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?ハナ・花?
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1:
☆
『なーッ!コレなんやと思うッ?!』トキ。それがあんたの名前。ハナ。それがあたしの名前。
ハナ『知らんしッ!もーッ!!先いくで!』あたしは歩く。トキ『なー?琉依コレ何ぃー??ワラ』
翔樹(とき)はパラパラと雨が降っているにもかかわらず見えないシッポをフリフリとしながら閉じたままの傘で“ソレ”をつつく。2007-12-06 23:16:00 -
2:
ハナ
琉依。それはもう1人の男の子、あたしの好きなコの名前。
琉依『知らへーん!ハヨいかな花に怒られてまうわ…。』と先に歩くあたしの後に続く。
翔樹『おもんなーッ!もーちょいで見れたのになー?濡れてなかったら家にもって帰るのにぃー。』とプゥッというような顔をしてあたし達の後を追い掛けてくる。2007-12-06 23:48:00 -
3:
ハナ
そう…翔樹が一生懸命になっていたのは“エロ本”。昔は良く落ちてたなー。。誰が捨てとんねん。ワラ
琉依はあたしの前をポケットに手を突っこんだまんま歩いてる。翔樹は傘をフリフリと振り回しながら歌を歌ってる。
あたしは…真ん中でトボトボ歩いてる。
あたし達は小学生5年生。2007-12-06 23:53:00 -
4:
ハナ
あたしに元気がナイ理由。今日の昼休みに女子にトイレに呼ばれて…『お前調子のるなょ!』となぜか頭をぶたれた。あたしは『はぁッ?!何でこんなんされなアカンねん!』という気持ちを押さえた。
琉依に『アレやでー?女子て怖いからイジメとか凄いやろ?だから花はいじめられても何も言わんと俺と翔樹にだけ言えなー?』と優しい言葉をかけてくれていたから。
翔樹はその言葉を聞いて『ん…。俺花にそんなんするヤツおったら女でも殴るわッ!ワラ』と嘘でも嬉しい言葉をかけてくれてた。2007-12-07 00:03:00 -
5:
ハナ
2人とも優しい。
大好きや…。
だからこそ言えやん…。
…いじめなんて。
あたし達の家は団地。
3人そろって団地やからにぎやかやねんなー。
あたしらの親同士もめっちゃ仲イイから結構皆でご飯食べに行ったりとか多い。2007-12-07 12:41:00 -
6:
ハナ
翔樹『これからはさッ!俺達3人に内緒って文字は無しなッ?!だから言うわ!俺ハナの事すっきやねん!ワラ』ニコニコと…それでも本気だという目をしていた。それを聞いて琉依は『俺もハナちゃんすっきやわー(−Q−)勝手に翔樹んトコ行ったらダメやでー』と恥ずかしさの欠片もなくジャングルジムの1番天辺で空を見上げながら言う。
2007-12-07 12:47:00 -
7:
ハナ
花『あたしは…』
言おうとした時、『お前は言わんでええ。』翔樹が言う。『ハナちゃんは言わんでええょー。俺らはプライドがあるからハナちゃんに告ってーんワラ』琉依までそういう。
何かあたしだけハミられてるよーな気がしたからでーッかい声で『あッたしは2人ともだーいすきやでー!』と叫ぶと翔樹は少し顔を赤くしながら『そりゃないわハナーワラ』と笑う。
琉依も『フラれたなーワラ』などといいながら笑う。
あたしは『あんたら2人ともスッキやしなッ!』と言い歩いた。
思い出せばそんな事もあったんやー。2007-12-07 12:54:00 -
8:
ハナ
あたし達はそんな風に内緒はダメやて言うてたのに…あたしはいじめにあってると言うことを言えずにいた。弱いとか思われるんは嫌やったから…。
2007-12-07 14:59:00 -
9:
ハナ
いじめは段々エスカレートしていった…。体育で男子と別々に着替えしてる時とかに『死んだら?ワラ』なんて言葉も浴びせられた。
いじめてくるヤツらは多分、翔樹と琉依が好きなコ達なんだろう。
いつも2人が一緒にいるときには何もしてはこないし、あたしがいつも2人と一緒なのが気にいらないんだろーな…。2007-12-07 15:03:00 -
10:
ハナ
あたしは知らない内に2人を避けていたのかな…?
放課後…
まだクラスに何人かいる。あたしは何をしたからいじめられているんだろう…と椅子に座ってボーッとしていた。
頭にボールが当たる。
しかもバスケットボール…メチャクチャ重みがある。ハナ『痛ッたー』頭を撫でながら後ろを見ると男子が何人か笑っていた。2007-12-07 15:08:00 -
11:
ハナ
『…マジないわ…男子までいじめに加わりだした…。……ヤバイな…』
あたしは自分の身を守らなアカンと思い、教室から出ようとするけど男子にドアを閉められた。2007-12-07 22:08:00 -
12:
ハナ
『…どうしよ…』さすがにいつも強がっているあたしも泣きそうになる…。
『泣いても逃がさへんで』そんな事を男子はあたしに言ってくる。
最近いじめの漫画とかがいっぱいあるからやろう…。今日はあの“2人”は用事とか何とかで学校が終わってからすぐ帰ってしまった。2007-12-07 22:14:00 -
13:
ハナ
男子達はあたしを教室の1番奥の窓のトコロに連れていき、カーテンであたしをぐるぐると包み縄跳びで体を縛った。
あたしは何も見えないのと余りの怖さに何1つ言えないでいた。2007-12-07 23:04:00 -
14:
ハナ
あたしはもうアカンと思い涙を流した。
(ガラガラッ!)ドアが開く音…先生ッ?!
あたしは少し安心する。
だけど声が違う。誰?
『僕のハナちゃんに何やってーんの???』
あたし(僕のハナちゃん???誰ょ?!)段々とわかってきた…千和!!
2007-12-07 23:09:00 -
15:
ハナ
千和『…マヂきれるで?』千和が怒った時の声や…。(カチャカチャ)あたしの体を縛っていた縄跳びの紐が外されて千和の顔が見えた…。
千和は本気の顔をしてあたしに向かって『ハナちゃん…大丈夫?怖かったやろ?……殺してきたるわ…』
もの凄い殺意に満ちた顔で男子にちかずく…2007-12-07 23:15:00 -
16:
ハナ
千和は構える男子に向かって殴りかかる。男子の中のリーダーのコは目をつむる。千和はそのコの目の前スレスレで腕を止め『僕大人やから殴りはせんから…。でももう1回やったらホンマに殴るからね…』
と、ムスッとした顔であたしのトコロに戻ってくる。あたしは安心して千和に向かって腕を伸ばす。
そしたら何と!!!2007-12-07 23:29:00 -
17:
ハナ
いきなりキスしてきたのだ…。あたしまだ5年生…。その後にファーストキスということに気がつく…。
ハナ『ちょーッと待ってょ!』と千和を押す。
千和は『イャ…』といいながらあたしを抱き締める。2007-12-07 23:33:00 -
18:
ハナ
教室におった男子は皆教室から出ていっておらへん。あたしが目をつむった瞬間…『ぉいコラ何さらしとんじゃボケーッ!!!』翔樹の声や…。安心するあたし。その後ろからまた声がする。『ていうかなぁー?帰ってくるんやったら言いゃ…。ハナちゃんかてビックリするやろー?』琉依や。その声であたしを抱いてた腕を放す千和。
『君らが守ってあげてないからやんかぁー(−ε−●)』千和はあたしの頭をポンポンと優しく撫でる。2007-12-07 23:41:00 -
19:
名無しさん
何これ?(笑)小説?(笑)意味不明なうえにおもんないし(笑)
2007-12-08 00:05:00 -
20:
名無しさん
普通にわかるけど…。
何か理解できないとこあったん????
ゆっくり読んでったらいーやん〜?2007-12-08 03:00:00 -
21:
ハナ
19さん→すいませんッ!意味不明でッ!!ワラ
とにかく少しでも読んで頂いたコトに感謝します☆
20さん→フォローありがとーございますm(__)m↓
20さんみたいな方がいてくれて嬉しいです(≧ω≦)まだまだ読んで頂けたら嬉しく思います(*´∀`*)♪2007-12-08 03:32:00 -
22:
ハナ
18から↓
2007-12-08 03:33:00 -
23:
ハナ
千和はあたしの目を見つめながら『安心しーな?もう大丈夫やで』と優しく微笑んでくれた…。
あたしは翔樹と琉依に向かって『あんなー?千和にキスされたぁー(><)ワラ』と言うと、翔樹『…はぁ?!お前何やってんねん?!聞いた???琉依?!』
と琉依に向かって目をおっきくしながら話す。2007-12-08 03:37:00 -
24:
ハナ
琉依『…聞いてますー(__)てか千和もいい加減にしーな俺も翔樹も怒るで?ワラ』と呆れた顔をしながら千和を睨む。
千和は少し尖った八重歯を見せて笑いながら『翔樹のもんでもないし琉依のもんでもないでしょ?もちろん僕のもんでもナイけどね』とあたしの顔を覗きこみながら言う。2007-12-08 03:41:00 -
25:
ハナ
千和はそう言われて『…僕にはわからへん…』と、あたしを見つめていた顔が厳しい顔になって教室から出ていく…。
千和はあたしの事が好き。やから本物の男子の翔樹と琉依に負けてしまう事が悔しいらしく、『女の子やろ?』と言われると悲しそうな顔をするのだ。2007-12-08 03:49:00 -
26:
ハナ
琉依はそんな千和を見て『あー…言ってしもた…。……翔樹?ハナちゃん頼むわなー』と千和の後を追い掛ける。
2007-12-08 03:52:00 -
27:
ハナ
あたし『…ていうかな』
あたしは考えてみた。
翔樹『…ん?何?』と机の上に座ったまんまあたしを見る。あたし『ていうか!何で千和がおるん??!
来るなら言ってくれるハズやん?!夢?!』あたしは目をおっきくして聞く。
翔樹『アホかぁー。どうせ千和のコトやから花をビックリさせるためにやろ?』と言う。
確かに千和はあたしを驚かせるのが大好きゃ…。
でも“千和が何でココにおるんやろ…”
2007-12-08 14:55:00 -
28:
ハナ
そぅ…。千和は親がデカイ会社の娘で大阪から東京に移らないといけないコトになり3年生の時に東京に行ったハズ…何でやろ…。
1人で考えていると翔樹に現実に戻される。
『琉依達んトコいこか…』翔樹は教室から出ていった。2007-12-08 14:59:00 -
29:
ハナ
あたしは翔樹の後を追い掛けながら、もう1つ疑問があるコトに気が付く。
花『なー?何で翔樹と琉依は学校に来たわけ???用事あるて言うてたやろ?』あたしは不思議に思った。だっていきなり走ってきたしな…。何でー…?2007-12-08 15:02:00 -
30:
ハナ
翔樹は歩くスピードをあたしに合わせてくれて話出す。翔樹『お前ホンマに忘れてんの?』花『何をょ!?』考えるけど分からへん。翔樹『お前の誕生日やろー(`´)?だから俺と琉依でプレゼント買いに行ってたんやんか!怒』
と怒った顔をする。
花『そういえばあたし…誕生日やぁ!!!嬉』
いじめられてたコトで忘れていた。2007-12-08 15:07:00 -
31:
ハナ
翔樹は何も言わずに走りだした。花『?』
よく見ると前の方に千和が立っていた。琉依が座り込んでいる。花『どしたん』あたしも走りだす。
翔樹『千和ッ!お前何してんねんな!?』と走って千和にちかずくと、千和は1歩こちらに動いて勢いよく翔樹を殴った。2007-12-08 15:11:00 -
32:
ハナ
あたしは足を速めて倒れこむ翔樹と琉依のトコロにいく。花『千和ッ?!何してんの!』と千和を見ると千和の口もキレていた。
花『どしたん?!』と千和と琉依に聞く。
すると千和が口を開く。2007-12-08 15:14:00 -
33:
ハナ
千和『いい加減にしろゃ。お前ら花のコトは任せろて言うたんじゃないんか!
俺だって怒るし!何で花がいじめられてんのに気が付かへんの?!
俺の方が…。』
そこで勢いは途絶えて千和は歩いてあたしに向かってくる。2007-12-08 15:18:00 -
34:
ハナ
千和はあたしの横を通り過ぎていく。千和『2人の手当てしたってな…』小さい声であたしだけに聞こえるように言って、ドコかに行ってしまった。
2007-12-08 15:21:00 -
35:
ハナ
あたしが(ボー)と立っていると琉依が叫びだした。琉依『だーッ!!!何やねんてアイツ!』といつもはそう熱くならない琉依が砂の上に寝転がる。そして小さく『相変わらずメッチャ強いわぁーワラ』と殴られたほっぺたを押さえながら目をつむる。
2007-12-08 15:24:00 -
36:
ハナ
あたしが(ボー)と立っていると琉依が叫びだした。琉依『だーッ!!!何やねんてアイツ!』といつもはそう熱くならない琉依が砂の上に寝転がる。そして小さく『相変わらずメッチャ強いわぁーワラ』と殴られたほっぺたを押さえながら目をつむる。
翔樹『ホンマそれーワラ。
痛ったいわぁー』と翔樹も目をつむる。2007-12-08 15:25:00 -
37:
ハナ
その後で2人揃って『気付いてあげれんくてゴメンな…』と言ったもんやから泣いてしまった。
それから保健室に救急箱を取りに走った。2007-12-08 15:27:00 -
38:
ハナ
あたしは何も言えずに2人の手当てをする。
2人は『ホンマごめん』と何回も何回も謝る。
あたしは頷くだけでいっぱいいっぱいやった。
2人の手当てが済んであたしは2人に向かって『あたしも言われへんくてゴメンな…。千和の手当てしてから家に戻るから先に帰ってて?電話するから。』と言うと2人は何も言わずにニコッと笑って頷いた。
あたしはそれを見て走りだす。2007-12-08 15:31:00 -
39:
ハナ
千和は校舎の外っ側についた水道のトコロで口をすすいでいた。
あたしはゆっくり近付き、『琉依に殴られた?痛かったやろー?ゴメンな…』と後ろから謝る。
千和は後ろを振り返り、あたしに向かって『謝らんといて…?大丈夫やで?2倍返しにしといたからね…』と少し元気がナイ声で笑う。2007-12-08 15:36:00 -
40:
ハナ
あたしは頷き、千和の口の端にバンソーコーを張り、保健室に返しに行った。
その後2人で話しながら家に向かって歩きだした。2007-12-08 15:39:00 -
41:
ハナ
あたしは歩きながら千和に聞く。花『なー?何で千和ココにおるん?』千和は辺りを見渡しながら言う。
千和『ここらへん変わったね。ていうか僕おったらアカンかった?』
ハナ『ちゃう??!千和が帰って来てくれて嬉しいッ!ケド何でおるん?お母さん達は?』
あたしはまた聞く。2007-12-08 21:49:00 -
42:
ハナ
千和『東京に置いてきた』それだけ言う。
あたしは意味がわからず千和に質問攻め。
花『何で?ていうか何で千和だけ帰ってきたん?
どーなってん?!』
最後の方は熱くなり過ぎて怒ってるみたいやった。2007-12-08 21:53:00 -
43:
ハナ
千和は少し笑顔になって、『僕な、また4人で遊びたくなってん…。東京行っても引っ越し引っ越しで友達とか出来へんかったから、ずーっと1人やってん。
…んでどうしても大阪に帰って来たかったから父さんに言ったらお手伝いさんつけるっていう約束で良いって言われてん。あんな人間でも一応心配する心は持ってるらしいわ…。
ホンマは隔離しときたいだけかもしらんけどね…ワラ』淋しそうに言った。2007-12-08 21:59:00 -
44:
ハナ
あたしは話しを聞いてて焦った。(アカン!千和は女の子やッ!あたしより断然美人やしお手伝いさんが居らへん間に変な人に…ッ)
あたしが1人でブツブツと呟いていると隣にいた千和が笑う。
千和『ていうかなぁー…。花ちゃんホンマにいじめとかにあってたんやったら2人に言わなダメやんか…』とあたしの顔を覗きこむ。2007-12-08 22:06:00 -
45:
ハナ
花『ぅん…。迷惑かけてゴメンな…?』と千和に謝ると千和は『うんッ?』と頷いた。
それからもしばらく色々と話しをしながら団地に向かう。
団地が近くになり、千和が遠くの方を指さす。
あたしが見てみると翔樹と琉依が立っていた。
翔樹は大きく手を振っている。
千和は胸のトコロで小さく手を振りながらあたしに向かって『いっといで?』と微笑みながら言う。
あたしは嬉しくなって千和に向かって頷き走る。
後ろでは千和が…
前では翔樹と琉依があたしを見守ってくれてる。
幸せやと思う今日この頃…2007-12-08 23:12:00 -
46:
ハナ
第1話ークローバー
おわり…2007-12-08 23:14:00 -
47:
ハナ
こんばんわッ??
主です(*´∀`*)?
すいません!
第1話ークローバーというのを最初に書き忘れてましたッ(o‘∀‘o)?
もし読んでくれてる方がいたらカキお願いしますッ?楽しみにしてます?
ぢゃーまだ続きますので
よろしくー\(^_^ )( ^_^)/2007-12-08 23:19:00 -
48:
ハナ
第2話ーいつも一緒ー
2007-12-09 01:14:00 -
49:
ハナ
あたしは翔樹と琉依のいる場所まで走る。
花『遅くなったー!ゴメンな?』そういうと翔樹が『ホンマやわー!遅ッそい!』と言ってきた。
あたしは『しゃーないやぁん?!千和と乙女チックな話ししてたんやもん!ワラ』と言うと今度は琉依が『そんなん言うたら千和に怒られるょ?ワラ』と自分がさっき殴られたほっぺたを指さしながら言う。2007-12-09 01:20:00 -
50:
ハナ
3人で笑っていると後からゆっくりと歩いてきた千和があたし等に向かって『何3人揃って笑ってんの?
僕は入れてくれへんの?』と可愛く笑う。
その後で翔樹と琉依に向かって『…さっきはゴメンな…。カッとなってしまったから…。』と2人を見る。2007-12-09 01:28:00 -
51:
削除削除されますた
あぼ~ん -
52:
ハナ
2人は千和を見てニコーッと目を細めて笑う。
琉依『全然気にしてないよ?俺等かて花ちゃん守れやんかったからな…。全部なかったコトにせーへん?』と千和に言う。
千和は安心した顔で頷く。翔樹は口を尖らせて『ていうかなー!?お前ホンマ強いな!相変わらずやわ!』と千和に言う。
千和はその言葉を聞いて嬉しそうな顔をして『花ちゃん守るために鍛えたからなー』とあたしを見て笑った。2007-12-09 01:43:00 -
53:
ハナ
あたしはその言葉を聞いて照れてしまって、『あッ!そうやぁー!』と誤魔化して団地に向かって走る。
翔樹は『俺そろそろ家帰るでー?!オカンが今日は花ン家でお好み焼きするて言うてたで!!』と遠くで手を振っていた。琉依も手を振る。千和はニコニコして手を振っていた…。
(アカン)あたしは走って千和のトコロに行く。
翔樹『何ゃねん?忘れ物?』あたしは『千和忘れた』と千和に向かってニコッと笑うと千和は(え…ッ?)と不思議そうな顔をしていたがお構い無しで手を握って団地に向かって走った。翔樹『何ゃねんアイツは』その言葉が耳に聞こえた。2007-12-09 12:35:00 -
54:
ハナ
千和は相変わらず(ドコいくん?)と不思議そうにしてたからあたしは『今からあたしのお母さんトコ行こッ!』千和は『何で?後で挨拶するょ?』と笑っている。あたしは『ちゃうちゃう!千和は一応女の子やねん!だからなー絶対1人で暮らしたらアカンねん!』と1人で張り切って階段をのぼる。千和は後ろで『イヤゃー!花ちゃんと住むとかドキドキして寝られへーん!』と笑っている。
パッとみても分かる。本間は淋しいんやろぉ。メッチャ可愛い。2007-12-09 12:40:00 -
55:
ハナ
あたし達は家の前についた。あたしは勢い良く扉を開ける。(バンッ!)するとお母さんが廊下に立っていて、後ろにいる千和を見る。千和はニコッと笑い『こんにちわ(・∀・)お久しぶりです花ママ』と言った瞬間、お母さんはあたしが見えてないのか、あたしを押し退けて(キャーキャー)言っている。
2007-12-09 12:45:00 -
56:
ハナ
花『なーんなんオカンッ!千和がビックリしてるがなッ!』母さんはそんなあたしの言葉を無視して千和に抱きつく。花ママ『千和ー!メチャクチャお久やねー?元気してたぁー?』あたしは(お久)という言葉を母が使ったコトにショックを受けた。母さんは千和に話す時間も与えず、『お父さーん?!』と叫ぶ。
父さんは頭にバンダナを巻いたまんまドアを開けてあたし達を見る。それから父さんは千和を見つけるなり走って来て千和を抱き締める。花パパ『千和ちゃん!久しぶりやな!元気してたか?!今日はお好みするからな!いっぱいたべや?』と一生懸命話している。2007-12-09 12:53:00 -
57:
花
あたしは呆れて『なー?父さん?それセクハラになんで』と言うと父さんは慌てて手を放し『あッ!ホンマやぁー!ゴメンなー?』と天然可愛いキャラで千和に微笑む。千和はその言葉を聞いて、父さんの腕を引っ張り抱き締める。千和『僕男の子ですからー』とあたしの顔を見て(いーッ)と歯を見せた。
2007-12-09 12:58:00 -
58:
花
父さんは顔を赤くして『ぅわー!アメリカンやぁー!もぉメッサどきどきするわぁー!』と笑う。母さんはそれを見てて怒るどころか『いいなー?あたしもしてー!』と千和に抱きついて貰ってる。
あたしはそんな光景を見ていて思い出す。
(あッ!千和!)2007-12-09 13:01:00 -
59:
花
あたしは母さんの肩を掴み、『母さん!千和今日からお手伝いさんと暮らすんやて!アカンよな?!お手伝いさんが居らへん間に襲われるよな?!一緒に住もや!』と必死で話す。
千和はそんなあたしを見て(ホンマに言った…)と言うような顔をしていた。2007-12-09 13:04:00 -
60:
花
あたしが母さんの顔を真剣な眼差しで見ていると、父さんが猛スピードで使われてない部屋を片付けだした。母さんは千和とあたしを見ながら『アカンッ!こんな花より断然可愛いこのコを1人には出来へん!あたし千和パパに電話してくるわー!』母さんも猛スピードで電話を取りにいった。あたしはこんな親が好き。
千和『花ちゃんがこんなん言うから…何か変なコトになってもーたやん。』少し笑いながらあたしのほっぺたをつまむ。あたしは楽しくなって千和の手を引いて家の案内をした。っていっても千和も元はココの団地に住んでたから良くわかってる。
あたしは浮かれてたんや。今日から家族が増えたーみたいな?2007-12-09 14:07:00 -
61:
花
あたしには兄弟ってもんがおらんからメッチャ嬉しかってん。っていってもあたし等4人は皆1人っ子やからあたしだけ得した気分。
少したつと母さんが戻ってきた。花ママ『千和!千和パパいいやってー?でもその代わり千和パパが渡す金はちゃんと自由に使ってくれとのコトです(><)』と喜ぶ母さん。
父さんもしばらくすると『千和ちゃん?この部屋なー使ってなかったから使い?花パパ頑張っちゃった?』と2人共ウッキウキや。千和は嬉しそうな顔をして頷いた。2007-12-09 14:56:00 -
62:
花
あたしは皆が来る時間までまたれへんくて千和を連れて下の階の翔樹のトコロに行った。翔樹は琉依と一緒におった。あたしは嬉しさの余りに座ってゲームしてる2人の肩を抱いて、『今日から千和あたしの家に住むんやでッ!』と言うと翔樹と琉依は『嘘やん?!』とだいぶショックだったようで凹んでた。ワラ
2007-12-09 15:00:00 -
63:
花
あたしは『また後でおいでな?』と2人に言うと、2人して『あーぃ』と手を挙げた。それをみてあたしは千和と手を繋ぎ自分の家に帰る。すると父さんと母さんが話してるのが聞こえた。花『何話してんやろ?』千和『本間は嫌ー的な?』花『絶対なぃ…。』でも少し不安になりドアに耳を着けて聞く。
花ママ『今日は後で皆くるからベッドとか買いに行かれへんなー』花パパ『せやなー。明日休みやから明日2人連れて行こか!!』メチャクチャはしゃいでる。花『ほら!あたしの親は千和好きやからなー?』笑うと千和は『僕も花ママと花パパ大好きやわー!花ちゃんもメッチャ好きやで?』と笑う。あたしは恥ずかしかったから下向いた。2007-12-09 15:07:00 -
64:
花
千和はそんなあたしを見て口に手を当ててあたしの髪をクシャクシャッとして外に出ていった。あたしは(アレ?)と思い、千和を追い掛ける。千和は気付いてるのか気付いてないのかわからないケドふらふらとドコかに行く。
2007-12-10 01:22:00 -
65:
花
千和は団地の近くの花屋の前に立っている。それから花屋の中にいるオバチャンに手を振っている。それから少し話しをした後、千和が花を指さしている。
オバチャンは千和が指さした花を笑顔て店の中に持っていった。千和はポケットからお金を出してオバチャンにわたす。オバチャンは『ありがとー』と笑顔や。千和は隠れていたあたしのトコに来て『はぃッ!花ちゃんにプレゼント!今日はこんなんしか買えやんかったけどもっといいもん買うわなー』と笑って買ってきた花をあたしに渡す。2007-12-10 01:41:00 -
66:
名無しさん
おもろい(・∀・)
2007-12-10 02:33:00 -
67:
花
67さんありがとぉッ??良く読み返してみたら何かココ意味おかしいしッ!て思うトコめっちゃあるねんなー(−Q−)。。。またココはこんな感じでって言うのがあったら言ってくださいッ??
またカキお願いします?
頑張ってこれからも書きますねー(*/ω\*)?2007-12-10 02:39:00 -
68:
花
66から↓
2007-12-10 20:13:00 -
69:
花
あたしは嬉しさと恥ずかしさで顔が赤くなる。千和はあたしを見てニコっとしたがまた口に手を当てて下を向く。あたしは『どしたん?』と聞く。千和『…別に何もなぃよ?ただちょっと…体暑くて…』良くみたら顔赤いかも…?あたしは千和の手をのけて自分の手を千和のおでこに当てる。
(顔ツルッツルやぁ…。あッ熱あるかも!)あたしは自分の手をどけて千和の額に自分の額をくっつける。千和はあたしがくっついてるコトに緊張してたのか熱が上がってるみたいやった。
あたしが離れたら『はぁ…』とため息をついて『とにかく戻ろっか?皆来てるかもやし…』としんどそうに言う。2007-12-10 21:17:00 -
70:
花
あたしはその言葉に頷いて『でもしんどくなったら言うてな…?』と聞くと千和は『うん。ありがと…』と口を押さえている。
千和はしんどくなると口を押さえるらしい。(いけるかな…?)もう外は暗くなりはじめていて街灯がついた。2007-12-10 21:20:00 -
71:
花
あたしは千和の手を握って歩く。ケド千和は手を放す。(どしたんやろ…。嫌…なんかな?)あたしはそんなことを考えていたら、やっと団地に着いた。
あたしは普段使わないエレベーターを使って千和を家まで運ぶ。
千和は何一つ話さなくなっていた…。(メッチャしんどそーゃ…)あたしは自分の家の階につくとドアを叩く。2007-12-10 21:25:00 -
72:
花
(ガチャッ)ドアが開く。琉依や…。あたしは翔樹に向かって『千和の部屋に布団しいて!』翔樹は『どないしたん? 』と聞いてきたが、今はそれどころぢゃナイ…。『お願い!早く!』翔樹は察してくれたらしく千和の部屋に入って行った。琉依はドアを押えてくれていた手を放して『ぃけるかー?代わるわぁ』と千和を背負ってくれた。
2007-12-11 08:53:00 -
73:
花
(重いッ!)腕が疲れ果てていた。廊下に目をやると翔樹がピースしている。あたしが『でけた?』ときくと、翔樹は『あったりまえゃー!』と笑った。
2007-12-11 08:59:00 -
74:
花
琉依はそんな翔樹を見て、『なー…。そんなんエエから手伝って?』と必死に千和をおぶっている。翔樹は『俺が布団ひいたったのに…。でもいっか!後で千和にお菓子おごってもらお』と走ってくる。2人は必死に千和を運び、あたしは看病の準備。
2007-12-11 17:20:00 -
75:
花
あたし達がガヤガヤしていると、閉まっていたリビングのドアが開く。(母さんや…)あたしはすぐに母さんに『なーッ!千和が熱だしたッ!どないしよ…何食べさしたらいい?』あたしが聞くと母さんは『うっそ!あんたらおっそいなて思ってたら千和熱だしてるの?!病院は今日休みやから明日連れていくわ!ご飯は…おかゆ作ろか?』とあたしに言う。
2007-12-11 17:25:00 -
76:
花
あたしは少し考えて『いいッ!自分でつくるわぁ!』と母さんに言うと『あんたつくれるんかいなッ!?メッチャまずいん食べさしたら千和熱上がるやん!』 (何やねん…このババア)あたしはイラッとくるのを抑えて母さんからお金をもらう。あたしは翔樹と琉依とでスーパーに行った。
2007-12-11 17:31:00 -
77:
花
あたしは琉依のチャリの後ろに座る。スーパーについてカゴにおかゆの材料を入れる。っていっても鮭くらい?千和が何を好きで何がキライか何かわからへんケド適当にリンゴとか買って帰った。
2007-12-11 17:34:00 -
78:
花
家のドアを開けたら千和の部屋から母さんが出てきた。『ちょッと!千和襲ったりしてないやろな?!』あたしが聞くと母さんは『アホかー!千和は綺麗過ぎて触れません』と笑っている。『確かに…』あたし等も笑う
2007-12-11 17:37:00 -
79:
花
あたし達は千和の様子を見に行く。ぐっすり寝てる。(ホンマ可愛いな…)そんな事を考えて(アカンッ)と目が覚めたのでキッチンに“おかゆ”を作りに行った。翔樹と琉依の父さんと母さんがいた。あたしは『皆来てくれてたーん!ゴメンなーッ!ヒロインは遅れていきますm(__)m。。』と調子に乗った事を言うと皆『花が来るのまってたわー!千和のご飯ハヨつくったりなー』とニコニコや。あたしは『任してやッ!』と偉い人みたいに腕組んで言うと翔樹が『ハヨせんかぃ!ワラ』と頭を叩く。花『あーぃ?』と笑いながらおかゆを作る。
2007-12-12 14:11:00 -
80:
花
おかゆが出来て翔樹が『んじゃッ!持っていこか!』と言ってくれたけど、せっかく来てくれたんやから『先食べといて?あんた等お腹空いてるやろー?ワラ』と言うと翔樹は『ホンマに?!じゃー食べとくなー!』とリビングに行った。琉依は『本間にいいの?俺も待つで?』と言ってくれたけどあたしはそこまでお腹空いてへんかったから『うん!大丈夫や!先食べて?』と言うと『ありがと』と笑いリビングにに行った。
2007-12-12 14:15:00 -
81:
花
千和の部屋に入ると千和が丁度目が覚めたらしく、頭に乗せてたタオルを取る。『千和おきたん?今ご飯つくってきたんやけど食べれるかな?』と聞くと千和は『花ちゃんの誕生日やのにゴメンな…。大丈夫。食べれる。花ちゃんもご飯食べといで?』と言ってくれる。千和は昔から(ありがとう)と言うところは言う。(ごめん)て言葉も良くつかう。それから人の事ばっか考えてる。
2007-12-12 14:19:00 -
82:
花
あたしは思い出した…。2年生の時に千和があたしに言った言葉を…。『僕は親に好かれてないんかな…』淋しそうに…今にも泣き出しそうに言ってたっけ…。千和は皆にかまってもらいたいクセに自分で壁をつくって1人になる…。
メチャクチャ淋しい子や。あたしは千和に何してあげれるんやろ…。2007-12-12 23:38:00 -
83:
花
あたしが考えていたら千和が話しかけてくる。『花ちゃん?どーしたん?』あたしはハッとして『…何もない…』と千和のトコロに小さい机を置いてご飯を置く。千和は『どーしたん?元気な…』千和が言いかけた瞬間あたしの目から涙が流れた。『花ちゃん?何でなくん…』あたしは『ごめんッ』と言って部屋から出た。トイレに籠もる。(何であたしが泣いてるんょ…)わけがわからなかった。
2007-12-12 23:49:00 -
84:
花
あたしは泣き止み、もぉ1度千和の部屋に入る。千和は一生懸命ごはんを食べている。(しんどいやろな)あたしは『さっきゴメンな!てかムリして食べんといてゃ?』千和はあたしを見て『ぅん。ちょっとしか食べれないかも…。ゴメンね?』と言った。あたしが頷くと千和が『さっきは何で泣いてたん?…僕何か言った?』と言う。
2007-12-13 10:20:00 -
85:
花
あたしはその言葉で千和のトコロに座りスプーンを千和から取る。1度スプーンをテーブルに置く。『ゴメンな…。何か千和が1人で居るのが淋しそうに見えて仕方なかった…から。千和はずっと1人やったやん』あたしが言うと同時に涙がまた出てくる…。『…そんなん気にせんでいいのに…。僕は大丈夫やで?花ちゃんが思ってる程淋しくない。花ちゃんも翔樹も琉依も居る。』そう微笑み、あたしの顔を見て笑う。あたしは何も言われへんかった。……嘘つき………
2007-12-13 10:25:00 -
86:
花
千和は『花ちゃん?ご飯食べといで?僕は多分明日には元気なってるわー?花ちゃんが主役やねんから今日は…な?』千和がそう言ってくれたからあたしは『わかった…。食べたらそのままにしてて!あたし後でとりに来るから!残してもいいからな?!』あたしは部屋から出てリビングに行く。
2007-12-13 11:14:00