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君が笑ってくれるなら。

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  • 1:

    ◆qKVw/6MKg6

      
    君が笑ってくれるなら  なんだって出来る。     

    少なくともあたしは   あの頃―
    本気でそう思っていた。

    2007-09-12 00:38:00
  • 31:

    名無しさん

    あげ

    2007-09-13 06:03:00
  • 32:

    ◆qKVw/6MKg6

    32さん、あげありがとうございます★ 
    読んでくれてる方がいて、嬉しいですo(^-^)o

    2007-09-13 06:14:00
  • 33:

    ◆qKVw/6MKg6

    優花は、あたしと同じ年らしく、愛嬌を持ちながらもとてもサバサバした子。すごく話しやすかった。  「あっ、全然敬語やなくていーから★仲良くしよ!」『ありがとう。うん、△△から来たばっかりやねん。さすが大型店は違うねー』待機室から軽く店内を見渡しながら、あたしは驚きをまだ隠せなかった。 

    「そうかなぁー?慣れたらどこも一緒やで(笑)葉月ちゃんやったら経験者やし、すぐに慣れると思うよ!」『ん〜やといいけど…(笑)優花ちゃんは、○○入って長いん?』 
    「あたしは、まだ一年弱くらいやで★この世界初めてやったから最近やっと慣れてきたとこ〜(笑)」      
    驚いた。理由がどうであれこの世界が初めてなのに、いきなしこの大型店に入った彼女を…少し尊敬した。

    2007-09-13 06:31:00
  • 34:

    ◆qKVw/6MKg6

    その時、マナーモードにしていたあたしの携帯が鳴った。ディスプレイを見ると【着信:正吾】の文字が。『あ…ちょっとごめんね、電話やわ〜。』    
    「うん!いいよいいよ★」 『もしもし?正ちゃん?』《お〜葉月、お疲れ。初出勤はどないや?ビビって芋ってないか?(笑)》   『お疲れ…期待通り芋ってるわ。想像を絶したってこのことやね。』 
    《ははは、とりあえず今から行くからその様子しかと見に行くわ(笑)》    『あいよ〜★待ってるわ』電話を切り、ボーイに正吾が来ることを伝えに行く。

    2007-09-13 06:39:00
  • 35:

    ◆qKVw/6MKg6

    「お客さん来るん〜?」  待機室に戻ると、優花が声をかけてきた。 
    『うん、前の店のお客さんが来てくれるらしい〜。』「そっかそっか!良かったやん★頑張ってなぁ〜。」『ありがとう★』    優花と話していたら、ボーイに呼ばれたので軽く鏡をチェックしてフロアに出た。 

    「おう!お疲れ!○○昇格おめでとさん。あいよ。」席に着くなり、正吾は紙袋を手渡してきた。    『えっ!?何これ…!?』「まぁ、出世祝いってとこやわ(笑) 開けてみぃ」  紙袋を開けると、あたしが欲しいと言っていたDVDプレーヤーと数枚のDVDが。 『えー!ほんまに!?いいん?めっちゃ嬉しいー!』本当に嬉しかったあたしは、とびきりの笑顔で正吾にお礼を言った。

    2007-09-13 06:46:00
  • 36:

    ◆qKVw/6MKg6

    正吾はその後、「まぁ祝いやしこんくらいしてもえーやろ★」と、シャンパンを卸ろしてくれた。 
    『そんなんいいのに…』 口では言いながらも、やっぱり正直嬉しかった。 


    正吾が帰った後も、△△のお客様が顔を見に何組か来店してくれた。一席一席を周りながら、お礼を言い、初日の営業はなんとか無事に終了した。

    2007-09-13 06:54:00
  • 37:

    ◆qKVw/6MKg6

    家に帰ると、すぐさま正吾とその他のお客様にお礼メールを送った。  

    あたし、あの店でうまくやっていけるんかな…。1日働いてみたものの、やっぱりまだまだ大きな不安が残ったままだった。      

    でも、働くと決めたからには絶対に挫折はしたくない。あたしはこの街で、この世界で、もっともっと上を目指すんだ―。

    2007-09-13 07:01:00
  • 38:

    ◆qKVw/6MKg6

      
    ○○に入店して、約二週間が過ぎた。元々のお客様に支えられながら、場内指名の取り方もだんだんとコツを掴んでいき、あたしは、正式に○○のホステスになれた気がした。だけどまだ、やっぱり場外指名を取るのは難しい。これだけの女の子達がいる中で、少ない時間で自分を選んで次に足を運んでもらうためには、何か他の子とは異なる、 "セールスポイント"を備えなければいけない。       

    2007-09-13 07:06:00
  • 39:

    ◆qKVw/6MKg6

    「今月、めっちゃ場外ヤバイわ〜。。確実ポイント足りひん↓↓」     
    待機室で携帯を触りながら、優花がぼやく。  
    『そうなん?…あー、時給ポイント制やもんね。』 「そうやで〜↓先月は頑張ってんけどなぁ…。」  本当に、大変な世界だと思う。その月その月によって時給が変わる。ひどければ、数十万単位で月収が変わるのだから。 

    『まぁ、あと半月あるんやから頑張ろうよ。』   優花を励ましながら、あたしも自分なりにプレッシャーを感じてしまった。

    2007-09-13 07:11:00
  • 40:

    ◆qKVw/6MKg6

    「ってかリンカ今月、すごいやぁ〜ん★ナンバーワンも目じゃないなぁ!」  向かいで話していた女の子達が、壁に貼りだされたグラフを見ながら話している。リンカというのは、今月飛び抜けて成績のいい女の子。まぁ、あたしは入ったばかりだから過去の実績は知らないのだけど…。  

    「このままいけるって〜★皐月さんと数ポイントしか変わらんしぃ〜。」   皐月(さつき)さんというのは、○○のナンバーワン。いつも凛として品があり、ものすごく―綺麗な人だ。

    2007-09-13 07:18:00
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