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太陽と月
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1:
由宇
悠斗‥
いつでも輝いてる貴方は 私の【太陽】です。
遠く離れても 空を見上げれば貴方がいる。
直接は眩しすぎて見えなくても 貴方がいるだけで 私は生きていける‥。。。2006-05-21 06:14:00 -
2:
由宇 ◆K17zrcUAbw
終業のチャイムが鳴るのと同時に私は急いで帰り支度をする。トイレに駆け込み二つに結んでいた髪の毛をほどき 軽くワックスを付ける。カバンからは色つきのリップを出し 長いスカートは何回も中に折り込む。中途半端な長さの白いソックスは思いっきり短くして最後に安物のコロンを付け私は携帯に目をやる。
2006-05-21 06:23:00 -
3:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『後5分くらいかな‥』
独り言を言いながら私は鏡とにらめっこ。
『由宇?!何してんの?』
鏡の前で笑顔の練習をする私を不思議そうな顔で見る真紀。
『んー?!今日悠斗と会うから!!』真紀を鏡越しで見ながら答える私。多分相当気持ち悪い笑顔だったと思う。2006-05-21 06:29:00 -
4:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『うん。後二分くらい。』『分かった!!校門の前おるね。』
電話を切ると私はまた鏡の前で髪を整えて 最終チェック。
『ごめん。真紀、悠斗来てるからもう行くわ。また明日ねー!!バイバイ』2006-05-22 01:42:00 -
5:
由宇 ◆K17zrcUAbw
恥ずかしそうに髪の毛をかきあげる悠斗。
『ハハ‥悠斗目立つからね』私の中学はどちらかと言うと真面目な方。私立ではないけれどヤンキーと呼ばれるような子はほんの少数しかいない。逆に悠斗の中学は同じ地域ないでも一番と言っていい程 悪い事で有名。だから私の学校の子が悠斗を珍しそうに見るのは当たり前。2006-05-22 02:10:00 -
6:
由宇 ◆K17zrcUAbw
だから悠斗はあんまり学校の前まで来たがらない。
でも私が頼むと『今日だけやからなっ!!』と言いながら いつも来てくれる。
『今日はどこ行く?』
悠斗の自転車の後ろに立ち悠斗の肩に手を置く。
『今日は‥海でも行くか』私は大きく頷く。お金のない私達‥遊びに行くのは きまって金のかからない場所。公園や図書館、お互いの家。その中でも海は特別好きだった。2006-05-22 02:20:00 -
7:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『落ちんなよ』
悠斗は決まってこの言葉を言う。優しくない言葉使いの中でも優しさは十分伝わってくる。私はしっかり悠斗に抱きつき悠斗の体温を感じる。出会いは春休み‥塾が同じだった。最初はそんなに興味もなかったけれど、たまたま隣の席で少しずつ会話する内にどんどん引かれて行った。授業中でも堂々と眠る悠斗を見つめる。私が悠斗に惚れるまでにそんなに時間はかからなかった。2006-05-22 02:36:00 -
8:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『今日一緒に帰らん?』
授業が終わると悠斗の方から声をかけてきた。戸惑う私をよそに悠斗はさっさと帰り支度をする。
『早く!!帰るで?』
手招きする悠斗。まだ返事もしてないのに‥なんて思いながらも私も急いでテキストをカバンに詰め込んだ。二人で並んで歩く。何だか緊張して上手く歩けない‥いつもなら お喋りな私なのに全く言葉も出てこない。結局家につくまでの間交わした言葉は ほんの二言ほど‥2006-05-22 02:45:00 -
9:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『送ってくれてありがと』『うん・・・あのさっ‥』『何?』
『いや、やっぱいいわ!』帰ろうとする悠斗の服をとっさに引っ張った。
『あたし、そーゆー中途半端かなり嫌やねん。何?』『・・・』
少しの沈黙の後 悠斗はかなり小さい声で呟いた。2006-05-22 02:56:00 -
10:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『・・・・スキや‥』
『えっ?!何か言うた?』
『好きや!って言うとんねん。おまえは??お前は俺の事どう思ってるねん?』いきなりの出来事に私は事態を把握出来ずにいた。初めて好きになった人に初めて告白されてる‥。悠斗が私を好きなんて‥何だか急にまた恥ずかしくなった。『私も・・・・スキ‥デス』2006-05-22 05:56:00 -
11:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『わぁー!!海やん。』
自転車で約30分。ようやく目的の海についた。
『暑っ!!』
相当きつかったのか悠斗は少し汗をかいていた。そんな悠斗をほったらかしにして私は海に向かって走る。海は好き。ずっと眺めてても飽きない。そしてもう一つ‥2006-05-22 06:58:00 -
12:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『やっぱ夕方になると寒いね‥』
『まぁ、まだ五月やからなぁ‥ほらっ!!』
パサッ━・・
着ていた学ランを脱いで私の肩にかけてくれる。
『いいって!!悠斗も寒いやん。あたし大丈夫やで。』2006-05-22 07:01:00 -
13:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『ええから!!』
私の後ろに回り込み きつく私を抱き締めてくれる。この瞬間が好き‥。
悠斗の体温がすぐ近くにある。普段冷たい悠斗が私を好きだと実感出来る瞬間━私はこの人となら【永遠】があると信じてた。。
私が本物の【悠斗の彼女】になるまでは・・・2006-05-22 21:16:00 -
14:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『由宇・・・』
放課後を悠斗の家で過ごしている時だった。
『んっ??』
いつものように漫画を読んでいたけど何だか今日は悠斗の様子がおかしい。
チュッ―・・
キスはした事ある。勿論、私のファーストキスの相手は悠斗だった。2006-05-22 21:24:00 -
15:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『ちょっ‥・・待ってッ』私は自分の服の中に入れられた手を必死で外に出そうとする。
『待たん。俺、ほんまに由宇が好きやから‥』
悠斗の手を払い除けようとしても力では勝てない。
無理矢理ベットに押し倒されて服を脱がされる。悠斗は好き‥でも・・・。2006-05-22 23:36:00 -
16:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『痛っ!!!!』
いくら抵抗しても悠斗は止まらなかった。
『なぁ‥まじ痛い。ほんまにやめてや‥』
濡れてもいない膣の中に悠斗はグイグイと指を入れてくる。快楽なんてない‥。私の頭の中は早く終わる事を願うだけ‥一生懸命痛みを堪えて ただただ身体に力を入れベットの脇にある時計をひたすら眺めてた。2006-05-23 05:40:00 -
17:
由宇 ◆K17zrcUAbw
『気持ちいい?』
笑みを浮かべてこちらを見る彼。何だか無償に腹がたった。勿論 初めては悠斗だって決めてた。でも望んでたのはこんな汚い強姦真似たもんじゃない。もっとロマンチックに綺麗に‥
ドン━━━!!
私は思いっきり悠斗を押しのけ、中途半端に脱がされたパンツを履きカバンを手に取った。
『帰る』2006-05-23 05:45:00 -
18:
由宇 ◆K17zrcUAbw
悠斗の返事も聞かずに私は一人家までを走った。。。恐い━・・・
今日初めて悠斗に対してそう思った。
それから私は少しずつ悠斗を避けるようになった。嫌いじゃない‥でも何だか悠斗と二人になるのが恐い。♪♪♪【着信:悠斗家】 『なぁ明日も会う時間ないん?こないだの事なら謝るから』
『・・・ごめん。明日も部活やから』2006-05-23 05:53:00 -
19:
由宇 ◆K17zrcUAbw
毎日理由をつけては悠斗に会う事を拒んだ。だんだんと電話の数も減り 悠斗はいつのまにか塾もやめていた。
『なぁ由宇‥昨日多分、悠斗君見たよ。うちの制服の女と歩いてた。。』
悠斗と会わなくなって二週間が過ぎた頃だった。
コロン━・・
持っていたペンが落ちる。『どこで??』
勝手に声が大きくなる。2006-05-23 15:21:00 -
20:
名無しさん
あげ?頑張ってね??
2006-05-23 20:17:00