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黄色い飴

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  • 1:

    あき ◆usfVixUTHs

    書くの初めてですけどがんばります!
    このいっぱいになった飴…もう食べていいですか?

    2005-12-03 23:08:00
  • 2:

    あき ◆usfVixUTHs

    当時私は17才。
    梅田のセクキャバで働いていた。はっきり言って男には興味がない。そんな私はこの仕事が合っていた。

    2005-12-03 23:18:00
  • 3:

    あき ◆usfVixUTHs

    ある日の事
    店の中で、もめ事があった。
    優菜『あいつ昨日、店の中で客とやったらしいで。』

    2005-12-03 23:33:00
  • 4:

    あき ◆usfVixUTHs

    光輝『まじでぇぇ!』
    おしゃべりの優菜と、ボーイの光輝がしゃべっている。
    まだ店が始まっていなくて、店の中は私を合わせて3人だった。

    2005-12-03 23:41:00
  • 5:

    あき ◆usfVixUTHs

    優菜『あきさん、あいつの事どう思います??』眉間にシワよせて私に問いかけてきた。

    2005-12-03 23:47:00
  • 6:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『ほっときや。あの子もあの子なりの考えあるんやろ。』
    優菜『…そうなんですけどね…』

    2005-12-03 23:49:00
  • 7:

    名無しさん

    一回が短すぎ。

    2005-12-03 23:50:00
  • 8:

    あき ◆usfVixUTHs

    優菜が何かまだ言いたそうな顔をする。
    あき『優菜あんた、あの子になんかされたんか?』
    優菜『いや、何もされてない』

    2005-12-03 23:52:00
  • 9:

    名無しさん

    だから短すぎってば

    2005-12-03 23:53:00
  • 10:

    あき ◆vqwsSGDLQ2

    7の名無しさん☆一回が短すぎですよね(・∀・;)私もそう思ってました。がんばります!

    2005-12-03 23:55:00
  • 11:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『別に誰とやってもいいやん。あんたに関係ないやろ?あの子の自由やねんから。』
    優菜『でも店からしても迷惑じゃないですか?』優菜は私につっかかって来る。

    2005-12-04 00:02:00
  • 12:

    あき ◆usfVixUTHs

    光輝『そうそう、優菜の言う通り。嫌やろ。女の子全員そんな風に見られたら困るやろ〜。』光輝は優菜の味方をする。
    あき『光輝黙って!2人で話してんねん。』そう言うと光輝は黙って外へ出て言った。

    2005-12-04 00:10:00
  • 13:

    あき ◆usfVixUTHs

    光輝が出て行くと、優菜が縮こまった。
    優菜『…や〜。もういいんですけどね〜笑』
    私は、こうゆう女が一番嫌いだ。優菜は、店の迷惑だとか言ってるけど、絶対そんな事思ってないはずだと思った。

    2005-12-04 00:17:00
  • 14:

    あき ◆usfVixUTHs

    優菜は、いつも新しいボーイをが入ればそのボーイとその日にホテルinしてたから。そして、店にもあまり来ない。私はそんな子が店の事を思ってるようには見えなかった。

    2005-12-04 00:25:00
  • 15:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『レナの事、もう言ったりしたらんとってな。』私は、それだけ言って店の準備をした。
    優菜『…はい』そう言って優菜も店の服に着替えた。

    2005-12-04 00:35:00
  • 16:

    あき ◆usfVixUTHs

    この店は何回か名前を変えたりしている。私はこの店が始まった頃からいた。まだ14才とゆう年だった。だから私は、二個上の優菜からも敬語を使われている。

    2005-12-04 00:44:00
  • 17:

    あき ◆usfVixUTHs

    いつものように開店して、いつものように店が終わる。あき『お疲れです!』「お疲れ様です!」
    送りの車に乗り『はぁ…』と深いため息をつく。この店に居てもう3年か…。

    2005-12-04 00:57:00
  • 18:

    あき ◆usfVixUTHs

    家に帰ると私を迎えてくれる子が一人いる。正確に言うと一匹いる。犬のケリー君。名前はエルメスのケリーバックから取った上品な子に……したかったものの、これがどうも甘やかしたせいでケリーは部屋を荒らしまくる。

    2005-12-04 01:21:00
  • 19:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『オイオイ今日もやってくれてますね〜』私の下着をくわえてケリーがお出迎え。ケリーと遅めの晩ご飯を一緒に食べて、お風呂も一緒に入った。

    2005-12-04 01:38:00
  • 20:

    あき ◆usfVixUTHs

    寝る時も、もちろんケリーと一緒。男は、いらない。こいつだけでいい…。そんな風に思ったのはもう2年前の事。

    2005-12-04 01:50:00
  • 21:

    あき ◆usfVixUTHs

    私の親は離婚していて母親だけ。その母親も男を作って幸せに暮らしているはず。
    母は、その男と付き合う前は本当に優しい母親だった。私が邪魔になったのか私が家に帰ると『もう帰ってきたん?』

    2005-12-04 02:31:00
  • 22:

    あき ◆usfVixUTHs

    そんな言葉を口にするようになった。
    私は家を出た。その頃15才でセクで仕事をしていたし、お金はあった。
    家を探そう!そう決心した。

    2005-12-04 02:37:00
  • 23:

    あき ◆usfVixUTHs

    いろんな不動産を訪ねた。どこの不動産も相手にしてくれなかった。その日は友達の家に泊めてもらう事にした。ゆりか『本気なん!?』私が家を出るとゆう事話すと目を大きくした。

    2005-12-04 02:44:00
  • 24:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『うん。ママも自由になりたいんやろうしな…あの男と幸せになればいいんちゃうか。』本当はそんな事全く思ってなかった。

    2005-12-04 02:48:00
  • 25:

    あき ◆usfVixUTHs

    あんな男は幸せになってはいけない。母親を変えた男は大嫌い。母親と私と借金を置いて、逃げた父親も大嫌い。男の人は私の敵だった。

    2005-12-04 04:11:00
  • 26:

    あき ◆usfVixUTHs

    次の日ゆりかの家を出た。ゆりかは私を引き止めたけど、迷惑をかけるのは嫌だったので『絶対なんとかする』と言い聞かせた。
    そのまま店に向かう。

    2005-12-04 05:16:00
  • 27:

    あき ◆usfVixUTHs

    そして、店の店長に事情を説明した。店長は私の話をすんなり理解してくれて、マンションの保証人になってくれた。

    2005-12-04 05:23:00
  • 28:

    あき ◆usfVixUTHs

    店長はいつも私を心配してる。ケリー(♂)を買ったのも私がさみしくないようにとくれたもの。こんな私でもさみしくて店長に何回も泣いて電話した事がある。

    2005-12-04 05:44:00
  • 29:

    あき ◆usfVixUTHs

    普通の女の子より少し大人びてはいるが、やはり子供は子供。そんな私を見て店長は、いろんな男を紹介してくれた。けれど、どんな男も長くは続かなかった。

    2005-12-04 05:48:00
  • 30:

    あき ◆usfVixUTHs

    こいつがいなくてもやっていけるよ…。そんな男ばかり…男は全部私から振ってやった。
    『ケリー!お前が一番や☆』男と別れた後、私がいつも言う台詞。

    2005-12-04 05:57:00
  • 31:

    あき ◆usfVixUTHs

    そんなある日、私の人生を変える男に出会った。
    その男の名前は【しょう】。出会いは、店に来たお客さんだった。

    2005-12-04 06:07:00
  • 32:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『失礼します。始めましてアキです。』
    しょう『あっ。初めまして』しょうは、セクキャバに来たのは初めてでかなり緊張しているようだった。

    2005-12-04 06:16:00
  • 33:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『緊張してる?名前なんてゆうの?』としょうの手を掴んだ。
    しょう『俺、しょう。別にそんなんせんでええで。』と私の手を、はらった。

    2005-12-04 06:23:00
  • 34:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『ごめんごめんっ!』なんやコイツと思いながら謝った。
    しょう『俺先輩について来ただけやから、何もせんでいいで。話すだけでいいから』

    2005-12-04 06:31:00
  • 35:

    あき ◆usfVixUTHs

    そうして2人は17分間しゃべった。
    あき『女の子変わるんですけどどうしますか?』
    しょう『え…あ…うん?』何を言いたいのか分からないので、待機室に戻ろうとした。

    2005-12-04 06:40:00
  • 36:

    あき ◆usfVixUTHs

    しょう『あげる。手貸して』そう言って私の手の平に何か丸い物体を置いた。
    あき『あっありがとう!』暗くてなんだか分からなかったがお礼を言って待機室へ戻る。

    2005-12-04 07:02:00
  • 37:

    あき ◆usfVixUTHs

    私は笑った。『アメかい(笑)』しょうは黄色い飴をくれた。
    優菜『客にもらったんですか?』久しぶりに優菜が店に居た。

    2005-12-04 07:15:00
  • 38:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『うん。てか、こんな飴見た事ないわ(笑)』
    優菜『優菜もない。その飴やばいっすよ〜!』
    光輝『絶対毒入ってるわっ!』優菜も光輝も他の子も皆が気持ち悪がった。

    2005-12-04 07:23:00
  • 39:

    あき ◆usfVixUTHs

    『やめてや〜!』私も気持ち悪くなりゴミ箱へポイした。

    2005-12-04 07:31:00
  • 40:

    あき ◆usfVixUTHs

    ある日また、しょうが店へ来てた。
    しょう『あっ!』
    あき『また会ったな〜(笑)』しょう『顔覚えてるけど、自分名前なんやった?』あき『ひどいわ!笑』

    2005-12-04 07:39:00
  • 41:

    あき ◆usfVixUTHs

    その日も何もする事なく会話だけだった。そして私が待機室に戻る時、またあの黄色い飴をくれた。私は今回その飴をもって帰る事にした。

    2005-12-04 07:44:00
  • 42:

    あき ◆usfVixUTHs

    家に帰ってよく見ると、その飴はすごく綺麗だった。ビー玉ぐらいの大きさでキラキラのビニールに包まれてあった。私は見るだけで、食べずに引き出しの中に入れた。

    2005-12-04 07:53:00
  • 43:

    あき ◆usfVixUTHs

    ――――――――――――いつも元気な私だが、ある日風邪を引いた。
    『ハァ…ハァ…』…苦しい。私は寝ていたがだるい体を起こして体温計を脇にさす。

    2005-12-04 08:20:00
  • 44:

    あき ◆usfVixUTHs

    『うそ?!』なんと38.0℃以上の熱があった。
    『いってきま〜す…』死にそうな声でケリーに言った。私はそんな日も仕事を休まなかった。

    2005-12-04 08:29:00
  • 45:

    あき ◆usfVixUTHs

    店長『アキ?なんかお前しんどそうやな。』私に一早く気づいた店長。
    あき『風邪で…。』
    店長『休めよ!もう今日はいいから帰れ』怒られた。

    2005-12-04 08:34:00
  • 46:

    あき ◆usfVixUTHs

    光輝『えっ店長!アキさん店外指名3本入ってるんですけど…』
    店長『アキ、いいから帰れ!』店長はお父さんのように心配してた。

    2005-12-04 08:56:00
  • 47:

    あき ◆usfVixUTHs

    あき『いける。もうお客さん来てるんやろ?衣裳に着替えて来るゎ…』ほっぺを赤くして着替えに行った。客についてる時もしんどくて気分が悪かった。キスをした時なんかゲロが出そうだった。

    2005-12-04 09:16:00
  • 48:

    あき ◆usfVixUTHs

    私のお客さんが全員帰って待機室に戻る。店長は私を無視して口を聞いてくれなかった。最悪や…。この日やっぱり休めば良かったと思った。

    2005-12-04 09:19:00
  • 49:

    あき ◆usfVixUTHs

    光輝『あきさん、5番シートお願い』
    あき『…はい』
    早く帰りたいなと思いながら席についた。

    2005-12-04 09:23:00
  • 50:

    あき ◆usfVixUTHs

    そこには、しょうが居た。しょう『なんでいつも自分なん?笑』
    あき『ひどいって。じゃあ変えてもらおか?』
    しょう『そうゆう意味じゃなくて〜。』

    2005-12-04 09:28:00
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