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俺の女.

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  • 1:

    名無しさん

    可愛いけど、特別可愛いわけじゃない。ガリガリで、ペチャパイ。わがままで、強がりで、分からず屋。上手いかまずいかは置いといて、料理好きの家庭的。よく寝る、よく笑う、よく泣く。どこか好きかなんてわからない。

    けど、奴は俺が大好きだった。

    2007-10-17 00:17:00
  • 2:

    名無しさん

    「え〜俺やだ。行きたくない。お前行ってこいよ」

    ミナミでホストを初めて四ヶ月。酒は強いみたいで、俺にとっては言う程つらい仕事じゃない。

    「大牙、お前こないだちなちゃん切れたばっかだろ。さっさと行ってこいよ。ほら、祥!こいつ連れてって」

    2007-10-17 00:23:00
  • 3:

    名無しさん

    隆さんに急かされて、俺は渋々店を出た、けど、外は限りなく寒くて、出た瞬間店に帰ろうとした、けど、祥に襟を掴まれて失敗。

    「ちっ」小さく舌打ちをした俺に、同期の祥が苦笑いして俺に聞く。

    「ちなちゃんは?その後連絡とれたん?」

    2007-10-17 00:28:00
  • 4:

    名無しさん

    ちな。は、俺の太客、あ、元太客。こないだあったイベントの時に酔っ払って煽りすぎて切れた。そんな客。切れたのは痛いけど、別にどーでもいい。ある程度生きていけたら、売上とかあんま興味ない。
    だから、
    「知らん。連絡してない。」そう答えておいた。

    2007-10-17 00:32:00
  • 5:

    名無しさん

    「ふっ、大牙らしーな。」
    祥がそう言った時、前方に三人のギャルがわいわい騒いでるのを発見。
    「あれ?」そう聞くと「多分。」と祥が答えたから、そのまま向かって作り笑顔で話しかけた。

    「電話くれました?クローズですけど」

    2007-10-17 00:36:00
  • 6:

    名無しさん

    そう言うとギャル達はくすくす笑った。
    笑うだけで、返事はなし。感じ悪ぃ。
    「あれ?間違えました。じゃ…」祥の腕をつついて、すぐ立ち去ろうとすると、「待って!」
    ギャルの一人が俺らを呼び止めた。

    2007-10-17 00:41:00
  • 7:

    名無しさん

    「間違えてないで!ごめん、うちらホスト初めてやから…」
    1番ちっこいギャルが続けてそう言った。

    ミナミの真ん中、コンビニの前、寒い夜。俺はアキと出会った。

    2007-10-17 00:45:00
  • 8:

    名無しさん

    しおり?

    2007-10-17 14:01:00
  • 9:

    名無しさん

    「…そう、なんや!本間に初めて?!ならめちゃくちゃ盛り上げななぁ〜!!」

    テンション上げて、また作り笑顔で笑いかけて、その女を上から下まで見る。
    第一印象、「まぁまぁやな」
    第二印象、「でも、金は持ってなさそう」

    2007-10-18 22:19:00
  • 10:

    名無しさん

    (でもま、この三人やったらこいつやな。)
    「ミナミよく来るん?どっから来たん?」

    後の二人は祥にまかせて、話しながら店に戻る。
    「ミナミまで出たのは久しぶり!尼に住んでんねん!」

    2007-10-18 22:24:00
  • 11:

    名無しさん

    名前は千秋。歳は、俺と同じ19で、今年の春に大学進学で広島からこっちに来たらしい。
    「大牙って言うねや?珍しい名前じゃね。」
    関西弁と広島弁が混ざった、変な喋り方が、妙につぼにはまって笑えた。

    2007-10-18 22:30:00
  • 12:

    名無しさん

    「姫さまご来店です!」
    「「っらっしゃいませぇ!」」

    ホストクラブ特有の馬鹿でかい挨拶で重たい店の扉を開く。三人はまたその挨拶にクスクス笑っていた。

    2007-10-18 22:33:00
  • 13:

    名無しさん

    「いやいやナナさん!ミミさん!嬉しいですけどあたしどうしたらいいかわかんないじゃないですか!」
    千秋は少し困ったような声でそう言うと、ホントに困ってるようでどちら側の席にも座らず立ち尽くしていた。

    「はいはい!じゃぁ千秋は俺の隣でここ!お姉さん達はそことそこ!これで公平!」
    俺はそう言うと机を挟んだ向こう側に二人を座らすとそのまま千秋の横に陣取った。

    2007-10-18 22:43:00
  • 14:

    名無しさん

    何の話しをしたっけ?
    もうあんま覚えてないけど。多分、仕事の話とか、遊びの話とか、好きな歌の話とか、多分そんな他愛もない話し。
    大きいギャルと中くらいのギャルはミミとナナ(多分源次名)と言って、千秋の店の先輩らしい。
    盛り上がる俺ら二人をちら見してはくすくす笑って、特に千秋が俺を指名すると言ってくれた頃には大爆笑で、俺はなんとなく気ぃ悪かったけど、「も〜なんでそんな笑うんですか!辞めて下さいよこっち見ないで下さい!」そう言って照れながら笑う千秋の顔をみて、あぁ可愛がられてるんやろうなと思った。

    2007-10-19 22:41:00
  • 15:

    名無しさん

    三人はローカルのキャバクラで働いてるらしく、今日が給料日で、カフェパ降ろしてシャンパンコールして、楽しそうにはしゃいで帰って行った。

    指名を貰ってたのは俺だけで、たかが二万やけど俺の売上になって得した気分。

    その程度の記憶だった。

    2007-10-19 22:44:00
  • 16:

    名無しさん

    「いいな〜大牙。さっき指名貰った子結構可愛かったやんけ」
    送り出しを終えて店に戻るエスカレーターの中でそう言ったのはうちの店のNo.2の聖夜さん。
    「いゃいゃ確かにまぁまぁ可愛かったすけどミサさんとかに比べたら普通でしょ」
    ちなみにミサさんっていうのは聖夜さんのエースで某有名クラブのNo.1。めちゃくちゃべっぴんな姉ちゃんのことだ。

    2007-10-19 22:49:00
  • 17:

    名無しさん

    「そうか〜?俺はミサ系の美人よりあーゆうちょっと惜しい可愛い女のがタイプ。」
    「それどんなタイプっすか(笑)まぁどっちにしろホストなんかに来る女俺は無理っすね〜やっぱ。

    「まぁな、俺らがいうのもなんやけどな。」
    そんな会話を丁度終えた後、俺の携帯がなる。

    2007-10-19 22:54:00
  • 18:

    名無しさん

    「もしもし?また酔ってんの?あ、うん。今送り出し終わったし。了解。待ってるわ。」プチッ…
    「誰?」
    「りなっす。また他店行って酔ってるみたいっすよ。汚い体で毎日酔っ払って、よぅやりますわ…(笑)」
    「ははっ(笑)りなちゃんはほんまホス狂いやもんな〜」
    「まぁ酔うてるほうが都合いいからいいんすけどね。こないだのミサさんの貸し返してくださいね?煽りまくって下さい。(笑)」

    2007-10-20 00:28:00
  • 19:

    名無しさん

    これが俺らの本音。
    キャバ嬢、クラブ嬢、
    風嬢。
    どれも一緒。
    俺らの汚いお姫様。

    2007-10-20 00:31:00
  • 20:

    名無しさん

    ポチポチ…


    [送信:千秋(3コ1)]
    今仕事終わったし☆今日はありがと〜!初対面であんな盛り上がれたんとか久々やし☆あんま仕事無理すんなよ(^O^)/おやすみ♪

    2007-10-20 00:37:00
  • 21:

    名無しさん

    「お疲れ〜」
    「あ、聖夜さん!もう帰るんすか?」
    「おう。あ、今日も来るか?来るんやったらはよ用意しろよ」
    「いや、今日この後りなとアフターなんで大丈夫っす」
    「ふっ、なんやかんやいいながらようやるわ(笑)」

    2007-10-20 00:41:00
  • 22:

    名無しさん

    帰って行く聖夜さんの背中に手を降りながら、りなにこれから行くのメール。
    色営してるつもりはない。だだ、セックスは好き。

    俺の実家はミナミとは少し離れた場所にあって、通える距離じゃない。かといって、あの汚い寮生達の部屋に帰るのも嫌。家を借りる程金もない。ホストを初めて四ヶ月、だいたいは聖夜さんや隆さんの家に居候したり、たまに客の家に行ったりなんかして、なんとか毎日を過ごしている。
    困ることはないけど、あえて言うとしたらそのせいで着替えやら何やらが入った鞄が重いこと。

    2007-10-20 00:48:00
  • 23:

    名無しさん

    りなの家の洗面所には、忘れられた男もののワックスがあった。
    対して気にもせず、適当にりなとやって、寝た。

    元カノの、夢を見た。

    2007-10-20 00:52:00
  • 24:

    名無しさん

    「なぁけんちゃん。お願いやから、もう二度とせぇへんから、離れていかんといて。好きやねん。けんちゃんおらな、あたしは生きていかれへん。」
    泣きながらそう訴えるその女に、おれは冷めた目をして冷たく言い返した。
    「無理。他の男と寝た女なんかに触りたない。汚いねん。」
    ただ泣くばかりの女を残して、俺は家を出た。
    ドアを閉めて、真っすぐ駅へ向かう。目の奥が熱くなったけど、泣いてたまるかと我慢した。

    2007-10-20 00:58:00
  • 25:

    名無しさん

    昔から女に困ったことはなかった。だけど全員遊びで、向こうもそれをわかってた、そんな後腐れのない感じが好きだった。
    そんな俺が、唯一付き合っていた女がそいつだった。
    初めて本気になれた女だった。

    2007-10-20 01:03:00
  • 26:

    名無しさん

    夕方目が覚めると、後ろにいたはずのりなはおらず、代わりに置き手紙が残されていた。
    “大牙へ☆仕事行ってくるね〜♪今日もあんたのためにいっぱい稼いできます!りなより☆”

    (俺のためじゃなくて、ホスト、のためな。)
    そんなことを考えながら風呂場に向かって、バスタブにお湯を貯めた。

    2007-10-20 01:09:00
  • 27:

    名無しさん

    貯めてる間に、携帯を開く。着信と、メールが数件。隆さんからと業務連絡と、客からのメール。千秋からのメールもあった。適当に返事をしたあと、お湯が貯まった、風呂場に向かう。

    比較的りなの家をよく使うのは、この風呂場が好きだから。綺麗で広くて、バスタブ自体もでかくて気に入っている。
    (久々にゆっくり浸かろ♪)

    2007-10-20 01:17:00
  • 28:

    名無しさん

    タバコと灰皿と、冷蔵庫にあった水と携帯を置いて、湯舟につかる。

    「あ〜幸せ♪」

    風呂は好き。自分の中にある汚いもんが綺麗になる気がするから。

    2007-10-20 01:20:00
  • 29:

    名無しさん

    一通り全身を洗い終えると、再び湯舟につかり、そのまま携帯を開く。

    [クローズの大牙]

    夜遊び。

    2007-10-20 01:23:00
  • 30:

    名無しさん

    かっこい〜…(ありがと♪)
    色枕しすぎ。…(股開くお前らが悪い。)
    大牙は枕とかせぇへんし!!…(いゃ結構してんで?)
    〇〇ちゃんが本彼やで。
    …(〇〇ちゃん自作お疲れ)

    2007-10-20 01:27:00
  • 31:

    名無しさん

    まぁみんな、毎日毎日飽きもせず…とか言って、こうしてちゃんとチェックしてる俺もたいがいやな(笑)

    そんなことを思いながらタバコに火を付ける。

    ポチポチ携帯を鳴らしながら、画面をスクロールさせる。

    2007-10-20 01:30:00
  • 32:

    名無しさん

    12:13 >>名無しさん
    いい子やね、この子。


    なんとなく、なんとなくそのレスに目が止まる。…誰やろ?

    2007-10-20 01:32:00
  • 33:

    名無しさん

    ブーッブーッ
    バイブが鳴って、新規メール受信。千秋。

    Re:無題
    今起きたの?おはよ。あたしは今学校終わったよ〜!昨日はしゃいだせいで眠い↓↓でもまっ、今日もお仕事頑張ってくるよ!大牙もがんばってね!それじゃ♪

    2007-10-20 01:37:00
  • 34:

    名無しさん

    “俺はあーゆうちょっと惜しい可愛い女のがタイプ”
    そう言った、聖夜さんの言葉を思い出した。だけど、逆にその千秋の顔は、ぼんやりとしか思い出せなかった。

    ブーブーッ
    また、新規メール受信。

    2007-10-20 01:41:00
  • 35:

    名無しさん

    [本文]
    始めまして♪サイト見てメールしました☆超かっこいいですね(ノ≧∀≦)ノ
    よかったらお返事下さい☆

    添付ファイル有り

    2007-10-20 01:45:00
  • 36:

    名無しさん

    ポチッ…
    「げっ!!」
    添付ファイルを開いた瞬間、携帯を閉じる。

    添付ファイルは写メ。上半身裸で、ラブホのベットに座った、デブスの。写メ。

    2007-10-20 01:48:00
  • 37:

    名無しさん

    タバコを揉み消し、携帯と一緒に外に置いてから、最後に両手でお湯を掬って顔を洗ってから、湯舟を出た。

    体を拭いて、髪の毛をかわかし、適当にセットを完了させてスーツを着る。靴箱の上に置いてあった鍵でドアを閉めて、そのままポストに投げいれる。今日は一週間に一度のミーティングのため、少し早めの出勤。

    2007-10-20 01:53:00
  • 38:

    名無しさん

    店に着くと、二週間前に入ったばかりの後輩が掃除をしていて、おはようと一言だけ声をかけてまっすぐリストに向かった。まだ代表も隆さんも出勤してないみたいだ。
    そのまま今度はVipルームに向かってソファーに腰を降ろした。

    また携帯を開いて、さっきのデブスのメールは削除した。

    2007-10-20 01:57:00
  • 39:

    名無しさん

    写メ付きのメールは、意外とよく来る。

    何を勘違いしてるのかばちばちに化粧したケバいギャルのカメラ目線。下着姿で乳をよせて谷間を写した上目使いの風俗嬢。何の仕事をしてるのかすら不明の素っ裸写真。

    意味がわからない。どーでもいい。何のために自分の写メを貼付けてくるんやろ。所詮客は客にしかならないのに。あ、あとミテコからのメールも。いらない。

    2007-10-20 02:03:00
  • 40:

    名無しさん

    「はぁ…」
    なんかそろそろ、ホストも飽きたかも。もともとなんとなく始めてみただけや…

    「たいがぁ!!」「はい!!」
    突然大声で呼ばれたその名前に思わず返事をしながら立ち上がる。

    2007-10-20 02:17:00
  • 41:

    名無しさん

    リアルタイム?

    2007-10-20 02:21:00
  • 42:

    名無しさん

    恐る恐る振り返ると、そこには聖夜さんでも隆さんでも店長でも代表ですらもなく、…社長が立っていた。

    「お前まだまだ新人のくせに掃除すらサボって何しとんねん!!」
    いつもなら社長は最後に顔を出す。なのに今日に限って今来たみたいで、かつ機嫌も最強に悪いみたいやった。

    「すみません。営業してました。すぐ掃除します。」

    2007-10-20 02:23:00
  • 43:

    名無しさん


    「すみません!営業してました。すぐ掃除します!!」

    2007-10-20 02:24:00
  • 44:

    名無しさん

    「遅いねんボケ。もうお前以外の新人が終わらせとるわ。」

    「…すみません。」

    ちなみに社長はあっち系の人ではない。けど怒ったこの人はあっち系の人より質が悪い。Vipルームの入口からそっとフロアを覗くと、バツが悪そうにさっきの新人が立ってこっちを見ていた。

    2007-10-20 02:29:00
  • 45:

    名無しさん

    「お前掃除サボってまで営業してたってことはさぞかし客がいっぱいおんねんなぁ?」
    社長、舌巻く巻く。
    「いやぁ…」
    「いやぁちゃうやろがぁ」
    社長、いかついいかつい。

    2007-10-20 02:32:00
  • 46:

    名無しさん

    「何?何かあったん?あっ、おはようざいます!!」
    伏せていた目をその声のする方にあげると、入口には聖夜さんが立っていた。
    「おぅ聖夜。」
    社長の声が若干まともに戻る。
    (助かったぁ…)

    2007-10-20 02:35:00
  • 47:

    名無しさん

    「このボケ、まだまだ新人のくせに掃除サボってここでえらそうに携帯いじっとってん。なぁ大牙?」

    「すみません…」
    それ以外、何も言えない。
    (助かってなかった…)

    2007-10-20 02:39:00
  • 48:

    名無しさん

    「そうなんすか。またこいつにもきつく言うときます。にしても社長、今日早いっす…」
    「おい大牙…」

    社長、聖夜さんの助け舟、無視。

    2007-10-20 02:43:00
  • 49:

    名無しさん

    「お前、今日客五組呼べ。それ出来ひんねやったら罰金50万な。」

    思わず固まる。
    (いやいや、無理無理…)

    2007-10-20 02:44:00
  • 50:

    名無しさん

    「返事せんかボケェ!!」
    「は、はい!!」
    (あ〜…無理。無理無理。このまま飛ぼかな…)
    「言うたなお前。絶対呼べよ。本気やからな」
    (…飛ぼう。今日のうちにこのままトンズラして実家帰ったんねん。)

    2007-10-20 02:47:00
  • 51:

    名無しさん

    「大牙。ちなみに飛ぼうもんならどんな手使っても探し出すからな。」

    (…あ〜、見つかったら死ぬなこれ。)

    「わかりました。」

    2007-10-20 02:49:00
  • 52:

    名無しさん

    「社長!おはよーございます。みんな揃ったみたいなんでミーティング始まるんですけど…」
    扉から焦ったように顔を出した隆さんがそういうと、社長は最後にもう一度俺に念を押した後、Vipルームを出ていった。急いで俺も後を追う。

    ズラッと横一列に並んだ従業員達の1番端で、ミーティングは始終、目の前に腕を組んで座った社長の視線を感じながら助かったんかそうじゃないんか疑問に感じながらの最悪に居心地の悪い時間になった。

    2007-10-20 03:02:00
  • 53:

    名無しさん

    「代表〜!まじ勘弁してくださいよ〜!無理無理、無理っす!」
    「大牙。(笑)運が悪かったんや、諦め。(笑)」
    「代表〜!あっ、ちょっ、聖夜さん!五組ですって!俺客いてないのに!」
    「ドンマイや聖夜(笑)大丈夫やって死ぬわけでもなし。罰金だけで済むねんからいいやん。」
    「いやいや、もっと無理っすよ!50万っすよ?……50万て!罰金50万て!ねぇ隆さん!」

    2007-10-20 03:08:00
  • 54:

    名無しさん

    「お前文句言っとぉ暇あるなら営業しろよ。いっつも掃除さぼっとぉ罰やん。」
    「…冷たっ!」

    みんながくすくす笑う中、俺は一人至って純粋にまいっていた。
    (ちょっと掃除さぼっただけやのに…あのデブスのせいや…)

    2007-10-20 03:12:00
  • 55:

    名無しさん

    「っていうかこういう時こそ逆に売上上げるチャンスなんじゃないん?。客全員に事情話して営業すればいいんじゃって。五組ぐらいすぐよ。」
    振り返ればそこにはハルトさんがいた。
    ミーティングすら終わった今になって出勤してきた、岡山弁バリバリのこの人こそ、Clubクローズ始まって以来の不動のNo.1。

    社長が昼の仕事関係で岡山へ行った時、この人を見つけてその日のうちにそのまま大阪まで連れて来たらしい。そして社長はハルトさんにだけは何も言わず、こっちに出て来た最初の頃は住む所や生活費など全てを面倒見ていたらしい。

    2007-10-20 03:28:00
  • 56:

    名無しさん

    「簡単に言わないで下さいよ〜!無理っす!絶対無理!」

    「ふ〜ん。まぁあんたがそう言うんなら無理なんじゃないん。自分が悪いのに文句ばー言うてばかみてーじゃし。無理かどうかなんてやってみにゃわからんのに。じゃぁ勝手にし。罰金でも何でも払えばいいが。」

    同じ日本人なのかと疑うくらいに整った顔で、さっきよりも少し低い冷たい声でハルトさんはそう吐き捨てると、続けて「じゃぁ俺今から同伴じゃけん」と言ってまた店内から出て行った。

    2007-10-20 03:39:00
  • 57:

    名無しさん


    俺は何故かハルトさんのその言葉に希望をもらい、携帯を握りしめて全員にメールを送ることにした。
    それと同じにハルトさんが不動のNo.1な理由はこういうとこにあるのかもしれないと思った。

    (まぁ半分くらい何言ってるんかわからへんかったけど)

    2007-10-20 03:46:00
  • 58:

    名無しさん

    [新規メール作成]
    宛先:りな♪ホス狂い
    題名:助けて〜
    本文:
    今日社長にサボってるとこ見つかってもーて死ぬ程怒られてん(-.-;)このままじゃ俺リアルに殺されるから今日だけ他に浮気せんとクローズに飲みに来て欲しいねん。まじ頼む!!

    2007-10-20 04:06:00
  • 59:

    名無しさん

    [新規メール作成]
    宛先:ちな(太客)
    件名:久しぶり
    本文:
    元気してるか?久々に顔見てゆっくり話したいことあるねん。またよかったら連絡ちょうだい。待ってる。

    2007-10-20 04:10:00
  • 60:

    名無しさん

    [新規メール作成]
    宛先:〇〇(新規)
    件名:おはよぉ♪
    本文:
    今日事情あってどうしてもお前に聞いて欲しいことあんねん(>_

    2007-10-20 04:13:00
  • 61:

    名無しさん

    [新規メール作成]
    宛先:〇〇(サイト関連)
    題名:無題
    本文:
    こないだはメールくれてありがとう☆大牙やけどわかるかな?聞いてや今日めっちゃ嫌なことあってん↓聞いてほしいからまた連絡ちょうだい♪

    2007-10-20 04:17:00
  • 62:

    名無しさん

    [新規メール作成]
    宛先:〇〇(キャッチ)
    件名:クローズの聖夜やけど☆
    本文:
    こないだひっかけで番号聞いたんやけど覚えてるかなぁ?今何してんの??☆

    2007-10-20 04:19:00
  • 63:

    名無しさん

    ミーティングが終わったのは10時。店が始まるのは12時からで、2時間の間俺はずっとメールを送り続けた。フォルダ分けしたリピーター1軍には一人一人文章を変えて。リピーター2軍、新規指名客、サイト関連、キャッチはそれぞれに作ったコピメを送った。
    さっき消したデブスにすら、メールを送りたい気分にだった。

    これが、そこまで本気でやってこなかったホストという仕事に、本気になった瞬間だった。

    2007-10-20 04:26:00
  • 64:

    名無しさん

    シオリ?

    2007-10-20 15:02:00
  • 65:

    名無しさん

    客の事汚いっていいながらHはするんや?
    あんたのチンコも汚?
    ゆーてる事矛盾しすぎのHしても客さえつかまえれないしょぼホスの話しやな?
    おつかれ〜

    2007-10-20 15:30:00
  • 66:

    名無しさん

    ↑ホス行ってるからそんなに怒ってるんやね。かわいそ?

    2007-10-20 16:05:00
  • 67:

    名無しさん

    まぁ男なんてそんなもんですよ?読んでくれてありがとうございます。
    更新しま?

    2007-10-21 02:00:00
  • 68:

    名無しさん

    [メール受信]
    受信元:りな
    本文:
    聖夜がそんなん言うなんてめずらしいね☆?了解♪仕事終わったら行くね↑

    2007-10-21 02:03:00
  • 69:

    名無しさん

    [メール受信]
    受信元:ちな
    本文:
    もういいよ。話しって何?とりあえず今アフター中やから終わったらメールするね。

    2007-10-21 02:06:00
  • 70:

    名無しさん

    [メール受信]
    受信元:〇〇(新規)
    本文:
    今ミナミいるよ〜☆
    どーしたの?

    2007-10-21 02:08:00
  • 71:

    名無しさん

    読んでます?
    頑張って下さい??

    2007-10-21 03:47:00
  • 72:

    名無しさん

    たいがの話なんか聖夜の話なんかどっちなん?

    2007-10-21 08:44:00
  • 73:

    ?

    気になる?

    あげ?????

    2007-10-21 12:02:00
  • 74:

    名無しさん

    男なんて所詮そんなもんとかどーでもえーしホストにも行ってませんが?てか何でホストに行ってるって何ねん?ウケタわ?
    行ってるんお前やろ?
    ただエイズと性病もちばっかりなんやろーなとゆうのが素朴な意見?
    どっちにしてもホストって心とか中身じゃなく体汚い?
    風俗女と一緒やぁ〜?
    まっ?あたしには一生関わらない世界やな?
    性病男サン頑張って書いて〜?

    2007-10-22 11:45:00
  • 75:

    名無しさん

    >>75必死ですね。長文お疲れ様。

    2007-10-22 12:53:00
  • 76:

    名無しさん

    必死さにうける?

    2007-10-22 16:32:00
  • 77:

    名無しさん

    更新されてると思ったのに?>>75いらん長文書くなや

    2007-10-22 16:46:00
  • 78:

    名無しさん

    >>73さん
    たいがの話しです?わかりにくくてすみません?

    みなさん読んでくれてたりがとうございます
    更新します?

    2007-10-22 21:54:00
  • 79:

    名無しさん

    多分全員で50人くらい.
    ほとんどコピメだった上、返って来たのは半分くらいだったから、言う程時間もかからなかった。結局、なんやかんやでりなとちな、キャッチした女やメールしてた女など、営業が始まった頃には予定は7件たっていた。

    (なーんや、楽勝やんけ♪)

    2007-10-22 22:01:00
  • 80:

    名無しさん

    一組目.みか
    サイトに載せていた詐欺パネを気に入ってくれたらしく、ここ数週間で、何回かメールしていたキャバ嬢。ちょうど今日は仕事が休みだったらしく、早めのご来店.初回で店もわからへんらしく、TSUTAYA前までお迎え.第一声、
    「うわ〜パネ詐欺やな!!」
    (うるせいやぃ)
    何やかんやでノリの良い、大阪のねーちゃんて感じやった。

    2007-10-22 22:12:00
  • 81:

    名無しさん

    二組目.さき
    みかとほぼ入れ違いで来たこいつはリピーター1軍、やけど昼職で美容師。極細の癖して酔うと痛いからあんまり好きじゃない。
    今日も酔っ払って絡む絡む。明日も早いやろ(はよ帰れ)って優しく言うとしぶしぶワンチェック。今日重要なのは単価じゃなくて客数やし、まぁ満足.

    2007-10-22 22:28:00
  • 82:

    名無しさん

    三組目.まいさん
    まいさんは32歳の小綺麗なおばさんで、新地ラウンジのママさん。「事情ってどーしたん?」てやさしく聞かれ、メールで詳しく話したところ、「まぁ半分以上大牙君が悪いけど、罰金50は可哀相やから助けたるわ」とお客さんを連れてアフターに寄ってくれた。あまりのやさしさにおかんかと錯覚。しかしまいさんの客に飲まされまくり撃沈。大分酔わすだけ酔わして笑顔で帰ってった。

    2007-10-22 22:41:00
  • 83:

    名無しさん

    AM4:00
    気付けば今日の営業時間も半分が過ぎ、俺はトイレで一旦吐いていた。酒は吐いて強くなるもんだとはよく言ったもんで、ほんまその通りなんか、俺自身の体質なのか、俺は吐けば吐く程復活する。ただ、吐く瞬間はかなり嫌い。しんどい。

    ゲロ臭い口をおしぼりで拭った時、携帯のバイブが鳴る。あ、そういえばここ数時間携帯の存在忘れてた。

    2007-10-22 22:48:00
  • 84:

    名無しさん

    [新着メール一件目]
    大牙ぁ↓ごめ〜ん!!彼氏の勘繰り入ったからやっぱ今日やめとくわぁ↓また埋め合わせする!!じゃね♪」

    …チッ。
    そんな男別れてまえ。

    2007-10-22 22:52:00
  • 85:

    名無しさん

    [新着メール一件目]
    大牙ぁ↓ごめ〜ん!!彼氏の勘繰り入ったからやっぱ今日やめとくわぁ↓また埋め合わせする!!じゃね♪」

    …チッ。
    そんな男別れてまえ。

    2007-10-22 22:53:00
  • 86:

    名無しさん

    [新着メール2件目]
    送信元:ちな.
    本文:
    今から行くから

    2007-10-23 01:00:00
  • 87:

    名無しさん

    (お〜優秀やん。)
    「了解や☆待ってる!!」そう返してトイレから出る。
    あとはりなともう一人で五人達成。やれば出来るやん俺♪

    「な?やれば出来るもんじゃろ?」

    2007-10-23 01:05:00
  • 88:

    名無しさん

    頭に浮かんだことをそっくりそのまま口に出され、振り向くとそこにはハルトさんが立っていた。
    「あんた男前じゃし会話も上手なのになんでもっとがんばらんのんじゃろって思っとったんよ。」
    そういってハルトさんはにこっと笑った。
    「適当にやっとるんがわかってたから社長もあんなこと言ったんじゃろ。期待されとる証拠よ。」

    2007-10-23 01:18:00
  • 89:

    名無しさん

    シオリ?

    2007-10-23 03:07:00
  • 90:

    名無しさん

    四組目、ちな.
    「…久しぶり。」
    彼女は不機嫌とも戸惑いともとれる表情で俺を見つめてそれだけ言った。
    「お〜ほんまそれな!!まぁ入ろや☆」
    (姫様ご来店です)

    2007-10-23 13:22:00
  • 91:

    名無しさん

    呼んではみたものの、お互い気まずくて無言。
    (あ〜どうしよ。とりあえず…)
    「何飲む?」
    「…。お茶。」
    「お茶でいいん?んな、俺ビール飲むわな☆」

    2007-10-23 13:38:00
  • 92:

    名無しさん

    あげ

    2007-10-28 01:28:00
  • 93:

    名無しさん

    書いてちょ

    2007-10-31 04:11:00
  • 94:

    名無しさん

    アゲ

    2010-11-21 10:48:00
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