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BIRTHDAY…それは運命の日
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1:
名無しさん
あたしは、神様に感謝している。あたしの誕生日、そう8月2日。365分の1であるこの日に生まれた事を。
ねぇ、覚えてる?
始めて出会った時の事。
あなたに出会って、あたしの灰色の世界が色鮮やかになった。2007-10-31 02:20:00 -
2:
りな
8月2日の夜中、りなは長女として生まれた。
母と父と、歳の離れた兄が一人。家族に暖かく迎え入れられた。2007-10-31 02:36:00 -
3:
りな
この同じ日に、違う土地で…あなたに出会うのは生まれてから20年後となる。
ユウ、今あたしはすごく幸せだよ。ユウに、たくさんのものをもらったね。2007-10-31 02:48:00 -
4:
名無しさん
りなは、中学1年の頃、長い片思いの中、彼氏ができた。同い年で当時モテていた山下君。初彼氏だ。
2007-10-31 02:59:00 -
5:
名無しさん
中学のりなはと言うと…、明るくてクラスの中心になるような女のこだった。少し目立ちたがり。それは今も同じかな。でも曲がった事の嫌いな性格だった。
いつからだろう…あたしの心が灰色に染まってしまったのは。2007-10-31 03:04:00 -
6:
りな
初彼氏だからと言っても、付き合ったのはたったの三ヶ月。一緒に帰ったのが三回。手を繋いだのが二回。それだけだった。
りなは本気で好きになったら何もできなくなる。いつものポジティブ思考が、マイナスになるくらい、ネガティブになるのだ。2007-10-31 03:10:00 -
7:
りな
中学1年の春休み前日、山下君に電話をした。当時は携帯なんてなかっから家電だ。手を震えながら番号を押し…「やっぱり無理!」と言って電源を切る…の繰り返し。ようやく勇気を出して電話をかける。なんて言ったって明日から春休みだ。
2007-10-31 03:15:00 -
8:
りな
プルルル…プルルル…
ガチャ… 「山下です。」
本人が出た。心臓が飛び出そうなくらい緊張した。りなは、爆弾トークのように、話題を振り続け話しまくった。2007-10-31 03:21:00 -
9:
りな
話題が尽きかけた頃にようやく、「うん…。」「へ〜。」としか言ってなかった山下君から話がふられた。
「ねぇねぇ………別れよ。」2007-10-31 03:26:00 -
10:
りな
頭が真っ白になった。あたしは何も考えられず、
「そっか2〜☆わかったよ☆じゃぁ電話切るね。」
山下君は「ごめん…。」
てだけ言い、電話を切った。2007-10-31 03:29:00 -
11:
りな
初めての失恋。
初めての別れ。心がちぎれてしまう。涙は出なかった。「もうあたしは誰も好きになれないんじゃないかな…」そう思うくらい好きにならなきゃ、付き合えないりなだった。心にポカンと穴ができた。2007-10-31 03:37:00 -
12:
りな
この失恋で、りなに一つ目の小さなトラウマができたのだった。2007-10-31 03:38:00 -
13:
りな
りなは、クラスのグループにあまり属さないこだ。ヤンキーやギャルのコも仲がよく、頭のいい大人しいことも仲がよかった。
中途半端といってもいい。りなは、一見派手で私服はギャル服。制服はルーズに短いスカート。しかしながら、頭がよく、学校では生徒会など見た目のギャップがかなり強かった。2007-10-31 03:49:00 -
14:
りな
言葉を失った。
メールは四文字。
「別れよ。」2007-10-31 03:54:00 -
15:
りな
授業が終わってすぐに電話をした。
心の中で何度も言った。
なんで……なんで…なんで…………………………………………………………………………。また?2007-10-31 03:57:00 -
16:
りな
ひろとは電話に出た。
り「なんで…別れるとか…」
ひ「ごめん、冷めてん。」2007-10-31 04:00:00 -
17:
りな
終わった…。
りなは思った。ここで二つ目の小さな傷がまた増えた。2007-10-31 04:01:00 -
18:
りな
その日はたくさん泣いた。
しかし、翌日、ひろとからメールが来た。
なんで…?メールを開くと、戻ってくれとの内容だ。そうすると、すぐに電話がきた。2007-10-31 04:04:00 -
19:
りな
ひ「りなを失って、気付いてん。おまえの存在の大きさに。お願いや、戻ってくれ…」
ひろとからは考えられないくらいマジメな言葉だった。あたしはひろとと戻った。しかし、この時すでにあたしの心が冷めていた2007-10-31 04:08:00 -
20:
りな
失ってから気付くとか、遅すぎやろ。意味わからん。
そこまで好きじゃなかったのか、強くなっていた2007-10-31 04:19:00 -
21:
りな
そして中3のクリスマスイヴ前日。
そう天皇誕生日、あたしはクラスでモテていた翔と付き合う。
奪った恋は奪われる。
あたしは彼女のいた翔が好きになり半年片思いのうえ、翔はあたしの気持ちに気付き、自ら別れ告白されたのだった2007-10-31 04:24:00 -
22:
りな
授業中に手紙交換
遠く離れた席からのLOVEピース
朝一緒に登校して手をつなぎ一緒に下校
翔の家に行って勉強やベットでいちゃいちゃ。幸せな毎日だった2007-10-31 04:37:00 -
23:
りな
始めは優越感でいっぱいだった。しかしそれはすぐに、嫉妬へと変わった。
他のことメールをする彼。告白される日々。サッカー部だった彼を目的とするマネージャー。
いつ翔を奪われるかわからない。他のこをすきになったらどうしよぅ…
もうそんなことしか考えられなかった。2007-10-31 05:17:00 -
24:
りな
中学の頃は、毎日一緒に登校していたのに。
同じ教室にいたのに。
今は土日しか逢えない現実。土日も逢えない時がある。
逢いたい…逢いたい……翔に逢いたいよぉ…。あたしは重荷になっていった。2007-10-31 05:21:00 -
25:
りな
メールも減った。用件しかこないメール。あたしがメール送らなきゃ、メール来ないんじゃないのかな…?
携帯を放置。
結果は三日。あたしは四日目に電話をした。2007-10-31 05:26:00 -
26:
りな
プルルル…
ガチャ。翔「あい…」
りな「久しぶりの電話だね」
翔「どうしたん?」
りな「今日で三日も連絡とってないんだけど。」翔はまったく気付いていなかった。2007-10-31 05:30:00