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chemical§dependenc
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1:
S
今日も、私は堕ちていく・・・。
この声はきっともう誰にも、届きはしない・・・。
2007-10-11 14:58:00 -
2:
S
蝉の声が響き渡る夏・・・。閉め切った真っ暗な、ゴミで埋め尽くされたワンルームの部屋には、ガリガリにやせ細った女が一人。
『今日はこれからいくか・・・。』そう、呟く女の声が虚しく部屋に木霊する・・・。
そう言った後、女は袋の中からオレンジ色の注射器と、キラキラと輝く結晶の入ったパケを取り出した。
2007-10-11 15:08:00 -
3:
S
そしてストローで作ったスプーンで、その結晶をすくい上げ注射器の中へ詰め込んだ。
注射器のキャップをはずしゆっくりと、ミネラルウォーターを吸い上げていく。
女は慣れた手つきで水溶液を作り上げ、空気を抜くとその水溶液の入った注射器の針を自分の腕へと突き刺した。
ーカスっーという針先が、血管へと入った独特な感覚を確認すると、その水溶液を自己の腕に注射し、摂取した。2007-10-11 17:26:00 -
4:
S
そう、女は薬物中毒者。
瞳孔が開ききり爛々と輝く目は、既に生気を失っている。まるで、死んだ魚の様な・・・そんな瞳。
それでも足らなかったのか、女は袋の中から白い粉の入ったパケを取り出した。
手鏡の上を、綺麗にティっシュでふき取ると、その粉を乗せた。
2007-10-11 17:39:00 -
5:
S
そして、定規を使ってその粉を線状にしてゆく。
短く切ったストローを片方の鼻に当て、もう片方の鼻を指で押さえ、その粉を一気に吸い上げる。
『はぁ・・・。』女はやっと満足した様だ。頭がクラクラする。だか、ソレが堪らなく気持ちがいい。
だが、女の瞳は相変わらず生気がない。2007-10-11 17:46:00