小説掲示板?俺と彼女?のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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?俺と彼女?

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  • 1:

    はる?

    『あっ?こいつやれる?』それがあいつに初めて出会った時の印象だった。
    俺の名前ははる。年は27才。自営業をしていて従業員も二十人程抱えている。小さいながらも運送会社の社長だ。当時の俺は有り余る金をキャバクラやラウンジに毎晩のように落としていた。色をかけてくる嬢も少なくなかった。アフターに誘い知り合いのバーに連れて行きホテルでセックスをする。朝になれば夜とは顔の違う嬢にタク代を握らせ現地解散(笑)

    2007-08-23 01:19:00
  • 2:

    はる?

    何かが狂っていた。誰と体を重ねても心は満たされることはない。しかしまた夜になれば俺はみなみの街へと引き寄せられるように足を運んでしまう。たいてい飲みに行く顔ぶれは決まっている。しゅん:昔からの幼なじみで今は地元で服屋の店長をしている。
    よーすけ:後輩で人なつっこく昔からつるんでいる。仕事は特にしておらず女の稼ぎで生活しているらしい…。いわゆる『ひも』と呼ばれる人種だ(笑)

    2007-08-23 01:29:00
  • 3:

    はる?

    『今日はどこの嬢お持ち帰りすんねん?』しゅんがおどけながら肩を叩く。『はるサンの見てくれにどーして女はだまされるか…』よーすけもしゅんに便乗し乗ってきた。
    『もーセックスは飽きたわ。普通に恋愛がしてみたいわぁー。』と嘆くように二人の前で言ってみる。

    2007-08-23 01:35:00
  • 4:

    はる?

    『しょーもなっ?思ってもないこと言いなって。お前みたいな手の早いやつ見たことないわ(笑)?』としゅんが呆れたように俺を見る。『まぁなぁ…。飲み屋しか出会いもないしでも飲み屋の女とどうこうって考えられへんからとりあえず喰うんぢゃい??』と三人で話しながら行きつけのラウンジに足を運んだ。

    2007-08-23 01:45:00
  • 5:

    はる?

    『いらっしゃいませ。あちらの席へご案内します』顔なじみの黒服に案内され席に着く。『新人誰か入った?』よーすけが嬉しそうに黒服に尋ねた。(新人=ガードが緩いがよーすけの法則らしい…)『新人入ってますよ。二十歳が二人??新人二人にご挨拶させに行かせます。後一人はさちサンでよろしいですか?』と黒服が俺を見てにやっと笑った。『ええっすよ。さちがよければ…』と苦笑いで答えた。

    2007-08-23 01:52:00
  • 6:

    はる?

    さちとは、この店の古株で後輩の面倒見もよく客からの人気もあり新人の教育係のような立場にいるやつだ。黒服が何故意味ありげに俺を見て笑ったのでしょう??
    ?実は俺は店公認のさちのストーカーだから。
    ?実は俺の妹だから。
    ?実は俺と付き合ってるから。

    2007-08-23 01:59:00
  • 7:

    名無しさん

    はいっ?
    ストーカーだと思います?

    頑張れ〜?

    2007-08-23 02:02:00
  • 8:

    はる?

    正解は?。さちと俺は二年前から付き合っていた??俺は知らなかったが店的にも嬢の間でも付き合ってることになっていた。しゅんもよーすけも知っている。週?店外デートをして飯食ってセックスして帰る。付き合ってるのだろうか…。お互い束縛もしないし干渉もしない。水歴の長いさちには居場所としてちょうどよかったのかもしれない。

    2007-08-23 02:05:00
  • 9:

    はる?

    7サンありがとうございます? 頑張って書きます??

    2007-08-23 02:07:00
  • 10:

    はる?

    『お久しぶりデスー。お元気でしたか?』白いドレスで着飾ったさちがとびきりの店用スマイルで俺たち三人をもてなす。『さっちゃーん。またべっぴんサンになったん違うん?ええ加減俺んとこ来いや。大事にしたるから?』しゅんはさちを口説くのが趣味だ。そして案外本気だ(笑)

    2007-08-23 02:11:00
  • 11:

    はる?

    『そんなん誰にでもゆってるんぢゃないんですかぁ?本気なら考えときます。』と俺をちらっと見てしゅんをかわした。しゅんは『本気やで?』と必死のアピール。さちの後ろではもじもじしながらドレスを摘んでいる新人が二人…。『さちさーん新人サン紹介してぇなぁ☆☆』よーすけは待ちきれない様子でさちに進行を預けた。

    2007-08-23 02:17:00
  • 12:

    はる?

    『そんなん誰にでもゆってるんぢゃないんですかぁ?本気なら考えときます。』と俺をちらっと見てしゅんをかわした。しゅんは『本気やで?』と必死のアピール。さちの後ろではもじもじしながらドレスを摘んでいる新人が二人…。『さちさーん新人サン紹介してぇなぁ☆☆』よーすけは待ちきれない様子でさちに進行を預けた。

    2007-08-23 02:18:00
  • 13:

    はる?

    『そやね?ごめん?気を取り直してかおりチャンとあゆチャンでーす?ピチピチの二十歳よぉ☆☆水初めてやから色々教えてあげてね。かおりチャンあゆチャン、どこでも好きなとこ座り☆☆』さちが新人二人を紹介した。『初めましてーかおりんデース?トナリ失礼しますぅ☆☆』と元気よくよーすけのトナリに座った。さちは口うるさいしゅんのトナリに座り俺の横には淡いピンクのドレスを着た新人あゆがつくことになった。

    2007-08-23 02:26:00
  • 14:

    はる?

    かおりはいかにもって感じのキャバ嬢っぽい見た目で『お前初めてとか嘘つくなって』と言いたくなるような図々しさがあった。しかしよーすけは自分のトナリに来てくれたもんだからテンション上がりっぱなしで話は盛り上がっていた。さちはしゅんに捕まり付き合う付き合わないで迷宮をさまよっていた。時折さちが俺をみるが俺は見ないようにした。正直さちに対して誠実さも愛情もなかった。ただ何となく、他のホステスと比べると群を抜いて容姿もよく性格もよかったから今までの関係が成り立っていた。それに比べしゅんは、一筋で自分の彼女には、これ以上ない程の愛情を注ぐロマンチストだ。俺が女ならしゅんのような男に愛されたいと思うから、さちを自分から無理矢理遠ざけていた。

    2007-08-23 02:37:00
  • 15:

    はる?

    ぼぉーっと四人を見ていると『あのー…何を話したらいんですか??あたし本当初めてで…?はるサン?ですよね?ごめんなさいあたし何かがつかせてもらって?』今にも泣き出しそうな顔であゆが俺に話しかけてきた。『ごめーん?めっちゃぼーっとしてた??寝不足やからなぁ??あゆチャン今まで仕事何してたん?』と尋ねるとあゆは顔が明るくなり色々と話をしだした。今までは田舎で訪問介護の仕事をしていたとゆう。介護の仕事をいきいきと話しているあゆはとても無邪気でかわいらしかった。

    2007-08-23 02:47:00
  • 16:

    はる?

    『へぇー大変な仕事やなぁ。あゆチャン細い体で頑張ってたんやなぁ☆☆俺も心が病んでるからあゆチャンみたいなかわいい子に介護してもらいたいわ??』と下心満載で新人をからかってみた。
    あゆは俯き無言。
    〔あかん?この手の子にはこんなん受け入れられへんのか??どーしよ???遊びなれた子ばっかと喋ってたからこんなおっさん臭いことゆうてもた??はぁ?どん引きですやん?〕
    『冗談やっ…』
    『いいですよ?はるサンの心の病気はあたしが治しますから??』
    『へっ…!?』
    間抜けな声が出てしまった…。『冗談やってぇ??』と笑い飛ばすつもりが何故か…。あゆは力強く大きな目で俺を見ていた。

    2007-08-23 02:59:00
  • 17:

    はる?

    『冗談やってぇ☆☆あゆチャン初めてやからってそんな頑張らんでええよ♪俺案外強いから大丈夫やで。』と我にかえりいつもの俺に戻った。意外な答えが返ってきて動揺してしまった俺が情けない…。『そうですかぁ。あたし冗談通じないってさっきの席でもゆわれちゃって(笑)あたしは出会った人がみんな幸せだったら嬉しいんです♪』とまた無邪気に笑った。今までキャバやラウンジで遊んできた俺はこの純粋で真っ白なあゆを〔汚したい〕と思った。
    キャラを作っている女は数え切れない程いたし正体を暴いてきた。本物はそこにはいなかった。正体が分かった瞬間の女の開き直った表情がたまらなく好きで俺の密かな楽しみだった。俺のマニアックな性癖なのかもしれない(笑)

    2007-08-23 03:17:00
  • 18:

    はる?

    その日はあゆと連絡先だけ交換して帰った。しゅんもよーすけも酔いつぶれてしまいアフターどころではなかった。タクシーによーすけを先に乗せた。次にしゅんを乗せる。『俺…本間さちの事好きやから…中途半端なことするんやったら俺に…俺に…。』『わかった?。お前の言いたい事は聞きあきた?気を付けて帰れよ?じゃあお願いしますね?』ドアを閉め強引に話を終わらせた。タバコに火を付けようとした時電話が鳴った。【着信さち】

    2007-08-23 03:26:00
  • 19:

    はる?

    俺『はい』さ『お疲れぇ。今日はえらい新人サンと盛り上がってたみたいやからあたし入れんかったわぁ?しゅんチャンは相変わらず絡み酒やし?』俺『しゅんはなぁ本間にお前の事マジやからなぁ?俺に気使ってんやったら気にするなよ。お前の好きにしたらえんやからな。』さ『最近いっつもそれやん。まぁええわ。今日はるが店の中でわるぅーい目してたから注意したろ思って電話したんよ。』俺『はぁ!?』さ『あゆチャンにしたやろ?』俺『へっ!?』さ『ほら動揺してる(笑)あの子は今時珍しいまじめな子何やからいたずらしたらあかんで。すごいええ子やから長いこと続けて欲しいんよ。』俺『…。』
    〔女ってすげえな。俺が分かりやすいんか??〕さ『聞いてるん?同じ店で彼女何人も作られたらもめるしやめてしまうんやから違う店で遊んでよね?』
    〔するどい??ゆかもあいりもばれたからやめたのか??〕
    さ『話はそれだけだから?おやすみぃー。』俺『…わかってる?ぢゃあな?』

    2007-08-23 03:41:00
  • 20:

    はる?

    電話を切り俺もタクシーを拾って行き先を告げるなり深い眠りについてしまった。
    『…さーん?お客さーんってば??着きましたよ?起きて下さい?』
    『…んっ?あぁすんません??』俺は半分寝てまま部屋へと帰った。シャツを脱ぎベッドに横になろうとした瞬間電話がなった。
    【着信あゆみ】
    時計を見ると朝の六時だった。〔しつこいなぁ?何時や思とんねん?〕『はい…』不機嫌なまま電話に出た。

    2007-08-23 04:57:00
  • 21:

    はる?

    あ『ごめんなさい寝てますよね??今アフターのお客サンと別れたとこなんですけど、あの何てゆうかはるサンと今日お話して吹っ切れたとゆうか何とかやっていけそうな感じになりました?お礼だけ言いたくて…。』俺『そかぁ、頑張れよ。今日の夕方会える?ご飯でも食べに行かへん?ゆっくり話しも聞きたいし。』あ『全然大丈夫です?嬉しいです。今日はお店も休みなんでゆっくりできるしまた起きたら連絡して下さい。』俺『わかった。また連絡するわ。』と言い電話を切った。
    〔所詮この女も偽物かぁ…水初めてで店外ってしょーもない女や。落としようもクソもないわ。まぁする事だけしとくか…。〕と考えながら眠りについた。

    2007-08-23 14:08:00
  • 22:

    はる?

    目が覚めたのは夕方の六時。眠たい目をこすりながらタバコに火をつける。電話を見ると色んな店の嬢からの着信があった。留守電には【はる…やっぱり遊びやったんやね…あたしは本間に好きやったんよ。】【はるぅ〜今日は店来てや☆☆んでアフター誘ってな。今日は勝負下着つけていくわ☆】【はる死んで】
    『はぁぁー。めんどくせぇ。』留守電を消去し、あゆとの会うため準備をした。気が乗らなかったが俺はやっぱり『男』だった(笑)
    電話を手に取りあゆに電話をかける。俺『おはよーサン。今から迎えに行くけど用意できてる?』あ『はい?いつでも大丈夫です?』あゆに指定された家の近くのコンビニで待っていると、息を切らしながらあゆが走ってきた。『すみません。お待たせして。』『いいよ。車乗りーや、てかあゆチャン雰囲気は違うけど外で見てもまじかわいいなぁ。対外のホステス昼間会ったら違う人やから(笑)ええ時間やし飯いこかぁ。』と言いあゆを乗せ車を走らせた。車中でもあゆとの会話は途切れなかった。たまに見とれてしまい何度も事故をしそうになってしまった。

    2007-08-23 14:27:00
  • 23:

    はる?

    昨日店でみたあゆは髪の毛をクリクリに巻き、化粧は濃いめで今時の女の子だったが、今日のあゆはサラサラのストレートで化粧も薄目だった。白い肌、大きな目、俺は久しぶりに女に欲情した。
    〔まずは飯→飲みに行く→☆☆☆〕自分に言い聞かせて飯屋についた。あゆが食べたいと行ってた串カツ屋だ。あゆは嬉しそうに食べていた。俺はそれをビールを飲みながら見ていた。

    2007-08-23 14:36:00
  • 24:

    はる?

    お腹一杯になり会計を済ませ串カツ屋を後にする。そしていつもの知り合いのバーに着いた。店員は俺を見るなりニヤリと笑いVIP席に案内した。《完全個室》だ(笑) いい調子でビールを飲んだ俺はソファーに転んだ。あゆは物怖じせず横に座りカクテルを飲みながら俺を見ている。俺『あゆチャーン俺病んでるねん。添い寝だけしてーな。』俺のいつもの手だ。添い寝ですむわけもないのだか…。あ『はるサン酔っぱらい過ぎですよ。ほら起きて下さい。』とあゆが起こそうと手を引っ張った瞬間俺はあゆを引き寄せた。俺『つかまえたぁ〜。』あ『…。』あゆは固まっていた。俺『えーやん☆☆癒してくれるんやろ〜。俺あゆにマジはまりそうやしぃ〜。』とあゆにキスをしようとした。

    2007-08-23 14:54:00
  • 25:

    あい

    おもろい?頑張ってなぁ?

    2007-08-23 15:02:00
  • 26:

    はる?

    バシッ????????俺『…。』強烈なビンタが飛んできた。俺『何すんねん???こんなとこまでついてきてわけわからんわ??』あ『…。』俺『しきり直して続きしよか♪』俺は強引にあゆにキスをした。口を無理矢理あけて舌をからめた。タンクトップの上からブラを外し小さな形のいい胸を鷲掴みにした。『ビンタ何かしてびっくりしたわぁ〜。あゆチャンやってそうゆうつもりやってんやろ?』俺はもう止まらない。ジーパンをしっかり押さえてガードするあゆの手を振り払いジーパンを脱がせる。あゆは顔を歪め今にも泣きそうになっている。

    2007-08-23 15:05:00
  • 27:

    はる?

    Sっ気満載の俺はそんなあゆの顔にたまらなく興奮した。『あゆチャン声出してええよ。嫌やゆうて泣いてもええよ。』いつもなら拒まれた時点でめんどくさくなりやめてしまうのだが、あゆは無理だった。細い足をガタガタ震えさせながら俺の手を必死で拒むあゆは俺に変な興奮を植え付けた。

    2007-08-23 15:12:00
  • 28:

    はる?

    あ『やめて…。はるサン…ごめんなさい。』今にも消えそうな力ない声で俺に懇願する。俺『無理やってぇ。もう止まらんもん。あゆチャンも濡れてきたししたいんやろ?』あ『…。』俺はあゆの体に舌を這わせた。たいていの女は前戯で俺に体を預ける。それでも拒み続けるあゆ。
    『力抜いてぇや☆気持ちええんやろ?俺も気持ちよくしてや。』とズボンを脱ぎあゆの口元に自分のモノを持って行く。また無理矢理口をあけさせあゆの口に押し込んだ。あ『うっ…。』あゆは苦しそうに顔を歪めた。俺『優しく癒してやぁ〜。』と言いあゆの頭を持ち前後させた。喉の奥につっこむ度あゆは苦しそうな声を出し涙を流した。俺はかまわずあゆの体であそんだ。

    2007-08-23 15:24:00
  • 29:

    はる?

    あいさんありがとっ?? これ俺の実話やねん(笑)とことん腐ってるけど最後はこましになるから気長に読んでな?

    2007-08-23 15:25:00
  • 30:

    はる?

    あゆは目をつぶり俺を一度も見なかった。そんなの関係ねぇっっ(笑)俺は止まらなかった。『いける?』と確信した俺は『あゆそろそろ入れよか。もう我慢できへんねん。』とあゆに覆い被さった。身動きとれないあゆは顔色を変えず小さな小さな声で『したいんやったらしたら。今までの苦しみに比べたらこんな事何て事ないわ。』と言い俺を睨み付けた。『えんやったらええやん。』俺はおかまいなしに続けようとした。

    2007-08-23 15:36:00
  • 31:

    はる?

    どんっっ???????『痛っっ』俺のき○たまに激痛が走った。俺がもがき苦しんでいるとあゆは俺から離れ服を抱えながら『ふざけんなよ??われ誰でも女が寄ってくる思うなや??われ程度の男五万とおるんぢゃ?人舐めさらすんも対外にしとけよ??くそだぼがぁ??』と涙目の俺に吐き捨てた。服を着ながらあゆは続けた。『お前が今までどんな生活してきたんか知らんけどあんま調子乗ったことしとったらしまいに下手うつで。』と言い残し部屋を出て行った。頭が真っ白な俺は痛みがおさまるまでパン1で天井を眺めていた。〔気の強い女やなぁ…。あいつは絶対落とす?〕俺はそう決めた。しばらくしてよーすけに電話し飲みに行くことにした。

    2007-08-23 15:50:00
  • 32:

    はる?

    時刻は午後11時。
    よーすけはいきつけの焼鳥屋で待っていた。『お疲れーっす??』とよーすけは明るく俺に言った。今日もうまいこといったと思っているに違いない。『おっ、おう…。』と決まり悪そうに席につき事のいきさつを話した。『はっはっはぁ〜☆☆コントですやん?あゆチャン大人しそうやのに意外やねぇ〜。まぁ他に女はようさんおるんやしいらんでしょ(笑)』と女に執着しない俺を知っているから軽く聞き流した。『おう。あんなしょーもない女いらんな。今からさちでも呼ぶか??』俺は携帯をいじりながらさちに電話した。仕事中でも俺の電話はでるさちはすぐに電話にでた。

    2007-08-23 16:01:00
  • 33:

    はる?

    さ『どーしたん?昨日店来てたのに電話なんて珍しいなぁ?』俺『さちぃぃぃー??今すぐ俺を癒してくれぇ。』さ『わかった?。今日は早上がりにしてもらうから後一時間ぐらい待ってて。』と言い電話を切った。『またしゅんサンに怒られますよぉー』よーすけは呆れたように俺を見る。『さちは俺に惚れとんねん。何か問題あるんか??』俺は頼んだ焼酎を一気に飲み干した。『まぁそうなんやけどねぇ…。』よーすけは視線を落とした。珍しく俺はへこんでいた。あゆに拒絶された事が本当にショックだった。しばらくしてさちが着替えて店にやってきた。

    2007-08-23 16:09:00
  • 34:

    はる?

    さ『どないしてーん?あっよーすけお疲れぇ☆☆』よ『さちサ−ンもうはるサン絡み酒なんすよぉ??相手頼みますね?』とさちと少し話しよーすけは帰って行った。さちは気使い俺の肩を叩く。『はる?何があったん?あたしでよかったら話聞くよ?』俺は収まりきらない欲望をさちにぶつける事にした。『お前は俺の女やんなぁ?俺のこと好きやねんな?』『何ゆってるん?好きぢゃなかったらこんなとここーへんやろ?今日うち来る?』とさちは会計を済ませさちの運転でさちの家へと向かった。

    2007-08-23 16:17:00
  • 35:

    あい

    更新早いし読みやすい?
    実話なんやぁ?余計たのしみやわ(笑)

    2007-08-23 16:55:00
  • 36:

    はる?

    さちの部屋に着いたのは午前三時。『コーヒーでも入れようか?』さちは長い髪を束ね俺を見る。『さちこっち来いや。』ベッドに横になりさちを呼ぶ。『はいはい。どうしたん?』さちは子供と話すようにベッドに座る。『今日はもうゆっくり寝よな。』と俺の腕に顔を埋めた。俺『さち服脱げや。』さ『はる今日はどないしたん?汗かいてるしお風呂はいってくるわ。』とさちが立ち上がろうとするが俺はさちを押し倒した。『はる?やめて?痛いよ?』『うるさい。』さちの服を強引に脱がせ真っ白な胸に舌を這わせた。『んっ…。はるぅ…。』俺はさちの下半身に手を伸ばした。『もうこんなに濡らしてスケベな女やなぁ。どうやねん。俺のこと好きなんか??』さ『んっ…あぁっっ。愛してるよ。んっやぁぁっっ。』俺の手は止まらなかった。

    2007-08-23 17:31:00
  • 37:

    はる?

    さちは俺の体を丁寧に舐め始めた。時折体を震わせながら…。『はる…、そんないじめんといて…。もう入れて欲しい…。』目を潤ませながら俺を求めるさち。『まだや。俺が入れたい時に入れんねん。お前が決めんな。』Sっ気満載の俺。Mっ気満開のさち。その日俺はぐったりするさちをたたき起こし何度も何度も体を重ねた。
    『はる…もう無理やって…。壊れてしまうわ…。』さちが何を言ってもお構いなしに俺は続けた。『お前ほどの女いくらでもおるねん。大人しいに俺にやられとけ。』『はる…。』さちは寂しそうに俺を見て体を預けた。二人ともぐったりして眠りについたのは外が明るくなりかけた朝の六時だった。

    2007-08-23 17:39:00
  • 38:

    名無しさん

    ?

    2007-08-23 18:07:00
  • 39:

    あい

    気になるわぁ?すごい実体験やな?

    2007-08-23 21:41:00
  • 40:

    はる?

    目が覚めたのは昼過ぎ。さちはトナリでまだ眠っている。長いまつげ、整った顔立ち、白い肌。たくさんの男がさちにはまる理由がわかる。そんな女を独占できる優越感で今まできたような気がする。しかし今日は気持ちがすっきりしない。もやもやする気持ちをかき消すように俺はタバコに火をつけた。
    〔そろそろ潮時かぁ…。〕さちとのリアルな別れを感じながら仕事場へと向かった。

    2007-08-24 06:46:00
  • 41:

    はる?

    『どうしたんすか?会社に出てくるなんて珍しいっすね?何かあったんすか?』とまさゆきが目を丸くして尋ねる。まさゆきは三年前に街でけんかをしている場に遭遇し、気に入ってスカウトし会社に入った。人当たりがよくムードメーカー的存在だ。『俺が会社に来たら悪いんか(笑)?仕事ぐらいさせてくれや。』まさゆきとそんな話をしながらその日は会社で過ごした。夜になっても飲みにでる気にはなれない。そんな時電話がなった。【着信あゆ】

    2007-08-24 06:54:00
  • 42:

    はる?

    俺は飲みかけていたコーヒーを吹き出してしまった。しばらく電話は鳴り続け切れた。〔はぁ…。びっくりしたぁ。〕一息着いたとき今度はメールが入ってきた。
    【受信あゆみ】
    〔何やねん…。〕すっかり怖じ気づいた俺は携帯をひらいた。《おはようございます。昨日は怖くてひどいことゆってしまってすみませんでした?今日ご飯でも食べに行きませんか?はるサンとまた普通にお話したいです?》『へぇ…!?』俺は気が抜けてしまった。〔やっぱりなぁ。俺の展開が早すぎたんやなぁ。今度は慎重にいこ☆☆絶対落としたる。〕俺の闘志は燃えた。《俺の方こそ本間にごめんな??酔っぱらい過ぎてたわぁ?今日ご飯いこなぁ?今から迎えに行くわぁ??》すかさずメールの返信をした。

    2007-08-24 07:05:00
  • 43:

    ゆう

    読んでます?頑張ってね?

    2007-08-24 07:07:00
  • 44:

    はる?

    一昨日来たコンビニであゆを待つ。すぐにあゆは来た。『昨日は本当にごめんなさい?』着くなりあゆは平謝りした。『俺の方こそごめんな。あゆがかわいすぎてマジでごめん。もう絶対あんな事しやんから仲良くしよなぁ?』俺も謝った(ふり)をした。あゆは俺の言葉に顔を明るくし車に乗り込んできた。助手席に座るあゆを見ると今日は化粧も手が込んでいる。髪の毛もきれいにアップにされており昨日の自然なあゆとはまた違う艶やかなあゆがいた。

    2007-08-24 07:12:00
  • 45:

    はる?

    信号待ちで見とれているとあゆが恥ずかしそうに『はるサンどうしたんですか?見過ぎですって(笑)』『ごめん?今日は今日で雰囲気違うなぁと思って。』『はるサンと会うから気合い入りすぎて頑張りました。今日お店もあるし。』『へっ…?』お店??休みだと思っていた俺は夜景が見えるバーにでも連れていこうと思っていたのだが予定が狂った。『あゆチャン今日仕事?ご飯食べた後店行ってしまうん?』『はい…。ごめんなさい?でも会いたくて…。』〔かわいい…。今日は飯だけ食べに行くか。〕二人は店に近い創作料理の店へと向かった。

    2007-08-24 07:20:00
  • 46:

    はる?

    店の中でも会話は途切れなかった。あゆは昨日とは別人のように大人しく、俺の話に微笑んでいた。時折腕時計を見て時間を気にしていたが俺は出来るだけ長く一緒にいたかった為会話を続けた。『はるサン?そろそろ時間が…。あたし今日同伴もないんで早く行かないと…。』と心配そうに俺に言う。『ぢゃあ同伴しよか☆☆それやったらもうちょっとおれるし店でも話できるやん☆』『はいっっ??嬉しいです??』あゆの顔が明るくなり店に電話を入れに席を離れた。俺は上機嫌だった。〔こいつやっぱり俺に気があるんやん。同伴&指名でいけるな。〕俺はあゆを落とす事に決めた。席に戻ってきたあゆとまた話に花を咲かせた。

    2007-08-24 07:31:00
  • 47:

    はる?

    午後九時過ぎ俺たちは店についた。店に入ると黒服は〔またかよっ?〕と言わんばかりの呆れた顔で席に案内した。30分ほどあゆは席に着いたが指名が入り席を離れた。入れ替わりに色んなホステスが着くが俺はあゆを目でおっていた。〔一昨日よりきれいになってるなぁ。早くもどってこんかなぁ。〕そんな事を考えながら結局遅くまで飲んでいた。あゆは相変わらず忙しそうでどこの席についても大人気だ。〔もーすぐ俺の女になるんやからせいぜい夢見ろよ。〕俺は優越感の中にいた。その後もあゆは席に戻ってこず会計を済ませ出口へ向かうと申し訳なさそうな顔をして『はるサンごめんなさい。今日は珍しく忙しくて…。嫌いにならないで下さいね。』と言う。『嫌いなんかなるわけないやん。あゆが人気者やったら嬉しいし☆また連絡するからな☆』『はいっ??気をつけて帰って下さいねっ??また飲みに連れて行って下さい??』『わかったよ?』俺は上機嫌で家へ向かった。メールがさちから届いていた。《今から会える?どうしたらいいんかわかれへんようになった?》俺は気にせず眠りについた。

    2007-08-24 07:47:00
  • 48:

    はる?

    朝起きると二日酔いで仕事をする気にはならなかった。〔あゆに電話でもしてみよかぁ…。いやいやかけひきせなあかんっ。〕昼過ぎには俺の決意は砕けた(笑) 昼食にまさゆきを誘い近所の定食屋で食べた。

    2007-08-24 08:12:00
  • 49:

    名無しさん

    ?

    2007-08-24 11:53:00
  • 50:

    はる?

    俺『腹一杯食えよぉ〜。若い内は勢いがないとあかんからな?』ま『はるサンきもいっすよ??』上機嫌の俺をまさゆきは気味悪がって見た。『実わよぉ〜…。』俺はあゆとのいきさつを話した。ま『何すかその女??メッチヤ生意気っすね?はるサンもちろんはめてやるんでしょ?』俺『当たり前やんけぇ☆☆俺にあんな事して絶対許さへんからなぁ…。』それは本心だった。しかしあゆの声が聞きたくなった俺はあゆに電話をかけてしまった。

    2007-08-24 15:37:00
  • 51:

    はる?

    あ『はい…。』寝起きだろうかかすれた声であゆが電話に出た。俺『あっもしかして寝てた????ごめん?次いつ会えるかなぁと思って…。』あ『あたしレギュラーになってもてお休みが週末しかないんです?お店でぐらいしかゆっくりお話できなくて寂しいです????毎日だって話したいのに…。』俺『ぢゃあ毎日店に行くわ☆☆あゆの顔みたいしこの前の懺悔だと思って☆』あ『わかりました☆無理だけしないで下さいね。』電話でとんでもない約束をしてしまった…。まさゆきに内容を話すと『まぁ長くて二週間っすね?』と俺に言った。『二週間もかかるかなぁ…。』と俺にも自信があった。

    二週間ですめばよかったのだが…。

    2007-08-24 15:48:00
  • 52:

    はる?

    その日から俺は店に毎日通った。もちろん指名はあゆだ。さちは相変わらず俺に何を言う事もなく毅然と仕事をこなしていた。あゆはこの短期間で客も随分ついたようだ。忙しいようだが連絡はまめにくれたし、店に入る前にボタンをつけてくれたり裾直しをしてくれたりと何かと俺の世話を焼いてくれた。『若いのに縫い物がうまいなぁ〜。何かやってたん?』と聞くと『あたしお母さんの顔知らんのよ。施設で育ったからその時に施設の先生に縫い物も料理も教えてもらったんや。』と人事のようにたんたんと話し出した。

    2007-08-24 15:59:00
  • 53:

    はる?

    あ『先生はいい人ばっかじゃないしねぇ〜。中には一生許せん人やっておるしなぁ。』俺『そら人間やし合う合わんがあるやろなぁ…。』あ『合わん人間に無理矢理セックスしてええって決まりはないやろ?《犯罪者の娘》?上等やん。あいつらの気が痛むまで人形になってやろうって思ったのに、腐った人間には心がないんやね。すごい無駄うち(笑)』俺『そんなんゆうな?あんな事しといて俺がゆうても説得力ないけどあゆの側におらしてくれ?俺がお前を守るから?』あゆを汚したいと思っていた俺が汚れていた。心から体まで…。俺の口に出たのは葛藤を続けた俺の欲望と本心の総体制だった。
    〔俺があゆを守るから。もう傷つけたりしないから。〕
    俺の決意とは裏腹にあゆは冷めた目で俺を見てこう言った。
    『あたしに見せてよ。あなたの誠意を精一杯あたしに見せて。』

    2007-08-24 16:15:00
  • 54:

    名無しさん

    ??

    2007-08-24 22:21:00
  • 55:

    01号

    始めにカキしたものです?
    ゃっぱ、ばりおもろい??頭ええ女やな?

    2007-08-25 01:15:00
  • 56:

    はる?

    一号サンありがとうございますっ??? 本間に頭のええ女ですわ?? 思い出しながら書いてたら笑えてきます???

    2007-08-25 15:02:00
  • 57:

    はる?

    その日から俺は店に通い積めた。ナンバーワンもいらない、やれる女もいらない、あゆだけいればいい。俺にはあゆしか見えなかった。あゆの辛い過去を聞いて情が移ったわけでもないがあゆに信用してもらいたい一心だった。あ『はるサン今日も来てくれたんやぁ。本間に無理せんでええよ??十分はるサンの誠意は見せてもらったから。』俺『こんなんやったら足りへんわ。俺があゆにつけた傷に比べたら何てことないわ。』俺は最初あゆを抱きたいと思っていた。純粋で真っ白なあゆを汚したいと思った。今までの女と同様体の結びつきだけが恋愛だと思っていた。今は…。まだわからない。あゆとどうなりたいとか考えられなくなっていた。

    2007-08-25 15:13:00
  • 58:

    はる?

    あゆはブランドの鞄やアクセサリーを欲しがる事は一切なかった。常に俺とある程度の距離をおき自分のことは話さず俺の話に耳を傾けにこにこ笑っていた。
    半年ほどあゆとの関係が続いた。しかしあゆには指一本触れることはなかった。俺はあゆを全力で愛し、さちに全力で愛された。ずるい男である事に違いはないが今まで人を愛したことのない俺にはさちのように自分を愛してくれる存在が絶対必要だった。

    2007-08-25 15:24:00
  • 59:

    はる?

    昨晩も飲みに出ており目が覚めたのは昼過ぎだった。電話をみると不在着信が15件。しゅんやよーすけからだった。ここ最近しゅんやよーすけと話をする事がなくなった。しゅんとは特にさちの事もあり顔を合わせずらかった。
    よーすけに電話をかけてみる。俺『どーしたぁ?』よ『どーしたちゃいますやん!生きてたんすか?電話もメールも返してこんし何してんすか?』俺『ちょっとバタバタしててなぁ…。』よ『しゅんサンとさちサン付き合ったのも知らないんでしょ?』俺『…。』よ『何やってるんすか?はるサンらしくないですよ!?』俺はよーすけの話が頭に入らなかった。
    〔さちとしゅんが…。一昨日家に行った時もそんな事ゆってなかったやん。俺と寝たやん。何やねん…。〕
    俺『そーなんかぁ。しゅんも喜んでるやろ!今度しゅんと三人で飯でも食いにいこか。』よ『はるサンしゅんサンに堂々と会えるような事してます!?はるサンの車案外目立ちますよ!!』よーすけは怒って電話を切った。
    〔何やねん。俺がさちに会ったら何であかんねん。〕苛立ちがおさまらない俺はさちの家に向かった。
    ピンポーン。
    さ『はい…。』俺『俺やけどあけろや。』さ『うん…。』俺は部屋に入った。

    2007-08-25 15:41:00
  • 60:

    はる?

    部屋に入るとさちの髪は濡れておりシャンプーの香りが漂っている。さ『どーしたん?連絡もしてこんと来るなんか珍しいなぁ。』俺『…。』さちを抱きしめソファーに押し倒した。さ『はる?まだ明るいしあたし今日体調悪いねん。今日はやめて。』俺『しゅんと寝たから俺とはでけへんのやな?』さ『…。』黙り込むさちのTシャツを強引にたくりあげ短パンを脱がす。さ『はる…。やめて…。もう無理やわ…。』さちは必死で抵抗するが俺はやめなかった。

    2007-08-25 15:50:00
  • 61:

    はる?

    嫌がるさちの上に馬乗りになりさちの体を弄ぶ。さ『本間にやめて!!はるっっ!?』俺は構わず続けた。俺『しゅんはお前がここで感じる事知ってるんか?』さちの内股に舌を這わせた。体をびくつかせながらさちは涙目になっていた。『ここがえんやろ!?一昨日みたいに声出せや!!』俺は完全に安心してつかりきっていたさちとゆう居場所が親友によってなくなる事が許せなかった。『俺で汚れた女がしゅんにどの面さげて抱かれるねん!?』俺はいつも以上にさちの体であそんだ。さちの体は俺の精液でべたべたになっていた。俺『今日はお前がしゅんにもう抱かれへんようになるぐらい汚したるからなぁ!!』さ『もう…やめて…。』外が明るい内にさちとしたのは初めてだった。俺は極度の興奮と征服感で頭の中は真っ白だった。さちの顔をふと見るとさちは泣いていた。しゅんチャン…、しゅんチャンごめん…。ごめんね…。』とつぶやいていた。

    2007-08-25 16:07:00
  • 62:

    名無しさん

    ??

    2007-08-25 16:37:00
  • 63:

    名無しさん

    さちちゃんかわいそー?

    2007-08-26 00:16:00
  • 64:

    あい

    すごい展開やなぁ?楽しみぃ?

    2007-08-26 13:56:00
  • 65:

    名無しさん

    おもろすぎ?
    大好き?
    更新早いしこの調子で、どんどん更新してください?笑

    2007-08-26 16:10:00
  • 66:

    名無しさん

    あげ?

    2007-08-27 12:03:00
  • 67:

    はる?

    読んでくれてる人ありがとぉー?? 更新遅くなってごめんなさい?? 今から更新します?

    2007-08-27 12:26:00
  • 68:

    はる?

    俺は我にかえりさちから離れた。さちは体を震わせながら泣いていた。俺『ご…ごめん…。悪かった。』さ『…あたしはあゆチャン違うんよ?はるがあたしを抱くときあゆチャンを重ねてるんわかってたし。あたしこの半年間心がちぎれそうやった…。だからしゅんチャンに心を預けてん…。はるに抱かれてるあたしは心がない空っぽの人形なんよ。』さちは小さな消えそうな声で俺に言った。

    2007-08-27 12:36:00
  • 69:

    はる?

    タバコに火をつけ車を走らせた。さちの言葉が俺の中で何度も反復された。『心のない人形かぁ…。何やってんやろ俺…。』俺が向かったのはとある今時の服屋だった。車を横付けし店に入る。『いらっ…はる…?』店長であるしゅんがいた。『おぅ…。』俺は目をそらした。『俺さちと付き合ってるねん!!報告しようと思ってたんやけどお前電話でやんし…。だからもうあいつんち行くんやめてくれや。俺の口から直接言おうと思ってたから…。もう解放してやってくれ!!頼むわ…。』しゅんは頭を深々と下げた。『俺今までさちを犯してたんや…。嫌がるさちを無理矢理何回も何回も犯し続けてん。お前等の関係はよーすけから聞いてたんやけどお前のこと考えられへんかった…。』し『嘘やろ…!?連れの女やぞ。』言いながらしゅんの強烈なパンチが飛んできた。『痛っ…。』口元が切れ血が出ている。しゅんは他の客や従業員の目も気にせず俺を殴り続けた。『俺がさちは守るってゆったんや?やのに何で何もでけへんねん??』しゅんは泣きながら俺に何度も問いかけた。薄れていく意識の中、しゅんに自分がだぶった。《こいつもわからへんから必死やねんなぁ…。》俺は完全に意識をなくした。

    2007-08-27 13:02:00
  • 70:

    名無しさん

    気になるッ??

    2007-08-27 16:15:00
  • 71:

    はる?

    目が覚めたのは朝の七時。『仕事でも行くか…。』俺はコーヒーを飲みながら新聞に目を通しいつも通りを装った。半年前のいつもの毎日を演出することにした。朝八時会社に出勤し事務所で電話番をする。次の指示を社員達に出し、定時には終われるように段取りを組む。俺がいない間はずっと『さき』とゆう事務員がこの会社を回してくれていた。珍しく会社に出勤してくる俺をさきは不気味に思っただろうが自分の本来の仕事が出来ると安堵の色を浮かべていた。

    2007-08-28 01:14:00
  • 72:

    はる?

    俺はその日から半年ほど飲みにも行かず無我夢中で仕事に没頭した。何も考えず仕事に集中しているとあゆの事やさちの事が色あせていくようだった。しゅんにはあの日以来会いづらくなり連絡はとっていない。さちとしゅんの関係をリアルに教えてくれたのはよーすけだった。しゅんは俺の子供を正式に認知し、自分の子供として受け入れたようだ。さちも夜はあがったと聞いた。《幸せになってくれよ…。》無責任な俺は自分を肯定しなければ、第三者として受け止めなければ受け入れがたい現実に押しつぶされそうだった。
    夕方、ふと思うのがあゆの事だった。
    《あゆ…。連絡してこんけどがんばってるんやろか…?さちの事も知ってるはずやけど何で何もゆーてきーひんねん。俺はやっぱり一人の客か?》そんな事を時々考えながら俺は歩きだした。

    2007-08-28 01:24:00
  • 73:

    はる?

    それから他の女を全部切った。泣くやつ、怒るやつ、叫ぶやつ、自分を傷つけるやつ…。色んなやつがいた。納得いくまで話をし全員に話をつけた。『俺には先がないから他の男を見つけてくれ。』何人にこの言葉を言っただろう…。俺の精一杯の優しさであり誠意でもあった。『あぁーあ…。誰もおれへんようになってもたし。誰かに支えられるだけじゃなくて自分の足で立ってみよか。』携帯のメモリーが100近く少なくなった俺は寂しいような心細いようなでも何だか自信に満ちた複雑な気持ちで前に進もうとしていた。

    2007-08-28 01:33:00
  • 74:

    はる?

    俺は今まで血を吐くような努力も地を這うような挫折も味わった事がなかった。得意先への営業、接待、社員達の慰安旅行…。毎日が慌ただしくまわったが一日一日がキラキラと輝いていた。〔女なんかおらんくても俺は成功できる?〕俺は完全に断ち切った。その頃にはしゅんと二人であえるようになっていた。さちの事、子供の事、仕事の事…。目をキラキラさせて話すしゅんもまた、充実した毎日だったのだろう。

    2007-08-28 01:39:00
  • 75:

    はる?

    一年が過ぎ俺の会社は大きくなっていた。社員も五十人を越えた。そんな充実した毎日のある昼の事、まさゆきが『はるサン今日のみに連れていって下さいよ。女と別れてね。話聞いてほしいんです。』と深刻そうな顔をして俺のもとへ来た。『ええぞ。女ってどこの誰やねん(笑)お前変わりすぎて把握しきれへんわ。』冗談ぽくまさゆきに答える。『フェアリーのかおりゆう子なんすけどね…。ツレの紹介で付き合いだして半年ぐらいなんすけど何か相手の気持ちが理解できなくてしんどいんすっ…。』『フェアリーかぁ…。俺が好きやった女んとこやんけぇ…。今日のみに行ってみるか?』俺はまさゆきを誘った。『顔見たら泣いてしまいそうやしね…。』らしくないまさゆきは顔を伏せる。『自信持て??お前は十分ええ男や?俺が保証したる?惚れ直させたらんかい?』とまさゆきの肩を叩いた。俺はまさゆきを勇気つけたのではなく自分に言いきかせていた。《長かった。もう少しであゆが過去になってしまうところやった…。一年たってどうやろ?俺は心を持った人間になれたやろか…。あゆはもう人形のように心をどこかに忘れてないやろか…。》俺はあゆに会うことの不安と希望で胸を膨らませていた。

    2007-08-28 01:55:00
  • 76:

    はる?

    かおりは俺の隣に座った。『はるサンお久しぶりぃ〜。元気でした〜?』まさゆきへの当てつけのように俺に絡んでくる。『あいつの方ついてくれや。話聞いたって欲しいねん。』か『無理やわ。まぁ君あたしの他にHする子いてんのよ。あたしは一番ぢゃないとあかんのよ。二番も三番もいらへんねん。一番だけの一番になりたいねん。まぁ君はそれがでけへんからね。あたしはもう話す気にもならん事わかるやろ?』冷めた目でまさゆきを見ながら話した。言われてる本人よりも俺の方が胸を痛めていたかもしれない…。あゆにさちの事を言われた気がした。ま『違うわ!俺はお前以外にはいらへんねん!お前だけおってくれたらかまへん。他の女も切ったし許してくれや…。』まさゆきは必死でかおりを説得していた。俺はひたすらその様子を見ながら酒を飲み続けた。
    《あゆ…。お前の視界に俺は入ってるか?俺はどううつる?さちをはらませて逃げた最低な男か…。口だけのしょーもない男か?お前の笑った顔がもう一度だけ見たいわ。何も望まへん。お前が笑ってくれるんやったらそれでええ…。》

    2007-08-28 02:17:00
  • 77:

    名無しさん

    かいてくらはい

    2007-08-30 03:42:00
  • 78:

    名無しさん

    書いて?楽しみしてます

    2007-09-07 08:02:00
  • 79:

    名無しさん

    あlナ゙?読みたいです(>_

    2007-09-14 01:14:00
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