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---想い---
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1:
H
小さい時から思ってた。
欲しい物は全部手に入れたい。
平凡な収入なんか嫌。
贅沢三昧な日々を送れる位のお金があれば何でも出来るし幸せになれる。
本当に、そうなんかな?
私は、それで本当に幸せになれたんかな?
2007-12-11 23:58:00 -
2:
H
その当時は身元証明なども今みたいに厳しくなく私は容姿も大人っぽかった為、いくらでも誤魔化せたし雇ってもらえる店は山ほどあった。
私が選んだのはミナミの小さめの店で時給\3500スタート。
過去に\750のバイト経験しかない私には言葉にならない位の時給だった。
2007-12-12 12:39:00 -
3:
H
親にはカラオケのバイトだと嘘をついて週6の4時間で働いた。
当時は新規でも金回りの良いお客さんが多数で今思うと指名を取るのが本当に簡単だった。
指名やドリンクバックで時給は\4000に達し日給は1万5千位になった。2007-12-12 12:51:00 -
4:
H
自分で店を開くには、まずお金がないと何も出来ない。
夢が叶ったとしてもリスクを背負う事は承知だった。
若いうちにしか無理は出来ない。
だから今のうちに無理してでも何とか夢を叶えたいと思った。
2007-12-12 13:38:00 -
5:
H
そして私が19歳のバースデーイベント。
私を指名してくれる沢山のお客さんが店に集まった。
オープンからラストまで私は休憩する暇もなく店中を走り回った。
あちこちのテーブルで何本ものドンペリがおろされた。
2007-12-12 13:50:00 -
6:
H
閉店後は店のスタッフが、お祝いしてくれた。
みんなが『よく頑張った』と私の頭を撫でた。
お祝いのカードとプレゼントと手作りのケーキ。
夜の世界でも、こうゆう愛情を感じれる場所があるんだと、この時は心から思えた。
2007-12-12 13:58:00 -
7:
H
人を疑う事を知らない、この時の私は幸せだった。
この店で、いつも優しい人達の優しい視線に見守られていただけの事で、一歩外に出ると、そうではないと言う事を私は全く知らなかった。2007-12-12 14:02:00 -
8:
H
私達は自分のレベルを確かめたいのもあり、まずは有名なクラブに勤めた。
綺麗なママが居て店内も本当に豪華。
ママも私達に気を使って常連客にばかり付けてくれたり、ひいきしてくれたので働きやすかった。
おかげでママの常連客には大変可愛がられた。2007-12-12 14:13:00 -
9:
H
半月経った時に私達はママから入店祝いだとブランドのスカーフと入店祝い金を頂いた。
さすが有名クラブは待遇が違うな〜なんて浮かれていた。
そして1ヵ月半ほど経ったある日、営業終了後に私はママに呼ばれた。
2007-12-12 14:19:00 -
10:
H
ママと2人になるとママは何も言わずに私の目の前に札束を静かに置いた。
私はワケが分からずに札束を見ているとママは私に顔を近付け肩に手を置きながら優しく、こう言った。2007-12-12 14:25:00 -
11:
H
『いつも来る山本社長がアンタ達2人の事を物凄く気に入っててね、今日アフター頼まれてるんよ。
これは社長からアンタに渡すように言われた分やから貰っときなさい。
ママの顔たててくれるよねぇ?』2007-12-12 14:30:00 -
12:
H
私は何の事か全く理解出来ず困っていたが少し時間を貰ってトイレに行くふりをして前に働いてたミナミの店のスタッフに電話して話を聞いてもらった。
そして、その話の裏にしった。
その時に初めてママの言った事が、どうゆう意味なのが理解出来た。
2007-12-12 14:37:00 -
13:
H
社長が店で気に入った女の子を見つけると社長はママに金を渡してママは女の子を呼び出し、いくらかの金を渡して社長と寝るように進めるとゆう事。
2007-12-12 14:46:00 -
14:
H
ママと社長の間では、そうゆう契約みたいなものが暗黙の了解で交わされていて、その代わりにママも社長に自分の店をひいきしてもらっているのだろう。
2007-12-12 14:50:00 -
15:
H
今は、こんな事あまりないのかも知れないけど当時は珍しくなかったらしい。
こんな店も承知で客と寝るなんて。
裏を知った私は寒気がしてママには迷わず断った。ママは悪い顔1つせず『無理言うてゴメンネ』と言い、その話は終わった。2007-12-12 14:55:00 -
16:
H
けど次の日からのママの私の扱い方が変わった。
無視されるワケでもないし顔も笑っているしイヤミを言われるワケでもないのに何か違う。
まずママの常連客には一切付けて貰えなくなった。
あと私は終電前にあがらされ電車で帰る事が増えた。
2007-12-12 15:03:00 -
17:
H
半面りえサンの待遇はグンと上がり、あの社長が来店すると毎回呼ばれるようになった。
りえサンからは何も聞いていなかったけど私は確信した。
りえサン、ママからの金を受け取ったんや...
ママに言われた通り、お金貰う代わりに社長と寝たんや....
2007-12-12 15:09:00 -
18:
H
私は店を辞めた。
後々りえサンから聞いたが彼女は、やっぱり社長と寝ていた。
りえサンは子供が居てお金が必要だから仕方なかったと言った。
この業界こうゆうのは、よくある事なんだと私に言った。
2007-12-12 15:22:00 -
19:
H
無知な私には、あまりにも衝撃的過ぎてショックで、しばらく夜の仕事を休憩して昼間のバイトをした。
時給\750のコンビニ。
だいたい週5の7時間勤務位で十万ちょい。
やっぱり昼間働くんは良いなぁって思った。
2007-12-13 19:23:00 -
20:
H
でも現実は厳しかった。
生活費が全く追いつかない。
家賃だけで収入の3分の2が消える。
ヤバイ...と頭を抱えて焦っていた時、前にミナミで働いてた店のスタッフから連絡があった。2007-12-13 19:26:00 -
21:
H
店を改装してリニューアルオープンするとの事。
戻ってきて欲しいと言われた。
嬉しかったけど迷った。
でも決めた。
『オマエが戻ってきて嫌な顔する奴は、この店には1人も居てない』
その言葉を信じて私は出戻りする事にした。
2007-12-13 19:34:00 -
22:
H
とりあえず昼間のバイトもあるから週末のみ出勤する事に。
けど、お金の魅力に完全に捕らわれしまい気付けば昼間のバイトを辞め再び夜の仕事のみで生活して居た。
2007-12-13 19:38:00 -
23:
H
前からの自分のお客様、新地の店で連絡先交換した人達にも普段からマメに連絡していた甲斐があってリニューアルオープンの日にも何組ものお客様が私指名で来店してくれた。
やっぱり私は、この店でないと駄目だ。
本当に思った。2007-12-13 19:44:00 -
24:
H
それまではNo.1とか興味なかった。
けど、この頃から意識するようになった。
私あってこその店だと言われる位になりたい。
自分の仕事意識のレベルが以前よりもグンと上がっていた。
とにかく必死で働いた。
自分が、どこまで行けるのかを確かめたかった。2007-12-13 19:50:00 -
25:
H
ようやく私は店の看板嬢になった。
自分の客が何組も来店するので指名客以外の新規の席に回る事が極端に減った。
でも私は案内所のスタッフとも親しかったので有り難い事に私を勧めてくれ新規なのに指名で来てくれる客も多くなった。
2007-12-14 00:10:00 -
26:
H
当時の私のポイントの例を上げてみます。
まずオープンラストの客Yサン。
100%同伴。
21時に店に入り9時間滞在。
同伴指名1.5P×9h⇒13.5P
ドリンクLが0.3P
多い時は60杯飲んだ(ソフトドリンクのみで)
ドリンクポイント⇒18P
計31.5P
それが週に2回。2007-12-14 00:40:00 -
27:
H
他のオープンラストの客はA指で大体8時間滞在。
A指名1P×8h⇒8P
ドリンクL20杯程度0.3×20⇒6P
ポイント合計⇒14P
こんな感じの客が2人居たので大体ポイントは30前後。2007-12-14 00:49:00 -
28:
H
それ以外にA指名で2〜4時間来てくれる客が何組か居たので1ヶ月の平均ポイント約600P、それを出勤日数約17日で割るので総計ポイントは約40前後だった。
2007-12-14 01:17:00 -
29:
H
私よりも指名客が遥かに多くて売上も私以上の嬢も居たが私は出勤日に確実に何組もの客呼びをし確実にポイント稼ぎをしていたので最終的にポイントが成績となるシステム上、私が誰よりも上だった。
2007-12-14 01:23:00 -
30:
H
私にはポイント制は凄く魅力的だった。
頑張れば頑張った分、逆にサボれば、その分だけ目に見て分かる程あからさまに成績や給料に反映されるから、やりがいを感じた。2007-12-14 01:33:00 -
31:
H
仕事が順調に安定すると自然と気持ちに余裕が出て仕事以外ではプライベートを楽しむようになった。
営業が終わると店の仲間と、よく飲みに行った。
そうやって皆との仲が更に深まり店がまとまって行った。
2007-12-14 01:48:00 -
32:
H
けど、その頃から私は、ある事に気付いた。
気付いていたけど気付かないふりをしてた。
あの人からの視線。
2007-12-14 01:51:00 -
33:
H
私が1度店を辞めた時にも頻繁に連絡を取り合ってた店のスタッフ。
仕事の話以外した事ないし何か言われた訳でも誘われた訳でもない。
だけど何か彼だけの視線に違うものを感じて仕方ない。
勘違いだろう、気のせいだろうと知らないふりをするけれど...
2007-12-14 01:59:00 -
34:
H
仕事中は仕事人間の目になっている彼だったけど営業終了後に遅りの車を待っている時に、ほんの一瞬だけど離れた所から私を見てる目が何か言いたげな感じがする。
2007-12-14 02:10:00 -
35:
H
そうゆうのが何回も続くと、さすがに私も気になるし変に意識してしまう。
皆と騒いでる時は普通に一緒にふざけたりしてるのに何で、そんな目で見るん....
マジ気になるから辞めてよ。
2007-12-14 02:15:00 -
36:
H
そんな中、私のお客様のYサンが仕事の新しい企画が実現したとやらで急遽来店してくれ早々に派手な酒の飲みっぷりで私も飲まされるはめに。
ドンペリ5、6本卸して数時間で帰られましたが、そのあと私は悲惨な状態。2007-12-14 02:23:00 -
37:
H
実は酒に弱い私。
ドリンク注文する時は、いつもソフトドリンク。
だから酒なんぞ飲まされると千鳥足になり、この始末。
フラフラで結局数時間早めに上がる事になりました。
2007-12-14 02:28:00 -
38:
H
送りの車が、ちょうど別の女の子達を乗せて出たあとだったんで私は例の気になるスタッフの運転で自宅まで送ってもらう事に。
酔ってなかったら凄い緊張していただろうけど、もう頭痛いし気持ち悪くて何も考えれなかった。2007-12-14 02:35:00 -
39:
H
彼は私を玄関先まで、きちんと送り届け、そして店へと戻って行った。
私は家に着くと倒れるように寝た。
2007-12-14 02:43:00 -
40:
H
目が覚めたら夕方だった。
今日が休みで本当に良かった....
かなり長い間寝ていたのに半端なくダルい。
あ、メールのチェックしよう♪
早々とお客様にメールに返信した。
と、その時に着信が....あ、彼からだ。2007-12-14 02:48:00 -
41:
H
私『はい...』
彼『あ、起きてた?
体調は?大丈夫?』
私『うーン、だるい』
彼『せやなぁ昨日よう頑 張ったもんな』
大した内容ではなかった。
翌日のシフトの確認して電話を切った。
2007-12-14 02:55:00 -
42:
H
なーんやアッサリ電話切ってしまうもんなんやなぁ。
私、自分で気付いてないだけで多分本当は彼の事が気になって仕方ないんだと思う。
2007-12-14 12:11:00 -
43:
H
そう思うと仕事中も彼が気になって仕方なくなっった。
彼を見つめる事が増えた。
隣に自分の客が座ってる時ですら私は彼を見つめる程だった。2007-12-15 01:18:00 -
44:
H
そんな淡い恋心に気付いて欲しかった。
なのに私は彼に注意された。
『接客中に余所見し過ぎや』
2007-12-15 01:21:00 -
45:
H
そんな風に言われたもんだから私もムッときて彼を避けた。
そうなると私とことん素直じゃなくなるから相当可愛くなかったと思う。
2007-12-15 01:25:00 -
46:
H
だんだん頭にくる反面虚しくなってきて、もう、どうでも良くなって私は無理に酒を飲んだ。
客が帰った後からの記憶はない。
気付いたら営業終了後の薄暗い店に1人で寝てた。2007-12-15 01:29:00 -
47:
H
誰も居ない...私1人?
と思ってたら扉の鍵を開ける音がした。
私は無意識に毛布を被って寝たふりした。2007-12-15 01:32:00 -
48:
H
店に入ってきたのは彼だった。
薄目を開けて様子を伺ってみると私の寝てたソファの、すぐ斜め前の席に座り何やら真剣な顔をして沢山の用紙らしき紙を見ている。
売上かなんかかな...?2007-12-15 01:37:00 -
49:
H
凄く真剣な顔...
私は寝たふりをしているのも忘れて彼に視線を送っていた。
大人な表情に見とれてしまった。2007-12-15 01:40:00 -
50:
H
そんな視線に気付いた彼がパッと私の方に顔を向けた。
私は何も言わずに、ただ、そのまま見つめていた。
数秒間お互い目を離さなかった。2007-12-15 01:43:00 -
51:
H
『何や起きたんか?』
彼から口を開いた。
私は無言で頷いた。
『酔いつぶれるとか、お前にしたら珍しいな』
私は何も話さなかった。2007-12-15 01:46:00 -
52:
H
トイレに行こうと立ち上がりフラフラ歩きだしたら彼も急に立ち上がって私に近づき後ろから手首を掴まれた。
と思ったら強く手を握られ、もう片腕でイキナリ私を抱き寄せた。2007-12-15 01:51:00 -
53:
H
彼が耳元でつぶやいた。
『今日あんなに機嫌が悪かったのは俺が原因?』
心臓が飛び出そうで私は言葉さえ出なかった。2007-12-15 01:55:00 -
54:
H
ヤバイめちゃくちゃ顔が近い。
マジかっこよすぎて顔が見れない。
それでも私は必死の思いで、こう答えた。
『そんな事ない』2007-12-15 01:59:00 -
55:
H
でも私は、すぐに言い直した。
『私の視線に気付いてるクセに、あんな風に怒るから...』
2007-12-15 02:02:00 -
56:
H
『仕事中は別やろ?』
『ウン...』
『....それと、お前だって最初は俺の視線に気付けへんふりしてたやろ』2007-12-15 02:06:00 -
57:
H
私が何も言えないでいると彼はフッと笑って私の体を離すと、
『送るよ、行こ』
と私を家まで送り届けた。2007-12-15 02:09:00 -
58:
H
たまらなく、もどかしかった。
急に強引な態度とるかと思えば今度はアッサリした態度。
好きなのかな....
私、多分アンタの事が凄く好きだよ...2007-12-16 01:07:00 -
59:
H
それがキッカケで私はこの気持ちが恋だと改めて確信した。
店では恥ずかしくて、まともに顔を見れない。
目も合わせられない。
前みたいに普通に話かけれないよ。
ただ見つめる事しか...2007-12-16 01:12:00 -
60:
H
そんなある日、営業終了後、送りの車が到着するのを待っていた時に店の女の子が、ずっと彼の近くに居て話かけていた。
彼に気があるのかな...
私は端のソファで1人、下を向いて携帯をいじって聞こえてないふりをしてた。
するとメールの着信が....2007-12-16 01:23:00 -
61:
H
【えらい、ふてくされた顔して(笑)】
【別に。メールなんかしてんと、その子と話しとけば】
私、こんなメールしか出来なくてホント可愛くない。2007-12-16 21:52:00 -
62:
H
ホントにホント可愛くない。
でも嫉妬してる自分を見せなくないし知られたくないねんもん。
2007-12-16 21:55:00 -
63:
名無しさん
おもしろい?
2007-12-21 08:57:00