小説掲示板◆朝が来る度、遠ざかる貴方◆のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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◆朝が来る度、遠ざかる貴方◆

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  • 1:

    ユウナ

    私の名前はユウナ。元風俗嬢だ。
    −四月−私は初めて恋をした。今も忘れられない貴方との想い出を書いてみます。
    〜貴方に捧げる手紙として〜

    2007-10-07 21:33:00
  • 2:

    ユウナ

    私が夜の世界へ足を踏み入れたのは??歳の寒い冬の出来事。
    始めて働いたのは、キャバクラだった。親に見放された私のたった一つの『生きる手段』だった。
    私に生きていく手段をくれたのが、ミナミの街。私は今でもミナミの街が大好きで…、でも大嫌い。

    2007-10-07 21:38:00
  • 3:

    ユウナ

    ??歳の時。私は何年も一緒にいた将来を約束した男と別れた。
    理由は、この男でいいのかという不安から。
    でも別れた後も私は、他の男と付き合いながらも、前の男とヨリを戻すことに微かな期待をしていた。この時付き合っていた男は私にとっては『生きる手段』に過ぎなかった。だから、別れた後も関係は続いていた。それから、半年後。私の微かな期待は見事打ち砕かれた。『俺、結婚するねん』そう言って私の待っていた男は、違う女と結婚した。

    2007-10-07 21:46:00
  • 4:

    ユウナ

    『そうなんやぁ…、おめでとう。』精一杯の笑顔で私は、そう言った。
    私に残ったのは『生きる手段』だけ。その男へとことん依存していた私。『生きる意味』を無くした気がした。
    だから、私は『お金』に生きる意味を託すことにした。−私、私なんかの体で売る事が出来るのなら−自分の存在価値を上げる為。試す為。そして私の最終自傷行為。
    それは、それは私にとって…悲しい、悲しい決断だった。

    2007-10-07 21:55:00
  • 5:

    ユウナ

    そして、私は風俗嬢になった。
    そして三年。完璧なサービスと接客を目指していた私。それで、プライドを保とうとしていた私。長い間一つの店へと留まることは出来なかったものの、どの店へ言っても数日か数週間で必ずリピーターがついていた。
    『ベテランやなぁ〜』『自分選んでよかったわ〜』『また絶対来るから!』『ありがとう、楽しかったわ〜』『風俗来てこんな笑ったん、楽しかったん始めてやわ!』2ちゃんねるにも、『○○のユウナは楽しいで!』『○○の当たりはユウナやろ!』[自作でなく]叩かれるカキコミは一切無かった。気が付けば、そんな言葉が私の生きる意味だった。お金よりも。

    2007-10-07 22:06:00
  • 6:

    ユウナ

    だけど、月日がたてばたつほどに忙しければ忙しいほど汚れる自分。汚れていく自分。変わっていく私。嬉しくなんかないのに笑っている私。カラカラに渇いたアソコは汚い手達に触られていつも真っ赤に腫れ上がる。ヒリヒリと痛むのを我慢しながら仕事をこなす。そんな痛みよりも心の痛みの方が何百倍も何千倍も痛かった。だから平気。
    『所詮、私は汚れた売女だ。』それで、私はなんにたいしても期待を抱くことが無くなっていった。『期待をしなければ、もう傷付くことさえないから』それが私の心をラクニスル。そんな気がしていた。

    2007-10-07 22:16:00
  • 7:

    ユウナ

    そんな時、貴方に出会った。
    てつクン。。。
    貴方への手紙です。

    2007-10-07 23:51:00
  • 8:

    名無しさん

    風俗はした事ないけど、失恋して自棄になる気持ちすごく分かる

    2007-10-08 00:07:00
  • 9:

    ユウナ

    ?番さん♪
    読んでもらって、分かるといってくれてありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しかったです!

    2007-10-08 06:09:00
  • 10:

    ユウナ

    その頃、私は風俗という仕事に限界を感じていた。毎日十回以上シャワーを浴び、知らない男たちに性欲をぶつけられては、その欲求を満たす。
    洗っても、洗ってもきえることのない汚れ。ウガイをしても、歯を磨いても消えることのない味と臭い。時に、私は真っ赤に腫れ上がるまで体を洗う。セペを何本も使い中を洗浄する。精液がまだ喉へ絡んでいる気がしては、喉の奥へと指を突っ込んで掻きむしる。
    そんな事をしたって汚れが消えることはないのもわかっていた。
    何度も何度も頭の中で繰り返される知らない男達の息遣い。私は抜く為だけに買われていく動く人形だった。

    2007-10-08 06:19:00
  • 11:

    ユウナ

    なぁ、てつクン。貴方は出会った時の事を今でもまだ覚えてる?
    私は忘れたことがないよ。出会ったことがよかったのかどうか、それははっきりゆうて私にはもうわからへん。
    けどな、一緒にいたあの数カ月は私にとって初めての幸せな期間やった。貴方と会えたことを何度も神様に感謝したよ。
    生きていてよかったって、初めて心の底からおもっとった。なにもかもが、初めてやってん。ありがとう。愛してんで。

    2007-10-08 06:31:00
  • 12:

    ユウナ

    あれは、桜が満開に咲く四月のことやったな。
    その日私は、仕事が休みで暇つぶしにインターネットの中をグルグルと徘徊してた。何をみても、何に対しても興味がわくことは無かった。
    そんな時見つけたんが、てつクン、貴方の自作ホームページだった。気が付けば、私はてつクンの綺麗な言葉遣いで書かれたリアルでそれでいて楽しい内容でまとめられた日記小説と、生について書かれた私的理論に見入ってしまっていた。
    『この人のこと、もっとよくしりたい』そんな気持ちから、プロフィールを開いてみた。『この人が、私がこんな引かれる人が、この世に存在してたんや』読み初めて数時間、それ位てつクンに惹かれてる私がいた。

    2007-10-08 06:42:00
  • 13:

    ユウナ

    【メールありやす!私は○○(ここはあえてスルーしてください)でしたが、ユウナちゃんもですか?】そんな短い内容のメールだった。
    私のテンションは、久しぶりに一気に上がっていった。『やった!メール返してくれた!バリうれしいし!』
    【私も、一緒の○○でしたよー!】私は、慌ててメールを返信した。メールを返さない、返したって数時間後とか数日後の私がだ(笑)こんなの初めて!私は送信ボタンをおすと、携帯を握りしめながら返信を待っていた。もう、既にてつクンに恋をしていたに違いなかった。あったこともなかった、こえすら聞いてない。
    だけど凄く居心地がよかったんだ。なぜだかはわからない。だけど、こんな事は初めてだった。きっと、運命だったんだ。私は今もそう信じているよ。

    2007-10-08 07:03:00
  • 14:

    ユウナ

    〜♪♪〜〜♪♪〜♪♪〜
    直ぐにメールの着信音が鳴り響いた。
    私のテンションはまた一気に駆け上がっていく。さっきよりもドキドキするのを押さえながら、メールを開いてみた。
    【ついにきた!!○○話で盛り上がれる人を待っていたのですが面白いですね!てかいきなりですけど電話しません?!0?0********嫌やったらスルーしてください?】さっきとは打って変わって絵文字がならんだそのメールには、そこには、そう記されていた。『ダァーッ!バリ嬉しいし!ありえへん!てか、めちゃめちゃ喋ってみたいィィー!!』てつクンにであえた事で、それまで陰気くさくなっていた私の気持ちは一気に変わっていった。

    2007-10-08 07:14:00
  • 15:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。多分、貴方との出会いでやたらとテンションMAXやった私は、絶対超変な女やったやんな?(笑)
    でもな、それが私の本来の姿やったんかもしれへん。なんせな、めちゃくちゃ嬉しかったんよ。
    はっきりゆうて、男には不自由してへんかったし人との新しい出会いにも興味は無かった。
    けどな、貴方だけは特別やってん。ほんまやで?こんなん想えるん、多分あんただけや。絶対そう言い切れるで私。

    2007-10-08 07:18:00
  • 16:

    ユウナ

    ホンマは直ぐにでも、電話したかった。けどその時、たまたま元彼が遊びに来てて、電話することができへんかった。関係なんてもうとうになかった相手やったけど、私はこの元彼にいっぱいお金を借りてる状態やったから、『遊んで』っていわれたら断ることはできへんかって、正直こまっとった相手。やけど、一切男と女の関係では既に無くなって何年もたってた。
    私は、電話すんのんがいやなんやって思って欲しくなくって直ぐにメールを作成した。【ごめんなさい!嫌とかやないねんけど、今来客中で・・・。かえってからでもいいですか??】ホンマは、うちも電話したいって素直に言いたかった。そやけど、〔きもい女って思われたくない。〕そんな気持ちがそれを、許してはくれへんかった。てつくんやったから。
    メールして数分後、〜〜♪♪〜♪♪♪〜〜〔てつくん〕 【いいですよ♪連絡待ってます。】という優しい内容に私はますます、てつくんへの気持ちがおおきなっていってた。
    なんでなんやろ・・・?ホンマにわからへん。とっくに女を捨てて売女としていきとった私が、なんでか女になってしまっとった。てつくんの、なんでもない一言で私の心が癒されていく。こんなん、はじめてやった。=風俗嬢やってことは、しられたくない=そうおもっとった。今まで、何度も『そんな仕事してる人に・・・』って。男からも、女からも、何度も?偏見な言葉言われとったから。それでも、風俗からは、上がれへんかった。〔所詮、私は売女だ。〕そう思っときたかったから。普通の女になるんがこわかったんや。期待して傷付くことが。けれど、私はもうてつクンにこいしてしまっていたから、『所詮、風俗嬢や。』って。てつクンにだけは思われたくは、なかった。

    2007-10-10 01:07:00
  • 17:

    ユウナ

    それから、私は何度も遠まわしに元彼へ変えるように促した。そやけど、鈍感な元彼は腹が立つくらいその気持ちにきがつかんかった。時間でけが刻一刻とすぎてゆく・・・。
    ぁあ!!電話できへんなったらどないしよう・・・。元彼には、悪いけど私の頭ん中には、もはやそれしかなかった。2,3時間が経過した時、メールの受信音が鳴り響いた。
    『????』〔てつくん〕 【はよ来客をかえらせて♪】そんな内容やった。『てつくんも、私の電話まってくれてるんやぁ!!』私は、ホンマに嬉しかった。元彼なんか、そっちのけで私はてつクンにメールを返した。もう、私の視界に映るのは携帯の画面だけ。
    【仕事中やゆうのに、ごめんなさい!!なかなか来客帰ってくれんくって!!】元彼には、悪いけどホンマ帰ってほしかった(笑)『なぁ。。。私なんか寝むたなってきたわ・・・。』そんな風にゆうて、私は、ますます元彼へ早く帰ってくれる様促し始めた。

    2007-10-10 01:32:00
  • 18:

    ユウナ

    直ぐにてつクンから返信が来た。【いーよ♪暇やし♪いくつなん?夜の子?】ぅわ・・・。やばい、なんて答えよう・・・。てつクンが夜職や、ゆうんはホームページ見てわかってた。夜や、ゆうんはウソつきたくなかったし、仮に夜職のてつクンにキャバや、なんてウソついたところで即効ばれるに決まってる。
    仕方なく私は、【22やで!!仕事は、一応夜系かな!?】って送っといた。ぁあ・・・。多分、バレルやろうなぁ・・・。なんかごっつ、憂鬱やった。次にきたてつクンのメールには案の定・・・、【じゃあ、職業あてます!!○○○!!】と有名な風俗店の名前が・・・。この時、働いてたんが、市外にあるホテヘル。その地区ではできたばっかりやのに忙しいし、いろんな風俗サイトや雑誌にも宣伝だしとった店で、私はバンバン顔出ししてかせげとったんやけど、てつクンがゆうてきたようなそんな有名店で働いてるわけでもなかったから、
    私は余計に言い出しにくくなっとった。いつもやったら、何!?風俗嬢で悪い!?見たいな感じなくらいかくそうとはせえへんかった私が、何をいまさらきれいぶっとたんやろって、今思えばわらける。

    2007-10-10 01:51:00
  • 19:

    ユウナ

    【○○○ではないけど、職種はあたってんでー♪】ウソをついたって、仕方が無い。せやから、私はホンマの事を話すことにした。元彼『なぁ!!何メールばっかりしてん!?』
    ーあ!そうや!おったんやった!忘れとった!イタっ!!ー 私は、すっかり元彼の存在を忘れてしまっとった(笑) それ位、てつクンの事で頭いっぱいやったに違いない(笑)
    ユウナ『ぁあ・・・ごめん、ごめん!!つか、悪いんやけどうちホンマいい加減眠いわ。』そう不機嫌そうに私が言うと、元彼は渋々かえる用意をし始めた。こん時の私は、人と一緒やとねることができへん。そんな私の習性を知っていたからやろうと思う。

    2007-10-10 11:05:00
  • 20:

    ユウナ

    なぁ?てつクン、私なホンマに一人や無いと眠られへんかってんで?睡眠薬いっぱい、いっぱいのまな寝られへんかってんで?せやのに、なんでやったんやろうなぁ?てつクンが隣におったら、私めっちゃ癒されて、めちゃ安心できてめっちゃグッスリねむれとったやんなぁ?(笑)
    なぁ?てつくん、私な人と一定以上ちかずくんこわかってん。仕事柄もあったかもしれへんけど、実は昔何回もレイプされたり回された事とかあってそれから余計やってん。
    なぁ?てつくん。それやのに、私てつくんとはずっとひっついておきたかってん。ずっと、手握っておきたかってん。人の体温がいややった私な、実は手なんかつなぐん6年ぶりやってんで(笑)
    なぁ?てつクン、これ読んでる?わたしな、ホンマに幸せやってん。ホンマに大好きやってん。もっともっと一緒におりたかってん。もっともっと一緒におって、てつクンにもっともっと幸せにしてもらいたかってん。私、欲張りやったんかな?てつクンがずっと隣でおって笑ってくれてる、私それだけで、十分幸せやった。それが、私の1番のワガママで、欲張りやったんやんな・・・??『ごめんな?』

    2007-10-10 11:18:00
  • 21:

    ユウナ

    やっとのことで、元彼は帰ってくれた。めっちゃ不機嫌そうやったけど(笑) いいように思われたい訳じゃなかったけど『電話しぃたいから帰って』とは、府外から来てくれてた元彼には、さすがにゆわれへんかった。
    【来客がやっと帰ってくれたから、今から電話してもいい??】そんな私のメールにてつクンは、【いいですよ♪】と快くOKをしてくれた。『めっちゃ優しいし、いい人に違いないわ♪』そう思った。それは、ホンマにそのとおりやったで?なぁ?てつクン。
    私は、ドキ?しながら、てつクンの番号に電話をかけることにした。−プっプっプ・・・♪〜♪♪♪ー流れた待ち歌は、トランス?テクノ?サイケ?なんか、そんな音楽。もしかして、ギャル男!?これ読んでくれてる、ギャル男クンや、ギャル男好きさんがもしおったら悪いけど、それは私の一番苦手な人種やった(笑)昔付き合ってた男等はギャル男とか、なんせチャラチャラぎらぎらしたタイプばっからやったけど、それはわたしもそうやったから。今の私はいたってシンプルでカジュアル。
    まぁ、それでも派手には見られがちで『遊び人』風に見られることは多いけど・・・。昔の面影?かなんかしらんけど(笑)

    2007-10-10 12:18:00
  • 22:

    ユウナ

    てつ『ぉおーー!!ユウナやろぉぉ♪』ユウ『(笑)そぅやでぇぇ!!始めまして♪まだ仕事中なん!?電話しとっていけん!?』てつ『大丈夫やで!暇やし♪ユウナは仕事中!?』ユウ『ちゃぅで♪今日はたまたま休みやねぇん♪♪』
    そんなたわいも無い話をしとった。そん時、てつ『ホストばっかりいっとったらあかんでーー??(笑)』ーは!?ホスト!?−そう、『風俗嬢』というこの仕事をしているとようそんな事言われたりした。たしかにホストは行ってなくは無かった。けど、もう長い間この夜の世界にいとる私は、「はまる」事は絶対なかった。客をよう上げラン新人の子に頼まれたら断りきれんくって、売り上げに貢献したってたって感じ。ホンマそれだけ。
    使う金はけして安くは無かったけど、ただの娯楽。色なんてかけてきようもんなら、『ワレ!こら!!くそがきが!!なめとんのか!!』ゆうて本気喧嘩なることもしばしば・・・(笑)。ユウ『ホストなんかそんないってへんでーー!ええとおもわんし!!なんか頭鳥みたいやん!!(笑)』
    てつ『そうなんや♪鳥って!!(笑)って俺もしてんな・・・似合ってないけど(笑)』あかん!!めっちゃ可愛いわてつクン♪(笑)
    てつ『どこすんでるん〜??』ユウ『○○○!!めちゃ近いで♪』てつ『ぇぇーー!!めちゃ近いやん♪今日朝なるけど、あそぼうやぁーー!?』ーは!?きょ、今日!?ー めっちゃ急やん!!もしかして、めっちゃ軽いんとちゃうん!?(汗)

    2007-10-10 16:29:00
  • 23:

    ユウナ

    略↑ 
    てつ『どこすんでるん〜??』ユウ『○○○!!めちゃ近いで♪』てつ『ぇぇーー!!めちゃ近いやん♪今日朝なるけど、あそぼうやぁーー!?』ーは!?きょ、今日!?ー めっちゃ急やん!!もしかして、めっちゃ軽いんとちゃうん!?(汗)

    2007-10-10 16:32:00
  • 24:

    ユウナ

    そう不安に思った。けど、嫌われたくなくって、仮に軽い男なんやったとしても、それならそれで、私も『軽い女』でおらなあかん。会いたいことは会いたかったし。
    ユウ『・・・・。別にかまへんでぇ〜!!!』てつ『じゃぁ、家いってもいい!?』ーはぁ!?い、家!?− あかん!!やっぱり絶対軽いわぁぁ!!・・・。でも、このひとやったら・・・。別にいいかも・・・。朝からいくとこもないやろうし・・・。
    ちょっと、怖かった。けど、いやでは何故か無かった。事もあろうに、顔も見たことの無いその人に、つい数時間前であったばっかりやったその人に、私は『・・・・。いいよぉお♪♪』おいおい!!なにゆうてんねん!!私!!心の中でそう叫ぶ私。
    てつ『・・・。そんな簡単に人しんようしたらあかんで??』さっきとは、打って変わった落ち着いた声で彼はそう言った。まぁ、当たり前やんな(笑)ユウ『・・・そ、そうやんなっ!!なにゆうてんねんやろっ私!自分でもびっくりしたわ(苦笑)』あわててそう言った。今思っても本間、なんてことゆうたんやろぅな私って思う(笑)

    2007-10-10 17:56:00
  • 25:

    ユウナ

    不思議とてつクンに対してだけは、全然危機感が無かった。でも、今思えばそんな危機感のない不思議な変な女に一番警戒したんは、てつクンやったんやないかと思う(笑)
    てつ『じゃぁ、約束な♪』実はちょっと冗談かとおもっとった私(笑)ーやっばぁ・・・本気やったんやー てつ『仕事終わったら電話するわぁ!!』ユウ『うん♪わかったぁぁ!!まってるわぁ♪』
    てつ『いくらなん!?(笑)』ーは、はぁ!?いくらって??何!?なにがやねん!?− ユウ『はっ!?何がっ!?』そん時は、ホンマに何のことかわけが分からんかった。
    とりあえず、電話を切ってよう考えてみた。−・・・。いくらってもしかして私がか!?−これは確かめてへんからわからへんけど、さっきも来客おる、とかいうたしもしかして時価引きかなんかしてると勘違いされたんかなっ!?とか色々妄想しとった。

    2007-10-10 18:17:00
  • 26:

    ユウナ

    まぁ、でも多分やり目当てやろぉなっていうんは確実。ユウ『・・・あぁぁ・・・。やっぱどの男もそんなモンかぁ・・・。』なんか、失恋した様なそんな気持ち。ちょっと嫌悪感すら正直感じた。
    今更、男に気体なんかするほうがアホやでな。まぁ、実際私はソレレベルの女やし、そのポジションが1番ベストなんやし。私はそう思い込む事で自分を無理やり納得しようとしっとった。
    てつクンに恋してる、自分自身にきがつかん様に。胸のおくに追いやるために。。。。
    ーどぉせ、彼女いてんなんやろなー

    2007-10-10 18:35:00
  • 27:

    ユウナ


    なぁ?てつクン、ユウナの事
    もう、もうわすれてしもたん??ユウナは全然わすれられへんょ。。。
    ずるい、ずるいで。てつクン。てつクンゆうたやんな?『ずっと一緒』のいてくれるって。『てつ中毒になりなさい!ずっと癒してあげるから』って。全然忘れられへんねん。ユウナどないしたらぇぇん??

    2007-10-10 20:03:00
  • 28:

    ユウナ

    『遊び人なんやろうな・・・。夜職で、ホストちゃうゆうてたけど、やっぱホストなんかなぁ・・・。』そんな想いが私の頭の中を駆け巡る。−そんな事、とうに慣れっこやん。− そんな風に思いながら、私は眠いのを我慢しながら朝が来るのを待っていた。
    この時の私は、まったく人を信用しようとはしていなかった。異常な位のかんぐり女。普段はそんな事思わせないように微笑みながらも、脳内では疑い、勘繰り、好きで有ればあるほどに、憎しみにかわる。過去のトラウマからだった。けれど、相手にはそんな私的事情は関係ない。分かってはいたけれど、止められなかった。
    ー信じて、裏切られたら誰が責任とってくれんの??− −やっぱりなって思ったほうが気持ちは楽やん??− −裏切られる前に裏切ってしまえー
    そんな風にしか、人間関係を築くことができない。そんな自分が、あなたをきっと苦しめていたんだね・・・?

    2007-10-11 12:40:00
  • 29:

    ユウナ


    そう。結局裏切っていたのは紛れも無いこの私・・・。
    貴方を傷つけ続けていたのも、私。どうして、どうしてそのことにあの時気が付かなかったんだろう。
    与えてくれる貴方に甘えて、求めることばかりに夢中になって。今更気が付いても遅いよね・・・?

    2007-10-11 13:35:00
  • 30:

    ユウナ

    ユウ『・・・あ、アカン眠たいわぁ。。。』何度も落ちそうになりながらも、私はてつクンから連絡くるんを待ち続けてた。優しいてつクンは仕事が終わるまで何度と連絡してきてくれとった。
    基本、待つんが大嫌いな私。絶対普段やったら、『やっぱ、やめとくわ』って、悪びれる様子もなくゆうてちゃうやつと遊びいこっ♪とかしとったとこやった。
    ー朝6時ー
    〜♪♪〜♪♪〜〔てつクン〕ユウ『もっしもしぃ〜!!』てつ『おっ♪起きとったぁ??今からいくわぁぁーー!!』ユウ『ぉお♪りょーーかい♪』そうゆうて、私は家までの道を軽く説明した。この時、すんどった家はめちゃ分かりやすい場所に有ったことも有って、てつクンは直ぐに分かったみたいやった。

    2007-10-11 14:19:00
  • 31:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。私な、貴方が傍におってくれていた時、この日の事何度も後悔してん。この日をきっかけに、私一人でおるんが、寂しくって平気やなくなってしもたから。売女でおるんが辛くって仕方なくなったから。
    貴方を知らんかった時にもどれなかなってしもたから。幸せを感じてしまったあたしは、もう後には戻れん様なっとった。貴方さえ、おらんくなったらっておもっとった。
    けどな、おらん様なった今のほうが辛くって仕方ないねん。なんで、あの時もっと貴方の事大切にしようとせぇへんかったんやろ・・・?勝手に裏切ってるんやって決め付けて、なんであんなにも憎んで、うらんどったんやろ。
    そう思い込む様になってから、いつの間にか、貴方が傍におっても寂しさを感じるようになっとった。あの時、寂しそうな顔してたんに気が付かしてしもとった?全部、ずっとあんたの事考えとってんで。あんたの事しか考えてなかった。ごめんなぁ・・・・

    2007-10-12 10:30:00
  • 32:

    ユウナ

    そんな風にしか、考えられへん自分が、虚しくって、憎くて・・・。だいっ嫌いやった。貴方を傷つけてばっかりいてる自分が・・・。
    幸せになんか、なれないよ。乗り越えることなんか、できないよ。前になんか進めない。
    なぁ?てつクン。貴方じゃなきゃ、意味が無くて。貴方にしか、できへん。貴方しか、無理やねん。
    貴方の幸せに、私は不必要なんだって分かっていても。。。ごめんなぁ・・・?

    2007-10-12 10:45:00
  • 33:

    ユウナ

    てつ『ついたで♪』ユウ『オートロック806押してーー!!開けるから♪』てつ『了解♪』
    ーピンポーーーん!!−
    そう鳴ったと同時に画面に貴方の顔が映った。白黒で、あまり良く分からんかったけど、想像しとった苦手なギャル男でもなくそこに映った貴方は想像以上に私好みの男前な大人の男!!
    なんか、めっちゃ嬉しかった。貴方の内面や声に惹かれとった私は別に外見がどんなんでも良かったおもっとったんやけど(笑)私のテンションは一気に上がっていった。私は慌ててエレベーターの前まで彼を迎えに行った。

    2007-10-12 22:34:00
  • 34:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。貴方はもう前に進んでるよね?もう、新しい恋してる?幸せ?幸せでいてほしいなぁ・・・。
    てつクンさぁ、プロフィールの1番欲しいものは?のとこに【友達】ってかいてあったのなぁ??
    だから、私てつクンとは【友達】でいたかってん。1番欲しいものになりたかったから。でも、ソレが辛くって仕方なかったよ

    2007-10-13 10:32:00
  • 35:

    名無しさん

    お腹がピーゴロゴロいうてる…

    2007-10-13 10:50:00
  • 36:

    ユウナ

    41 読んでもらって?ありがとうございます♪
    面白くない小説?かもしれませんが、最後までかかせてくださいね!

    2007-10-13 11:33:00
  • 37:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。うちな、てつクンのとって、どんな存在やったんやろ?
    やっぱり、ただの友達?やったんかなぁ・・・?
    うちにとって、貴方はな、たった一人の愛する人。やった。いや、現在進行形で今もそう。
    「彼女」にしてもらえるなら、してもらいたかった。でも、そんな事言い出せなかった。貴方がいなくなってしまいそうで。

    2007-10-13 11:46:00
  • 38:

    ユウナ

    ーガチャンー ドアがゆっくりと開く。私は、初めて出会ったその人へおもいっきり手をフリフリふりまっくった(笑) てつクンは直ぐに私=ユウナやって気が付いたみたいやった。
    ユウ『部屋こっちやで♪』てつ『おぉーー!!』その会話は、今会ったばっかりやとはとてもおもえん。そんな会話(笑)
    ユウ『部屋、ホンマ何にも無いんやけど・・・?ええ!?』てつ『全然かまへんでーー!!』とは、いってくれたものの・・・。布団とコンポしかない、そんな殺風景すぎるその部屋を見て彼は少し驚いていた。
    数日分の着替えだけをもって、現金も持たずに引っ越してきたばっかりやったっていうのと、毎日仕事仕事やったっていうのもあったけど、基本必要最低限の音さえあれば、自分のいるもの以外は、他になんにも必要なかったから。

    2007-10-14 01:20:00
  • 39:

    ユウナ

    長い付き合いの、男と女の友達しか入れた事無かった私の部屋。家の場所しってる友達はたくさんいてたけど、基本自分の領域へ人に入って来られるんは嫌。
    そんな性格の私。人と一定以上親しくなりたいともおもわへんし、親しくしようとされるんはもっと嫌。そんな私の領域へ意図も簡単に入ってこれたんがてつクン。
    そんな人始めてやった。ユウ『ごめんなぁーー!ホンマあり得ん位、何にも無いやろーー!?』なんか、申し訳なかった。てつ『いや、別にかまへんで!!』
    てつ『つか、めっちゃ可愛いなぁ!!』ーはぁ!?何が!?− てつ『ネットとかする子ってきもい子って思ってたから!!』ーえ!?私か!?− 普通にお世辞やと思うけど、(笑)普段、大嫌いな自分を褒められるんはあんま好かんかった私。仕事で嫌ってゆうほどそんなお世辞を耳にしてたから・・・かな?やけど、純粋に嬉しかった。てつクンやったから。

    2007-10-14 01:58:00
  • 40:

    ユウナ

    そんな気がした。だから、あえて彼の口から話してくれるまでは、彼には色々突っ込まんようにしようと思った。そう、思ってた。
    最後までそれを貫きとおす事ができんかったけど。。。
    『きっと、私が何か言うたび、しんどかったやんな?辛かったやんな?分かってたのに・・・ごめんなぁぁ・・・??』
    時々みせる、寂しそうな瞳。無表情になる貴方。そんな貴方が、一緒にいても、シンドクナイ。そんな関係でいたかった。安心し合える仲。なのに、ホンマにごめんなさい。

    2007-10-15 01:40:00
  • 41:

    ユウナ

    やから、こんな私の殺風景な部屋と、こんなしょーもない私でいいのなら、とにかく彼がくつろげる空間であって欲しかった。
    ユウ『ゆっくりしてな♪タバコ吸いたかったら、吸ってもいいし。』そうゆうて、私は灰皿を彼のほうへ持っていった。てつ『とりあえず、乾杯しよや♪』
    そうゆうて、彼は私が頼んでたお酒を出してくれた。てつ『栓抜きある??』ユウ『・・・!!ごめん!ない!』ホンマなんもない私の部屋。申し訳ないな・・・、そうおもってた時、
    てつ『大丈夫!俺、空けてあげるわ♪』そうゆって、ジッポを取り出すと、それを器用につかって開けてくれた。てっきり、なんにもないことであきれ返られると思ってた。だけど、てつクンはそんな事絶対にせえへん人やった。本間、優しくて頼りになる、そんな人。

    2007-10-15 01:59:00
  • 42:

    ユウナ

    なぁ??てつクン。私はそうずっとおもっとった。そやけど、ホンマは逆やったんかな??私が、そうやったから、貴方はそんな私にあわせてくれとった。そんな、感じがする。本間、しんどかったやんな?こんな私とおって。どうしようもない位、落ちぶれていく一方やった私。毎日、辛くて2仕方がなかった私。いつしんだってかまへん。
    そんな私に貴方は、『俺がおるからな!頼ってな!』『俺が助けてあげるから!』ってゆうてくれとった。誰かに助けてもらいたくって仕方がなかった。でもな、笑ってばっかりおる私に誰も気が付いてはくれへんかった。『ホンマ、お前はたすからんなぁ!』って言われとった。辛くて仕方がなかった。
    私は貴方にだいぶ助けてもらえてたよ。ホンマやで。貴方に頼りきれんかったんは、頼りなかったからなんかじゃない。私自身が、もっと生きる事に頑張ろうとせえへんかったら、頑張る気もちをもたへん事には、貴方に頼る資格なんかない、そう思ってたから。その事から、逃げてるだけの私は、貴方の傍にいてる資格なんかなかったから。頑張ろうともしてない癖に、貴方に甘えてばっかりやった私があなたにとって、どれほど重たかったやろう。
    甘やかして欲しかった訳じゃなかった。叱ってほしかった。おもいっきり。本間、ごめんな??

    2007-10-15 02:27:00
  • 43:

    ユウナ

    実は、この頃私は薬物におぼれてきっしまっていた。覚せい剤。コカイン。罰。草。処方箋。
    常時、何かをしていないといけない状態。まさに中毒者のホンマ末期状態やった。その事を、『やっていない』って彼にウソついていた。
    だけど、彼はそんな私に気が付いていた。てつ『つか、パキパキやない!?』って何回も聞かれては、ユウ『は!?いや!、違うで!!』ってゆうとった。もう、何ヶ月も開ききっていた瞳孔は私にとっては普通の状態。
    だけど、そんな私はきっと周りから見たら異様やったに違いない。『気持ちが悪い。』って何度と言われとったし。そん時は全く気が付いてなかった。けど、彼はそんな私のウソをきっと見抜いていたにちがいなかった。

    2007-10-15 02:57:00
  • 44:

    ユウナ

    その日は、結局てつクンは私の部屋に泊まっていった。何ヶ月ぶりやったやろう、睡眠薬もなしに眠れたんは。何年ぶりやったやろう、人と同じ布団で眠れたのは。
    〜♪♪〜〔てつクン〕【薬、少しずつでいいから辞めていこうな!絶対にいいことないから!後、お互いウソはつかない約束をしよう。】ーやっぱり・・・。ばれてたんや・・・!−
    ホンマ、申し訳なかった。彼に嫌われたくなくって。だけど、後遺症がかなりある状態やったから、辞めるんは思いのほか大変やった。でも、自分なりにかなり量を減らせる様になってた。
    だけど、寂しかったり、辛かったり、嫌な事があったり、腹が立ったり、頑張らないとあかんかったりした時、薬に逃げてしまう私がおった。それが、そんな私の弱さが大事なものを失ってしまう。そんなことにもこの時は気が付いてへんかった、いや、気が付こうとしてなかった。

    2007-10-15 03:46:00
  • 45:

    ユウナ

    なぁ?てつクン。貴方が私の元を去ってから、自暴自棄へと陥った私は、ホンマ色々あった。せやけど、貴方が教えてくれた大切なことや、大切な気持ちのお陰で、薬のホンマの怖さを知った。
    私はやっと、薬から足を洗う事が出来るようになったよ。後遺症はホンマ辛い。けど、薬の辛さや、貴方を失った辛さに比べたら全然平気。フラッシュバックで、何度と逃げそうにはなってまうけどな。けど、頑張ってるよ。
    辞めた、やなんて誰にゆうたってもう、信じてもらえてへんかもしらん。けど、ホンマに薬はもうずっとしてない。しらふで居れてることの幸せを知った私は、やっと貴方の有りがたさがわかってん。貴方の大切さがわかってん。貴方の必要さがわかってん。
    でも、それはあまりの犠牲ガ、必要過ぎやったでな。本間、ごめんな・・・。今更、遅いやんな。貴方ともう1度やり直したいやなんて。貴方が傍におってくれる事。それが、私の幸せ。私の最初で最後のかなわない望み。。。

    2007-10-15 04:05:00
  • 46:

    名無しさん

    お前娼婦主やろ?

    2007-10-15 18:47:00
  • 47:

    名無しさん

    ウチも思った!

    2007-10-15 18:49:00
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