小説掲示板♂彼氏はホスト♂のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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♂彼氏はホスト♂

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  • 1:

    ◆MLZEAkKS9M

    「アユムぅぅぅぅ!俺、ホストするわ!!!」

    ──3年前。デッカイ目をキラキラさせながらそう宣言したその男は、今も尚あたしの彼氏であるらしい、マヒル。

    そう。彼氏はホスト♂

    2007-08-28 03:40:00
  • 2:

    ◆MLZEAkKS9M

    「うわぁぁ〜もう行きたくないよぉぉぉ〜!」「はっ!またゆうてるんあんた!はよ顔洗ってシャキッとしといでな!」

    「んもぉ〜」と言いながらもニコニコ嬉しそうに洗面所に向かうこの男は、マヒル。

    …一応あたしの彼氏。(遠い目)

    2007-08-28 03:48:00
  • 3:

    ◆MLZEAkKS9M

    「じゃぁ行ってくるからね♪炊き込みご飯作っといたからアユムンちゃんと食べといてやぁ(*^∪^*)じゃ!行ってきま〜す♪」

    ──パタンッ

    はぁ。行ったか。やれやれ…。

    2007-08-28 03:52:00
  • 4:

    ◆MLZEAkKS9M

    炊飯器を開けると、炊き立ての炊き込みご飯。コンロの鍋にはおいしそうなお味噌汁。

    (くぅぅぅっ…!またあたしの寝てる間に作ってくれとったんか!ほんま出来るヤツ…。(泣))

    マヒルの趣味&特技は『料理』。こうやって、あたしが寝ている間に自分が目を覚ましたりすると、知らん間にご飯を作ってくれていたりする。マジ出来るヤツ!!(涙)

    2007-08-28 03:59:00
  • 5:

    ◆MLZEAkKS9M

    基本、ドMのマヒル。
    性格はというと、すぐになんでもかんでも信用してしまうほどの、純粋な心の持ち主。だから、自分のお客様に騙されて凹む事もしばしば…。そんなマヒルを何度見てきたことか。(遠い目)

    けど、こんなマヒルも殿堂入りのNo.1ホストやったりする訳で。世の中分からんね┐(~〜~)┌

    2007-08-28 04:09:00
  • 6:

    ◆MLZEAkKS9M

    ***********  ♂彼氏はホスト♂
    ***********

    2007-08-28 04:15:00
  • 7:

    ◆MLZEAkKS9M

    「はぁ?ホスト?あんたにホストは無理やろ〜。薔薇とか似合わんもん、あんた。」「薔薇って!ちゃうちゃう!もぉ〜アユムは何も解ってへんねんからぁ〜!」「はぁ〜?偉そうに!大体、ホストとかなんでいきなりよ〜。」

    当時の愛読書、EGGをパラパラとめくりながら問いかける。

    2007-08-28 04:23:00
  • 8:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ふふん♪聖さんに誘われてん♪『マヒルもホストやらへんか?』って♪なぁ〜!いいやろ〜!?俺もホストしてみたいもん〜(≧◇≦)」

    「いいやろ?いいやろ?」とひつこいマヒルに痺れを切らし、「好きにしたらぁ〜」と、適当に返事をしまったのがきっかけで、マヒル・当時21歳のホスト人生が始まった。

    2007-08-28 04:34:00
  • 9:

    ◆MLZEAkKS9M

    「じゃ!アユムン!今日からホスト頑張ってきま〜す(^○^)ゞ」「はいはい〜。気付けて行っといでや。聖さんによろしく〜。」「了解♪じゃ、行ってきま〜す♪」

    マヒルのいなくなった部屋でテレビを見ながらくつろぐあたし。
                                                
    ……はて。ホストってなんぞや???

    2007-08-28 04:41:00
  • 10:

    ◆MLZEAkKS9M

    当時、今程メディアなどでは取り上げられていなかったホスト。一般ピーポーにホストの知識がある訳ない( ̄ロ ̄)

    (なんやろ?薔薇加えてロン毛でワインレッドのシャツ着て…整形?マダム?ん???)

    …よー分からんな。マヒル帰って来たら聞こーっと。あ!せや!シイナに電話せなぁ〜♪

    2007-08-28 04:48:00
  • 11:

    ◆MLZEAkKS9M

    ピッポッパ♪
    プルルルルーン♪

    「もしぃ?」「もしっ♪こちら癒し系・井川遥(^ロ^)」「無理っ!アユムやろ。おはぁ〜」「冷た!もぉ〜。てかシイナ今何してん?」「何してんて何もしとらん〜」「マジ!ほなちょいウチ来て!大事な話があるアルヨ!」「大事な話って、マヒルは?」「マヒルおらん!薔薇加えに行きよった!」「はぁ〜?薔薇〜?まぁなんし暇やし行くわ〜。鍵開けとって〜」「了解ブラザ−(^ロ^)/」

    2007-08-28 04:59:00
  • 12:

    ◆MLZEAkKS9M

    テクテク。ガチャッ。

    玄関の鍵を開け、待つ事10分。ご近所住まいのあたしの親友、シイナがやってきた。

    「お邪魔ぁ〜…ってほんまにマヒルおらんやん!何々、喧嘩ぁ〜?」

    2007-08-28 05:04:00
  • 13:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ちゃうちゃう!薔薇や薔薇!てか、カレー食う?マヒルお手製♪バリ美味い!」「お〜食う食う!たまにはやるな、あの男も」

    シイナにカレーをよそい、いざ本題へ。

    「てかさぁ、シイナー」

    2007-08-28 05:06:00
  • 14:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ホストって何?」

    いきなり非現実的な単語を発したあたしに、シイナの頭は???。

    「─ホスト?ってあの〜、女騙して大金ふんだくって…ってやつ?なんやなあんたいきなりぃ〜。あ!あれやろ!マヒルよりそのホスト君に惚れてもたって訳やろ!…ってかうんま、このカレ〜。モグモグ」

    2007-08-28 05:27:00
  • 15:

    ◆MLZEAkKS9M

    「なぁ〜!あほう!あたしはマヒルだけ!って、ちゃうねん〜。マヒル、今日からホストなりよったんやって」

    ……「は???」

    思わぬ発言に、普段の倍並におめめを見開くシイナ。お…おい姉さん…今、口から床にカレー落ちたアルヨ?(。_。 )

    2007-08-28 05:33:00
  • 16:

    ◆MLZEAkKS9M

    「だから〜!マヒル、今ホストしに行っとる。…けどな、ホストって何?ホストってやばい?やばい?マヒル、捕まったりせんよな???」

    この時、何となく『ホスト=悪の道」と思っちゃってたあたし。

    まぁ…ヤ○ザみたいな?

    2007-08-28 05:39:00
  • 17:

    ◆MLZEAkKS9M

    「いや、まぁ捕まったりはせんやろーけど…って!マヒルに女とか騙せるん!?無理やろあいつ!逆に騙されんちゃう!?」「や、やっぱりー!?どうしよぉ〜!そんな情けないマヒル見たない〜あたしぃ〜(泣)」

    ─それからはなぜか、マヒルのあのドM様はやばいだの、マヒルは絶対パンパースが似合うだの関係のない話にまで発展し、その結果…

    2007-08-28 06:02:00
  • 18:

    ◆MLZEAkKS9M

    「まぁ、あいつ顔はええしな〜。その辺の女より可愛い顔しとるし、案外うまい事やりよんちゃう〜」「かなぁ〜。まぁ何でもええかぁ〜。てかあたしもカレー食おかな」

    …と、この話は幕を閉じましたとさ。

    テ、テキトー?(゚ロ゚;)

    2007-08-28 06:08:00
  • 19:

    ◆MLZEAkKS9M

    暫くシイナと談笑してると、〜♪♪♪〜マヒルからの指定着信音が鳴り響いた。

    「うわ、マヒルやわ」「あ〜ヘタッとんちゃう」「かなぁ〜」

    ポチッとな。

    2007-08-28 12:48:00
  • 20:

    ◆MLZEAkKS9M

    「もしぃ〜?」「あ!アユムたん!?俺俺ぇ〜♪」「詐欺?」「ちぃがぁうぅ!マヒルたんですっ(^ロ^)」「うん。どないしたん?てかあんた酔うてん?」「ふふぅ☆少しだけぇ♪アユムン何してんのぉ(^ロ^)」「シイナとおんで。って何電やねーん!」「いや〜ホストは思ったよりしんどそ…あ!ちょい呼ばれたし行ってくるわ!またかける〜(^ロ^)/」

    プツップープープー…

    2007-08-28 12:54:00
  • 21:

    ◆MLZEAkKS9M

    「うっざ…」「何々〜?」「なんか軽く酔うとる。あいつ酒弱いのにホストとか無理やろ〜」「まぁな〜。てかうち眠いし帰るわ〜」

    あたしとシイナは若干19歳にして、ニート。
    午前1:00。基本昼型生活のうちらの眠気はピークに達していた。

    2007-08-28 13:04:00
  • 22:

    名無しさん

    絶対おもろLl?

    2007-08-28 13:11:00
  • 23:

    ◆MLZEAkKS9M

    チュンチュン…チュンチュン…雀が鳴いてる〜

    「…うぅん。……あれ。…マヒルがおらん…」

    いつも隣にいるはずのマヒルが。もしくは台所でトントントントン料理をしているはずのマヒルが!!!いぃーなぁーいぃぃぃ〜!!!!!

    2007-08-28 13:23:00
  • 24:

    ◆MLZEAkKS9M

    「マ…マヒルぅ…」  携帯を手に取り、マヒルに電話をかける…が、コールの途中で気付く。

    「……あ。そうや。あいつホストか。あ〜はいはいなるほど」

    ポチッとな。

    2007-08-28 13:28:00
  • 25:

    ◆MLZEAkKS9M

    午前9:00。またもや難関にぶつかる。
                                     
    ──はて。ホストっていつ帰ってくんの???
                                     
    そんな事さえも聞いてなかったあたし。どんだけぇ〜!!!…少しマヒルを哀れに思い……

    2007-08-28 13:34:00
  • 26:

    ◆MLZEAkKS9M

    「こ…こんなんじゃあかんわ。あいつも頑張ってんねんしもっと関心持って応援したらな…」

    そんな事を考えていると、〜♪♪♪〜マヒルからの着信。「あ。かけ直してきよった」

    ポチッとな。

    2007-08-28 13:37:00
  • 27:

    ◆MLZEAkKS9M

    「は〜い」「もしもしアユムン!?ごめんごめん電話気付かんかったぁ(>ロ

    2007-08-28 16:56:00
  • 28:

    ◆MLZEAkKS9M

    チクタクチクタク…

    ひ、ひ、暇ぁあぁ!!何この暇さ…あかん…何しよ…めっさ悩む…

    「う〜ん………………。あっ!せやせや♪マヒルの為に飯でも作ったろ〜♪ルンル〜ン(^ロ^)」

    2007-08-28 17:03:00
  • 29:

    ◆MLZEAkKS9M

    冷蔵庫を開けると、何でも作れそうなぐらいの量の食材が。

    「ほほ〜ぅ」

    スーパーへの買い物はあたしとマヒルの日課。二人で手を繋ぎながらルンルン気分でお買い物♪…まぁ、食材選びはマヒルの専門。いつも目を凝らして何やら選んだはりますわ。はい。

    2007-08-28 17:11:00
  • 30:

    ◆MLZEAkKS9M

    「う〜ん、何がいいかなぁ…あいつ舌肥えとるしなぁ……あっ!鮭はっけ〜ん♪鮭焼いて味噌汁作って、極めつけに冷や奴やな(^ロ^)よしよし♪」

    普段は洗い物以外で台所に立たせてもらえないあたし。なんか作ってるとこを見られんのが恥ずかしいんやって( ̄ロ ̄)よーゆうわ( ̄ロ ̄)

    2007-08-28 17:19:00
  • 31:

    ◆MLZEAkKS9M

    そんなこんなで、そろそろ帰ってくるかな〜思てたら、マヒルご帰宅。

    「ただいまーん♪アユムーン!」

    うざっ。酔うとるやんけ。チッ。あたしは無視してひたすら火にかけてる味噌汁を混ぜ混ぜ。

    2007-08-28 17:24:00
  • 32:

    ◆MLZEAkKS9M

    「もぉ〜。アユムンってばぁ〜…」ガチャッ──

    リビングの戸を開けると、台所に立つあたしに違和感感じてますオーラを解き放つマヒル。

    「あ〜お帰り〜。聞こえなんだわ」

    2007-08-28 17:27:00
  • 33:

    名無しさん

    おもろい?

    2007-08-29 01:31:00
  • 34:

    名無しさん

    おもろい?

    2007-08-29 01:32:00
  • 35:

    ぉまめチャンのパクリ臭い文面やな

    2007-08-29 10:37:00
  • 36:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>34さん?>>35さん?
    おもろいとかありがとうです?頑張ります?

    >>36さん?
    おまめちゃん…とは?小説家さんかなんかですかね?すみません知恵不足です(〒ロ〒)

    2007-08-29 20:49:00
  • 37:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ア、アユムン…何してんの…?」

    わざとらしい位、この世の終わりのような出で立ちでそう問いかけてくるマヒル。袈裟な( ̄^ ̄)

    「何って…飯作っとんやん。文句あんの」

    2007-08-29 20:52:00
  • 38:

    ◆MLZEAkKS9M

    …これ、照れ隠しね。なんかここまでオーバーリアクション取られたら恥ずいやん(* ̄_ ̄)ゴホン

    「…うぅっ…そんなん…そんなん…うっ……」

    えっ!?泣いてる!?なんでなんで!?( ̄ロ ̄;)

    2007-08-29 20:53:00
  • 39:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ちょっ、なっなに泣いてん!?あんたここは普通よろこ…」「アユムーン!!(泣)」

    ガバチョッ─!!!

    って、でぇぇぇ( ̄ロ ̄;ノ)ノど…どしたんよマヒルさん( ̄ロ ̄;)

    2007-08-29 20:57:00
  • 40:

    ◆MLZEAkKS9M

    「な、何なん!?どしたん!?!?」

    抱きつくマヒルに母性本能を感じてしまったあたしは、少し落ち着きながらそう問いかけると、

    「だって…グスッ…ア、アユムンが俺の為に…ヒック…ご、ごばん…ごばんづぐっでぐれでんねんぼーん!!!(号泣)」

    2007-08-29 21:02:00
  • 41:

    ◆MLZEAkKS9M

    ぼ、ぼーんて…(汗)

    (…マヒル………)

    ちょっと不覚にも感動してしまったあたし。だってたかだか飯よ。たかだか飯の為にマヒルはここまで涙を流してくれてるんよ!!!何これ!超名場面!!!捨てたもんやないわこいつ!!!

    2007-08-29 21:08:00
  • 42:

    ◆MLZEAkKS9M

    「マヒルぅ…なんかそこまで喜んでもらえたらあたしも作った甲斐があ………………っておい。」「えっ???」

    …なんなんだろう。この赤いものは。何?これ。夜ドラ???

    ──こんの糞男っ……………プッチー−ン!!!

    2007-08-29 21:12:00
  • 43:

    ◆MLZEAkKS9M

    「おいこらチビ」「え?アユムン?」「おまえなめとんかこの糞ボケ」「えっいきな…」「…これ。何やねんこれ」

    あたしはマヒルのオニューのワイシャツの襟をおもくそ引っ張りマヒルに見せつけた。

    「えっ?何って……え゙ぇぇぇぇぇ!?!?!?何これ!?お、俺知らんて!ほんまに知らんて!!!!!!」

    2007-08-29 21:22:00
  • 44:

    ◆MLZEAkKS9M

    「おまえ!!知らんで済んだら警察いらんねん!おい。正味どないやねん。何してんコルァ!」

    ワイシャツの襟についた赤っぽい口紅。…ベタやわ…。ほんま要領悪いわこいつ…。はぁ。

    「だっだから!ちゃんと聞いて!お願いやからアユムン!!!」

    2007-08-29 21:28:00
  • 45:

    ◆MLZEAkKS9M

    正座をし、何やらあたしに一から説明を始めたマヒル。なになに〜

    「ちゃうねん…俺は何もしてないねん。今日、あるお客さんの席ついてな、『今日からなんですよ』って話をしてたら、その人俺に指名くれはって…で、その人だいぶ酔ってたみたいで帰りしなに抱きつかれてチュウされそうなって…でも真剣気持ち悪いしパッておもっきし顔よけたら…たぶんここについてもーたんやと思う…。でも!ほんまにそのお客さんデブで顔面凶器みたいな人やし俺絶対なんもしてない!これは絶対ほんまに!!」

    2007-08-29 21:40:00
  • 46:

    名無しさん

    ??

    2007-08-29 22:04:00
  • 47:

    名無しさん

    おもろい?
    てか彼氏ばり可愛いなあ??羨ましい??

    2007-08-29 23:59:00
  • 48:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>47さん?
    あげてくれはったんかな?ありがとです??

    >>48さん?
    おもろいとかありがとうございます?彼氏はただのアホです(゚∀。)また読んだって下さい??

    2007-08-30 06:17:00
  • 49:

    ◆MLZEAkKS9M

    …ふーん。なるほどね。まぁ確かにこいつ嘘は付いとらへんみたいやし。

    マヒルは嘘付く時、焦って唾飛ばしながら必死なって対抗してきよんのよね( ̄_ ̄)なんて単純な野郎なんだろう。

    けど!ここは念のためきっちり釘は刺しておこ〜っと。

    2007-08-30 06:21:00
  • 50:

    ◆MLZEAkKS9M

    「解った。ほんなら今回はあんたのゆうとること信用しとったるわ。──けどっ!!!…おまえ次やったら愛車のアル君売ったっさかいにな。よー覚えとけよ」

    ガーンΣ( ̄ロ ̄)と一時停止のマヒルを放って、飯の支度に取りかかる。

    ─ほんまに。かなんわ。こいつ次なんかやらかしたら絶対アル君売ったんねん!!!

    2007-08-30 06:30:00
  • 51:

    ◆MLZEAkKS9M

    ちなみに、アル君とはマヒルの愛車の愛称。アユムの『ア』とマヒルの『ル』なんだってさ。…ふーん…ドーデモイイ( ̄_ ̄)

    この名前決める時、必死になってわざわざ紙にペンで『アユム』『マヒル』って書き出してから語呂合わせしてたこいつは、やっぱり頭が悪いんやろうなーと思う。
                                     
    うん。間違いないな。

    2007-08-30 06:36:00
  • 52:

    ◆MLZEAkKS9M

    そんなこんなでマヒルのホスト生活も順調な滑り出しを切った。

    「なぁなぁマヒルさんよ〜」「ん〜?アユムンどした〜ん?」「あのさ。ホストって楽しい?」

    ─素朴な疑問。最近のこいつはやたらと楽しそうで鬱陶しい( ̄^ ̄)

    2007-08-30 06:43:00
  • 53:

    ◆MLZEAkKS9M

    「え〜?ん〜まぁ楽しいかな♪お酒飲むんはしんどいけど、今はお客さんも結構着いてきて楽しくなってきたなぁ(^ロ^)」「………ふーん」「…あれっ?アユムンもしかしてヤキモ〜…」

    バシッ──
                          
    ヤキモチとかやないねん。ただ、純粋にこいつだけ毎日楽しげなんが許せんねん( ̄^ ̄)オモンナイ!!

    2007-08-30 06:49:00
  • 54:

    ◆MLZEAkKS9M

    「い…痛ぁ……アユムン〜さすがに今のは痛いわぁ〜(TロT)」「なぁ!マヒル!」「へっ???」
               
    「あたしも仕事したい!!!」
               
    ─実はこいつ、結構…いや、だいぶ優しい癖に、ドMの癖に、あたしの尻に引かれてる癖にっ…!あたしが働くことに関しては人が変わったように否定しまくる変子なんです…( ̄_ ̄;)

    2007-08-30 06:59:00
  • 55:

    名無しさん

    おもろすぎぃ?

    2007-08-30 08:26:00
  • 56:

    名無しさん

    気になるぅ?めっちゃおもろしい頑張ってなぁ?

    2007-08-30 18:17:00
  • 57:

    名無しさん

    2007-08-30 22:57:00
  • 58:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>56さん?>>57さん?おもろいとかマジありがとうございます??引き続き頑張ります???

    >>58さん?
    あげて下さったんかな??ありがとうございます?

    2007-08-31 17:12:00
  • 59:

    ◆MLZEAkKS9M

    …シーン…………

    (え、またこの空気かよ…)

    「ちょ〜、なぁって。あたしも仕…」「無理やかるぁっっっ!!!」

    2007-08-31 17:17:00
  • 60:

    ◆MLZEAkKS9M

    キーン───!

    耳いったぁぁぁぁ(怒)こいつ腹立つ!!無理が無理やっちゅーねん!!!「るぁっ」って何やねん「るぁっ」って!!!

    「はぁ?おまえマジおもんないわ!仕事ぐらいえぇやん!毎日家いるから太んねんぞって!おまえのせいじゃ!!!」

    2007-08-31 17:20:00
  • 61:

    ◆MLZEAkKS9M

    ─そう。わたくしアユムは、マヒルと付き合ってから軽く5キロは太ったのです( ̄^ ̄)

    とりあえず飯の量は、二合炊いてそれを一回の食事ですべて使いきる…。よって、一人一食で米一合食ってる訳っすよね。

    そりゃぁ太るわい!!飯残したら怒るし全部食べなしゃぁないしよぉ!!どないせーっちゅうねんチビ!!!(怒)

    2007-08-31 17:25:00
  • 62:

    ◆MLZEAkKS9M

    「そんなんゆうたかて絶〜っ対無理やから!!!俺はポッチャリ好きやからアユムンはそのままでいいねんっ!仕事なんてほんま問題外やわっ。アユムン絶対浮気するやん!俺なんて絶対捨てられんねんから!!俺の気持ち位考えてや!!!」

    い…いや〜…おまえこそあたしの気持ち考えてモノ言えよ…。彼氏に「浮気するやん」って断言されるあたしって一体……( ̄。 ̄;)

    2007-08-31 17:31:00
  • 63:

    ◆MLZEAkKS9M

    「はぁ?あたしがいつ浮気してん!しかもポッチャリ越えてムッチョリなっとんのが分からんのんかい!!!」「違うもん!!俺が違うっつったら絶対違うの!!!…もぉ〜…この話ほんまにやめよ〜やぁ〜…俺もうしんどいわぁぁぁ…」

    ─と言いながら、半泣きで布団に潜り込むマヒル。

    ─うっとし!!!(怒)

    2007-08-31 17:37:00
  • 64:

    ◆MLZEAkKS9M

    「また逃げるん。おまえ都合悪なったら泣き真似ばっかしやがって。きっしょくわ…」「泣き真似ちゃうもん!!!(泣)」

    (…あ〜も〜面倒くせ。も〜ええわ〜)

    そして、結局この日も話がつく事はなく、今まで通りのふっつ〜の日々が流れるのでした。チャンチャン( ̄_ ̄)オモンネ

    2007-08-31 17:43:00
  • 65:

    名無しさん

    しおリ

    2007-09-02 04:54:00
  • 66:

    名無しさん

    面白い?

    2007-09-02 11:29:00
  • 67:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>66さん?
    しおりありやす??

    >>67さん?
    面白いとかほんまにありがとです?久々に書いていきます???

    2007-09-06 03:19:00
  • 68:

    ◆MLZEAkKS9M

    そんなある日。あたしは相変わらず毎日家へ引きこもり、退屈な生活を送っていた。

    「はいは〜い♪ほんなら待ってまぁす(^ロ^)

    ポチッとな。

    2007-09-06 03:23:00
  • 69:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ん?待ってま〜すって誰か来んの?」「おん。シイナですけど何か問題でも」

    センベイをかじりながら雑誌片手に適当に答える。最近、おぎやはぎのこの台詞にはまってるあたし( ̄∪ ̄)

    「もうっ!だからそれ止めてって!なんか馬鹿にされてるみたいで腹立つし!」「はぁ?こっちが腹立つわ!黙れチビ!おぎやはぎナメんな!」

    2007-09-06 03:29:00
  • 70:

    ◆MLZEAkKS9M

    マヒルに一発蹴りを入れると、玄関から「邪魔すんでぇ〜」と、シイナの声がした。

    「あっ!シイナ来た!」「ちょぉ!めっちゃ痛いアユムン!!!」「お〜マヒルやん!元気しとったんかいなぁ…ってどしたん???」「知らん知らん無視無視。てかシイナ飯まだやろ!?マヒルはよ飯っ!!!」

    2007-09-06 03:35:00
  • 71:

    ◆MLZEAkKS9M

    「もぉ〜…(泣)」ブツクサ言いながらマヒルはリビングで飯の用意。うちらはテレビを見ながらわいわい談笑。

    ─数十分後─

    「お〜い!出来たよ〜!こっち来てや〜!」とマヒルの声が。いざリビングへ(┌゚∀゚)┘

    2007-09-06 03:40:00
  • 72:

    ◆MLZEAkKS9M

    「いっただっきま〜す♪…お!美味い!あんた相変わらず料理だけは完璧やなぁ!…ちょっと量多すぎやけど…」「やろっ!?!?ちょ〜シイナゆうたってや!こいつ何回ゆうても解りよらんねん!」「多くないもんね!」「多いわチビ!しばくぞ!」「もぉ!じゃぁもう俺作らへんから!!」「はいしばく!何の上からやねん!」…………

    埒があかん会話に、シイナが口を開いた。

    2007-09-06 03:46:00
  • 73:

    名無しさん

    リアルタイム?

    2007-09-06 03:53:00
  • 74:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ちょーあんたらうざいって。どーでもいいし。てかマヒル、あんたホストしてんやろー?」「うん♪そうやで〜(^ロ^)」「なんて店?」「…え?…アロー…ズ…やけど (゚_゚)」「あ〜聖のとこやったっけ」「う…うん…(゚_゚)」



    ─「あたし、今日行くから。アユムもな」

    2007-09-06 03:55:00
  • 75:

    ◆MLZEAkKS9M

    「うぉ!マジ!行く!行きたい!やった〜(^ロ^)」「え゙っ…えぇえぇえぇぇ!!!むっ無理やって!嫌や嫌や嫌や!!!」「アユム〜飯食ったら風呂借りんでー」「どうぞどうぞ♪うわ〜ホストクラブとか初やし〜♪男前いるかなぁ〜♪」「ちょっちょっ、ほんまに嫌やってぇぇ〜!絶対二人共笑いのネタにするやんかぁぁぁ!(泣)」「っっるさいねん!ひつこいぞチビ!」

    ─こうして、シイナの思わぬ発言により、初ホストクラブへ行く事になったのです(゚∀゚)

    2007-09-06 04:02:00
  • 76:

    ◆MLZEAkKS9M

    「…………二人共。店では俺の事『マヒル』じゃなくて『空』って呼んでな…」「ぶっ!空って!うさんくさ(笑)……てか何なんあんた。テンション下がり過ぎやろ。感じ悪いなぁ」「…別に……。はぁ……。なんでこんな事に…ブツブツ…」「うっざ!!!」「まぁまぁ。あっ、タク来たし乗ろや」

    異様にテンションの低いマヒルを連れ、うちらは聖君の経営するアローズへと向かった(゚∀゚)ヤッホイ

    2007-09-06 04:11:00
  • 77:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>74さん?
    リアルタイムでした??読んでくれてどうもありがとうです??ちょっと右手が痺れてきたんで休憩しますね?

    また書きます???

    2007-09-06 04:14:00
  • 78:

    ?

    がんばってくださぃ??

    2007-09-06 04:52:00
  • 79:

    ◆MLZEAkKS9M

    ?さん?
    ありがとうございます?頑張りますね???

    2007-09-06 05:20:00
  • 80:

    ◆MLZEAkKS9M

    「あっここでいいです!」と、タクを止め金を払うマヒルを残して「ほ〜ぅ」とタクから降り、辺りを見回すうちら。

    「すげ〜な。ギンギラやん」「確かに…」

    うちらは夜とは無縁の人間。こんな時間にこんな街中を歩く事なんてまずなかった(゚_゚)

    2007-09-06 05:20:00
  • 81:

    ◆MLZEAkKS9M

    「二人共こっちこっちぃ〜」「ん?あぁ!てかマヒル、ちょっとあんたかっこえぇな!こんなとこで働いてんやなぁ(^ロ^)」「ふふん♪まぁね♪」「何の得意気やねん!」「マヒル〜このビル〜?」「あっそうそう!ここの四階やで〜(^ロ^)」「うわぁ〜めっちゃドキドキ〜☆男前おるかなぁ(゚∀゚)」「アユムン!!」「おっ!!!」

    ─チーン

    四階到着。

    2007-09-06 05:26:00
  • 82:

    ◆MLZEAkKS9M

    「二人共!さっき言った事覚えてる?俺の名前は!?」「「空(^ロ^)」」「よし!じゃぁ開けるかからね〜…

    “ガチャッ”──

    いらっしゃいませ〜ぃ!!!」

    2007-09-06 05:32:00
  • 83:

    ◆MLZEAkKS9M

    ビックゥゥゥゥ!!!

    「マ…マヒル…あんたそんな男らしい声出せたん(゚∀゚;)」「そりゃぁね!仕事だからね!!」

    …うざっ( ̄^ ̄)蹴り一発!!!

    2007-09-06 05:33:00
  • 84:

    ◆MLZEAkKS9M

    「お〜!アユムちゃんとシイナやん!久々やなぁ(^ロ^)」「お〜聖〜!」「聖さん〜♪この度はこんなあほを雇って頂き…(深々)」「いやいやそんな事ないで☆いや〜それにしても懐かしいな〜…あっ!今日は俺の奢りやからいっぱい飲んでってな☆」「まぢっすか!!」「聖ありがと〜☆☆」「空!アユムちゃんとシイナ八番に案内して♪」「了解です!」

    2007-09-06 05:39:00
  • 85:

    ◆MLZEAkKS9M

    店内を見回すと、もう既に店は満席に近いほどの入り(゚_゚)すげ〜!!

    「なぁマヒル!すごいなっホストクラブ♪」「アユムン!『空』やから!」「あ〜うざいうざい。てかシイナすごいな〜☆」「おー!なんか思ったより若いお客さん多いんやなぁ(゚∀゚)」

    2007-09-06 05:43:00
  • 86:

    ◆MLZEAkKS9M

    「どれどれ…」辺りを見回すと、確かに若い女の子が大半(゚∀゚)いかにも〜な水商売風の女の子。職業不明(?)の、水商売ではなさそ〜な若い今時の女の子。

    (マダムやないんやー!!!)

    てっきりホストクラブには金持ち〜なマダムなおば様ばかりと思ってたあたしはビックリヾ(゚ロ゚)

    2007-09-06 05:50:00
  • 87:

    ◆MLZEAkKS9M

    「へ〜♪すげ〜♪なんか親近感〜(゚∀゚)」

    ─すると、なにやらさっきから異様〜にこっちをチラチラと見てくるお客さんが目についた。
                                                
    …はて………誰(゚_゚)??

    2007-09-06 05:53:00
  • 88:

    ◆MLZEAkKS9M

    あたしの知り合いはシイナの知り合い。シイナの知り合いはあたしの知り合い。

    …ピカン(゚∪゚)☆

    「なぁなぁシイナ〜あっこの席に座ってる女の子ってシイナ知…」「アユム!これ男メニューってやつやって!男前探そ!」「えっ!どれ!?うぉーっほんまや!!!」

    2007-09-06 06:00:00
  • 89:

    ◆MLZEAkKS9M

    こうしてシイナの男メニューに釣られ、謎の女の子の存在は一端頭から消え去った(゚∀゚)

    …が、後々一波乱待ち受けている事は、この時のあたしには知る由もなく…( ̄_ ̄)
                                     
    おぞましい!!!

    2007-09-06 06:02:00
  • 90:

    ◆MLZEAkKS9M

    また書きます?

    2007-09-06 06:13:00
  • 91:

    名無しさん

    めっちゃ気になる?

    2007-09-06 07:47:00
  • 92:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>92さん?気にならせてごめんなさい?今からちょっと書きますね???

    2007-09-06 22:25:00
  • 93:

    ◆MLZEAkKS9M

    「うわ〜男前って意外とおらんねやなぁ!」「んまやなぁ…てかこいつらほんまにこの店ん中おるか!?」

    …う…うーん( ̄_ ̄)…いないよね。うん。

    「うまい事撮ってもらっとるんやろ…。って、あ!!出た!パァ!これマヒルちゃん!?」「んー???」

    2007-09-06 22:30:00
  • 94:

    ◆MLZEAkKS9M

    「……可愛いっすね」「あ?あぁ…確かに…超可愛いっすね…」

    あかん!やっぱりこいつ顔だけはスーパープリティーボーイや!!!

    「マヒルって…この店ん中で一番男前ちゃう?」「え?あぁ…か…顔だけやろ…。あ!けどあたしこの人タイプかも!!」

    2007-09-06 22:34:00
  • 95:

    ◆MLZEAkKS9M

    あたしの指さしたホストは“海”っちゅーNo.1のお人やった(゚∀゚)イカス!!
    「ほ〜う。アユムちゃんなかなかオメメが肥えてらっしゃる」「やっぱり!?やばい!あたしこの人がいい!!!」

    ワクワク♪ワクワク♪(゚∪゚*)
    ………………………………え…えーっと……ほんで……どうしたらいいんやっけ??(゚_゚)ハテ??

    2007-09-06 22:40:00
  • 96:

    ◆MLZEAkKS9M

    あたしが(゚_゚)エーット…←こんな顔をして考えていると、シイナの隣に聖君がやってきた。

    「おーっす☆まぢ久々ぁー!今日は飲むどー!」「お〜聖〜☆」「っておまえら何しに男メニューなんて見てんねーん!没収没収!!!」「はぁ!なんでよ!」「なんでっておまえは俺指名♪アユムちゃんらマヒル指名に決まってるやん」
                                                           
    …え………うそん(゚_゚)

    2007-09-06 22:47:00
  • 97:

    ◆MLZEAkKS9M

    「はぁ?聖指名なん〜!?…ってアユム??おーい???」「聖さん!あたし、マヒル指名なんて嫌っす!!!」「いやいやアユムちゃんまたまた(゚_゚)」「またまたやないんです!あたし!海って人がいいっす!!!」「お!そうや♪マヒル、あのNo.1の人がいいんやて〜♪」「そう!YES!」「いやいやそうゆうたかて〜…」

    ─と、なぜか聖さんの視線があたしの左後ろに注がれた。

    2007-09-06 22:54:00
  • 98:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ん?」何も考えずその視線のほうへと振り向くと、ドヨ〜ンとした空気を醸し出すマヒルが、俯きながら立っていた。

    「…何してんあんた」「……」「きもっ!だから聖さん、とりあえずあたしは海…」
                                     
    「アユムン!!!!!」

    2007-09-06 22:58:00
  • 99:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 100:

    ◆MLZEAkKS9M

    最悪?二重投稿になってしまいました?ほんますんません???

    …頭冷やしてきます?

    2007-09-06 23:01:00
  • 101:

    名無しさん

    頑張って(*^^*)
    待ってるからね

    2007-09-07 00:56:00
  • 102:

    名無しさん

    おもしろすぎ?

    2007-09-07 01:23:00
  • 103:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>100は削除依頼出しておきました(゚∪゚*)消えるかなぁ…?

    >>102さん?
    めっちゃありがとうございます?待ってるねとか言われたら書かずにはいられないです…??今から書きますね??

    2007-09-07 01:25:00
  • 104:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>103さん?
    かぶりました??おもしろいとかほんまありがとうございます?また読んだってくださいね??

    2007-09-07 01:27:00
  • 105:

    ◆MLZEAkKS9M

    「…なんや」「ひどいわアユムン!そんなに俺が嫌なん!?」「そ〜ですね」「なんでよ!?」「てかお店来てまでなんであんたと話しなあかんの」「ひどい!聞きました聖さん!?」「お…おぉ…」「聖ほっときや、いつもの事やから」「もう俺無理!アユムン、今日荷物まとめて出てってな!!」「はぁ?あほかおまえあっこは元々あたしんちや!」「うるさい!もーうるさいうるさい!何も聞こえへんもん!!」「はぁ?はよ耳から手離さんかい!あっこはあたしんちや!!!」

    2007-09-07 01:28:00
  • 106:

    ◆MLZEAkKS9M

    手で耳を押さえながらソファーに伏せると、そんなマヒルの手を引っ張りながら怒鳴るあたしに、聖さんが口を開いた。

    「ア、ア、アユムちゃん!ちょっと落ち着こっか!?おい!シイナおまえも止めろって!」「はぁ!?んまこいつらだるいわぁ〜ちょぉ!アユム!」「おいこらチビ!あっこは誰んちやねん!?あぁ!?はよ吐かんかいコラ〜!!!」「ゔぅぅ〜〜〜」「はよ吐けやチビ!くぉろすぞ!!」

    しまいにはマヒルに締め技をかけだすあたし。完全に頭に血昇ってます…(゚_゚;)

    2007-09-07 01:37:00
  • 107:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ちょ!アユムあんたやりすぎやって!アユムって!!!」パンッ─!

    ───ハッ!!!

    シイナに頭をしばかれ、やっと我に返るあたし。あっ。マヒル泣いてる。やりすぎたかな…f(゚_゚)ポリポリ

    2007-09-07 01:41:00
  • 108:

    ◆MLZEAkKS9M

    「うっ…うぅ…」「マヒル泣くな」「うぅ…ジイ…ナ…っちゃんっ…」「アユムちゃん〜ほんま焦るわぁ( ̄_ ̄;)」「…あはっ♪すんません…頭に血昇っちゃいました(゚ー゚;)」「あはっ♪ちゃうわアホ。マヒル泣いとるやん」「…おまえ何泣いてるん」「アユム!!!」「ご…ごめんて…;ちょ、マヒル泣くなって、ごめんって」

    …いやぁ、今回ばかりは完全にあたしが悪い( ̄_ ̄;)けどこの時のあたしにはマヒルを指名しなあかん意味が解らなかったんだよぉ〜!!あたしはマヒルの涙に弱いんだよぉ〜!!!(TロT)

    2007-09-07 01:49:00
  • 109:

    ◆MLZEAkKS9M

    聖さんの“マヒルを泣き止まして”と焦りながら顎で指すポーズを見て、とりあえずマヒルのご機嫌を取り出すあたし。

    「なぁ〜マヒル〜まぢごめんって」「…うぅっ…ヒック…」「なぁ?マヒル?泣かんとって?」「…うっ…じゃ…じゃぁ…ぼぉ俺の事…ヒック…じゃばぼの扱いせんっ?…うぅっ…」「うん!せん!なっ?だから仲直りな?はいっ!」「バッバ…バユブ〜ン!!!」「おーいストップ!空!抱きつくん無し!ここ店!!!」「…あっ(゚_゚)」

    そして顔を見合わせて笑ううちら。めでたく仲直り成功(´∪`)…が、どうやらこの光景をジーッと見つめる人間がいる事に、うちらはまだ気付いていなかった。

    2007-09-07 01:59:00
  • 110:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ん!うまい!やるやんマヒル〜♪」「ほんま!?ってアユムン『空』やから!」「シイナも飲んでみ〜♪」「え〜?…おぉ!ほんまや!なかなかうまい!」「へっへーん♪空オリジナルやも〜ん(^ロ^)」「空?誰それ」「もぉっ!あ!アユムン、ちょっと席回ってくるから待っててな!?」「ブッラジャー!」

    ソファにもたれながら、マヒル特性のオリジナルカクテルをストローでチューチュー飲みながら、店内をボーッと見回していると(゚_゚)…ん???

    2007-09-07 02:17:00
  • 111:

    ◆MLZEAkKS9M

    ん〜?また手が痺れてきたんで、いったん中断します?なんで痺れるんかなぁ〜(>ロ

    2007-09-07 02:20:00
  • 112:

    名無しさん

    無理せず頑張ってね??更新毎回楽しみです?

    2007-09-08 03:27:00
  • 113:

    名無しさん

    続き楽しみ?頑張ってなぁ?

    2007-09-08 23:05:00
  • 114:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>113さん?
    こんなにマイペース更新やのに楽しみにして下さってほんまにありがとうございます??絶対完結させますね?

    >>114さん?
    ありがとうございます??がんばりますね??

    2007-09-10 01:51:00
  • 115:

    ◆MLZEAkKS9M

    ジーーーーーッ。

    さっきもこっちを見ていた女の子が、またもやあたしを見ている。いや、睨み付けているってゆうた方が正しいかf(゚_゚)

    (誰よあれ?んーっ水商売系やんなぁ。いや、でもあたしお水してる知り合いも友達もおらんしなぁ…。はて…。)

    2007-09-10 01:56:00
  • 116:

    ◆MLZEAkKS9M

    「なぁシイナぁ」「はぁ?」「あのさ、右斜め奥の席あるやん?あの子ってシイナ知ってる?」「右斜め奥〜?あの黒のドレス着てる子〜?」「そぉそぉ(゚-゚)」「…?いや〜?知らんで?なんでさ」「やんなぁ?いや、なんかさっきからやたら見てくんねやん」「なんやねんな。聞いといでや」「かな?やっぱ聞いた方がええよな!?」「おん。だって訳分からんやん」「ちょ、聞いてくるわ」

    何を思ったか席を立つあたし(笑)いや〜、この時はまさかこれが御法度とは知らず、あたし的にはクラブ感覚やったんよね(´ω`)アハハ

    2007-09-10 02:02:00
  • 117:

    ◆MLZEAkKS9M

    無表情で向かってくるあたしを見て、驚いた表情の女の子。もちろんその席に着いていたヘルプは唖然。

    「なぁなぁ、自分誰?」「…はっ!?!?」「いやいやさっきからやたら見てくるし誰かな〜おもて(^ロ^)知り合いやっけ?」「しっ知り合いな訳ないやん!自分頭大丈夫!?」「!?はぁ!?ほんならなんしにガン飛ばしよんねん!」

    あたしの大声にビックリした従業員がすぐさまあたしの所へ飛んできた(∵`)ナンデヨ

    2007-09-10 02:09:00
  • 118:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ちょ!駄目ですって!」「はぁ?おまえ誰!?」「えっいや、ちょ、おまえ空さん呼んで来い!」「はっはい!!」

    急いでマヒルを呼びに行く従業員を目で追うと、何やらマヒルはお客さんとにこにこルンルンをしていた。カワユイ(´ω`)

    そして「戻りましょ!」とうるさい従業員と戦っていると、顔面蒼白のマヒルがこちらへと走ってきた。

    2007-09-10 02:14:00
  • 119:

    ◆MLZEAkKS9M

    「なっなななな何してんのんっ!!」「何してんのんってこの子がやたら見てくるから『自分誰?』って聞いとっただけやん!」「いやいや、誰って俺のお客さんやから!あかんてアユムン!はよ席戻ろ!!!」「はぁ!?まだ話は終わってな……」

    バシャッ───!!!
                                                           
    え…?…冷たい…(∵)

    2007-09-10 02:20:00
  • 120:

    ◆MLZEAkKS9M

    「お客さんって何よっ!!!!」
                          
    右手に空になったグラスを持ちながら、その子はワナワナと怒りに震えながらマヒルを睨み付けていた。エーッッッ?(゚ロ゚)

    なぜかあたし爆笑(笑)

    2007-09-10 02:25:00
  • 121:

    ◆MLZEAkKS9M

    「空の嘘つき!!優はお客さんじゃないって…お客さんじゃないってゆうてたのにっ!!!」

    隣のマヒルに目をやると、髪から顔からスーツまでびしょ濡れの唖然(゚-゚)あたしはまたもやこの修羅場に爆笑!笑いを堪えるのに必死(笑)

    ヒーヒー言いながらあたしはイソイソと自分の席へ戻ると、シイナの目にもうっすら涙が(笑)

    2007-09-10 02:30:00
  • 122:

    ◆MLZEAkKS9M

    長文打ってたら誤って消してしまった(TロT)
    あぁ…なんか凹んだんで気分転換にコンビニにでも行ってきます……。

    2007-09-10 02:36:00
  • 123:

    名無しさん


    頑張れ?

    2007-09-10 03:15:00
  • 124:

    名無しさん

    面白い

    2007-09-10 04:10:00
  • 125:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>124さん?
    がんばります??ありがとぉ(≧∀≦)

    >>125さん?
    おもろいとかありがたいです?頑張ります??

    2007-09-10 04:15:00
  • 126:

    ◆MLZEAkKS9M

    「あ…あんた…ブッ!あはははぁ!マジ最低!(笑)」「えっ!だっだって〜…ブフッ!(笑)」

    シーンとした寒い空気の流れる空気の中、必死に笑いをこらえながら小声で話すあたしとシイナ。

    あはははは≧(´∀`)≦

    2007-09-10 04:18:00
  • 127:

    ◆MLZEAkKS9M

    「もういいっ!!!」と泣きながら店内を走り出す優ちゃん。すると、ちょうどトイレから出てきた聖君とすれ違い、訳の分からない聖君はキョトンとした表情で
    「えっ?えっ?(∵)」

    ハッ!!!と我に返ったマヒルは急いで優ちゃんの後を追って店の外へと走って行った。
    いやはや忙しない(´ω`)

    2007-09-10 04:24:00
  • 128:

    ◆MLZEAkKS9M

    その後あたしは、事情を知った聖君にみっちりと説教され、しまいには「アユムちゃん出禁!!!(怒)」と言われてしまった。チーン

    まぁシイナが間に入って聖君を宥めてくれたおかげで、なんとか元通りに。ホッ○| ̄|_

    なんだいなんだい(´Д`)ホストクラブのルールがいまいち解らんよぅ(´Д`)

    2007-09-10 04:29:00
  • 129:

    ◆MLZEAkKS9M

    そして、マヒルが店へと戻ってきたのはそれから20分後のこと。

    「アユムン…」「おぉ!マヒルさん!」「もぉ…アユムン勘弁してぇや…」「いやいやごめんごめん。まさか…なぁ?喋りかけんのタブーとか思わんやん?あはっ(´∀`)」「…………はぁ。」

    結局あの優ちゃんとやらは異様に走りが速かったらしく、追いつけなくてしまいには見失ってしまったとのこと。ちょっと罪悪感('◇')ゞ

    2007-09-10 04:36:00
  • 130:

    ◆MLZEAkKS9M

    そしてその日は聖さんにご馳走になり、次の日からはまた平凡な日々が始まった。

    ──が、あたしは忘れていたんだ。あの、優ちゃんとやらがマヒルに投げつけていた最後の台詞を…。笑いを堪えるのに必死で、すっかり忘れていたんだ…………

    2007-09-10 04:45:00
  • 131:

    ◆MLZEAkKS9M


                                                           
    「優は客じゃないってゆうてたのに!!!優は客じゃないってゆうてたのに!!!のに……のに………のに………──」
                                                           
     ( ̄□ ̄)ハッッッ!!!!!!

    2007-09-10 04:47:00
  • 132:

    ◆MLZEAkKS9M

    キリがいいのでちょっと中断します(´ω`)

    2007-09-10 04:48:00
  • 133:

    名無しさん

    やだ 書いて

    2007-09-10 04:53:00
  • 134:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>134さん?
    うわぁΣ( ̄□ ̄)お姉さんの一言にやられたΣ( ̄□ ̄)!!
    じゃぁちょっとだけ書きますね?ポッ?

    2007-09-10 05:00:00
  • 135:

    ◆MLZEAkKS9M

    「マヒル飯ぃ〜」「あ〜はいはい!ちょっと待っててね!」

    次の日。うちらの間にはいつもと変わらない空気が流れていた。…が。一つだけ違う事があった。
                                                
    ………マヒルの様子がおかしい( ̄^ ̄)アヤシイ

    2007-09-10 05:05:00
  • 136:

    ◆MLZEAkKS9M

    ジーッと観察していると、横目でちらちらあたしの方を見てくるマヒル。心なしか、少し焦っているようにも…。    
    (…黒やな。チッ)
               あたしは携帯を取り出し、シイナにメールを送った。

    “至急集合”( ̄_ ̄)

    2007-09-10 05:10:00
  • 137:

    ◆MLZEAkKS9M

    五分もしないうちにシイナがうちへとやってきた。さすが。早い( ̄_ ̄)

    「お邪魔〜」「あっ!シイナちゃん!ちょうど今ごはん作ってて〜ん♪良かったら食べてってな〜(^ロ^)」「おーそのつもり。あんがと」

    スタスタとあたしのいるリビングへとき、マヒルの方を一目見るとシイナは一言こう言った。

    2007-09-10 05:16:00
  • 138:

    名無しさん

    やった?有り難う?

    2007-09-10 05:22:00
  • 139:

    ◆MLZEAkKS9M

    「黒やな」

    おーう!!さすがブラザー!!!あたしより長年マヒルを見てきたシイナには一発で分かるらしい。ヤルナオヌシ…( ̄_ ̄)

    あっ(゚ロ゚)ちなみに、マヒルとはシイナと聖さんの紹介で知り合ったんどす(´ω`)実は、シイナと聖さんは兄妹(´ω`)親の再婚で連れ子同士やから血は繋がってないけどね(´ω`)んで、マヒルとは家がご近所で、幼稚園時代からずっと一緒に遊んでたらしーよ(´ω`)いわゆる幼なじみね(´∀`)アタシハミゴ

    2007-09-10 05:24:00
  • 140:

    ◆MLZEAkKS9M

    「やっぱせやんな」「おう。確実な。目が泳いどる。あたしが来て尚更焦ったんやろ」「あの野郎…なんか隠しとるな」

    その後も、終始キョドるマヒルを飯中にも関わらず、うちら二人はジーッと観察していた。しかし目も合わせようとしないマヒル。

    百パー黒やんけ( ̄^ ̄)

    2007-09-10 05:30:00
  • 141:

    ◆MLZEAkKS9M

    そんな空気に耐えられなくなったのか、
    「あっ(゚ロ゚)そうや!今日ミーティングがあるから代表にはよ来い言われてたんや!あ〜そやそや!って事でアユムン!行ってくるわ!うわ〜遅刻だ遅刻だ〜」
    と、猛スピードで家から出ていった。
               
    ミーティングゥゥゥ?( ̄^ ̄)

    2007-09-10 05:35:00
  • 142:

    ◆MLZEAkKS9M

    「……」無言で聖君に発信し、スピーカーにするシイナ。

    プルルルループルルルループルルルループルルルッ──「…あ゙ぃ……」
                                                
    くぉろすっ(゚□゚?)!!!!(怒)

    2007-09-10 05:39:00
  • 143:

    ◆MLZEAkKS9M

    案の定、電話に出た聖さんは寝起き。=ミーティングってのも嘘。

    「あいつ…なめくさりやがって…わなわな…」

    そしてうちらは、すぐに作戦会議に取り掛かかった。アイツゼッタイクォロス(゚ロ゚メ)

    2007-09-10 05:47:00
  • 144:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>139さん?
    いえいえ(´∀`)とんでもないです(´∀`)?さすがにちょっと目&指が疲れてきたんで中断しますね?また読んだってください???

    2007-09-10 05:51:00
  • 145:

    名無しさん

    今1番好きな小説です??頑張って下さいq(?`?)

    2007-09-10 09:06:00
  • 146:

    名無しさん

    めっちゃおもろひぃ?

    2007-09-11 23:40:00
  • 147:

    名無しさん

    今一気にみた?おもろい??
    頑張って下さい??

    2007-09-12 03:22:00
  • 148:

    名無しさん

    あげヾ(≧∇≦*)〃

    2007-09-12 12:44:00
  • 149:

    名無しさん

    ?

    2007-09-14 07:40:00
  • 150:

    名無しさん

    なんかこの主の日記おもろいかもしんけどー彼氏可哀相?友達の前やら店の中やらー彼氏の事けなしすぎ??彼氏より立場が上かもしんけど?マヒル可哀相ッ?

    2007-09-14 09:14:00
  • 151:

    ◆MLZEAkKS9M

    「たぶん、昨日の優ちゃんとかゆう女が絡んでんやろな」「?優ちゃ…あぁ(゚ロ゚)あのガン飛ばしてきとった奴か。え〜ほんまに〜!?」「おん。なんとな〜くやけど、女のカン」「うーん…。てかあいつミーティングとか嘘付きやがって!ちょ、電話してみるわ!」

    プルルルルーンプルルルッ──

    「はっ…はい???」

    2007-09-14 09:56:00
  • 152:

    ◆MLZEAkKS9M

    「マヒル?あんたよくも嘘付いてくれたな」「えぇっ!?何が!?」「ミーティング!!!バレへんとでも思っ…」「あぁっと!アユムン!ちょっと今忙しいからまたかけるわ!じゃっ!」

    ガチャッ──

    「キィィィィ!!!切られた!!!(怒)」「あいつどんだけ分かりやすいねん(笑)」

    2007-09-14 09:58:00
  • 153:

    ◆MLZEAkKS9M

    「シイナ〜どうしよ〜」「へ!?あんた何泣きそうなってるん!気持ち悪!」「だっでぇ〜あ゙たじバヒル好きやぼーん(泣)」「う〜ん…まぁせやけど…………ハッ!!」「へ!?何々!?」「ふふふふ。あんな──」

    何やら作戦を思いついたらしいシイナ。
                          
    まぁ、その作戦を実行したせいかお陰なのか…それで今のうちらが出来上がったと言っても過言ではないだろう…( ̄_ ̄)

    2007-09-14 10:00:00
  • 154:

    ◆MLZEAkKS9M

    コソコソ…コソコソ…

    今、うちらはギラギラとネオンが輝く飲み屋街、アローズのビルの近くの木陰へと来ていた。

    「なぁ〜ほんまにこんなんしていけるんかな〜」「いけるいける!万が一バレてもうちらに非はない!」「ま…まぁせやけど…( ̄_ ̄;)てかほんまに来よるんやろか」「今何時?」「今はえぇ〜っと…もうそろそろ出勤してきよるはず」

    2007-09-14 10:08:00
  • 155:

    ◆MLZEAkKS9M

    そう。シイナが考えたとっておきの作戦とは、いわゆる“待ち伏せ”。
    ってふっつーΣ( ̄□ ̄)!!すみませんベタで…。


    待つ事5分。未だマヒルらしき人物は現れず。

    2007-09-14 10:15:00
  • 156:

    名無しさん

    気になりすぎる

    2007-09-14 10:35:00
  • 157:

    名無しさん

    .

    2007-09-14 11:27:00
  • 158:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>158さん?
    気になるとこで止めてごめんなさい??今から更新しますね??

    >>159さん?
    あげて下さったんかな??ありがとうございます?

    2007-09-15 02:52:00
  • 159:

    ◆MLZEAkKS9M

    待つ事、なんだかんだで約二時間後。

    「ちょっと〜あいついつんなったら現れるん〜」「おっかしいなぁ…もぉなんだかんだで二時間経つ…ってもー0時回るやん!」「うちら待ち過ぎやろ」「もしかしたらほんまにミーティングやったんかなぁ…」

    うだうだ言いながら「もー帰ろか〜」などと話していると───!!!

    2007-09-15 03:01:00
  • 160:

    ◆MLZEAkKS9M

    「あ゙っ!シイナ!マママママヒル!!!」「えぇ!どこっ!?」「ほらっあそこあそこ!!」

    何やら、そこには昨日の例のお客“優ちゃん”と手を繋ぎ店のビルへと入って行くマヒルの姿があった。ナニィー?(゚ロ゚;)

    「えっ…何あれ…」もちろん当時、水商売の“み”の字も知らなかったあたしは唖然。

    2007-09-15 03:03:00
  • 161:

    ◆MLZEAkKS9M

    「手…繋いでるよな…」「…うん。てか帰ろっか、シイナ」「えっ?う、うん…」

    もう何も考えられなかった。あたしにしてみれば、ただの浮気と変わらなかったから。あれが営業の一種の“同伴”であるなんて、あたしには分からなかったから。

    2007-09-15 03:07:00
  • 162:

    ◆MLZEAkKS9M

    それからうちらは、トボトボと歩きながら帰宅した。

    「……はぁ」「アユムぅ、大丈夫かぁ?うちが聖に聞いたろか!?」「ううん、いい。聖さんにこれ以上迷惑かけたない」「…せやけど〜」「なんやろ…うちらってさ、あんまホストの世界とかよー分からんやん?だから今は何とも言えんよな。むぇっっちゃ!!!腹立つけどな」「あんのチビ…帰ってきたらきっちりツメたりや」「うん…」

    そう言って、しばらくしてからシイナは自分の家へと帰ってった。

    2007-09-15 03:19:00
  • 163:

    ◆MLZEAkKS9M

    (はぁ…。マヒル、もーあたしの事なんて好きじゃなくなってもうたんかな…。こんな口悪い女…やっぱ嫌か…)

    考えれば考えるほど、涙が止まらなかった。頭に浮かぶのは、マヒルの可愛い笑顔だけ。「アユムンアユムン」って、いつもあいつは笑ってた。
                                                           
    「実家帰ろ」

    2007-09-15 03:26:00
  • 164:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 165:

    名無しさん

    気になる?

    2007-09-15 23:46:00
  • 166:

    名無しさん

    しおり?

    2007-09-17 04:55:00
  • 167:

    名無しさん

    気長になってるよ?

    2007-09-17 10:00:00
  • 168:

    ◆MLZEAkKS9M

    あたしはクローゼットから大きめの鞄を取り出して当面の荷物を詰め込み、ママに電話をかけた。

    プルルルルーンプルルルルーンプルッ…

    「あ゙い…」「もしもしママ?ごめん、寝てた?」

    2007-09-20 12:01:00
  • 169:

    ◆MLZEAkKS9M

    「ん!?アユム!?」「うん。アユム。ちょぉ今からそっち帰ってもかまん?」「はぁ?どしたんこんな時間に」「帰ったら説明するし鍵開けとってな。じゃっ」

    ガチャッ──

    電話を切り、あたしはリビングの机の前に座り、置き手紙を書き始めた。

    2007-09-20 12:10:00
  • 170:

    ◆MLZEAkKS9M

    【マヒルへ

     捜ないで下さい。

     アユム】

    2007-09-20 12:16:00
  • 171:

    ◆MLZEAkKS9M

    我ながら愛想も糞もないメッセージを残し、あたしはタクシーで30分程の実家へと帰った。
                                     
    「ただいまー」「アユム?あんたどしたんやな」

    リビングから寝起き満開の姿で待ってくれてたママが、玄関へと駆け寄ってきた。

    2007-09-20 12:20:00
  • 172:

    ◆MLZEAkKS9M

    「出てきた」パンプスを脱ぎながら答える。

    「出てきたって、マヒルと喧嘩でもしたんかいな?」「……喧嘩ぁ…ではないな」「ほんなら何なんやな!?」「もーっ野次馬ぁ!まぁちゃんと説明するからとりあえずお茶ぐらい出してーな」

    と、ママの背中を押し、リビングの椅子へと腰掛けた。

    2007-09-20 12:25:00
  • 173:

    ◆MLZEAkKS9M

    「で?ちゃんと説明しぃな」コーヒーの入ったカップを置きながらママが尋ねてきたので、あたしはこうなった今までの一通りをママに話した。

    「…まぁそーゆう訳よ。ほんで出てきた」「あのマヒルがホストね〜…なんやあいつ、ママ何も聞いてへんがな」

    ママとマヒルは何気にメル友で、頻繁にメールのやり取りをしているにも関わらず、マヒルからホストの話は何も聞いていなかったらしい( ̄_ ̄)

    2007-09-20 12:31:00
  • 174:

    ◆MLZEAkKS9M

    「知らーん。ゆうたら怒られる思たんちゃう」「はぁ?怒るかいな〜ママもホスト行ってみたいもん♪」「…パパに殺されんな」「あは(笑)で、あんた置き手紙になんて書いてきたん?」「えー?別に普通。“捜さないで下さい”ってだけ」「…相変わらずやな」「ははっ」「ほなママんとこに電話かかってきたらなんてゆうたらいいん?どうせここいてんのバレるやろ」「ん〜、喋りたくないゆうてるとか適当にゆうといて。なんし当分こっちいるから寝るわ。眠い」「もーっ。あんた〜ママまで巻き込まんといてくれる〜!」

    ブツブツうるさいママにおやすみを告げて、あたしは自分の部屋のベッドに寝ころんだ。

    2007-09-20 12:40:00
  • 175:

    ◆MLZEAkKS9M

    (あ〜ぁ。ホストってなんやねん。面倒くさ)

    昼前には、置き手紙に気付いたマヒルが鬼電をしてくる事ぐらい想像がついたので、あたしは携帯の電源を落として眠りについた。

    しかし、あたしの家出生活なんてものは“あっっっ”とゆう間に幕を閉じようとしていた。( ̄_ ̄)ンナバカナ

    2007-09-20 12:46:00
  • 176:

    ◆MLZEAkKS9M

    「…ん゙ー…」

    時刻は昼過ぎ。一階から聞こえる、ママと誰かのうるさい話し声にあたしは目を覚ました。

    「もー何やねんあのおばはんーうっさいわー…」

    2007-09-20 12:54:00
  • 177:

    名無しさん

    まひる可哀想 主自分本位すぎちゃう

    2007-09-20 12:59:00
  • 178:

    ◆MLZEAkKS9M

    あたしは寝起き&不機嫌満開で階段を下り、リビングのドアノブに手をかけたその時───。

    「もぉ〜ママってばぁ!もぉ恥ずかしいからあんまゆわんといて下さいってぇ〜!(笑)」

    ─聞き慣れたこの声。必要以上に語尾を延ばすあほみたいな喋り方。……………………。

    2007-09-20 13:00:00
  • 179:

    ◆MLZEAkKS9M

    >>180さん?まだホストの事情を何も知らなかった若かりし頃の苦〜いお話です(^ロ^;)まぁあたしみたいな女を好きで付いてきてくれたマヒルに感謝です??今はその分大事にしてますよ?

    2007-09-20 13:03:00
  • 180:

    ◆MLZEAkKS9M


                                                
    …なんでマヒルがおんねん!!!(怒)
                                                           
    ドンッ───!!!

    2007-09-20 13:10:00
  • 181:

    ◆MLZEAkKS9M

    すみませんm(_ _)mなんだか、私とマヒルの話を読んで不快に思われる方が多々いるみたいで、すごく申し訳ない気持ちで一杯ですm(_ _)mこの話は3年程前の、まだホストの世界の酸いも甘いも知らなかった頃のお話で、今では私とマヒルの笑い話である頃のお話です。なので、今の時点でのアユムを見て不快に思われる方がいて当たり前ですよね。軽率すぎました…。本当にすみません。私は、暇潰し程度に楽しく読んでもらえたらなと思い、この小説を書き始めたんですが、不快に思われる方がいるのならこのまま書き続ける事は辞めようと思います。
    更新が遅いにも関わらず、目を通して下さってた皆様、本当にありがとうございました(*^_^*)☆

    2007-09-20 13:20:00
  • 182:

    名無しさん

    もう書かんて事?

    2007-09-20 13:49:00
  • 183:

    名無しさん

    楽しみにしてるのにこんな中途半端におわられたらかなしいです

    2007-09-20 13:53:00
  • 184:

    名無しさん

    >>180みたいなん本気うざいわ

    2007-09-20 13:55:00
  • 185:

    名無しさん

    続き読みたい。
    色んな人がおるんやし自分の書きたい事書いていいんじゃない?

    2007-09-20 14:01:00
  • 186:

    名無しさん

    思った事言っただけであかんの? 書くのも読むのも自由やねんから

    2007-09-20 14:03:00
  • 187:

    名無しさん

    楽しみなんでかいて下さい?
    批判はきにしないで?
    どの小説にも批判はつきものなので?

    2007-09-20 14:31:00
  • 188:

    名無しさん

    すごいおもしろいので書いてください(´・ω・`)

    2007-09-20 14:40:00
  • 189:

    名無しさん

    私はすごく好きですよ...

    2007-09-20 16:15:00
  • 190:

    名無しさん

    >>189さようなら

    2007-09-20 16:20:00
  • 191:

    名無しさん

    意見されたり非難されたぐらいで書くのやめるなら始めから書かなきゃいいのに 自分でホムペひらいて書いたら?

    2007-09-20 17:51:00
  • 192:

    名無しさん

    アユムさんが書きだしたころから愛読しトキドキ、カキコしてた者です?いつも楽しく読んでました?心ない読者のせいでアユムさんが傷ついてしまいもぅ書きたくない気持ちもわかりますが、ファンも大勢います?是非最後まで書いて下さい。お願いします?

    2007-09-20 17:54:00
  • 193:

    名無しさん

    >>194だから主は「軽率すぎました」って謝っとぉやん。その台詞もたいがい聞き飽きたわ

    2007-09-20 17:59:00
  • 194:

    名無しさん

    てかIP219おまえ粘着しすぎやで。気に入らんねんたら見んかったらえーんちゃん?いちいちくどいねんゴキブリ

    2007-09-20 18:01:00
  • 195:

    名無しさん

    確かに?ほんま迷惑やしやめて。荒らしてんの219だけやで

    2007-09-20 18:07:00
  • 196:

    名無しさん

    何にそんなにキレる必要あるん?意味わからんし。いらんこといちいちゆうなや。みんな楽しみに待ってんねん。気分悪いならみるな

    2007-09-20 20:28:00
  • 197:

    名無しさん

    え〜っ!え〜っ!え〜っ!!!久々見たら更新されててめちゃ喜んで読んでたのに何この展開!??…IPでひとくくりにされんのんむかつくケド…ここはむかついてる場合ではなく、同じIPとして馬鹿な発言した219に変わって謝ります?だから続き書いて下さい?

    2007-09-20 21:13:00
  • 198:

    名無しさん

    中途半端やな おもんな

    2007-09-20 22:54:00
  • 199:

    名無しさん

    主さん、今いっきに読みました。読みやすくておもしろくて完結まで少数の批判のせいでこんな状況はとても残念です。批判する少数派より応援してる多数派のあたしを含めた読者の意見は尊重してもらえないですかね。掲示板なので書くのも読むのも自由で責任ではないですが、もしまだ完結させたい気持ちがあるなら是非頑張ってほしいです!

    2007-09-24 18:57:00
  • 200:

    名無しさん

    ほんま書いて?

    2007-09-28 22:20:00
  • 201:

    名無しさん

    書いてほしい????

    2007-10-12 22:45:00
  • 202:

    ◆xvTC4Y/Rz6

    皆様お久しぶりです!あゆむです!当時のトリップ忘れたので変わっちゃってますが、ちゃ〜んとあゆむ本人ですσ(`・ω・´)
    久々にこの小説を見つけて、だ〜いぶ懐かしく感じました(゚▽゚)応援して下さる方がいっぱいいてたのに、なんで書くの辞めてしまってんやろ↓って感じなんですが、またもう一度書き始めても大丈夫でしょうか(>_

    2008-10-29 23:16:00
  • 203:

    名無しさん

    読んでましたo(^-^)o
    完結させて欲しいデス?

    2008-10-30 00:18:00
  • 204:

    名無しさん

    かいて

    2008-10-30 01:38:00
  • 205:

    名無しさん

    完結させて下さい!!

    2008-10-30 01:38:00
  • 206:

    >>206 当時読んで下さってたんですか?めちゃくちゃ嬉しいです?マイペース更新になっちゃいますが、邪魔にならないようにサゲて書いていきますね?ありがとうございます?

    >>207 はい?頑張って書いていきますね?

    >>208 頑張って完結させたいです??ありがとうございます?

    2008-11-01 02:05:00
  • 207:

    思いっきり開けたドアの音にビックリしたのか、ハッとこちらを振り返る二人。

    「ア…アユムン!!!」「アユムンじゃねー!なんでおまえここおんねん!ママもなんで入れるん!?昨日あんだけゆうたのに!!」「ま〜だゆうてんの〜。ママそんなひどいことよ〜せんもん。マヒルが可哀想やしはよ帰ったりな」

    こんのおばば(゚Д゚)話が違うやないかー!!

    2008-11-01 02:06:00
  • 208:

    「はぁ?無理やし。マヒル、あんたなんであたしが出てったかも分かってないやろ」「え、いや…わかるような…気も……する?」「聞くな!!サイテーや。嘘付き。もーいらんわ。サイナラ」「いっ…嫌や嫌や嫌や!別れるとか絶対無理やから!は…話し合おう!うん!とりあえず家帰ろ!?」「せやで〜今日は泊めへんで。ちゃんと話し合ってそれでも無理なんやったら帰っといで。マヒルもここまでゆうてるんやし、とりあえず一旦帰ってちゃんと話しな」「………」

    黙りこむあたしを見て、マヒルは急いであたしの部屋に荷物を取りに行った。

    2008-11-01 02:07:00
  • 209:

    ◆xvTC4Y/Rz6

    …確かに、話し合わなあかんよな。逃げてばっかりはあかんもんな。もしかしたら理由があるんかもしらん…。あたしはきっと、ホストの世界を知らなさすぎる。

    ちゃんと向き合わな…!

    2008-11-01 02:08:00
  • 210:

    「ママ、迷惑かけてすみませんでした!」「な〜にを改まって!かまへんよ。けどなマヒル、あんたも分かってると思うけど、アユムはこう見えて結構純粋な子なんや。あんまり傷付けんといたってな」「はい…」「じゃあ気付けて帰るんやで!アユム!また連絡しといでや」「…分かった」

    玄関を出て、真ん前に止まってるアル君に乗り込む。

    2008-11-01 02:09:00
  • 211:

    「…いや、いいよ」「いいの!」「えっ、い…」「いいから!アユムン!乗って!」「…」

    “なんなん…いつもそんなんせんくせに…”

    マヒルが開けてくれた助手席に乗り込みながら、そんな事を思ったあたしは、やっぱり素直じゃないのかもしれん。可愛くないな。

    2008-11-01 02:10:00
  • 212:

    「アユムン、ごめんな?」「…」「ちゃんと帰ったら話すから聞いてな?」運転しながらそう話すマヒルを、あたしは無視した。

    なんか怖いわ。ホストの世界って。あたしに理解できるんやろか。でも、あたしが理解せなマヒルとあたしは別れるしかない?…いやや。そんなん。マヒルと別れたくなんかないもん。

    一人窓の外を見ながら、あたしはそんな事を思ってた。

    2008-11-01 02:10:00
  • 213:

    ガチャッ―
    家に入るなり、すぐさまマヒルに手を引っ張られリビングのソファーへと連れて行かれた。

    「ちょ、痛い痛い!そない引っ張らんで!」「アユムン座って!」「…なにさ」「ごめん…。無理矢理連れて帰ってきたはいいけど、正直なんでアユムンが出て行ったんか分からんねん…。教えてくれへん??」「……」

    2008-11-03 14:16:00
  • 214:

    「…分かるやろ。あんた、ミーティングって嘘ついて、どこ行ってた?」「えっ…」「『えっ』とちゃうやん。あんたあたしに嘘ついた。ミーティングとか嘘ばっかりやん。聖さんに聞いたし」「………」「黙ってんとなんかゆうてや。黙られても困る」

    マヒルは下を向き、何かを考えるようにしてから気まずそうに話し始めた。

    2008-11-03 14:16:00
  • 215:

    「同伴…同伴行ってた」

    同伴…どうはん?ドウハン?何ソレ(゚_゚)状態のあたし。水商売用語なんて、夜の世界を何も知らないあたしに分かるはずがない。

    「同伴って何?」「同伴はお客さんと店行く前にごはん行ったりしてから一緒に店入ること…。一応、同伴ノルマがあって同伴したらバックもつくねん。要は…仕事のうちってゆうか…」

    2008-11-03 14:18:00
  • 216:

    『仕事』だと言われると、もうそれ以上責めてはいけないような気がした。

    まぁ、マヒルは正直に同伴してたことを話してくれたし、あたしが盗み見した通りそこに嘘はない。そもそも、よくよく考えてみるとマヒルは浮気なんてできるような奴ではなかった。そんなマヒルを端から疑いにかかったあたしはあほやったかもしれん。

    最後は、お互いの非を認めて和解した。

    2008-11-03 14:19:00
  • 217:

    「大体なぁ、あんたがミーティングとかしょーもない嘘付かんかったらここまでなってないしな!」「だってアユムン怒ると思ってんもん(T◇T)」「アホタレ!あたしがそんな女々しい女や思うか!あんたが最初からホストの仕事内容話してくれとったらなーんも問題無かったわ!」「確かに(T◇T)反省(T◇T)」

    それからマヒルは、ホストの仕事内容&ホスト用語ををひたすら説明してくれたけど、ぶっちゃけ仕事内容は大体把握できても、ホスト用語なんて3割も理解できなかった。

    …が、徐々に覚えていくのです( ̄_ ̄)このアホタレの行動と共に…( ̄_ ̄)

    2008-11-03 14:21:00
  • 218:

    名無しさん

    主さん久しぶりー?再開してたん知らんかった?めっちゃ嬉しい?でもできればアゲて書いてほしいな?

    2008-11-03 15:57:00
  • 219:

    「ほほーん。んで仲直りでけたんや。良かったやん」「えへへーまぁねー(照)」「で、問題の優ちゃんは?」「優ちゃん(゚_゚?)」「は〜もー忘れたん?優ちゃんやん!あんたが店で絡んで走って逃げた!」「……あぁ〜!優ちゃん!はいはい!あの同伴してた!」

    あたしはスッカリ忘れていた。優ちゃんとやらの存在をm(_ _)m

    「しかも手繋いでたしな」「!!!ほんまやん!!!最悪や!素で忘れてた!」「あんたもーいっこ忘れてるやろ。優ちゃんが走って逃げる前にゆうてた言葉」「……」

    2008-11-03 16:46:00
  • 220:


                                                    
    『優は客じゃないってゆうてたのに!』
                                                                            ガーンΣ( ̄□ ̄;)

    2008-11-03 16:48:00
  • 221:

    「い…いやいや客やろ…」「さぁ〜知らんけど〜手繋いでたしな〜」「えぇえぇえ!!!あいつマジだりぃー!ほんであたしマジあほー!」「詰めが甘い!まぁ今はとりあえず様子みたら?せっかく落ち着いたんやし」「そうですね…」

    そうです。あたしはスッカリ忘れていたのです。優ちゃんが吐いた捨て台詞&手を繋いで同伴をしていたあの二人を。

    あたしはマヒルから同伴で手繋がなあかんなんて聞いてねー( ̄^ ̄)

    2008-11-03 16:50:00
  • 222:

    そんなモヤモヤ事件がありながらも、あたしは日々生活するうちにそんなことは忘れていった。基本忘れっぽく、合言葉は『ハクナマタタ=なんとかなるさ』なあたし。しかし、これが後に仇となり返ってきます。

    そして、相変わらずなマヒルとあたし。

    変わったことと言えば──

    2008-11-03 17:09:00
  • 223:

    >>222さん?
    書き込みありがとー(゚▽゚)お久しぶりに舞い戻って参りました⊂(^ω^)⊃★マイペース更新になっちゃうのでサゲ更新にしてたんですが、アゲ進行にしてもいいものかどうか…(´;ω;`)

    2008-11-03 17:12:00
  • 224:

    「ちょ、マヒルからやで!」「えぇ〜!怖い〜(泣)」「あたしかて怖いし!(泣)あんた男やろ!はよ乗りな!」「ゔ〜」

    とある昼下がり。この日はあることが原因で、あたしとマヒルは二人して体重計と格闘していた。

    その原因とは………

    2008-11-03 22:41:00
  • 225:

    名無しさん

    気になる???

    2008-11-04 10:06:00
  • 226:

    >>229さん?
    嬉しいお言葉ありがとう?

    2008-11-04 13:21:00
  • 227:

    【アローズ★一ノ瀬空】
    in 夜○びweb

    『空大好き(^O^)頑張れ(^O^)』『顔は男前やけどチビ』『空の本カノ毎日店来てへん!?』『自作乙。おまえは色やから』『○○スーパーで空と女買い物してた!イロチのプレイボーイのスウェット着とったし!あれ本カノなんやったら、ただのデブやし!潰すぞ!』『空もデブやん』『デブップルwプゲラw』

    2008-11-04 13:22:00
  • 228:

    「ちょ〜!あんたらデブップルやて〜!ヒィ〜腹いて〜!爆笑!」と、ご丁寧にこのサイトの存在&書き込みを半泣きになりながら教えてくれたのはシイナ。こいつしかいない。

    あたしは携帯の画面を見ながら呆然。マヒルはタジタジ。

    おまえ知っとったんやったらゆえやゴルァァァァァアーーー!!!

    2008-11-04 13:27:00
  • 229:

    ぶっちゃけ、マヒルと付き合い出してからこの時で8キロ増。身長160cmに対して、体重56kgにまでなってしまっていた。

    一方。マヒルはとゆうと、身長168cmに対し、体重63kg。ホストを始めてから酒太りし、顔や足は細いのに腹だけキューピーちゃん状態のアンバランス。

    このサイト事件を機に、うちらのダイエット計画は開始した(▼_▼)

    2008-11-04 13:37:00
  • 230:

    名無しさん

    おもろすぎ(笑)

    2008-11-05 14:32:00
  • 231:

    名無しさん

    懐かしい 再開ありがとう

    2008-11-05 16:15:00
  • 232:

    >>234?サンクスです??
    >>235?私も懐かしいです(〒_〒)楽しんでもらえたら嬉しいです?

    2008-11-05 16:29:00
  • 233:

    「はい乗って乗って!」「……」「……」

    ドキドキドキドキ──

       【63.7】

    2008-11-05 16:31:00
  • 234:

    「ブフッ!」「うわぁあぁあぁ〜〜〜ん!!!(泣)」「うわぁあぁあぁんじゃねー!自業自得じゃー!」「マヒル…(笑)あんた元の体重なんぼやっけ?」「ジイナぢゃん…57kgぐらい…」「あ〜…だいぶ太ったな」「そらあんな料理ばっか食ってたら太るわ」「いやいや、あんた人のこと言えんで」「あははf(゚▽゚;)」

    「次!アユムンやで!(泣)」「いやぁぁ〜!ごわいよ゙ぉー(泣)」「はよ乗りな」

    ドキドキドキドキ──

    2008-11-05 16:38:00
  • 235:

    【56.4】

    「げ…撃沈…」「ギャァァー!アユムンやりすぎー!」「うっせーデブ!誰のせーや思とんねん!オラオラー!(怒)」「いっ痛い痛い痛い!(泣)」「ちょっと止めな!あんたただの八つ当たりやで!」「そら八つ当たりもしたなるわ!」「ほんまに痛い〜…ズビッ」

    まさかの50kg台。人生初めての大台でした。このままデブ街道まっしぐらなんてやってらんねー!夜○びに書いたアイツをギャフンと言わせてやる(゚Д゚#)ゴルァ

    2008-11-05 16:46:00
  • 236:

    「とりあえず飯から変えるべ」「そんな多かったかなぁ?」「自覚症状無しかよ…」「マヒル!こーなったら炭水化物はやめやで!おかずだけや!」「よし!さっそく取り掛かるであります!」

    早速マヒルが作った飯は、大盛りサラダにコンニャクステーキ、そしてポトフ。こんな食生活が続き、見事うちらの体重は元通り。大好きなマクド&松屋を断食すると、ポンポンポンと痩せていったため、大した苦労はしていない(´ω`)

    デブなんて真っ平ゴメンなんだから(〒_〒)

    2008-11-05 16:54:00
  • 237:

    「ルルルル〜♪」「えらいご機嫌やん」「そりゃ〜ね〜♪痩せたからね〜♪」「確かになぁ。あんたらの根性にはビックリやわ」

    この日、いつものようにうちに遊びに来てたシイナ。痩せたあたしはルンルン♪マヒルは勿論仕事。

    「それにしても、あーゆう夜遊びとかってどんな奴が書いてんやろなぁ?」「んーマヒルがゆうには、書き込みとか見てたら大体誰が書いてるか分かるとかゆうてたけど、気になるよな〜」「ふ〜ん」

    2008-11-05 17:00:00
  • 238:

    すると─

    斎藤さんにメールだよ♪斎藤さんにメールだよ♪

    「あ、メールや」「斎藤?あんた斎藤やった?」「いんや。水原です」「はぁ〜なんなんその変な着メロ〜」「着ボイス!登録してないアドレスからはこの…」

    2008-11-05 17:08:00
  • 239:

                                                                            
    ───ハッ?????
                                                                                                    
    はぁあぁあぁあ〜!?!?

    2008-11-05 17:10:00
  • 240:

    ちゅーだん(´ω`)

    2008-11-05 17:11:00
  • 241:

    名無しさん

    なんか、毎日が楽しそぅでぅらゃましぃデス(*^-^*)?
    ぉもしろぃし、読んでると今ぃろんな事が不安でヘコんでるぁたしも少し元気になります?
    完結までがんばって下サイ?

    2008-11-05 18:13:00
  • 242:

    名無しさん

    めっちゃ気になるー?
    早く読みたい?

    2008-11-05 19:41:00
  • 243:

    名無しさん

    この小説めっちゃ好きです?頑張って下さい?

    2008-11-06 11:41:00
  • 244:

    リアナ

    めちゃ楽しいー

    2008-11-06 14:46:00
  • 245:

    >>245?書き込みありがとうございます★こんな小説が元気の足しになれてるならすごく嬉しいです?私もおもしろおかしく、楽しかったことばかり書いちゃってますが、実際は色々大変やったりします?お互いしんどいのは自分だけじゃないと思って頑張っていきましょうね????
    >>246?ありがとー(〒_〒)期待に添えれるよう頑張ります??
    >>247?好きだなんて書いてる甲斐あります?こーゆう話は嫌いな方は嫌いやと思うんで、すごくありがたいです?
    >>248のリアナ??楽しんでもらえてるみたいですごく嬉しいです?ありがとー(*'∀`*)???

    2008-11-06 15:05:00
  • 246:

    「な…な…なんじゃコリャァァ!!!」「はっ!?何っ!?」「だ…誰がこんな…」

    バッとあたしの手から携帯を奪いとるシイナ。画面を見てシイナも唖然。

    受信メール画面に表示された、その文字とは──

    2008-11-06 15:10:00
  • 247:

                                                                            
      「死ねよデブス」
                                                                                        
    (〒◇〒)(〒◇〒)(〒◇〒)

    2008-11-06 15:14:00
  • 248:

    「終わってんな…」「誰!?最低や!しかもあたしデブじゃねーよ!(怒)」「アドレスどんなん?」「え〜…ajmtpgjmdpt…あかん、滅茶苦茶や」「たぶんアドレス変えとるやろな〜」「陰険!汚らわしい!(泣)」「マヒルの客しかおらんやろ」「ですよね…なんなんあいつの客…ろくでもない奴ばっかやん…」「たぶん無理やろーけど、返信してみたら?」「うむ〜」

    勿論、相手はすぐさまアドレスを変えたようで、『8キロ痩せたしな』と送ったメールは、虚しくも宛先不明で届かなかった。

    「あはは…やっぱり」「あ、あんた8キロ痩せたんや。元通りやん!スゲッ!」

    2008-11-06 15:21:00
  • 249:

    そんな的をえてない会話を暫く続けたあと、あたしはあることに気付いた。

    「あれ?てかさー、このメールマヒルの客からやとしたらなんであたしのアドレス知ってんやろ?」「あぁ…ってほんまやん」「マヒルが教えたとか!?」「いやいやそれはないやろ〜」「やんなぁ…きもいわほんま〜まぁマヒル帰ってきたら聞いてみるわ〜」

    散々シイナに愚痴りまくった後『眠いし帰るわ〜』と言ってシイナは帰って行った。iアプリのソリティアをしながらマヒルの帰りを待つあたし。

    2008-11-06 15:29:00
  • 250:

    名無しさん

    ほんまおもろい

    2008-11-07 00:11:00
  • 251:

    名無しさん

    245です?
    主サンそぉ-ですね?
    ぁたしもがんばります?
    小説楽しみにしてます??

    2008-11-07 03:07:00
  • 252:

    >>254?ありがとー(´ω`)超嬉しいです?
    >>255?そうですよ(^∪^)お互い頑張りましょーね?応援してます??

    2008-11-07 08:03:00
  • 253:

    一人黙々とゲームをしていると、プルルルルーン♪とマヒルからの着信。

    「うわっ最悪!消えたし!…はい(怒)」「もしもしアユム〜ン(^∪^)?」「うん、なに」「今から帰るか……あっ!お疲れ様で〜す!え?いやいや〜ウンタラカンタラ…」ブチッ─

    電話越しに誰かと会話を始めたから勝手に切ってやった。

    2008-11-07 08:05:00
  • 254:

    ガチャッ─「アユム〜ン!なんで電話切るのー!?マヒルたん帰りましたよー♪」

    いちいちそんな報告イラネー!千鳥足でリビングへとやってくるマヒル。

    「おかえり。てか普通にただいまって言えんの?」「ん〜?ただいまぁ(^∪^)」…無視無視。

    2008-11-07 08:07:00
  • 255:

    「てかそや。ちょっと話あんねんけど」「え?なに!?いやや!別れ話は受け付けへんよ!」「は〜?ちゃうから!これ見てこれ」

    あたしは例の受信メールの画面を開いて、マヒルに携帯を渡した。

    「デ…デブス?死ね?なんなのこれ」「知るかー。返信しても宛先不明で送れんし、シイナはあんたの客やろってゆーてた」「えぇ〜!?俺の客!?なんでアユムンのアドレス……………………………………………………………………………………………あっ。」

    2008-11-07 08:10:00
  • 256:

    「はっ?」「え?あぁ、いや…」「はぁ!?何おまえ!なんかあるやろ!ゆえ!早く!」「えっ!いやいやあの、ちょっと待って!ちょっと待ってや!」

    一人焦ったように何かを考え始め、しばらくしてやっと口を開いたマヒルは「ごめん…たぶん俺の客…です…」と申し訳なさそうに呟いた。

    2008-11-07 08:11:00
  • 257:

    「マジで…。で、今考えてたんは何?」「その受信メールの時間帯、客の席に携帯置いたまま席離れてて、席戻った時にその客俺の携帯触ってたから…俺、ビックリした」「はぁ?なんで携帯置いたまま席立つかな〜…。ほんで誰なんそれ?優ちゃん?」

    『優ちゃん』とゆう言葉に一瞬ギクッとした顔を見せたが、マヒルから返ってきた言葉は「いや、違う。鮎って子…。」だった。

    2008-11-07 08:13:00
  • 258:

    鮎なんて名前は初耳。勿論見たこともない。あたしはそんな見ず知らずの女に『死ねよデブス』なんてことを言われたのか?わざわざアドレス変えてメールしてくるようなヘタレに?名誉毀損で訴えるぞ。

    『調べてやる』

    あたしはこの時、固く心に誓った(▼_▼)

    2008-11-07 08:15:00
  • 259:

    名無しさん

    調べよ?気になるー?

    2008-11-09 16:57:00
  • 260:

    名無しさん

    大好き?

    2008-11-10 09:05:00
  • 261:

    名無しさん

    書かんの?

    2008-11-13 22:50:00
  • 262:

    名無しさん

    気になるよー?

    2008-11-14 20:02:00
  • 263:

    ユウナ

    あげ?
    頑張って完結して下さい?楽しみに見てまーす?

    2008-11-15 05:12:00
  • 264:

    名無しさん

    おもろい!
    めっちゃ続き気になります?

    2008-11-17 00:43:00
  • 265:

    名無しさん

    待ってます?

    2008-11-22 16:37:00
  • 266:

    名無しさん

    きになる

    2008-11-23 00:25:00
  • 267:

    名無しさん

    何気なくひらいて一気読みしたら面白くてびっくり?
    しかも再開?続き楽しみにしてます?

    2008-11-23 14:59:00
  • 268:

    名無しさん

    まだかぬぁ

    2009-03-02 15:14:00
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