなぁと思ってんやん、何でそんなキレてんねん」『…キレてないわ!だからレイカって子とどうゆう関係やってんな』
「キレてるやんけ!どうゆう関係とかただの友達じゃ!うっとしい」
『何でそんなにムキなるん?!ただの友達やったらそんなに怒らんでいいやん』「お前が喧嘩ごしやからやろが!いちいち変な勘繰りすんなや」
『何その言い方?自分うちの勘繰りとか“寂しい思いしてたからしゃーない”って言うてたんじゃないん』2007-08-22 23:43:00 -
319:
まい
「…何知ってんか知らんけど、レイカは本間に友達。だから変な勘繰りはすんなってだけ」
『・・・・元カノなん』
「…まぁそんなときもあったなぁ。」
『・・・何がただの友達?元カノとメールとかされてたら勘ぐるし。』
「お前…いつメール見てん」2007-08-22 23:47:00 -
320:
まい
『見たらあかんの?』
「…お前、全部見たん?」『何?全部って、夏に一個見ただけやけど、何なん』「…別に、何もないけど、俺のことは信じろよ。」
『何もないって…なんか隠してない?何もないんやったら、携帯出しぃや』
「…俺のこと信じてないん?」
『どうでもいいからはよ出しぃや!・・・・・・・あんた、二股してんちゃん?今日リサから聞いてんけど。』2007-08-22 23:57:00 -
321:
まい
「・・・・・もういいわ、今日俺帰るから」
『…何で?やっぱりそうなん?逃げるん?』
「俺のこと、そんな風に思ってんねんやろ?こんなに一緒におって、夜景見ながら結婚する約束したやんけ。俺もう自信ないわ。」
『…そんなん言い訳にしか聞こえへん。違うんやったら携帯見せれるやん?本間に好きで結婚したいんやったら、隠したりしやんわ!』
―泣きながら言った。2007-08-23 00:08:00 -
322:
まい
「―今日は帰る。お前のことも、ちょっと考えさして」
『…嫌ぁ!行かんとって…お願い…』
「じゃあな‥」
━彼が、出て行った。━“あの頃”の私は、『あなた』を“信用”することが出来ずに、“疑う”ことばかりだったね・・・・・・2007-08-23 00:13:00 -
323:
まい
2007-08-23 00:18:00 -
324:
まい
━『・・・・もう朝‥かっ』
独り言をつぶやく。
あの晩寝れずに、ずっと泣き続けた。
“信じたいけど、信用できひん”‥―きっともう振られた、そう思った。2007-08-23 00:23:00 -
325:
まい
略)
“信じたいけど、信用できひん”―‥きっともう振られた、そう思った。2007-08-23 00:26:00 -
326:
まい
―‥「ハァ?!何それ!」ユカの声が部屋に響く。
「‥めっちゃ怪しいやん!普通に見せたらいいのに…しかも“考えさして”って、こっちのセリフやん」
『・・・・・・・・』2007-08-23 01:09:00 -
327:
まい
「ユカ今日たぁくんと遊ぶから、まいもおいでや☆」
『…う〜ん、おっけ!』
━私は後に“色んな意味で”後悔することになる2007-08-23 02:21:00 -
328:
まい
休憩。
2007-08-23 02:45:00 -
329:
まい
ユカの彼氏“たぁくん”、その友達“優太”と四人で遊ぶことになった。
「居酒屋行こっか」ってことで、近くの居酒屋に入った。
すると見慣れた“あの顔”が目に入った。2007-08-24 03:23:00 -
330:
まい
“…だるっ。幸二やん”
でもその時の私は、自分は悪くないと開き直っていた。無視して幸二の横を通りすぎる…
━えっ‥?誰・・・・?2007-08-24 03:26:00 -
331:
まい
―幸二は、私の知らない“誰か”と二人でいた。
急に胸が“ズキンズキン”と鳴りだした。
“―‥まさか、レイカ?”2007-08-24 03:28:00 -
332:
まい
席に着き、ユカに耳打ちした。
―幸二は気付いてない―
‥しばらくして幸二とその“誰か”は、会計を済ませて出て行った。
━何故か涙があふれた。自分がこんなことをしてるから、幸二も・・・・・。そんなことを考えた。2007-08-24 03:32:00 -
333:
まい
「“あれ”ってさ、レイカ…って人じゃない?」
ユカが私に言う。
『多分そうやろな…』
私が幸二にメールを送ろうとしたら、優太に止められた。2007-08-24 03:34:00 -
334:
まい
「お互い様やんか、やめとき?」優太が私に言う。
『でも・・・・』“気になる”―私はメールを送るのをやめた。
飲めない酒を浴びるほど飲んだ。みんなに「飲み過ぎ!」と注意されながらも、飲まなきゃやってられなかった。2007-08-24 03:38:00 -
335:
まい
“お互い様”‥そんな事、分かってる。
━でも気になるねん。
優太が私に優しく話しかけるたびに、幸二も“誰か”に、こんなふうに話しているのか―‥早く会いたくなった。2007-08-24 03:41:00 -
336:
まい
「マイちゃんよう飲むな〜!今日俺ん家くるか?」 ―いつの間にか優太が隣にいて、私の肩に腕をまわした。
━幸二も…こんな事してんのかな…
私は泣いてしまった・・・優太は驚きながらも私を慰める。
━‥すると、幸二の声がした。2007-08-24 03:46:00 -
337:
まい
―見上げると、幸二が肩で息をしながら優太の胸ぐらを掴んでいた。
「…ごめんなぁ、コイツ俺の女やねん。…どいて?」
―優太はすぐに席を立ち、私は幸二に、店から引きずり出された。2007-08-24 03:50:00 -
338:
まい
『…ちょ、やめてよ!あんただって…女とおったやんか!!』彼の手を振り払いのけて叫んだ。
「おう、“アレ”がレイカじゃ。アイツら誰やねん」また私の腕を掴み、舌を巻いて言った。
『ユカの彼氏とその友達や!・・・・・あんた、よう開き直って言うたな!うちのこと騙して…最低や!クズや!!』私たちは取っ組み合いになり、口論が続いた。2007-08-24 03:57:00 -
339:
まい
しばらくしてユカが出てきた。「…ちょっと!うちがマイ呼んでん!幸二くんも女とおってんからお互い様やろ!!」私たちの間に入り、ユカが言う。
「分かってるわ!けどなぁ、俺はレイカと話してただけじゃ。おまえら入ってきたから、レイカ送ってすぐこっち戻ったんじゃ!」
『…嘘ちゃうんか、何もないんやったらそのレイカっての呼べや。』私も怒り狂ったように、幸二に言った。2007-08-24 04:04:00 -
340:
まい
「…ほんだら呼んだるわ」
彼は携帯で電話をかけだし、レイカを呼んだ。
2007-08-24 04:06:00 -
341:
まい
しばらくの沈黙…そして、女がやってきた。
2007-08-24 04:07:00 -
342:
まい
『人の男にちょっかいかけんといてや!元カノかなんか知らんけど…あんたのせいでうちら喧嘩してんねん!』
「お前なぁ、レイカは関係ないやろが!お前の勘繰りの問題やろ!」
『ハァ?!自分が携帯見せへんから怪しまれんねんやろ!!』
「そんなんプライバシーやろ!考えがガキすぎんねん!」
私たちがまた口論になると、レイカが言った。2007-08-24 04:14:00 -
343:
まい
「…もういいで、幸二。私が言うから…」
『何?二股してますーって言うんかコラ!』
「お前いい加減にしろや!」
━‥「違うよ、妊娠してるねん」2007-08-24 04:17:00 -
344:
まい
“ハァ・・・・・?!”
『幸二・・・・あんた・・・・・』
2007-08-24 04:20:00 -
345:
まい
略)なし。
2007-08-24 04:21:00 -
346:
まい
「違う違う!…幸二の子とちゃうよ!この前別れた人でな…どうしたらいいか分からんくて…幸二に相談しとってんよ。」
『・・・・・・。』
「昨日幸二と喧嘩してんやんな?私のことで・・・・。それも、今日聞いてんけど…。今日は幸二に元カレんとこ着いてきてもろてん…」2007-08-24 04:26:00 -
347:
まい
『…そうなんですか。』
私は動揺を隠せずにいた。「マイ、ごめんな…」
そう言って彼が私の前に座り込んだ。
「私がな…誰にも言わんといてって言うててんよ。」「その元カレってな、俺の兄貴やねんか。」
『えぇっ・・・・・・?』色んなことを急に聞いて、混乱するばかりだった…。2007-08-24 04:31:00 -
348:
まい
話によると、レイカさんは幸二と付き合ってる最中に幸二の兄を好きになって、別れて兄と付き合ったとか・・・。
今日話をしたところ、兄は喜んで結婚しようと言ってくれたらしい。2007-08-24 04:36:00 -
349:
まい
『ごめんなさい・・・・。』
私は何回も何回も二人に謝り続けた…。
幸二もレイカさんも笑って許してくれてたけど、自分に腹が立って涙が止まらなかった・・・・・。2007-08-24 04:38:00 -
350:
まい
2007-08-24 04:39:00 -
351:
まい
『ごめんな?幸二…』
「だからもういいって、隠してた俺も悪いんやし」
『…でもぉ』「はい、終了。しつこいぞっ」
―‥二人で手を繋ぎ家に向かう帰り道。2007-08-24 04:42:00 -
352:
まい
「俺がお前から離れるわけないやん?」
彼は白い八重歯を見せ、私にそう言った。2007-08-24 04:44:00 -
353:
まい
━“離れるわけない”
そう言ったのにね━
2007-08-24 04:45:00 -
354:
まい
2007-08-24 04:46:00 -
355:
まい
―‥ミーンミンミンミン‥
あれから少し喧嘩もありつつ、仲良く過ごした。
季節はもう夏に差し掛かった。2007-08-24 04:49:00 -
356:
まい
「よーし今年は泊まりで海行くぞっ」
『泊まり?!やった★沖縄?沖縄ですか?!』
「…沖縄なぁ、金ないから兵庫で許して?ハハ…」
『えぇ〜?ってうそうそ★兵庫でも十分!ハハッ♪』
「当たり前じゃ、沖縄は来年やな★」彼は笑って言った。2007-08-24 04:57:00 -
357:
まい
―‥ガタンゴトン
電車に揺られながら、外の景色を眺める。
はしゃぐ私を横目に、彼は呆れたように笑ってお弁当を食べていた。
―またバスに乗り換えて、旅館に着いた。2007-08-24 05:03:00 -
358:
まい
「あっついな〜」
『うち汗だくやしぃ』
「…よし、水着きろ!海入りに行くぞ!海!!」
『うんっ★』
旅館の前に海があるので、私たちは着替えて外へ向かった。2007-08-24 05:07:00 -
359:
まい
二人で海の家でかき氷を買って食べて、海ではしゃいで泳ぎまくって…
泳げない私を沈めてきたり、浮き輪を投げたり、彼は私に意地悪ばかりした。
私がウソ泣きをすると慌てて謝ったり…楽しかった兵庫浜松。2007-08-24 05:11:00 -
360:
まい
―‥しばらくして旅館に戻ると、豪華海鮮料理★
二人でお腹いっぱい食べて、夜の海へ向かった。
『…涼しいなぁ』
「おう、まぁまぁな」2007-08-24 05:14:00 -
361:
まい
―‥ふと上を見上げると、空いっぱいに広がる星空。「やっば〜!」
『めーちゃ綺麗‥』
「あ!流れ星!」
『えぇ!どこどこ!』
「あっこ!‥あ〜終わった、もっかい見てみ?」2007-08-24 05:18:00 -
362:
まい
「ほんま、いつか結婚しよな。」
‥━この手を一生、何があっても離さへん━‥
そう心に決めた夏の夜。2007-08-24 05:26:00 -
363:
まい
2007-08-24 05:27:00 -
364:
まい
―楽しかった夏も終わり、気付けばもう秋だ。
“あっ‥、もうすぐ幸二の誕生日や!”
去年は何もせずにメールだけ送って祝った彼の誕生日。━今年は絶対に渡してあげんと!!2007-08-24 05:31:00 -
365:
まい
でも…何あげたらいいかな?…あ、そういやこの前の旅行で“ゲームほしい”って言うてたっけ・・・いつも家でプレステばっかりしてたなぁ。PS2ほしいやろなぁ・・・・・。
幸二は自分にお金をかけない。食費と光熱費も幸二がいつも払ってくれてたし、私に服を買ってくれるばっかりで・・・・
―‥そろそろ自分もちゃんとしないと。2007-08-24 05:39:00 -
366:
まい
その日から、幸二に内緒で短期バイトを始めた。
幸二が仕事に行ってるときだけ、近くのスーパーでレジ打ちのバイト。そして1ヶ月か経った。
給料は五万ちょい・・・・ママから毎月もらうお金も合わして、有り金を握りしめてPS2とソフトを購入した。2007-08-24 05:46:00 -
367:
まい
9月26日‥
“幸二、喜んでくれるかな?”
「ただいまぁ」
『おかえり!』2007-08-24 05:51:00 -
368:
まい
『ケーキ買っといたで★』「そんなんええのに〜ハハッ‥つか土日開けの仕事はしんどいわぁ」
『もういいから、ろうそく火つけて?』
「もういいって…つか普通お前がするやろ!」
‥そんな会話をした事を覚えている。2007-08-24 05:55:00 -
369:
まい
電気を消して、私がハッピーバースデーの歌を歌った。
彼は少し照れくさそうにして、ろうそくを消した。
‥真っ暗になったところで、電気をつけにいくフリをしながらプレゼントを取りに行った。2007-08-24 05:58:00 -
370:
まい
‥―電気をつけて『じゃん!』と古くさい効果音を口にしながら彼に渡した。
「・・・・・・・」彼が固まっている。
『こぉちゃん?びっくりした?1ヶ月だけそこの○○でバイトしとってん★』2007-08-24 06:02:00 -
371:
まい
「ちょ・・・まじで?プレステ2ちゃうん!」
『うん…ショボいけど…、細やかながら★ハハッ』
「…んもぉ〜!めーっちゃ嬉しいやんけこの野郎!こんなサプライズ期待してなかったわ〜!」
思ったより喜んでくれた彼を見て、私もすっごい嬉しかった。2007-08-24 06:06:00 -
372:
まい
━…幸二への誕生日プレゼントは、これが最初で最後になってしまった…━
2007-08-24 06:07:00 -
373:
まい
2007-08-24 06:07:00 -
374:
まい
―‥前にも増して少し肌寒くなった11月末。
今年も私の誕生日がやってきた。
あれから私は隣の駅前のカラオケでバイトをするようになり、幸二は相変わらず大工さんを続けていた。
‥―もう16歳になる。2007-08-24 06:18:00 -
375:
まい
今年もまた幸二と二人で過ごし、可愛い小さなダイヤのついたネックレスをもらった。
「来月もまた金飛ぶから、しょーもないけど〜」
『全然!てゆか、記念日はいらんで!過ごせたらさ★三年記念にお互いあげよ?』
「…舞がそう言うんなら、そうしよか!」
…―“三年記念に”私の誕生日を一緒に過ごしたのも、これが最後となった。2007-08-24 06:30:00 -
376:
まい
↑×今年もまた
○今年は2007-08-24 06:32:00 -
377:
まい
━「来年もこうして二人で過ごそう。またなんかあったら、俺が守るから」
そんな約束も果たされないままに…2007-08-24 06:35:00 -
378:
まい
2007-08-24 06:36:00 -
379:
まい
12月15日‥
明日も仕事だと言うのに、寒い中単車を走らせる‥
毎年恒例かのように、去年きた夜景を二人で見る。2007-08-24 06:40:00 -
380:
まい
向かう途中に買った熱い缶コーヒーも、飲むと冷たいカフェオレに変わる。
「さっむいなぁ!」
『うん…でもめちゃ綺麗』「そやなぁ」2007-08-24 06:42:00 -
381:
まい
『ここでさ、幸二がうちに結婚しよって言うたやんなぁ』
「…やなっ。指輪、大事にしてくれてありがとうな?」
『当たり前やん!めっちゃ嬉しかったもん〜。ちょっとでかいけど…☆』
「まぁちょっと待っとけや!チュッ‥」
そう言って彼は私にキスをした。―ずっと一緒にいよう、そう思った。2007-08-24 06:48:00 -
382:
まい
2007-08-24 06:49:00 -
383:
まい
―‥クリスマス。
私は彼にエンポリのマフラーを購入していた。二人で出かける前に、そっとマフラーを彼にかけた。
彼はブランドにうといので「なんや分からんけどかっこええな!ありがとうな」と私に言った。
そんな彼を見て私は笑った。2007-08-24 06:54:00 -
384:
まい
―二人で電車に乗り、梅田に向かった。
観覧車に乗って、てっぺんになるとキスをして…
予約していた初ラブホに行ったりなんかしたよね。2007-08-24 06:58:00 -
385:
まい
二人で緊張しながら入って、私たちお互いの顔を見て笑ったり・・・・
すべてが初めてで楽しくて、それは『あなた』でないと意味なかった。
私にとって何もかも初めてで…あの事も、すべて…。2007-08-24 07:02:00 -
386:
まい
『おはよぉ…』
ラブホで目覚めた私の横で、彼はもう起きて煙草をふかしていた。
『早いなぁ…ってあれ?』自分の薬指の異変に気付く。
『あぁ、指輪変わってるやーん。臭いことするな』
私が少し笑って彼に言うと、「お前反応薄いな!さいてー」と、笑いながら言った。2007-08-24 07:08:00 -
387:
まい
『だって寝起きやもーん、サイズぴったり☆ありがとう幸二』
「顔パンパンで言われてもなぁ〜」と笑って私をおちょくりだした。
『うっさいわハゲ!』
‥━今でもあのときの指輪、つけてるで?幸二…2007-08-24 07:12:00 -
388:
まい
2007-08-24 07:12:00 -
389:
まい
―そんな幸せだった2005年も終わり、新しい年が開けた。
「今年もよろしくぅ」
『こちらこそっ☆』
‥━こんな当たり前のような言葉も…2007-08-24 07:18:00 -
390:
まい
━順調かと思っていた春。
私はバイトをしながら、ユカと連絡を取ってたまに会って話したり。幸二と毎日一緒に過ごして、たまには喧嘩もあったけど、これと言った大きな喧嘩はなかった。
そんなある日のこと、新しいバイトが入った。2007-08-24 07:28:00 -
391:
まい
『おはようございまぁす』いつものようにバイト先に向かうと、見慣れない男がいた。
「あ、マイちゃん!新しく入った○○大和くん」
『あ、初めまして。浜田舞です。』
「初めましてぇ!よろしく舞ちゃん☆」
‥―見た目も話し方も軽い感じで、幸二とは全く正反対な感じの子だった。2007-08-24 07:34:00 -
392:
まい
「マイちゃん、教育係になったから!大和くんの教育よろしく頼むで☆」
店長はそう言い残し、事務所へと戻った‥―
『えぇ!?えっと‥とりあえず、うちがやること見といてもらえますか?』
「おー、了解しました☆」大和くんは笑顔でそう答えた。2007-08-24 07:38:00 -
393:
まい
とりあえず一通り、食べ物やジュースの作り方を教えた。飲み込みの早い人で、受付や会計もすぐに覚えてくれた。
『覚えるの早いですね〜、すっごい助かります』
「マイちゃんの教え方がいいからなぁ☆」
『そんなことないっす』
―そんなやりとりをした。2007-08-24 07:44:00 -
394:
まい
昼休みになり、二人で店のピラフを食べた。
「なぁなぁ、マイちゃんって何歳なん?」『16です、今年17ですけど。』
「へぇ〜じゃあ俺の一個下やねんなぁ」『そうなんですか!』
「なーに?年下と思ったってか?」『‥え、違いますよ!』
「ええよ☆よう可愛い顔してるとか言われるから!ハハ♪敬語もやめよや☆」『えっと…じゃあ、遠慮なく!アハハ‥』2007-08-24 07:52:00 -
395:
まい
“確かに‥小池徹平のような可愛い顔‥”
「家はどの辺?」『こっから近いねん、隣の駅やから』
「まじで?俺もその辺やし!」『え〜偶然!』
そんな話をして夕方になり、私たちはバイトを終えた。2007-08-24 07:57:00 -
396:
まい
‥「一緒に帰ろうや☆」
笑顔で大和くんが私に言う。
『えっと‥一緒に帰るのはちょっと』
少し困ったように言った。2007-08-24 08:00:00 -
397:
まい
「‥何で?男でもおる?」『うん、だから…』
「そっかぁ〜!残念、じゃあまた明日な☆」
‥―そう言って彼は原付にまたがり帰った。
“残念”‥―その言葉に、少しドキッとした自分がいた。2007-08-24 08:04:00 -
398:
まい
「ただいま〜」
『おかえりこぉちゃん☆』
―二人で晩ご飯を食べてると、急に幸二が私に言った。
「なんや今日はえらい機嫌ええな〜、なんかいいことでもあったか?」2007-08-24 08:08:00 -
399:
まい
『は?何が?ないで』少しびっくりした様子で言った。
「ほんまか〜?」
幸二には何もかも“お見通し”だ。
隠しているのも変なので、今日あったことを話した。2007-08-24 08:12:00 -
400:
まい
「ふ〜ん、それでちょっとドキッとしたんや?」
『し‥してないわ!ただのバイト先仲間やもん』
「…お前は男慣れしてないからな!すぐ真に受ける」『・・・・きっしょ!最低!』
幸二のその一言が勘に触り、その日はふて寝をした。2007-08-24 08:17:00 -
401:
名無しさん
気になるジょー??
頑張ってくださいね?2007-08-24 10:26:00 -
404:
まい
「お〜い、行ってくんで?」そう言って私に軽くキスをした幸二。
―‥バタン、ガチャ。
『起きてますぅ』ちょっとした昨日の仕返し☆2007-08-24 12:21:00 -
405:
まい
―8:00‥チッチッ‥
“あと二時間でバイトかぁ…”とりあえず朝シャンを浴びて用意を始めた。
“今日も大和くんと二人かぁ…”
心なしか、用意にも気合いが入る自分がいた。2007-08-24 12:26:00 -
406:
まい
略)心なしか、用意にも気合いの入る自分がいた。
2007-08-24 12:28:00 -
407:
405
前にも書き込んだん?毎日かかさずチェックしてるよ?1日5回はチェックしてるよ笑
2007-08-24 12:28:00 -
408:
まい
『よし、出発』
今日は自転車に乗りバイト先へ向かう。
“お前は男慣れしてないからすぐ真に受ける”
―‥確かにそうやと思った。そんなことを考えながらバイト先に着いた。2007-08-24 12:33:00 -
409:
まい
『おはようございまぁす』少し変なドキドキをしながら店に入る。
「おうマイ、おはよう☆」大和くんは先に着いていた。
『う、うん‥』
何故か彼に変な不信感を抱いた。2007-08-24 12:36:00 -
410:
まい
初めは大和くんに距離を置いていた私だけど、
気付けば大和くんと楽しく会話をしていた。
「なぁマイ!さっきの305のカップル、なんかやらしいことしてたで〜」
‥―彼には人を惹き付ける、何かがあった。2007-08-24 12:40:00 -
411:
まい
『あぁ、よくあるで〜』
特に特別な感情を抱いていたわけじゃないけど、ただ格好いい男の人と話すのは初めてだったからだろうか?ドキドキした。
「なぁなぁ、男と長いん?」ふと、彼が私に聞く。2007-08-24 12:43:00 -
412:
まい
『え?ごめん、ボーッとしてたわ、なんて?』
「ハハ‥やと思った☆彼氏と長いん?って」
『んー、長いんか分からんけど二年ちょいやで』
「えー!?めっちゃ長いやんけ」驚いた様子で私に言う。2007-08-24 12:46:00 -
413:
まい
『ほんま?初めて付き合ったみたいな感じでなぁ‥、もう毎日一緒なんが、当たり前ってゆーか…』
「まじで?飽きへんの?」『ハハ‥飽きへんよ。家族みたいなもんやし』
「じゃあそいつ以外とエッチもしてないんや?」
『え?!そりゃそうやん!何言うてんの!』
「あ〜その感じやったらほんまやなぁ!人生長いねんから、いろいろ経験すんねんでっ」2007-08-24 12:51:00 -
414:
まい
『‥うん…??』
その日は学生の短縮で忙しいこともあり、私たちは、あまり話すこともなくバイトは終わった。
『お疲れさまでーす』更衣室に戻り制服を着替えた。2007-08-24 12:55:00 -
415:
まい
‥―コンコン、
「僕も着替えたいでーす」『あ、ハイハイ』ガチャ。
―扉を開けると大和くんが、片手で私を押し返して扉を閉めた。2007-08-24 12:59:00 -
416:
まい
“えっ・・・・?”
ロッカーに寄せられた私はびっくりして下を向いた。「彼氏以外の男にも興味ないか?」少しニヤっとして、彼は私に言った。
『ハァ?ないから』私は手を振りほどいて、更衣室を後にした。2007-08-24 13:05:00 -
417:
まい
‥━ドキドキドキドキ━
“びっくり‥したぁ!!”逃げるように店を出た。
自転車に乗っている間も、ドキドキは止まらなかった。2007-08-24 13:08:00 -
418:
まい
「おーい、ただいま!!」幸二が帰ってきた。
『あ‥おかえり』
「何回も“ただいま”って言うたのに」
『ごめん、なんかボーッとしてたわぁ』2007-08-24 13:12:00 -
419:
まい
「…ふーん」
『あ、晩ご飯忘れてた…』「‥チッ、何やってんねん。もうええよ、出前頼むから」
『・・・・何でそんな偉そうなんさ、働いてんのはお互い様やんか。こっちかってしんどいときもあるわ』
「‥新しいバイト君のこと考えてたんちゃうんか」
『‥何?意味分からんこと言わんとって』2007-08-24 13:18:00 -
420:
まい
“するどい・・・・”
幸二はいつだってそう。私の変化を、いち早く気付く。
「…中華でええ?」
『何でもいい』
そんな幸二を“うざい”と思う、自分がいた。2007-08-24 13:23:00 -
421:
まい
「ハァー…、お前な、何があったんか知らんけど…俺に隠し事だけはすんなよっ」 ため息混じりで彼が言い放つ。
『・・・・・・。』
「そうやって、都合悪くなったら逃げんな。俺はお前のこと信じてるから」
‥―そう言われて少し胸が“ドキッ”とした。2007-08-24 13:27:00 -
422:
まい
―‥もし自分が逆の立場だったら‥―
そう考えると言わずにいられなくなった。
出前が来て、私は更衣室での出来事を話した。2007-08-24 13:30:00 -
423:
まい
「・・・・・・・・。」
“うわ、めっちゃ怒ってはる…”
幸二は頼んだ中華に手を付けずにいた。
『こぉちゃん?なんし食べよ?』
「おー分かってる。」2007-08-24 13:34:00 -
424:
まい
『・・・・・・・。』沈黙の中、私は黙々と食べる。
「…そいつの名前は?」
『え?えっと…、○○大和って子。こぉちゃんと同い年。』
「あ?ヤマト?」あきらかにキレた口調で言った。2007-08-24 13:38:00 -
425:
まい
『…うん、知ってるん?』「…知ってるもクソも俺の幼なじみやっ」
『エェー?!そぉなん!』「チッ‥、あいつ本間…」
―そう言って彼は電話をかけだした。2007-08-24 13:41:00 -
426:
まい
“えぇ…幼なじみやったんや…名前言うてなかったしなぁ、大和くんもびっくりするやろなぁ…”
「もし?俺、幸二やけど」―彼が誰かと話している。2007-08-24 13:45:00 -
427:
まい
「おー久しぶり、あんなぁお前今カラオケでバイトしてるやろ?」
“あ、大和くんや!”
―幸二は怒りを我慢しているのか、足を小刻みに揺らし眉をしかめながら話していた。2007-08-24 13:49:00 -
428:
まい
「―“舞”っておるやろ?それ、俺の女やから。いらんちょっかいかけんなよ。…あ?分かってんか?あのなぁ、お前いい加減せえよ。ハァ?!お前今どこやねん、おん、んな○○まで来いや。」
“…どうしたん?”2007-08-24 14:00:00 -
429:
まい
「ちょっと行ってくるわ」そう言って、携帯をポケットに入れ、上着を羽織る彼。
『えっ?どこ行くんさ?』「お前には関係ないっ」
『はぁ?今の大和くんやろ?喧嘩すんの?』
「…あいつは最低やぞ、なんし、俺を信じろ。」
『・・・・・・何が?』2007-08-24 14:05:00 -
430:
まい
━待っとけよ━
そう言い残し彼はさっさと部屋を後にした。
―何か変な、不吉な予感がした。2007-08-24 14:09:00 -
431:
まい
―‥チッ、チッ、チッ、、
もう部屋を出て、一時間以上立つ。━おかしい。
“さっき○○に来いって言うてたよなぁ‥”上着を羽織り、私も家を後にした。2007-08-24 14:13:00 -
432:
まい
“確かこの辺やったな‥”
私が周りをキョロキョロしていると、幸二の姿が見えた。・・・・・が、うずくまっている。
私は慌てて幸二の元へ駆け付けた。2007-08-24 14:33:00 -
433:
まい
『こぉちゃん!!』
━幸二は頭から
血を流していた━2007-08-24 14:35:00 -
434:
まい
『…こぉちゃん!!こぉちゃん?!』
私は初めて見るその大量の血を目に、気が狂いそうになった。
辺りを見ると、金属バッドを手に持つ“大和”と、ほかに二人、知らない男たちがいた。2007-08-24 14:39:00 -
435:
まい
“…救急車!!”
震える手で携帯の番号を押す。
「いけるって…」
まだかろうじて意識のある幸二に、少し安心した。2007-08-24 14:42:00 -
436:
まい
救急車を呼び終えてすぐ、大和に駆け寄った。
見ると大和もひどい怪我をしていた。
『……自分…何してるん…お前!!幸二に何しとんねん!!』
―泣きながら大和に叫んだ。すると、大和は冷静な口調で言った。2007-08-24 14:45:00 -
437:
まい
「…お前が幸二の女ってのは知ってたで?コイツ、卒業式で堂々と言うてたからなぁ」
“…ハァ?何が?”
いまいち状況を把握できずにいた。
「俺コイツに一回、女取られたからなぁ。仕返ししよ思ってん、お前みたいなガキなんか別に相手してへんで?」2007-08-24 14:52:00 -
438:
まい
“…どうゆうこと?”
―ピーポーピーポーピーポ‥「浜田さんですか!?」
『あ、はい‥』
「この方が患者さんですね?」『‥そうです!助けてください!!』2007-08-24 14:56:00 -
439:
まい
私も一緒に救急車に乗り、病院に着いて幸二ママを呼び‥しばらくして警察が来た。
幸二は緊急手術を行い、幸い後遺症も残ることなく済んだ。
「ちょっとええか‥?」
刑事らしき人物に呼ばれ、私は警察署に連れていかれた…。2007-08-24 15:02:00 -
440:
まい
―覆面車の中‥私は、大和も同じ中学だったんだと考えた。そして、幸二に恨みを持っていることがよくわかった。金属バッドを手にしていた大和は別人で、今まで普通に話していたことを思い出すと恐怖を覚えた。
2007-08-24 15:36:00 -
441:
まい
警察署に着き、私は取調室まで案内された。
刑事の質問に素直に応じ、大和くんの名前を出した。
取り調べが終わり、刑事が母に電話したが、母は電話に出なかった。変わりに幸二ママが迎えにきてくれた。2007-08-24 15:41:00 -
442:
まい
「マイ、大丈夫やった?」『うん大丈夫、幸二ママありがとう』
「いいよっ‥、大和が幸二にあんなことするなんか、おばちゃんもびっくりやわ・・・・・」
幸二ママは少し淋しそうな顔でハンドルを握った。
『そうですね…』
私も正直、ショックを隠しきれなかった。2007-08-24 15:47:00 -
443:
まい
「マイは…大和知ってんの?」『あぁ…中学んときは知らんかったけど、つい最近バイト先に来て…』
「ほんまにぃ…何で大和と幸二は喧嘩したんやろか」『よく分からん…。でもなんか、前に女取られたとか言うてやった…』
「女取られた?!…レイカのことやろか…?」思い出したかのように幸二ママが言った。2007-08-24 15:52:00 -
444:
まい
『え…幸二ママなんか知ってんの?!』
「…取られたどうこうは、知らんけど…幸二と付き合う前に、大和と付き合っててんよ?」
“またレイカさん絡みか…もう子どももおるって言うのに…大和くんは何で?”
『ハハッ‥レイカさんて、身内ばっかり付き合うんやなぁ!』
「ハハ‥ほんまやなぁ!」 そしてその場の雰囲気は和み、病院に到着した。2007-08-24 15:58:00 -
445:
まい
―‥病院に着くと、幸二はもう目を覚ましていた。とりあえず数日入院するらしい。
「ごめんなぁ、迷惑かけて」
病室で寝ながら私の手を握り、優しくそう言った。2007-08-24 16:02:00 -
446:
まい
『そんなんいいよ‥縫うただけで済んでよかったわ』
それから警察署に行ったことを話して、幸二にも大和とのことを詳しく説明してもらった。2007-08-24 16:06:00 -
447:
まい
「昔にな‥」
幸二の話によると、大和と付き合っていたレイカが幸二を好きになり、大和と別れてすぐ、幸二を好きになったらしい。正直レイカさんは目移りばっかりする人だったらしく、中学生ということもあり、幸二もそんなに気にせずにいた。
しかし大和はレイカのことを本気で好きだったらしく、幸二をずっと恨み続けていたらしい。バイトで私と出会ったのは偶然だったらしく、幸二の女と知りながら私をからかうつもりで更衣室であんなことをしたらしい。2007-08-24 16:15:00 -
448:
まい
『そうやったんや‥』
「おう…まさか金属バッドで殴られるとは思わんかったけど、俺も電話で腹立ってたから、アイツに結構やってもうたしな…」
『なんて言われたん?』
「…んん、お前の女はしょーもないとか、すぐ落とせるとか…」―それを聞いて少しショックを受けた。2007-08-24 16:20:00 -
449:
まい
「…お前はしょーもない女なんかとちゃうで、俺の女やねんから。自信持てよっ」
『うん・・・・・』
「お前ってな、人間信用できひんって言いながらも、簡単に信用してまうとこあるやん?信じやすいから、それで裏切られるから、“もう絶対信じひん”そう思うんちゃうか…?」2007-08-24 16:26:00 -
450:
まい
『・・・・・・・・。』
「ただ、一人だけでいいから信用し続けろ。俺じゃなくていい、裏切られたことのない、自分を一番に考えてくれる奴を。」
『・・・・・じゃあ幸二やな』2007-08-24 16:29:00 -
451:
まい
「じゃ、俺を大切にしろなっ」
また白い八重歯を見せて、意地悪そうに笑う彼だった。2007-08-24 16:31:00 -
452:
まい
━うちは、幸二を大切にできてたんかな?
そんなこと聞いたことないから、今になって後悔するねん━
…幸二も一緒かな?2007-08-24 16:35:00 -
453:
まい
2007-08-24 16:39:00 -
454:
まい
幸二も無事に退院して、また夏になった。
―‥幸二と三度目の夏、去年約束した兵庫県へ、また私たちは約束通り向かった。2007-08-24 16:43:00 -
455:
まい
『今年も暑いねぇ』
「くそあっついわ!」
旅館に向かい、少しだらだらと時間を過ごした。
幸二の生々しい頭の傷跡を見て、私は幸二を抱きしめた。2007-08-24 16:48:00 -
456:
まい
『結構跡のこるなぁ…痛そう。』
「ハハ‥、もう痛ないよ。大和が捕まったんは、残念やけどな…」
『あんな奴一生出てこんでええし』
―大和は…聞いたところ、捕まったらしい。私は当然だと思ったけど、幸二だけが淋しそうだった。幸二は被害届も出さないと言ったけど、幸二ママは反対をして、結局被害届を出した。2007-08-24 16:54:00 -
457:
まい
『ま、しゃーない。自業自得やし、幸二もヒドイ目あってんから。』
「・・・・・・そうか?」
『そうやって!…よし、泳ぎに行こ☆』
―そうして幸二を外へ連れ出した。2007-08-24 17:00:00 -
458:
まい
また、去年のように海ではしゃぎまくり、私たちは夕方まで海で過ごした。
相変わらず幸二は意地悪ばっかりしていたけど、かき氷を3つ食べてお腹を壊していた(笑)
「もう絶対マイをいじめません」と、トイレで何回も呟いたとか(笑)2007-08-24 17:06:00 -
459:
まい
そして晩ご飯を食べ終えて、また夜の海へと向かった。
『やっぱ夜は涼しい〜』
「そっか?蒸し暑いわ」
空を見て、また去年と同じ星空が、私たちを待っていた。2007-08-24 17:10:00 -
460:
まい
「『…あっ!流れ星!』」
『見た?あ、お願いしな!』
「見た見た!俺もしよっと」
“来年もまた、幸二とココに来れますように・・・・”2007-08-24 17:13:00 -
461:
まい
『遅かったかも…』
「…フッ、大丈夫。また来年も一緒に来るやんか」
『え!何でわかったん?!』
「お前の言いそうなことやん、願わんでもええわ」
『は?うっざいな〜』2007-08-24 17:17:00 -
462:
まい
しばらく空を眺めていると、幸二が歌を口ずさみだした。
「あなた〜にぃ会え〜てぇほんと〜にぃ良か〜った」『きしょ!何で小田和正?』「はぁ?和正バカにすんなよ」『和正ってお前は友達か』「おう友達や!つか親戚や」『ありえん、黙れ音痴』「何言うてんねん、俺どんだけ美声か」『え?ジャイアン?』「‥しばくぞ」2007-08-24 17:24:00 -
463:
まい
“こぉちゃん、あん時に何気なく口ずさんだあの歌を、今小説の題名にしてん。うちの気持ちはまさに、あの歌やから”
…━あの時の流れ星は、やっぱり遅かったんかな?もし3秒以内に言えてたら、今うちの隣に…
あんたはいてる?2007-08-24 17:30:00 -
464:
まい
2007-08-24 17:31:00 -
465:
まい
これからラストになります。皆さんの応援のおかげもあって、早く完結できそうです。応援レス本当にありがとう!!
2007-08-24 17:36:00 -
466:
名無しさん
嫌ぁぁ?完結淋しい?毎日チェックしてたから?デモ頑張れ?応援してます??
2007-08-24 18:09:00 -
467:
名無しさん
更新早いし読みやすい頑張れ!
2007-08-24 18:10:00 -
469:
名無しさん
2007-08-24 18:31:00 -
470:
名無しさん
完結、楽しみにしてますよ??主さん、小説書くの上手いですね??また完結したら感想、書かしてもらいます???
2007-08-24 22:20:00 -
473:
まい
2007-08-25 04:47:00 -
474:
まい
―‥まだ暑さの残る九月。今年もまた、幸二の誕生日がやってくる。
先月の給料をもらい、すぐにプレゼントを買いに行こうと決めた。
“―18歳か‥”2007-08-25 04:53:00 -
475:
まい
悩みに悩んで、“キーケース”に決めた。
“よし、財布とおそろいじゃないとあかんよなっ”
グッチの財布と同じ柄の、グッチのキーケースを購入した。2007-08-25 05:00:00 -
476:
まい
“誕生日までワクワク★”もちろん幸二には内緒にして、またサプライズバースデーだ。
なんせ私たち、サプライズ好きなカップルでして…
まぁそれは置いといて、
幸二が帰ってきた。2007-08-25 05:03:00 -
477:
まい
『おっかえり♪』
「ただいま〜って、あれ?何でそんな機嫌いいん?」『別にぃ〜?晩ご飯うまくできたからかな★』
「ほんまかぁ〜?プレゼント買ったとかちゃん?」
『ハァ?違うし』
「嘘つけ〜、お前この前、給料日やったやん」2007-08-25 05:08:00 -
478:
まい
“ほんま幸二は‥なんでも分かるやっちゃなぁ〜”
『あんたにプレゼントなんか買ってやらんわ!』
―私がムキになってそう言ったら、彼は笑って「ハイハイ」って言ってた。2007-08-25 05:11:00 -
479:
まい
―‥その晩、
『なぁなぁ、こぉちゃんて、何でそんなにうちのこと分かるん?』
「何でって‥急に何で?」『気になったから!』
「…分からん、適当やわ」『はぁ〜?うざっ』2007-08-25 05:17:00 -
480:
名無しさん
リアルタイムだぁ(>_
2007-08-25 05:21:00 -
481:
まい
「ハハ‥お前“うざ”ってよう言うよな」『だってウザイもん!』
「お前淋しがりやもんな」『別にー』
「嘘つけ、初め会ったときも泣いてたやん、泣き虫」『ひどーい!!』
「お前は俺がおらんと何もできひんっ」
『きっしょ、できるしな!もう寝るおやすみ』「ほらそうやってすぐスネる」2007-08-25 05:25:00 -
483:
まい
‥―私はふて寝をした。
「お前あとちょっとだけ、強くなれよ」
“うざっ”と、私は無視をして、いつの間にか眠ってしまった‥。2007-08-25 05:30:00 -
484:
まい
‥―チュンチュン、、チュン
『ふぁー、眠い…』
あぁ、今日は幸二6時起きだっけか。
私はバイトの用意を始めた。2007-08-25 05:33:00 -
485:
まい
用意もできて、バイト先に向かった。
〜♪♪♪
バイト中、携帯が鳴る―
『あ、幸二かな』2007-08-25 05:37:00 -
486:
まい
着信こぉちゃんママ?
“あぁ、幸二ママやん”
『はい〜?』2007-08-25 05:39:00 -
487:
まい
2007-08-25 05:41:00 -
488:
まい
―‥ハァ、ハァ‥―
エプロンをつけたまま向かった。無我夢中で駅まで走った。タクシーに乗りおじさんにキレた。
━幸二が‥幸二が事故にあってん、今病院におる━2007-08-25 05:45:00 -
489:
まい
“事故って‥ヤバイんかな…、いや、大したことないやろ…もう、幸二ママが、あんなに慌ててるから…”
「着きましたよ!」
『あ、お釣りいいです!』2007-08-25 05:47:00 -
490:
まい
2007-08-25 05:49:00 -
491:
まい
「……非常に残念ですが、即死でした。」
2007-08-25 05:51:00 -
492:
まい
「うっ…嫌…幸二ー!!」幸二ママが隣で、私にしがみつき泣き出した。
“何が?即死って何?誰が即死したん?こぉちゃん何処いったん?は?何が?”2007-08-25 05:54:00 -
493:
まい
2007-08-25 05:55:00 -
494:
まい
…こぉちゃんは、
仕事の現場先の
交通量の多い道路で
車に跳ねられた。
2007-08-25 05:58:00 -
495:
まい
略)なし。
2007-08-25 05:59:00 -
496:
名無しさん
あげー?
2007-08-25 05:59:00 -
497:
まい
コンビニにな、行こうとしてんて。昼ご飯に、なんか買おうとしてん。原付で、前からスピードの出した乗用車と、曲がるときに、衝突して、跳ねられてから大型トラックに顔踏まれたって…………………何で、そんなに残酷なんですか?うちがお弁当作ってたら‥こんなこと、ならんかったのに…………。
2007-08-25 06:04:00 -
498:
まい
こぉちゃんのお通夜は、少し遅れてされた。
顔を…縫わないと、いけなくて。かわいそうに…
痛かったね、こぉちゃん。絶対、痛かったよね。2007-08-25 06:07:00 -
499:
まい
━九月五日━
須藤幸二、永眠。
火曜日の、ことだった。2007-08-25 06:10:00 -
500:
まい
不思議なことに、涙が出なかった。“じわっ”とも、来なかった。
お通夜も一晩中隣にいて、お葬式も…涙がちっとも、出なかった。2007-08-25 06:13:00 -
501:
まい
━…何でみんな、
泣いてんの?
幸二死んだん?
死んでない、ありえへん。2007-08-25 06:15:00 -
502:
まい
幸二の死は、突然すぎた。
―渡すことのできなかったキーケースだけが、虚しく部屋に残された。2007-08-25 06:17:00 -
503:
まい
『こぉちゃん‥寝られへん、隣に居てくれな、うち、寝られへんで…?』
神様…うち、何でもします。嫌いなグリーンピースも絶対残しません。もうこぉちゃんに『うざい』って、絶対言いません。ほんまに、ほんまに何でもするから…こぉちゃんを返してください。うち、こぉちゃんが居ないと無理なんです。お願いします、お願いします。2007-08-25 06:22:00 -
504:
まい
━強くなれよ━
それが、『幸二』の、
最後の言葉だった―。2007-08-25 06:24:00 -
505:
まい
“人”は、絶対に“人”を、傷つけてしまう。
傷つくのが怖くて、信用したくないと言った。
自分の身を守るため、それが一番だと思った。2007-08-25 06:27:00 -
506:
まい
“言葉”は、時として傷つける“武器”になる。
だから、適当に合わせればいいと言った。
本気で受け止めたら、ろくなことがないと思った。2007-08-25 06:30:00 -
507:
まい
―幸二は言った。
“人”は、“人”にしか、分からないことがたくさんある。色んな人間がいるからこそ、自分が信用できる人も、その中にいる。
“言葉”は、傷つけるだけじゃない。安心や、喜び、自分たちが言った“言葉”で、色んな感情を、相手に持たせれるんだと。2007-08-25 06:35:00 -
508:
まい
色んなことを見すぎた今、感情をあまり表に出さないことが、大人だと、思っていた。
でも違うやんな?
こぉちゃん。2007-08-25 06:38:00 -
509:
まい
2007-08-25 06:39:00 -
510:
まい
━9月26日
‥幸二の誕生日。
ケーキとキーケースをテーブルに置いても、
いつもの“ありがとう”は聞こえてこない。2007-08-25 06:46:00 -
511:
まい
━来年も一緒に━
━今年もよろしく━
当たり前のように言ってた“あの言葉”は、紛れもなく幸二が言ったこと。
2007-08-25 06:49:00 -
512:
まい
『・・・・・・・・・・・・。』
長い沈黙の中、改めて
“幸二が居ない”ことを
―‥悟った。2007-08-25 06:51:00 -
513:
まい
―‥伝えきれなかった、たくさんの“想い”が、涙となって、流れ落ちた。
たくさんの“ありがとう”たくさんの“ごめんね”
たくさんの“愛してる‥”2007-08-25 06:53:00 -
514:
まい
こぉちゃん?
こんな残酷な運命でも、『あなた』は“後悔”ないですか‥―?
いつもの“しゃーない”では、済ませんと思うよ?
何を聞いても、こぉちゃんからの返事はない。2007-08-25 06:57:00 -
515:
まい
―ふとテレビから流れた
“あの曲”
こぉちゃん、自称“親戚”の、あの曲やで。2007-08-25 06:59:00 -
516:
まい
あなたに、逢えて、
本当に、良かった。
嬉しくて、嬉しくて、
言葉に、できない…2007-08-25 07:02:00 -
517:
まい
―涙は止まることなく、幸二に想いが届くように…それだけを願った・・・・。
もし私が、あの中学校じゃなかったら、大阪じゃなかったら、日本じゃなかったら、―生まれてなかったら。2007-08-25 07:06:00 -
518:
まい
お母さん、私を産んでくれてありがとう。
おばちゃん、幸二を産んでくれてありがとう。
弱い自分が嫌いだったり、人を信用できなかったり、疑うことしか知らなかった私。2007-08-25 07:09:00 -
519:
まい
『あなた』のおかげで私は変わることができました。
『あなた』への想いはたくさんありすぎて、うまく言葉にできないけど…
後悔のない人生を送りたいです。2007-08-25 07:11:00 -
520:
まい
『あなた』のためにも。
2007-08-25 07:12:00 -
521:
まい
━完━
2007-08-25 07:13:00 -
522:
まい
完結することができました。幸二への想いが強くなりすぎて泣きながら今の気持ちを書いてしまいました。少し読みにくいですね。
>>506さんあげてくれてありがとう!!
今までの色んな応援レスも本当にありがとうございました!!2007-08-25 07:17:00 -
523:
名無しさん
読み応えありました
実話なんだよね?
これからも頑張ってね
幸せが訪れますように2007-08-25 07:56:00 -
524:
名無しさん
…。
なんか、良い話やった…とか、感動した…とか、そんな言葉じゃない気がする…
主さんありがとぅ?
なんかすっごい大事な事…当たり前にある事…これがどんだけの事か一瞬一瞬大事にせなあかんか…めっちゃ考えさせられる…
主さん…吹っ切れる訳ないのは解ってるんやけど、必ず前に進んで絶対幸せになって下さいm(__)m2007-08-25 08:43:00 -
525:
名無しさん
感動して泣きました?隣で彼女が寝てる事をすごい幸せに感じれます?ありがとうございます?
2007-08-25 09:11:00 -
526:
まい
>>533サンありがとうございました!!
ストーリーはすべて実話です。幸二との会話も実話ですが、たまにちょこっと出てくる人たちの会話は、覚えてないところは加えたりしています。読んで頂いてありがとうございました。はい、頑張ります!この小説を幸二の命日までに書き終われて何よりです!2007-08-25 09:14:00 -
527:
まい
>>534サンありがとうございました!!感想を見ると涙が止まりません…。そうですね、吹っ切れることは難しいですが、小説を完結できてすごい心が落ち着きました。ありがとうございます!!
2007-08-25 09:19:00 -
529:
名無しさん
あたし3日前にホストしてる彼と別れました。お互い幸せになるために別れました。好きやのに別れてめっちゃ今つらかったんです。ただ、この話読んで伝えないと?ってオモイマシた。
まいチャン、ありがとう?2007-08-25 09:56:00 -
530:
まい
>>539サンありがとうございました!!それは辛かったですね…私の友達も今ホストの彼氏で悩んでいます。後悔しないようにいっぱい伝えてください!!こちらこそ、ありがとうございます!!
2007-08-25 11:04:00 -
531:
名無しさん
何ていったらいいのかわかりませんが、涙がたくさん出てきました。お疲れ様でした。
2007-08-25 11:13:00 -
532:
まい
>>541サンありがとうございました!!読み直すと自分のことなので涙しますが、文章が変でうまく伝わったのか不安だったんですが、安心しました…。ありがとうございます!!
2007-08-25 12:08:00 -
533:
名無しさん
541です!返事ありがとうございました。初めて、小説よんでこんなに泣きました。主さんにはこれからほんとに幸せになってほしいです。
2007-08-25 12:33:00 -
534:
名無しさん
「あげー?」って書いてたものです。最初から読んでました!
お疲れ様です。
まいさん.すごい辛かったでしょうね。展開がすごすぎて涙してしまいました?
幸二君も幸せやった思いますよ?
相手を思いやる気持ちを.幸二くん・まいさんに教えられました。
今まいさんわ前に進めてるんですか?2007-08-25 12:42:00 -
536:
まい
>>544サンありがとうございました!!あの時の「あげー?」を見て、すっごいやる気がもてました!正直、突然すぎましたが、今こうして理解できるようになりました?完結できたことでまた、前に進めたと思います。少しずつですが、またバイトを始めることができました。本当にありがとうございます!!
2007-08-25 13:27:00 -
537:
0775
完結おめでとう!泣いた。何でこんな幸せなカップルがこんな悲しい結末を迎えなアカンのやろ。神様は残酷や。まいちゃんこれからも頑張ってな。
こんなスムーズに終わる小説最近ないし、他の作者さんや読者も見習って欲しい。2007-08-25 14:54:00 -
538:
名無しさん
何回か書き込みさせてもらってました?
本間に読みやすくて更新も早くておもしろかったから見てたけど、こんなに悲しい結末になっちゃうなんて?本間幸二君とまいちゃんはすごぃいいカップルで読んでて羨ましかった!まいちゃんこれからも頑張ってね!幸二君を忘れる事なんかできへんし、忘れんくてぃぃしデモ幸せになってください2007-08-25 15:25:00 -
539:
名無しさん
めっちゃ泣きました?大切な人が急にいなくなるなんて今まで考えた事がなかったからちゃんと大切にしなくちゃいけないと思いました?まいちゃんがこれから幸せになれますように祈っています
2007-08-25 17:33:00 -
540:
名無しさん
466です。まいさん、お疲れ様デス?ほんと、悲しい結末で涙がでました??大切な人を失う辛さ、想像するだけで泣きそうになります。こぉちゃんの事は忘れず時々思い出してあげて下さい。それで供養になるって聞いた事があります。絶対×100幸せになって下さいね??ありがとう?
2007-08-25 20:12:00 -
541:
名無しさん
↑476でした。ごめんなさい?
2007-08-25 20:16:00 -
542:
名無しさん
めっちゃ泣いた…
こぉちゃん良い男すぎるわ!
辛かったと思うけど書いてくれてありがとう。
この小説にいっぱい教えられた!
自分を責めたらあかんよ!幸せになってね2007-08-26 01:29:00 -
543:
みややん
今の自分がすごく馬鹿だと思った。彼氏にうざいとか死ねとかめちゃゆ-てるし、大好きやし一緒におるんが当たり前やと思ってる自分にムカついた、朝起きたら彼氏に「大好きやで」って言ってあげたくなった。自分の好きな人には自分より1分でも一秒でも長く生きて欲しいって思いました。完結おめでと。こんな気持ちにさせてくれてほんまありがと。
2007-08-26 03:56:00 -
544:
まい
たくさんの感想レスありがとうございます!!ほんますっごい嬉しいです。
>>5470775サンありがとうございました!!そうですね、人はいつか死ぬと言いますが、まさかこんな形で別れが来るとは思いませんでした。はい!!精一杯頑張ります!初心者にはすごい嬉しいお言葉です…ありがとうございます!2007-08-26 10:17:00 -
545:
まい
>>548サンありがとうございました!!応援レスすごい励みになりました、ありがとうございます!喧嘩ばかりで色んな障害がありましたが、幸二のおかげで、なんとかやってこれた気がします。はい、忘れません!こうやって嬉しい感想レスを見るだけで、幸せに想います!ありがとうございます!!
2007-08-26 10:38:00 -
546:
まい
>>549サンありがとうございました!!私もその言葉に泣けてきます…。大切な人を後悔しないように大切にしてください!今こうして感想を見るだけで幸せに想います!本当にありがとうございます!!
2007-08-26 10:41:00 -
547:
まい
>>550サンありがとうございました!!応援レス、ほんとに励みになりました!!こぉちゃんのこと、ずっと胸に想い続けます。供養できればなによりです。今こうして幸せに思えます!ほんとにありがとうございます!!
2007-08-26 10:45:00 -
548:
まい
>>552サンありがとうございました!!こぉちゃんはほんま優しい良い男でした。書いてる間は辛くて涙しましたが…、感想を見ると書いてよかったと、幸せに想います!!こちらこそ、読んで頂いてありがとうございます!!
2007-08-26 10:49:00 -
549:
まい
>>553みややんサンありがとうございました!!そうですね、私もこぉちゃんと一緒のときは、傷つける言葉を何度も言っていました。みややんサンは後悔しないように、たくさん伝えてください!そう思ってくれて嬉しいです!こちらこそ読んで頂いてありがとうございます!!
2007-08-26 10:52:00 -
550:
まい
本当にたくさんの感想レスありがとうございます!!小説を書いている間は、やっぱり涙で画面がゆがみました。こぉちゃんが居なくなってからは、急に振られたような、心に大きな穴が開きました。背は160なんですが、ご飯がのどに通らなくなり体重が37まで落ちました。もう一年になりますが、今だに不眠症が続いていました。
小説を書きだしたのは、恋空を読んだのが、きっかけです。うまく読者に伝わったのか不安でしたが、皆さんの感想を見ると、もう涙が止まりませんでした。ほんとに書いてよかったと、心から感謝しています!!顔も知らない私に、掲示板を通してたくさんの人が幸せを願ってくれることが、ほんとに幸せに感じます。こぉちゃんもきっと、幸せに思ってくれてると、信じています。
本当にありがとうございました!!2007-08-26 11:04:00 -
551:
名無しさん
めちゃ感動??
2007-08-26 12:30:00 -
552:
まい
こぉちゃん本間にええ男やしこんなおっきいあったかい人なかなかおらん!ほんま言葉ひとつひとつがなんか心に響くなぁ。出会えてよかったね。
きっとこぉちゃん天国いって笑ってる主さん幸せになってね。2007-08-26 17:54:00 -
553:
名無しさん
↑ん?
2007-08-26 22:50:00 -
554:
名無しさん
めっちゃ泣きました?
やっぱり信じないとあかんなぁって思いました?
ありがとうございます?2007-08-27 00:12:00 -
555:
名無しさん
今全部読みました?すごく大切な気持ちを教えてもらったと思います。ありがとぅ。
書いてる時辛くなった時もあったと思うケド最後まで書いてくれてほんとにありがとぅ!そしておつかれさまです。
まぃちゃんがゆっくりまっすぐ進んで幸せになってくださぃ。2007-08-27 23:28:00 -
556:
りえ
完結お疲れ様です。
この小説を通して色んな事を学びました。
まいさんが前へ進めますように。
そしてこうじさんが安らかに眠れますように。
そして私も、私の子ども光司も9月26日生まれです。
何か運命的なものを感じ思わず書き込みをしました。
これから頑張って下さいね。2007-08-28 05:05:00 -
557:
名無しさん
彼氏とモメてて、なかなか眠れないので、朝方に読み始めました。気ぃついたら、やめれんくて、最後まで読みました。彼氏とモメた理由は…レイカさんの話ン時と似てて…来月結婚決まってんのもあるやろうけど、もぅ不安で仕方ない。なんもない言われても…『信じたいけど信じれへん』ホンマそう思ってた。干渉ばっかして、なんか、もぅアカン思ってたけど、この小説読んで、すごい自分は自分勝手で…まいさんら2人みたいに想い合ってること…なんも表せてへんし、それが当たり前やと思ってたことに気がつきました。書いてくれてありがとう。こーゆうとこに初めてコメントしました。ありがとうって言いたくて仕方なかった!ホンマありがとう。
2007-08-28 10:57:00 -
558:
あゆみ
まぃサンって本当に礼儀正しくて優しい人ですね
この小説読んで私も色んな事学びました
本当に本当に感動して号泣しました……
こぉサンも本当にィィ男ですね
今時こんなィィ男居ないのに神様ゎ本当に意地悪だ↓↓
何かこの小説読んで私も彼氏の事もっと大事にしなきゃって思いました
まぃサンぁりがとぉござぃます☆
2007-08-30 02:53:00 -
559:
空
ふと、今日の夜にこの小説を読み初め、今全部読み終わりました!感動しました。まいサンはすごく良い恋愛をしたんですね?こうチャンと出会い、色々なコトを学んだんだと感じ取れました?
人を信じることは簡単じゃなくて、人は見返りを求めてしまう生き物だと思う。うまく言えないケド伝わる物がありました!心に届きました?
私は離婚する前なんですが、もう一度色々考えてみます?ちなみに旦那もこうチャンです?
強く生きて下さい?でもたまには弱音も吐いてくださいね?2007-08-30 05:29:00 -
560:
名無しさん
完結お疲れさまでした。この小説読んでよかったです。大事な事に気付けた気がします。
おせっかいかもしれませんが、携帯小説のコンクールに応募されたらどうですか??2007-08-30 18:01:00 -
562:
まい
>>562さん、ありがとうございました!!
こぉちゃんは心の広い、本当にいい男でした!出会えてよかったって心から思います。そうですね、こぉちゃんが幸せにしていることを願います。ありがとうございます!2007-08-30 19:04:00 -
564:
まい
>>564さん、ありがとうございました!!
そうですね、信じることが大切なのは、こぉちゃんから教えてもらいました。こちらこそ、ありがとうございます!2007-08-30 19:09:00 -
565:
まい
>>565さん、ありがとうございました!!
本当に最後まで書けてよかったと思います!ゆっくり進んでいきます。こちらこそ、ありがとうございます!2007-08-30 19:12:00 -
566:
まい
>>566さん、ありがとうございました!!
本当にですか?幸二の名前と誕生日と命日は、偽りなしです。私も運命を感じました。なぜかすごく嬉しいです!!はい、ゆっくり進んでいきます。りえさんのお子さんが元気に成長してほしいと、願っています。こちらこそ、ありがとうございます!2007-08-30 19:17:00 -
567:
まい
>>567さん、ありがとうございました!!
今はもう落ち着きましたか?信じるって、なかなかできませんよね。もし信じて、裏切られたら…なんてことを、よく考えてました。今きっと辛い立場にいると思いますが、後悔のないようにと願っています。こちらこそ、初めてのコメントありがとうございます!2007-08-30 19:21:00 -
568:
まい
>>568さん、ありがとうございました!!
礼儀正しいですか?とっても嬉しいです☆そうですね、こぉちゃんの優しさを、今はすごく身に染みます。号泣してくださるなんて、本当に小説を書いてよかったです。彼氏さんとお幸せに☆こちらこそ、ありがとうございます!2007-08-30 19:26:00 -
569:
まい
>>569さん、ありがとうございました!!
そうですね、色んな人間の気持ちを知りました。いっぱい見返りを求めていました…私も空さんの言葉が心に届きました。弱音も吐きながら、強く生きていきます!こちらこそ、長い時間ありがとうございます!2007-08-30 19:31:00 -
570:
まい
>>570さん、ありがとうございました!!
そう言ってもらえて、小説を書いてよかったです。本当にありがとうございます!すみません、携帯小説コンクールとは初耳なんですが、どのように応募すればよいですか?2007-08-30 19:34:00 -
571:
まい
皆さんたくさんの感想レスありがとうございます!!しばらく遅れてしまってすいません。応援や感想を下さった皆さんに、どうしても伝えたいことがあります。
三日前に、こぉちゃんからの手紙が見つかりました。場所は、寝室の辞典に挟まれてあり、書きかけの手紙でした。おそらくこぉちゃんが亡くなる半年前、ホワイトデーのお返しだと思われます。
【内容】
舞へ
手紙ほしいとか言うから書いてみた!
でも何て書いたらイイんかな〜?
チョコありがとう!
めっちゃうまかったわ!
来年はケーキがええな〜
内容はここまでです。この手紙を見つけたのは、小説を書いたあとに、言葉の意味を探そうとして見つけました。手紙を発見できたのも、小説のおかげです。また涙を流してしまいました。遅れましたが、返事を書かせて頂きました。本当にありがとうございました。2007-08-30 19:36:00 -
572:
名無しさん
http://nkst.jp/i/index.php 携帯小説のサイトです!
2007-08-31 12:40:00 -
573:
ゆ
色んな小説読んで初めて感想書こーと思った!!お疲れ様でした☆好きだった人と別れて毎日辛かったけどなんかがんばろうって思えた!!読んでよかった☆
2007-09-01 03:06:00 -
574:
名無しさん
悲しい?
2007-10-01 06:13:00 -
575:
名無しさん
うん悲しい…
2007-10-01 14:45:00 -
576:
名無しさん
今、読み終えました。 フィクションだったんですね 一気に読みました。お疲れさまでした。感動をありがとうございました。力強くこおちゃんのぶんまでも生き抜いてください。辞書の間から手紙を見つけれてよかったですね。
2007-10-01 17:27:00 -
577:
さくら
何気なくこの題名が目にとまって見ました。凄く震えて自分と重ねて泣きました。幸せになってずっとずっと笑っててください!
2007-11-14 20:48:00 -
578:
匿名希望
今晩は?? 主さん小説思わず最後まで.夢中で読みました。 何が大切なんかなって・気付かせてくれました。
主さんも 今を乗り越えて必ず幸せになって下さいね?? ありがとうございました。2007-11-16 01:23:00 -
579:
Aの彼女?
最初カラ読みました?
涙止まらなぃデス?
ァタシも今彼氏のコトを信じれず、疑ってばっか?傷付けてました?
コレカラそれを謝って信じる努力をしたぃデス?
ァリガトゥ??
何て言ったらいいか…
コレカラも
頑張って下さいね?2007-11-21 02:36:00 -
580:
.
age
2007-11-30 09:15:00 -
581:
名無しさん
主さんへ。
大塚愛の『大好きだよ。』プロモ見ながら聞いてみてください。
大塚愛が嫌いだったらすいません?2007-12-07 19:21:00 -
582:
名無しさん
人は生まれて死に 生まれた時に 時間はきまってるもんなんかな。でも違う形で神様は命与えてくれてるはず。それが動物なのか植物なのかは俺にもわからんけどしゃべったりできんくても、舞ちゃんを見守ってたるとおもうで!本間こうじ君はええ男やな。男の中の男や!弱気を助け強気を挫く!時間が解決してくれるとかいう問題じゃないかもしれんけど しっかり前向いていきていけば必ずいいことあるはずやから頑張って下さいね!
2007-12-21 15:23:00 -
583:
名無しさん
泣きました??
こうじさんは絶対に見守ってくれてるからね?
絶対に幸せになろうね??2008-01-14 05:33:00 -
584:
名無しさん
主さんはきっと幸せになれますよ。
2008-01-14 15:02:00 -
585:
名無しさん
まいさんと誕生日一緒やあ??小説、感動しました。
2008-01-15 01:39:00 -
586:
名無しさん
あげ??
2008-01-16 02:51:00 -
587:
名無しさん
?
2008-01-20 23:07:00 -
588:
名無しさん
まぃさん?
すごく感動しましたぁ?
辛かったと思うけど小説を書いてくれてァリガトゥござぃますm(__)m
幸二さんィィ男ですね?
まぃさん-幸せになって下さいねm(__)m2008-02-06 02:22:00 -
589:
名無しさん
主さん今までで一番読みやすくて共感するとこもあって感動しました?
これから絶対まいさんが幸せ掴めますように?2008-02-06 16:18:00 -
590:
名無しさん
?
2008-02-06 21:50:00 -
591:
名無しさん
幸ニさんは本間にいい男ですね(>_
2008-02-07 20:41:00 -
592:
名無しさん
ないた??
2008-04-14 23:03:00 -
593:
名無しさん
あげ
2008-04-30 10:08:00 -
594:
名無しさん
頑張って
2008-04-30 16:18:00 -
595:
名無しさん
?
2008-05-17 17:08:00 -
596:
名無しさん
名作あげ?まいさん幸せに過ごしてるかな??
2008-09-04 00:12:00 -
597:
名無しさん
初めまして。読みました?
まいさん、思い出して辛い事もあったやろに頑張って書いてくれて有り難うございました?
この小説を読んで良かったです?ありがとう2008-09-04 20:25:00 -
598:
名無しさん
フィクションかぁ〜リアルでした!!!!
こんな男に出会いたかった〜本間に一筋な感じがとってもよかったです一気に読んでしまったo(><)o2008-09-20 22:59:00 -
599:
名無しさん
↑いやいや?ノーフィクションやから
2008-09-21 00:50:00 -
600:
名無しさん
荒らしなしの小説久しぶりに読んだ
2008-09-23 02:22:00 -
601:
名無しさん
ほんまに感動しました??
何か二人からすごく大切な事教わった気がする?
2008-09-27 02:40:00 -
602:
名無しさん
今全部読みました。とても感動しました。
私わ元カレと別れて一年半たちます。私の家庭わ複雑でいつも辛さを隠すために笑っていました。お父さんの愛情が欠けているぶん、付き合った男の人にヒドク依存していました。付き合った人は離れていく、、、私の全てを知って本当に好きになってくれた人わいませんでした。けど彼だけわ違った。彼にわ全て話すことができました。怖かったけど私の全てを知っててほしかったから。彼わお前の家がどうであれ好きになったらのわお前やから。って私をちゃんと私と認めてくれた初めての人でした。彼といる毎日わキラキラしてて本当に幸せでした。あのとき私がワガママを言い過ぎてたこと。別れたあと彼に、こんなに好きやのに。。。と気持ちをゆったとき、なんで付き合ってるときに今みたいにゆってくれんかったん?ってゆわれました。私の中でわ気持ちゆってるつもりだったのですが。。。別れて一年半たちますが彼のこと未だに好きです。今のわたしならって何度も思いました。
彼のことが好きすぎて縁を一ヶ月前に切りました。でもマイさんの小説をみて気持ちを伝える大切さ。心から好きって人と巡り会える大切さ。本当にジーンときました。何が言いたいか解らず長々となってすいません。一度きりの人生。お互い後悔しないようにしたいですね。2008-09-27 14:17:00 -
603:
名無しさん
↑長っ
2008-09-27 15:41:00 -
604:
名無しさん
泣いたわ・・
2008-09-28 15:34:00 -
606:
名無しさん
初めて一気に読みました??
泣きました??
まいさん幸せになって下さいね??
素敵な彼氏さんで羨ましいです??
私も二人みたいな関係になりたいです??
ありがとう??2008-10-21 06:55:00 -
607:
名無しさん
あげ?
2009-03-18 17:32:00 -
608:
言葉にできない
終わる筈のない愛が途絶えた、いのち尽きてゆくように。ちがう、きっとちがう、心が叫んでる。
一人では生きていけなくて、また誰かを愛してる。こころ哀しくて、言葉にできない。la la la...言葉にできない
せつない嘘をついては、いいわけをのみこんで、果たせぬあの頃の夢はもう消えた。誰のせいでもない、自分が小さすぎるから。それが悔しくて、言葉にできない。la la la...言葉にできない
あなたに逢えて
本当によかった
嬉しくて
嬉しくて
言葉にできない2009-03-20 11:29:00 -
610:
名無しさん
↑はたから見たら明らかお前の方がさぶいで笑
2009-03-22 02:06:00 -
611:
名無しさん
やばいかなり前のやけど久々泣いたわ?
まいチャン元気してはるんやろか?2009-04-05 01:21:00 -
612:
名無しさん
報ステはテロ朝の中でもとりわけ反日色が強いようだけど、
まさにそんな感じ。
北朝鮮のテポドン2号ミサイルに
「燃料を注入を開始した。とアメリカのメディアが伝えました」
という、
日本にとって重大な脅威がいよいよ差し迫った事態に立ち至ったのに、
アッサリ短時間でサッサと終了。
2009-04-06 18:26:00 -
613:
名無しさん
あげ?
2009-10-23 09:37:00 -
614:
名無しさん
上げ???
2009-11-06 09:49:00 -
615:
名無しさん
あ
2011-02-20 00:58:00 -
616:
名無しさん
あげ
2011-11-14 12:14:00 -
617:
名無しさん
主、まさかこれ関係ある?
大阪府東大阪市柏田本町のコンビニにワゴン車が突っ込んだ事故で、亡くなったアルバイト従業員の西田和行さん(33)の父(65)と母(64)が5日、毎日新聞の取材に「運転ミスで大切な息子を奪われ、許せない」と訴えた。和行さんの1歳年上だった兄も16年前、交通事故で亡くなったという。母親は「2人兄弟の息子を事故で失った。自慢の息子だったのに」と涙ぐんだ。
両親によると、和行さんは約5年前から現場のコンビニで働き始め、店の繁忙期には残業を買って出るほど熱心だった。足が不自由な母親の病院の送り迎えもしていた。
和行さんと仲が良かった兄は1998年12月、バイクを運転中、トラックにはねられ亡くなった。18歳の大学生だった。事故後、和行さんは気丈にふるまい、両親を明るくしようと努めていた。日ごろから「親の面倒は僕が見る」と話していた。兄の影響で始めたバンドでベースを担当し、梅田や難波でのライブにはいつも母親を招待した。母親が「良かったよ」とねぎらうと、笑みを浮かべた。2014-09-06 17:01:00