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DEAR〜

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  • 1:

    アイ◆hsF3gEfPG6

    これは、愛の16の時の実話です。
    よかったら読んでください。

    2007-12-20 01:13:00
  • 101:

    愛◆hsF3gEfPG6

    誠は、愛の体を自分の方へ引き寄せ、愛を抱き締めた。 誠の香水の匂いが愛の体を包み込むんだ。                  
    誠「やばい!めっちゃ嬉しい!」誠が愛をぎゅうぅぅってしながらそう言うから、愛は誠の腕の中で照れ笑い。見えてないだろうけど、照れ笑い。。 愛だってめちゃんこ嬉しいよ!               
    胸がきゅぅぅんってして、なんだかむずかゆい。。こんなに抱き締められるって嬉しい事なんだね。。。愛は今まで知らなかったよ。

    2007-12-22 04:54:00
  • 102:

    愛◆hsF3gEfPG6

    誠「別れた彼氏から何か言われたりしたら、教えてな?俺、守るから!」                
    うなずきながら、その言葉の温かさに何故か泣きそうになる。                                
    誠「大事にするからな?めっちゃ大事にするから…」誠の体温と香水の匂いに包まれながら、愛はうれしくてこらえきれなくて、涙を流した。  この時、涙を流したんだよ?

    2007-12-22 04:58:00
  • 103:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛は今まで、散々だった。小さい時の記憶なんて、モノクロで冷たい。お母さんがお父さんに首をしめられたり、引きずり回されたり、お父さんが割ったガラスが床に飛び散り、お母さんは、助けてって泣き叫んでいた。。                     
    部屋の隅で、兄ちゃんと愛とまだ幼かった真也が震えながらお母さんを助ける事も出来ずにただただ体を震わせるしかできなかった。

    2007-12-22 05:02:00
  • 104:

    愛◆hsF3gEfPG6

    お母さんが出ていって、毎日淋しくて泣いてたけど、それを誰かに言う事はなかった。  愛は、あの頃から誰かに甘えたり本音を言えなくなったんだ。                                                   
    誠は、愛の体を少し放して愛の顔を見る。 誠「好きやで?」 優しい声で誠は、愛に気持ちを伝えた。それを聞いてまた泣きそうになったけど、こらえながら愛はうなずいた。 愛の方がきっと誠を好きやで?って言いたいのに、言えない。

    2007-12-22 05:08:00
  • 105:

    愛◆hsF3gEfPG6

    書き込みありがとうございます?
    今日はあまり更新できませんでした???

    2007-12-22 05:16:00
  • 106:

    愛◆hsF3gEfPG6

    そんな愛の体を引き寄せ、誠は、愛にキスをした。                                     
    ねぇ…この時、どんな気持ちだったの?                                           
    ねぇ…愛は…私はね?初めて誰かを本気で好きになれたって………そう思えたんだよ?                                              
    この先に起こるあらゆる事なんて、なんにも知らずに……愛は、幸せを感じたんだ。

    2007-12-22 14:08:00
  • 107:

    愛◆hsF3gEfPG6

     誠と愛は、付き合いだして一週間が過ぎた―――   誠は、一人っ子で家は母子家庭でお母さんがお好み焼き屋を営んでいる。  お父さんは、まぁくんが幼い時に借金をかかえ、出ていったきりなんだって。。  まぁくんの部屋にあるギターは、お父さんの物だったギターらしいんだ。                        
    まぁくんは愛の事を「あいっぺ」と呼び、愛は誠と呼ばずに「まぁくん」と呼ぶようになった。 あいっぺなんて、最初はそんな変な呼び名やめてって言ったんだけど、今は慣れたよ。                         
    愛は、それまで母さんが作ったお弁当を捨てていた。晩ご飯も、あまり食べたりしなかった。  学校もさぼったり遅刻して五時間目からとかから行ってたけど、まぁくんはちゃんとしなさいって言うから、お弁当も食べるようになったし、晩ご飯は、まだあんまり食べないけど、学校もちゃんと行くようになったよ。

    2007-12-22 14:20:00
  • 108:

    愛◆hsF3gEfPG6

    でも、まぁくんは学校には全然行ってないみたいで、毎日愛は学校からまぁくんの家に直接行き、部屋にあがるとまぁくんは寝ていたりしたんだ。愛がいつも起こすんだよね。  愛には学校に行けって言うくせに!                       
    まぁくんの言う事は、素直に従える自分にちょっと驚いた。門限だってちゃんと守ってるし、愛はこの一週間でまじめになったからお父さんにも殴られたりしなくなったよ。                              
     まぁくんとは、キスはしていたけどそれ以上は何故かしなかった。愛はしたことないなんて言ってないのに、なんでかな。。。

    2007-12-22 14:27:00
  • 109:

    愛◆hsF3gEfPG6

    リサは相変わらず学校にはあまり来てないみたいで、たまにメッセージがくるくらいで、アツシの事は聞いてこなかったけどまぁくんと付き合ってる事はメッセージで教えたんだ。                 
    リサの後輩でもあるまぁくん。リサはまぁくんの事を知っていたみたい。でも学校に来てないから、聞けないんだけどね。。                             
    幸せだけど、あの名前が入っていないメッセージはずっと続いていた。まぁくんにはまだ言ってないんだけど、今日言うつもり。。多分アツシ関係の人やろ。。

    2007-12-22 14:31:00
  • 110:

    愛◆hsF3gEfPG6

    尚美はリサと同じクラスで、私は自分のクラスに仲良しの友達がいた。リサやユキ達とは真逆で、真面目な友達。名前は、あすか、かよ、まさよって言うんだぁ。あすかとは、隣の席で今のクラスで一番仲良し。私がちゃんと学校に遅刻もせずに来てるのをあすかは、喜んでくれる。                  
    さぼってばかりいた掃除もちゃんとするようになったもんね。。髪は、まだ明るいままだし、ピアスもしたままだし、ってか校則違反ばっかやけど、あすかはそんなの気にしないで、愛と仲良くしてくれるんだ。                         
    その日も、学校から直接まぁくんの家へと向った。チャイムも鳴らさずに、まぁくんの家の中に入る。まぁくんが、勝手にはいって来てって言ってからずっとこう。一応お邪魔しますとは言うんだけどまぁくんのお母さんは、愛がいくときはもう店で忙しくお好み焼き焼いてるから、愛の姿に気付いてんのか気付いてないのかわからないけど、無反応。

    2007-12-23 09:32:00
  • 111:

    愛◆hsF3gEfPG6

    いつものように、部屋に入るとまぁくんは布団の中で睡眠中。愛は、カバンを床に置きいきおいよく布団の上にジャンプして、覆い被さる。 まぁくんの部屋は冷房が、ガンガンにきいているからまぁくんは冬の掛け布団をまだ使ってる。                          
    息を思い切り吸い込み「起きろぉぉぉ!」まぁくんの耳元でそう声を張り上げると、まぁくんは勢い良く上半身を起こしたからそのせいで愛は後ろに倒れて仰向けのまま寝転んだ体勢になって、まぁくんは愛の上に馬乗りになり愛の体をこそばしてくる。

    2007-12-23 20:28:00
  • 112:

    愛◆hsF3gEfPG6

    誠「くぉらぁ〜参ったかぁ!」まぁくんが、意地悪そうに笑いながら愛の体のあちこちをこそばしてくるから、愛はけらけら大笑い。 愛「ギブ!ギブ!ごめんなさい(笑)(笑)」                            
    愛がそう言うと、まぁくんはそのまま愛を抱き上げ、愛を上に乗せたまま座り、抱っこ。まぁくんの香りが愛を包み込むんだ。                             
    幸せだ………                              
    まぁくんが、愛にキスをして愛はまたまぁくんに抱きつくと、まぁくんは「お帰り」って言ってくれた。

    2007-12-23 20:34:00
  • 113:

    愛◆hsF3gEfPG6

    この一週間、こうやって毎日過ごしていて愛は今、これ以上にないくらい幸せを感じる。みんなにまぁくんの事を自慢してるんだ。年下やけど、関係ないもん!               
    リサにも、まぁくんが好きってちゃんとメッセージを送ったら、よかったねって返事があったし。尚美も喜んでくれたよ?                 
    まぁくんは、学校には行ってなくて毎日愛が行くと寝ていて、愛が毎日起こす。まぁくんは、愛がその日にあった出来事や今までの家庭環境を、聞いてくれて必ず愛が抱き締めてほしいときに、後ろから抱き締めてくれるんだぁ。

    2007-12-23 20:40:00
  • 114:

    愛◆hsF3gEfPG6

    みなさんメリークリスマス??????

    2007-12-24 02:53:00
  • 115:

    名無しさん

    メリクリ?

    2007-12-24 19:54:00
  • 116:

    名無しさん

    メリクリ?

    2007-12-24 22:17:00
  • 117:

    名無しさん

    2007-12-27 12:51:00
  • 118:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛には、真面目にしろって言うくせにね、まぁくんは自分はどうでもいいみたいだ。。                                              
    まぁくんの家で、毎晩まぁくんのお母さんが焼いてくれるそば飯と味噌を食べる。まぁくんと一緒だと愛は少し食べれる。家のご飯は食べる気になれないから。。 愛は161センチで41キロしかなかった。。 でも、この一週間で2キロ太ったよ。

    2007-12-28 06:00:00
  • 119:

    愛◆hsF3gEfPG6

    食べおわってから、まぁくんとまったりTIME。まぁくんは、ギターを弾きながら愛に歌を歌うんだ。愛はまぁくんの隣にぴたりと体をくっつけて、まぁくんの歌に耳を傾ける。                             
    そして弾き終わると、まぁくんは愛の肩に手を回し、愛にキスをするんだ。 この瞬間がたまらなく好き。                                    
    いつものように…キスをするまぁくん。ベッドの上に二人で座り、まぁくんは優しく愛の舌に舌を絡ませながらゆっくりと愛の体を倒していく。

    2007-12-28 06:06:00
  • 120:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛の頭の下に自分の手を敷いて、愛に優しく舌を絡ませながらキス。。胸がきゅんとする甘い甘いキス。。                         
    意識がふわふわするよ……まぁくんに、もっともっとしてほしいよ………                           
    愛は、まぁくんの背中に手を回してまぁくんにまるでしがみつくように力を入れようとしたのに、なんだか力が入らない。。。いつもと違う長い長いキス。

    2007-12-28 06:10:00
  • 121:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まぁくんの香りが、愛の体を包む感覚。ふわふわして、力が入らない……なんでかな………でも怖くない。。。                                  
    まぁくんは、愛の唇から唇を放し、愛の首筋にキスをしていく。。。気持ち悪くなんてなくて、アツシからされた時の感じとは全く違っていて、まぁくんの唇から伝わる温度が愛の呼吸を乱れさせていくんだ……                          
    まぁくんは、ゆっくり愛のブラのホックをはずし、愛のブラウスをぐいっと上げてブラウスのボタンをゆっくりはずしていく。

    2007-12-28 06:16:00
  • 122:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛のブラウスをゆっくり、脱がしながらまぁくんの唇が鎖骨から少しずつゆっくり胸に降りていき、まぁくんの唇が愛の体をキスしていく……                                
    愛の力がぬけてしまった手を、まぁくんの手が包み込みふわふわする意識の中で愛は小さな声を漏らしていたんだ。

    2007-12-29 03:22:00
  • 123:

    愛◆hsF3gEfPG6

                                         
    ねぇ……その手を放さないで……ずっと放さないでほしかったよ……ずっと…                                     
    どれくらいかは分からないけど、まぁくんは急に愛の体から唇をはなして、いきなり愛の体を起こし、ぎゅうって強く抱き締めたんだ。                                   
    愛の体とまぁくんの体がぴたりとくっついて素肌の温度が伝わる。                              
    誠「好きやで…」まだふわふわとした意識の中に聞こえる優しいまぁくんの声。声…

    2007-12-29 03:28:00
  • 124:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛は気付けば涙を流しながらうなずいていた。なんでかな……こんなに幸せで涙が溢れたんだよ……                            
    まぁくんとなら、愛の初めてをあげれるのに……まぁくんは、途中でやめてしまったんだ。                                
    門限前に家まで自転車で愛を後ろに乗せて、まぁくんはいつもの道を走った。夜空に広がるいくつもの星の下で。

    2007-12-29 03:32:00
  • 125:

    愛◆hsF3gEfPG6

    家のドアを開け、「ただいま」とも言わずに階段を駆け上りドアのないのれんがかけられた自分の部屋に入る。 「おかえり」なんて言ってもくれない母さん。別に構わないけどね。 部屋でシンナーでもされたら困るって言われてはずされたドア。 姉ちゃんの部屋のドアなんて、鍵付きなのに…                                   
    家にいると、たまに息がしにくくなりそうなそんな感覚に襲われる事があるんだ。母さんと同じ空気を吸うのさえ苦痛で仕方ない。父さんと会話なんてもうどれくらいしてないだろう。                          
    愛はこの家に居る時、笑わない。心底笑う事なんてないしテレビさえもうどれくらい見てないだろう。

    2007-12-29 03:39:00
  • 126:

    愛◆hsF3gEfPG6

    人に自分の感情を見せたくないし、本音さえ言わない。。人生なんて灰色そのもの。。。でも、今はまぁくんがいる。                                
    まぁくんがいるならば、他には何にもいらない。まぁくんがいるならば、愛はそれでいいって思える。                          
    まぁくんからのメッセージを待っていたけど、まだ届かなくて愛はお風呂に入った。脱衣場で服を脱ぎ、さっきの光景を思い出し、恥ずかしくなった。

    2007-12-29 03:43:00
  • 127:

    愛◆hsF3gEfPG6

    お風呂からあがって部屋に戻ってポケベルを確認しても、まぁくんからのメッセージはまだ届いてなかった。                                    
    愛は足の爪にマニキュアを塗ったり、雑誌を読んだりのんびりしていた。                           
    ♪♪♪♪家の電話が静まり返った家に鳴り響き、愛は部屋を出て階段を駆け下り玄関にある電話の受話器をとる。

    2007-12-29 18:27:00
  • 128:

    愛◆hsF3gEfPG6

    こんな時間に誰かなぁ……  玄関の靴の入れてある棚の上に置かれてる時計は、チクタクと秒針を動かしながら2時少し前をさしていた。                                    
    「もしもし…」『あっ、もしもし…福島と言いますが愛さんいらっしゃいますか?』                                   
    受話器の向こうは、外の風の音が聞こえている。福島という名前に愛は驚いた。愛の同級生で小中学と同じだった子。学年1モテモテで、少し悪ぶってた子。

    2008-01-06 04:14:00
  • 129:

    愛◆hsF3gEfPG6

    でも、愛は福島とはそんなに仲良くもなくて中学三年生の時に、ただ同じクラスだっただけで対した会話さえした事さえなかった。                          
    「私ですけど…」ぎこちなく話す。 『愛?ごめんな夜中にいきなり…あのさぁ今から会える?遊ばん?リサおるんやけど、リサが愛も誘えばって』                              
    リサが?…なんで?    頭の中がクエスチョンマークいっぱいになる。リサ、福島と関わりなんてなかったような……

    2008-01-06 04:19:00
  • 130:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まぁくんと付き合うまでは、夜中遊び回ってたけど まぁくんと付き合ってからは、愛はまぁくんに言われてるから門限も守ってるし、夜中遊びにも行かなくなったんだ。 リサから何回かベルに、誘いのメッセージが届いたけど、ちゃんと断った。                                 
    「ごめん。彼氏に叱られるから…『誠やろ?一緒におるで?』                                 
    福島からのその言葉に驚いた。福島は、誠の先輩やし知っていて当たり前。でも、なんで???愛の頭ん中が更にクエスチョンマークが広がっていく。

    2008-01-06 04:24:00
  • 131:

    愛◆hsF3gEfPG6

    「えっ、まぁくんが?『今から原付で迎えに行くから、舌打ちしたら出てきてな!じゃあ!』                    
    福島は強引にそう言って電話を切ってしまった。プーップーッという音を少し聞いてから受話器を戻して、まぁくんにメッセージを送ろうとしたけど、今から会うならいちいちメッセージ送る必要もないかな、って思ったのでそのまま、メッセージを送らず自分の部屋に行く。                       
    もしかして、リサが福島と遊んでいて福島がまぁくんを呼び出していたとかかなぁ? 今からまぁくんに会えるんやぁ……あぁ……めっちゃ嬉しいかも!

    2008-01-06 04:30:00
  • 132:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛は、すっかりウキウキしてしまい服を着替えて髪を手でといてから、唇にリップをぬった。 夜中に家出るのがなんだか久々に感じるやぁ!                    
    15分くらいしてから、窓の外から舌打ちが聞こえ、愛はタバコだけを持って、ベルは部屋に置いたまま玄関からサンダルをこっそり持ち、裏口から出て福島の居る場所まで行くと、車さえ通らない静かな道路に福島がいた。                     
    愛「びっくりしたわぁ(笑)久々やん?」愛は原付の後ろにまたがると福島が愛の顔を見て、にっこり笑う。 福島「久々やなぁ!んじゃ行くで!」                              
    原付は静かな住宅街を、ブィーンとやかましく響かせながら走っていくんだ。長い髪が風になびき、心地良い。

    2008-01-06 04:38:00
  • 133:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まさか福島の後ろに乗る事になるなんて、想像すらできなかった出来事やなぁ。福島の背中を見ながらそんな事を考えていた。                            
    なんにも疑う事なく、ただそんな事を考えていたんだ…                                   
    原付は、地元をぐんぐん離れ愛の家からだいぶ離れた所にあるマンションの下で停まった。

    2008-01-06 04:41:00
  • 134:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛が降りると、福島はエンジンを切り、虫の鳴き声が辺りを包む。 ってか、こんな場所にまぁくん居るん??? 愛は、一人でキョロキョロしていると、原付を停めた福島がてくてくとマンションに向かって歩いていく。 愛は、その後を小走りで追いかけた。              
    愛「なぁ福島?ここどこなん?」先を歩く福島の背中を見ながら問い掛けるけど、福島が立ち止まる事も振り向く事もなく、黙ったままある部屋のドアの前で、いきなり立ち止まり、ゆっくりとドアを開けて、愛を先に入れた。

    2008-01-06 04:47:00
  • 135:

    愛◆hsF3gEfPG6

    小さな玄関には、男性の靴が二足と、女性のサンダルが二足視界に入り、愛は後ろに居る福島を振り返って見上げると、福島はドアを閉め鍵をかけて愛を見た。                        
    だって…まぁくんが履くような靴じゃなかったんだ。  福島「入って」福島が愛の背中を押したから愛のサンダルは脱げてしまい勢いよく福島に背中を押されて、部屋のドアが開き大音量で流れる曲と、部屋でビールを飲みながら勢いよく部屋に入ってきた愛を見る四人が視界に飛び込んできて、愛は固まった。

    2008-01-06 04:52:00
  • 136:

    愛◆hsF3gEfPG6

    だって…まぁくんなんかじゃない、知らない男が二人と  愛を睨み付けるユキとアミが六畳程の部屋にいたから…                                  
    バタン!                                 
    部屋のドアが福島によって閉められ、愛は勢いよく振り返り福島を見ると福島は冷めた目で愛を見る。

    2008-01-06 04:55:00
  • 137:

    愛◆hsF3gEfPG6

    福島とアミとユキって知り合いだったの…?!頭ん中がこんがらがる。                              
    はめられた                                
    そう思ったと同時に、激痛が背中に走り愛はドアにぶつかり一瞬息が出来なくなりうずくまる。 背中を蹴ったのは、怒鳴りながら蹴ったのはユキだ。                              
    ユキは愛の髪を鷲掴みにして、そのまま殴ったり蹴ったりしはじめた。愛が抵抗しようとすると、アミも愛を殴る。                                   
    愛「やめてや!!」愛がそう声をあげると、ユキが愛の仰向けになった上に馬乗りになり 「けじめつけんかいや?!」そう怒鳴りながら、愛を更に殴りつづけアミが缶にまだ入ってるビールを愛にかけてきた。                            
    あぁ、これはアツシを裏切ったからだ。。

    2008-01-06 05:04:00
  • 138:

    愛◆hsF3gEfPG6

    アミ「お前さぁ、連れにも裏切られてあほやなぁ(笑)」 アミが嘲笑いながら愛に話し、愛は抵抗する事も出来ないまま二人に殴られ続けた。                                   
    でも、父さんに日頃から殴られていたからか、痛いとかはあまり思わなかったし、早く終われって考えていた。

    2008-01-06 05:07:00
  • 139:

    名無しさん

    読んでます?がんばってください?

    2008-01-06 05:53:00
  • 140:

    愛◆hsF3gEfPG6

    ユキとアミに散々殴られて、意識がふわふわしてる中で、ぼんやりとアミとユキが何かを言い残し、部屋を出ていくのだけが分かった。                           
    部屋に鳴り響く大音量が、床を伝い振動と共に体に伝わる。。 まるで、叫んでも無駄だよと言われてるみたい… 愛はゆっくり体を起こすと、アミにかけられたビールの滴がポタリポタリと肩や体に落ちていく。                          
    愛は、ただその場で呆然としていると福島が愛の前までゆっくりと歩いてきて立ち止まり、愛の前にしゃがむと同時に、いきなり愛を抱き締めてきた。

    2008-01-06 06:16:00
  • 141:

    愛◆hsF3gEfPG6

    ぼんやりとしていた意識が、福島の体温と香りによって一気に固まるような感覚になる。                                  
    ―――――?!―――――                                    
    とっさに体を引き離そうとしても、福島は愛の体を放そうとせず、愛の耳元で一言話し 愛はその言葉を聞いて力一杯福島の体を引き離そうとした。

    2008-01-06 06:19:00
  • 142:

    愛◆hsF3gEfPG6

    やばい………やばい………犯される………犯される!                        
    激痛が体を走り、愛は悲鳴をあげた。 でも大音量は、そんな愛の声さえかき消すんだ。。。福島は、愛の中にいきなり入ってきた。。                       
    愛は、知ってる。抵抗しても男の力になんてかなわないことを、知ってる…引き裂かれたような激痛が体を包み込み、ぐるぐると縛り付けられているような感覚。

    2008-01-06 06:23:00
  • 143:

    愛◆hsF3gEfPG6

    マンガやドラマで見るようなものとは違って、服をビリビリに破くわけでもなく、福島はいきなり愛の中に入ってきて、いく時外へ出してきた。                               
    そして二人の男も福島と同じように愛の中に入り、愛はその姿をじっと見ていたんだ。冷めた目で…抵抗するだけ無駄だと分かり、ただただ腰を振る男を見ていた。                                  
    涙なんてそんなもの出るわけでもなく、男達が出したどろっとした液が太ももを伝い床に落ちる感覚がやけに気持ち悪かった。

    2008-01-06 06:33:00
  • 144:

    愛◆hsF3gEfPG6

    福島の優しさなのかなんなのかは分からないけど、家の前まで愛を送って去っていった。なんなんだよ…あいつ。                      
    外はすっかり明るくなっていて、愛は裏口から家に入りそのまま服を脱ぎ浴室に入りシャワーを出した。                          
    お湯が髪から体を伝い、ビールの匂いが交じったお湯が排水溝へと流れていく。体中が痛い。お腹も大事な部分も痛くてしばらく座ったまま動けない。。

    2008-01-06 06:38:00
  • 145:

    愛◆hsF3gEfPG6

    湯気がもわもわと浴室に広がり、寒くもないはずなのに体がカタカタと震えて止まらない。。  愛は足の下を流れる血を見て、さっきの光景を思い出し、震える手で石鹸を取り泡立てて体を手で洗い、大事な部分もそっと洗った。                              
    髪にシャンプーをかけ、洗い流す時に福島から言われた言葉を思い出した。『マワスノ ハジメテヤワ』

    2008-01-06 06:45:00
  • 146:

    愛◆hsF3gEfPG6

    抵抗してれば、何か変わった?  逃げれた? そんなのありえないよね。。                          
    怖い感覚よりも、何よりもあいつらが中に入ってる時に、まぁくんの笑顔が頭に浮かんできたんだ……                          
    まぁくん……ごめんね……まぁくん……ごめん。。。ごめんなさい………

    2008-01-06 06:48:00
  • 147:

    愛◆hsF3gEfPG6

    カタカタ……震えは止まない。。。涙が次から次へと溢れお湯に交じり流れていく……                                   
    まぁくんには言わない……言わなければ、傷つけずに済むから……まぁくんだけは、傷つけたくないよ……まぁくんだけは……

    2008-01-06 06:53:00
  • 148:

    愛◆hsF3gEfPG6

    DEAR                             
    ねぇ、まぁくん? 聞こえる?……聞こえるかな……                        
    何よりも大事だったよ… 何よりも大事すぎたんだ。                         
    嘘なんかじゃなくて、本当に大事だった。。綺麗事なんかじゃなくてね、本当に傷つけるのが何よりも怖かったんだ。                               
    まぁくんは、こんな私と付き合った事、後悔しませんでしたか?                                
    まぁくんは、こんな私を愛してくれていましたか?

    2008-01-06 06:58:00
  • 149:

    愛◆hsF3gEfPG6

    更新終わります?
    書き込みありがとうございます?めっちゃ嬉しいです! 書き込みないから、誰も読んでないのかなぁって思っていただけに嬉しかった!                       
    これからは、こまめに更新します!

    2008-01-06 07:00:00
  • 150:

    愛◆hsF3gEfPG6

    4話 誓い

    2008-01-06 18:04:00
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