小説掲示板≫ＤeaR...のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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≫ＤeaR...

• 1:

  はる

  
  
  君が隣で
  笑ってくれて
  幸せでした｡
  
  

  2007-12-13 19:34:00
• 2:

  はる

  [子供ができた]彼女の電話越しの声｡不思議なほど俺の中に不安のかけらはひとつもなかった｡
  三年前.彼女(優)を初めて見た時正直一目惚れだった｡すらっとした細い腕に透き通るほどの白い肌｡ 誰に見せても恥ずかしくないほどの外見。
  当時18才だった俺[ゆき]はヤンチャばかりをしていて正直女にはあまり興味がなく童貞だった。

  2007-12-13 19:39:00
• 3:

  はる

  優を見て初めて女を綺麗だと思った。
  頑張って手に入れた携帯番号。頑張って誘ったデートのかいがあり俺らは付き合う事になった。
  そして三年の月日が流れた｡喧嘩やすれ違いも沢山あった。優は浮気癖をがあった。だけど俺は優を愛していた。

  2007-12-13 19:43:00
• 4:

  はる

  俺はあの時子供ができたから幸せとかより.優がついに俺だけの物になった気がしてすごく嬉しかった。
  休みの日優に会った時渡そうと安物だが指輪を買った｡
  (気が早いって笑われるかな？)なんて一人小さなベビーシューズをニヤけて眺めた。

  2007-12-13 19:49:00
• 5:

  はる

  優に会うまでの一週間。俺はすごい幸せだった

  2007-12-13 19:49:00
• 6:

  はる

  [ごめん｡あんたの子供ぢゃないねん｡うち結婚するから]
  [‥‥‥‥は？]体が震えた。
  [仕事場のお客さん｡ごめんな？だってゆき仕事ばっかりやったし‥]

  2007-12-13 19:52:00
• 7:

  はる

  [今までありがと｡]そう言って優の電話は切れた。かけなおそうとした手が震えていた。
  現実を見るのが怖くて電話できなかった。
  俺が頑張ってきた三年間｡沢山愛した三年間は簡単に終わった。

  2007-12-13 19:54:00
• 8:

  はる

  [そろそろ落ち着いた？]幼なじみの良がビールを片手にこっちを見た。
  [そやな‥]俺は作り笑いをしてビールを一気に飲み干した。
  別れて半年間の間俺は仕事だけを必死にした。連れと遊ぶのさえ連れの電話を取る事さえできなかった。
  良とこうやって半年前まではしょっちゅう飲んでいたのに。

  2007-12-13 19:59:00
• 9:

  はる

  [おい!!元気だせよ？女でも見つけに行くか！]良はにこっと笑って繁華街に俺を連れて行った。
  良はすごく男前で金持ちのぼんぼん｡すごい遊び人で口もうまい。
  [なぁなぁ何してんの？]大抵の女は良の口に流されるようについてくる。

  2007-12-13 20:03:00
• 10:

  はる

  女の子二人を良の自慢の愛車に乗せてドライブ。二人共可愛らしい感じの子。
  自然に良は一人の女の子に接近しはじめる。頭を撫でたり、[かわいいな]なんて褒めると女の子少し照れ笑いをする。
  俺はトイレついでに車を出た。

  2007-12-13 20:05:00
• 11:

  はる

  (やっぱ口うまいなぁ)改めて感心した。
  [あれ？車から出てきたん？]もう一人の子がコンビニに入ってきた。
  [だってラブラブしてんねんもん！]そう言って良の車を羨ましそうに見た。
  [ラブラブしたいん？]俺は笑ってそう言った。

  2007-12-13 20:09:00
• 12:

  はる

  [したい‥かな？あっゆき君は彼女いてないん？]
  [俺？おらんで〜][うそ〜！男前やのにぃ。][本間に？ありがと。]頭をポンポンと叩いてコンビニを出た。
  彼女が俺に少しその気がある事を知ったがなんだか俺はこの子が誰にでもそんな事を言っているような気がした。

  2007-12-13 20:13:00
• 13:

  はる

  この子だけぢゃなく出会う子すべての[好き]とゆう言葉があれからすべてがうそに聞こえた。
  車に戻ると良はすでに彼女をものにしていた。俺が見てる前で平気にキスをした。
  (軽い女)嫌がりもせず抱きついてる女の子に俺は寒気がした。

  2007-12-13 20:17:00
• 14:

  はる

  朝方になり女の子を駅前に下ろした。[あいつすぐできるな]女の子に笑顔で手を降り終え.運転しながら良はたばこに火をつけた。
  [好きやね〜お前がある意味羨ましいわ]
  [お前もさそろそろ女作ったら？][女なぁ〜‥]

  2007-12-13 20:20:00
• 15:

  はる

  作ろと思えば俺だってﾓﾃないわけぢゃない。
  だけど‥怖かった。また誰かを好きになるのも無くすのも。
  自分が誰かをまた好きになるのさぇも怖くて仕方なかった。

  2007-12-13 20:22:00
• 16:

  はる

  いつかの夏の日。優と別れてから一年が過ぎた。

  2007-12-13 20:23:00
• 17:

  はる

  [何しとん？]いつのようにナンパ。
  [なんもしてないよ〜]の返事は暇と一緒。
  [じゃぁしゃべろうや？][べつにいいよ☆]にこっと笑った女の子の隣にもう一人あんま乗る気ぢゃなさそうな女の子。

  2007-12-13 20:27:00
• 18:

  はる

  俺はなみの隣でゲームの話をした。なみはなんか女友達になれそうな気がして初めて自分から番号を聞いた。
  良は必死にはるを口説いていた。はるも...いやそうには見えなかった。
  
  だんだんと明るくなり良は朝日に見に行こうと言い出した。

  2007-12-15 17:23:00
• 19:

  はる

  良がこんな事をゆう時は少し気合いが入ってる時だ。相当はるを気にいった様子だった。
  そして出会った場所まで送りその日は別れた。

  2007-12-15 17:25:00
• 20:

  はる

  あん時お前に
  出会っていなければ
  お前はもっと
  幸せやったんかな！

  2007-12-15 17:26:00
• 21:

  はる

  週が明けまた仕事に追いやられる日が始まった。
  一週間二週間と時は早く過ぎてゆくのに俺はなんだか一人取り残されている気がした。
  なみとはよく電話やメールをする仲になった。

  2007-12-15 17:28:00
• 22:

  はる

  [久しぶり〜何してた？]ちょうど仕事が終わった頃なみから電話がかかってきた。[なんもしてないで☆]
  [そうなんや〜あっ今はると一緒やねん☆][へぇ〜仲良しさんやな][そうそう☆めちゃ仲良しやで☆あっ待って代わるわ]なみははるに電話を代わった。

  2007-12-15 17:30:00