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自称・本カノ

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  • 1:

    つばさ

    人は簡単に裏切る。騙す。
    それなら最初から人なんて信じなければいい。
    裏切って当然だと思えばいい。
    だから私は自称・本カノ。
    私が言い続けた言葉。弱い自分を必死に守るために。

    2007-11-22 00:10:00
  • 2:

    つばさ

    「つまんねぇ」とつぶやきながらマルボロライトに火を点ける。
    彼女の名前は翼。大学2年生。週末は飲み会、クラブ、カラオケ、イベントと忙しい日々。彼氏はいない。遊びに連れていってくれる男は何人かいるから欲しいとは思わない。親からの仕送りがあり、バイトもせず遊んで暮らしている。何の不満もない幸せな生活。しかし翼は退屈で堪らなかった。

    2007-11-22 00:21:00
  • 3:

    つばさ

    今日は天気が良いので講義を抜け出し若菜の車でドライブに出かけた。
    後部座席を一人で占領している翼。
    若菜「コラッ翼!タバコ吸うなら窓開けろって、いっつも言うてるやろ!」
    理沙「翼はヘビースモーカーやからしゃーないわ。てか若菜ちゃんと前見ろや!」
    2人は爆音で流れているケツノポリスに合わせて歌っている。

    2007-11-22 00:27:00
  • 4:

    つばさ

    翼「翼、バイトするわ!何がええと思う?」
    慌てて音量を下げる若菜「はぁ?翼がバイト?何の心境の変化?」
    翼「なんとな〜く。何がいい?」
    若菜「キャバやろ!」
    理沙「キャバやな!」

    2007-11-22 00:33:00
  • 5:

    つばさ

    翼「なんでキャバやねん!ギャル多そうやで怖いわ。」
    若菜「お前ギャルやん!」
    理沙「翼、お水合ってると思うけどなぁ…ウチが働いてるラウンジ一緒に働く?」
    「理沙、水してんの?」若菜と翼が揃って大声を出した。

    2007-11-22 00:38:00
  • 6:

    つばさ

    理沙「ウチの男、精神病んで大学辞めたやん?バイトにも行かへんくて金ないねん。だからウチが働いてデート代稼いでんねん!」
    理沙はあまり自分の話をしない。久しぶりの理沙の話は、お水より男の話の方が気になる。
    理沙は男とのデート代、食事代、飲み代、ガソリン代、そしてホテル代までも払っている。
    理沙の男は大学も辞め、バイトにも行けない体なのにセックスをする体力はあるのか?という言葉を翼は飲み込んだ。

    2007-11-22 00:47:00
  • 7:

    つばさ

    若菜「彼氏知ってるん?」
    理沙「名刺が見つかってバレてなぁ…『俺をこれ以上苦しめる気か?辞めろ!』とか言いながらキレてなぁ…なぜかオカンにチクってんねん!」
    翼「理沙のオカンに?」
    理沙「ちゃうねん!彼氏のオカン!家行く度に『理沙チャン、息子の彼女が水商売やってるっていうのは私はショックよ!あの子を苦しめないで!』とか言われるねん。翼ぁ〜タバコちょうだい!」理沙は辞めていたタバコを解禁してしまった。

    2007-11-22 00:54:00
  • 8:

    つばさ

    翼「で続けるつもりなん?」
    理沙「やるよ!金ないからお互いの家行くばっかりのデート嫌やし、贅沢したいし。男もおごってもらってるから最近は何も言わんくなったしな!」
    若菜「理沙、あんた母性強すぎ!理沙がそうするつもりなら応援するわ!で翼はどうするん?」
    理沙「翼、絶対お水合ってるって!酒と喋り大好きやん!」それから理沙は仕事内容を話しだした。

    2007-11-22 01:00:00
  • 9:

    つばさ

    最初は興味を示さずタバコを吸っていた翼だったが段々興味が湧いてきた。しかし興味というよりは、この退屈さがなくなるかもしれない、という暇潰し程度だった。
    理沙「じゃあ金曜、ウチも入ってるから体験入店しな!」
    強制的に体験決定。

    2007-11-22 01:03:00
  • 10:

    つばさ

    金曜日。
    とりあえずイメージで髪を盛ってみた。メイクも時間をかけ丁寧に仕上げ、付けまつげもつけた。ドレスはいつもパーティーで着る、お気に入りの黒のミニワンピ。
    【ぉお!どこから見てもキャバ嬢や!】自分を着飾るのが好きな翼は段々楽しくなってきた。

    2007-11-22 01:07:00
  • 11:

    つばさ

    ミナミに早めに着いたので理沙を待っていると、ギャル男なのに色白デブなブサイクなスカウトが話し掛けてきた。シカトしても拒否しても立ち去っても、ずっと馴々しく話し掛けてくる。手を繋いでこようとする。そしてギャル男は「君、微乳やなぁ〜美しいの美やなくて微妙の微やで!」と笑っている。
    それは翼に言ってはいけない。

    2007-11-22 01:13:00
  • 12:

    つばさ

    「あ゙ぁ?何か用?」と翼はギャル男の尖った靴を踏み付けた。翼のキレた様子に周りの人たちがチラチラ見てくる。いたたまれなくなったギャル男は「…ごめ…んなさい」と小さく謝り逃げようとする。翼はすぐに捕まえ「謝るってことはお前が私に何か悪いことしたって事やろ?何に対して謝ってんのか説明して!」ギャル男は俯き「しつこく話し掛けて、ヒドイこと言いました。」とまた逃げ出した。

    2007-11-22 01:19:00
  • 13:

    つばさ

    尚も翼はギャル男の腕を力一杯ひっぱり「気悪いわ!じゃあ、お前はなんでギャル男やのにそんな肌真っ白なん?今はギャル男も色白なん?」
    ギャル男「焼きたいんですけど日サロの光が怖いんです…体に悪そうで…すいません」また逃げた!翼はギャル男の後ろ襟を掴み上げた。勘弁してくれと言わんばかりに半泣きになっているギャル男の耳元で「なぁ?しつこいってうざいやろ?」と笑った。
    ギャル男は走り去っていく。

    2007-11-22 01:24:00
  • 14:

    名無しさん

    おもしろーい??

    2007-11-22 04:47:00
  • 15:

    つばさ

    ぁりがとうござぃます?今から更新しますッ(o^∀^o)

    2007-11-22 23:24:00
  • 16:

    つばさ

    「はぁ…ウザイ」ため息をつく翼。
    「泣いちゃったね…ギャル男」理沙が笑いながら近づいてくる。
    翼「影で見とらんと助けろや!」
    理沙「ちゃんとキレて追い払ってましたやん」
    翼と理沙は店へ向かった。

    2007-11-24 00:25:00
  • 17:

    つばさ

    エレベーターを降り、着いた店は沢山の花で覆われていた。
    【これがラウンジかぁ…花多すぎやろ!】
    店内には30代のヒョロっとしたもやしみたいな黒服がいた。
    もやし「理沙おはよ!この子が新人チャン?かわいいやん!」

    2007-11-24 00:33:00
  • 18:

    つばさ

    理沙「マネージャーおはよ〜この子が理沙イチオシの翼やで」
    理沙が代わりに紹介してくれたので「宜しくお願いします」と低姿勢に挨拶しながら心では【もやしマネージャーかぁ。もやしやるやん!】ともやしを見直し、あだ名も勝手に決定した。

    2007-11-24 00:37:00
  • 19:

    つばさ

    もやし「翼可愛いわぁ!久々の大型新人や」
    理沙「ウチは大型新人ちゃうん?」
    もやし「理沙は大型新人やで!理沙は体型が大型新人やけどなぁ!」笑うもやし。理沙はキレながら大きなソファーに座り、翼に水割りの作り方とライターの付け方を教え始めた。

    2007-11-24 00:40:00
  • 20:

    つばさ

    「いらっしゃいませ!」
    開店30分前だというのにもう客がやってきた。女は理沙と翼のみ。理沙は素早く席に着いて客と話始めた。
    もやし「あの人、橋本サンね!お気に入りの女の子おらんから狙い!あと言うとくと今日ママの誕生日やから忙しいよ!」ニヤニヤするもやし。
    【きもいぞもやし!てかママの誕生日に体験入店させるか普通?】理沙にハメられた感いっぱいで席に向かった。

    2007-11-24 00:45:00
  • 21:

    つばさ

    席では既に理沙が客と仲良く話している。
    【入りにくぅ…】気を引き締め自己紹介をしようとする「つば…「大型新人の翼です!可愛がってくださいね?」と満面の笑みで横入りするもやし!
    【もやし…ハードル上げんなよ】

    2007-11-24 00:49:00
  • 22:

    つばさ

    橋本「可愛いやん!ええ子見つけてきたなぁ!」ともやしのグリグリ頭を撫でる。
    理沙「翼は理沙の友達やねん!」
    橋本「理沙の友達なんかぁ!翼チャンお酒飲める?」
    翼「ビール一筋です?」ガッツポーズをして笑顔で答えると橋本サンは一気にビールを10数本頼んだ。今日は一滴も飲んでいないので一気飲みする翼。
    唖然の理沙。

    2007-11-24 00:53:00
  • 23:

    つばさ

    橋本「翼チャンいい飲みっぷりやなぁ!好きなだけ飲みやぁ!」
    理沙がいるので安心して笑い話をしながらビールを沢山頂いた。
    もやし「翼さん、お願いします」
    翼「ぇえ!まだ理沙のオチ聞いてないし!」
    橋本「大型新人やから顔見せしに行かな!チャンスやぞ!マネージャー!次回からは翼担当にしてなぁ」微笑む紳士橋本サン。橋本サンにご馳走様をして、もやしの元へと向かう。その時には沢山のお客さんと煌びやかな女性で満席だった。

    2007-11-24 00:59:00
  • 24:

    つばさ

    もやし「いきなり客捕まえたな!今から全席顔見せするから!」
    橋本サンの言った担当がよく分からない翼は尋ねてみた。
    どうやら、キャバの話でよく聞く“指名”というモノはなく、お客さんが気に入った子を担当と呼び、勝手にもやしが席に付けているらしい。指名がないのでもちろん指名料は発生しない。出勤・同伴回数と客数が多い子やママが気に入っている子だけが基本時給から上がる。逆に成績が悪い子やママが気に入らない子は即効クビ。ママは“上品な店”にこだわっていて、うるさい子や今時の子を嫌い長時間説教するのが趣味らしい。
    【間違いなく説教くらうわ…】急に不安になった翼を無理矢理席に案内するもやし。

    2007-11-24 01:07:00
  • 25:

    つばさ

    次の席はテーブルの上の食器全てがバカラで揃っている60代のお客さん。その席には着物を着た3人の女性が着いている。
    【どう考えてもリッチや!特別待遇やし…着物3人怖ぇ〜理沙助けてぇ〜】半泣きの翼に、またもやしは大型新人・翼として紹介した。
    リッチの名前は太郎チャン。60代のリッチに向かってチャン付けで呼ぶのは気が引けたが太郎チャン自身の希望。それに偽名らしい。

    2007-11-24 01:13:00
  • 26:

    つばさ

    チーママ「モデルやなんて…ほな主任は?」とまた女性を指差す。
    【もう慣れたわ…こっちは主任サンね…って主任って何?てか何の役職やら主任サン…美人でもなく特に何もなく…ごく普通】
    沈黙の後「雰囲気ありますよねぇ」…【なんじゃそりゃ!】自分自身につっこむ翼。

    2007-11-24 01:23:00
  • 27:

    つばさ

    主任「どんな雰囲気やねん!」
    ママ「怖〜い雰囲気ちゃう?」
    翼「ちゃいますよ…何か雰囲気というかオーラが…」
    チーママ「汚いオーラやろ?」
    どうやら主任はママとチーママのイジられ役らしく、主任も太郎チャンも爆笑なので事なきを得た。

    2007-11-24 01:26:00
  • 28:

    つばさ

    太郎「ママの誕生日やし翼の初出勤祝ってシャンパンでも飲もか?翼飲みたいシャンパン何や?」
    【シャンパンと言われましても私ビール党でして…子供用のシャンメリー止まりなんですわ…シャンパンの名前すらよぅ知らんし】
    翼「ピンドン?」疑問形の翼。
    太郎「ピンドンかぁ!翼に似合う色やしなぁ…じゃあピンドンとプラチナ!」
    【プラチナって何や?】

    2007-11-24 01:33:00
  • 29:

    つばさ

    ポーンと音を立ててピンドンとプラチナが登場した。
    【ぁあ…ビールいや発泡酒の方がうまいわ!】翼の初めてのドンペリはビールの勝ちで判定された。
    もやし「ママと翼サン、お願いします」
    ママが翼に近寄ってくる。ビビる翼。
    ママ「翼チャン、どこの席でもドンペリ言いや?」

    2007-11-24 01:37:00
  • 30:

    つばさ

    【ぁあ…名前覚えたんや…ドンペリ嫌やなぁ】そう思いながらも、もやしは次々に顔見せさせていき、ママに言われた通り、どの席でもドンペリを頂いた。
    もやし「太郎チャン帰るからママ達と送り行って!」
    またあの威圧感のあるメンバーとエレベーターに乗り込んだ。
    太郎「ママこれ!」太郎チャンは、ごく自然の流れかのように100万の札束をママに渡した。

    2007-11-24 01:42:00
  • 31:

    つばさ

    ママ「いつもありがと?」ママが太郎チャンに寄り添う。甘い雰囲気。チーママと主任も見て見ぬフリ…
    【いつもありがと?コレいつもなの?…ぜってぇデキてますやん】目が点になっている翼。
    太郎チャンを見送り店へ戻ってメニュー表を見た。
    ピンドン…15万円。
    プラチナ…80万円。

    2007-11-24 01:47:00
  • 32:

    つばさ

    酔っ払いフラフラの理沙と翼。今日は遊びたい気分なので夜の街を目的もなく歩いていると1人の男が理沙に話し掛けてきた。
    【キャッチかぁ…頑張って追い払え理沙!】関係ないかのように下をずっと見つめる翼。しかし、キャッチは拒否してもしつこく誘ってくるので理沙が翼に話を振ってきた。
    【理沙…キレて追い払え!ということですね?】急に話し掛けられ顔を上げた瞬間、翼は固まってしまった。

    2007-11-24 01:58:00
  • 33:

    つばさ

    キャッチ「めっちゃ楽しそうにしてたから…飲みたい気分じゃないですか?」
    ニコニコしながら話す、この男…
    【恋に落ちる】
    特に男前でもない。キャッチなんて大嫌いだ!まだ男の性格も名前すら知らない。だけど翼はそう感じた。

    2007-11-24 02:00:00
  • 34:

    つばさ

    翼「飲みたいです?」その言葉に理沙は振り返り「はぁ?」と言ったが翼の顔を見て「連れてって!」と男に言った。
    男に連れていかれた小さな店は女の客で満員。カウンター内はみな若い男の店員…ボーイズバーだった。
    週末の夜は様々な人からお呼びがかかる翼。みな翼=夜遊びというイメージがある程だ。しかし、ホストクラブには付き合いで何度か行ったことがあるっきり、こういう夜遊びはほぼ初体験。初めてのボーイズバーはホストの大衆版みたいなイメージだった。

    2007-11-24 02:07:00
  • 35:

    つばさ

    甘く見ていた。
    この時の翼には分からない。この日を境に翼の人生は大きく変わっていくことになるのだ。

    2007-11-24 02:10:00
  • 36:

    つばさ

    「いらっしゃいませ!」キャッチ男が叫ぶと周りの店員も叫ぶ。その瞬間、客の女たちが一斉に翼と理沙を見た…というより睨んだ。翼たちは奥の席に着くよう言われ、奥に向かった。
    「新規やな?」
    「また歩の客?」
    「えらそうな女」

    2007-11-24 02:13:00
  • 37:

    つばさ

    女たちがコソコソ翼たちの話をしている。
    翼が女たちに目をやると女たちは目をそらし黙った。そんな姿が不思議でたまらなかった。翼は何も知らなかったから。

    2007-11-24 04:09:00
  • 38:

    つばさ

    歩「俺、アユムって言います!まだ2人の名前聞いてなかったですね…教えてください!」
    理沙「理沙ぁ」
    翼「翼です」
    【なんやねん!こいつら】女たちは歩と翼たちの話を聞いていて、まだ睨んでいる。

    2007-11-24 04:14:00
  • 39:

    つばさ

    気にせず歩と話をして、歩は違う席に行った。それからマサという店員と1時間程度楽しく飲み、リサの彼氏が迎えに来ていると言うので帰ることにした。

    2007-11-24 04:16:00
  • 40:

    つばさ

    笑顔で手を振る歩にバイバイして翼たちは理沙の彼氏が来るのを待った。
    理沙「あの男はやめとき!」
    翼「なんのこと?」
    理沙「なんのこと?ちゃうわ!あんなんホストやん!好きになったらアカンで!」
    翼「ホストちゃうし…それこそ理沙、私がトイレ行ってる隙にマサと交換してたやん!彼氏に言うたろ!」

    2007-11-24 04:21:00
  • 41:

    つばさ

    理沙が「ノリやん!辞めてやぁ」と必死になってきたので爆笑していたら彼氏の車が近づいてきた。
    車に乗り込み、理沙は彼氏に歩の話をした。
    彼氏は「翼ぁ〜ホストは辞めとけって!お前男運ないんじゃなくて見る目ないなぁ」と呆れながら笑った。

    2007-11-24 04:27:00
  • 42:

    つばさ

    「だからホストちゃうし!…」翼が反論しようとしたとき携帯が鳴った。
    【歩メール】
    ハンカチ忘れてるよ!今ドコ?
    【翼メール】
    帰ってるから今度取りに行くわ!それ大事な物やから無くさんといてな!

    2007-11-24 04:29:00
  • 43:

    つばさ

    【歩メール】
    あいよ〜!大事に持っとくわ!
    メールをしていると理沙カップルはバックミラー越しに睨んでいる。慌てて「オカンからメール」何故か嘘をついた翼に、「嘘つくな!もう3時やぞ!オカン寝てるわ!歩やろ?」と理沙は怒っていたが若干笑っていた。

    2007-11-24 04:32:00
  • 44:

    つばさ

    「りーちゃん?ハンカチ忘れてるみたいやから今度付いてきて」翼が甘えてみると「理沙はあかーん」と彼氏が怒鳴っていた。

    家に着き、今日の1日を振り返る。濃かった。
    初めての水商売、そして歩との出逢い。
    歩を指定着信音に設定して翼は眠りについた。

    2007-11-24 04:34:00
  • 45:

    つばさ

    それから2、3日後。
    出勤日だったので講義が終わってから理沙と一緒に翼宅で準備をしていた。
    「理沙ぁ仕事終わり予定は?」翼はあれこれ服を選んでファッションショーをしている。
    「彼氏とラブホ」煙草をプカプカ吸うリサ。禁煙は禁止らしい。

    2007-11-24 04:42:00
  • 46:

    つばさ

    翼「そこまで詳しく聞いてない!そっかぁ」
    理沙「翼ぁ〜歩ん所行くんやろ?だからそんな服張り切ってんねやろ?」
    理沙の目は鋭く、ずっと離さなかった。
    翼は観念して白状した。歩が気になる…と。

    2007-11-24 04:45:00
  • 47:

    つばさ

    理沙は「そっか」だけ言い煙草を吸い続けた。

    歩に会える嬉しさで仕事は順調!仕事が終わり急いで支度をしていると、ニコニコのもやしに「翼の名刺注文したから!」と言われ適当に返事をした。

    2007-11-24 04:47:00
  • 48:

    つばさ

    すると、理沙は凄い勢いで翼をトイレに連れ込んだ。
    理沙「名刺作るってどういう事か分かってる?」
    翼「全くもって分かりませんが?」
    理沙「ウチの店、入れ代わり激しいし、名刺代店持ちやから店長い子かママが気に入って期待してる子しか作らへんねん!ウチみたいに空名刺を手書きしてる人多いねん!大丈夫か?」と迫ってきた。

    2007-11-24 04:52:00
  • 49:

    つばさ

    翼「大丈夫やろ!」
    理沙「大丈夫ちゃうわ!ウチみたいなバイトは何も思わんけど、水一本でやって未だ空名刺のお姉サンらおんねんで!影で翼のこと悪く言うてるみたいやし…何されるか怖いわぁ」
    翼「それで何かされてもやなぁ…戦う場所間違えてるわ!悔しかったら名刺作ってもらえる様になるべきや!しょうもない!」

    2007-11-24 05:03:00
  • 50:

    つばさ

    理沙「そりゃ、そうやけどさぁ…」
    翼「てかウチ水に向いてんのか?そない期待されて…」
    理沙「ママ達は才能ある!言うてるで?」
    翼「まぁ期待は裏切ってなんぼや!」

    2007-11-24 05:08:00
  • 51:

    つばさ

    理沙「マイペースやなぁ、相変わらず…」
    翼「お褒めの言葉は時間ある時じっくり聞かせて頂きますよってに。ほなセックスに励みなはれ?」
    理沙「なんで京都弁やねん!まぁ歩によろしく!」
    笑いながらトイレを出て歩の店へ急いだ。

    2007-11-24 05:12:00
  • 52:

    つばさ

    「どうしたん?」
    歩はカウンターに座って驚いている。翼は歩に店に来ることを伝え忘れていた。
    「ハンカチ…取りに…」息切れする翼。
    一秒でも早く歩に会いたくて普通に歩くスピードからスキップから小走り、最後は全速力になっていた。
    夜の街をスキップした後、全速力…自分自身でもさすがに気持ち悪かった。

    2007-11-24 05:17:00
  • 53:

    つばさ

    歩「借金取りにでも追われたんか?ワラ…とりあえず水のむ?」
    翼「翼といえば?」
    歩「ビールやね」
    店内はマスターとマスターの客1人。暇だった。
    歩と話していると2人も加わり4人で笑い話をした。

    2007-11-24 05:20:00
  • 54:

    つばさ

    送りの時、歩が鞄を取り、中からハンカチを出した。
    歩「大事に保管しときましたぁ〜でも着てた服とかも入れてたから体臭臭いかも」
    試しに匂いでみる「ゔわぁ!」翼は嫌な顔をしてすぐにハンカチを離す。
    歩「なんやねん!そんな俺臭ないやろ…オ゙ェ!」

    2007-11-24 05:25:00
  • 55:

    つばさ

    どうやら先日、鞄の中で香水がこぼれていたらしい。不思議と鞄は濡れていなかった。すべてハンカチが吸収していた。
    「つぅチャンごめん!」歩は半泣き顔になっていた。
    「コレ大事な奴やねんけど?」腕組をして睨む翼。
    歩「ホンマごめん!洗う!クリーニング出す!」
    「冗談!いいよ。帰って洗うわ」翼は笑って歩にバイバイした。

    2007-11-24 05:27:00
  • 56:

    つばさ

    何度か洗濯すると匂いは修まり、ほのかにずっと匂った。歩が側にいるみたいだったから前よりも大事な宝物になった。

    後日理沙に話すと「きもい!変態!近寄るな」と蹴られたが…

    2007-11-24 05:29:00
  • 57:

    名無しさん

    めちゃ更新されてる?おもしろい?

    2007-11-24 05:37:00
  • 58:

    名無しさん

    おもろい!

    2007-11-24 06:06:00
  • 59:

    つばさ

    >59サン?
    ありがとうございます?暇だったんでめっちゃ更新しときました(・∀・)ノ今から更新します?

    >60サン?
    ありがとうございます?誤字や分かりにくい所あるかもしれませんが完結までお付き合いくださいッ(o^∀^o)

    2007-11-25 00:16:00
  • 60:

    つばさ

    歩からは毎日連絡は来るが、いつも他愛もない話ばかりで一切営業してこない。翼は必死に店に行く理由を探していた。ハンカチを取りに行く…などの理由がないと歩目当てだと思われるのが恥ずかしくて店に行けなかった。
    しかし理由などあるはずもなく、悶々とした日々を送った。

    2007-11-25 00:20:00
  • 61:

    つばさ

    仕事も休みで、日頃の疲れを取るべく家でゴロゴロしていると大学の友達の繭に急に呼び出されスタバに向かった。
    翼「遅くなってごめん!」
    繭「遅いよ!」ホッペを膨らまし怒っている。繭は白いヒラヒラしたワンピースを着て、大きなリボンの付いたピンクのサンダルを履いている。

    2007-11-25 00:24:00
  • 62:

    つばさ

    翼は周りを見渡し「あの黒T?」
    繭「正解!よく分かったね」
    繭は天才的なブリッコである。家以外は全て男の狩場らしい。いつでもどこでも良い男を探している。今日は黒いTシャツを着たホストっぽい男に視線を送り続けている。

    2007-11-25 00:28:00
  • 63:

    つばさ

    翼「で、深刻な相談って何?」
    繭「あのね〜繭カズキ君に本気で惚れちゃったみたいなんだぁ〜それでね」
    翼「待て!カズキって誰?リョウタやろ?」
    繭「あれ?翼リョウタ止まりだった?リョウタは最悪だったの。あいつヤリチンでさ!」

    2007-11-25 00:33:00
  • 64:

    つばさ

    1週間前にリョウタに本気で惚れちゃったんだぁ〜という話を無理矢理2時間も聞かされたのに…今日はカズキに惚れたと言いながら今も黒いTシャツに微笑みかけている繭。

    2007-11-25 00:37:00
  • 65:

    ?

    おもろい(≧▽≦)ノ

    2007-11-25 02:11:00
  • 66:

    名無しさん

    スネオとかシャンメリーとか所々の表現ががやたらおもろい?話もリアルでおもしろいです?応援してます?

    2007-11-26 02:03:00
  • 67:

    つばさ

    >?サン
    ありがとうございます?おもろい言うてもらえて嬉しいです(o^∀^o)?
    >68サン
    応援ありがとうございます?実話なんでリアルですょ(*^□^*)?

    2007-11-26 02:23:00
  • 68:

    つばさ

    コーヒーを飲み干して店を出ようとする翼。
    繭「ヒドイ!帰るの?」
    翼「お前の男の話長いからタバコ吸える所行く!」
    繭「やったぁ?だから翼大好き?…あっ女連れかぁ…あんな女のドコがぇえねん!」黒いTシャツの男は彼女と待ち合わせだったみたいだ。
    繭に呆れながらもhomeというバーに向かった。homeのマスターは一人暮らしの翼にご飯を作ってくれたり、父親の様に可愛がって世話をしてくれる。この店を選んだのは、この店には繭が狙うような男がいないから。

    2007-11-26 02:25:00
  • 69:

    つばさ

    「で、カズキだっけ?」タバコを吸い始める翼。
    繭「繭にもタバコちょうだい!」
    繭もヘビースモーカーだが男の前では絶対に吸わない。むしろ「タバコの臭い無理ぃ〜」と言ってブリッコをする。

    2007-11-26 02:26:00
  • 70:

    つばさ

    繭「カズキはクラブで知り合って〜そのままお持ち帰りしてん!でも、その日からカズキに夢中やねん?」それから1時間ほどカズキの話を聞かされたが、翼は聞き流していた。

    2007-11-26 02:43:00
  • 71:

    つばさ

    繭はいつもワンパターン。出会ったその日にお持ち帰りされている。

    2007-11-26 02:45:00
  • 72:

    つばさ

    繭はいつもワンパターン。出会ったその日にお持ち帰りされている。(繭はお持ち帰りしてる!とこだわるが…)

    2007-11-26 02:47:00
  • 73:

    つばさ

    そしてセックスした後に好きになり、男をしつこく追い掛け回す。男は彼女がいたり、一発やりたかっただけ…みたいなのがほとんどだから繭のしつこさにうんざりして逃げ去ってしまう。

    2007-11-26 02:48:00
  • 74:

    つばさ

    繭は失恋の度に異常なくらい病む。しかし、すぐに新しい男を探してくる。そんな繭は友達に嫌われていた。翼はなぜかそんな繭を放っておけなかった。

    2007-11-26 02:54:00
  • 75:

    つばさ

    翼「結局、深刻な話って男の事?」
    繭「カズキの話に夢中になって忘れてた!あのね。金欠だから翼の所で働きたいねん!」
    繭「マネージャーに話しとく!」

    2007-11-26 02:56:00
  • 76:

    つばさ

    それからしばらくして理沙は不満そうだったけど繭も店で働くことになった。
    結局カズキには捨てられていた。
    店では翼を筆頭に理沙、繭の3人は大人しい店では異例の盛り上げ部隊として盛り上げまくっていた。不定期・週2の出勤なのに客は付いていた。翼の客はみな友達感覚か娘感覚で仲良くて、仕事は楽しかった。

    2007-11-26 02:58:00
  • 77:

    つばさ

    ある日ママに呼び出され【説教される…クビ】とビビっていたが「翼、お客さんに評判良くてね!だから週3、4入れへん?もちろん時給はかなり上げるから!」という意外な提案だった。

    2007-11-26 02:59:00
  • 78:

    つばさ

    翼「週2でも学校あるんでキツイんです。そういう話なら残念ですが辞めさせて頂きます」
    ママ「それは…週2でいいから辞めないで!」
    翼「ですけど…他に良い話も貰ってますし…」
    ママ「時給上げるから週2で!お願い!」
    翼「私もママや店が好きですから…分かりました」

    2007-11-26 03:01:00
  • 79:

    つばさ

    ママに握手され事務所を出て扉を閉めた。理沙と繭が心配して事務所の前で待っていてくれた。翼はピースをして「ピンチは最大のチャンスやでぇ」とニヤリと笑った。
    店は元から時給が良く、仕事も楽だし、なにより客が好きだったので他店に移る気はない。しばらくして翼に続いて理沙と繭も同じ手で時給アップされた。

    2007-11-26 03:03:00
  • 80:

    つばさ

    繭「翼に話があんねん!」深刻そうな顔をしている。
    翼「言うてみんしゃい!」
    繭「繭、今日カナサンのお客さんの富山サンの席付いてん。翼の席盛り上がってたから富山サンと凄いなぁ言うて話してたら、カナサンが翼は枕してるからや!って言うねん!」
    カナは28歳で美人だけど清楚というより地味な雰囲気。客は数人で店ではずっとイチャイチャしている。翼が挨拶してもいつも無視する女。

    2007-11-26 03:07:00
  • 81:

    つばさ

    翼「枕って何じゃ?」
    理沙「さぁ?」
    繭「そんな事も知らんのにお水してたん?枕って客と寝る営業やで!」

    2007-11-26 03:15:00
  • 82:

    つばさ

    翼「客とセクースするの?」
    理沙「セクースて!」
    爆笑する2人に呆れる繭。
    繭「笑ってないでどうすんのよ?」

    2007-11-26 03:17:00
  • 83:

    つばさ

    翼「繭…ハメられたなぁ」
    繭「ハメ?」
    翼「繭がウチに言うって見込んで、わざと聞かせてウチをヘコまそうとしてるんちゃう?」
    繭「はぁ?あの女最悪!てかカナサンこそ色営やし枕もしてるからなぁ!ボーイの子に聞いたもん」
    繭はボーイまでつまみ食いをしていた。

    2007-11-26 03:18:00
  • 84:

    つばさ

    翼「色営って?」
    繭「はぁ〜。色営ってのは色営業!客を恋人みたいに扱って営業すんの!」
    理沙「てかさぁ…繭なんでそんな知ってんの?」
    繭「繭、ホストと付き合ってたことあるから?」
    翼「繭ぅ〜ボーイが言うたか知らんけど真実かハッキリわからん事信じたり、人に言うたらアカンで!違ってたらどうする?」

    2007-11-26 03:20:00
  • 85:

    つばさ

    繭「分かったぁ…で、どうするん?」
    翼「何もせんよ。じっくりカナサンの出方を見させてもらうわ」

    それからカナは客達や他のスタッフに翼は枕だと言い振り回していた。
    仕事を終え更衣室に行くと翼のロッカーが荒らされていた。貴重品はもやしに預けているので大丈夫だがブランド品は盗まれ、私服やドレスは切り裂かれていた。

    2007-11-26 03:23:00
  • 86:

    つばさ

    理沙「カナサンやな…」
    翼「証拠はない。推測で物言うな!」
    理沙「でも…」
    翼「このドレスは持って帰るわ…ほな」
    翼は切り裂かれたドレス1着を持って更衣室の扉を開けようとした時カナが入ってきた。

    2007-11-26 03:24:00
  • 87:

    つばさ

    カナ「あら翼チャン。おつかれぇ」とDiorのポーチを見せびらかしてきた。
    翼「それ…ウチ…」
    カナ「ぁあこれ?拾ってん!翼チャンどうしたん?汚いドレス持って!」カナはクスクス笑っている。
    翼「お疲れ様です」
    翼は更衣室を出て非常階段で泣いた。しばらくして携帯が鳴る。

    2007-11-26 03:26:00
  • 88:

    名無しさん

    あげ?

    2007-11-26 20:24:00
  • 89:

    名無しさん

    しぉりッッ?

    2007-11-26 21:16:00
  • 90:

    つばさ

    >90サン
    あげ?ありがとうございます(・∀・)ノめっちゃ嬉しいです?
    >91サン
    しおり?ありがとうございます(o^∀^o)今から更新します?

    2007-11-27 02:54:00
  • 91:

    つばさ

    【理沙・着信】
    出ないつもりでいたが、ずっと鳴り続けているので通話ボタンを押した。
    理沙「つぅチャンですかぁ?今りーチャンは歩の店で暇してるので至急来てください?」電話は一方的に切られた。
    店に着くと理沙は1番奥のボックス席を陣取って歩、マサ、マスターを従えている。

    2007-11-27 02:56:00
  • 92:

    つばさ

    歩「お前何やねんその格好!ダッセェ!」爆笑する一同。
    それもそのはず、切り裂かれていない服は今日仕事で着ていたドレスのみ。しかもこんな日に限って刺繍とビーズが施された派手なターコイズブルー色のドレス。
    …に私服に合わせたドルガバのブラウンのゴツいショルダーバッグをかけている。
    ダサい。ダサすぎる。

    2007-11-27 02:57:00
  • 93:

    つばさ

    翼「斬新すぎるやろ?」
    より爆笑する一同。
    理沙「翼!今日は金曜やしトコトン飲むで!」
    翼「当たり前や!」
    大量にビールを飲み続け、気付けば朝になっていた。他の客は帰り、理沙や他の従業員たちは酔い潰れて寝ていた。理沙の半分取れて反り返っている付けまつげが気持ち悪い。

    2007-11-27 02:59:00
  • 94:

    つばさ

    翼「理沙キモ!白目やし!ワラ」
    歩「酔ったぁ?」と翼の肩にもたれ掛かってくる。
    翼「甘えるな!飲むぞ!」
    歩「あんた鬼やぁ!」
    翼「嘘やん?ピッチャーにでもビール入れてから寝てくれるかな?1人で飲むから?」

    2007-11-27 03:01:00
  • 95:

    つばさ

    歩「どうせなら俺のオリジナルカクテル飲まへん?」
    翼「美味いん?」
    歩「味は保障しませんよ!クーリングオフも受け付けません!」
    翼「作ってや?」
    歩はいつもの笑顔ではなく真剣な顔をしてシェイカーを振る…男らしくて妙にセクシーだ。その姿に夢中になった。

    2007-11-27 03:03:00
  • 96:

    つばさ

    シェイカーから歩が作ったカクテルがグラスに注がれる。純白のカクテル。
    翼「牛乳?」
    歩「アホか!牛乳振ったらバター出来てまうわ!」
    翼「名前は?」
    歩「翼…かな?はよ味みてや!」

    2007-11-27 03:04:00
  • 97:

    つばさ

    翼…そう言われた瞬間、顔が熱くなった。店内は暗いから分からないがきっと翼の顔は真っ赤だろう。

    カクテルを一口飲む。

    2007-11-27 03:06:00
  • 98:

    つばさ

    翼「甘ッ…」
    歩「せやで?甘ーい翼?」
    翼「やっぱビールやな」
    歩「最悪やぁ〜この女」
    「…ありがと」翼は小さい声でお礼を言った。

    2007-11-27 03:07:00
  • 99:

    つばさ

    歩「理沙チャンから聞いた。ヒドイ事されて可哀相やったなぁ…お前泣いたやろ?目腫れてるやん。美人が台無しやで!こんなんする奴シメてまぇ!」
    翼「きっと、やったんはカナサン…枕の話もあったし私のポーチ持ってたし。それはどうでもいいねん。ぽっと出の新人がしゃしゃり出てきたら腹も立つやろ。」
    歩は何も言わず翼を軽く抱き締め、頭を撫でた。
    「これなぁ…原型ないけどドレスやねん」と翼は鞄から切り裂かれた薄いピンクのドレスを出した。

    2007-11-27 03:10:00
  • 100:

    名無しさん

    期待あげ??

    2007-11-27 11:58:00
  • 101:

    つばさ

    >102サン
    ありがとうございます(*^□^*)?
    今から更新します??

    2007-11-28 00:45:00
  • 102:

    つばさ

    翼「このドレス、私に付いた初めてのお客さんの橋本サンって人から貰ってん。橋本サンは私を娘の様に可愛がってくれるし…私も何も隠さず話してる。理想の父親って感じやな」
    翼は少し俯き、涙を浮かべながら続けた。

    2007-11-28 00:50:00
  • 103:

    名無しさん

    a

    2007-11-30 09:22:00
  • 104:

    .

    あげ

    2007-11-30 10:57:00
  • 105:

    つばさ

    106サン?107サン
    ありがとうございます(o^∀^o)
    今から更新します?

    2007-11-30 14:12:00
  • 106:

    つばさ

    歩は強く翼を抱き締める。

    長い沈黙を破って歩は低く優しい声で話した。
    「その人はきっと娘に似てたから、娘に重ねて翼を可愛がったんやなくて翼の優しさが嬉しかったんやと思う。だから大丈夫や!正直に話してみ?」
    歩の体は力強く、温かくて抱き締められた翼は癒され安心できた…歩の優しさにまた涙が零れた。

    2007-11-30 14:14:00
  • 107:

    つばさ

    起きた理沙とタクシーに乗って翼宅に帰った。
    理沙「今日仕事休む?」
    翼「行くよ?理沙ぁ〜意外と歩は悪い奴やないよ?」理沙「何清々しい顔してんの?キモイな…やと思うで!ウチが店行って『翼知らん?』って叫んだら『翼になんかあったんか?教えてくれ!』って歩必死で、めっちゃ心配してた。翼も男見る目上がったかもなぁ!おやすみぃ〜」

    2007-11-30 14:16:00
  • 108:

    つばさ

    大事な話があります。店以外で会えませんか?連絡待ってます。
    翼は橋本サンにメールを送った。
    夕方、橋本サンから返信があり、7時にいつも同伴で行く料亭で会うことになった。
    10分遅れただけなのに謝り続ける橋本サン。
    橋本サンを目の前にすると話を切り出せなかった。

    2007-11-30 19:35:00
  • 109:

    つばさ

    橋本「なんやずっと黙って。呼び出したんお前やろ?なんや告白か?無理やぞ〜俺は女房一筋やからな!」と冗談を言って和ましてくれる。

    橋本「カナのことか?」
    翼は驚いて目を丸くした。

    2007-11-30 19:38:00
  • 110:

    つばさ

    橋本「やっぱりな。最近よく店で翼の悪い噂耳にするし、酒場は客も女も噂話好きやからなぁ。どうやら原因はカナみたいやし。ママに問い詰めたらママも翼は大丈夫や!って放置してたみたいやわ。俺もお前はそんなことで弱るなんて思ってへんかったけど…見込み違いやったか…」

    2007-11-30 19:41:00
  • 111:

    つばさ

    翼「橋本サンに貰ったドレスが…」
    翼はロッカーが荒らされて橋本サンに貰ったドレスが切り裂かれたことを話し橋本サンへ謝罪をした。

    2007-11-30 19:46:00
  • 112:

    つばさ

    橋本「とりあえずお前は悪くない。出る杭は打たれるねん!出すぎた杭は逆に打たれへんくなるから、翼負けるな!ドレスはええから、翼に似合ったもっとぇえドレス買いに行くぞ!」
    翼「いや…そんな…」
    「俺のドレス受け取れへん言うんか?」と笑う橋本サン。

    2007-11-30 19:47:00
  • 113:

    つばさ

    橋本サンに純白のドレスを買ってもらった。
    歩のカクテルのように真っ白なドレスを。

    他にもドレスを買えと言われたが断り、そのまま別れて出勤しようとすると橋本サンは言うことを聞かず同伴出勤ということになった。
    貰ったドレスに着替えて席に着く。

    2007-11-30 19:50:00
  • 114:

    つばさ

    橋本サンは横の席にいる翼の客の太田サンに「こいつ貧しくてドレスないらしいからみんな買ったってな!」と笑いながら話し、太田サンも「貧乏学生、翼にドレス買うたるわ!」と言って席を合わせてみんなで楽しく話した。
    するとカナが席にやってきた。もやしの指示ではない、カナ自身の意志でやってきたのだ。

    2007-11-30 19:52:00
  • 115:

    名無しさん

    気になるわー!頑張ってなぁ♪

    2007-11-30 21:48:00
  • 116:

    つばさ

    >118サン?
    ぁりがとうございます(*^□^*)?完結までがんばります?

    2007-12-01 00:33:00
  • 117:

    つばさ

    一瞬静まり返る客たち。
    翼は知らなかっただけで客たちはみな翼の悪い噂やカナのことを知っていた。
    太田「カナが来るなんて珍しいなぁ!」
    カナ「翼チャンの席いつも盛り上がってるから入りたいって思ってたんです」

    2007-12-01 00:35:00
  • 118:

    つばさ

    翼「私は静かに飲みたいんですけど…みんな下品やから困りますわぁ」
    太田「この前、腹踊り得意言うてやろうとしてたんお前やろがぁ!みんな必死で止めたちゅーねん!」
    翼「シー!それは内緒やろ!ママに聞こえる!」
    橋本「ママにチクったぞ!」
    翼「最悪!」

    2007-12-01 00:36:00
  • 119:

    つばさ

    カナ以外全員爆笑。

    カナはタバコに火を付け、煙を翼に当てながらニヤリと笑い話し始めた。
    カナ「そういえば翼チャン、ホストの男とどうなったん?ホスト狂になったりしてない?」

    2007-12-01 00:38:00
  • 120:

    つばさ

    【歩の話はさっきトイレでちょっと理沙としただけ…盗み聞き?】

    橋本「そういえば…まだ落とせてないんか?」
    翼「それがねぇ…彼が真っ白なオリジナルカクテル作ってくれて…名前が翼なんですぅ?でもあんまり美味しくないんです!」
    橋本「アカンやん!」

    2007-12-01 00:43:00
  • 121:

    つばさ

    太田「黙ってたらいい女やけど中身マズイ…翼そのものやな!そいつ、お前のこと分かってるやないかい!」
    笑う一同にキョトンとするカナ。

    2007-12-01 00:48:00
  • 122:

    つばさ

    【ママに呼び出されて怒られた事がある。水商売は夢を持たせる商売。何でも正直な私はホステス失格だとも言われた。だけど偽った自分では人気も出なかったし、まず偽ることはしたくない。どんなに水商売に向いていなくても最悪でも翼には出来ない。運良く素直な翼を好んでくれるお客サンにも出会えた。本当に恵まれていて感謝している。】

    2007-12-01 00:53:00
  • 123:

    つばさ

    カナはトイレに立ったきり席には戻らなかった。
    仕事を終えて歩の店へ向かった。

    2007-12-01 00:55:00
  • 124:

    つばさ

    歩「その顔は良い事あったな?そして俺のカクテルを求めてるな?」
    翼「誰が牛乳飲むかぁ!」
    歩「そうそう…牛乳入れてシェーカー振ってカタカタという音がしたら立派なバターのってアホか!」
    翼「黙ってビール入れて!」
    歩「せめてツッコんでくれ!しかもコレ2回目やし…」

    2007-12-01 00:56:00
  • 125:

    つばさ

    2人の会話を聞いて笑っている女の子が居た。
    名前はエリ。年下で可愛い顔をしている。エリは翼にファッションについて質問攻めしてきた。翼も可愛い妹が出来たみたいで嬉しくて仲良くなった。

    2007-12-01 00:59:00
  • 126:

    つばさ

    その時、歩の目が笑っていないことを、なぜ私は気にしなかったのだろう。

    2007-12-01 01:01:00
  • 127:

    名無しさん

    あげ?

    2007-12-01 08:02:00
  • 128:

    名無しさん

    あげ

    2007-12-01 12:45:00
  • 129:

    つばさ

    >130サン●>131サン
    ぁりがとうございます♪
    ャル気出ます(*^^)v

    2007-12-01 14:20:00
  • 130:

    名無しさん

    頑張って完結願います

    2007-12-01 14:21:00
  • 131:

    つばさ

    ある夜、クラブ友達が集まっているからと誘われたので髪をセットしていると、あややの桃色片想い♪が鳴った。
    【歩・着信】
    調子に乗って歩の指定音を桃色片想いにしたが改めて1人の時に聞くと古いし、キャラ違いだし恥ずかしい…
    理沙が「キモ死して!」と言った時に変えれば良かったと後悔しながら電話を取った。

    2007-12-01 14:23:00
  • 132:

    つばさ

    歩は久しぶりの休みで友達と飲んだらしく酔っている。
    翼「悪いけど、今から出かけるから…」
    歩「ぇえ!?切る気ぃ??」
    翼「うん。てか折角の休みなんやし寝たら?」
    歩「ん?嫌ぁ!つぅチャンと話したいのぉ〜!!」

    2007-12-01 14:27:00
  • 133:

    つばさ

    ●>133サン●
    ありがとうございます(*^_^*)
    完結目指して頑張ります!!

    2007-12-01 14:30:00
  • 134:

    つばさ

    溜息をつく翼。
    歩「だって…話したいの…」
    何も話さない翼。
    歩「もしもし?……つぅチャン?…無視?…怒った?…つぅチャン!!何で無視なん?呆れた?…嫌いになった?…つぅチャン!!」
    翼「うるさい!今、友達にメール送ってるから待て!」

    2007-12-01 14:33:00
  • 135:

    つばさ

    歩「ホンマにぃ?だから翼大好きやねん!!」
    友達にメールを送ると「長電話のチャンスなかなかナイから逃すな!!」と応援してくれた。
    それから色んな話をして、歩の性格がなんとなく分かってきた。
    気がつくと朝になっていて6時間以上話していた。

    2007-12-01 14:36:00
  • 136:

    つばさ

    翼「もう朝やで…寝よか!」
    黙る歩。
    翼「えっ?寝た?」
    歩は改まって深刻そうに話し始めた。
    「起きてるよ!…つぅチャンに聞きたいことあんねん。」

    2007-12-01 14:39:00
  • 137:

    つばさ

    歩「だいぶ古ぅ〜い話なんですが…ずっと気になってるから聞こうと思って今日電話してん!」
    翼「もったいぶんなって!!」
    歩「翼の大事や言ってたハンカチ…誰かに貰ったん?」
    翼「うん。せやで!!」
    歩「誰に?」

    2007-12-01 14:44:00
  • 138:

    つばさ

    翼「オカン!」
    歩「オカン?何で大事なん?」
    翼「翼も女らしくなり!って可愛いハンカチくれてん!ウチ可愛いハンカチとか似合わんし、恥ずかしくて…いつもシンプルなの買うからオカンに可愛いの貰って嬉しくて…ウチも女の子やし、可愛いの好きやからさぁ!そのハンカチがきっかけで自分の好きなの買えるようになれたから大事やねん♪」

    2007-12-01 14:47:00
  • 139:

    つばさ

    歩は急にハイテンションになった。
    「そっかそっか!!!良かったぁ〜男からのプレゼントやなくて!!」
    翼「なんでなん?」
    歩「なんでって…気付けや!鈍感女!」

    2007-12-01 14:50:00
  • 140:

    つばさ

    翼「切るで!」
    歩「待て!喧嘩売ってるんとちゃうねん!」
    翼「あぁ?」
    歩「歩クンね…つぅチャンのこと気に入ってるの♪」
    沈黙になる2人・・・

    2007-12-01 14:53:00
  • 141:

    つばさ

    翼「…騙そうとしても無駄よ!!」
    歩「お前騙して何のメリットがある?」
    翼「…金?」
    歩「お前なぁ…騙す手間とお前が落す金…赤字過ぎやから!」
    翼「そっかぁ…ウチも気になる」

    2007-12-01 14:57:00
  • 142:

    つばさ

    歩「マジで??ホンマ?」
    翼「うん。まぁ。なんとなく一応」

    気まずくなってしまい、歩に子守唄を歌って寝かせ、電話を切った。

    2007-12-01 15:00:00
  • 143:

    名無しさん

    待ってますo(^-^)o

    2007-12-02 17:02:00
  • 144:

    つばさ

    146サン?
    ありがとうございます('∀'●)?
    今から更新します?

    2007-12-03 00:33:00
  • 145:

    つばさ

    【歩が好き…】
    そんな事、出会った瞬間分かってた。
    【歩に会いたい…】
    歩が好きだから会いたい…自然なこと。だから店に通うのも自然なこと。

    2007-12-03 00:35:00
  • 146:

    つばさ

    店に行っても歩への気持ちがバレないようにみんなと楽しく盛り上がって飲んだ。
    ミスズという子がずっと話し掛けて来たので仲良くなった。しかし、エリと飲んでいてミスズが店に入ってくるとミスズは話かけてこない。ミスズに話し掛けて会話してもエリは会話に入らない。その逆もある。
    翼は気にはなったが、あえて聞くことはしなかった。

    店以外では会うことのない人にあまり深入りしてはいけない。

    2007-12-03 00:38:00
  • 147:

    つばさ

    歩がいるだけで、店に行って会えるだけで元気が出て仕事も頑張れる。

    2007-12-03 00:40:00
  • 148:

    つばさ

    小川サンは有名な医者らしく小川サンの気に入った店というだけで色んな人が店に通う事になるらしくママに一杯だけでいいからと必死に頼まれた。
    翼「ぇえ〜嫌ですよぉ」
    ママ「あの人よう大阪で飲むけど悪い噂聞かんし、翼を気に入ってくれてるやん!」
    翼「一杯だけで速攻帰りますよ!……チビ」
    ママ「つ〜ば〜さ〜聞こえてる〜」

    2007-12-03 02:08:00
  • 149:

    つばさ

    ママの必死さに負け、一杯だけという条件でバーへ行った。
    約束通り、一杯で店を出て小川サンをタクシーに乗せようとした。
    小川「俺の泊まってるホテル、最上階で夜景がキレイだからおいで!」
    とタクシーに入れようとする。

    2007-12-03 02:09:00
  • 150:

    つばさ

    翼「夜景興味ないんで帰ります」
    抵抗する翼。
    小川「おいで!仲良くしようよ!」
    小川に手を掴まれ離せない。
    翼「いや…明日早いですし…」

    2007-12-03 02:10:00
  • 151:

    つばさ

    体がガッチリしている小川に体を押さえ込まれ、手を掴まれると、さすがに身動きが取れない。
    不覚にもキスをされ、調子に乗った小川に舌まで入れられそうになる。
    小川「そんな抵抗しなくても、お前枕ホステスなんだろ?いくら?カナに聞いたから」
    ニヤニヤしながら耳に息を当てながら話す。

    2007-12-03 02:12:00
  • 152:

    つばさ

    翼「いい加減にして下さい!」
    小川「はぁ?」
    翼「私は枕しませんから、よそ当たって下さい」
    酒の勢いなのかカナに何を吹き込まれていたのか小川はキレた。

    2007-12-03 02:13:00
  • 153:

    つばさ

    オ゙ェッ!!

    血の味がする。
    顔と腹に二発食らった。
    尚も殴りかかろうとする。

    2007-12-03 02:14:00
  • 154:

    つばさ

    【ここはミナミ。こんな所でこんな姿、誰かに見られたら堪らない…絶対歩には見られたくない】

    翼の瞳に闇が覆い始めた。

    2007-12-03 02:16:00
  • 155:

    つばさ

    自分からタクシーに乗り込む翼を見て笑顔の小川。
    小川「近くのホテル」
    【そらお前のホテルは仕事関係やから無理やな…何が夜景や…】
    タクシーはラブホ街に止まった。
    小川は金を払い、先にタクシーを降りる。

    2007-12-03 02:17:00
  • 156:

    つばさ

    翼「すぐ終わるから待ってて。」
    小川には聞こえないように運転手に小さな声で告げた。
    小川はタクシーから降りようとしない翼を引きずり降ろそうとする。
    小川「これで十分だろ?」鞄に十数万突っ込まれた。翼は金を掴み小川に投げた。ヒラヒラと舞い散る一万円札。

    2007-12-03 02:18:00
  • 157:

    つばさ

    小川「何するんだ?」
    小川は目が血走っていてタクシーから翼を引っ張り揚げ、顔に一発。
    殴られタクシーに頭を打ち、鈍い音がした。
    翼は小川の顔に血の交じった唾を吹き飛ばした。

    2007-12-03 02:20:00
  • 158:

    つばさ

    小川「クソガキが!」
    何度もタクシーに頭を打ち付けられる。
    血だらけになりながらケラケラ笑い始める翼。

    2007-12-03 02:24:00
  • 159:

    つばさ

    小川は翼の異様な様子にビビり固まった。
    翼「女1人まともに抱けねぇなんてみっともねぇな!それとも血まみれの女が好み?お医者様だもんね」
    再び笑いだす翼を尚も殴りかかろうとする。

    2007-12-03 02:30:00
  • 160:

    つばさ

    殴りかかった小川の拳を止めた。
    翼「そんな猫パンチじゃ痛くもかゆくもないよ?」
    小川は、またも翼の頭をタクシーに打ち付ける。
    運転手はビビりまくって固まっている。

    2007-12-03 02:36:00
  • 161:

    つばさ

    キャー!
    ラブホ街を歩いている女が悲鳴をあげ、こっちを見ている。
    翼「あらら…目撃者来ちゃったね!警察行く?付いて行ってあがるよ?被害者として?」
    小川は挙動不審になっている。

    2007-12-03 02:43:00
  • 162:

    つばさ

    翼は顔面に一発入れると小川は鼻血を流し、ヨロヨロと倒れた。
    翼「歯ある?まぁ…立派な正当防衛だから?」

    小川と散らばった金をラブホ街に残してタクシーは走りだした。

    2007-12-03 02:48:00
  • 163:

    名無しさん

    おもろなってきた?

    2007-12-03 02:51:00
  • 164:

    つばさ

    運転手「大丈夫ですか?」ビビりながら聞いてくる。
    翼「大丈夫って聞くなら助けろよ!殴られてるのにラブホまで連れてくんなや!ウチからしたらお前も同罪や!…一生呪ったる!」
    翼が笑っても運転手はビビりまくっている。

    2007-12-03 02:51:00
  • 165:

    つばさ

    167サン?
    ありがとうございます(・∀・)ノ?
    実話なんで書いてて自己嫌悪になりました?ワラ

    2007-12-03 02:55:00
  • 166:

    つばさ

    重たい空気のまま走り続ける。
    「止めて!」
    ラブホ街を抜けようと言うときに翼は叫んだ。
    急停車するタクシー。

    2007-12-03 02:59:00
  • 167:

    つばさ

    タクシーを降り、ラブホに入る男女。

    間違いない。

    カナだ!

    2007-12-03 03:01:00
  • 168:

    つばさ

    男は今日来ていた新規の客。
    タクシーを降り、ラブホへ走り出す翼。
    2人は部屋に入ってしまったのか見失った。
    フラフラと崩れ落ち涙が溢れた。

    2007-12-03 03:03:00
  • 169:

    つばさ

    しばらくして運転手がやってきて、着ていたスーツの上着をかけてくれた。
    真夏なのに体がガタガタ震える。

    運転手に連れられ再びタクシーに乗り、走りだした。

    2007-12-03 03:06:00
  • 170:

    つばさ

    翼「もう呪わへんから安心してな」
    運転手は何も言わずニコッと笑った。

    2007-12-03 03:08:00
  • 171:

    名無しさん

    つばりん好き(*´?`*)?
    かっこよい?
    これからも期待してます?

    2007-12-03 03:10:00
  • 172:

    つばさ

    ━翼サンは、一種の多重人格と言いますか…普段の翼サンでは出せない怒りを第二の翼サンが代わりに出してくれるんです。うっすらと記憶があるみたいなんですが若者がよく言う“キレる”というのとはレベルが違いすぎますね━

    2007-12-03 03:16:00
  • 173:

    つばさ

    175サン?
    好きトカ言って頂いて嬉しいです(o^∀^o)?
    ありがとうございます?
    書けちゃう所まで一気に書いておきますね(・∀・)ノ

    2007-12-03 03:19:00
  • 174:

    つばさ

    翼は必死に頭から言葉をかき消した。

    タクシーは再びミナミに戻ってきた。
    こんな汚い街を見て安心してしまう。

    2007-12-03 03:21:00
  • 175:

    つばさ

    運転手「お代は結構です」翼「ううん。アイツ訴えるとなったら証言してもらわなアカンから」
    お金と上着を渡してタクシーを降りた。

    2007-12-03 03:25:00
  • 176:

    つばさ


    【歩に会いたい…】

    2007-12-03 03:27:00
  • 177:

    つばさ

    鞄から帽子とサングラスを取出し、腫れた顔を隠して店へと歩き始めた。

    【歩・着信】

    2007-12-03 03:30:00
  • 178:

    つばさ

    歩「つぅ家着いたか?」
    いつもと変わらない歩に癒される。
    翼「今ミナミ歩いてる」
    歩「はぁ?危ないやん!早くタクシー乗って帰りなさい!」
    翼「歩に会いたいねん」

    2007-12-03 03:33:00
  • 179:

    つばさ

    歩「ぇ?……俺も俺も俺も俺も!でもあと10分くらいコンビニ入って待ってて」
    翼「もう店の前やし入るで?」
    歩「店来んでええ!営業ちゃいますから!翼が俺に会いたい言うなんて…可愛いなぁ」

    2007-12-03 03:38:00
  • 180:

    つばさ

    翼「いや飲みたいから」
    歩「俺に会って家帰って飲め!」
    翼「何?私が行ったらマズイん?」
    歩「ホンマお前可愛くない!会ってあげない!プンプン」勝手に切られた。

    2007-12-03 03:41:00
  • 181:

    つばさ

    翼はコンビニに入らずフラフラと歩いているとホストに囲まれた。

    逃げる。
    戦う。
    アイテムを使う。

    2007-12-03 03:44:00
  • 182:

    つばさ

    脳内がドラクエ化している翼の手を掴み歩き始める。

    小川の時と違って安心できる…歩だから。

    2007-12-03 03:46:00
  • 183:

    つばさ

    歩「俺以外のヤツに触らせるな!」

    歩の言葉が痛い…小川にキスをされた。

    急に泣き出す翼を人気の少ない路地に連れていく歩。

    2007-12-03 03:49:00
  • 184:

    つばさ

    翼を階段に座らせ、屈みながら抱き締め、顔を近付ける。
    歩「血!?」
    急に翼の帽子とサングラスを取り驚いている。

    2007-12-03 03:52:00
  • 185:

    つばさ

    歩は携帯を取出し電話を掛け始めた。
    歩「もしもし?あれから誰も来てない?…うん。分かった。すぐ店戻るから、お前買い出し行って!…あっても買え!俺は心配性なんや!」

    2007-12-03 03:57:00
  • 186:

    つばさ

    また違う所へかける。

    歩「もしもし?今、満席やねん!…うん。分かった。バイバーイ」

    2007-12-03 03:59:00
  • 187:

    つばさ

    歩は翼に帽子とサングラスを付けさせ、コンビニへ行き買い物をして店に向かった。
    店は誰一人いない。
    歩「外暗いから傷見えへん!おいで!」

    2007-12-03 04:01:00
  • 188:

    つばさ

    翼をボックス席に座らせ、コンビニ袋からマキロンを取り出した。
    歩「帽子とサングラス取って!…うわぁ!ヤバイ!つぅチャン…ブスなってる」
    翼「ひどッ」
    歩「ひどいんは、お前の顔やって!」
    歩は笑いながら手当てをしてくれた。不覚にも笑われて救われた。

    2007-12-03 04:05:00
  • 189:

    つばさ

    歩「はい、終わり!」
    翼「ありがと」
    歩は翼の頭をクシャクシャとして撫でた。
    歩「いつ大阪プロレス入団したん?チケットくれやぁ!」
    翼「入ってへんわ!…てか誰もおらんの気になんねんけど」

    2007-12-03 04:09:00
  • 190:

    たぁ?

    おもろーい(´?`)?
    つばさちゃん頑張って完結さしてなぁ??

    2007-12-03 04:13:00
  • 191:

    つばさ

    歩「マスター休みやから俺、店長?居った客は帰ったし、来る客は帰らしたし、マサは遠くまで買い出し行かされて可哀想に…。そんなブスな翼、誰にも見せられへんやん?」
    翼「そっか…ごめん。ありがとう」
    歩「え?俺ブス言うたで怒れや!」
    翼「今ブスやもん」
    歩は翼を抱き締めた。

    2007-12-03 04:14:00
  • 192:

    つばさ

    たぁ?サン?
    ありがとうございます('∀'●)
    完結頑張ります?

    2007-12-03 04:16:00
  • 193:

    名無しさん

    りある?おもろいから頑張って??

    2007-12-03 04:17:00
  • 194:

    つばさ

    歩「今、店やから必死に押さえてんねんぞ!」
    歩はおでことおでこを合わせた。
    翼「何を?」
    歩「オオカミ心」
    翼「襲う気?」

    2007-12-03 04:18:00
  • 195:

    つばさ

    197サン?
    昔のことなんで思い出すのに必死なんですけど?そう言って頂いて嬉しいです?ありがとうございます(o^∀^o)

    2007-12-03 04:20:00
  • 196:

    名無しさん

    てか主自分の事ええふうに書きすぎ(笑)ひくわ

    2007-12-03 04:23:00
  • 197:

    つばさ

    歩「不覚にもブスな、つぅチャンに発情してます」
    翼「こんな時にブスで、かたじけない!」
    歩「翼好きやで」
    翼「ウチも」

    2007-12-03 04:23:00
  • 198:

    つばさ

    200サン?
    自分でも読んでたら良いように書いてる風に見えますね?私、良い人間じゃないんで、これから話変わると良い風には見えなくなると思います?嫌な思いされたならごめんなさいm(__)m

    2007-12-03 04:29:00
  • 199:

    名無しさん

    嫌な思いとかやなくて自分はこう思ってこう行動してこう言動してって書いてるけど客観的に見たり周りの人には実はめっちゃ嫌われてたり、相手されてないタイプっぽいなぁと思って。何て言うん?何でも自分の思うように正当化して解釈してる自己満足人間って感じ。いい人ぶるのよくないよ〜疲れるし、周りにはたいして相手されてなかったり眼中なかったりするから。

    2007-12-03 04:33:00
  • 200:

    つばさ

    ガチャ
    扉の音に驚いて、いきなり離れる2人。
    歩・翼「マサおかえり!」目が点のマサ…
    マサ「それならそうと言ってくれや!俺、無駄に急いだし!空気読めてへんやん!嫌やわ〜台無しやん。もう一回なんか買ってくるやん!」

    2007-12-03 04:34:00
  • 201:

    つばさ

    203サン?
    そうですね…この頃は、かなり良い子ぶってたと思います。恥ずかしながら周りの人とも、よくモメました。
    この頃と今は自分の中では、変わっていると思いますが、変わらず今も周りにそう思われてるかもしれませんね。
    その頃のことを忠実に書きたいと思ったので…こういう形になりました。
    すいません。

    2007-12-03 04:45:00
  • 202:

    名無しさん

    私はこの話大好きやでo(^-^)oつばさちゃん頑張って最後までかいてね♪

    2007-12-03 07:19:00
  • 203:

    名無しさん

    あたしもコレ好き??色んな意見あるかもしれんけど負けずに頑張ってや?また見に来るわ?

    2007-12-03 13:59:00
  • 204:

    つばさ

    206サン?
    ありがとうございます(o^∀^o)?
    ホントに嬉しいです?完結目指しますφ(.. )

    2007-12-03 22:03:00
  • 205:

    つばさ

    207サン?
    ありがとうございます(*^□^*)?
    私は未熟なので色んな意見があるのは当然ですが応援してくださる方がいる限り、完結に向けて頑張ります(o^∀^o)

    2007-12-03 22:15:00
  • 206:

    名無しさん

    あげ

    2007-12-04 00:05:00
  • 207:

    つばさ

    210サン?
    ありがとうございます(*^□^*)?今から更新します?

    2007-12-04 03:16:00
  • 208:

    つばさ

    マサは1人でずっと話している。
    マサ「あ゙〜もう俺、彼女に電話してくるから!」 歩「お前彼女おるん?」
    マサはニヤニヤ笑いながらピースをした。

    2007-12-04 03:18:00
  • 209:

    つばさ

    歩「詳しく聞かせてもらおかぁ!」
    翼「ビール3杯ください!」
    マサ「翼、顔どないしたん?」
    翼「プロレス入団してん!」

    2007-12-04 03:19:00
  • 210:

    つばさ

    マサの彼女は20歳で風俗をしていて写メを見せてもらうと凄く美人サンだった。彼女の話をするマサは凄く幸せそうだったので聞いてる翼たちも嬉しくなった。

    2007-12-04 03:20:00
  • 211:

    つばさ

    次の日。一応病院に行き、帰っていると電話が鳴る。【歩・着信】
    歩「傷大丈夫?」
    翼「今、病院行ったらなんともないって!ウチ頑丈やわぁ!」
    歩「良かったぁ!ホンマに階段から落ちたん?」
    翼「せやで」

    2007-12-04 03:22:00
  • 212:

    つばさ

    昨日理由を聞かれたが嘘をついていた。
    歩「誰かにやられたんちゃうん?前ロッカー荒らした人?」
    翼「ホンマに階段やって!」
    歩「そっか…何かあったら言えよ!ほな寝るわ…おやすみ。好きやで〜」
    歩の電話で傷の痛みが吹き飛び、理紗から遊びの誘いがあったので理紗と若菜を迎えに行くついでにドライブをして、翼宅で飲んでいた。

    2007-12-04 03:24:00
  • 213:

    つばさ

    【ママ・着信】
    一瞬ビビったが電話をとった。
    ママ「昨日はありがとう!」
    翼「何がですか?」
    ママは小川に電話でアフターのお礼を言うと、小川は翼と飲んで楽しかった!と言っていたらしくママはご機嫌だった。

    2007-12-04 03:25:00
  • 214:

    つばさ

    若菜「ウチやったら絶対訴えるわ!」
    若菜はずっと小川にキレてビールを飲み過ぎているので話題を変え、歩の話をした。
    若菜「えっ…付き合ってんの?」
    翼「…知らん」
    理紗「肝心な所抜けてるやん!」

    2007-12-04 03:26:00
  • 215:

    つばさ

    【歩・着信】
    若菜「噂をすれば…てか桃色片想いちゃうやん!」
    理紗「桃色両想いでんなぁ」
    2人にちゃかされながら電話に出た。

    2007-12-04 03:27:00
  • 216:

    つばさ

    翼「もしもし?」
    歩「声、裏返ってんで!」若菜と理紗はテーブルを叩きながら爆笑している。
    歩「何してんの?」
    普段通りの話をした。
    歩「話しすぎた…店戻るわ!」

    2007-12-04 03:29:00
  • 217:

    つばさ

    翼「うん。ほな!」
    歩「ほな!翼好きやでな」電話は切られた。
    理紗「へたれ〜」
    若菜「中途半端嫌い〜よし!店行こ!」
    理紗「いいね!」

    2007-12-04 03:29:00
  • 218:

    つばさ

    2人は傷口お構い無く雑誌に載っていたモテメイクと若菜が今日買ったクラブ用の黒の布が少ない服を翼に着せた。
    翼「露出すぎやない?」
    若菜「ウチそれいらんわぁ!」
    タクシーに乗りミナミに向かった。

    2007-12-04 03:31:00
  • 219:

    つばさ

    「いらっしゃ…ぇえ?翼ァ?」
    歩はボトルを落としそうになっている。
    若菜「歩ってどれ?」
    若菜は常連のようにカウンターに座りビールを頼み飲み始めた。

    2007-12-04 03:32:00
  • 220:

    つばさ

    翼「理紗ぁ〜若菜酔うてる!帰ろう!」
    理紗「タクシーで500ミリ2本開けてたもん!アイツ酔うたら言うこときかへんやん」
    翼「最悪やん!一杯飲んだら帰ろう!」
    理紗「せやな!」
    理紗と耳打ちで作戦会議をしていると「何してんねん!」絡むオッサン…若菜。

    2007-12-04 03:34:00
  • 221:

    つばさ

    歩「歩やで!」
    若菜「お前か?まぁ飲めや!いや〜カラオケあるやん!」
    歩に肩を回して歌っている。それから若菜はビールを飲み続け、酔い潰れ寝たのでボックス席に移ることになった。
    翼・理紗「歩ごめん!」
    歩「ええよ。若菜チャンに怒られたわ!『好き言うといて何で付き合わんの?翼おちょくってんの?』って頭叩かれたわ!」

    2007-12-04 03:35:00
  • 222:

    つばさ

    理紗「彼氏から電話やから出てくる」
    鳴っていない携帯を取出し理紗は店を出た。
    歩「店忙しいから会えへんし付き合っても別れてしまいそうやから…言えへんかってん」
    翼「そっか…」

    2007-12-04 03:37:00
  • 223:

    つばさ

    歩「でもな、やっぱり付き合いたい…」
    翼「えっ?」
    歩は翼の頭を撫でて「今から、つぅチャン俺の彼女なんやから他の男と仲良くしたらアカンでな!」と言って笑った。
    しばらくして若菜が復活し翼宅に帰り、朝まで飲み明かした。

    2007-12-04 03:38:00
  • 224:

    つばさ

    次の日は出勤日。
    更衣室で着替えているとカナが話し掛けてきた。カナは髪を明るく染め、派手な服を着て一昨日とはイメージが変わっていた。
    カナ「小川サンと寝たんやろ?」
    騒つく女の子たち。カナはクスクス笑っている。
    翼「あの…仕事終わり時間ありますか?」

    2007-12-05 01:17:00
  • 225:

    つばさ

    カナ「はぁ?」
    翼「カナサンと話したいと思いまして…」
    カナ「何で枕のあんたなんかと?」
    翼「お願いします」
    仕事が終わり更衣室に行くとカナは私服でタバコを吸っていた。

    2007-12-05 01:19:00
  • 226:

    つばさ

    翼「行きましょうか」
    カナは何も言わず付いてきた…。
    カナ「ホスト?」
    翼「ボーイズバーです。前言うてた人の店です」
    カナ「はぁ?」

    2007-12-05 01:20:00
  • 227:

    つばさ

    店に入り、歩は頼んでいた通りボックス席を開けていてくれて2人きりにさせてくれた。
    頼んだビールが届き乾杯をしようとしたがかわされた。

    2007-12-05 01:21:00
  • 228:

    つばさ

    翼「カナサンもビールが好きなんですね!私もです!モルツが特に」
    カナ「だから?」
    翼「あの人が私の好きな人です。私、今日で三日連続来てるんですよ…ハマってますかね?」
    カナ「あんたの好きなヤツなんて興味ない」
    翼「私たち互いのこと全く知らないですね」

    2007-12-05 01:22:00
  • 229:

    名無しさん

    毎日更新ありがとう!!!また楽しみに待ってますo(^-^)o

    2007-12-05 07:34:00
  • 230:

    名無しさん

    おもろすヾ(≧∇≦)〃

    2007-12-05 07:44:00
  • 231:

    名無しさん

    おもろ〜?久々にはまったわ?

    2007-12-05 16:03:00
  • 232:

    つばさ

    ?235サン?
    小説を書いてて過去を思い出して凹むことが多くなったんですけど、読んで下さる方がいてくれていれて、こうやって応援されると頑張れます(o^∀^o)
    ありがとうございます(*´∀`*)?

    2007-12-05 22:49:00
  • 233:

    つばさ

    ?236サン?
    ありがとうございます゚+。(*′∇`)。+゚
    これからも宜しくお願いします?

    2007-12-05 22:58:00
  • 234:

    つばさ

    ?237サン?
    ハマって頂けましたか(o^∀^o)嬉しいです?
    ありがとうございます(*/ω\*)

    2007-12-05 23:01:00
  • 235:

    つばさ

    カナ「何がいいたいん?」翼「私はロッカー荒らしたのカナサンで、そのカナサンは一昨日客とホテルに入り、枕をしたって疑ってます。私はカナサンがどんな人かも知らずに嫌いになってます。もしかしたら犯人ではないかもしれない…客とは恋愛関係になったのかもしれない…カナサンに直接聞いてみようと思いました。…一昨日私がホテル街にいたのは…」
    翼は小川の話をした。カナは黙ってタバコを吸いながら聞いていた。

    2007-12-06 00:19:00
  • 236:

    つばさ

    カナ「私がロッカー荒らした。理由はアンタが嫌いやから!…客と恋愛関係なんてあるわけないやん!客も掴めて金も貰えるから枕してるだけ!足開くだけやから楽やしなぁ…悪いとも辛いとも何とも思わんし、枕が私のスタイルや!…足りるやろ?アンタより稼いでるから!ほな帰るわ。」
    カナはテーブルに十数万置いて立ち上がった。翼はカナの手を掴む。

    2007-12-06 00:20:00
  • 237:

    つばさ

    翼「スタイル?何とも思わん?…ホンマは辛くて耐えれなくて辞めたいって思ってるでしょ?」
    翼はカナの太いレザーブレスレットを無理矢理に奪い取った。ブレスレットを無くしたカナの手首は無数の古い傷跡から痛々しい切り傷がある。

    2007-12-06 00:22:00
  • 238:

    つばさ

    カナは再び座り話し始めた。
    「枕もリスカも辞めたいねん…」
    翼「枕辞めたらリスカも辞めれますよ…」
    カナ「枕は辞められへん。私ホステス向いてないねん、喋り下手やし、水商売自体嫌い…翼みたいに客とアホみたいに楽しそうに話したい…って思ってたら次第に腹立ってな。…どんなに枕が嫌でも金が要るし…」

    2007-12-06 00:24:00
  • 239:

    名無しさん

    気になりまくりや(>_

    2007-12-06 12:13:00
  • 240:

    名無しさん

    おもろい?
    完結さしてな

    2007-12-06 12:44:00
  • 241:

    つばさ

    ?245サン?
    ありがとうございますヾ(=^▽^=)ノ?
    気になってもらえて嬉しいです?ヤル気出ます?

    2007-12-06 19:39:00
  • 242:

    つばさ

    ?246サン?
    ありがとうございます(o^∀^o)?
    もちろん完結させますので宜しくお願いします??

    2007-12-06 19:41:00
  • 243:

    つばさ

    「何でそんなに金が要るかって?…」
    カナに心を読まれてしまった。
    カナ「3年前までは普通のOLやってん。同じ会社の人と付き合ってて幸せやった。ある日、同僚に彼氏を寝取られた…裏切りにショックやった…会社にも行きずらくなって辞めた。フラフラと夜中ミナミ歩いてたら出会ったんがホスト!そいつに惚れて通い続け、貯金も底尽きて、未収が増えていった…そいつには風俗勧められたけどホステスになった。…ホステス選んだのはプライドかな?彼には風俗やって思われたくなくて…客やなくて女として見てほしくて…まぁホステスでもやってる事一緒やけどな。」

    2007-12-06 19:43:00
  • 244:

    つばさ

    翼「それで、お金が必要なんですね…」
    カナ「ホストに騙されてるのに…体売ってアホやろう?」
    翼「私も歩に惚れて店来てるから何とも言えないですよ。私、ホストとかにハマる人って何かしら傷を負ってると思います。最初は金払ってる客やからって割り切って、自分の好きに出来て、遊べてストレス発散してたのに、ずっと話を聞いてくれる彼に、そのうちハマってしまって、わかってくれるのは彼だけやって思ってしまう…でも、それでいいと思います。好きには変わりないと思います。私も歩によく泣き付いてます。カナサンと話をしてみたら?って提案してくれたのも歩です。私も歩がいてくれるだけでいいですから…私は歩を信じてます。でも騙す男が多いですもんね、カナサン騙されてるって思うならカナサンの気持ちを伝えてみたらどうですか?半信半疑の今のままなら辛いだけで何も変わりませんよ。」

    2007-12-06 20:54:00
  • 245:

    つばさ

    カナ「彼は私を分かってくれるかな?」
    翼「分かってくれることを信じてます。」
    ニコっと笑う翼にカナも笑顔を取り戻した。そんな2人を伺って見ていた歩が入ってきた。

    2007-12-06 20:56:00
  • 246:

    つばさ

    初めて見る歩のコールは凄く複雑な気分だったが初めて見るカナの楽しそうな姿が翼は嬉しかった。

    カナ「今日はありがと!」シャンパンを飲み過ぎたカナは笑顔で手を振って帰っていった。

    2007-12-06 20:59:00
  • 247:

    つばさ

    次の日からカナは無断欠勤を続けていた。カナに何度電話をしても出なかった。一週間後、心配している翼を見兼ねて、もやしは翼を事務所に呼び出した。

    2007-12-06 21:13:00
  • 248:

    つばさ

    もやし「カナは五日前に店辞めた。」
    翼「はっ!?今ドコにいるんですか?」
    もやし「…風俗行くって」翼「…ふ…風俗…何で?」もやし「俺も気になったから聞いたけど…『これが私のスタイルですから』ってよう分からん事言うてたわ」

    2007-12-06 21:16:00
  • 249:

    つばさ

    「翼ぁ!!」
    もやしの言葉が遠く聞こえる。涙が溢れ、フラフラしたまま椅子から崩れ落ち、手が震える。

    2007-12-06 22:40:00
  • 250:

    つばさ

    【信じていたのに…どうせ嫌われているならと、一か八か勇気を振り絞ってカナに思いを伝えたのに…笑ったカナの顔を見て安心し、信じていたのに…】

    2007-12-06 22:41:00
  • 251:

    つばさ

    店にも出れず、もやしはママには違う理由を言ってくれて二週間の休みをくれた。
    「はぁ…分からない。」
    風俗街に通って4日目。風俗は昼夜問わず営業している。いつ現れるか分からないカナ…翼は疲労と睡眠不足でフラフラしていた。

    2007-12-06 22:43:00
  • 252:

    つばさ

    携帯が鳴る。歩からだろうと思い、切ろうとしたら違った。
    【もやし・メール】
    どーせ、カナ探してるんやろ?カナって名前変えてるやろうし見つからんやろ?何もないのにようやるわ!バーカ?
    カナの写真、写メったから誰かに見せて探しな!
    翼、カナに会えても良いことなんかない。人は信じても裏切る奴は裏切る。でもお前は会わな気済まんのやろ?休み与えてんから復帰したら稼げよ!

    2007-12-06 22:46:00
  • 253:

    つばさ

    「もやしぃ!!!」
    そう叫びながら泣いていた。

    写メを得て3日目の夕方。「分からんなぁ…」
    期待の写メも残念ながら、そういう返事ばかりで疲労も限界に達し少し眠ろうとネット喫茶に向かった。

    2007-12-06 22:48:00
  • 254:

    つばさ

    「すいません。夜の仕事とか…」
    うざいスカウトを避けようとしたが、ワラをも掴む勢いで写メを見せた。
    「そんな大事な人なら仲間に聞いてみたろか?」
    ミナミに、こんな優しいスカウトがいるなんて知らなかった。
    スカウトの名前はショウゴ。ショウゴに写メを転送して仲間に送っていた。

    2007-12-06 22:50:00
  • 255:

    つばさ

    翼「悪用せんよな?」
    ショウゴ「悪用しようがないわ!見つけたら、お礼してな!」
    ショウゴに頼んでネット喫茶に入り、シャワーを浴びて眠っていた。
    【ショウゴ・着信】
    ショウゴ「店分かったで!勤務時間は分からんから待つしかないなぁ…」

    2007-12-06 22:51:00
  • 256:

    つばさ

    電話を切り、ショウゴは場所と店名をメールしてくれた。店に聞くのは店にもカナにも迷惑だと思い、近くで待ち続けた。
    「暑ぃ〜肌焼けたなぁ〜」缶コーヒーを飲みながら煙草を吸っているとカナが店から出てきた。カナは髪を金髪にして、キャミにジーンズ姿に薄いストールをかけ、痩せこけた顔に真っ赤な口紅を付けていた。

    2007-12-06 22:53:00
  • 257:

    つばさ

    「カナサン…?」
    翼の言葉でカナは振り返り驚いていた。
    「翼…飲みに行く?」
    カナは怒りながらも翼の手を引いて歩き始めた。
    「ホスト…?」

    2007-12-06 22:55:00
  • 258:

    つばさ

    やってきた店は女と男と酒で溢れかえるホストクラブだった。
    訳も分からず席に着かされ訳も分からず酒を飲まされた。
    「あれが私の好きな子!」カナが指差した先の男は、シャツを第4ボタンまで開け黒い肌にジャラジャラ付けたシルバーのネックレスが嫌味なほど輝き、整った顔でカナではない客の耳元で囁き、分からないようにそっとキスをしていた。

    2007-12-06 22:58:00
  • 259:

    つばさ

    「ピンドン!」
    カナはイライラしながら酒を頼んだが、そのホストがカナの隣へ来て嬉しそうだった。
    カナ「この子がアンタに気持ち伝えてみって言うてくれてん!」
    ホスト「そうなんやぁ!ありがとう…おかげでカナと付き合えて幸せやわ」
    と言いカナの頬に軽くキスをした。酒がなくなるとホストは足早に席を立った。

    2007-12-06 23:46:00
  • 260:

    つばさ

    カナ「彼女になれたわ!」翼「彼女ってか…」
    カナ「色カノにな!翼と飲んだ後、気持ち伝えたらフラれてなぁ…風俗なったら色カノに昇進!枕より儲かるからな!なぁ?人って簡単に騙すねん!裏切るねん!あんたみたいにバカみたいに人信じてたら裏切られんねん!悲しいやろ?辛いやろ?私も風俗なって…なぁ?人を信じるのってアホらしいやろ…」

    2007-12-06 23:50:00
  • 261:

    つばさ

    そう笑いながら言うカナの手には、もうレザーブレスはなく、動く度にストールの間から見える痛々しい切り傷が手首だけではなく腕まで続いていた。

    「帰ります…」
    とだけ言って翼はホストクラブを出た。

    2007-12-06 23:53:00
  • 262:

    名無しさん

    ?ニャ

    2007-12-07 00:39:00
  • 263:

    名無しさん

    切ない?めッちャこの話好き〜??頑張って完結させて下さいね〜??

    2007-12-07 00:54:00
  • 264:

    名無しさん

    早く続きが見たいよぉ?

    2007-12-07 15:02:00
  • 265:

    つばさ

    ?269サン?
    ニャ…?…?ワラ
    ありがとうございます(・∀・)ノ?

    2007-12-08 02:22:00
  • 266:

    つばさ

    ?270サン?
    好きと言って頂けて光栄です(*/ω\*)?
    必ず完結させますので宜しくお願いします??
    ありがとうございます(o^∀^o)

    2007-12-08 02:24:00
  • 267:

    つばさ

    ?271サン?
    気になってもらえて嬉しいです?
    ありがとうございます(*^□^*)?
    今から更新します?

    2007-12-08 02:27:00
  • 268:

    つばさ

    「ほんまアホらし…」
    窓の外をぼんやり見つめ、煙草の煙を吐き出しながら翼がそう呟くと話好きなタクシーの運転手は話し掛けてきた。
    「どないしたんや?若い子がそんな暗い顔して!」

    2007-12-08 02:28:00
  • 269:

    つばさ

    翼「人なんて信じるもんやないね…」
    運転手「人を騙すくらいなら騙される方がぇえ!天国行けるで!」
    と言って幸せそうに笑った。

    2007-12-08 02:30:00
  • 270:

    つばさ

    翼「この世が地獄やから天国みたいな夢見てまうんやろな…」
    翼の言葉に運転手は黙ってしまった。

    【マサ・着信】

    2007-12-08 02:31:00
  • 271:

    つばさ

    マサ「もしもし?俺、店辞めてん!」
    翼「えっ?」
    マサ「彼女もおるし、今から会わへん?」
    運転手に再びミナミに戻るよう伝え、指定された居酒屋に着くと幸せそうなカップルが待っていた。

    2007-12-08 02:32:00
  • 272:

    つばさ

    翼「何で急に辞めたん?」マサ「こいつが俺の仕事、不安や言い出してな…俺もこいつの仕事辞めさせたかったから、お互い辞めようってなってん!」
    彼女「翼チャンは不安にならへんの?」
    マサ「翼は歩信じてるから不安にならんよ…なぁ翼?」
    翼「不安ねぇ…」

    2007-12-08 02:33:00
  • 273:

    つばさ

    マサ「歩の色カノとか…」
    【色カノ……マサは私が全て知った上で歩を信じてると勘違いしてる…今私が知らないから教えてと頼んでも優しいマサは答えないはず…マサごめん…私カマかけるよ…】

    2007-12-08 02:36:00
  • 274:

    つばさ

    翼「色カノ多いからねぇ…えっと誰だっけ…」
    マサ「俺が知ってるので、ミスズ、エリ、マナミ…」彼女「マサ!彼女としては知ってても名前なんか聞きたくないの!」
    翼「大丈夫やで!」
    2人の声は遠く聞こえ、笑って誤魔化した。

    2007-12-08 02:38:00
  • 275:

    つばさ

    マサ「翼は歩と外で会ってるやろ?」
    翼「うん」
    マサ「やろうなぁ!やっぱ翼は本やもんなぁ!」
    翼「みんな会ってないのに不安やないんかな?」
    マサ「店忙しいから会えないって言ってるからやろ?」

    2007-12-08 02:39:00
  • 276:

    つばさ

    【店以外で会ったことなんかない…忙しいって…同じだ…つまりそれは、私も…色カノ。歩も裏切った…】

    2007-12-08 02:43:00
  • 277:

    つばさ

    彼女「…翼チャン?顔色悪いよ?」
    マサ「なんかあったんか?」
    翼「最近仕事忙しくて」
    涙が出ないように唇を噛み締め、笑う。
    2人とは別れ、タクシーに乗り家に帰った。

    2007-12-08 02:44:00
  • 278:

    名無しさん

    ?ブヒ

    2007-12-08 08:15:00
  • 279:

    つばさ

    ?285サン?
    ブヒ…?…
    ありがとうございます゚+。(*′∇`)。+゚

    2007-12-08 18:35:00
  • 280:

    つばさ

    歩からの電話が鳴り止まないので、携帯の電源を切る。
    熱いシャワーを浴びる。自然と剃刀に手が伸びる。シャワーと共に流れ、足元は真っ赤に染まっていた。

    2007-12-08 18:37:00
  • 281:

    つばさ

    「歩の言ったことは全部嘘なん…?」
    翼はそう呟き、泣き崩れた。
    シャワーが血も涙も全てを洗い流してくれた。

    2007-12-08 18:40:00
  • 282:

    つばさ

    それからは起きたら泣いて、泣き疲れ眠るという生活。
    理紗と若菜は家を訪ねてきてくれたが会えなかった。

    2007-12-08 18:42:00
  • 283:

    つばさ

    洗面所に立ち尽くす。鏡に映る自分の姿は醜い。
    増えていく手首の傷。
    食べれず痩せていく体。
    あまり眠れずクマだらけの瞳は再び完全に闇で覆われていた。

    2007-12-08 18:43:00
  • 284:

    名無しさん

    めっちゃ気持ちわかるわ(>_

    2007-12-08 19:11:00
  • 285:

    名無しさん

    いやーぁ?
    早く続きが読みたい?

    2007-12-08 23:16:00
  • 286:

    名無しさん

    ホストもかわいそう?
    仕事やから色かけたりしてるだけやのに手首とか切られたらシャレにならんよなぁ?
    女ってこわっ?
    てか空気読めって感じやな。仕事やからってマジ気付いて???

    2007-12-09 03:33:00
  • 287:

    名無しさん

    ↑お前が空気読め。
    今流行のKYやな。

    2007-12-09 03:35:00
  • 288:

    名無しさん

    >>293お前が空気読め

    2007-12-09 05:01:00
  • 289:

    まあ

    ずっと読んでます??
    頑張って下さい?

    2007-12-09 12:56:00
  • 290:

    つばさ

    ?291サン?
    気持ち分かって頂けましたか…結構ツライですよね?ありがとうございます(o^∀^o)
    ?292サン?
    ありがとうございます?今から更新しますね(・∀・)ノ

    2007-12-09 14:40:00
  • 291:

    つばさ

    ?293サン?
    そうですね…私かなり怖いと思います(・・;)
    でも色で傷ついてるお客サン多いと思います。仕事だと分かっていても好きになったら信じたいんです?

    2007-12-09 15:00:00
  • 292:

    つばさ

    ?まあサン?
    ありがとうございます(o^∀^o)完結目指して頑張ります?

    2007-12-09 15:02:00
  • 293:

    つばさ

    休み最終日の夕方。
    翼はお風呂に入り、化粧をして、いつもより派手な服に着替え、いつものようにゴツイ時計で痛々しい傷を隠し、家を出た。
    美容院に行き、髪をセットしてもらい、ネイルサロンでネイルを新しくした。

    2007-12-09 15:03:00
  • 294:

    つばさ

    クミ「翼久しぶりやん!」やってきたのはクラブ。
    ラウンジに勤めてから、あまり会わなくなっていたクラブ仲間と飲むのは楽しかった…というより歩の存在を詳しくは知らない仲間は楽だった。

    2007-12-09 15:04:00
  • 295:

    つばさ

    ヒロ「スッキリしようや!」
    そう言ってヒロは白い粉の入った袋を取り出した。
    翼「なんでやねん!お前も薬はやらんって誓ったはずやろ?」
    翼はヒロの胸ぐらを掴んだ。

    2007-12-09 15:19:00
  • 296:

    つばさ

    クミ「翼やめな!」
    ヒロ「ははは!みーんな誓い破ってるから!」
    翼は手を離し、テキーラを大量に飲み、フロアに出て狂ったように踊る。爆音が頭の中で響く…
    ヒロ「翼ぁ〜相変わらず短気やなぁ〜そういうの大好き〜どっかいこや」
    ヒロは翼の耳元で笑いながら話し、耳にキスをした。

    2007-12-09 15:20:00
  • 297:

    つばさ

    キスをされた瞬間、翼の頭の中で声が響いた。

    ━俺以外のヤツに触らせるな!━

    2007-12-09 15:22:00
  • 298:

    つばさ

    「私に触るな!」
    翼はヒロの腹を蹴り上げ、ヒロは床に転がっている。

    歩の言葉が頭の中で響き、歩の顔が浮かぶ。

    2007-12-09 15:25:00
  • 299:

    つばさ

    【私も歩以外に触れてほしくない…歩だけ…私が好きなのは歩だけ…】

    2007-12-09 15:27:00
  • 300:

    つばさ

    クミ「ちょっと翼!」
    翼はクラブを飛び出し歩の店に向かった。
    テキーラが回り頭がクラクラする。それでも1度も立ち止まらず走り続けた。
    店に入った瞬間、歩に腕を掴まれ外に出されビンタされた。

    2007-12-09 15:28:00
  • 301:

    つばさ

    歩「お前アホか!どんだけ心配かけたら気が済むねん!」
    歩は怒りながら泣いていた。翼も自然と涙が溢れた。歩「お願いやから、急に消えたりせんといてや…帰ってきてくれて良かった…」歩は翼を抱き締め、初めてのキスをした。

    2007-12-09 15:29:00
  • 302:

    つばさ

    凄く優しくて、全ての傷を癒してくれるような、そんなキスだった。

    【このキスが偽物でもいい…私には歩が必要…】

    2007-12-09 15:32:00
  • 303:

    名無しさん

    ?ピチピチ

    2007-12-09 19:04:00
  • 304:

    名無しさん

    294の私には何も返事無い…?

    2007-12-09 20:18:00
  • 305:

    名無しさん

    2007-12-09 21:15:00
  • 306:

    つばさ

    ?310サン?
    ピチピチ…?…とは予想外でしたぁ(・∀・)ワラ
    ありがとうございます?

    2007-12-10 00:34:00
  • 307:

    つばさ

    ?311サン?
    ごめんなさいm(__)m??
    そういうつもりやなかったんですけど…嫌な思いさせちゃいましたね??
    次回から気を付けます(・・;)

    2007-12-10 01:42:00
  • 308:

    名無しさん

    >>312のうちにも返事がない

    2007-12-10 05:41:00
  • 309:

    名無しさん

    そんなに返事いるかぃ?なら、感想スレ立てたらイィヤン??

    2007-12-10 06:39:00
  • 310:

    名無しさん

    おもろいけど感想スレまでいらん?感想スレたてても放置小説っていっぱいあるし

    2007-12-10 07:37:00
  • 311:

    名無しさん

    がんばって下さい?

    2007-12-10 09:19:00
  • 312:

    つばさ

    ?315サン?
    ホントにごめんなさいm(__)m?
    貼って頂いて、ありがとうございました?

    2007-12-10 11:56:00
  • 313:

    つばさ

    ?316サン?317サン?
    提案と意見頂きありがとうございます(・∀・)ノ
    感想スレですが…書いてる私としては、そういう話が出るだけで嬉しいです?私は完結させる気なんですが…完結してない小説多いですもんねぇ…私も完結してないの見ると悲しくなります??今回は私が返事してなかったのが原因なんで…これからないようにしますし、また感想スレが必要と言って頂ける様でしたら作りたいですね(o^∀^o)いかがでしょうか?

    2007-12-10 12:38:00
  • 314:

    つばさ

    ?318サン?
    ありがとうございます(・∀・)ノ頑張りますッ?
    今から更新します?

    2007-12-10 12:51:00
  • 315:

    つばさ

    次の日。みんなに謝り、店に戻った。
    もやしは痩せたことを心配していたが前と変わらない翼の様子に嬉しそうだった。夏休みなのでレギュラーで出勤して稼いだ大金は全て歩の店に使った。

    2007-12-10 12:58:00
  • 316:

    つばさ

    相変わらず店では普通にして、エリやミスズとも仲良くしていた。

    ある日。理沙と若菜に心配をかけたので焼肉をおごることになっていた。仕事を終え、若菜に連絡しようとすると非通知から電話がかかってきた。

    2007-12-10 13:00:00
  • 317:

    つばさ

    翼「どちらさまですか?」「あんたの店の下におるから来て…」
    相手は名前を名乗らず勝手に電話を切った。
    「誰?女やな!」
    耳を携帯にピタッと付けて聞いていた理沙が聞いてきた。

    2007-12-10 13:07:00
  • 318:

    つばさ

    翼「私のファン…」
    理沙「ファン?はぁ?」
    翼は煙草を吸い始め、もやしに貰った缶コーヒーを開けた。
    理沙「行かなアカンのちゃうん?」
    翼「何で相手にペース合わせなアカンねん!だるぅ」

    2007-12-10 13:09:00
  • 319:

    つばさ

    2人は20分くらい休憩して店を出た。エレベーターを降りると1人の女がイライラしながら煙草を吸って待っていた。
    その女はLDSのワンピを着てサンダルを履いていた。

    一昨日翼が着ていた服と全く同じだった。

    2007-12-10 13:11:00
  • 320:

    つばさ

    翼「先焼肉行ってて!」
    理沙は足早に立ち去った。翼「やっぱり…エリか…」エリ「待たせすぎやろ!」今まで敬語を使っていたエリが喧嘩口調で話す。
    翼「とりあえず茶でも飲もかぁ」

    2007-12-10 13:14:00
  • 321:

    つばさ

    2人は近くの喫茶店へ歩いた。
    翼がコーヒーを頼むとエリもコーヒーを頼んだ。コーヒーが届き、翼がブラックで飲むとエリもブラックで飲み、険しそうな顔をした。翼が砂糖とミルクを少し入れるとエリは大量に入れて美味しそうに飲み始めた。
    「用件は?」
    甘ったるいコーヒーが嫌いな翼は水を飲んで話始めた。

    2007-12-10 13:18:00
  • 322:

    つばさ

    エリ「歩と付き合ってるやろ?」
    翼「何でそう思う?」
    エリ「昨日、あんたがトイレ行ったとき携帯見た。」翼「勝手に見るなよ」
    エリ「歩は私の男や!あんたは営業されてるだけやろ!色カノなんやから、別れろや!」
    エリは翼にコーヒーをかけ、泣き始めた。

    2007-12-10 13:23:00
  • 323:

    つばさ

    服には大きな染みを作り、頭からコーヒーをポタポタ落としながら翼はため息をついた。
    翼「泣いたら話にもならんから帰る」
    エリは翼の胸ぐらを掴み睨んできた。

    2007-12-10 13:24:00
  • 324:

    つばさ

    翼「殴れや!ガキ相手にしてる暇ないねん!」
    エリは手を離し、タバコを吸った。
    エリ「私、歩とヤったから!」
    「だからガキや言うとんねん!」翼はお金を置いて店を出た。

    2007-12-10 13:26:00
  • 325:

    つばさ

    「汚ねぇ!どしたん?」
    翼のおごりなので特上を頼みまくっていた理沙と若菜は肉を口いっぱい頬張りながら笑っている。

    2007-12-10 13:40:00
  • 326:

    つばさ

    翼「コーヒーかけられた」理沙「あのニセ翼に?」
    若菜「ニセ翼?」
    理沙「服とか持ち物全部翼と同じやねん!」
    若菜「なんで?てか誰?」翼「歩の色カノのエリ…仲良くなった時から、なんでか真似すんねん!」

    2007-12-10 13:43:00
  • 327:

    つばさ

    若菜「好みが一緒とか?」翼「ウチも最初はそう思ったけど…ウチと会った次の日には毎回、前日ウチが着てた服買って着てる…」
    理沙「真似されて何か言うた?」
    翼「エリは「翼サンと一緒なの?」って言うから悪意ないし…」
    若菜「うざいな…」
    3人で話し合い、放置!という形になった。

    2007-12-10 13:47:00
  • 328:

    つばさ

    数日後、ミスズと重なり一緒に飲んだ。エリは歩と飲んでいて時折こっちを睨んでくる。エリと服がかぶってしまった。
    歩「マナミいらっしゃい」【マナミ…】
    マサが言っていた初めて見る色カノ。マナミは太っていて目付きが悪く態度もデカク、なんとなくショックを受けた。

    2007-12-10 13:50:00
  • 329:

    つばさ

    エリが歩を独り占めしていたのでマナミは不機嫌だった。
    ミスズ「マナミ歌う?」
    マナミ「歌うぅ〜」
    ミスズは色カノでも誰でも気配りが出来る。歩に好かれるために必死で良い彼女として努めているとマサから聞いた。

    2007-12-10 14:10:00
  • 330:

    つばさ

    【ミスズはライバルでも健気で嫌な気がしない…きっとライバルじゃなかったら良い友達になれた…】

    2007-12-10 14:12:00
  • 331:

    つばさ

    翼が少しセンチになっているとマナミがエリと翼を何度も見ていた。
    マナミ「あなたが噂の翼チャン?」
    翼「えっ?噂?」
    ミスズ「エリに真似されてるって有名やで!」
    翼「そうなん?」

    2007-12-10 14:21:00
  • 332:

    つばさ

    マナミ「嫌な気せんの?」翼「ん〜どうでもいいかな」
    マナミ「どうでもいいとかウケる〜あいつウザイもんなぁ」
    と言ってマナミはエリを睨んだ。

    2007-12-10 14:22:00
  • 333:

    317

    317やケドそんなつもりで言ったんじゃないよ?ごめん?

    2007-12-10 15:12:00
  • 334:

    名無しさん

    ↑よしよし?なんか可愛らしいな。        続き気になる〜??

    2007-12-10 19:11:00
  • 335:

    つばさ

    ?340サン?
    私、勘違いしてました?大丈夫ですよ(o^∀^o)こちらこそゴメンなさぃ??

    2007-12-10 19:23:00
  • 336:

    つばさ

    私も凄く可愛らしく思いましたぁ(*^□^*)?
    ありがとうございます?更新します?

    2007-12-10 19:29:00
  • 337:

    つばさ

    すいません?
    ↑は?341サン?にです?

    2007-12-10 19:30:00
  • 338:

    つばさ

    歩がマナミに付くとマナミはご機嫌になってシャンパンを下ろし、歩を取られたエリも下ろし、下ろし合い合戦になっていた。
    翼「何コレ?」
    ミスズ「いつものことや…風俗のマナミにキャバのエリが勝てるわけないよ…」

    2007-12-10 19:32:00
  • 339:

    つばさ

    しばらくして試合はマナミの勝利で終了し、マナミは歩を離さず、エリにはマスターが付いていた。エリは明らか不機嫌な態度でマスターは無視をされ続けたらしく翼とミスズの所へ逃げてきていた。

    2007-12-10 19:44:00
  • 340:

    つばさ

    エリ「つまらん!歩帰るから!」
    エリはテーブルを叩き叫んでマナミを睨んでいる。
    マナミ「勝手に帰れや!うるさいねん!」
    歩「エリ帰るんか?」
    マナミ「人の真似してるだけやのにオシャレとか思ってるんちゃうん?」

    2007-12-10 19:47:00
  • 341:

    つばさ

    翼「マナミチャンさ…ガキやないねんからさ…」
    マナミ「はぁ?」
    エリは店を飛び出して帰っていった。マナミには初対面ながら敵視されてしまった。

    2007-12-10 19:51:00
  • 342:

    つばさ

    携帯を見ると理沙からの着信があり、店の外に出て電話をかけた。電話が終わり店に戻ろうとすると路地でうずくまり泣いている子がいた。
    翼「エリ…」
    エリは翼に抱きつき大きな声を上げて泣き始めた。

    2007-12-10 19:55:00
  • 343:

    名無しさん

    ?イエーイ

    2007-12-11 05:30:00
  • 344:

    つばさ

    ?350サン?
    ?イェ?イ?…ありがとうございます?
    今から更新します(o^∀^o)

    2007-12-11 17:40:00
  • 345:

    つばさ

    エリ「あ…った…し…」
    翼「はいはい…落ち着いてから話しなさいね…」
    翼はエリの頭を撫でエリが落ち着くのを待った。

    2007-12-11 17:42:00
  • 346:

    つばさ

    エリ「前、歩が翼チャンの服を可愛いって誉めたことがあったやん?」
    翼「そんなことあった?」エリ「あった!私、服のセンスとか悪いし…歩に可愛いなんて言って貰った事がなかったから…でも可愛いって言ってほしくて…」
    エリはまた涙を浮かべ始めた。

    2007-12-11 17:43:00
  • 347:

    つばさ

    翼は何て返せばいいか分からなかった。
    「一緒に服買いに行く?」翼は悩んだ挙げ句こんなことを言ってしまった。
    エリ「行く!」
    エリは笑顔になり、また電話をすると言って帰っていった。

    2007-12-11 17:45:00
  • 348:

    つばさ

    翼は煙草を吸って肩を落としていた。
    エリを色カノだと知りながら、コーヒーもかけられた上に一緒に買い物なんて…偽善者にも程がある。マナミの方が筋が通っているような気がした。
    それに、エリはセンスが悪いわけではない、それに女の子らしい服が似合うのに歩の可愛いという言葉の為に必死になって合わない服を着る姿を見てヘコんでいた。

    2007-12-11 17:49:00
  • 349:

    つばさ

    【みんな歩が大好きなんやな…】

    店に戻るとマナミが楽しそうに歩とカラオケをしていた。

    2007-12-11 17:52:00
  • 350:

    つばさ

    ミスズ「遅かったね…彼氏から電話とか?」
    翼「そんなもん…」
    マナミ「えっ!翼彼氏おるん?そーなんやぁ!」
    軽くかわすつもりがマナミとミスズが妙に嬉しそうで、ましてや歩が彼氏だとは言えるわけもなく、翼には歩ではない彼氏がいるということになった。

    2007-12-11 17:56:00
  • 351:

    つばさ

    歩は翼の口から自分の名前が出るのではないかとビクビクしているように見えた。
    翼の彼氏、25歳、銀行員の烏丸サン。
    誰やねん。

    2007-12-11 18:00:00
  • 352:

    つばさ

    マナミとミスズは興味津々で烏丸サンの話を聞いてくるので、翼は少女漫画愛好家の繭の家でよく暇つぶしに読む少女漫画を題材に烏丸サンの話をした。
    いつの間にか姿もない烏丸サンは素敵でロマンチックな男性に仕上がっていた。

    2007-12-11 18:06:00
  • 353:

    つばさ

    烏丸サンの話をするのにも疲れ、翼は帰ることにした。歩「烏丸って誰やねん!」歩はかなり怒っていた。
    翼「知るかよ!マナミとミスズがウチには烏丸サンって男がおるって安心してるから良かったやん!」

    2007-12-11 18:10:00
  • 354:

    つばさ

    歩は黙ってしまった。
    翼「自称本カノ翼はちゃんと色カノのフォローもするのよ〜いい女よね〜」
    歩「自称本カノ?」
    翼「本カノかどうか分からんからね…自称やねん」
    歩「本カノやで!…ってか色カノおらんし!」

    2007-12-11 18:16:00
  • 355:

    つばさ

    翼「色カノちゃんと躾けてから嘘付いてくれる?」
    翼が睨むと歩は黙ってしまった。長い沈黙の後。
    歩「翼は本カノやから!」翼「はぁ〜い!了解です!」

    2007-12-11 18:21:00
  • 356:

    つばさ

    帰ろうとした翼をとめ、歩はキスをした。

    【私は本カノなん?色カノと一緒やん…キス、みんなにしてるん?それやったらせんといてや。でもアホやんな…こんなキスでも嬉しいなんて。】

    2007-12-11 18:24:00
  • 357:

    名無しさん

    楽しみにしてるんで頑張って書いてください☆

    2007-12-11 22:27:00
  • 358:

    名無しさん

    涙出てきた〜??笑 一緒の体験してました??店?行かれへん歳ヤッたカら行かんかッたけど…??育てられてた〜??思い出したら泣けてきた〜??笑
    頑張って下さいね??

    2007-12-12 05:17:00
  • 359:

    名無しさん

    しおり?

    2007-12-12 08:39:00
  • 360:

    名無しさん

    ただの格好つけやん。悪いけどださすぎる

    2007-12-12 08:59:00
  • 361:

    つばさ

    ?364サン?
    ありがとうございます(・∀・)ノ?嬉しいので頑張って書きますッφ(.. )?
    ?365サン?
    私は育てッテ言葉がいまいち理解できてないんですが、思い出すと泣けてくるなんて…大変だったんですねェ(ΩÅΩ;)?私も小説書きながら泣いたりしてます?頑張ります?ありがとうございます?

    2007-12-12 13:07:00
  • 362:

    つばさ

    ?366サン?
    しおり、ありがとうございます(o^∀^o)?
    ?367サン?
    私ですか?格好つけ…ハイッたぶんそうやと思います?

    2007-12-12 13:13:00
  • 363:

    つばさ

    数日後。
    自称・本カノ(たぶん色カノ)翼は色カノ・エリに昼からHEPへ呼び出された。翼はだるだるのジーンズにTシャツを着てサングラスをかけて、仕事を始めてから太陽、人込み、暑いのは苦手なので今にも倒れそうになりながら煙草を吸って待っていた。

    2007-12-12 13:14:00
  • 364:

    つばさ

    エリ「翼チャンやっぱりオシャレしてる〜」
    翼「どこがやねん!」
    エリは歩が褒めた事によって、家着でHEPに来てしまうような翼をオシャレだと思い込んでいた。

    2007-12-12 13:50:00
  • 365:

    つばさ

    エリ「サングラスかっこいい!どこの?」
    翼「とりあえず暑いし入ろ…」
    エリは翼のお気に入りの店ばかり入っていった。

    2007-12-12 13:51:00
  • 366:

    名無しさん

    思い通りに女動かして自分の都合がいい様な女に育てるて…ホストってやっぱりすごいな?感心する?続き楽しみにしています?頑張って下さい?

    2007-12-12 14:44:00
  • 367:

    名無しさん

    読みにくいしこの主さんは完結する気あるみたいやし感想スレ作ります??

    2007-12-12 20:12:00
  • 368:

    つばさ

    ?373サン?
    ありがとうございます?歩はかなり腹黒なんで、人の心理ばっかり読んでるような奴でしたからね(´Д`)?ワラ?でもボーイズでも色んな考えの方がいます?この先の小説にまた書く予定なので見てみて下さい(o^∀^o)?
    ?374サン?
    分かりにくいので今回はこちらに書かせて頂きましたm(__)m?感想スレ作って頂きありがとうございます゚+。(*′∇`)。+゚

    2007-12-12 23:06:00
  • 369:

    つばさ

    翼はエリの手を引っ張りエリが前までよく着ていた、可愛い服の多い店へ連れていった。
    翼「エリはこっちの方が合うよ」
    エリ「こんなん翼チャンみたいじゃないし歩に可愛い言うて貰えへん!」

    2007-12-13 00:14:00
  • 370:

    つばさ

    翼「ぉお!こんなん着たいわぁ!」
    翼は新作のピンクのワンピを手に取った。
    エリ「えっ?」
    翼「エリみたいに似合うならウチはこんなん着るわぁ!自分の好きな服を誉められな意味ないんとちゃう?」

    2007-12-13 00:16:00
  • 371:

    つばさ

    翼がそう言うとエリは翼が適当に「ぇえんちゃう?」と言った服を大量に買いまくっていた。
    翼「リズリサとか場違いやわ…ウチ」
    翼が愚痴を言っているとエリが紙袋をいくつも下げて近づいてきた。

    2007-12-13 00:17:00
  • 372:

    つばさ

    エリ「翼チャン、さっき着たい言うてた服買わんの?」

    【いや…適当にあったやつ言うただけで…あんなん着たら笑いモンや…】

    2007-12-13 00:20:00
  • 373:

    つばさ

    翼の思いとは反対にエリと店員に勧められ、さすがにピンクはないので白のフリフリしたワンピを買ってしまった。
    買い物を終え、お茶をすることにした。翼はブラックコーヒー、エリはミルクティー。もう真似をすることはなくなっていた。そして態度も元に戻っていた。

    2007-12-13 00:21:00
  • 374:

    つばさ

    エリ「言っとくけど、私が本カノ、あんたは色カノ!ちゃんとわきまえて!」
    翼「わっ!パフェある!エリも食べる?すいませ〜ん!チョコレートパフェ1つ?」
    エリ「話聞いてる?」
    翼「てか、ミスズ髪色変えて可愛くなったよな〜」

    2007-12-13 00:22:00
  • 375:

    つばさ

    エリ「ミスズの名前とか聞きたくない!」
    翼「なんで?」
    エリ「色カノの分際で彼女面してムカツク!」
    翼の頼んだチョコレートパフェが届いた。
    翼「彼女面ねぇ…ミスズは何も言わずおとなしく飲んでるだけやん?色カノやで別れろ!言うてるエリの方が彼女面やろ?…パフェ甘ッ…エリあげる…」

    2007-12-13 00:24:00
  • 376:

    つばさ

    エリ「彼女やから当然やん!」
    エリはパフェの生クリームを飛ばす勢いで怒りだした。
    翼「ミスズだって自分が彼女やって思ってるから彼女面してるように見えるんちゃうか?てかあんた彼女なら歩の足引っ張るようなことせんときや!」

    2007-12-13 00:25:00
  • 377:

    つばさ

    エリ「何よ!偉そうに!」翼「エリがウチに別れろ!言うてコーヒーかけたって歩に言ったら歩怒るんちゃう?」
    エリ「言ったらダメ!そんなんしたらフラれる!」
    エリはかなり歩にビビっている様子だった。

    2007-12-13 00:27:00
  • 378:

    つばさ

    翼「まぁ言うつもりないから安心しぃ!ほな帰るわ!」
    エリはすっかりおとなしくなってしまい、翼はエリと別れ家に帰った。

    2007-12-13 00:29:00
  • 379:

    つばさ

    家に帰り、買ったばかりのワンピを着て鏡の前に立ち、翼は叫んだ。

    「おそろしいほど似合わねぇ!」

    2007-12-13 00:30:00
  • 380:

    >>369主→見てて思ったんやけど>>367は小説読んでの感想ちゃうの?気に入らん感想やったからってその返しは無いやろ〜?アタシも夜遊びで小説書いてるカラ、読者の感想に対して主の明らかに腹立ててる辺レス見ておかしいやろって思ったんでレスしてみました?

    2007-12-13 03:58:00
  • 381:

    名無しさん

    ↑はいはいそうだね。
    わかったからいい感じに進んでるのに荒れる原因にもなるからそういう面倒臭い事もうやめよね☆
    また中断なるのもダルいしもういいやん?

    2007-12-13 07:56:00
  • 382:

    名無しさん

    主の性格にも問題ありちゃう?
    批評中傷されてもおかしないやろ。
    自分いい子です〜友達には慕われてます〜服マネされるぐらいオシャレです〜周りにええ女や思われてます〜みたいな自己満日記?
    あ、自慢日記?
    全然羨ましくもならんとこが面白い。逆に全然羨ましくもならんとこが面白くない。
    小説の中の行動とか言うてるとかええ子ぶりたいのががめついぐらい伝わるわー友達いないタイプやろー。1番相手されてなくて嫌われてるタイプやな。自信満々なとこが、扱いやすい、自称本じゃなくて自称色の間違い?頑張ってねー

    2007-12-13 08:10:00
  • 383:

    名無しさん

    ↑全然そんな風に思わんかったけど?
    そうやって長々書いてる方が僻んでるように見える?
    どう思おうと人それぞれやけど着眼点おかしない??
    この話は翼ちゃんから見た翼ちゃんが主人公の小説なんやし自分を良く書いてるってゆうのは意識してなくても多少なりとも自然に出てしまうんちゃうかな?
    それはどんな小説にでも多少あると思うし‥
    いちいちそんな事指摘しててもキリないし仕方ないし小説として読んだら?
    それが無理なら自分が満足いく小説だけ探して読んだほうがいいと思う。

    2007-12-13 08:31:00
  • 384:

    名無しさん

    だから頑張って言うてますやん。

    2007-12-13 08:38:00
  • 385:

    名無しさん

    ガキやな。

    2007-12-13 08:51:00
  • 386:

    名無しさん

    これ小説やで?何をごたごた言うてん?>>389小説やのに自己満日記とか思うやったら読まんでいいやん?自慢話とかそんなん言ってるけど小説にそんなん言うたらきりないわ>>389あんたレベル低いな?

    2007-12-13 13:37:00
  • 387:

    名無しさん

    ↑反論するあんたも低い

    2007-12-13 13:52:00
  • 388:

    名無しさん

    反論じゃなくない?正論やん。

    2007-12-13 14:07:00
  • 389:

    名無しさん

    正しい事言うた言うてないやなくていちいち反論するあんたも低いて言うてんねん。

    2007-12-13 14:25:00
  • 390:

    名無しさん

    387のレスが正論やろ。読者に対しての返事がアレやで?んまに何を腹立ててんねんって感じやわ(笑)指摘されたからってキレるとこちゃうやん?

    2007-12-13 14:25:00
  • 391:

    名無しさん

    主が読んで下さいって頼んだわけでもないねんから別に良いんちゃう?

    2007-12-13 14:50:00
  • 392:

    名無しさん

    あーうっとーしい!!!

    2007-12-13 15:14:00
  • 393:

    名無しさん

    この小説楽しみにしてたのに荒らしなら他でやって?

    2007-12-13 15:15:00
  • 394:

    批評されるの嫌ならチラシの裏に書けば良い。評価聞きたいからサイトに載せてんだろ?

    2007-12-13 16:55:00
  • 395:

    主が思った事を書いてる小説やねんからツッこまんくていいやん!まだ完結もしてないんやし!黙って見ればいいねん☆

    2007-12-13 17:16:00
  • 396:

    おもんない?感想すれも自分で作っちゃって…恥ずかしいね?目障りやからsageてな

    2007-12-13 20:34:00
  • 397:

    つばさ

    ?387サン?
    ご指摘ありがとうございます。>>367サンの感想はすごく正直で的を得た感想だと思いました。「悪いけど」と書いてらっしゃるので…私は腹が立ちませんでした。色んな意見があるのは当然ですし自分自身も格好つけだとよく思いますので返事したのですが見直してみると相手が見たら凄く不快な返事だったと思います。指摘されるまで気付かなかった私は本当に軽率でした。言い訳がましくなってしまいましたが>>367サンには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからは1つ1つ大事に考えて返事をしようと思いました。指摘を受け、本当に良かったと思います。ありがとうございました。

    2007-12-13 21:55:00
  • 398:

    つばさ

    ?>>389サン?
    >>369の私の返事は性格に問題あります。本当に申し訳ないです。
    小説は実際にあった事をそのまま書いたので自慢をしているつもりはなかったんですが、その様に見えても仕方がないと思います。私自身もいい子ぶる事があると自覚しています。直さなくてはいけないです。すみません。みなさんに指摘、意見されたことを改善して頑張ります。ありがとうございます。

    2007-12-13 22:11:00
  • 399:

    つばさ

    ?>>390サン?
    今回のことで小説の内容、感想の返事、私自身の性格を指摘してもらい、気を付けなければならないことを教えて頂きました。これからは改善して小説を書きます。ありがとうございます!

    2007-12-13 22:16:00
  • 400:

    つばさ

    ?>>391サン?
    ちゃんと頑張ってと書いて頂いてます。ありがとうございます。
    ?>>392サン?
    沢山指摘を受け、反省してます。

    2007-12-13 22:20:00
  • 401:

    つばさ

    ?>>393サン?
    私が原因で起きたことで、みなさんを巻き込んでしまい、申し訳ないです。>>389サンのご指摘ありがたいと思ってます。

    2007-12-13 22:27:00
  • 402:

    つばさ

    ?>>394サン?
    >>393サンも>>389サンも決してレベルが低くのではありません。私が低いのです。申し訳ないです。
    ?>>395サン?
    みなさんに迷惑をおかけして申し訳ないです。

    2007-12-13 22:31:00
  • 403:

    名無しさん

    あたしは、主さんは大人な対応したはるなぁ〜って思ってたよ?
    色んな意見があると思うけど、楽しみにしてます?がんばってね

    2007-12-13 22:31:00
  • 404:

    つばさ

    ?>>396サン?
    間違っていてレベルも低いのは私ですので、みなさんが低いとかではないです。ご迷惑をおかけして申し訳ないです。

    2007-12-13 22:35:00
  • 405:

    つばさ

    ?>>397サン?
    >>387サンは正論ですし、ありがたいご指摘です。私が間違っていました。本当に申し訳ないです。

    2007-12-13 22:38:00
  • 406:

    つばさ

    ?>>398サン?
    ありがとうございます。誰かが見れるところに小説を書き、間違っていたのは私なので、謝罪させてもらいます。

    2007-12-13 22:40:00
  • 407:

    名無しさん

    頑張れ

    2007-12-13 22:55:00
  • 408:

    つばさ

    ?>>403サン?
    みなさんにご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ないです。
    >>374サンと私のIPが同じなので誤解されたかと思いますが、感想スレを作ったのは私ではないです。>>374サンが作って頂きました。

    2007-12-13 22:55:00
  • 409:

    つばさ

    ?>>367サン?
    前回の私の>>369返事はとても不愉快だったと思います。ごめんなさい。これからは改善していきます。誠に申し訳ありませんでした。

    2007-12-13 22:58:00
  • 410:

    つばさ

    ?>>411サン?
    間違っていたのは私ですので、みなさんには本当に申し訳ないです。
    楽しみにして頂いている方もいらっしゃいますので改善して書いていきます。ありがとうございます!

    2007-12-13 23:02:00
  • 411:

    つばさ

    ?>>417サン?
    ありがとうございます。改善して小説を続けたいと思います。

    2007-12-13 23:04:00
  • 412:

    名無しさん

    頑張って?

    2007-12-14 03:47:00
  • 413:

    名無しさん

    ?{ ラブ?

    2007-12-14 04:42:00
  • 414:

    名無しさん

    感想スレあるなら、こっちに書かれた感想にはレスやめた方がよくないですか?読みにくくなるだけだと思います(x_x;)
    すごく読みにくかったんで(>_

    2007-12-14 16:19:00
  • 415:

    つばさ

    次の日、店に行くとミスズとマナミがいた。翼が席に着くと、すぐにエリが入ってきた。
    エリ「なぁ歩!エリの服可愛い?」

    【ぇえ!そこ自分から聞いちゃうんですか…】

    2007-12-14 18:19:00
  • 416:

    つばさ

    歩「ぁあ!ホンマや!フリフリやな!」
    エリは満面の笑みを浮かべ顔を赤くしている。

    【念願叶ったね…若干誉められたというより誉めさせたに近い気もするけど…】

    2007-12-14 18:20:00
  • 417:

    つばさ

    珍しくバトルもなく楽しく飲め、翼は帰ることにした。
    翼「歩って女の服装どんなんが好きなん?」
    歩「エビチャン?」
    翼「ベタやな…」
    歩「翼もぁあーゆう可愛い服着ろや!」

    2007-12-14 18:22:00
  • 418:

    つばさ

    翼「昨日、調子のって白のワンピを買ったけどな…似合わんくて悲惨やったわ」歩「着てきて?」
    翼「歩と店以外で会う時には着たるわ!」
    歩「絶対やで!」

    2007-12-14 18:23:00
  • 419:

    つばさ

    【そんな日ホンマに来るんかい…夢のような話やな…】

    2007-12-14 18:24:00
  • 420:

    つばさ

    ある日。先日店を辞めた繭に呼び出され、久しぶりにhomeに行った。
    マスター「翼久しぶりやな!」
    マスターはご飯を用意してくれていて、歩の店のように客を気にせず久々に楽しんで飲めた。

    2007-12-14 18:26:00
  • 421:

    つばさ

    繭「カズヤにフラれたぁ〜」
    翼「カズヤって前の奴?」繭「それカズキ!」
    翼は繭の失恋話を聞き、繭を慰めた。
    繭「最近歩とどう?」
    翼「ん〜相変わらずやな」

    2007-12-14 18:27:00
  • 422:

    つばさ

    【歩・着信】
    繭「出ていいよ!」
    翼「ありがと」
    歩と電話を切ると「久々に歩に会いたい!」と繭は突然言い出し、無理矢理連れていかれて歩の店で飲んだ。繭は歩に無理矢理腕を組んで、楽しそうにカラオケをしていた。

    2007-12-14 18:28:00
  • 423:

    つばさ

    数日後。
    【歩・着信】
    歩「あのさぁ…繭チャンから電話かかってきてんけど」翼「えっ?繭、歩の番号知らんやん?」
    歩「翼の携帯見たって!」翼「えっ?それで?」

    2007-12-14 18:29:00
  • 424:

    つばさ

    歩「翼、浮気してるって言われた」
    翼「はぁ?」
    歩「してないよな?」
    翼「んなアホな!」
    歩と電話を切り、繭に掛けたが出ない。

    2007-12-14 18:30:00
  • 425:

    つばさ

    夜になり、また歩から着信があった。
    歩「また繭チャンから電話あった」
    翼「何度も掛けてるのにウチにはかかってきてないし…繭はなんて?」
    歩「今から店来るって!」翼「あ〜そう。ウチも行くわ!」

    2007-12-14 18:31:00
  • 426:

    つばさ

    急いでタクシーに乗り込みミナミへ向かった。
    【理沙・着信】
    理沙「若菜と飲んでんねん!翼も飲もう!」
    翼「実はさ…」
    理沙はスピーカにして、翼は事情を話した。

    2007-12-14 18:36:00
  • 427:

    つばさ

    理沙「また?前は若菜の男に手出してたやん!」
    若菜「ホンマしばく…」
    キレる若菜をなだめて店に着いたので電話を切った。

    2007-12-14 18:37:00
  • 428:

    つばさ

    繭はボックス席に居て歩の腕を掴み、歩は必死に手を離そうとしてモメていた。翼「繭〜!」
    繭「翼!どうしたん?」と言って急いで手を離した。翼「歩から繭の話聞いたけど?」

    2007-12-14 18:38:00
  • 429:

    つばさ

    繭「冗談やん!2人からかっただけやし…歩、真に受けてるん?」
    歩「はっ?今好きや言うたやん!」
    繭「冗談!」
    翼「しょーもな。ウチ帰るわ!」
    繭「繭も?」

    2007-12-14 18:42:00
  • 430:

    つばさ

    繭は話をたぶらかすのが上手いので深く追求することことはしなかった。
    家に帰り翼は歩に電話をした。
    歩「俺、好きや言われてんで!」
    翼「繭はそういう奴やから気にせんとって!歩ごめんな」

    2007-12-14 18:46:00
  • 431:

    つばさ

    数日後。
    【理紗・着信】
    理紗「ウチら学校ヤバない?」
    翼「ヤバすぎる…」
    10月も終わろうとしているのに1度も学校に行っていない理紗と若菜と久しぶりに学校へ行った。

    2007-12-14 19:35:00
  • 432:

    つばさ

    若菜「教室分からんし喫煙所行く?」
    理紗「喫煙所だけは覚えてるし!」
    久々の学生を楽しんでいた3人に、仲の良いミカが話し掛けてきた。
    ミカ「翼どうゆうこと?」翼「何が?」

    2007-12-14 19:37:00
  • 433:

    つばさ

    ミカ「繭にひどすぎひん?」
    翼「なにが?」
    ミカ「繭が失恋して悲しんでるときに翼は自分の男のノロケばっかりして、繭を男の店連れて行ってわざとイチャイチャしてるの見せ付けて!」

    2007-12-14 19:38:00
  • 434:

    つばさ

    翼「ほぉ〜ん…繭がそんなこと言うてんのか…で繭はどこ?」
    ミカ「たぶん食堂」
    翼「ミカも来てや!」
    食堂に連れていかれると、いつも翼に付いてきていた繭が友達の真ん中で笑っていた。

    2007-12-14 19:39:00
  • 435:

    つばさ

    翼「繭〜話がまったく読めへんねんけど〜教えてくれる?」
    繭は翼の存在に気付き、気まずそうな顔をした。
    ミサ「翼、まず繭に謝れや!」
    翼「何について?」
    サキ「自分の胸に手当ててよく考えろ!」

    2007-12-14 19:40:00
  • 436:

    つばさ

    翼は胸に手を当てて目をつむり「何も思い当たらんわ!」と言った。
    「ふざけんなや!」とサキに胸ぐらを掴まれる。

    類は友を呼ぶというか血の気の多い奴らが多い。

    2007-12-14 19:41:00
  • 437:

    つばさ

    理紗「サキお前、関係ないやろが!」
    サキ「あぁ?」
    二人は睨み合い掴み合っている。
    翼「サキ、理沙お前ら関係ないやろ!ひっこんどけや!ウチは繭に話あんねん!」
    繭は泣きだした。

    2007-12-14 19:43:00
  • 438:

    つばさ

    若菜「繭言えや!ウチの時みたいにまた人の男に浮気してるとか嘘ついて男に近寄ろうとして翼にバレたけどはぶらかしたクセに翼のデマ流したって!繭泣いとらんと詫びろや!」
    若菜は繭の座っていた椅子を蹴り飛ばした。みんな真実を知り、騒つく。

    2007-12-14 19:45:00
  • 439:

    つばさ

    繭「ごめんなさい…」
    翼「何でこんなことしたん?」
    翼はしゃがみ、繭と目線を合わせた。
    繭「歩と翼仲良いから腹立って…翼学校来んから、みんなの中入れんくて…だから…」

    2007-12-14 19:46:00
  • 440:

    つばさ

    ミサ「だからって嘘つくなよ…翼ごめん」
    サキ「ごめん…繭マジ最悪!」
    サキは繭の髪を掴み椅子から落とした。
    翼「サキお前イラつきすぎ!」
    サキ「でも、こいつ…」

    2007-12-14 19:47:00
  • 441:

    つばさ

    翼は泣いている繭の頭を撫でながら言った。
    翼「バイバイ…繭…」
    翼は立ち上がり帰っていく、繭の泣き叫ぶ声が食堂中に響いていた。

    2007-12-14 19:48:00
  • 442:

    つばさ

    【歩・着信】
    歩「翼大丈夫か?繭チャンの携帯から電話あって理沙チャンから事情聞いた…繭チャンは翼と仲直りさせてって泣いて頼まれたわ。」
    翼「ごめんな。歩巻き込んで…」
    歩「いやええけど、翼大丈夫か?」
    翼「人なんて信じたら負けや」

    2007-12-14 19:49:00
  • 443:

    つばさ

    歩「翼…ほな俺も信じられへんか?」
    翼「信じひん方がお互い楽や…」
    翼はそう言って電話を切った。歩から何度も電話があったが取らず、次の日仕事を終えてから店に向かった。歩は他の客に付き、ミスズがいつもの席に座って1人で飲んでいた。翼はミスズの横に座った。

    2007-12-14 19:50:00
  • 444:

    つばさ

    ミスズ「おはよう」
    翼「おはよー」
    ミスズ「烏丸サンとどう?」翼「えっ…ぁあ…普通普通!」
    ミスズ「そっかぁ…」
    そう言ってグラスを持ち焼酎を飲む手の左薬指には指輪がはめられていた。

    2007-12-14 19:51:00
  • 445:

    つばさ

    翼「ミスズ彼氏おったんやぁ…」
    歩がチラッとこちらを見たのがわかった。
    ミスズ「うん…一応は…」翼「一応?」
    ミスズ「今ケンカ中…彼氏仕事忙しくて会えへんねん…でも毎日好きやって言ってくれる。付き合って1年以上なるのに大事やから手出せん言うてキスすらしてないねん!」
    ミスズの話し方は愚痴というより惚気に近かった。彼氏=歩だと分かっているので聞くに耐え切れず翼は早々に帰ることにした。店を出て歩に「送りはいい!」と伝え、足早に走りだす翼。歩は翼の手を掴み「明日休み貰ったから会おう!」と言った。

    2007-12-14 19:52:00
  • 446:

    つばさ

    翼は家に帰り、急いで準備をした。明日といっても、あと4時間後だった。
    【歩・着信】
    歩「仕事終わったぁ〜酔うた〜翼ァ〜」
    翼「電車乗れるん?」
    歩「吐くぅ〜」

    2007-12-16 01:18:00
  • 447:

    つばさ

    翼は歩を迎えに行くことにした。約束通り、白いワンピを着て髪はゆる巻きにした。
    歩を迎えに行くと歩は誰かと電話で話していた。歩は翼に「待ってて」の合図をして、話を続け、その表情は見たことがないくらい怖かった。

    2007-12-16 01:20:00
  • 448:

    つばさ

    「はぁ?何お前調子のっとんねん?…お前とは切るから、未収だけ持ってきてな…」
    歩はそう言って携帯を閉じ、車に入ってきて「翼ァ〜??」とさっきとは全く違う顔と声で甘えてきた。

    2007-12-16 01:21:00
  • 449:

    つばさ

    歩「翼めっちゃ可愛いやん?可愛い〜?好き〜?」
    翼「運転の邪魔すんなぁ!てかドコ行くん?」
    歩「キタもやばいし…京都とか神戸まで行く?」
    翼「そんな酔うてるのに行ける?」
    歩「ごめん、無理。俺ん家くる?」

    2007-12-16 01:23:00
  • 450:

    つばさ

    翼「弟大丈夫なん?」
    歩「せやな…ほな翼ん家」翼「てかずっと携帯バイブうるさいし、出たら?」
    歩「うざいからいいねん」2人はスーパーで買い物をしてから翼の家に向かった。

    2007-12-16 01:24:00
  • 451:

    つばさ

    家に着き、歩はソファーで寝たので、翼は朝ご飯の準備をしていると歩が後ろから抱きついてきた。
    歩「つぅチャンお嫁さんみたいやな?」
    料理を出すと歩は口いっぱいに頬張り、満面の笑みを浮かべた。
    歩「うまーい??結婚したら毎日こんなんなんかなぁ?」
    子供が言いそうな言葉が翼は嬉しくて恥ずかしかった。

    2007-12-16 01:26:00
  • 452:

    名無しさん

    歩の本性でてきたな?

    2007-12-16 01:31:00
  • 453:

    名無しさん

    おもろい(*´∀`*)

    2007-12-16 10:51:00
  • 454:

    名無しさん

    ?ジングルベール

    2007-12-16 15:19:00
  • 455:

    つばさ

    感想スレの方に返事書かせてもらいましたぁ(*^□^*)?

    2007-12-17 19:00:00
  • 456:

    つばさ

    ベッドで歩の頭を撫でていると歩はすぐに眠ってしまい、歩が居て妙に緊張してしまっている翼はコーヒーを入れて煙草を吸い始めた。

    2007-12-17 19:01:00
  • 457:

    つばさ

    テーブルに置いてある歩の携帯はずっと鳴り続けたままだった。
    サブ画面は【客・ミスズ】と表示してあり、さっき電話でモメていたのはミスズだと分かった。

    2007-12-17 19:04:00
  • 458:

    つばさ

    翼は歩の携帯に電話をした。【客】と表示されるのか内心ビクビクしている。
    バイブで動き、サブ画面が表示を始めた。
    【つぅチャン?】
    翼は自分が1人でガッツポーズをしていることに恥ずかしくなったのでベッドに戻り、歩の横で眠った。

    2007-12-17 19:05:00
  • 459:

    つばさ

    夕方。
    歩「仕事休んでや!」
    翼は仕事の準備をしていた。
    翼「急に休まれへんよ!行ってくるわ!」
    いってきますのキスをして仕事へ向かった。

    2007-12-17 19:07:00
  • 460:

    つばさ

    店に着くと翼の客の吉田サンが来ていた。
    吉田サンは翼にシャネルのサングラスをプレゼントしてくれた。

    2007-12-17 19:08:00
  • 461:

    つばさ

    翼「急になんでなん?病気ちゃうか?」
    吉田「シャネル行ったらコレ翼に似合うと思って?」翼「いやん?」
    もやし「吉田サンたまたまパチンコ行ったら勝ったらしいで〜」
    翼「それでかい!」

    2007-12-17 19:09:00
  • 462:

    つばさ

    翼の客は早めに帰り、店は暇で女の子が余って待機をしていた。
    翼「なぁ!こんなに女おったら時給無駄やし帰っていい?」
    もやし「アカン!他の子返すわ〜翼は客呼び!」
    翼「ウチ熱あんねん!」
    もやし「嘘付け!何度あんねん?」

    2007-12-17 19:10:00
  • 463:

    つばさ

    翼「36.6℃」
    もやし「平熱やんけ!誰でもそれ位熱あるわぁ!」
    翼「もう、ええわ!」
    もやし「…いつも頑張ってるからなぁ…上がり!」
    翼「お疲れ〜ッス?」

    2007-12-17 19:11:00
  • 464:

    つばさ

    「おかえり?翼ァ〜?」
    翼が玄関を開けると歩はエプロン姿で抱きついてきた。
    歩に手を引かれ部屋に入るとテーブルの上に大きなオムライスが置いてあった。

    2007-12-17 19:15:00
  • 465:

    名無しさん

    ?アーアー

    2007-12-17 19:50:00
  • 466:

    名無しさん

    (人-ω-`)

    2007-12-18 23:20:00
  • 467:

    つばさ

    歩「唯一作れる料理!」
    翼「ありがと…」
    歩「はい、ビール!」
    2人でビールを飲みながら見た目はいまいちだけど美味しいオムライスを食べていた。

    2007-12-19 02:43:00
  • 468:

    つばさ

    歩「シャネル買ったん?」歩は紙袋をガサガサと開け始めている。
    翼「お客サンがくれてん」
    歩は不機嫌な顔をしながらサングラスを出した。
    歩「趣味の悪いサングラスやなぁ〜」

    2007-12-19 02:43:00
  • 469:

    つばさ

    翼「めっちゃカッコええやん!」
    歩「くれた人、翼のこと好きなん?」
    翼「そんなんちゃうわ!パチンコ勝ったかららしいで!」
    歩「絶対下心あるしぃ!」

    2007-12-19 02:44:00
  • 470:

    つばさ

    【太田サン・着信】
    翼「お客サンからやからゴメン」
    歩「スピーカーにして」
    翼「はっ?」
    歩は引かないので翼はスピーカーにして電話を取った。

    2007-12-19 02:45:00
  • 471:

    つばさ

    太田「俺、今来たのにお前帰ったんやて?」
    翼「すいません…てか太田サン今日彼女とデートちゃいますのん?」
    太田「かみさんの電話にキレて帰りよった」
    翼「店で遊んどらんと彼女に電話したりよ」
    太田「面倒臭い〜お前は早よ上がって何してんねん?デート?」

    2007-12-19 02:46:00
  • 472:

    つばさ

    翼「むふっ?」
    太田「おっ!やっとデート出来たんか!良かったやん!邪魔して悪いな、ほな。」
    電話を切ると歩がホッペを膨らましていた。

    2007-12-19 02:47:00
  • 473:

    つばさ

    歩「不安や…」
    翼「どこがやねん!」
    歩「翼は俺だけの為に笑ってほしい」
    翼「なにそれ!」
    続いて歩の携帯が鳴り始めた。

    2007-12-19 02:48:00
  • 474:

    名無しさん

    更新されてる?

    2007-12-19 05:00:00
  • 475:

    名無しさん

    わぁーい

    2007-12-19 05:25:00
  • 476:

    名無しさん

    更新して?

    2007-12-20 00:24:00
  • 477:

    つばさ

    翼「スピーカー!」
    歩「嫌やし…」
    翼「不公平やん!」
    歩はスピーカーにして電話に出た。

    2007-12-20 00:35:00
  • 478:

    つばさ

    ミスズ「何でずっと出てくれへんかったん?今、店来たのに休みやし…休みなら会えるやん!今、何してんの?歩ッ?」
    ミスズの声は怒り、震えていて今まで聞いたことがない声だった。

    2007-12-20 00:36:00
  • 479:

    つばさ

    いつもは冷静なミスズが取り乱している声を聞き、申し訳ない気持ちになった翼はスピーカーを切り、テーブルを立ち、ソファーに座りテレビを付けた。
    歩「お前会えんくていい言うてたやん?今更何やねん!うざい…じゃあね。」
    歩は冷たい声でそう話し電話を切った。

    2007-12-20 00:37:00
  • 480:

    つばさ

    歩「翼ァ?来て?」
    歩に手を引かれバスルームにやってきた。
    ピンク色のロウソクが置いてあり、お風呂の中はバラの香りのする薄ピンクの泡風呂で花びらまで浮かんでいた。

    2007-12-20 00:39:00
  • 481:

    つばさ

    翼「お前は乙女か!」
    歩「入ろう!」
    翼「一緒に?」
    歩「こんなムード作って何で1人ずつやねん!ロウソクやから恥ずかしくないって!」

    2007-12-20 00:41:00
  • 482:

    つばさ

    戸惑いながらも歩に後ろから抱き締められながら甘い匂いのするお湯に浸かっていた。
    翼「ミスズ…大丈夫?」
    歩「着拒したから邪魔されへんよ!」
    翼「そういう事じゃなくてさぁ…」

    2007-12-20 00:43:00
  • 483:

    つばさ

    歩「メールは届くようにしてるから大丈夫!後でメールで謝って来るわ!」
    翼「ミスズが悪いん?」
    歩「会いたい言うから悪いねん」
    翼「歩のこと好きやから会いたいって思うのは普通やよ。ウチも会いたかったもん…」

    2007-12-20 00:44:00
  • 484:

    つばさ

    歩「翼は彼女やん…ミスズは客やし…」
    翼「ミスズも自分が彼女だって思って歩を信じてるんやと思うよ?」
    歩「あいつはきっと色やと自覚してるよ。あいつは俺じゃなくて店に依存してんねん。友達おらんみたいやから遊びに行けんし、ストレス発散のために店来て未収して働いてストレス貯めてって…店が生活の一部やねん。店なくなったら生きていかれへんねん。俺はより楽しむための存在やから俺が辞めたら他の奴に行くと思うで?」

    2007-12-20 00:45:00
  • 485:

    つばさ

    翼「そんなもんなんかなぁ…歩が好きやから店に依存するんちゃうん?
    歩「自分が色かどうか気になるなら店来んのが色か本か確かめられる1番の方法やのに店来てるやん…」
    翼「う〜ん…何かよく分からん…」

    2007-12-20 00:46:00
  • 486:

    つばさ

    歩「色んな客おるから理解なんて出来ひんよ…最初は色抵抗あったけどな…人間なんでも慣れんねん」
    そう言った歩の顔は少し悲しそうに見えた。
    歩「せっかくの2人の時間やから客の話なんて辞めよう!」
    翼「はぁ〜い」

    2007-12-20 00:48:00
  • 487:

    つばさ

    お風呂をあがり、翼がソファーでビールを飲んでいると歩がやってきた。
    歩「ひざ枕して?」
    翼「いいよ」
    歩の髪を撫でる。何をしているわけでもないのに幸せだった。

    2007-12-20 00:49:00
  • 488:

    つばさ

    歩「俺、翼のことホンマに好きやから。俺、人なんて裏切るし信じひんかった…せやけど翼は何があっても信じようとするし、こんな俺のことも信じてくれてる…だから俺もお前は信用出来る。愛してるよ。こんな幸せな気持ちになれるなら無理してでも会う時間作るべきやったな…」

    2007-12-20 00:53:00
  • 489:

    つばさ

    歩は急に立ち上がり、翼をお姫さま抱っこしてベッドに連れていった。
    歩「愛してるよ…翼…」

    歩に初めて抱かれた…

    2007-12-20 00:54:00
  • 490:

    つばさ

    今までも好きな人と何度もしてきた行為なのに何かが違った…過去の好きな人がそれほど好きではなかったというわけでもない、歩を手に入れた達成感…そういうのでもなく性欲、快楽でもなく…
    歩の言葉、体温、肌を感じ一つになる幸せを感じた。

    2007-12-20 01:33:00
  • 491:

    つばさ

    夢を見た…何かは覚えていないけれど暖かくて幸せな気分で目が覚めた。
    歩は翼を抱き締めたまま眠っている。
    もう一度眠りに付き、起きると夕方になっていた。

    2007-12-20 01:37:00
  • 492:

    つばさ

    簡単にご飯を作り、歩を起こして仕事の準備をした。翼「歩の髪型ってこうやって作ってんねや…こんなにワックスとスプレーしてたらハゲるで…」
    歩「翼の化粧は特殊メイクやな…詐欺やん…」
    お互いを罵りあいながら支度と食事を済ませ、別々にタクシーを止めた。

    2007-12-20 01:43:00
  • 493:

    つばさ

    翼「いってらっしゃい!」歩「行ってきます!」
    普通の会話をするのが嬉しくて、幸せでニヤニヤしながら翼は店に着いた。

    2007-12-20 01:45:00
  • 494:

    つばさ

    客がいない店内に入ると理沙が既にビールを飲みながら翼をニヤニヤして見つめてきた。
    理沙「翼はん!歩はんのセクースはいかがなもんでした?ボーイズバーの店員やったら昔もモテはったやろし、女遊びもしてはるやろうし、そりゃあ凄かったんとちゃいますか?」

    2007-12-20 01:49:00
  • 495:

    つばさ

    翼「そのキャラ何やねん!きもいで…」
    理沙「で、どないやったん?」
    翼「私は存じ上げません」翼がビールを飲みながら話を逸らすと理沙はホッペを膨らまし、つまらなさそうにスネていた。

    2007-12-20 01:52:00
  • 496:

    つばさ

    理沙「繭から電話あったか?」
    翼「ないよ」
    理沙「なんやアイツ…歩に泣いてすがってたのに…」翼「まぁ謝ってきたら許すつもりやから…気長に待っとくわ…」

    2007-12-20 01:56:00
  • 497:

    つばさ

    理沙「許すんかい…あんたには呆れるわ…」
    理沙に呆れられながら仕事が始まった。
    歩に会えた喜びのせいか、いつもよりとびきりの笑顔で接客をした。

    2007-12-20 01:58:00
  • 498:

    名無しさん

    ???

    2007-12-20 17:08:00
  • 499:

    名無しさん

    ?

    2007-12-20 17:45:00
  • 500:

    しおり?

    ゴロゴロ?

    2007-12-21 04:42:00
  • 501:

    名無しさん

    ?????

    2007-12-21 05:44:00
  • 502:

    名無しさん

    ?・v・p?・・・・・・・・?q・v・?

    2007-12-21 14:26:00
  • 503:

    つばさ

    仕事が終わり、携帯を見るとショウゴからの着信があったので掛け直した。
    ショウゴ「タイミング悪すぎ!お前の電話で女の子逃したし…」
    翼「ごめん…」
    ショウゴ「許したるから飯おごれ!」
    翼「カナサン捜索のお礼まだやったしな…ええよ!」

    2007-12-22 04:07:00
  • 504:

    つばさ

    よく電話やメールでショウゴから愚痴を聞かされている。翼にとってショウゴは弟のような存在だが待ち合わせ場所へ行くとショウゴはホストっぽい服装で男前に磨きがかかりオーラを漂わせていて近寄りがたかった。
    ショウゴ「翼!居酒屋行こ!ビール!ビール!」
    やっぱり中身までは変わっておらず安心した。

    2007-12-22 04:08:00
  • 505:

    つばさ

    店に入り、ビールで乾杯をした。
    翼「何やのその格好!チャラチャラして!」
    ショウゴ「オカンか!こっちの方が女の子捕まえれるねん!しかも女が寄ってくるし…」
    翼「彼女は出来たん?」
    ショウゴ「彼女なんか作ると女遊びできないでしょ!」

    2007-12-22 04:09:00
  • 506:

    つばさ

    翼「病気移されんようにしなよ!」
    ショウゴ「マジおかんっぽいから!…今日翼を呼んだのには理由があんねん…」翼「金は貸さんぞ!」
    ショウゴ「ちゃうわ!…カナサンのこと…」
    翼は何も答えず、ビールを飲み干した。

    2007-12-22 04:10:00
  • 507:

    つばさ

    ショウゴ「あの後…カナサンと同じ店の女の子がトラブルあってな、店行ってん!で帰るときにカナサンも上がる時やって写メしか知らんから「カナサンですか?」って聞いてな…お茶して翼の話してて…ほんならカナサン泣いてたわ。それから電話したりしてて…この前会ってコレ渡してって」
    ショウゴは薄いピンクの可愛い封筒を取り出した。

    2007-12-22 04:10:00
  • 508:

    つばさ

    翼へ。
    ごめんね。
    色カノになった時に人なんて信じられなくなって…金しか私には何もないのかなって思ってた。翼が私の元へ現われたのは私を笑いに来たのか?とか思ってしまってた。でも翼が帰る姿を見てダメだなぁって気付いたよ。翼が心配して探してくれたなんてすぐに分かるのに傷つけてしまったよね。ごめん。すぐにホストとは別れて…自分のバカさに改めて気付いたよ。ショウゴ君に仕事紹介してもらって神戸のラウンジで働くことになりました。枕もしないよ!恥ずかしくない自分になれたとき翼に会いに行くから。待ってて!その時は歩とショウゴ君も一緒に飲もう!
    PSショウゴ君いい子だね。年甲斐もなく気になっちゃいます?

    2007-12-22 04:12:00
  • 509:

    つばさ

    ショウゴ「何て書いてある?俺も読ませて!」
    翼「アカン!」
    ショウゴ「なんやねん!ケチ!…てかさカナサンの源治名何にしたと思う?」
    翼「何?ミルク?」
    ショウゴ「それ風俗の時のやろが!ミルクってひどいよな…そんな話ちゃうねん!カナサン、翼ってしてん!」

    2007-12-22 04:13:00
  • 510:

    つばさ

    翼がニコリと笑うとショウゴもつられて笑顔になり二度目の乾杯をした。
    翼「カナサンに伝言頼むわ!ええ男やで頑張り!って」ショウゴ「えっ!カナサン好きな奴おんの?」
    翼「内緒?」
    ショウゴ「誰やねん!教えてや〜気になる〜俺知ってる奴?マジショック〜」

    2007-12-22 04:14:00
  • 511:

    つばさ

    翼「あんたカナサンに気あんの?」
    ショウゴ「美人やなって思うけど…」
    いつものショウゴとは違って少し照れた顔をしている姿を見て翼は嬉しく感じた。

    2007-12-22 04:15:00
  • 512:

    名無しさん

    カナサンって翼をいじめてた店の子やんな?でぇしょうごって誰やった?

    2007-12-22 14:32:00
  • 513:

    名無しさん

    ↑ちゃんと読めや

    2007-12-22 15:02:00
  • 514:

    名無しさん

    本間それな(笑)

    2007-12-22 16:02:00
  • 515:

    つばさ

    ?525サン?
    カナは仕事の先輩で色々あった人でショウゴはカナを探してくれたスカウトの子です?
    前の話が今更出たんで分かりづらかったですね(><)?

    2007-12-22 16:57:00
  • 516:

    つばさ

    2人は飲みまくり、語り明かした。ショウゴがトイレに立ったので携帯を見ると歩からの着信が山のように入っていた。急用だと思い、慌てて掛け直した。
    歩「ショウゴと飲むってメール入ってたけど…」
    翼「カナサンの現状教えてもらってな…カナサン神戸のラウンジで働いてんねんて!源治名が翼やねんて!」

    2007-12-22 16:59:00
  • 517:

    つばさ

    歩は何も答えず黙ったままだった。
    翼「歩?」
    歩「浮気してない?」
    翼「…ん?…するかぁ!てか浮気してたらわざわざ連絡せんやろ?ショウゴは弟みたいやってずっと言ってるやん!」

    2007-12-22 16:59:00
  • 518:

    つばさ

    歩「そうやけど…」
    スネている歩をなんとかなだめ電話を切った。
    ショウゴが席に戻り、帰ることになった。ショウゴはハッキリとは言わず言葉を濁らせたがカナサンに会うっぽかった。
    ほんわかした気持ちでショウゴを見送り歩の店へと向かった。

    2007-12-22 17:01:00
  • 519:

    つばさ

    歩「翼ァ!いらっしゃいませ!」
    歩の顔は一気に笑顔になり、ミスズの手前、翼は気まずくなるほど歩の顔はあからさまだった。
    翼は何杯か飲み、早めに帰ることにした。

    2007-12-22 17:02:00
  • 520:

    つばさ

    歩「男と2人で飲むのは辞めて!」
    翼「分かった。ごめん。」歩「俺のこと好き?」
    翼「大好きやで…」

    2007-12-22 17:02:00
  • 521:

    つばさ

    それから、歩の仕事は忙しく店以外で会うことはなく以前と変わらない生活だった。その反面、歩の束縛は日々きつくなっていく。
    歩の店以外で飲むとナンパされないかと心配になり、友達と飲んでいると合コンではないかと疑い不機嫌になり、ラウンジも辞めるよう言われた。

    2007-12-22 17:03:00
  • 522:

    つばさ

    歩「ラウンジ辞めて!」
    翼「今は店でしか会えへんし、働かなとてもじゃないけど店行かれへんし、会えなくていいの?」
    歩「不安やもん…」
    翼「不安になること一切ないから!」
    水商売はなんとか続けることが出来た。

    2007-12-22 17:04:00
  • 523:

    つばさ

    毎回、歩が不機嫌になった時は翼が店に行くと歩の機嫌は直った。
    【色カノも知っている私の方が不安なのに…なんでこんな束縛されなきゃいけないんだろう…】
    そんな気持ちにもなったが歩の束縛は愛されているから故だと思った。外で会い、関係もあるから自分は本カノなんだと安心しきっていた。

    2007-12-22 17:05:00
  • 524:

    つばさ

    ある日。仕事場に早目に着いた翼と理紗はお好み焼きを食べているとお客サンから貰った名刺を整理していた夢が話し掛けてきた。
    翼「チーズ入りうまー!」夢「仕事前にビール飲むなよ〜」
    理紗「ビールはユンケルみたいな物ですから!」

    2007-12-22 17:07:00
  • 525:

    つばさ

    夢は昔からホステスになりたかったらしく、整理している名刺にはお客サンの好きな酒や煙草など書いていて真面目に頑張っている。なにより夢は美人で常にナチュラルメイク…翼にはうらやましく、性格は可愛く夢が大好きだった。

    2007-12-22 17:10:00
  • 526:

    つばさ

    翼「夢なんかあった?」
    夢「えっ?」
    そんな真面目な夢の最近の接客は最悪だった。黙ったまま人形のように座り、話を振っても聞いていなかったりする。水割りを作っても酒や氷を落とし、昨日は太郎チャンに酒をかけてしまっていた。

    2007-12-22 17:11:00
  • 527:

    つばさ

    夢「サイトで叩かれてて…」
    翼「サイトって何?」
    夢「夜働いてる子はみんな知ってると思ってた!コレ…」
    夢は携帯を見せてきた。

    2007-12-22 17:12:00
  • 528:

    つばさ

    ━夢マジきもい!辞めたらいいのに!
    ━夢、清純ぶっててイライラする。
    ━アイツ地元一緒やけどめっちゃヤリマンやったで。━たいした顔でもないのに話おもんないし仕事出来んし辞めてほしい。

    2007-12-22 17:13:00
  • 529:

    ???

    ???

    2007-12-22 18:57:00
  • 530:

    名無しさん

    しょうごの説明ありがとう?応援してるので完結まで頑張って?楽しみにしてます???

    2007-12-22 23:08:00
  • 531:

    名無しさん

    頑張ってね(^o^)/

    2007-12-23 15:29:00
  • 532:

    名無しさん

    気になるからアゲとく??

    2007-12-23 20:34:00
  • 533:

    名無しさん

    気になるからアゲとく??

    2007-12-23 20:38:00
  • 534:

    つばさ

    みなさん、ありがとうございます(*^□^*)?

    2007-12-24 02:09:00
  • 535:

    つばさ

    夢は今にも泣きそうになっている。
    翼「大丈夫か?こんなん気にすんなや!」
    理紗「これってウチらも書いてある?」
    夢は携帯をいじり見せてきた。
    理紗のスレ

    2007-12-24 02:11:00
  • 536:

    つばさ

    ━可愛い?彼氏おるんかな?
    ━↑自作
    ━彼氏おんで!前見た!
    ━右手に付けてる指輪ペアリング?
    ━ペアっぽいよな。
    ━理紗化粧濃すぎ!

    2007-12-24 02:12:00
  • 537:

    つばさ

    翼「自作って!笑わすわぁ!」
    夢「理紗結構良いこと書かれてるぅ〜」
    理紗「翼は?」

    翼のスレ

    2007-12-24 02:13:00
  • 538:

    つばさ

    ━化粧濃ぃ!目真っ黒!
    ━翼整形やで!
    ━色枕翼。
    ━俺、翼とヤったわ。
    ━こいつホス狂やろ?

    2007-12-24 02:14:00
  • 539:

    つばさ

    沈黙の3人。
    翼「私が一番ヒドイやん」理紗と夢は爆笑している。翼「目真っ黒…確かに…ってうるさいわ!整形してないし!誰やねん、ヤってへんわ!」
    もやし「もうすぐ客来るから準備しなさぁい!」

    2007-12-24 02:26:00
  • 540:

    つばさ

    橋本サンが来て奥さんと喧嘩をしたらしく遅くまで愚痴を聞いていて仕事を終えると女の子は誰一人いなかった。
    携帯を見ると理紗から「夢と居酒屋居るから終わったら来て!」とメールが来ていたので急いで居酒屋へ向かうと夢はかなり酔っていた。

    2007-12-24 02:27:00
  • 541:

    つばさ

    翼「夢〜酒弱いのに何してんねん!」
    夢「翼遅い!」
    翼「すまん!橋本サンに捕まえられてな」
    夢「橋本と夢どっちが大事やねん!夢…頑張ってるのに…ホステス向いてないんかな…」
    夢は泣きだしてしまった。

    2007-12-24 02:29:00
  • 542:

    つばさ

    翼「向いてないんちゃう?」
    夢「え?」
    泣いていた夢は急に怒り始めた。
    翼「最近の夢、仕事出来てなさすぎ!サイトは誰が書いたか分からんし気になるよ?でもお客サンには関係ない。橋本サンと夢?比べる所やないやろ?夢は立派なホステスなりたいねやろ?割り切ってシャキっとしぃや!」

    2007-12-24 02:30:00
  • 543:

    つばさ

    夢はまた泣き始めた。
    理紗「翼、顔怖い!」
    翼「あっゴメン。言いたいのはそれだけや!夢飲むで?」
    夢は涙を拭いて飲み始めた。

    2007-12-24 02:31:00
  • 544:

    名無しさん

    全然おもんないんやけど何で上がっとん?小説板やで?まっじにおもんないし?応援しとるこらツレやろか?わっとレスくるんやろな?
    小説書いてや???

    2007-12-24 02:41:00
  • 545:

    つばさ

    ?557サン?
    面白くなかったですか…すみません。
    応援して下さっている方が私の知り合いではないので私自身、驚きと喜びで一杯です。
    小説続き書きます。ありがとうございます。

    2007-12-24 03:05:00
  • 546:

    つばさ

    次の日。
    理沙「いい案がある!」
    理沙はもやしに夢となるべく同じ席に付けてもらうよう頼んだ。
    夢の客の中川サンの席に夢、翼、理紗が付いた。相変わらず暗い夢。

    2007-12-24 03:07:00
  • 547:

    つばさ

    翼「最近夢、暗いと思いません?」
    中川「暗い!聞いても何もない言うし…」
    理紗「原因はサイトなんですよ!」
    中川「サイト?」
    翼がサイトを見せ始めると夢はより暗くなり、中川サンの顔色を伺っている。

    2007-12-24 03:08:00
  • 548:

    つばさ

    中川「あははは!何やコレ!」
    夢「えっ?」
    中川「こんなんで暗かったんか!俺は夢頑張ってる思うし、こんなん気にするなや!」
    理紗「中川サン!翼の見て!」
    翼「ちょっ待って!」

    2007-12-24 03:09:00
  • 549:

    つばさ

    大爆笑する中川サン。
    中川サンが帰るときには夢はいつもの笑顔になっていた。
    一件落着し翼と理紗は、また飲んでいた。話題はサイトの話だった。
    翼「それにしてもこのサイト凄いなぁ…色々ある〜えっ?」
    理紗「どした?」

    2007-12-24 03:10:00
  • 550:

    つばさ

    理紗は翼の携帯を覗いた。
    歩のスレ

    2007-12-24 03:11:00
  • 551:

    しおり?

    ?ザザーン

    2007-12-24 07:33:00
  • 552:

    ???

    ???

    2007-12-24 15:48:00
  • 553:

    名無しさん

    つまんないんだけど??
    上がってて不快?
    いい小説消えてく中で疑問書きかた変えたり謝罪に、ヘコヘコしてた人ッてこの人だった?PRIDE=0ね?

    2007-12-24 19:08:00
  • 554:

    名無しさん

    ↑読みたい人もたくさん居てるねんから良いやんか。アンタの為に書いてんちゃうねんから?いちいちうっといねん。

    2007-12-24 19:32:00
  • 555:

    名無しさん

    じや読みたくない人もいて普通だと思うけど??
    いちいち突っかからないでPRIDEない人嫌いなだけ?

    2007-12-24 19:41:00
  • 556:

    名無しさん

    ↑読みたくないなら覗かなかったらいいだけやろ?

    2007-12-24 19:58:00
  • 557:

    名無しさん

    うざいねん?目障りやね?おもんないのに上がってる〇スレ?ハイ以上な?シオリン

    2007-12-24 20:06:00
  • 558:

    名無しさん

    文句ばっかりゆぅやつはみんかったらいいし、読んでる人に迷惑かけてること考えろ!

    2007-12-24 22:21:00
  • 559:

    名無しさん

    てか感想スレあるし、ここには主さん以外書かない方がいいと思う。
    批判者の人、まず常識考えようよ。

    2007-12-25 00:56:00
  • 560:

    名無しさん

    てか小さいラウンジごときでスレなんか上がらんやろ?誰も知らんから?

    2007-12-25 02:16:00
  • 561:

    名無しさん

    感想スレ今見たんやけどまじ性格悪い奴おるで?
    アンマリなんでもかんでも調子のりなや?あんなんいわれる覚えないわ?たまに読んでるけど主ってそんな偉いんか??書く能力無い奴が読んでるとか偏見やんバカ

    2007-12-25 14:27:00
  • 562:

    名無しさん

    自演で応援レスだけはヤメよ?あっちもこっちもあげしてあんたの連れてしかおらんやん???
    見てたら中3のうちらでもわかるで?いつも?マーク? ばっかりでしょうもなぁい感じ悪い中途半端なカキ方?

    2007-12-26 02:14:00
  • 563:

    名無しさん

    応援してます?
    頑張って下さい?
    荒らしに負けないで?

    2007-12-26 02:22:00
  • 564:

    名無しさん

    575
    ミテコいらんで??

    2007-12-26 03:28:00
  • 565:

    名無しさん

    なんでもええけどこんな荒らしちっくな内容感想スレに書いてや?見てる人だっておるねん?あとあたしもまだ17やけど何か見下した言い方にイラついたから?>>575そんな年で人見下して将来立派な女になられへんで〜。見下して何楽しそうにしてんの?笑 ちゃんと学校行って言葉の使い方勉強しなさい。

    2007-12-26 04:10:00
  • 566:

    名無しさん

    >>578も17とかいうてるケドあんたもたいがいに上から目線やと思うな?
    荒らしてないしな?
    うっといだけやで??主も内容もキライやから読まん?

    2007-12-26 05:57:00
  • 567:

    名無しさん

    ↑ぢゃー書き込むなや
    情けな

    2007-12-26 08:52:00
  • 568:

    名無しさん

    おもんないのに何イキッテるんか分からん奴ら?
    偽善者はどこにもおる?

    2007-12-26 09:44:00
  • 569:

    名無しさん

    >>578将来立派な女なられへんって何やねん?発言ちょっとおかしい?アタシも17やけど?とにかく続き気になるから主早く小説書いてほしいです

    2007-12-26 12:26:00
  • 570:

    名無しさん

    ミテコは閲覧禁止よ。形だけでも年齢出さない方がいい。

    2007-12-26 13:06:00
  • 571:

    名無しさん

    ぅちは25やけどこんなんどこおもしろいの?
    ミテコでなくても要らんよもう書くんならサゲでしか 荒れるんやない?(-_-#)

    2007-12-26 15:26:00
  • 572:

    ???

    ???

    2007-12-26 15:28:00
  • 573:

    名無しさん

    もお書かんみたいやから他のん探した?

    2007-12-26 16:45:00
  • 574:

    つばさ

    ここは小説を書きたいと思いますし、小説を読んで下さる方が読みづらいと思いますので感想スレに書かせて頂きました。

    2007-12-26 18:59:00
  • 575:

    名無しさん

    まだ書くん(´へ`)残念や

    2007-12-26 19:39:00
  • 576:

    名無しさん

    おもしろい???

    2007-12-26 21:07:00
  • 577:

    名無しさん

    つばささん?
    あたしゎめっちゃこの話好きやし辞めないで欲しいです?

    2007-12-26 21:13:00
  • 578:

    名無しさん

    ずっと応援してるから、潰しに負けず頑張ってください(^O^)

    2007-12-26 22:11:00
  • 579:

    名無しさん

    意見を潰していうんならさ小説板書かんといたら?
    はっきしいうてキライな読者 多いから?主性格きらい?

    2007-12-26 22:54:00
  • 580:

    名無しさん

    はよ書けよ…
    結局かいてへんやん!
    そんな書きたいなら早く?書いてや
    もったいぶらず早く(^O^)/

    2007-12-26 23:02:00
  • 581:

    名無しさん

    なんか、急に荒らしだした人、同一人物な気がするのん私だけ…?

    2007-12-26 23:45:00
  • 582:

    奈央◆1/IOE4ZWNc

    ?

    2007-12-27 01:38:00
  • 583:

    名無しさん

    少なくてもあたし以外にも最低一人はいてるよ?
    そんな考えしていると多分自作と思われるよ

    2007-12-27 03:22:00
  • 584:

    名無しさん

    >>594が煽ってるんやろ? ???ぬし?まだか???

    2007-12-27 03:39:00
  • 585:

    つばさ

    >>563の続き。
    歩かっこいい?彼女なりたい?…色カノならなれるんちゃう?ワラ…色カノ3人凄いよね!…ミスズ毎日店おらへん?…ミスズ店通いすぎて金ないんか知らんけど服ダサすぎやろ!…ミスズなんかに金払う奴おるん?…マナミもやろ!…エリも今風俗おるで…翼も風俗?…翼も色カノ?……翼は彼氏おるんやろ?マナミが言うてた……歩ゴチしました…ウチも〜

    2007-12-27 03:56:00
  • 586:

    つばさ

    理紗「なにこれウケ…」
    涙を流している翼を見て理紗は黙った。
    歩のスレは他にも沢山書かれていて、言葉は荒く汚い。自分のスレを笑っていた翼も言葉を失うような事が書かれていた。自分の事は自分が一番よく分かっているから嘘だと分かる。しかし歩の噂は疑ってしまう。

    2007-12-27 03:57:00
  • 587:

    つばさ

    色カノ、枕…宿カノ、本営。
    知らない言葉が並び、翼は涙を流すしかなかった。

    翼「本営なんかされたら、本カノかなんて歩にしか分からんやん!アハハ…」
    理紗「翼…そこに書いてあることなんて嘘やから!」

    2007-12-27 03:59:00
  • 588:

    名無しさん

    リアルに気になる?

    2007-12-27 03:59:00
  • 589:

    つばさ

    その日からサイトを見るのが日課になってしまった。毎回見るとショックを受けるのに気になって毎日見てしまう。歩を疑ってしまうのに歩の店に向かう自分がいた。誰にも歩を取られたくなかった。

    2007-12-27 04:01:00
  • 590:

    名無しさん

    ど根性ガエルの?????やっとかきよった?
    寝てまた読んだるわな?????

    2007-12-27 04:02:00
  • 591:

    つばさ

    店にいても頭の中でサイトに書かれていたことが浮かび、誰の言葉も嘘臭く感じていた。

    【歩・メール】
    来週火曜休みやから翼も休み取って!

    2007-12-27 04:03:00
  • 592:

    つばさ

    翼は休みを取ったが、会う楽しみよりも本営なのかどうかという気持ちで一杯だった。

    次の週の火曜。
    歩「酔ったぁ!迎えに来て?」

    2007-12-27 04:04:00
  • 593:

    つばさ

    仕事を終えた歩を迎えに行き、デートをした。
    本営という言葉が胸を苦しめたが歩と一緒にいると少しだけ安心できた。
    普通のカップルのようにランチをして映画を観てショッピングをした。

    2007-12-27 04:05:00
  • 594:

    つばさ

    デートを終え、家に帰ると歩はパソコンでお笑いの動画を見て笑っていた。
    歩「翼!これお気に入り入れていい?」
    翼「いいよ!」
    歩「…これって」
    歩はお気に入りに入れていたサイトを見つけてしまった。

    2007-12-27 04:06:00
  • 595:

    つばさ

    歩「最近元気なかったんこれが原因か…」
    歩は翼を抱き締めた。
    翼「ウチ本営?」
    歩「店来るから心配になんねやん…もう来んとき。」翼「監視せな心配やん…」歩「アハハそっか…出来るだけ毎日帰ってくるね?翼…後ろ向いて」

    2007-12-27 04:07:00
  • 596:

    つばさ

    翼が後ろを向くと歩はネックレスを付けた。
    歩「さっき買ってん!翼好きやろ?」
    翼の首にはドルガバのネックレスが輝いていた。
    それから歩は仕事終わりに、ほぼ毎日翼の家に来てくれた。

    2007-12-27 04:09:00
  • 597:

    名無しさん

    かきたかってんな可哀想?寝んとかいとけお休み??

    2007-12-27 04:12:00
  • 598:

    つばさ

    翼の部屋には歩の物や服が増え、幸せを感じた。

    人間は欲と悩みは無限に広がる…と誰かから聞いたことがある。
    【色カノに歩を取られたくない…嘘でも好きと言ってほしくない…歩を独り占めしていたい…】

    2007-12-27 04:15:00
  • 599:

    名無しさん

    ある情報やと…ここのスレの狂信的ファンが、とある
    作品を潰してたらしい。
    それで相手の読者が反撃しだしたらしいな!潰しあいやってんなコワッ
    軍配はどっちに?おもろい

    2007-12-27 12:14:00
  • 600:

    名無しさん

    ↑ある情報て。近所の噂好きババアみたいなしゃべり方やな(笑)

    2007-12-27 16:36:00
  • 601:

    名無しさん

    いやいや?これ本間らしいで?
    どっちも潰しあいしてんのかな?

    2007-12-27 17:18:00
  • 602:

    名無しさん

    ↑死ねヴォケ?

    2007-12-27 19:15:00
  • 603:

    名無しさん

    相手削除依頼出した小説?マジにほんまやったら相手 かわいそうやわ

    2007-12-27 19:31:00
  • 604:

    名無しさん

    615↑下品ヌシに失礼やろ?

    2007-12-27 19:39:00
  • 605:

    名無しさん

    >>614 〜らしいで って事は何の根拠もなしに言うてるんや

    2007-12-27 21:20:00
  • 606:

    名無しさん

    そうゆうの感想スレにしてくれませんか?
    読みたいのに?

    2007-12-27 23:51:00
  • 607:

    つばさ

    潰し合いの件は感想スレに書かせて頂きました。

    2007-12-28 02:51:00
  • 608:

    つばさ

    >>611の続き
    会う回数が増え、さすがに人の目も気になり、車には外からは見えないように黒いシートを貼ったり、電車に乗るときは違う車両に乗り、常にサングラスをかけるよう歩に徹底された。

    2007-12-28 02:56:00
  • 609:

    つばさ

    ある日。もやしに事務所へ連れていかされた。
    【説教か…何についてやろ?アレか?いやアレかな?】
    あれこれ悩みながら扉を開くとママと理沙が待っていた。

    2007-12-28 02:57:00
  • 610:

    つばさ

    翼「何の集まりですか?」もやし「理沙の誕生日パーティーの企画会議!」
    翼の店は誕生日の人が好きに企画をしてパーティーをする。
    No.1のルミサンは先月の誕生日に店をピンクのレースとピンクの花とピンクのハートの風船で店を飾り、これまた派手なフワフワのピンクのドレスを着て、客にピンクのハートのケーキを用意させていた。

    2007-12-28 02:59:00
  • 611:

    つばさ

    理沙「アイドルみたいな格好しよーや?」
    もやし「誰が理沙のアイドル姿見たいねん!」
    ママ「笑いで行き!」
    理沙「はっ?」
    理沙の意見を無視して会議は終了した。

    2007-12-28 03:02:00
  • 612:

    つばさ

    翼「何これ?」
    歩「あいつ今日から入った新しい従業員でシンって言うねんけど、前の店の客連れて来たみたいやで」

    シンは顔立ちの整った男の子でホストの様な格好をしていてオーラがある。前もボーイズバーで働いていたらしく自分の実力を見せる為に沢山の客を呼び、頑張っていた。

    2007-12-28 03:11:00
  • 613:

    つばさ

    歩「おかげで酔うたわ!今日迎えに来て〜」
    翼「ウチ疲れてるからタクシー乗りぃや!」
    歩「翼が迎えに来てくれるのが嬉しいねやん!」
    タクヤ「いらっしゃいませ!タクヤです。」

    2007-12-28 03:12:00
  • 614:

    つばさ

    ビールをみんなで飲み、タクヤのことを色々と聞いていた。
    シン「初めましてシンです!」
    翼「翼です。よろしく!」シン「翼サン可愛いですね」

    2007-12-28 03:14:00
  • 615:

    つばさ

    シンはウインクをした。
    【きもッ…。】
    翼「ありがとう!何か飲む?」
    シン「いいんですか?俺、シャンパン飲みたいです」歩「お前さぁ…」
    翼「ぇえよ!」

    2007-12-28 03:15:00
  • 616:

    つばさ

    シン「ありがとうございます」
    コールは断り、静かにシャンパンが開いた。シンは軽く飲んですぐに席を離れていった。
    歩「俺、アイツ苦手やわ」翼「上司のくせにそんなん言いなや!」

    2007-12-28 03:16:00
  • 617:

    つばさ

    タクヤ「翼サン歩サンのお母さんみたいですね…」
    翼「こんな出来の悪い子嫌やわ!」
    笑いながら飲んでいるとマスターが入ってきた。
    マスター「翼ってビール以外も飲めるんや!」

    2007-12-28 03:18:00
  • 618:

    つばさ

    翼「飲めるわ!でもやっぱりビールやけどな!」
    歩「何で翼にシャンパン下ろさすかな…」
    マスター「客やったらアホみたいに下ろさすくせに翼やからって怒んなって!」理解できず首を傾げていたタクヤにマスターは耳打ちをした。

    2007-12-28 03:18:00
  • 619:

    つばさ

    タクヤ「翼サン彼女…」
    歩「シィー!」
    シャンパンを飲み終えると翼は早々と帰った。

    昼過ぎに歩からヘルプ電話がかかってきたので急いで準備をして店の近くまで迎えに行った。歩に電話をしても出ないので場所だけメールをして待っていた。かなり酔っているだろう歩の為、自販機で大量のお茶を買っているとシンの声が聞こえたので急いで車に戻った。

    2007-12-28 03:19:00
  • 620:

    つばさ

    シンは酔って千鳥足で客にもたれながら歩き、翼の車の横まで来て客の送りをしていた。2人の後ろには違うシンの客がいて2人を睨み付けるように見ていた。【シン…後ろ!後ろ!】
    心の中で祈るように見つめていた。

    2007-12-28 03:21:00
  • 621:

    つばさ

    シンは客を抱きしめ濃厚なキスをした。
    【やってもたぁ…】
    翼は朝から濃い様子を見るのが嫌になったが、後ろの客はずっと見つめていた。そして後ろの客は2人とは反対方向を向いて怒りながら帰っていった。

    2007-12-28 03:22:00
  • 622:

    名無しさん

    気になるyan

    2007-12-28 09:00:00
  • 623:

    しおり

    ?ファー

    2007-12-28 09:06:00
  • 624:

    つばさ

    【歩・着信】
    歩「翼ァ〜どこ?」
    相変わらず濃厚な2人の後ろに足元がフラフラでお気楽な歩が酔っ払いの定番・寿司を持ちながらタクヤに支えられ現れた。
    翼「歩!今歩いてる方向とは逆に歩いて!」
    歩達は逆方向に歩き始め、2人とはかなり距離が離れたので車を動かして路地に曲がり歩達を乗せた。

    2007-12-28 23:59:00
  • 625:

    つばさ

    翼「タクヤ!ありがとうな!家まで送るわ!」
    タクヤ「ありがとうございます!」
    歩「美味しいって有名なお寿司だよ?お客さんがくれてん?」
    翼「うん、良かったね。後で食べようね。」
    2人もかなり酒を飲んだらしく、すぐに眠ってしまった。

    2007-12-29 00:00:00
  • 626:

    つばさ

    タクヤのマンションの近くまで来たが道が入り組んでいて分かりづらく、タクヤを起こそうとしたが全く起きない。
    自販機の前に可愛いスウェットを着た女の子が立っていたので車を降り、道を尋ねてみた。

    2007-12-29 00:03:00
  • 627:

    つばさ

    女「それ…ココですよ?」女の子が指差したのは自販機の向かいのマンションだった。
    翼「あっ…お恥ずかしい。ありがとうございます!」女の子にお礼を言い、車に戻ってタクヤを起こす。
    タクヤ「飲めません…」
    翼「いや飲まなくていいから起きてよ!…ウチ来るか?」
    タクヤ「帰ります!」

    2007-12-29 00:05:00
  • 628:

    つばさ

    しばらくしてタクヤは少しだけ意識を取り戻したが1人では歩けない様子なので翼は車を降り、後部座席のドアを開け、タクヤを出させた。
    「タク!」
    さっきマンションを尋ねた女の子が叫び、こちらに向かって走ってきた。

    2007-12-29 00:07:00
  • 629:

    つばさ

    翼「タクヤ君の彼女サンですか?」
    女「はい。あの…」
    翼「タクヤ君、仕事で飲み過ぎたみたいなんで、お送りしました」
    女「そうですか!わざわざ…ありがとうございます!」

    2007-12-29 00:08:00
  • 630:

    つばさ

    彼女はタクヤの肩を持ち歩き始めたが、小さな女の子の力では無理だった。
    翼「手伝います。」
    2人でタクヤの両腕を支え部屋までなんとか辿り着いた。タクヤはベッドに倒れこみ、幸せそうに寝息を立て始めた。

    2007-12-29 00:09:00
  • 631:

    つばさ

    女「すいませんでした…こんな酔うて…」
    彼女は悲しそうな顔をしてタクヤに布団を掛けた。
    翼「タクヤ君、今日頑張ってたからしょうがないんで許してあげてください。これで私は失礼します」
    彼女に見送られ、車に戻ると歩は大きなイビキをかいて寝ていた。

    2007-12-29 00:11:00
  • 632:

    つばさ

    数日後、仕事終わりに店に行くとシンの客の盛り上がりの中でエリがタクヤに抱きついていた。
    翼「エリ心変わり?」
    ミスズ「ちゃう!歩の気を引く作戦!新人入る度にあれや。」
    翼「そうなんやぁ…」
    しばらくしてエリからなんとか逃げてきたタクヤが話しかけてきて、ボックス席に連れて行かれた。

    2007-12-29 00:13:00
  • 633:

    つばさ

    タクヤ「この間はありがとうございました!」
    翼「いいよ。彼女可愛い子やね!」
    タクヤ「彼女、最近仕事に文句ばっかり言ってきて…喧嘩ばっかりです…」
    翼「そりゃ、普通の仕事より不安になること多いねんし、彼女が夜働いてないならより不安やで?だからちゃんと安心させたり!」
    タクヤは複雑そうな顔をしながらずっと頷いていた。

    2007-12-29 00:14:00
  • 634:

    つばさ

    パシャパシャ
    この日は昼間から理沙たっての希望であった写真入りの誕生日イベントの招待状を作るためスタジオに来ていた。
    最初は照れていた理沙は途中から本気になりポーズを決めていた。

    2007-12-29 02:51:00
  • 635:

    つばさ

    出来上がった画像を見るとかなり修正が施され理沙がアイドルの様に見えた。
    理沙「これで名刺も作ってください!」
    翼「マジで?」
    理沙「自費名刺?」
    翼「元取れるよう頑張れよ!」

    2007-12-29 02:52:00
  • 636:

    つばさ

    その日から理沙の客に相談されドレスを買いに付いて行ったり、ケーキを選んだり、プレゼントを選んだり理沙の記念すべき20歳の誕生日イベントを盛り上げるため準備に忙しい日々を過ごした。

    2007-12-29 02:54:00
  • 637:

    つばさ

    【歩・着信】
    歩「タクヤの彼女が今から店行く言うて聞かへんねんて!」
    翼「エリは?」
    歩「来てないからセーフ!」
    なんとなく気になり店に向かうことにした。店はシンの客が盛り上がっているだけで暇だった。

    2007-12-29 02:56:00
  • 638:

    つばさ

    タクヤ「やばいっすよ!仕事のことで喧嘩なって偵察に来るって聞かないんですよ!」
    翼「多分止めても無駄やろ…いつものように接客してたらそない不安にならんやろ!」
    「いらっしゃいませぇ!」タクヤの彼女は髪もメイクも服も完璧にしてやってきた。彼女は翼の顔を見て驚き翼の横に座った。

    2007-12-29 02:58:00
  • 639:

    つばさ

    彼女「こんばんは…翼サンのことタクヤから聞きましたけど…お店に来てるんですね!」
    翼「歩とは店で知り合ったからね」
    歩「歩です!」
    彼女「アヤです…」
    アヤはタクヤと同い年で翼より1つ下で凄く可愛らしい子だった。

    2007-12-29 02:59:00
  • 640:

    つばさ

    タクヤは緊張して黙ったままだったがアヤは楽しそうにみえた。
    アヤ「翼サン携帯番号教えて下さい!」
    アヤと番号を交換して家に帰った。

    2007-12-29 03:01:00
  • 641:

    つばさ

    「翼ァ〜疲れたぁ〜?」
    その日の朝、歩は翼の家に帰り、煙草を吸っている翼に無理矢理抱きついた。
    翼「これからアヤチャン大変そうやね〜」
    歩「それは俺には関係ないからいいけどさ〜シン…枕してるかも…」
    翼「なんで?」

    2007-12-29 03:07:00
  • 642:

    つばさ

    歩「シンの色カノに相談されて…自分は本やねん!って言うて嘘付いてるようには見えんくてさ…」
    翼は先日のシンのキス話をした。
    歩「あいつアホやな…俺、客とそんなん出来ひんわぁ…」
    翼「色は出来るのに?」
    歩「色はいつか、せなアカン時が来るって!翼は絶対せんとってな!」

    2007-12-29 03:08:00
  • 643:

    つばさ

    シンやアヤの事が気になったが店に行く暇はなく、また忙しい日々を過ごし誕生日前日となった。
    仕事を終え明日の為の店飾りをもやしと2人でしていた。
    もやしとはカナの件以来飲みに行ったりして互いのプライベート話をしたり、ママの愚痴を聞いたりする仲である。

    2007-12-29 03:11:00
  • 644:

    つばさ

    もやし「今日理沙休みやけど何してるん?」
    翼「彼氏と過ごしてるよ」もやし「そっかぁ…俺も彼女欲しいわ…」
    翼「えっ!ミサトサンと2人怪しいから付き合ってるんやと思ってた!」
    もやし「誰にも言うなよ!ミサト…色管理」
    翼「はっ?」

    2007-12-29 03:12:00
  • 645:

    つばさ

    もやし「俺意外と店の子にモテるねん!ミサトが好きや〜言うし断って店辞められたら困るからしゃーないやん?」
    翼「ミサトサン可哀想…騙されるならもっと男前がええわ〜マネージャーも顔に似合わん事しなや!」
    もやし「色は夜には必要やねん…お前もいつかはするって!」
    翼「そうなんかな…」
    【私が色するなんて考えられへんけどな…】寂しいというか悲しいというか複雑な気持ちのまま飾り付けを終えた。

    2007-12-29 03:14:00
  • 646:

    つばさ

    もやしと別れ、タクシーを捕まえていると携帯が鳴った。
    【アヤ・着信】
    アヤ「翼サンの店で働かせてください!」
    アヤは泣き叫ぶような声でそう言った。
    アヤは無断で店に行きエリがタクヤに抱きついているところ見てしまったらしく、歩に説明され誤解は溶けたが泣いていた。話が掴めないのでアヤと会うことになり居酒屋に入った。

    2007-12-29 03:18:00
  • 647:

    名無しさん

    気になるΨ(`∀´#)

    2007-12-29 05:01:00
  • 648:

    つばさ

    アヤ「タクが仕事始めてから生活は変わってしまって…私が仕事してる時にタクは寝て…帰ってきたらタクは仕事。すれ違ってばっかりで。お客サンからの電話がめっちゃ来るし、最近タクも外見だけじゃなくて言う事も変わってきたんです!タクが遠くに行ったみたいで…店でのタクはなんか輝いてるように見えて、私はつまらない女みたいに感じるんです。だから私も働いて翼サンみたいに自分もホステスとして輝いて、歩サンを理解して飲みに行くぐらいになりたいんです!」

    2007-12-30 04:24:00
  • 649:

    つばさ

    翼「水商売したからって理解するなんて難しいよ?ウチもずっと不安やもん…それに水商売って世間体も悪いし輝いてみえるなんて錯覚やで!」
    アヤ「でも私、働いてみたいんです!」
    アヤは意志が堅く引かなかった。タクヤにも「他で働くなら翼サンの店で…」とお願いされ、もやしには「理沙の誕生日人手不足やし明日で!」と歓迎され急遽アヤの体験入店が決まった。

    2007-12-30 04:25:00
  • 650:

    つばさ

    誕生日当日。
    アヤと早めに待ち合わせをして美容院へ行きセットをして店に入り翼のドレスを着せ、もやしに仕事を教えさせた。
    今まで着たことのないドレスと綺麗にセットされた髪にアヤは興奮していた。

    2007-12-30 04:27:00
  • 651:

    つばさ

    理沙がドデカイ頭をして同伴客と店に入ってきた。
    理沙「翼!マネージャー!この飾りはなんやねん!」開店。
    お客サンが花束やプレゼントを持ってズラズラと入ってくる。

    2007-12-30 04:28:00
  • 652:

    つばさ

    店は小学生のお楽しみ会のように折り紙を切って輪っかにし繋げて飾り、画用紙にもやしが汚い字で書いた「理沙ちゃん誕生日おめでとう」の紙が適当に貼られている。
    ママ「なんか懐かしいな…町内会の集まりみたい」
    ママも女の子もお客サンまでもが吹き出して笑っていた。

    2007-12-30 04:29:00
  • 653:

    つばさ

    理沙「なにこれ?」
    更衣室で出番を待っている理沙が嫌々衣裳に着替えている。
    翼「もやしがドンキで買ってきてん!おもろいやん?」
    理沙「おもろないわ!誕生日お前に任すんやなかったわぁ…」

    2007-12-30 04:30:00
  • 654:

    つばさ

    店内が暗くなりスモークが焚かれライトと共に理沙が現われた。
    客席はお腹を抱え笑い転げている。
    理沙は蛍光ピンクの全身タイツに大仏の被り物を被って登場した。
    大仏(理沙)は、もやしに挨拶をするようマイクを渡された。

    2007-12-30 04:31:00
  • 655:

    つばさ

    理沙「おかしくねぇ?」
    翼「理沙おめでと!」
    翼も大仏を被り登場し理沙に肩を組むと、より客席は爆笑となった。
    理沙「ママこれアリなんですか?」
    ママ「ウケたしアリちゃう?」

    2007-12-30 04:33:00
  • 656:

    つばさ

    ママは親指を立ててOKらしい…その言葉でパーティーは始まる。
    客「シャンパン飲もか!」理沙「ありがとうございます!」
    客「もっと喜べよ!」
    理沙「大仏被ってるから無表情やねん!下ではごっつ笑顔やわ!」
    客「てかどっちが理沙でどっちが翼や?」

    2007-12-30 04:35:00
  • 657:

    つばさ

    大仏たちは沢山のシャンパンを飲みまくっていた。いい加減、被り物が息苦しくなり綺麗なドレスに着替えてパーティーを続けた。
    理沙「タカシ!来てくれたんや!」
    タカシはリッチな常連客の息子さんで大学院生。卒業したら跡を継ぐらしく今から父親の仕事を手伝っている。父親に連れられて店に来てから理沙と翼を気に入ってくれている。父親同様、夜遊びが大好き。
    今日は友達を連れて来てくれた。タカシと同様に派手で騒がしい友達たち。

    2007-12-30 04:36:00
  • 658:

    つばさ

    年も近いこともあり、みんな盛り上がっていた。
    しかし、盛り上がりの中に1人ずっとお通夜の様に暗い人がいた。それがリョウだった。
    翼「リョウ君こういう、うるさいの苦手?ごめん…」リョウ「いや…大丈夫…」翼「なんかあったん?悲しい目してる…」
    リョウ「えっ…」
    結局リョウが盛り上がることはなく閉店となり、仕事仲間とお祝いをしていた。

    2007-12-30 04:37:00
  • 659:

    つばさ

    酔って居酒屋の店員をナンパしている理沙を止めていると携帯が鳴る。
    【タカシ・着信】
    タカシ「リョウがさ、お前の番号知りたい言うてんねん、いい?」
    翼「リョウ君が?分かったぁ!」
    別に何も思わず電話を切り飲み続け、しばらくして解散となった。

    2007-12-30 04:40:00
  • 660:

    つばさ

    理沙「このまま帰るのつまらん…」
    翼「帰らす訳ないやん!歩の店行くで〜」
    アヤも行く気満々で一緒に行くことになった。
    店に入り席に着くと店内は暗くなりHappyBirthdayがかかり、歩がケーキを持って現われた。

    2007-12-30 04:41:00
  • 661:

    つばさ

    歩「お誕生日おめでとう」理沙がロウソクの火を消すと歩は花束を渡し、翼はプレゼントを渡した。
    理沙「ぅう…みんな…」
    泣きまくる理沙。シャンパンを開け、みんなでお祝いをし、酔いまくっていた。

    2007-12-30 04:42:00
  • 662:

    つばさ

    エリ「何?祝い事?」
    エリが店に来て、この日もタクヤにピッタリとくっついて飲んでいた。
    翼「お前の客なんやからどうにかしろや!」
    歩「どうにかって言われても…」
    アヤ「大丈夫です!私も働いてみて…分かりました!お客サンに触られたりしたし、それを断れないんですよね…仕方ないです。」

    2007-12-30 04:43:00
  • 663:

    つばさ

    翼「アヤは強いね…てか触られたらアカンで!」
    歩「アヤチャン続ける気なん?」
    アヤ「もちろん!」
    宴会は朝方に終わり、酔い潰れた翼は歩にタクシーに乗せられた。

    2007-12-30 04:44:00
  • 664:

    つばさ

    翼「一緒に帰って大丈夫なん?」
    歩「客はみんな帰らせたから大丈夫!…てかアヤチャンが言うてたみたいに翼も客に触られたりするん?」
    翼「仕事始めたばっかりの時にしつこく触ろうとする客おってな〜ウチが困ってたらママが来て、客に『なに格好悪いことしてんの!触りたいなら他行き!』ってキレてな〜それからウチもキレてるから触られたりせんわ〜」
    歩「そっか…でも翼…店辞めてや…」
    翼「ごめん…ウチのお客サン良い人ばっかりやし楽しいし辞めたくない…」

    2007-12-30 04:45:00
  • 665:

    つばさ

    歩は悲しい顔をして俯いていた。
    ここ最近働き詰めな上に理沙の誕生日準備で疲れた翼は5日の休みをもらい久々に同伴をして少し遅れて店に入るともやしに奥に呼び出された。
    もやし「誕生日の時タカシ君が連れてきてた子があれから毎日来てんねん。今理沙が付いてるわ!」
    客席を覗くとリョウが1人で来ていた。

    2007-12-30 04:46:00
  • 666:

    つばさ

    もやし「タカシ君は学生やけど親父サンがおるからええけど…あの子は普通の学生やろ?大丈夫なんか?」
    翼「もう店には来んと思っててんけどなぁ…リョウも坊っちゃんなんかなぁ?」もやし「探れ!」
    翼は同伴客にしばらく付いてからリョウの席へ移動した。

    2007-12-30 04:47:00
  • 667:

    つばさ

    リョウ「翼チャン!」
    翼「いらっしゃいませ!」客が来たので理沙は席を立ち2人きりになった。
    リョウ「タカシに番号聞いたんやけど緊張してかけられへんかったから毎日店来ててんけど…やっと会えた!」
    翼「休みもらっててん…ごめん!てか今日は元気やね?」
    リョウ「翼チャンに会うの楽しみにしてたから!」

    2007-12-30 04:48:00
  • 668:

    つばさ

    「いらっしゃいませ!」
    タカシが1人で店にやってきた。
    タカシ「リョウ通ってんねやて?」
    翼「まぁ…」
    タカシ「理沙の誕生日の少し前に3年付き合ってたリョウの彼女が浮気してたのバレて別れてな…俺らなりに励ましたりしたけど無駄で食わんし、何も喋らんし廃人みたいやって気分転換に店連れてきたら翼に惚れたらしくてリョウ元気なったわ…やからこれからも頼むわ!翼おらんくなったらリョウまたバランス崩してまう…」

    2007-12-30 04:51:00
  • 669:

    名無しさん

    ?クルクル

    2007-12-30 05:08:00
  • 670:

    名無しさん

    あげ?

    2008-01-01 16:02:00
  • 671:

    名無しさん

    (人-ω-`)

    2008-01-04 22:57:00
  • 672:

    名無しさん

    もうかかへんの?

    2008-01-05 02:39:00
  • 673:

    つばさ

    タカシが帰り、翼はリョウのメールを見つめ悩んでいた。タカシの言葉が頭をよぎる。
    【私はリョウとどう接していけばいいんやろ…】

    2008-01-05 03:05:00
  • 674:

    つばさ

    家に帰っても眠れないと思い、歩の店へ向かった。
    エリはグズっていた。お決まりの歩かまってアピールだ。歩がエリに優しく接するとエリはシャンパンを下ろした。
    マナミもミスズも同様だった。

    2008-01-05 03:11:00
  • 675:

    つばさ

    朝になり、歩も家に帰って倒れるように眠り始めた。歩の携帯が鳴る。いつもは見向きもしないが翼は歩の携帯を開いてしまった。
    【見たらアカン…アカンねん…】
    頭では分かっていても翼の手はメールのボタンを押した。

    2008-01-05 03:12:00
  • 676:

    つばさ

    歩に会いたい…めっちゃ好き…私だけ?…
    色カノ達だけでなく、ほとんどの客が似たような言葉を送っていた。
    好きやで…俺を信じて…お前だけやから…愛してる…予想はしていたが実際に歩が送っているのを見るとさすがに辛くなる。

    2008-01-05 03:15:00
  • 677:

    つばさ

    携帯を戻してベッドに入る。すやすやと幸せそうに眠る歩の顔を見て翼は妙に腹立たしい気持ちになった。
    夕方になり、歩の携帯に客からの電話やメールが一気に来始めた。歩は一つずつ流れ作業のようにこなしていく。
    歩「うん?分かった。店で待ってるわ?仕事頑張ってな?」
    毎回この歩の語尾に?が付いているような話し方がムカツク。

    2008-01-05 03:17:00
  • 678:

    つばさ

    そんな翼の様子に歩が近づいてきて機嫌を伺う。
    歩「あれは営業やから!」翼「分かってる…」
    歩「こうやったら客は酒下ろしてくれて、それが俺の金になって、それで翼にええモン食わしたり何かあげたりデート出来るねんで?お前もいちいちムカついとらんと客に対してありがとう!って思っといたらぇえねん!」

    2008-01-05 03:18:00
  • 679:

    つばさ

    ━客は自分を好きなのではなくて愛されたがっているだけ…だから色営業をして客の欲求を満たしてあげる━
    以前、歩がそんなことを言っていた…あの時は理解できなかったが今は理解できる。

    2008-01-05 03:19:00
  • 680:

    つばさ

    【リョウ・着信】
    リョウ「昨日あんなメール送ってごめん…なんか軽く思われたら嫌やからちゃんと俺の気持ち伝えておきたくて…ホンマに翼チャンのこと好きやねん!翼チャンは俺のことどう思う?」

    翼「…私もやで」

    2008-01-05 03:20:00
  • 681:

    つばさ

    気持ちのない言葉は意外と簡単に出た。そんな言葉が客の心を捕らえ離さない。歩に対してもあまり罪悪感を感じなかった。

    数日後、リョウと同伴をすることになった。
    リョウはBMWで待ち合わせ場所にやってきた。ショッピングをしているとリョウはドルガバの鞄を買ってくれ、有名なフランス料理を食べに連れていってくれた。食事を終え店に入り、シャンパンなどを下ろしてくれ、リョウは終始笑顔だった。

    2008-01-05 03:23:00
  • 682:

    つばさ

    リョウ「翼、サングラス、シャネルやん!よう稼いでるやん!」
    翼「貯めて貯めてやっと買ってん!そない稼いでないで〜月末は厳しいもん」
    サングラスは客に貰った物だがリョウは嫉妬するので隠した。

    2008-01-05 03:33:00
  • 683:

    つばさ

    リョウ「よう飲みに行くからやん!夜道は危ないし控えなさい!」
    翼「気を付けます…」
    リョウ「可愛い服でも買いなさい!」
    リョウは笑って翼に10万円を渡した。

    2008-01-05 03:35:00
  • 684:

    つばさ

    リョウ君好きやで!お仕事頑張ってなぁ?
    こんなメールを毎日送るのも慣れていき、翼は色営業をこなしていった。
    歩の店へ行っても嫉妬をすることはなく【色でも好き言うてもろてんねんから、もっと下ろせよ…】そんな事を思うようにさえなっていた。

    2008-01-05 03:38:00
  • 685:

    つばさ

    理沙「今日はエルメス買ってもらったん?」
    リョウと同伴をして更衣室に入り着替えていると理沙が話し掛けてきた。
    翼「うん!可愛いやろ?」
    「お前腐ったな!」理沙は翼を殴り、倒れた翼にまたがって殴り続けた。
    「なんやねん!」翼は理沙の腹を殴り、殴り合いのケンカとなった。

    2008-01-05 03:43:00
  • 686:

    つばさ

    「お前ら何してんねん!」もやしに止められ、ケンカは治まり、翼はロッカーを一発殴り、店に戻り仕事をこなした。
    アヤ「ねぇ一緒に行きましょうよぉ〜」
    翼「何回嫌や言うたら分かんねん!」
    アヤは昼職を辞め、水商売一本になった。タクヤと上手く行っていないのか数日前からホストに行こうと駄々をこね始めている。

    2008-01-05 03:50:00
  • 687:

    つばさ

    アヤ「ケチ!厚化粧!」
    翼「シバくぞ」
    アヤを断ったのには理由があった。タクヤから相談を受け店に呼ばれていた。
    翼「相談って何?」
    タクヤ「アヤが…」

    2008-01-05 03:51:00
  • 688:

    つばさ

    昼職を辞めてからアヤは金遣いが荒くなり、アヤは連日朝帰りを繰り返し、どうやらホストに通っているようだった。前のように優しいアヤではなくなり、色営で売上を上げているアヤに対してなかなか売上の上がらないタクヤに罵声を浴びせるらしい。

    2008-01-05 03:52:00
  • 689:

    つばさ

    タクヤ「俺がこの仕事始めたアヤは変わったんですよね…俺、客に好き言われてもアヤが好きやから色なんて出来なかったんです…それやのに…」
    翼「アヤがしてんねんからタクヤもしたらええやん」タクヤ「翼サン?翼サンがそんなん言うなんて…変ですよ?」
    翼「そうか?」

    2008-01-05 03:57:00
  • 690:

    つばさ

    【ショウゴ・着信】
    ショウゴに呼び出され、居酒屋へ行くことになった。居酒屋に入るとショウゴの横にはカナが寄り添って座っていた。
    カナは以前よりも綺麗になっていた。

    2008-01-05 04:00:00
  • 691:

    つばさ

    ショウゴ「俺ら付き合ってん!」
    翼「幸せなん見せつける為に呼び出したんか?ムカツク〜帰るわ〜」
    カナ「ちょっと!」
    翼「嘘やん?幸せそうで何よりや!」
    幸せそうな2人を見て翼は嬉しくなり、久々の再会を祝い飲んでいた。

    2008-01-05 04:05:00
  • 692:

    つばさ

    近況から相談まで色んな話をして、翼はリョウの話をした。
    翼「ウチも偉そうにカナサンに言うたけど…夜は騙し騙されですもんね…」
    カナ「理沙にキレられても分からんなんて…ホンマ腐ったな…」

    2008-01-05 04:09:00
  • 693:

    つばさ

    さっきとは違い楽しい雰囲気から一気に重くなった。
    カナ「あんたに色なんて向いてないねん!金もろて好きな物買ってもらっても結局悩んでるやん?自己嫌悪に陥って…アホやな!相手に悪いっていう罪意識持って自分を正当化すんな!お前は騙して金貰ってることには間違いないねん!」

    2008-01-05 04:14:00
  • 694:

    つばさ

    ショウゴ「カナ…言い過ぎ!」
    カナ「だってこいつアホなんやもん!あんたは色なしで売上上げて客に気に入ってもろてるやん!私は羨ましかったよ!色やなくても他にその客を引き付ける方法あるはずやで!」
    カナのきつく優しい言葉に翼は涙した。

    2008-01-05 04:18:00
  • 695:

    つばさ

    カナ「あんたは自分も色して罪意識持って私もしてるから歩も悪くないって理解したかったんちゃうん?」
    翼「カナサン…」
    翼はカナに抱きつき泣いた。涙が尽きると自然と笑えるようになった。久々に笑えた気がした。

    2008-01-05 04:22:00
  • 696:

    つばさ

    数日後。リョウと同伴予定の日。
    翼はジーンズにTシャツにパーカーというラフな格好をして愛車の軽自動車でリョウを迎えに行った。それからコメディ系の映画を観て、理沙とよく行く安い居酒屋に行った。

    2008-01-05 04:25:00
  • 697:

    つばさ

    翼「リョウの前のウチは全部嘘や!リョウを好き言うたのも営業…ウチ彼氏おるし…ごめんなさい…」
    リョウ「翼が俺のこと好きちゃうのは分かってた…」翼「分かってたん?」
    リョウ「うん…それでも翼は好きって言うてくれるし…俺も前に進みたくて…」翼「元カノ忘れたくて?」リョウは黙ったまま頷き、元カノの話を始めた。

    2008-01-05 04:32:00
  • 698:

    つばさ

    リョウの話し方で分かる。今でも浮気をして別れた彼女が好き。
    翼「その子に連絡してみたら?」
    リョウ「でも…」
    翼「一度連絡してみ!恋愛の傷を恋愛で埋めても…なんも進めへん…って偉そうに言える筋合いちゃうか」リョウ「ホンマや!」

    2008-01-05 04:34:00
  • 699:

    つばさ

    居酒屋を出てリョウとは別れ家に帰った。歩に何度電話をしても出ず、朝に歩が深刻な顔をして帰ってきた。歩は地べたに座り込み、話しだした。
    「数日前から翼が若い男と腕組んで歩いてたっていうの客から聞いてて…今日俺も見た…」
    歩は涙を流している。

    2008-01-05 04:35:00
  • 700:

    つばさ

    ●訂正●
    >>712で同伴と書いてますがデートの間違いです。すみませんm(__)m

    2008-01-05 04:37:00
  • 701:

    つばさ

    翼「色営の客…ごめん…でもウチには色は向いてないって分かったから今日話して終わった…」
    歩「ごめん…」
    歩は翼に抱きついてきた。翼「何で歩が謝るん?」
    歩「噂聞いた時、浮気してるんか不安やって…翼が俺を裏切った…信じられへんって思って…でも今まで翼に俺がしてきてたな…」
    歩は声と体を震わせ、翼にしがみついて泣いていた。

    2008-01-05 04:38:00
  • 702:

    つばさ

    翼「ごめん…こんなに不安にさせてしもたんやな…二度と歩を不安にさせたりはせんから!裏切ったりせんから!信じてて…」

    歩は過去にトラウマがある。
    歩は人を信じられない。

    2008-01-05 04:42:00
  • 703:

    しおり

    ヽ(´▽`)/アハハ?

    2008-01-05 10:37:00
  • 704:

    つばさ

    歩「翼ラウンジ辞めてや!普通のバイトして大学行ってや!大学卒業したら結婚しよう!俺、もう翼を不安にさせるようなことせんから!」
    翼「…ウチ水商売していきたい。店持ったりしたいねん!」
    翼は秘かにずっと抱いていた夢を打ち明けた。店を持つという夢は歩と同じなので理解してくれると思っていた。

    2008-01-06 04:08:00
  • 705:

    つばさ

    歩「…俺、無理…今すぐにでも辞めてほしい」
    翼「私のしたいこと応援してくれんの?」
    歩「…無理」
    翼は泣きじゃくる歩をなだめるしか出来なかった。しばらくして歩は子供のように翼に甘えて泣き付かれて寝た。
    【歩か自分の夢か…どちらも捨てられない】

    2008-01-06 04:11:00
  • 706:

    つばさ

    翌日。
    翼が更衣室に入ると理沙が不機嫌そうに煙草を吸っていた。
    翼「ごめん…理沙…」
    理沙「やっと分かった?ドアホウ!」
    理沙とも仲直りが出来た。お客とも以前のように気兼ねなく楽しく接することが出来た。しかし、歩とは将来の話がタブーとなり、距離が出来始めた。

    2008-01-06 04:13:00
  • 707:

    つばさ

    数日後。
    リョウが店に訪れた。
    リョウ「彼女と戻った!ありがとうな!」
    翼「ウチは騙してたんやから、ありがとうなんて辞めてや!良かったね!」
    リョウ「逆に翼やなかったら俺騙され続ける所やったわ!翼に貢ぐの大変やってんで!バイトだけでは足りんくなって夜もいっぱい働いててんで!」

    2008-01-06 04:14:00
  • 708:

    つばさ

    アヤ「来ちゃった?」
    翼「帰れ!」
    今日もホストクラブへ行っていたアヤにタクヤはキレてしまい家を飛び出し翼の家へ押し掛けてきた。大声で叫ぶアヤは近所迷惑なので渋々家に上げた。
    翼「タクヤよりホストが好きなん?」
    アヤ「ホストはかっこいいしタクの愚痴聞いてくれて楽しいだけ…最近タク…うるさいから嫌やねん」

    2008-01-06 04:16:00
  • 709:

    つばさ

    翼「そら彼女が色営業して金稼いでホスト行ってたら嫌やろ…タクヤが色営業してキャバ行ってたらどない?」
    アヤ「そんなん絶対嫌…でもホスト行ったらストレス発散出来るもん!」
    翼「はぁ…出かけるで」
    2人はミナミへ向かい、居酒屋で酒を飲みカラオケで歌いクラブで踊った。

    2008-01-06 04:17:00
  • 710:

    つばさ

    アヤ「久々にめーっちゃ楽しかった〜!ホストクラブなんてもう行かへん!また遊びに連れてきてな?」
    翼「アホ〜あと一軒!」
    翼はアヤを歩の店へ連れてきた。歩に聞いていた通り客は誰もいなかった。タクヤはアヤを見て驚き、アヤは気まずそうにしていた。翼「もうホスト行かないらしいので許してやって下さい!」
    アヤ「ごめんなさい…」

    2008-01-06 04:19:00
  • 711:

    つばさ

    タクヤ「仕事一緒に辞めへん?」
    アヤ「私仕事好きやし辞めたくない!でもタクヤを不安にはさせへん!だから続けさせて…」
    タクヤ「…分かった」
    さっきまでの険悪なムードとは変わり、2人は仲直りをして場所をわきまえずラブラブしていた。翼はタクヤのアヤを理解している姿を羨ましく思った。

    2008-01-06 04:20:00
  • 712:

    つばさ

    翼「助けるか説教するかせんの?」
    歩「身を持って分からな成長せんよ…てか俺も色カノ振ったら店来なくなるんかなぁ〜怖ぇ…」
    翼「色カノは離れるかもしれんけど、歩なら色なしでもまた客捕まえられるよ!」
    歩「かなぁ〜難しいなぁ…でも翼を不安にはさせんようにするからな!」

    2008-01-06 04:24:00
  • 713:

    つばさ

    しばらくして、どうしても今日は泊まりたいというアヤに根負けしてアヤを連れて帰ることにした。
    アヤ「ホストにバイバイってメールしたら鬼電なんやけど!」
    翼「無視無視!てかホスト何ていう店の誰?」
    アヤ「なんですか?このサイト…」
    サイトでアヤのお気に入りだったホストは色枕で叩かれキモイと書かれまくっていた。

    2008-01-06 04:25:00
  • 714:

    つばさ

    アヤ「ぇえ〜最低やん!切って良かった〜タクも書かれてるんかな?」
    歩との関係が落ち着き、見ることがなくなっていた歩の店のスレはタクヤどころではなかった。
    歩と翼の目撃情報が多数書かれ、翼が本カノなのではないかという話になっていた。

    2008-01-06 04:26:00
  • 715:

    つばさ

    アヤ「いやーん?でも何か自分が本ってみんなにさらすこと出来て嬉しくない?」
    昔は色カノに勝ちたいがために自分が本カノだと言ってやりたいと思ったことはあったが、実際こうなるとそれどころではなかった。

    2008-01-06 04:27:00
  • 716:

    名無しさん

    ??

    2008-01-06 09:13:00
  • 717:

    つばさ

    以前よりも翼批判はひどくなっていた。
    歩と翼のプリ画まで載っていた。
    【誰かがどちらかの携帯から盗った?…怖い】
    歩に相談すると「最近よく客が翼のこと探ってくる」と言われた。
    結局翼が店へ行くことはなくなった。

    2008-01-07 11:53:00
  • 718:

    つばさ

    一緒に家に居ても2人して寝るから歩との時間は減っていったが、店へ行かなくなり、自分は本カノなんだと実感できて、今まで自分から不安になる事をしていたのが分かりアホらしく感じた。

    2008-01-07 11:58:00
  • 719:

    つばさ

    数週間後。
    翼は仕事を終え携帯を見ると着信は非通知で埋められていた。驚いていると、また非通知から電話が掛かってきた。
    翼「もしもし…」
    「…………」
    相手は何も言わず電話を切った。

    2008-01-07 12:41:00
  • 720:

    つばさ

    理沙「嫌がらせ?…あんたよう嫌われるなぁ…また店の子かなぁ?それともエリかな?」
    翼「店の子に恨まれるような事してへんし…エリならこんな回りくどいことせんやろ…」
    それからもずっと非通知からの電話は鳴り続け、出ても無言のまま切られていた。姿の見えない相手に翼は恐怖を感じた。

    2008-01-07 12:43:00
  • 721:

    つばさ

    家に帰り、携帯の電源を落として寝た。朝になり歩が帰ってくるなり歩は大声を出した。
    歩「何で携帯切ってんねん!」
    怒る歩に翼は事情を話すと歩は落ち着きを取り戻して翼を抱き締めてくれた。
    歩「ストーカー?客とかで怪しい奴おらんか?」
    翼「ウチの客はないと思う…歩の客とか?」

    2008-01-07 12:44:00
  • 722:

    つばさ

    歩「俺の客?…とりあえずお互い探ろか…」
    夕方になり、電源を入れても非通知からはかからなくなり安心して仕事に出かけた。
    その日は店の子の誕生日ということもあり仕事でも飲み、打ち上げでも飲み翼はかなり酔っていた。理沙に無理矢理タクシーに投げ入れられ家に着くと翼は目を疑った。

    2008-01-07 12:47:00
  • 723:

    つばさ

    翼の郵便受けだけが黒く塗り潰されていて大量のゴミが入れられていた。
    翼「何コレ…」
    翼は恐怖を感じ急いでオートロックを開け、エレベーターに乗って部屋には入ろうとした。

    2008-01-07 12:50:00
  • 724:

    つばさ

    翼の部屋の扉には同じ黒のスプレーで大きく“死ね”と書かれていた。
    翼は恐怖のあまりその場に崩れ落ちた。
    【オートロックやのにどうやってここまで来たん?犯人は誰?…気持ち悪い…怖い】

    2008-01-07 12:52:00
  • 725:

    つばさ

    酔いは一気に冷め、恐怖のあまり部屋に入る事が出来なくなった翼はhomeへ走っていった。
    マスターに温かいコーヒーを入れてもらい少しだけ落ち着く事が出来た。

    2008-01-07 12:57:00
  • 726:

    名無しさん

    誰がそんなんしたんか気になる(;_;)待ってるからね(^o^)/

    2008-01-07 17:53:00
  • 727:

    名無しさん

    ?しおり?

    2008-01-07 19:12:00
  • 728:

    つばさ

    【歩・着信】
    翼は歩に事情を話した。
    歩「今すぐ行きたいけど抜けられへんねん…店来れる?ほんで俺ん家帰ろう?」電話を切り、翼は歩に会いたくなったが店に行く事に不安を感じ、動けずにいた。
    マスター「翼を送ってあげるわ!ミナミでいいか?」

    2008-01-07 21:51:00
  • 729:

    つばさ

    翼「でも…」
    マスター「今、翼は客がどうとか言うてる場合やないやろ?歩に会ったら安心出来るやろ?」
    翼「せやな…」
    マスターに送ってもらい翼は歩の店へと向かった。

    2008-01-07 21:54:00
  • 730:

    つばさ


    翼の不安は的中する事になる。

    2008-01-07 21:56:00
  • 731:

    つばさ

    店にはマナミ、エリ、ミスズとマスターの客数人がいた。翼が店に入るなり歩は駆け寄って来た。
    歩「怖かったな…そんな時に一緒に居てあげられんくてごめんな…」
    歩に会って翼は安心することが出来た。
    しかしエリは翼の姿を見るなり翼を睨み付け、大量の酒を頼み、自棄かの様に飲み続けていた。
    ミスズ「翼久しぶり〜!」ミスズとマナミは以前と変わらず翼を迎え入れてくれ、楽しく飲んでいた。

    2008-01-07 21:58:00
  • 732:

    つばさ

    「エリは歩の彼女やろ!?何で外で会ってくれへんの!?」
    突然の叫び声に驚くと、エリは酔ってフラフラしながら歩にからんでいた。
    歩「酔いすぎ…エリもう帰り…」
    エリ「何で?エリ邪魔なん?」
    エリは泣きだしてしまった。

    2008-01-07 22:00:00
  • 733:

    つばさ

    マナミ「お前痛すぎ!うるさいねん!帰れや!」
    エリはプルプルと震えだし怒っているのが分かる。
    エリ「うるさい!デブ!」エリは千鳥足で向かってきて、マナミの髪を掴み上げた。
    マナミ「何すんねん!」

    2008-01-07 22:02:00
  • 734:

    つばさ

    マナミともみ合いになり、歩が入ってもエリは止めようとはしない。
    エリは急にマナミから手を離し、ミスズに掴み掛かりミスズを押し倒した。
    翼「ミスズ!」
    ミスズに駆け寄ろうとした瞬間。
    「あ゙ぁ〜!!!」

    2008-01-07 22:16:00
  • 735:

    つばさ

    絶叫と共にエリはグラスを翼の顔面に振り落とした。目の前で砕け散るグラス。エリは割れて尖ったグラスを再び振り落とした。
    顔に生暖かい血が流れていくのが感じ取れる。
    歩「翼ぁ!!!」
    歩に抱き上げられ、お客サン達の叫び声が響き、頭の中はパニックになり目の前が真っ白になった。

    2008-01-07 22:19:00
  • 736:

    つばさ


    意識を失う前に見えたのは歩の泣き顔とエリの笑い顔だった。

    2008-01-07 22:21:00
  • 737:

    つばさ

    >>746サン?
    感想スレに返事書きますねッ(o^∀^o)

    2008-01-07 22:25:00
  • 738:

    しおり

    (Тωヽ)

    2008-01-08 06:52:00
  • 739:

    名無しさん

    もぅエリ嫌い(´・ω・`)翼ちゃんがいい子過ぎるわぁ…(´;ω;`)

    2008-01-08 08:50:00
  • 740:

    名無しさん

    自分を美化し過ぎワラ

    2008-01-08 11:22:00
  • 741:

    名無しさん

    更新待ってます?

    2008-01-08 12:34:00
  • 742:

    つばさ

    みなさん、ありがとうございます?
    感想スレに返事を書かせて頂きましたm(__)m?

    2008-01-08 14:21:00
  • 743:

    つばさ

    目が覚めると病院のベッドだった。
    手には温かいぬくもり。
    見てみると歩が手を握りしめ下を向いて泣いていた。翼「…歩?」
    歩は顔を上げ、翼を見るなり抱きついて泣きだした。

    2008-01-08 14:23:00
  • 744:

    つばさ

    歩「翼ぁ!ごめんな!俺が悪いねん!俺が…」
    翼「歩は男の子やのに泣き虫やなぁ…大丈夫やで…」
    意外と傷は深く、おでこを数針縫った。幸いにも傷口は生え際の近くなので目立ちはしない。

    2008-01-08 14:24:00
  • 745:

    つばさ

    翼はもやしに事情を話し、落ち着くまで休みを貰った。歩も翼を心配して、マスターに頼み込んで五日間の休みを貰った。
    エリは連絡が取れなくなり、店にも訪れなくなった。サイトはエリの話で持ちきりだった。今まで批判ばかりだった翼が急に悲劇のヒロインかの様に持ち上げられていた。
    嫌がらせはピタリと止まった。

    2008-01-08 14:27:00
  • 746:

    名無しさん

    主体とかやなく美化しすぎやな笑 この小説恥ずかしいな
    なんか寒い小説ー。

    2008-01-08 14:34:00
  • 747:

    名無しさん

    なんかグダグダこんなにレスあがってんのに話あんま進んでへんし

    2008-01-08 14:58:00
  • 748:

    名無しさん

    頑張って完結シテくださいね?あたしは楽しみに待ってます?

    2008-01-08 18:44:00
  • 749:

    名無しさん

    あたしも楽しみにしてまーす?

    2008-01-09 00:11:00
  • 750:

    ひにゃ?+。゚・?

    完結まで潰しなんかほっといて頑張ってください?最後の結末気になります?
    潰しの百倍応援してますんで_?GO-(・∀・)?−ッ?

    2008-01-10 03:46:00
  • 751:

    名無しさん

    あげ??????

    2008-01-11 01:57:00
  • 752:

    つばさ

    みなさんありがとうございます?返事は感想スレに書いてます(o^∀^o)

    2008-01-11 03:32:00
  • 753:

    つばさ

    休みの間は2人で料理を作ったりドライブしたりして疲れる現実から解放されたかのように幸せで穏やかな生活を送った。
    歩「やっぱり今日も休む〜心配や〜」
    休みを終え、仕事の準備をしながら駄々をこねている。
    翼「大丈夫やから行ってきなさい!」
    歩は渋々仕事へ向かった。

    2008-01-11 03:34:00
  • 754:

    つばさ

    翼も仕事復帰しようと思い、もやしに電話をすると、もやしは心配してくれていて嬉しかった。
    ベッドに入り眠りにつく。歩がいない夜はやっぱり怖い…外の音、冷蔵庫や小さい音にさえ敏感に反応してなかなか眠れなかった。
    電話が鳴り、部屋中に響き渡った。
    【非通知・着信】
    翼は怖くて出ることが出来ず電話を切った。

    2008-01-11 03:35:00
  • 755:

    つばさ

    息が落ち着かず過呼吸気味になり手が震えだす。
    翼「歩…歩…」
    震える手を抑えつつ歩に電話をしようとする。

    ピンポーン

    2008-01-11 03:36:00
  • 756:

    つばさ

    インターホンが鳴る。

    恐る恐る画面に近づくと1人の女の姿が見えた。

    2008-01-11 03:37:00
  • 757:

    つばさ

    翼は言葉も出なくなってしまった。震える手でオートロックを開ける。
    しばらくしてチャイムが鳴る。
    翼は鍵を開けた。扉は開き、翼は手招きをして言った。

    2008-01-11 03:40:00
  • 758:

    つばさ


    「どうぞ…ミスズ…」

    2008-01-11 03:41:00
  • 759:

    つばさ

    スズはいつもと違った。普段のミスズは決してオシャレとは言えない。しかし今日はちゃんと化粧をして黒いワンピースを着て髪まで巻いていた。
    沈黙が続き、出したコーヒーも冷めてしまった。
    翼「ビール飲むけど飲む?」
    ミスズは何も答えず頷いた。重たい空気の中ビールを飲んでいるとミスズが口を開いた。

    2008-01-11 03:42:00
  • 760:

    つばさ

    【何から話せばいいんやろう…】
    翼は沈黙が気まずくて話題を考えたが思いつかない…嫌がらせの犯人がミスズだった事に戸惑いを隠せない。
    ミスズは部屋を見渡し、歩がふざけて「翼大好き?」と落書きした2人の写真が入った写真立てを見つめていた。
    翼はミスズの姿に驚き、パニくりすぎて写真や歩の物を隠く気配りが出来なかったことを反省した。

    2008-01-11 03:51:00
  • 761:

    つばさ

    ミスズの瞳は涙が溢れて零れ落ち、それを境にわんわんと泣き始めた。
    ミスズ「何で?何で翼なん?何で私じゃないん?…」ミスズは声を上げて大泣きしている。しばらくして涙も枯れたミスズは変なしゃっくりをしながら話し始めた。

    2008-01-11 03:54:00
  • 762:

    しおり

    (_´Д`)ノ~~?

    2008-01-11 04:08:00
  • 763:

    名無しさん

    >1-700

    2008-01-11 04:35:00
  • 764:

    名無しさん

    2008-01-11 04:35:00
  • 765:

    名無しさん

    なんでミスズが犯人て分かったン??

    2008-01-12 06:16:00
  • 766:

    名無しさん

    なんで犯人ってわかってるのに家入れたん?

    2008-01-12 06:54:00
  • 767:

    名無しさん

    ↑思った

    2008-01-12 10:25:00
  • 768:

    名無しさん

    あげ

    2008-01-12 13:01:00
  • 769:

    つばさ

    みなさん、ありがとうございます♪
    感想スレに返答させて頂きました。
    説明不足なところが多くてすみません↓↓

    2008-01-12 21:23:00
  • 770:

    つばさ

    翼「だから…あんな事したん…?」
    ミスズは凄い顔で睨んできた。初めてミスズに睨まれた。
    「されて当然やろ!あんたはウチの歩を盗ったんやから!歩を返して!返せ!返せ!返せ!」
    ミスズは急に立ち上がり、翼の首を締めながら何度もそう叫んだ。
    物凄い力を込めたミスズの手は翼に話す力さえ与えなかった。

    2008-01-12 21:30:00
  • 771:

    つばさ

    【苦しい…このままやと…マジで死ぬ…】
    翼はミスズの髪を引っ張り足でミスズの腹を力一杯蹴り飛ばした。
    命がかかっていると人間は凄まじい力を発揮する。
    ミスズは吹っ飛んだ。
    翼は倒れたミスズの上に乗って手を出せなくさせた。

    2008-01-12 21:35:00
  • 772:

    つばさ

    ミスズはビビって口が震えている。
    翼「ウチが手出さんとでも思とんか?殴り合いするならしたるわ!ミスズが好きなようにウチだって歩のこと本気やからな!」
    翼が叫ぶと、ミスズは子供のように泣き始めた。
    翼がミスズに股がるのを止めてもミスズは手を出してはこなかった。
    ミスズ「ごめん…ホンマはこんなんしに来たんとちゃうねん…」

    2008-01-12 21:49:00
  • 773:

    つばさ

    翼「とりあえず座りぃ…」
    ミスズも椅子に座らせ、ビールを飲んで落ち着かせた。
    ミスズ「写真見て取り乱してしもたけど本当は今日謝りに来てん…」
    翼「謝りに…?」
    ミスズはビールを一気に飲み干して話を始めた。

    2008-01-12 22:08:00
  • 774:

    つばさ

    ミスズ「ウチ、エリに2人が同棲してること話てん。ウチ…エリ使って直接翼にヒドイ目遭わせたかったんやと思う。そしたら、思ってた以上に大事なってしもて…。歩は仕事休んで翼に付きっきりやったし、昨日歩に別れようって言われて…」
    翼「えっ…?」
    ミスズ「歩はもう色カノ切るみたい…さっき店行ったらマナミが歩と喧嘩してたし…」
    翼「そうなんや…」
    ミスズが居る手前、嬉しい気持ちは一切なく複雑な気分になった。

    2008-01-12 22:22:00
  • 775:

    つばさ

    ミスズ「…歩がおらんと生きていけんと思ってた。歩の為に、店通う為に仕事も頑張れた。ウチ友達居らんから話すのは歩や店の人だけやし、私を分かってくれるのは歩だけやって思ってた。だからサイトで目撃したっての見た時信じられんくて、歩を付けてん。そしたら翼と住んでるの分かって…あんな事してしもた。…けど歩にフラれて分かってん。ウチはただ歩に依存してただけやった…酒下ろしたからって歩の気持ちが動くわけないなんて分かってた。ただ酒下ろしたら大事にしてくれるからやと思う。歩はいつも優しい言葉くれるけど本音なんて聞いたことないし店以外会ったことないし…そんなん恋人じゃない…前から分かってたんやと思う。ただ前みたいな寂しい生活に戻るのが怖かったんやろうなぁって…。ごめんなぁ…」
    ミスズは涙を浮かべて謝っていた。
    翼「謝らんといて…ウチ…ミスズに烏丸サンなんて嘘付いてたし…」
    ミスズ「それは歩守るためやろ?ウチが本でも嘘付いてると思うで?翼は歩のことホンマに好きで大事にしてるもんな…マナミやエリなら嫌やけど…今は翼なら応援したいって思うねん…」
    ミスズはニコリと笑った。

    2008-01-12 22:46:00
  • 776:

    つばさ

    ミスズの意外な言葉に翼は驚いた。
    ミスズ「ウチな昔からずっといじめられてて…友達おらんねん。歩とかマスターとかおらな仕事以外で携帯鳴る事ないくらい…。でもやっぱり女の子の友達欲しかった。店でも客はみんな、いがみ合ってるし…そんな中で話しかけてくれたん翼だけやん?翼が店通うようなってからホンマに楽しかった。翼は初めての友達やって思ってるねん…あんな事してしもたし、翼は歩の彼女やけど、友達のままでおりたいねん!」
    騙された男の彼女である翼と友達になりたいなんて普通はありえない。女の友達が居たことがないから翼に依存しているだけだとも思う。
    これで良いとは思わない。けれども、何事もなかったかのように自分の話をし始め、ずっと笑っているミスズを見ると、これで良いんだという気持ちになった。
    ミスズは翼の話も聞いてきたので大学や仕事の話などをした。

    2008-01-12 23:03:00
  • 777:

    つばさ

    ミスズ「歩よりもっと良い男見つけるから!!」
    さっきまで喧嘩をしていた2人が今は笑い合って語っている…理解しがたい状況だったが面白くさえ感じた。
    酒豪の2人はストック分のビールケースを空にし、歩の大好きな焼酎も空になりコンビニに買い出しにいった。

    2008-01-12 23:22:00
  • 778:

    つばさ

    ミスズは翼と同じ煙草にすると言ってカートンで買ったり、ビールいっぱいの重たい袋をジャンケンして負けた方が持ったりして楽しく買い出しをしていた。
    扉を開けると消して行ったはずだった電気が付いていた。
    ミスズ「えっ…」
    ソファーに寝ころびテレビを見て、くつろいでいる歩がいた。
    扉の音に気付いた歩がこちらを向いて、驚いている。

    2008-01-12 23:27:00
  • 779:

    つばさ

    歩「…何でミスズがここに居るん?」
    携帯をマナーにして気付かなかった翼を心配して歩は仕事を早退して帰ってきていた。
    ミスズ「歩に話あるから、聞いてほしい。」
    3人は座ってビールを開けたが、ミスズは黙ってしまい重たい空気になった。
    歩「話って何?」

    2008-01-12 23:32:00
  • 780:

    つばさ

    ミスズは嫌がらせをしたのは自分で、経緯の説明。歩と翼への思いを告げ謝罪していた。
    歩「ミスズ…ごめんな。でも仕事辞めて店にも来んとき…俺とも翼とも会わんようにしよう…」
    ミスズ「それは出来ひん…働いて店に通って歩や翼と飲むのが生きがいやねん!2度と翼にヒドイことせんし、歩のこと吹っ切ったし応援するから!1人になるのは嫌!」
    騙されていたミスズがこんなに必死に頼むなんて変な気がして歩は困り果て、翼の顔を見て助けを求めていた。

    2008-01-12 23:40:00
  • 781:

    つばさ

    翼も困り、下を向いた。
    歩「翼はどうするつもりなん?」
    翼「ウチは…店にはもう行かんつもりやねん。歩が帰ってくるまでミスズと飲んでたけど楽しかった。だから…ミスズがそう言ってくれるなら私は友達になりたいなぁって思う」
    歩はより一層困った顔をしていた。
    歩「なんかよく分からんけど…ミスズがそうしたいならそうしぃ!」

    2008-01-12 23:46:00
  • 782:

    つばさ

    歩は冷たく言ったがミスズは笑顔になり「今日は帰るね」と言って帰って行った。
    歩「はぁ〜。何やねん…どいつもこいつも…」
    翼「マナミと喧嘩になったらしいね?」
    歩「何で知ってるん?…たぶん店に来んわ!」

    2008-01-12 23:50:00
  • 783:

    つばさ

    翼「色掛けるからみんな騙されて怒るんやん…ミスズも嫌がらせなんてする子ちゃうよ…色は金しか生まん、その代わり傷つく人が居る。それにマナミみたいにすぐ関係切れてまうやん?綺麗事やと思うけど、客も店員も楽しくできたら良いのになぁ…」
    歩「せやな…俺もう不安にさせへんから!俺変わるから!なぁ…翼結婚しよう!」

    数ヶ月後。
    ミスズは以前のように店に通っている。違うのは歩が友営になったことぐらい。最初はぎこちなかった歩も今は普通にミスズに接している。翼は歩に反対されながらも仕事を続け、歩と同棲生活を送っている。エリはあれから姿を消した。

    2008-01-12 23:57:00
  • 784:

    つばさ

    季節は冬になり、街はイルミネーションで飾られている。
    翼はオシャレなカフェに入り人を待っていた。
    「お待たせ!」
    やってきたのはミスズ。
    2人はたまに会って飲んだりショッピングをしたりする仲になっていた。歩もそんな2人を認めてくれていた。ミスズは同じ風俗店の友達ができ、一回り以上離れた年上の彼氏が出来て幸せな生活を送っている。

    2008-01-13 00:02:00
  • 785:

    つばさ

    ミスズ「来月、翼の誕生日やん!」
    翼「記念すべきハタチの誕生日やから盛大に祝ってな!」
    ミスズ「当たり前やん!翼の店行こうかなぁ〜?」
    翼「クリスマスと同じ日やで〜彼氏怒るで?」
    ミスズ「ほな彼氏も連れていくわ!」

    2008-01-13 00:07:00
  • 786:

    つばさ

    数日後。
    もやしとママ、理沙、アヤ、翼で誕生日のミィーティングをした。
    翼は以前から決めていたイメージを伝えた。
    理沙「つまらん!全然笑い取りに行ってないやん!」
    アヤ「理沙はヒドすぎたもんなぁ!まぁ翼はキレイ目でいいやん!」

    2008-01-13 00:11:00
  • 787:

    つばさ

    「笑いは理沙で十分!」
    ママの一声で理紗の意見は却下され、ミィーティングは終了した。

    翼「ママ、マネージャー!お話があります…」

    2008-01-13 00:15:00
  • 788:

    つばさ

    理沙にオススメされて理沙の時のように綺麗に修正された翼が写っている招待状を作った。案内文も自分で考えプリントしてもらった。

    翼「歩…これ誕生日イベントの招待状やねんけど…見て…」
    歩はゲームの画面ばかり見て話を聞こうとしない。相変わらず翼の仕事の話はタブーだった。

    2008-01-13 00:19:00
  • 789:

    つばさ

    翼はテレビを消し、歩の前にしゃがんだ。
    歩「招待状見せて何がしたいん?」
    翼「招待状見せてるんじゃなくて渡してるの!招待してるん!」
    歩は少し苛立ちながら招待状を受け取り、見ていく。

    2008-01-13 00:21:00
  • 790:

    しおり

    ?パッ

    2008-01-13 12:16:00
  • 791:

    つばさ

    歩「えっ…」
    お客サンへの感謝の言葉、誕生日イベントの案内文の後に書いてある報告に歩は目を疑った。
    歩「…どういうこと?」

    2008-01-13 17:10:00
  • 792:

    つばさ


    私は新しい夢を見つけ、それに専念するため誕生日イベントを持ちまして○○を辞めます。

    2008-01-13 17:13:00
  • 793:

    つばさ

    翼「今まで歩に反対されても辞めへんかったんは、仕事が大好きやったから。だから最後に歩に仕事してる姿を見てほしいねん!…歩が不安になる気持ちもわかるけど…仕事見てもらったら分かるから!私のすべてがわかるから!」
    歩は驚きすぎて招待状を落としていた。
    歩「そんなに好きやのに何で辞めることにしたん?」
    翼「新しい夢見つけたから!歩のお嫁サンなるからな!なぁ、もう1回プロポーズして!」

    2008-01-13 17:20:00
  • 794:

    つばさ

    12月25日
    翼は橋本サン、太田サンは合同同伴をして出勤した。
    何も飾られておらず、通常営業のような店内には沢山のお客サンが足を運んでくれた。
    ロッカールームで理沙とアヤに手伝ってもらいながら翼が着替えていると理沙はいつもと違って悲しそうな顔をしていた。

    2008-01-13 17:27:00
  • 795:

    つばさ

    歩は仕事を辞め、結婚を決めた事に喜んでいたが、店に来るかどうかは何も言わなかった。
    【来るのか…来ないのか…来てほしい…私を目を逸らさず、見てほしい…】

    店内が暗くなりHappy Birthdayの曲と共にスモークを焚き、店内を真っ白にしてアヤが白い羽を撒く。

    2008-01-13 17:34:00
  • 796:

    つばさ

    ライトを付き、ヒラヒラ舞い散る羽の中から翼は登場した。
    橋本サンに貰った、あの純白のドレスを着た。
    エクステで腰まである髪の毛をゆるく巻き、白い羽を乗せている。

    イメージ・翼

    2008-01-13 17:40:00
  • 797:

    つばさ

    ポカーンとした顔をするみんなの顔を見て翼は心でガッツポーズをしようとした瞬間。
    沸き起こる…笑い声。
    太田「お前キモイ!!痛い!!」
    橋本「めっちゃウケる…」
    「なんでやねん」と叫び、翼が肩を落としていると…大仏が登場。

    2008-01-13 17:42:00
  • 798:

    つばさ

    大仏(理沙)は片手に大仏を持っていて無理矢理翼に被せ。
    理沙「キャラ違いもはなはだしいぞ!」
    より一層爆笑する客たち…大仏コンビの再結成でパーティーは始まった。

    歩はいなかった。

    2008-01-13 17:45:00
  • 799:

    つばさ

    理沙とアヤはどの席でもシャンパンを一気させられていた。
    翼は全ての席を慌ただしく回り、沢山の花束やプレゼントを貰った。
    「いらっしゃいませ!」
    【…歩?】翼はすぐに入口に目を向けた。
    「翼ァ〜!誕生日おめでとう!本当に来たよ!」

    2008-01-13 17:48:00
  • 800:

    つばさ

    大きなテディベアを持ってミスズは現われた。
    翼「ミスズ本当に来てくれたんや!…彼氏はええの?」
    ミスズ「親友の誕生日なら行け!って言ってくれた」
    理沙「めっちゃエエ彼氏やん!」
    太田サンは女の客ミスズに興味を持ち、話しかけ、みんなで楽しく飲んでいた。

    2008-01-13 17:52:00
  • 801:

    つばさ

    理沙「歩来てないね…仕事抜けられへんかったんかな?」
    翼「どうやろね…もう閉店まで一時間か…」
    ミスズ「歩にあの事言うたん?」
    翼「今日言うつもり…歩は私の仕事理解しようともせず逃げてばっかり。そんなんやったら、この先不安やから…ウチは店に来ることにこだわってんねん。…って仕事中やねんから、こんな顔してたらアカンわ!よぉ〜し!」
    誕生日イベントからカラオケ大会へと化している店内の中心に入って翼は歌を歌っていた。

    2008-01-13 17:59:00
  • 802:

    つばさ

    「いらっしゃいませ!」
    大きな扉を開いたのは大きな真っ赤なバラの花束を持ち、黒のスーツを着て、髪も立てず大人っぽいキリッとした歩だった。
    翼が歩に駆け寄ると歩はニコリといつもの笑顔を見せた。
    歩「お誕生日おめでとう…実家にスーツ取りに行ってたら遅くなった…」
    翼は嬉しくて涙が出そうになったが、1度深呼吸した。

    2008-01-13 18:05:00
  • 803:

    つばさ

    翼「いらっしゃいませ。翼と申します。」
    翼の仕事の顔に歩は驚いているような顔をしていた。
    歩の席にはママが付き、歩に質問攻めしている。
    翼は引き続き接客に徹した。理沙は酔ってシャンパンコールまでかけていた。
    すべての席を回り終え、残すは歩の席だけとなった。

    2008-01-13 18:11:00
  • 804:

    つばさ

    翼が歩の席に付くと歩は背筋を伸ばし、水割りを作る翼の手をずっと目で追っている。
    ママ「歩くん良い子やね…あんたにはもったいないわ!」
    そんなことを言いながらママは席を立ち2人きりとなった。
    歩「ミスズも来てくれたんやね。…翼の客、楽しそうやな。ラウンジってもっとヤラしいって思ってたけど…翼の客はそんな人やないんやな。今まで頭ごなしに反対してごめんな。翼はこういう店で客やから仕事続けたかったんやんな?もっと翼のこと理解しようとせなアカンかったな…。」
    翼「いいよ…分かってくれてよかった。」

    2008-01-13 18:17:00
  • 805:

    つばさ

    歩「誕生日プレゼント…」
    プレゼントを開けるとブルガリの指輪が光っていた。仕事中だと我慢しても涙が零れてしまった。
    翼は涙を拭いて歩に目を向けると歩の左薬指にも同じ指輪が光っていた。
    歩「結婚しような!」
    店は最後まで盛り上がり、閉店を迎える。

    2008-01-13 18:20:00
  • 806:

    つばさ

    もやし「では今日の主役の大仏から挨拶があります」
    翼「大仏ちゃうわ!…ぇえ、みなさん本日はわざわざお越し頂き誠にありがとうございます。理沙に誘われ適当な感じで春からこの店で働いて…あっママ睨まないで下さいよ!日々お客様たちと接していく中で仕事をする喜び、楽しさ、やりがいを感じました。そして皆さんに励まされ、支えられ、応援して頂いたおかげで今の私があるのだと思います。世間から非難される水商売…悪くないです!私は好きです。本当にこの道で生きていこうと思いました。しかし新しい道を見つけ、それに専念致します。今まで本当にありがとうございました。」
    挨拶が終わると大きな拍手が響いた。
    いつもは怖いママは笑って拍手。理沙ともやしは大泣きして歩にしがみついている。
    歩はずっと拍手をしてくれていた。

    2008-01-13 18:30:00
  • 807:

    つばさ

    「翼…一緒に働いてきて楽しかった…ありがとう…翼の客、全員もらう…」
    理沙が泣きながら大きな花束を渡してくれて閉店となった。

    歩もミスズも加わった打ち上げを終え、2人で家に帰っていた。
    タクシーを降りて月が輝くだけの暗い道を手を繋いで散歩をした。

    2008-01-13 18:35:00
  • 808:

    つばさ

    翼「ウチ夢諦めてへんで!…店持つ夢は歩と一緒に作っていく」
    歩「それええな!…でも急に結婚決めたんは何でなん?」
    翼はニコリと笑って歩の手を掴み、自分のお腹に当てた。

    翼「パパだよ…歩パパだよ…」

    2008-01-13 18:39:00
  • 809:

    つばさ

    歩はボォーっとして、されるがままにお腹をなでている。
    翼「歩との赤チャン出来たから仕事辞めて結婚する事決めてん!」
    やっと事態が把握できたのか歩は笑顔でお腹に抱きついてきた。
    歩「マジでぇ…俺パパ?翼ママ?…こん中に赤チャンおんねや…俺らの赤チャン…」
    歩は目をウルウルさせていた。

    2008-01-13 18:54:00
  • 810:

    つばさ

    歩の実家へ行き、おばぁチャンと弟に話すととても喜んでくれていた。
    歩の祖母「あの子があんなに幸せそうに笑った顔久しぶりに見ました。翼サン、あの子をよろしくね。元気な子供産んでちょうだいね!」
    歩の祖母に握りしめられた手は力強く温かくて…歩を大事なんだと伝わってきた。

    「緊張する…殴られるかな…」スーツ姿の歩と翼は翼の実家を訪れていた。

    2008-01-13 19:09:00
  • 811:

    つばさ

    21歳の歩、20歳の翼の妊娠。ましてや歩は水商売。
    やはり両親は困り果てた顔をしていた。
    父「君は…若さゆえの一時の考えやないか?幸せにする自信あるんか?何があっても翼と子供を守っていくことが出来るか?命張れるか?」
    父は怖い顔で歩を睨みつけたいた。
    「俺は一生翼サンと子供を守ります。」歩は睨みつける父から目を逸らさず力強く答えた。

    2008-01-13 19:14:00
  • 812:

    名無しさん

    ごめん、笑った!
    「パパだよ…歩パパだよ…」やって?(爆)きしょ!妄想も程々に?まるで少女マンガやん(笑)

    2008-01-13 20:19:00
  • 813:

    名無しさん

    バカにすんなや

    2008-01-13 23:15:00
  • 814:

    名無しさん

    笑うとこ無いやん?>>833がそこまで笑う意味がわからん?

    2008-01-14 00:16:00
  • 815:

    名無しさん

    んー…なんかサムイな。妄想以外のなんでもないやろ?

    2008-01-14 00:21:00
  • 816:

    名無しさん

    てか偽やんなぁ?IDちゃうねんけど

    2008-01-14 00:29:00
  • 817:

    名無しさん

    実につまらん終わり方やな‥

    2008-01-14 02:41:00
  • 818:

    名無しさん

    ↑感想スレで書きや
    マナーないんかよ?

    2008-01-14 03:10:00
  • 819:

    名無しさん

    学校は退学?

    2008-01-14 03:43:00
  • 820:

    つばさ

    みなさんありがとうございます?
    感想スレに返事書かせて頂きました?次回からは、お手数ですが感想スレをお使い頂けたら幸いです。

    2008-01-14 06:39:00
  • 821:

    名無しさん

    父はしばらく睨み続けたが急にニコリと笑った。
    父「まず子供が居るんやから反対なんか出来ひんしな…君は大丈夫やと見込んだからしっかり守ってやってくれ。翼は手のかかる子やけどよろしくな!」
    父と歩はガッチリと手を合わせ握手を交わした。

    2008-01-14 06:44:00
  • 822:

    つばさ

    ↑入れ忘れましたが本人です。

    2008-01-14 06:45:00
  • 823:

    つばさ

    2人を見て、歩も家族の一員となり翼は嬉しくなった。
    翼「…学校通わしてくれたのにごめんね。」
    母「子供出来てママになんねやろ?お母さんは翼が幸せならいい!大学行ったから歩くんと出会えたんやから…」
    翼が涙を零すと母は優しく抱き締めてくれた。

    2008-01-14 06:50:00
  • 824:

    つばさ

    年末なので新年を迎えるためにも翼は実家に帰り、穏やかな日々を送っていた。歩は何度も翼の実家に訪れ、両親とも仲良くなっていった。
    両親はベビー用品を買い漁り、早くも赤チャンの名前まで考えていた。

    2008-01-14 06:55:00
  • 825:

    つばさ

    なぜ幸せは続かないんだろうね。
    まさかこの後に最大の絶望が待ってるなんて思いもしなかった。

    2008-01-14 06:58:00
  • 826:

    つばさ

    正月も終わり、翼も大阪に帰り、夫婦になる第一歩を踏み出そうとしていた。
    歩「完成!これ出したら正式な夫婦やで?」
    歩と翼が婚姻届を出しに行く準備をしているとインターホンが鳴った。
    翼「理沙!」
    理紗はいつもの笑顔はなく、少し痩せていて髪も化粧も崩れていた。

    2008-01-14 07:02:00
  • 827:

    つばさ

    年末から理沙と連絡が取れなかった。しかし彼氏と居る時はいつもそうなので気にも止めなかったが理沙の様子を見て翼は後悔した。

    理沙を部屋に通し、歩はコーヒーを入れてくれていた。

    2008-01-14 07:06:00
  • 828:

    つばさ

    理沙「ごめん…今から出かける所やった?」
    翼「ううん!大丈夫やで!理沙が来てくれて嬉しいわぁ!」
    理紗「赤ちゃんは元気?」翼「うん…元気やで!…理沙何かあったん?」
    理紗は何も言わず泣き始めた。

    2008-01-14 07:09:00
  • 829:

    つばさ

    翼はワケも分からず理紗を慰めながら理由を尋ねた。

    理紗は失恋しても無理して笑うような子。こんな姿は見たことがなかった。

    理紗「…ウチ妊娠してん」

    2008-01-14 07:11:00
  • 830:

    つばさ

    歩・翼「えっ…」
    余りの衝撃に言葉を失ってしまった。
    理沙の彼氏は精神病を患い働かず、デート費を全て理沙に払わせる上に、この前は浮気まで発覚していた。何度となく翼と若菜は理沙を説得し続けたが理沙は別れようとはしなかった。
    理沙は彼の精神病を支えられるのは自分しかいないと思っていた。

    2008-01-14 07:20:00
  • 831:

    つばさ

    翼「彼氏に言うた?」
    理紗「言いづらくてメールで送っても返事なくて電話しても出なくて…何度も電話やメールしてても無視で…さっきやっと出てくれて、俺を追い詰めんといてくれ!病気が再発する!別れよう!って言って切られた。」

    2008-01-14 07:26:00
  • 832:

    しおり

    Σ( ̄□ ̄;)

    2008-01-14 11:36:00
  • 833:

    つばさ

    翼は理沙に対する彼氏の発言に怒り狂いそうになった。
    理沙「別れるんかな…」
    歩「今は別れるとかの話ちゃうやん!2人の子供なんやから一度会って話すべきやろ?理沙チャンもこのままは嫌やろ?」
    理沙は泣きながら頷いた。

    2008-01-15 09:29:00
  • 834:

    つばさ

    翼「とりあえず連絡してみよか…」
    理沙「翼が…歩も居てほしい。今1人では無理…」
    翼は理沙を抱き締めた。理沙は翼の腕の中で大声を上げて泣いていた。
    理沙は携帯を取出し彼氏に電話をした。何度かけても出ず、30分かけ続けてやっと電話に出た。

    2008-01-15 09:32:00
  • 835:

    つばさ

    理沙「一度会って話がしたい…今から会えへん?」
    彼氏はすぐに翼の家まで行くと言ったので泣き続ける理紗なだめながら待った。

    30分…1時間以上経っても全く来る気配はなかった。

    2008-01-15 09:36:00
  • 836:

    つばさ

    理沙は泣き続け、次第に悲しい涙から悔しい涙に変わっていた。
    理沙「もういい…あんな男最低や…逃げやがった…」
    歩「理沙チャンこのままは良くないよ…」
    歩は理沙の彼氏に電話を掛けた。また何回かは出ず、やっと出た。彼氏はさっきとは違って行かないと言ってくる。
    歩「男の癖に逃げんなや!来んかったらお前の実家行くで?」

    2008-01-15 09:42:00
  • 837:

    つばさ

    歩の怒り声と実家を出してビビったのか行くと言い出し、今度は本当に30分後くらいにやってきた。横には見知らぬ女が付いて来ていた。
    理沙は女を見た瞬間に崩れ落ちて泣いた。
    その女は前に発覚し別れたと言っていた浮気相手だった。

    2008-01-15 09:46:00
  • 838:

    つばさ

    彼氏は理沙から目を反らし、ずっと下を向いていた。女は勝ち誇ったかのようにやけに笑顔だった。
    みんな座り黙っていて重苦しい空気が立ちこめる。

    2008-01-15 10:57:00
  • 839:

    つばさ

    女「灰皿ある?」
    「理沙も私も妊娠中なので遠慮してください。私たちは理沙の希望でここに居るので2人の話し合いですし、あなたがいると理沙は話しにくいとも思いますし席を外して頂けませんか?」感情的になると話し合いなど出来なくなる…込み上げる怒りを堪えつつ、翼は言った。

    2008-01-15 11:17:00
  • 840:

    つばさ

    女「今は私が彼女なんやから元カノのもめ事に入って当然やろ?」
    歩「理沙チャンが彼女やろ?妊娠分かってから別れようとかないやろ?逃げんと責任は取れよ!」
    彼氏「堕ろすしかないやん?俺、金ないし理紗は水商売してるし金あるやろ?」理沙は震えて泣き出し、翼は抱き締めることしか出来なかった。

    2008-01-15 11:18:00
  • 841:

    つばさ

    歩「金の話ちゃうねん、お前の子やろがぁ!今まで付き合ってきた彼女に何でそんな事しか言えへんねん!」
    女「てかホンマに彼氏の子なん?元カノ水商売してたんやろ?どうせヤリマンなんちゃうん?誰の子か分からんのに金渡せって言われてもなぁ…」
    歩「関係ないモンはひっこんどれや!」
    彼氏「別れたから…俺は関係ない…話終わったから帰る」
    歩「待てや!ホンマにお前の子やないって思ってるん?」

    2008-01-15 11:19:00
  • 842:

    つばさ

    帰ろうとする彼氏を歩が止めようとすると急に彼氏は人が変わったかのように殴り掛かり、歩も怒ってしまい殴り合いになった。
    理沙「辞めて!もう堕ろすし別れるから!」
    理沙は2人を止めようと間に入った。
    彼氏「初めからそう言っとけや!」
    彼氏は突然理紗を何度も蹴りつけた。歩が彼氏を抑えても彼氏は歩を噛み暴れて蹴ることを止めようとはしなかった。

    2008-01-15 11:21:00
  • 843:

    つばさ

    目の前で起こる悲惨な状況…理沙は泣きながらもお腹をかばっていた。
    翼「辞めて〜理沙を傷つけんといてや〜お願いやから!」
    翼は泣きながら訴え彼氏の腕を掴んだ。
    彼氏「うるさい!」
    彼氏は翼をテーブルに向かって蹴り飛ばした。物凄い勢いでテーブルの角に当たった。

    2008-01-15 11:23:00
  • 844:

    つばさ

    【お腹が痛い…】
    歩「翼ァ〜!翼大丈夫か?お腹痛いん?救急車呼ぶから!」
    彼氏は狂っていた。理紗を殴り続け、ニヤニヤ笑いながら「うぉ〜!」と叫び声をあげている。
    女はそんな彼が恐ろしくなったのか逃げた。
    歩が呼んだ救急車で翼と理沙は運ばれ、救急車に乗るまで理沙を殴り続けていた彼氏は警察に連れていかれた。

    2008-01-15 11:24:00
  • 845:

    つばさ

    目を覚ますと白い天井と点滴が見えた。
    歩「翼…目覚めたか?」
    病室には翼の両親だけでなく歩の祖母、弟も来ていた。みんなが目に涙を浮かべている。
    翼「どしたん…?」
    父は歩の肩を掴み「頼む…」と言って、みんな病室から出ていった。

    2008-01-15 11:26:00
  • 846:

    つばさ

    歩は目に涙を浮かべながら優しく微笑み、翼の手をマッサージしたり頭を撫でてくれた。全く会話の無い時間がゆったりと過ぎていく。
    翼「何隠してるん?」
    歩「翼…今大丈夫か?ちゃんと聞けるか?」
    歩の悲しそうな顔を見て翼はこれから聞く事に恐怖心を感じ、自然と手はお腹に向かった。

    2008-01-15 11:27:00
  • 847:

    つばさ

    歩「翼…赤ちゃんが…」
    翼「言わないで…」
    歩「赤ちゃんが…」
    翼「嫌!歩出ていって!嫌!嫌…」
    歩「俺かて辛いし悲しい…でも現実受け入れな前には進まれへんやろ?…赤ちゃん…死んだ…」

    2008-01-15 11:28:00
  • 848:

    つばさ

    翼は言葉も出ず、ただポロポロと涙を零し続けた。

    【みんなに祝福されて生まれてくるはずの赤ちゃんが死んでしまった。いや…殺してしまった。】

    2008-01-15 11:29:00
  • 849:

    名無しさん

    どうでもええけど
    話延ばしすぎ何か嘘臭いな波乱万丈ていうより作り話にようみんな乗れるな(笑)とくに赤ちゃん系の作り話やめてくれへん?
    はよ完結させやダラダラ?

    2008-01-15 16:22:00
  • 850:

    カIぁ?

    ↑思った・・・(;_;)?

    ぉもろかったんも最初だけやったし(ノД・。)1000万円の嘘と一緒ゃ??ダラダラ話続けてるだけで何も進んでなぃもん・・・

    (;゚∇゚)σエー!!!?

    2008-01-15 16:43:00
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  • 859:

    名無しさん

    別にええやんここ掲示板ワラ

    2008-01-15 19:58:00
  • 860:

    つばさ

    感想スレに返事書きました。感想スレがあり、ここは小説を書きたいので感想スレをお使い下さるようお願い致しますm(__)m

    2008-01-16 01:04:00
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    2008-01-16 11:47:00
  • 891:

    名無しさん

    sageでスレ数増やすな

    2008-01-16 12:28:00
  • 892:

    @

    2008-01-16 13:11:00
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    !

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  • 894:

    !

    2008-01-16 13:43:00
  • 895:

    名無しさん

    何のつもりなん?

    2008-01-16 15:29:00
  • 896:

    名無しさん

    意味ないやんWWW

    2008-01-16 16:14:00
  • 897:

    sage

    2008-01-16 17:02:00
  • 898:

    名無しさん

    書いて?
    あらしほっとこ?

    2008-01-16 17:35:00
  • 899:

    名無しさん

    止めて?
    信者ほっとこ?
    おもんないのに書くの??

    2008-01-16 17:38:00
  • 900:

    名無しさん

    ヌシ逃げんとコメントせぇや仲間おらんとスカみたい?

    2008-01-16 17:48:00
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  • 923:

    名無しさん

    あたしもそれ一番許せんわヌシの性格出てるとこやな?

    2008-01-17 17:34:00
  • 924:

    名無しさん

    どこがパクリなん?パクリ言い出した人意味わからんな

    2008-01-17 17:59:00
  • 925:

    名無しさん

    どこがパクリなん?パクリ言い出した人意味わからんな

    2008-01-17 17:59:00
  • 926:

    名無しさん

    >>928*(参照)

    2008-01-17 18:20:00
  • 927:

    名無しさん

    >>928*(参照)

    2008-01-17 18:21:00
  • 928:

    つばさ

    自称・本カノを読んでくれている方がいますので、ここで辞めるのは無責任だと思いますし、完結したいという私のワガママもありまして続けたいと思い自称・本カノ【2】を作りました。しかし沢山の批判を受け、スレが上がると不快な思いをさせてしまうと思うのでsage更新で書きます。続きを読もうと思う方は御覧下さい。
    http://bbs.yoasobiweb.com/read_i.php?tb=chat_shosetu&id=6960

    皆様にご迷惑をおかけしてすみませんでした。

    2008-01-17 21:25:00
  • 929:

    出会い系

    2008-01-24 00:39:00
  • 930:

    出会い系

    2008-01-24 08:02:00
  • 931:

    出会い系

    2008-01-24 16:17:00
  • 932:

    出会い系

    2008-01-24 18:34:00
  • 933:

    出会い系

    2008-01-25 02:45:00
  • 934:

    出会い系

    2008-01-25 03:02:00
  • 935:

    出会い系

    2008-01-25 05:52:00
  • 936:

    出会い系

    2008-01-25 18:30:00
  • 937:

    出会い系

    2008-01-26 02:32:00
  • 938:

    出会い系

    2008-01-26 06:14:00
  • 939:

    出会い系

    2008-01-26 17:42:00
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