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騙された淋しいバカな女
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1:
流歌
これはぁたしが実際に体験した事実です。18才になって初めての夜の世界、誘惑に満ちた世界で転落していくお話。
結婚を考えた彼氏
初めてのクラブ嬢
初めてのホスト遊び
初めての風俗…2007-10-07 00:42:00 -
151:
名無しさん
うわーい?
2007-12-10 18:11:00 -
152:
名無しさん
次の期日まであと1ヶ月。なんとか詰めて働けば…。これがあたしの甘い考えだった。
その夜、翔から電話があり『一応待ってもらったけど、かなり大金やから急いでな。あと俺収入ないから家賃と携帯代と生活費工面して欲しいねんけど?いい?』あたしは自分のせいで給料がない翔に罪悪感を感じ「うん」と返事をしてしまった。その後は他愛もない話をしてまたいつもの2人に戻れて嬉しかった。だけど次の日またあたしは瑠歌の仮面を被る。そう考えるとやっぱり辛かった。2007-12-10 18:19:00 -
153:
名無しさん
しおり
2007-12-11 05:35:00 -
154:
名無しさん
あげ
2007-12-12 03:21:00 -
155:
名無しさん
かわいそうすぎる?絶対頑張ってください?
2007-12-12 17:16:00 -
157:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
その晩あたしは仲の良い友達に電話をかけた。相談は出来ないけどくだらない話でもしないと落ち着かない自分がいた。
友達はあたしの様子がおかしいのが分かったのか『まだバー開いてるから少し会って話そうか?久しぶりに2人で飲もう』と言ってくれた。彼なりの気遣いだったんだろう。
待ち合わせ場所に向い2人で店に入る。『今日はなかなか可愛いやん。』そんな冗談を言われて「いつもですけど??」と言い返す。少し気持ちが楽になった。彼は『大丈夫??俺に協力出来る事があったらなんでも言って。俺中学の時からちひろの事…』
続きは知ってる。だから「ストップ。わかってる。ありがとう。」2007-12-13 14:36:00 -
158:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
彼の気持ちは昔からしっていたけどその気持ちを受け入れる事はどうしても出来なかった。あたしは最低だ。彼の気持ちを知りながらも翔の相談をしていたのだから…。
『翔の事やろ?言いたくないなら聞かないけどもし力になれるんやったらその時は頼って。』優しい彼…。けど「ううん。大丈夫。今こうして話聞いてくれてるだけであたしは救われてるから。」
『そっか。ならいつでも飲み誘えよ。カラオケでも行く??』あたしは首を振って帰ろうと言った。
家まで送ってもらいありがとうと呟いて別れた。2007-12-13 15:33:00 -
159:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
次の日からあたしはお店にフル出勤をお願いした。けど店側は『そんな事したら体が持たないから週5にしたら?』と言ってきた。あたしが困った顔をしていると『未収か?』と店長が聞いてきた。
あたしは思わず「違います」と言ってしまった。結局あたしはプライドを優先してしまったのだ。
きっと店長は気付いてたんだろうが『そっか。でも無理はするな。』と言ってくれた。
どんどん汚れていく日々。自分が笑っているのかもわからなくなってきていた。2007-12-13 15:39:00 -
160:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
けどそれとは反対に暇な状況が続く…。時期的にもどこも厳しい季節だった。
焦れば焦る程苦しくなる。毎日続く翔からの電話の催促。結局家賃などを渡していたらお金なんて思ったよりたまらなかった。
そんな日がつづいた時、あたしは完全に病んでしまった。お店にも行きたくない、電話も出たくない、結局仕事を休んでしまう日々が続いてしまい、期日までに間に合わない状況になってしまった。
2007-12-13 15:44:00 -
161:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
翔に電話をして期日を延ばす様に頼んだ。もちろん翔は『ちゃんと約束したやん!!なんで無理な事最初から言うねん。また詰められるし店でどんだけ恥かくと思ってるん??もういい加減にしてや。』
あたしは謝る事しか出来ない。『わかった。なんとかするけど、今月も面倒見てな。何か他にもいっぱいお金いるからよろしく。』もう、うん。と返事するしかなかった。
もういっぱいいっぱいだった。何であたしがこんな目に…それしか頭の中には出てこない。
ある日あたしの携帯に食事の誘いのメェルがきた。愛だ。正直嬉しかった。けどあたしは疲れ切っていて食事を断ってしまった。2007-12-13 15:53:00 -
162:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
すると愛から電話がかかてきた。仕方なく電話に出ると『アネゴ??今日は強制やで!!大事な話あるから!!しんどいんやったら迎えに行くし!!』「迎えにこやんでええって(笑)ほな行くわ♪」『うん!!美香チャンもいてるからいつものバーで9時ね!!』あたしは了解と言って電話を切った。
たまにはいいかと思いOKを出した。あたしは久しぶりにフルメイクをして繁華街のとあるバーに行く。そう翔といつも待ち合わせしていたバーに…。
9時にバーにつくと愛達はもう来ていた。他愛もない話をしてお酒を飲む。とても楽しかった。夕食はバーで出前をとりみんなで食べた。もうすぐで12時を回りそうな時急にバーの電気が全部落ちた。
あたしは停電や!!と思い驚いていると…2007-12-13 16:04:00 -
163:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
『ハッピーバースディ涼ちゃん!!!!』
20本のローソクをさしたケーキを持ってバーの店長が奥から出てきた。皆も『涼ちゃんおめでとう☆やっと酒飲めるやん(笑)』とか言いながら笑ってる。
唖然とするあたしに美香が『あんた本間に忘れてたん??』と笑いながら聞かれた。
何故か関係ないお客さんまで一緒に祝ってくれている状況…2007-12-13 16:10:00 -
164:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
あたしは涙が止まらなかった。色んな事がありすぎて辛くて苦しくてたまらなかった。みんなの暖かさが嬉しかった。
12時を過ぎてからは電話ラッシュだった。色んな人からお祝いの言葉を頂いて3日先まで予定が埋まった。
『今日はアホ程酒飲むで!!』美香はそういって泣いてあたしにテキーラを渡してきた。
みんなでカウンターに座って腕を組んで一気した。大嫌いなテキーラだったけどこの時だけは何杯でも行けそうだった。2007-12-13 16:16:00 -
165:
名無しさん
しおり?
2007-12-13 17:11:00 -
166:
名無しさん
続き気になるけど主さんのペースで頑張って下さい?楽しみにしてます???
2007-12-13 21:44:00 -
168:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
かなり酔っ払ってしまい何をしても楽しい状況。けどやっぱり翔の事は頭から離れてくれなかった。
酔った愛が『ホスト行こう』と言い出し美香もどうやら乗り気。あたしは正直あまり行きたくなかった。けどこんなサプライズを用意してくれた2人に断るのは申し訳ない。それに2人は未収の事なんて知らないから仕方ない。少しぐらい…と甘い考えだった。
愛の提案でキャッチを待とうとなった。偶然にも今日は翔の店は定休日。なんとか会わないですむ。
3人で歩いてるとやっぱり何人ものホストが声をかけてくるが愛や美香が行ったお店が多く全て断った。
2007-12-14 05:13:00 -
169:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
もう諦めて帰ろうとなった時3人のホストが話しかけてきた。『ちょっといいですか?』
丁寧な口調。気付きにくいが身なりからしてベテランだろう。愛と美香が交渉しておりOKサインが出た。
6人で店に向う。お店の中に入ると綺麗な店内。翔のお店とは全然違う感じだった。音楽もそこまでうるさくなかった。
『お飲み物どうされます??』最初に声を掛けてきた人が聞いてきた。2007-12-14 05:21:00 -
170:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
愛と美香は少し飲み過ぎだからと言う事でカクテルを頼みあたしはビールを頼んだ。
もちろん彼等達にも。最初の彼があたしの右横に立ち『お隣いいですか?』と聞いてきた。
あたしは『どうぞ』と答え左に寄った。彼の名前は【蓮】一瞬、美香のお気に!?と思ったけど人違いみたいだった(笑)
蓮はあたしの横にある花束を眺め『誕生日だったの?』と聞いてきた。あたしは「さぁ?」と誤魔化して笑った。2007-12-14 05:30:00 -
171:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
きっとどれだけ酔ってもどれだけ男前なホストがいても翔を忘れないのは今日が誕生日だから…。
叶わないとわかっていてもあの日の約束が頭から離れない…2007-12-14 05:33:00 -
172:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『ちひろの誕生日は俺がお祝いするから!!プレゼント何がいい??ってか本間すごいサプライズ用意してるから楽しみにしとけよ。』
「お祝いなんてしなくていいよ」『あ!!花束はないで(笑)俺花束持って歩くの恥ずかしいから!!』
「ばぁ〜か(笑)」『俺が一番最初に祝うから。だから他の男に祝ってもらうなよ』2007-12-14 05:45:00 -
173:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
翔、覚えてる??今はそんなの出来ないってわかってるけどやっぱり翔の連絡待ってる。
あたしの誕生日すら忘れたん??お祝いなんてしていらんねん。翔が横おってくれるだけで良かった。
連絡くれて『おめでとう』って言ってくれるだけで…2007-12-14 05:52:00 -
174:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
『涼ちゃん!!どうしたん!?』
肩を叩かれるあたし…また翔の事考えてたんだ。気が付くと泣いていた。
蓮は『ちょっと外出ようか??』と言ってあたしを外に連れ出した。外は少し冷たい風が吹いて火照った顔に当たると気持ちが良かった。
「このままどっかに消えたい」あたしがそう呟いたら『一緒に?』と笑った。2007-12-14 06:13:00 -
175:
名無しさん
??
頑張って更新キボンヌ?2007-12-14 06:16:00 -
176:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
少しの沈黙が続く。先に沈黙を破ったのは…
『なんで泣いてたの?ってきくのは駄目ですか?』蓮だった。「誕生日で嬉しかったから」あたしはそう答える。
『嘘付くの下手すぎ』「嘘ぢゃないよ。それでも泣いたし」蓮は笑って『そっか』と言った。
「みんなが心配するから戻る」と言ったら蓮は『明日1人できてくれないですか?』と言ってきた。2007-12-14 06:20:00 -
178:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
意外な発言に「なんで?」と返す。
蓮は『会いたいから』あたしは思わず笑ってしまった。「気が向いたら行きます」と返事した。
『待ってます』と蓮は言ってあたしは店内に誘導した。2007-12-14 06:28:00 -
179:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
2時間ほどであたし達は帰った。その日は仕事が休みだったので愛の家に泊まる事のした。
愛は『最近翔の所行ってる??』ときいてきたので「行ってないよ」と返事した。
愛は『アネゴ最近元気なかったからさ…さっきも…』愛は本当にあたしの事を心配してくれる。
「大丈夫。また飲みに行こう」と言ったら『うん』と笑ってくれた。2007-12-14 06:34:00 -
180:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
目が覚めたのは午後5時。久しぶりにこんなに寝れた。愛は仕事の準備をしていたので一緒に家を出る事にした。
携帯を見ると蓮からメェルがきていた。【昨日はありがとう。登録しといてな。】愛想のないメェルだけど笑えた。
とりあえず店に電話をして3日程休むと電話した。少し心配されたが誕生日だからと言うと、それは休んだ方がいいと言われた。
7時の待ち合わせに間に合う様に急いで用意して愛と家を出る。2007-12-14 10:11:00 -
181:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
今日は昔のバイト先の友達と居酒屋に行く約束をしていた。久しぶりに会って懐かしい話をして1時ぐらいに解散した。もう少し長お酒が欲しかったのでバーに行こうとした時蓮の事を思い出した。
【少し覗こうかな】と思い蓮に電話する。近くまで迎えに来てもらって店まで一緒に向った。
蓮は『ずっと待ってたよ。ありがとう』と言ったので「ずっとってまだ営業始まったばっかやん」と言い返してしまった。
席につくなり蓮は『飲み物なんでもいい?』と言ってきたので「焼酎以外なら」と答えた。2007-12-14 10:18:00 -
182:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
蓮は奥に入って行きすぐに戻ってきた。
手にはシャンパンと花束を持って…。「なにそれ??」『誕生日おめでとう。僕からのプレゼントです。』
2007-12-14 10:21:00 -
183:
名無しさん
続き気になるから???
2007-12-14 17:21:00 -
185:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
あたしは突然の事で驚き動揺を隠せなかった。「え…意味がわからん」蓮は隣に座り『遅れたけど祝いたかったからさ』と言って笑った。シャンパンをグラスにつぐ蓮。つぎ終わると『ケーキはないけどごめんな』と言った。
【花束はなぃで(笑)俺花束持って歩くの恥ずかしいから!!】
翔と重なる…けど彼は翔ぢゃなくて、蓮だ。現実に戻って蓮と乾杯をした。2007-12-14 18:28:00 -
186:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
シャンパンを一気する。もう色んな事が交差して平常心を装っていられなかった。『なんで目を見ないの?』シャンパンを注ぎながら蓮がきいてきた。「…癖みたいなもん」
そう…あたしはプライベートになると全く人の目を見れない。
『良かった。』「え?」『嫌われてると思った。』この人は人を引き込むのが上手いなと思った。1時間も経たないうちにシャンパンは綺麗にあいた。『ビールですか?』と蓮がきく。「ううん。ドンペリでいい。」何故かそう言っていた。2007-12-14 18:46:00 -
187:
瑠歌◆jjWZ46E2ro
蓮は少し驚いて『気持ちは嬉しいんですけど、今飲んだカフェパの方が僕は嬉しいです。』あたしは蓮以上に驚いた。蓮は笑って『ビールでも嬉しいですよ』と言った。
2007-12-14 18:53:00 -
188:
名無しさん
楽しみにしてます?ありがとぅ??
2007-12-14 22:53:00 -
189:
名無しさん
一番好きです?
2007-12-14 23:35:00 -
190:
名無しさん
また騙されるとか?ワラ続きみたい
2007-12-16 12:11:00 -
191:
名無しさん
面白い???
2007-12-16 22:16:00 -
193:
瑠歌◆VofQjq5eFc
瑠歌です?トリップかえました?
2007-12-17 15:39:00 -
194:
瑠歌◆VofQjq5eFc
『涼ちゃん?携帯なってる』蓮があたしの携帯を指差す。
着信は…【翔】
『誰?』「友達…ちょっとごめん」そぅ言って外にでる。「はぃ…」『ちひろ?今どこ?』言えない…「今は家の近く。どうしたの…?」『ん-今から店これない?少しでもお金いれて欲しいんだけど…』「…わかった。ついたら電話する」『お-』 プープープー。
結局あたしの欲しかった言葉はなかった…。外は冷たくて誰かに抱きしめて欲しいような日だった。『もう電話おわったやろ?寒いから入り』そう言って蓮はあたしの手をひいた。蓮の手はすごく暖かかった。2007-12-17 16:04:00 -
195:
瑠歌◆VofQjq5eFc
『またあいつ?』席について少ししてから蓮がきいてきた。
「あいつって?」『昨日お前を泣かしてたやつ』「あたし泣いてたっけ?」『誕生日祝ってもらって嬉しくて泣いてたやろ?』「…うん」『嘘つき』「……うん、ってか…」『うん?』「蓮ってそんな喋り方するねんな」『あ-うん。前の方がいい?』「どっちでもいい」『ぢゃぁお前って呼ばれるの嫌?』
【お前】翔があたしに言った冷たい言葉。けど蓮の【お前】は何故か落ち着いた。きっと2人は正反対だから同じ言葉でも違うんだろうか?それとも…2007-12-17 16:18:00 -
196:
瑠歌◆VofQjq5eFc
「嫌ぢゃないよ」あたしはそう言って蓮に手でバツマークを作って見せた。『帰んの?』「うん。チェック」『いかんでいーやん』「なんの事?」『俺がいてるやん』なんでホストってそんな台詞こうも簡単に言うんだろう…でもよく考えたら…
「あたしもか…(笑)」『えっ?何が?』「なんでもない。今日はありがとう。この日は一生忘れない。本当にありがとう…蓮」蓮は少し不機嫌な【フリ】を見せていたがあたしがそう言うと少しだけ笑ってくれた。2007-12-18 17:40:00 -
197:
瑠歌◆VofQjq5eFc
『行きましょうか』「うん。」鞄を持とうと蓮が手を出してきたがあたしは首を横に振った。
2007-12-18 17:45:00 -
198:
流歌◆VofQjq5eFc
外は寒かったけど蓮からもらった花束のおかげで暖かい気持ちになれた。
『帰ったら電話して。心配だから』心配なんかしてないくせに。「あたし連絡するの嫌いやから」『なんで?』「だって返事を待つのは辛いから…」『電話でいーやん』「でないかもしれない」『出るよ。お前の電話は全部出る。だからかけてきて』「わかった…」
そう言ってあたしはタクシーに乗り込み、蓮の顔を見ず行き先をいいタバコに火をつける。2007-12-18 17:50:00 -
199:
流歌◆VofQjq5eFc
翔の店の前につき電話をかける。『はぃ。ちひろついたか?』「うん」『前で待ってて』「うん」電話はきれて、あたしは扉の前でしゃがんで待つ。蓮からもらった花束は隠さなかった。嫌みとかぢゃなくて嬉しかったから手放したくなかった。
2007-12-18 18:00:00 -
200:
流歌◆VofQjq5eFc
扉をあけて出てきた翔はあたしの前にしゃがみ、『今日可愛いやん』そう言って頭をなでる。あたしは恥ずかしくなって思わず顔を下に向けてしまった。『ちひろ、こっち見て』「うん」そう言って下を向いたままカバンの中から財布を取り出していると『そんなんいいから早くこっち見て』「え?」そう言って顔をあげたあたしの目の前にあったのはリボンの付いた小さな小包だった。
2007-12-18 18:04:00