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†空賊†
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1:
鋼◆hsF3gEfPG6
私は昔の夜遊びで、小説を書いていたんですが、再びまた書きます。
新種のジャンルの作品になっています。
2007-12-09 05:27:00 -
2:
鋼◆hsF3gEfPG6
【臨時ニュース】
テレビ画面の上にチカチカと点滅しながらその文字が流れた。
【空賊警報。B区は注意してください】
2007-12-09 05:33:00 -
3:
鋼◆hsF3gEfPG6
リビングで、12歳くらいの少年がつまらないテレビを退屈しのぎに見ていた時に、速報を知らせる音と同時に流れた臨時ニュース。
少年はソファーから身をのりだし、画面に釘付けになったのだ。そしてあわただしく立ち上がり階段を駆け上り、ためらうことなくベランダへと続く窓を開け、素足のままベランダへと出ると同時に頭上はるか空を見上げる。
大きな分厚い雲を真っ赤に染まる太陽が空をオレンジから赤に染めていく空を見渡す。2007-12-09 05:42:00 -
4:
鋼◆hsF3gEfPG6
街の中は、サイレンが鳴り響いていて拡声器から、避難を指示する声が壁伝いに反音をして響き渡っている。それを聞いた外にいる人達は、あわただしく走ってビルや家の中に入っていく。
少年は緊張しながらも、目をまぁるく見開き空を見渡していた。分厚い雲と雲の隙間から見える飛空艇の影が、一瞬見えたからだ。街に響き渡っているあらゆる音や、騒がしく走り回る避難する人たちの声さえ気にする事なく、ベランダの手すりに震える手を置き、シルエットを見逃すまいとまばたきさえせずにじっと見ているのだ。2007-12-09 05:50:00 -
5:
鋼◆hsF3gEfPG6
ぐいっ! 少年はいきなり腕を引っ張られ、ベランダから家の中に引きずり込まれた。振り向くと視界には、少年の母親の姿。母親は窓を慌てて閉め鍵をかけて二重になっている遮光カーテンを閉めた。
「母さん?!大丈夫だよ!」少年は、息を切らしている母親にそう話しているのを無視して、クローゼットの扉を開いて、クローゼットにたてかけてある銃を取出し引き出しから銃弾をいくつもセットしはじめた。2007-12-09 05:57:00 -
6:
鋼◆hsF3gEfPG6
母親の額には、毛穴から吹き出した汗がたらりと頬を伝いポタリと落ちていく。 大きな銃のロックを外して、母親は首にキラリと輝く一粒の石がごろんと付いたネックレスを慌てて取り外し、少年の首にネックレスを付けたのだ。
「?母さん?」少年が問い掛けようとすると、母親は人差し指を口に当て、しーっと汗を垂らしながら合図すると少年は、いつもと違う母親の行動にうなずくしかなかったのだ。2007-12-09 06:04:00 -
7:
名無しさん
何か変に色んな言葉使って難しぶってるけど文章おかしいから普通に書いた方がいいで
2007-12-09 06:08:00 -
8:
鋼◆hsF3gEfPG6
外からのサイレンの音が締め切った窓の外から聞こえてくるだけで、家の中はしんとしていて、あじわった事ない緊張感と恐怖感が少年と母親を襲っていく。少年は、理解できないままその場に立っている。足はガクガクと震え、恐怖と緊張でいまにも倒れてしまいそうだ。
母親は、銃を持ったまま少年の目をじっと見てこう話した。少年はいつもと違う母親の姿になんとなく危険が迫っている事を感じるしかなかったのだ。2007-12-09 06:12:00 -
9:
鋼◆hsF3gEfPG6
「よくお聞き。この街から100キロ北にあるパラパ村にいる、トイという人の家に行きなさい。トイという人はその村に一人しかいない」
そう言ってクローゼットの隅にある金庫から札束を取出し、少年のジャンパーをハンガーから乱暴に外してポケットの中に札束を力任せに入れて少年に手渡すと、少年はジャンパーを慌てて着た。
2007-12-09 06:29:00 -
10:
鋼◆hsF3gEfPG6
すいません??
書き直します。2007-12-09 06:30:00