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…娼婦の私…
-
1:
梨香
私の名前は梨香。
薬中の娼婦だ。
このままでいいわけない。そう分かりながらも気が付けば三年の歳月がたっていた。
この物語はフィクションです。2007-08-25 13:49:00 -
50:
名無しさん
おもろい?
2007-08-30 00:00:00 -
51:
梨香
>52 53 名無しさん☆
ありがとうございます♪頑張って書いていきますね?2007-08-30 00:44:00 -
52:
梨香
発信?【幸子】
幸子『はぁ〜い!梨香どしたぁ〜ん!?』 相変わらずテンションマックスな幸子の声を聞いて私のテンションも上がる。いわゆる【虫沸き】の状態だ。
梨香『あんなぁ〜!突き方教えてほしいねん!』
幸子『も〜自分で突くんかい!!さすが梨香やな!うける〜!』 梨香『やかましいわ!笑 早教えてぇや!笑』 幸子『まずなぁ………………!』 私は幸子に教えてもらった通り『突く』準備をし、針先を腕に向けた。―バリドキドキするわ!―なるようになれ!―
―プスっ―
今度は痛みすら快感に感じる。始めてで手が震える!針が血管に入った事を確認すると私は一気に体内へ流し込んだ!2007-08-30 00:55:00 -
53:
梨香
まただ!またあの感覚!!快感!!快楽!!爽快!!有り得ない!
だが、始めて突きで少し漏らしてしまいタコができてしまった…。―…どうしようコレ。何か効く塗り薬の様な物はないのかな―
私はインターネットで検索し、コクミンドラック等で手に入る【ヘパリンz】という塗り薬が効く事を知り、次の日早々と購入し塗ってみた。―うわっホンマにききょるゎ― もう私は完全なポン中街道まっしぐらだった。絶対にいいことなんてないのに。いいことのあとには必ず何かが起きる。この時の私に戻れるなら戻りたい。私は一切、薬物から立つことを選択しただろう。2007-08-30 01:07:00 -
54:
名無しさん
通報しますた
2007-08-30 01:31:00 -
55:
梨香
>57番名無しさん♪
わざわざありがとうございます☆
これはフィクションで架空の妄想物語になっています。作者は一切薬物を使用してはいませんのでご了承願います。2007-08-30 01:35:00 -
56:
名無しさん
そのわりに詳しいですよね!すごい?頑張ってね
2007-08-30 02:03:00 -
57:
梨香
>59番 名無しさん♪
ありがとうございます☆知識だけは人一倍あるもので?頑張って書いていきます♪2007-08-30 02:21:00 -
58:
名無しさん
頑張れ??
2007-08-30 11:40:00 -
59:
梨香
>61番名無しさん♪
ありがとうございます?頑張って書いていきます??2007-08-30 12:07:00 -
60:
梨香
私はその日以来、果たして幸子に会いたかったのか、それともエスがきめたかったダケなのか…。仕事の休みには必ず幸子に会いに行き、エスを引いては一緒に決める。そして夜中中幸子の車で俳回しては朝、幸子の家に戻りエスをきめ泊まる。そんな日々を当たり前の様に過ごす様になっていた。
愛されたいという欲求だけが強く、実は自分は始めからさほど愛してはいなかった翔への気持ちは薄らいでいく一方だった。仕事も休みがちになり遅刻する事も増え始めた。
山田『梨香ちゃん、最近どうしたん?保証だって切ってるんやから頼むで、ちゃんと出てきてくれやな!』 梨香『…分かってるって!最近、寝てないから体調悪いねん…!もうちゃんと出るからほっといてや!』2007-08-30 12:18:00 -
61:
梨香
当たり前の事を山田に注意されているのにも関わらず、私の頭の中にはもはやエスの事しかなくただ、
―分かってるってうるさい!うっとおしいオッサンやなぁ!!― そう思っていた。遅刻、欠席の続く梨香は当たり前で収入は減っていく一方。なのにエスの量だけは増え続ける。
不思議と“エス”をきめていれば仕事がしやすかった。私は“仕事”を能率よくこなす為に“エス”をキメテるんだと思い込む様になった。…だけれど、実は逆だったのだ。
もはや私は、“エス”をキメル為に“娼婦”をやっていたのだ。2007-08-30 12:32:00 -
62:
梨香
ある日の事だ。私はいつもの様にエスを一人でキメ、【効き目作業】で裏個人ホームページのネット俳回をしていた。仕事?勿論ズル休みだ、お金はない。だがネタはある、十分ではないか。そう思っていた。―プルル【着信?山田】プルル―
―うわッ!来た!うざッ!!―
梨香『…はい。』 山田『梨香ちゃん!いつになったらでてきてくれるん!社長いい加減怒ってんで!どうするんや!』 ―は!?なんしにきれられなアカンねん!?― 風俗嬢というのは自営業だ。仕事をもらっている以上、切れられても仕方がない。しかも既に、私には固定の指名客がかなりいる状態だったのだから、なおさらだ。2007-08-30 15:06:00 -
63:
梨香
梨香『もうちょぃまってやぁ!!』 山田『そればっかりやないか!こっちかて我慢の限界あるで!?』 梨香―いらッ!!―
私はもう既に一日何回と【追いうち】をし、エスがないといきてはいけない…そうなって数ヵ月が過ぎようとしていた。この頃からだ。一度イラッとすると我慢が出来なくなって来ていた。私【梨香】の性格はまるで別人の様に変貌していた。
梨香『そんなんやったらもうええわ!』 山田『こっちこそ、もうええわ!』プチッ【切】―プーップーッ――はぁ!?なんやねんイライラすんなぁ!―私は忘れるかの様に2007-08-30 15:24:00 -
64:
梨香
まるでその自業自得なやり場のない、苛立ちをブツケルかの様に、再びエスを【追い討ち】した。
ストレスはたまる一方だ。だがそれを“エス”の瞬間的な快楽でまぎらわす。そして忘れたかの様に別の何かに集中し夢中になる。
お金はない。ネタもつき始める。すると私は求人紙を買いあさり、別の店を探し始めた。
―働かないと。。。―既に、生きていく為ではない。エスをキメル為。ただそれだけだった。…そう思う。2007-08-30 15:33:00 -
65:
梨香
…貴方に出会った頃、私はもぅ既に人間ではなくなっていたんだね…。貴方のお陰でそれに気が付けたんだよ
本当にごめんね…。
そしてありがとう…2007-08-30 15:40:00 -
66:
梨香
…でも、これだけは本当なんだ、私は貴方の事を本気で愛していた。貴方の前でダケは人間でいたかった、普通の女の子としといたかった、
薬中でも、娼婦でもない。
普通の女でいたかった…2007-08-30 15:44:00 -
67:
梨香
毎日毎日降ってくる様にお金がわいてくる!ネタもつきる事がない!お客もつきない!
幸子は…というと、何かにつけて直ぐに“勘繰り”が酷くなってきていて、すれちがったダケの相手までも“勘繰る”状態。私はまだそういった類の“勘繰り”を感じた事がなかった時だった為、一緒にいる事が酷く苦痛に感じ始め、私は新しくできたじゃんキー友達と過ごす事が増え、幸子を避ける様になっていた。
幸子『梨香ぁ…?なんで最近幸子と遊んでくれへんの?』仕事が忙しい、それもあった。でも、何かにつけて利用されているだの、言ってくる幸子が一番私自身を利用している様に感じていた。私も“勘繰って”いたのだ。2007-08-30 16:28:00 -
68:
梨香
既に、人間であって人間でなかった私、梨香。
新しい店も数ヵ月調子よく行っていた。仕事をバリバリとこなしている間は、前にも書いた通り、私であって私ではない。だから凄く気持ちが楽に感じていた。
けれど、翔の寝静まったヘやに戻ると酷く気分が憂鬱で仕方がない。エスを何度キメテみたって最初の一瞬ダケで同じだ。眠れないまま次のひの夜の出勤時間を向かえる。体は疲れきり気分は乗らない。それでもエスを突いては脳をごまかし遅れながらでも出勤する。
そんな生活が長く続く訳がなかった。2007-08-30 16:47:00 -
69:
名無しさん
頑張れ???
2007-08-30 18:25:00 -
70:
名無しさん
めちゃおもしろい?
頑張って下さいo(^-^)o2007-08-30 23:24:00 -
71:
梨香
>73 74 名無しさん?
ありがとうございます??頑張って書いていきますね?2007-08-31 01:48:00 -
72:
梨香
私の体を売ったお金で…。
2007-08-31 02:17:00 -
73:
梨香
それが分かってから翔との仲も不仲なモノへと変わっていった。
梨香『もう!なんなん!あっちいってや!きもいなぁ!』 翔はそんな私を悲しげな瞳で見つめながらも渋々奥の部屋へと行く。梨香『翔、うちもう、翔の事好き違うみたいやわ!あんたの足音や生活音聞いただけでイライラしてくる!もう限界やわ!』なんて自己中心的で身勝手な事をいっているんだろうと分かりながらも私は翔に自分の気持ちを打ち明けた。
翔とは付き合って一年半を向かえていた。もう愛なんてなかった。“うざい”それだけだった。2007-08-31 15:22:00 -
74:
梨香
…エスは人の性格や気持ちまでも簡単に変えてしまうんだね…
この時の私が愛するモノ、信じれるモノはもう既に、エスだけだったんだ…。2007-08-31 15:27:00 -
75:
翔『なんやと!お前そんなんゆうて行くトコない癖に!はよ出ていけや!』 梨香『いいわ!金ならいくらでもある!一人で暮らすわ!』 そう言って私はすみ成れた町から出て、隣の市でレオパレスを借りる事にした。
―私は一人がいいねん―大好きなエスさえ、大好きなジャンキー友達さえいれば、他に何もいらない…。 当たり前で周りからどんどん見放されていく私。そう思い込む事で必死に自分を救おうとしていた。
だけど、いくらお金をもっていたってジャンキー友達と大好きなエスをキメテみたって心も体も乾き冷えきっていく一方だった。
―私、いったい何がしたいんだろう…―" " "07/08/31 15:392007-08-31 15:39:00 -
76:
梨香
その日、私はジャンキー友達と遊んでいた。名前は【エリ】
仕事の時間は刻一刻と近付いてくる…。 エリ『梨香ぁ!お前仕事どないするんやぁ!もう時間ないでぇ!!』 梨香『えー!!マヂでー!!行きたくないなぁ…!うざいわぁ!どないしよ…!』そう悩んでる間に仕事の時間は過ぎ去っていた。エリは気が付いてない様子だ。私は気が付いてた。けれど気が付いていないフリをした。
無断欠勤だ。
―どないしよ…行きたくないし…まっいっか!!―
私はそんな不安感を打ち消すかの様に、再び【追い打ち】をした…。2007-08-31 16:17:00 -
77:
梨香
―次の日―
結局昨日は、エリの家に泊まりこみ寝ずにエスをキメ続けては、お喋りばかりしていた。
―今日は仕事いかな、金もネタも尽きてるわ―私は昨日、無欠したにも関わらずまるでさも何も無かったかの様に、平然と出勤した。 新しい店のボーイが近付いてくる。
ボーイ『梨香ちゃん!昨日、何回も電話したんやで!心配してたのに!お客さんも大分待たしてたんやで!』 梨香『あ…スミマセン…。ちょっと体調悪くて寝てました』この時ばかりは私も素直に謝った。だが、嘘を付いた。もう既に嘘をつくのにも慣れたものだ…。店のボーイもそんな私の嘘にとっくに気が付いてたに違いない…。2007-08-31 16:29:00 -
78:
梨香
ボーイ『まぁ!ええわ!取り合えずお客さんもう四人まってる状態やから早く用意して!』梨香『あっ!はぁい!』 その日もいつもの様にバリバリ仕事をこなしていた。…そう。いつもの様に。
帰り際の事だ。いつものように部長から、受付で明細書と札束を受け取った。 部長『梨香ちゃん!昨日はなにしとったん!?最近、ちょっとたるんでんとちがうん?!そんなんばっかりしてたら指名のお客も別の女の子に回してしまうで!!』―はぁ!?それはもう謝ったやんけ!!―
―イラッ!!― 私は苛立ち我慢が出来なくなっていた。そして何も答えずに無言のまま店をでた。2007-08-31 16:52:00 -
79:
梨香
すると、慌ててボーイが追い掛けてきた。
ボーイ『梨香ちゃん!さっきの態度はなんやアレ!?部長にあんな態度したあかんやろ?!』寝てもない、更には【切目】だった私は凄い剣幕で切れ始めた。梨香『はぁ〜!?イチイチうるさいねん!!何回もおんなじ事いわすなや!!うっとおしいのぉ!!ええ加減にせえや!!!』いい加減にしなくてはならないのは私、梨香だ。
だがもうそんな事はどうでもよくなっていた。こんなチッポケな事で私は【殺意】が芽生える程の苛立ちを感じていた。もう私は完全に頭がおかしかったに違いない。2007-08-31 17:00:00 -
80:
梨香
ボーイ『梨香ちゃん!何をそんな切れてるんや!元はといえば梨香ちゃんが無欠するからやろ!』正論だ。
だがこの頃の私は、既にそんな簡単な事すら理解できなくなっていた。
梨香『何回も同じ事いわすから悪いんちゃうんか!なんしに何回もあやまらなアカンねん!』それだけの事をしたからだ。だが私には“どうしてこんなに責められなきゃならないのか”ばかりが頭の中をグルグル回り訳がわからなかった。完全に頭がおかしかった。重症だ。今思えばそう思う…。2007-08-31 17:11:00 -
81:
梨香
そうして、私は“稼げていた”店を退店した。そう。気が付けば男も友達も、職さえも失っていたのだった。そんな現実とも、私は一切向き合おうとはせず再びエスを引いた。
生活費?家賃?そんなの、又新しい仕事を見付けて働けば、
“体を売れば”
“どうにかなるでしょ”2007-08-31 17:21:00 -
82:
梨香
私はこの頃から、誰も信じられないと思い始め家に引き篭る様になっていた。家にひきこもっては独りでエスをきめる。心はどんどん乾ききり冷たくなっていく一方だ。
本当に一番信じれなかったのは、
“自分自身”
だったという事にも気が付かずに…。2007-08-31 17:33:00 -
83:
梨香
全ては自分自身が選択した事、自分自身の行動や発言が招いた結果だ、だからこそやりきれなかった。何かに付けて中途半端に完璧主義で真面目な私。
何もかもを失い、残ったモノは白いチッポケな結晶の欠片たち。
だからこそ私は、真面目にエスに入れ込む様になっていった。真面目にエスにハマる事。もはやそれが生き甲斐だ。ご飯を買いにいくのがメンドクさい。ご飯を食べるのがメンドクさい。仕事を探そすのもメンドクさい。
エスをキメル以外何もしようともしなくなった私。梨香。あげくは水分補給すらしなくなり、トイレにすら行く事もなくなってきていた。廃人だ。2007-08-31 17:46:00 -
84:
梨香
だが、エスをキメテル以上、眠る事さえ出来やしない。仕事へもいかなくなった私は余計に眠れなくなっていった。一週間起きている事なんてザラにあった。
睡魔は急におしよせてくる座ったまんま倒れるかの様に眠る。気が付いたらベットから頭だけ落ちて足だけベットにあげたまま眠っていた事さえあった。起きた時、私は記憶が全くない事に恐怖を覚え、眠る事が怖くなってきていた。外に出るのも怖い。人と接するのも怖い。キレる自分が怖い。嫌われるのが怖い。眠るのが怖い。
鏡で自分の顔をみてみる…。―化け物!!―
“自分自身が怖い!”2007-08-31 18:15:00 -
85:
梨香
立ち上がったダケで眩暈がする、体調が悪い、歩くと心臓が痛い。―もう限界だ―
私は近くの内科で受診することにした。全ての検査をした。血液検査、尿検査、レントゲン検査、心電図。
検査が終わった後、主治医に呼ばれた。
医師『即、入院してください。誰か家族に連絡を取って来てもらう事はできませんか?』私は拒否した。医師の話だと私は肝臓や心臓等の臓器、後、こうじょうせん疾患ではないかといわれた。
―入院なんてしたくない―私は医師が止めるのも聞かずに、点滴を受け、大量の薬を処方してもらい帰宅した。2007-08-31 18:29:00 -
86:
帰宅すると、私はまた懲りずにエスを【追い打ち】しようとした。既に血管は潰れて腫れ上がりブニョブニョだ。―駄目だ!入らない―梨香『あー!!?なんやねんマヂで!!イライラすんのぉ!!!』独りでわめく私の声が虚しく部屋で木霊する…。
―駄目だ…、風呂にでも入ろう…。―
独りでシャワーを浴びていたその時だ! “梨香の頭がおかしくなった!梨香の頭がおかしいよー!怖い!怖いよ―!エーン!”
子どもの声が聞こえる!私は驚きシャワーを停めた。それと同時にその声もやんだ。再びシャワーを浴び始めると…―うわーん!梨香の頭がおかしくなった!怖いよー!えーん!―" " "07/08/31 18:492007-08-31 18:49:00 -
87:
名無しさん
頑張れ????
2007-08-31 18:51:00 -
88:
梨香
おかしい!部屋の中には誰もいない筈だ。私独りの筈だ。もう一度シャワーを止める。それと同時に声もやむ。私は直感した…。
…【幻聴】だ。常に独りでエスをキメ続けていた私。とうとう幻聴を感じるまでになってきていたのだ。
―駄目だ!頭がおかしくなりそうだ!―
私は慌ててお風呂から上がる事にした。 ―怖い…怖いよ― 余りの恐怖から私は“もうエスをキメルのはやめよう”そう心に決めた。筈だったのに…。2007-08-31 18:56:00 -
89:
梨香
…何度も何度も辞めようと思ったエス…
だけど、心のどこかではまだやりたいって思い続けていたんだろうね…
…貴方という人に出会うまでは…2007-08-31 20:26:00 -
90:
梨香
>92番 名無しさん☆
ありがとうございます??頑張って書いていきますね?2007-08-31 20:27:00 -
91:
梨香
こうして、私はエスを抜き始めた。ところが、エスをキメ続け体がボロボロだった私は余計に体の調子が悪くなる一方だった…。
―駄目だ!平衡感覚がない!真っ直ぐ歩く事さえできない!!―
もはや、エスをキメテル【効き目】な状態が【普通】な状態だった私だから当たり前といえば当たり前だ。今までの分を取り返すかのように押し寄せて来る【食欲】一週間で軽く十キロ増する始末だ。【太る】事へ異常なくらいの嫌悪感を感じる私。
―嫌だ!太りたくない!!― 気が付けばお金も底を尽きていた。―働きにいかなくちゃ…だけどエスを決めなきゃ外にさえ出られない…。断薬が数日しかもたなかった事は言うまでもない。2007-08-31 20:57:00 -
92:
梨香
そして、私はまた新しい店を探して元の生活に戻り始めた。
体調?そんなのエスさえキメテればごまかせる。どうせなら、
“エスで死ねたら、本望さ”2007-08-31 21:03:00 -
93:
梨香
そんな風に思い込む事で、エスに負け続ける自分を救おうとしていたに違いない。私はエスに等負けてはいない。私はエスに遊ばれてなんかいない。いや…、もはや始めての【突き】の時点で完全に連敗していた。一度も勝てた事等なかったのだ…。それでもエスにすがりつこうとする私はなんて惨めだったんだろう…。
“生き恥じさらしてまで生きてく位なら死んだ方がマシさ”
私の心の中では、常に自殺願望が耐えずひしめきあっていた。 ―ツラい…死にたい、誰か助けて…、お願い私をここから救ってよ…ねぇ。お願い、誰か助けて…!―
誰にも届くことのない、届けようともしないそんな想いが私の心の中だけで虚しく木霊する…。2007-08-31 21:28:00 -
94:
梨香
周りのみんながそんな私を見ては気にかケ心配してくれる。だけど、普段ボケキャラなのが私、梨香だ。弱い所なんて見せたくない!
ヨワイジブンナンテダイッキライ!!コロシタイ位にダイキライ!!
私は、『大丈夫!(^O^)』って笑う事が口癖になっていた。作り笑いにも慣れたものだ。強がっているというよりも、むしろ開き直ったってゆう感覚。2007-08-31 21:36:00 -
95:
梨香
…そんな気持ちに誰も気が付いてはくれなかった…
気付いてくれたのは貴方ただ独りだけだったんだ…。
ありがとう。今でも私は貴方ただ一人を愛しているよ…2007-08-31 21:38:00 -
96:
だが、それ以来一人でキメル事が怖くなってしまっていた。外が怖い、人がこわい…、なのに一人でいるのがこわい。そんな想いが頭の中をグルグル回る。
―いったい私はどうすればいいんだろう――既に生きてる事が苦痛だった私。
―いったいどうしたいんだろう― ―私はいったい何なんだろう――私は一体誰なんだろう―
―一体なんの為にいきてるんだろう…― その答えは今もでないままだ…―" " "07/08/31 23:092007-08-31 23:09:00 -
97:
名無しさん
おもろい??
2007-08-31 23:42:00 -
98:
―?キィー!バンッ!ブォーン!?―
家の前に車が停まる。私はその度閉めきったカーテンの隙間からソッと外を覗く。
―怖い…!きっと私を監視しているに違いない!!― そんな訳があるはずがない…。冷静に、冷静に。 ―?キィー!バン!ブォーン!?―
梨香『ビクッ!!怖い!』―私は監視されてるんだ―" " "07/09/01 12:232007-09-01 12:23:00 -
99:
梨香
>102番名無しさん♪
ありがとうございます☆頑張ってかいていきます☆★2007-09-01 12:26:00 -
100:
梨香
有り得ない【妄想】が私の周りをグルグルと取り巻く。小さな異変が小さないつもと違う事が小さな発言が…。なにもかもが私の【妄想】と結び付いていく。体調はますます悪くなり、働けず、私は実家へ戻る事になった。だが頭のイカレタ私を家族は触れようとしない、関わろうとはしない。
―私は一人だ―
もう何にもしない、何ににも期待しない。誰も信じない。
そんな風に思っていた時、私はアイツに出会った。名前は【サトシ】2007-09-01 12:35:00