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∞☆ピンク☆∞

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  • 1:

    ぱろ

    初めて書きます。
    文章下手やけどお付き合いください(*^^*)

    2007-08-23 03:11:00
  • 2:

    ぱろ

    ぱろっていう名前は、あたしの飼い主が付けた名前。
    へんてこだけど、結構気に入ってる。
    ぱろ18歳、夏。
    あたしはこの家に住む事になった。

    2007-08-23 03:18:00
  • 3:

    ぱろ

    事の始まりは、あたしの家出。
    うちの実家は多分裕福なほうだと思う。
    そんな家に居るのが息苦しくて飛び出した。
    手には携帯と化粧ポーチと現金の入った鞄がひとつ。
    現金は親の金庫から持ち出した五百万。

    2007-08-23 03:22:00
  • 4:

    ぱろ

    あたしは身を隠すなら人が多いほうが良いと思い、大阪に来た。
    右も左も分からない街で、とりあえず不動産屋に飛込んだ。
    ぱろ「あの。家を借りたいんですけど。」
    不動産屋「ん〜。18歳で無職..。しかも保証人なし..................難しいね。」
    ちーん。

    2007-08-23 03:27:00
  • 5:

    ぱろ

    世間知らずなあたしは、家を借りるのがそんなに大変だとは知らなかった。
    不動産屋に行けば、「はい。どうぞ。」ってな感じで借りれるもんだと思ってた。
    不動産屋を出てトボトボと街を歩く。
    「とりあえず、しばらくは漫喫で過ごすか。これからどうしよう..。」

    2007-08-23 03:35:00
  • 6:

    ぱろ

    あたしは漫喫がフリータイムになるまでの間、とりあえずミナミにあるカフェで時間を潰す事にした。
    アイスコーヒーを頼んで待っていると、斜め前の席で男女が言い争いをしていた。
    女「はっきり言ってや。」
    男「お前、本間うるさい。」

    2007-08-23 03:43:00
  • 7:

    ぱろ

    これが修羅場かぁ〜..なんて思っていたら、アイスコーヒーがやってきた。
    女「本間、最低ッッ!!」
    『バシャッッ!!!!』
    あたしが口を付けたと同時に、喧嘩をしていたカップルの女が男に水をぶっかけた。

    2007-08-23 03:46:00
  • 8:

    ぱろ

    女は水をかけた後鞄を掴むと、足早にカフェから出ていってしまった。
    その様子を目を真ん丸にしながら見ていたあたしは、取り残された男と目が合った。
    水をかけられてびしょびしょなのにその男はすごく綺麗な顔で、思わず目を反らしてしまった。

    2007-08-23 03:59:00
  • 9:

    ぱろ

    「ヤバイヤバイ!!目合っちゃったよぉ〜。」
    心の中で後悔しながらも、うつ向いたまんまでいた。
    男「そんなに珍しい?まぁ俺もこんな事初めてやけど。」
    ビックリして顔をあげると、さっきまで斜め前にいたはずの男が目の前に座っていた。

    2007-08-23 04:04:00
  • 10:

    ぱろ

    ぱろ「ごめんなさい。ビックリして見入ってしまって。」
    素直に謝ると男は笑っていた。
    男「俺のがビックリしたわ!水かけるとかドラマでしか見た事ないわ。思わへん?」
    あたしは持ってたハンドタオルを差し出した。

    2007-08-23 04:09:00
  • 11:

    ぱろ

    男「おぉ!ありがとう。」
    男はびしょびしょになった髪の毛と顔を拭いていた。
    男「俺は夏樹言うねん。君は何て名前なん?」
    ぱろ「..。これナンパですか?」
    あたしは世間知らずな上に、男の人に対しても免疫が無かった。

    2007-08-23 04:17:00
  • 12:

    ぱろ

    夏樹「どうやろなぁ?けど俺ロリコンちゃうしな。」
    夏樹と名乗る男は笑いながらそう言った。
    夏樹「あっ!やばっ。これから用事あんねんや!ほななっ!」
    そういうと夏樹はあたしのタオルを持ったまま、足早に去って行った。
    ぱろ「変な人..。」

    2007-08-24 00:46:00
  • 13:

    ぱろ

    これが夏樹との初めての出会いだった。
    しばらく時間を潰した後、あたしは漫喫へ向かう事にした。
    覚えてた道を歩いていたはずなのに、気付けば繁華街から離れてしまっていた。
    ぱろ「あれ?ここどこやろ。迷ったとか最悪やん。」
    キョロキョロ見渡すが、まったく場所が分からない。

    2007-08-24 00:54:00
  • 14:

    ぱろ

    不運は続く。
    『どんッッッッ!!』
    誰かにぶつかられ、あたしはヨロッとバランスを崩して、その場に尻餅をついてしまった。
    ぱろ「いったぁ〜。もうなんなんよぉ。」
    振り返ると、ぶつかった人は謝る事もなく走っていってしまっていた。

    2007-08-24 00:57:00
  • 15:

    ぱろ

    ぱろ「すみませんぐらい言えへんの?」
    ムスッとしながら立ち上がり、オシリをはたいていて気が付いた。
    ぱろ「えっ?!あれ!?あたしのかばん...。」
    持っていたはずの鞄が無くなっている。
    やっとひったくりだと気付いた時には、犯人らしき人影は見えなくなっていた。

    2007-08-24 01:00:00
  • 16:

    ぱろ

    ぱろ「なんであたしばっかりこんな目に会うんよぉ。(泣)」
    あたしはその場にまた座り込んでしまった。
    ポケットをあさると、煙草と煙草を買った時のおつりの小銭が200円。
    あたしは家出をしたその日に持ち出した全財産をなくしてしまった。

    2007-08-24 01:04:00
  • 17:

    ぱろ

    200円では漫喫にも入る事ができない。
    ぱろ「ってか、ジュースぐらいしか買えへんし..。」
    あたしがとりあえずもう一度街へ戻ろうと立ち上がった時だった。
    男「お姉さん何してんの?」
    突然声をかけられた。

    2007-08-24 01:12:00
  • 18:

    ソラ

    おもろい?
    がンばッて???

    2007-08-24 01:22:00
  • 19:

    ぱろ

    振り返るとそこにはカフェで会った、あの『夏樹』が立っていた。
    ぱろ「あっ!さっきのお兄さん!」
    あたしは心細い中、知ってる人に出会えて浮かれていた。
    しかし...
    男「え?誰かと間違ってる?」

    2007-08-25 00:59:00
  • 20:

    ぱろ

    ぱろ「へっ?人違い?」
    お兄さんは不思議そうな顔であたしを見ている。
    あたしは身振り手振りさっきのカフェでの出来事を話した。
    するとお兄さんは何かを考えて、あたしの手を握った。
    男「一緒においで!」

    2007-08-25 01:03:00
  • 21:

    ぱろ

    ぱろ「えっ?」
    あたしはずるずるとお兄さんに手を引かれて、気付けば飲み屋らしきビルが立ち並ぶ場所まで連れてこられた。
    男「心配しなくていいよ!」
    そう言うとある一件の店の前に連れてこられた。
    ぱろ「あのっっ!あたしお金...ひったくられて...」

    2007-08-25 01:08:00
  • 22:

    ぱろ

    あたしが言い終わる前に
    男「まだ営業前だから大丈夫!」
    ニコリと笑って、お兄さんはドアを開けた。
    中はまだ準備中で、スーツを着た男の人達が掃除をしたり、セットをしたりしていた。
    その中の一人を見て、あたしは固まってしまった。

    2007-08-25 01:14:00
  • 23:

    ぱろ

    夏樹「あれっ?昼間の名無しちゃんやん♪なんで夏海と一緒なん?」
    そこに居たのは、お兄さんとソックリの夏樹だった。
    あたしが訳が分からなくてパニクッてると、お兄さんが話出した。
    男「俺は夏海。んで、こっちが夏樹。君が会ったんは夏樹の方!俺ら双子やねん!」
    同じ顔をした二人はにこにこ笑っていた。

    2007-08-25 01:19:00
  • 24:

    ぱろ

    詳しく聞くと、お兄さんの夏海はこのホストクラブのオーナーで、弟の夏樹はここのナンバー1。
    元々仲はあまり良くなかったのだが、今は一緒に住んでいるらしい。
    夏海「で、俺らの事は分かったやろうけど..君は何て名前なん?なんであんな所で座り込んでたん?」
    あたしはやっと思い出した。

    2007-08-25 01:25:00
  • 25:

    ぱろ

    ぱろ「あっ!お金!!」
    二人は『?』と言う顔をしていた。
    ぱろ「あたしさっき、あの場所で全財産ひったくられて..」
    あたしはひったくりの事を二人に話した。
    夏樹「ご、ごひゃくまん!?なんでそんな持ち歩いてたん?!」

    2007-08-25 01:28:00
  • 26:

    ぱろ

    夏海「とりあえず..返ってくる保証は無いけど、警察に届けたほうがいいよ。」
    『警察..』
    あたしはその言葉で黙りこんでしまった。
    『一応、これでも家出してきた身やし、警察はまずいな...。』
    あたしの変化を見抜いたのか、夏樹が口を開いた。

    2007-08-25 01:31:00
  • 27:

    ぱろ

    夏樹「今日はもう遅いし、また明日でいいやん?今日はうちに泊まればいいし。な?夏海?」
    夏海「そうやな。うちにおいで?え〜っと..」
    夏樹「ぱろ!こいつぱろに似てない?あっ!ぱろって、俺らが小学校の時飼ってた犬やねん。だから君の名前はぱろ(笑)」
    夏樹はそう言うとウィンクしてきた。
    夏海君もその後は何も突っ込んでこなかった。

    2007-08-25 01:37:00
  • 28:

    ぱろ

    こうしてあたしは夏樹・夏海兄弟の家に泊まらせてもらう事になった。
    夏海に車で連れてってもらう。
    夏海「好きなように使ってていいから。朝まで俺らは仕事だしゆっくりしてね!じゃあ!」
    『ばたん。』
    そう言うと夏海は出て行った。

    2007-08-25 01:41:00
  • 29:

    名無しさん

    ?

    2007-09-24 04:40:00
  • 30:

    名無しさん

    おもろそう

    2007-09-24 13:31:00
  • 31:

    名無しさん

    ?

    2007-09-26 09:04:00
  • 32:

    名無しさん

    面白い話なのに放置なんて…

    切ないな???

    2007-09-28 03:59:00
  • 33:

    名無しさん

    ?

    2007-10-01 06:05:00
  • 34:

    ぱろ

    放置すみません!これから続き書いていきます☆

    2007-12-05 05:10:00
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