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Doll
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1:
周
一冊の黒い本。
表紙には、金色の文字で、【黒魔術】としか書かれていない。僕は、逸る気持ちを抑え、一ページ、一ページゆっくりと捲る。そして、何十ページ目かに差しかかった時、僕の手はそこで止まった。
【死者を生き返らせる方法。】
2007-10-17 03:56:00 -
43:
周◆xegyqfHexs
「僕の彼女も、この歌手が好きだと、良く言ってたよ。」
ふいに口から出た言葉。ユリカと彼女が、僕の中で一瞬重なる。
「彼女…さん、ですか?」
「うん。僕は、あまり洋楽は聴かないんだけど、この歌手の歌だけは、彼女の影響で聴くよぅになったな。」2007-11-09 11:32:00 -
44:
周◆xegyqfHexs
「彼女さんがいるのに、私なんかと出掛けても、大丈夫なんですか?」
恐る恐る聞くユリカに、僕は寂しそうな笑顔を向けて言った。
「……彼女は、事故でね。亡くなったんだ。」
僕の言葉に、ユリカはひどく驚いた顔をした。そしてすぐに、目を伏せ悲しそうな顔になる。2007-11-09 11:35:00 -
45:
周
「いきなり変な事を言って、ごめんね。ただ、ふと思い出して。」
僕はハンドルを、強く握った。そして、横目でユリカを見る。ユリカは今にも、泣きそうになっていた。「私の方こそ、すみません。軽々しく、彼女さんの事を聞いてしまって。」
「いぃんだ。確かに彼女が、亡くなった事は、とても辛かったけど、いつまでも気にしてちゃ、彼女に怒られそぅだしね。それに、まだ一度しか会ってない君に、こんな話をした僕が悪いよ。だから気にしないで。」
僕の言葉に、ユリカは頷きそして言った。
「響さんは、強いんですね。」2007-11-09 11:41:00 -
46:
周
−−僕は、強くないよ。今でも、彼女の幻影を君に重ねているから。
「強がって、いるだけだよ。」
僕は、前を見ながらユリカに言った。2007-11-10 01:14:00 -
47:
周
「あの、彼女さんは、どんな方だったんですか?」
車内に流れていた、心地よい洋楽は、いつしか終わり、ユリカの声だけが響いた。
「とても、芯の強い人だったよ。薔薇の花が好きで、洋楽が好きで、そして何より、とても綺麗な人だった。」
ユリカの目は、僕をしっかりと見ている。
「そぅだな、どことなくユリカちゃんに、似ているかな。」2007-11-10 01:20:00 -
48:
周
「私に、ですか?」
「初めて君を見た時、思ったんだ。雰囲気と言うか、笑い方と言うか、何故か似ていると思った。それに、その口元も。」ハンドルを、ゆっくりと回しながら、僕は一瞬だけユリカの方を見た。そして、ほんの一瞬、僕達の目が合う。
「だけど、似ていると言っても、君は君で、彼女は彼女でしかない。……僕は一体、何を言ってるのかな。」2007-11-10 01:26:00 -
49:
周
そぅ言って、僕は少し笑った。ユリカも釣られて、少し笑う。
「さて、本当に何処に行こうか?お腹とか空いてない?」
「あ、少しだけ、すきました。」
ユリカは俯き、照れたよぅに言った。
「じゃあ、僕の隠れ家に行こうか。」2007-11-10 01:30:00 -
50:
周
海の近くの、小さなBARに僕達は来ていた。
「隠れ家って、ここですか?」
今にも崩れそぅな、店を前にユリカは、何とも言えないといった感じだ。
「そぅ。見た目は、汚いけど、中は結構、僕好みの店なんだ。良く一人になりたい時に来てたんだよ。」
そぅ言ぃながら、目の前にある、真っ黒な鉄のドアを明け、ユリカを先に入らせた。2007-11-10 01:35:00 -
51:
周
店の中は、アジアンテイストな家具が置かれ、お香の香りがふんわりと漂う。
「あら、響君いらっしゃい。」
カウンターの中で、リキュールの瓶を並べ直していた人が、僕を見るなり笑った。BARのマスター【リカ】さんだ。「リカさん、こんにちわ。」
「久しぶりね。あら、お隣の可愛い人は?響君の彼女?やるわね、あんた。」2007-11-10 16:53:00 -
52:
名無しさん
あげ?
2007-11-26 15:22:00