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◆今日から僕は…◆
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1:
◆◆6fynDXPvoc
今日から僕は、この家のリーダーだ。
って言っても僕一人なんだけどね。これから毎日ご主人様に僕だけが甘えられて僕だけにご飯を与えてくれる。
他の皆は、もぉいない…。2007-09-09 00:54:00 -
2:
◆6fynDXPvoc
今日は、とても気分が良い。もぉあんな思いをしなくて良い…。
だって僕しかいないのだから!!!2007-09-09 01:06:00 -
3:
◆6fynDXPvoc
僕の他に五人の仲間がいた。僕以外の五人は、血が繋がっていて、僕は後から拾われた子。
僕は、体がデカい割に気が弱い。お姉さんやお兄さんには、さからえない。
僕は、拾われた子だから…2007-09-09 01:17:00 -
4:
太陽がキラキラ輝いて空は、綺麗に雲が揺れている。道路に行き交う人々を眺めながら僕は、のびのびするのが大好きだ。今日もいつもと同じ場所でのびのびしている。
とても気持ち良い…
―――――――
―――" " "07/09/09 01:192007-09-09 01:19:00 -
5:
◆6fynDXPvoc
1996年秋僕は、まだ生まれていなかったけど義理母がご主人様に拾われた。
義理母は、品がありとても優秀だった。頭が良くてとても可愛いがられたそうだ。2007-09-09 01:31:00 -
6:
◆6fynDXPvoc
朝になれば、ご主人様を起こしに行きご主人様が出かける時には、外までお見送り、ご主人様が帰る時間になれば、外でお出迎え。
躾られた訳では、ないのに出来る優秀な子だったらいし。2007-09-09 01:36:00 -
7:
◆6fynDXPvoc
義理母が来て一年が過ぎる頃、義理母のお腹には、五人の赤ちゃんが宿っていた。
一番上から長女・長男・次女・三女の順に義理母は、子供を産み落としていった。2007-09-09 01:40:00 -
8:
◆6fynDXPvoc
五人の子供達は、ママが大好き。すごく甘えたで毎日ママにベッタりだった。
皆レースに包まれて可愛い籠の中で頭にベールを付けてママのオッパイを吸っている写真を見た事がある。
皆幸せそうで僕は、羨ましかったなぁ。
僕のママは、何処にいるの?2007-09-09 01:46:00 -
9:
◆6fynDXPvoc
また一年が過ぎお姉さんお兄さんは、立派に成長していた。
長女は、気が強く姐御タイプ。長男は、甘えたで何処か頼りない感じ。次女は、臆病者だけど寂しがりや。三女は、甘え上手で愛嬌があり人なっつこい。
皆性格は、バラバラだけど本当に仲が良い兄弟で毎日皆ひっついて寝ている。2007-09-09 06:54:00 -
10:
◆6fynDXPvoc
1998年―僕は、必死に泣いたんだ…。
大雨での中僕は、生まれた。ママは、僕を生んですぐに死んでしまって僕と双子の兄だけになってしまった。2007-09-09 07:02:00 -
11:
僕達は、雨の中必死に泣き叫んだ。
誰かに気付いてほしくて…だけど誰も小さな僕達には、気付いてくれない。
とても寒くて寒くて凍えそうで…声が出なくなるまで叫んだ。
僕達を助けてください―" " "07/09/09 07:072007-09-09 07:07:00 -
12:
◆6fynDXPvoc
意識が朦朧としてきて僕は、そこから記憶がない。
目が覚めると天気良い朝だった。
僕は、助かったんだ―
あれ?お兄ちゃんは?2007-09-09 07:11:00 -
13:
◆6fynDXPvoc
辺りを見回してもお兄ちゃんがいない…。
何回も何回も叫んだよ?だけどお兄ちゃんは、いない。
僕、一人になっちゃった。2007-09-10 00:08:00 -
14:
◆6fynDXPvoc
ずっと僕は、歩き回った。鳴きながら歩き回った。お兄ちゃんは、どこにいるの?
もぉ何日も歩き回った。
クタクタでお腹も減った…。泥まみれの僕に誰も目も合わさない…
僕は、ずっと寂しかった。2007-09-10 00:16:00 -
15:
◆6fynDXPvoc
ずっと夢を見ていた。
毎日美味しいご飯を食べて、ぬくぬくの布団に包まれて優しい手で撫でてくれる。
そんな夢を見た後は、現実に引き戻される―
だけど今日は、違ったんだ。2007-09-10 00:20:00 -
16:
◆6fynDXPvoc
今日も歩き回った。もおずっとご飯を食べてない…。お兄ちゃんもいない。
お兄ちゃんは、誰か優しい人に拾われたのかな―
僕は、坂道を初めて下ってみた。2007-09-10 00:24:00 -
17:
◆6fynDXPvoc
坂を下ると僕は初めで人間"を見た。
たくさんの小学生が歩いてた。僕は、怖くて遠くからずっと見ていた。
だんだん人が減ってきた。もぉ人は、いないと思い小学生が歩いてた道を僕も歩いてみた。2007-09-10 00:30:00 -
18:
◆6fynDXPvoc
歩いてるとイキナリ後ろからガバッと僕を掴かんで抱き上げられた。
僕は、ビックりして後ろを振り向いたら小さな女の子が僕を抱き上げていた―
僕は、怖くて怖くて暴れた。2007-09-10 00:37:00 -
19:
◆6fynDXPvoc
「大丈夫だよ。こんなに痩せてご飯食べてないん?ママは、いてないの?」と優しい手で僕を撫でてくれた―何故か懐かしい感触で僕は、落ち着いた。
僕が返事をすると女の子は、ニコッと笑い「行こうか。今から学校だけど先生に話してみるね」と言い僕を連れて学校に行った。2007-09-12 06:55:00 -
20:
◆6fynDXPvoc
初めて見る景色に僕は、キリョキリョしていると女の子は、優しく撫でてくれる。
僕は、誰も使ってない教室に入れられ水を貰った。
「ごめんね。休み時間にまた来るから」と言い女の子は、教室から出ていった。2007-09-12 06:59:00 -
21:
◆6fynDXPvoc
僕は、水を飲みホッと一息つき辺りをキョロキョロした。外は、騒がしくて何故か僕は、怖くなり小さくなった。
―怖いよ。僕は、これからどうすれば良いのかな?
ドアが閉まってるから出られない。お腹が空いて声を出す気力もない…。どうする事も出来なくて僕は、ちじこまり時間を過ぎるのを待った。2007-09-12 07:05:00 -
22:
◆6fynDXPvoc
しばらくすると変なチャイムが鳴り外が騒がしくなった。
ガラガラ―ふっと顔をあげると女の子が来てくれた。後ろには、たくさんの人がいた。
「ごめんね。大丈夫?友達を紹介するね」と言い僕を抱き上げ一人一人名前を教えてくれた。2007-09-12 07:09:00 -
23:
◆6fynDXPvoc
皆僕を見て可愛いって何回も言った。そして皆優しく撫でてくれた。
最初怖かったけど、だんだん嬉しくなって皆に答えるように返事をした。
また変なチャイムが鳴って「ごめんね。また来るね。」と言い女の子達は、出て行ってしまった。2007-09-12 07:13:00 -
24:
◆6fynDXPvoc
寂しかったけど、また来てくれると信じ僕は、待っていた。
それが何回か繰り返えれて何回目のチャイムでまた女の子達が来た。
「来たよ。ご飯持ってきたよ。給食の残りだけどパンと牛乳」と嬉しそうに僕に渡してきた。
ずっと食べてなかったからお腹もへっていたので、初めて見るパンを一口食べてみた。2007-09-12 07:18:00