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DEAR〜

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  • 1:

    アイ◆hsF3gEfPG6

    これは、愛の16の時の実話です。
    よかったら読んでください。

    2007-12-20 01:13:00
  • 501:

    愛◆hsF3gEfPG6

    電車から降りて、走ってバス停に行くとタイミング良くバスに乗れた。どんどん近づいてくる景色に愛の気持ちは不安と緊張を増すんだ。                                  
    まぁくんと付き合ってる時は、すごく早くついてほしかったのに……今はなんだか怖い………最後やもんね………                                  
    絶対泣かない………笑顔でバイバイする……愛は、呪文を唱えるように胸の中で何度もそう繰り返していた。

    2008-01-28 04:56:00
  • 502:

    愛◆hsF3gEfPG6

    バスが愛が降りる停留所に着き、愛はバスから降りる。そして深呼吸をしてから、歩きだし次第に走りだしたんだ。                                
    まぁくんに会うために。                         
    まぁくんの家は、停留所から少しした場所にあり、愛がまぁくんの家にたどり着くと丁度まぁくんが家から出てきた。

    2008-01-28 04:59:00
  • 503:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まぁくんと目が合う。 誠「よっ久々やな」まぁくんは笑顔で愛に話ながら、愛の前に来て、ゆっくり歩きだした。 そっか…愛はもうこの家には入れないもんね………                                 
    まぁくんとの距離を少しあけながら歩いた先にあった小さな公園にまぁくんが入っていき、ベンチにまぁくんが座り、愛は少し間を空けて座ったんだ。                            
    愛はカバンからチョコを出して、まぁくんに差し出した。愛「これ、まぁくんにあげる!」笑顔で差し出したチョコ。。。まぁくんは、少しびっくりした顔をしてチョコに視線を向けたけど、ポケットにつっこんだ手を差し出さないんだ。

    2008-01-28 05:05:00
  • 504:

    愛◆hsF3gEfPG6

    ……いらないのか………愛は、笑顔のまま自分の膝の上にチョコを乗せた。                           
    「ごめんな…」                                          
    まぁくんから言われた言葉に胸が詰まる。けど、泣かない!笑顔笑顔。。。。                                                  
    愛「まぁくん?愛、まぁくんの事 ………好きになれてほんまによかったって思う………だからありがとうって言いに来たねん…」ちゃんと言いたいのにね……やっぱ声が詰まってうまく話せないや…………

    2008-01-28 05:10:00
  • 505:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まぁくんは、そんな愛の目を見る事なく、けれど切ないような笑顔。                                          
    「俺も愛っぺの事めっちゃ好きやったで?出逢えてほんまに……よかった…」まぁくんからの過去になった気持ちを聞いて、愛は泣きそうになった。。。泣きたくない…泣きたくよ……                                     
    愛「彼女の事大事にしてな?」 誠「うん……幸せにしたい……好きやねん……」                                    
    あの時、愛を好きだと言った時のまぁくんが今は、愛じゃない違う誰かを思う気持ちを愛に話すんだ。

    2008-01-28 05:17:00
  • 506:

    愛◆hsF3gEfPG6

    どうしてかな………                                       
    一番大事な人の幸せを願えないや…………                                          
    でも、背中押してあげたい…………                                            
    これ以上にない幸せをくれた人の。。。背中押してあげたい。頑張れって言ってあげたい……

    2008-01-28 05:20:00
  • 507:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛は立ち上がり空に向かって両手をぐんと伸ばして胸いっぱいに空気を吸い込んだ。                                   
    そこに広がる空は、悲しいくらい澄んでいて、雲ひとつない。。雷雲も、強い風もふかない。。。。穏やかな春を心待ちにしているような、そんな空。。深い青を描く空………                                         
    まぁくんも立ち上がり、空を見上げたんだ。。。「まぁくん?」この名前を君に呼び掛けるのも、これが最後………「ん?」優しく聞き返すまぁくん。。。                                      
    愛は、空に伸ばした手をおろし、まぁくんの前に差し出すと、まぁくんは一瞬驚いた顔をしたけど、優しく微笑み愛の手に手を重ねて、握手。

    2008-01-28 05:27:00
  • 508:

    愛◆hsF3gEfPG6

    大好きなまぁくんの温度が愛の冷たい手を温める。。                                    
    これ以上にない幸せをありがとう…………もう、大丈夫………もう大丈夫だよ                                     
    「あったかぁ…… 」愛がそう言うと、まぁくんはにっこり笑って愛を見た。 「今までほんまにありがとうな」                                              
    そして、手をはなしたんだ………

    2008-01-28 05:31:00
  • 509:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まぁくんは、じゃあなと言い、体をくるりと向けてゆっくり歩きだしたんだ。大好きな彼女に会うために。。愛は、その後ろ姿を眺めていた。。笑顔で。。                                                               
    その時、まぁくんが立ち止まり愛に視線を向けたんだ。                                                           
    「愛っぺ!頑張れよ!幸せになってや!」笑顔でそう言って、愛がうなずくのを見てから、まぁくんは走っていきました…

    2008-01-28 05:35:00
  • 510:

    愛◆hsF3gEfPG6

                                         
    二人の恋は終わりました。晴れ渡る空の下、お互いの幸せを強く願いながら……                                                
    愛は空をもう一度見上げました。                                              
    そして、歩きだしたんだ。未来に向かって………

    2008-01-28 05:38:00
  • 511:

    愛◆hsF3gEfPG6

    DEAR                                  
    前編終了。。                              

    2008-01-28 05:39:00
  • 512:

    名無しさん

    朝から一気に読んで今読み終わりました?続きめっちゃ気になります?
    リサばりムカつく???まぁくん残念やな‥悲しいな?
    続き待ってます?

    2008-01-28 11:38:00
  • 513:

    愛◆hsF3gEfPG6

    DEAR 後編

    2008-01-28 20:48:00
  • 514:

    愛◆hsF3gEfPG6

    1話  真実

    2008-01-28 20:49:00
  • 515:

    愛◆hsF3gEfPG6

    チュンチュン……鳥の囀りで目が覚めて、愛は体を起こして窓に差し込む朝日に目を眩ませるんだ。 輝かしい春の穏やかな朝がやってきた。                                    
    まだ、ジャケットがなければ寒いけど、コートもマフラーもいらないね。                                        
    もう3月なんだ。。。                                       
    ベッドから降りて背伸び。フローリングにつけた素足がひんやりするや……今日も1日が始まるね。

    2008-01-28 20:55:00
  • 516:

    愛◆hsF3gEfPG6

    もうすぐ春休み。。ねぇ、まぁくん?愛はちゃんと卒業するよ?3年になったらちゃんと、勉強もする!ついていけるかは分からないけれど、やれるだけやってみるよ……                               
    電車から流れる景色を見ながら愛は心の中で、まぁくんに語りかけたんだ。                                       
    まぁくんと笑顔でバイバイしたあの日から愛は誓った。忘れられないなら、心の中で想い続けてみようって…自然と忘れる日がきた時、愛はきっと成長した事になる………愛する人の幸せを願う事だって、立派な愛だよね?                                            
    まぁくんの幸せを今は願えるようにもなったよ……

    2008-01-28 21:01:00
  • 517:

    愛◆hsF3gEfPG6

    長かった髪は、ばっさりと切り今は肩にかかるかかからないかくらい。風が吹くたびに邪魔だけど、すかっとした。                                 
    「愛〜おはよう!」教室に入ると、クラスメイトが笑顔で愛に話しかけ、愛も笑顔で返事するんだ。                                        
    変わらない毎日、変わらない時間はチクタクチクタクと止まることなく過ぎていくんだ。。 愛はよく笑うようになった。。春になったから?ううん。そんなんじゃないね…まぁくんを忘れないままでいようって思ったからだよ。

    2008-01-28 21:07:00
  • 518:

    愛◆hsF3gEfPG6

    「春休みどうするん?」休み時間の最近の話題はこれ。二週間の春休みをどう過ごすか話し合い。毎日こんな感じ。女の子って、こういう話題好きだよね。                          
    愛は、ぼーっと窓から見える景色を眺めながらみんなの会話にただ耳を傾ける。 「愛〜聞いてるん?」アスカが何も答えない愛にそう話し掛けてきたけど、愛は頬杖をついたまま、うなずく。 「春休みなんか別になぁんもないもん…彼氏もおらんし…」 「そーいう問題じゃあなくって〜……もぅ!寝たあかんやん!」アスカが眠そうにしている愛に頬をぷくーっとふくらませ注意。。愛は、退屈でため息。

    2008-01-28 21:16:00
  • 519:

    愛◆hsF3gEfPG6

    平凡な毎日は退屈だけど、それはそれで結構幸せ感じれたりするんだよね…こうやってきっと、時間が過ぎていってしまうのかな……                                    
    あぁ……眠い………窓際の席は眠いや…………                                       
    毎日がそんな感じで、穏やかにすぎていっていた。地元の道を歩くとき、やっぱりまだちょっと胸が痛いけど、それでもまぁくんにばったり会う事はなかったんだ。

    2008-01-28 21:25:00
  • 520:

    名無しさん

    リサがまあくんと
    つきあってるっぽい
    気がするー?

    2008-01-28 21:43:00
  • 521:

    名無しさん

    それはないやろぉ

    2008-01-28 21:59:00
  • 522:

    愛◆hsF3gEfPG6

    そんなある日―――                           
    愛が部屋で雑誌を読んでると、弟が部屋に入ってきたんだ。 そして愛にいきなり学ランのボタンを手渡してきた。愛は意味が分からなくて手のひらに乗ったボタンを見る。  なんだこれ?                                   
    愛「何これ?」弟「まぁくんが渡しといてって…あとこれも」そう言って茶色い封筒も手渡してきた。

    2008-01-28 21:59:00
  • 523:

    愛◆hsF3gEfPG6

    そっか……まぁくん卒業式………愛にくれるって約束してたもんなぁ………まぁくんの学ランの第二ボタンなんだね…………                            
    手の平の上でコロンと転がる金色のボタン。軽いようで重いようなボタン。                           
    愛「まぁくんどうやった?」弟「刺繍ばりはいった短ラン着て一番目立っとったわ」それだけ言うと弟は部屋から出ていった。

    2008-01-28 22:03:00
  • 524:

    愛◆hsF3gEfPG6

    前までの愛なら、きっとこんな物渡してくるなんて最低とか思ってたと思うけど、今は違う。                              
    ちゃんと笑顔でバイバイできたからこそ、まぁくんが愛にプレゼントしてくれたんだよね?じゃなきゃ、まぁくんだって渡してこないに決まってる。                                         
    ボタンをぎゅっと握り愛は目をつむったんだ。……まぁくん?卒業おめでとう………進路が気になるけど、もう愛は知る事もないんだし、知る理由すらないもんね………

    2008-01-28 22:08:00
  • 525:

    愛◆hsF3gEfPG6

    でも、悲しくならない ……きっと間違えてはなかったっていつか思える日がくるだろうから……だから愛は、もう後悔はしないよ?                                    
    あの日流した涙もたくさんの悔しさも、今となっては思い出だから。うん…そうだよね………

    2008-01-28 22:12:00
  • 526:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛はゆっくりまぶたを開けて、茶色い封筒を開けたんだ。少し分厚い封筒…なんだろ……                                            
    中に入っていた何枚も重なる紙は綺麗に三つ折りされていて、開くとそこにはまぁくんの字でかかれた文字がぎっしり4枚分書かれていた。                                 
    まぁくんからの手紙だ………愛は、金ボタンを床に置き手紙に目を通す。

    2008-01-28 22:18:00
  • 527:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛っぺへ                                
    どうしても話しておきたい事があったから手紙書くけど、読むか読まないかは愛っぺにまかせる。 明日俺は卒業する。これを愛っぺが読む頃はもう卒業した後やな。この3年間色んな事がありすぎたねん。でもどれもいい思い出やな。  俺な、愛っぺと出会った時まださやと別れてへんくて、ほんまは夜中に何回か会った。でもなんにもないで。それはほんま。俺な最初愛っぺの事やったら切るつもりやったねん。でもなんかすぐやれへんくって。。。けど愛っぺから別れようって言われた時気付いたねん。愛っぺの事がめっちゃ大事になってた事。で、やり直せた時からほんまに愛っぺだけやったし、本気で将来を考えた。中学卒業したら仕事して金貯めて18なったら結婚したいってほんまに思った。

    2008-01-28 22:29:00
  • 528:

    愛◆hsF3gEfPG6

    俺ろくな恋愛してんくて遊びでしか付き合えない奴やったけど、愛っぺはそんな俺を変えてくれてん。 これ以上にないくらい大事で、めっちゃ守りたくて。うまくいえんけど、本気になれる唯一の女。それが愛っぺ。  けどなあの産婦人科に行った朝、愛っぺのおっちゃんがいきなり家にやってきていきなり俺殴られたねん。それでおっちゃんに付き合ってる事話して、妊娠してたら生ませたいって言ったねん。将来結婚したいって。 でもおっちゃんは、反対して俺にこう言ったねん。妊娠していたらおろさせる。俺の年でそんな簡単にそんな事を言うもんじゃないって。子供が子供育てられるわけない。

    2008-01-28 22:35:00
  • 529:

    愛◆hsF3gEfPG6

    でも俺、あきらめたくないしそんな事言われたからって引き下がりたくなかったら、どうやったら認めてもらえるか聞いたねん。見た目も俺ちゃらけとるし、やっぱ誠意見せるしかないなって。 そしたらおっちゃんが妊娠してたら今回は堕ろす。それは変えれない。愛の将来考えたら、認めるわけには行かないって。認めてほしかったら俺が卒業するまでお互いに距離おいてみて、それでも俺と愛っぺがちゃんとその日まで待てたら認めるって。4月まで待てないならこの先はどうせ無理に決まってるって。  けど、この事愛っぺに言ったらまたおっちゃんを恨んで家出しかねないから俺言えへんかった。 ほんまはそんなんしたくなかった。ほんまはそばにいてやりたかった。ほんまは、はなれたくなんかなかった。

    2008-01-28 22:42:00
  • 530:

    愛◆hsF3gEfPG6

    距離おいてから愛っぺが電話してきたり、家の前にきたりしてたやん?あん時何度も愛っぺからの電話っておかんから聞いた時出たくなったし、家に来た時すぐ出ていって抱き締めたくなった。けどな、おっちゃんに認めてもらいたかったからどうもできんかった。。愛っぺに何て言っていいのか分からんくて不安にさせた事だって分かってた。ほんまにごめんな。 
    川原に俺呼び出した時あるやん?おぼえてへんかもやけどリサが俺に電話した時、なんとなくやけど分かってたねん。愛っぺリサと友達言うてたし。。俺、ちゃんと話したくて。。やっぱちゃんと話さないと不安にさせたまま待つのはしんどいやろうからって。

    2008-01-28 22:50:00
  • 531:

    愛◆hsF3gEfPG6

    リサから福島先輩と愛が実は前から付き合っているって聞いたねんあん時。それで愛いっかい俺の前で過呼吸なったやん?あれな、福島先輩から殴られておかしくなってた時やったって聞かされて、俺な腹立ってリサの言った事信じてもた。。。 あれから俺めっちゃまた遊んでやりまくって。。。けど愛っぺの事が気になって…………彼女できたのにクリスマスに電話してもて、何回かベル送った事彼女にばれて泣かれて、気付いたねん。こんなんしとったらあかんって……… それだけ言いたかったねん。いまさらやけど、ちゃんと伝えたかった。 愛っぺの事はまだ好きやけど、もう俺にはそんな資格ない。。。ほんまにごめんな………今までほんまにほんまにっありがとう。   誠

    2008-01-28 23:00:00
  • 532:

    愛◆hsF3gEfPG6

                             
    愛はその夜リサをあの川原に呼び出したんだ。リサは原付に乗ってのこのことやってきた。平然とした顔で。  ずっと無視していたからこうやって顔見るのはいつぶり?                                 
    なぁんにも知らないからそんな平気な顔してられるんやな……                                
    リサは原付にキーをつけたまま、原付から降りて愛が座ってるベンチに座り、タバコに火をつけたんだ。

    2008-01-28 23:07:00
  • 533:

    愛◆hsF3gEfPG6

    煙が風に揺れて愛の髪にぶつかった。 リサ「どないしたん?」愛の顔を見ようとせず話すリサ。愛はリサを睨んでいた。 愛「なんでまぁくんに福島と付き合ってるとか嘘ついたん?」愛の声は怒りで震えていた。リサはそれを聞き驚くどころかクスッと笑ったんだ。                           
    リサ「実際やったからほんまやん?………あんたさせ子やからやぁ、三人とできてきもちよかった?リサがぜぇんぶ犯人やで?」―――――?!――――――何言ってんねんこいつ――――何笑ってんねん。。。拳に力が入る。  愛「ショウタロウとも付き合ったんやろ?」リサ「すぐやれたからいらんから切ったわ(笑)」平然と話すリサ。愛は気付けばリサを殴っていた。 リサは、すぐさま愛に掴み掛かってきて発狂しながら愛を殴り、愛も殴り返す。

    2008-01-28 23:14:00
  • 534:

    愛◆hsF3gEfPG6

    リサ「あんたが幸せそうにしとると腹立つねん昔っから!イライラしてまうんや!」愛「やってええ事と悪い事あるやんけ?!何考えてんねん!!?お前彼氏おるやんけ?!ショウタロウとよくやれたな?!そんな事よくもやれたな?!」                                         
    リサ「あぁ、まぁくんやろ?あん時見せたキスマークまぁくんがしたキスマークやで(笑)ってかやぁ、もういらんし言っといてくれん?妊娠なんか嘘やって」                                                  
    ―――――?!―――――リサから言われた言葉を聞き固まる。愛がショウタロウと付き合いだした時にリサが見せてきたキスマーク。。。あれは、まぁくんからされたキスマークだったんだ――――どういう意味………???なんで?

    2008-01-28 23:21:00
  • 535:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛「嘘ばっかつくなや!」リサ「本人に聞けばええやろ?まぁくんさぁあんたの話しあるからって呼び出したらのこのこやってきたわ(笑) やるまではまぁ時間かかったけどあんたの代わりでええからって言ったらやぁ、リサとさくっとやったねんで(笑)でも影ではあんたの事忘れてへんみたいで、ほんま腹立ったから脅したねん。まぁくんは愛にこの事言わないでほしいって言ったから、言われたくなかったら付き合えって。それで付き合ったねん。これでも信じられへん?あっ、まぁくんの部屋にあったギターって言ったら信じる?ってか、もういらんしあんたに返すわ。大事な大事なまぁくんやろ(笑)」

    2008-01-28 23:27:00
  • 536:

    愛◆hsF3gEfPG6

    寂しいまぁくんの心につけこんでリサはまぁくんを誘ったんだ……なんでそんな事…………たった一度の過ちをまぁくんは後悔して………………なんでそんな約束でリサと……………リサはまぁくんをだましたんだ。好きでもないのに愛から奪いたかっただけで………それだけの理由で……………                                       
    一番だましちゃいけない人の弱みにつけこんで、リサはまぁくんに妊娠したと嘘をついてまでまぁくんを引き止め、捨てようとしてる……………………                                         
    愛は力いっぱいリサを殴り、走って原付にまたがり原付を走らせリサを跳ねとばすとリサがふっとび倒れながらうめきだした。リサは原付のキーをぬいて川にむかって投げ飛ばしリサの前にいきしゃがんだんだ。

    2008-01-28 23:36:00
  • 537:

    愛◆hsF3gEfPG6

    うめきながら、リサはのたうちまわっている。愛はリサの履いていた靴を脱がして手にもったまま立ち上がったんだ。 「ちょおそこで苦しんどけや?いままぁくん呼び出すからまぁくんに謝れや」愛はそれだけ言うと走って近くの公衆電話からまぁくんの家に電話した。                                    
    『もしもし』出たのはまぁくん。 「愛やけど今から川原来て?リサもおるから」それだけ言って電話を切ってリサの元へ戻った。リサはまだのたうちまわっている。いっその事こっくり逝けばいいのに。

    2008-01-28 23:43:00
  • 538:

    愛◆hsF3gEfPG6

    すぐさままぁくんがそこへやってきたんだ。愛はまぁくんの姿を見つけ、走ってまぁくんの元へかけよると、びっくりしたままリサを見るまぁくんは愛に視線を向けると同時に愛を平手打ちしたんだ。                                
    悲しく響いた音。                            
    愛はまぁくんを見るとまぁくんは愛を睨んでいた。  誠「何してん?!」愛「リサからまぁくんだまされてんねんで?!妊娠なんか嘘やで?!愛な福島からまわされたねん!あの日「そんなん聞いてんちゃうやろが?!!」愛に怒鳴るまぁくんの目は、もう愛情なんてない冷めた顔。

    2008-01-28 23:48:00
  • 539:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まぁくんは、愛から視線をリサへと向けてリサの元へ走り、リサを抱き締めたんだ。  リサの腕がまぁくんの背中に回される。。                                         
    やめて …………やめてよ…………見たくない。見たくないよ                                             
    誠「リサ?もう大丈夫やからな?」優しく話すまぁくん。リサは泣きながらまぁくんにしがみついていた。                                       
    そんな目でリサを見ないで………やめて…………やめてよ…………いやだ…いやだよ…………

    2008-01-29 00:04:00
  • 540:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛「リサはまぁくんを好きなんかじゃないねんで!?騙してるんやで?!」愛がまぁくんの元へ駆け寄り、リサを抱き上げたまぁくんが愛を見たんだ。                                           
    「関係ないから…愛っぺ最低やな…」                                            
    愛はその言葉を聞き、固まったんだ。まぁくんの服をつかんだ手の力がぬけ、まぁくんはそのままリサを抱き抱えたままその場から去ったんだ。                                 
    ………愛………なんで最低なんか言われなきゃならへんの………………???なんで?なんでなん?…………愛が何したっていうん……………………………………………………………

    2008-01-29 00:09:00
  • 541:

    愛◆hsF3gEfPG6

                                         
    まぁくんなんか消えてまえ…………                                            
    もう、いらん。。                                                                
    どうだっていい………

    2008-01-29 00:12:00
  • 542:

    愛◆hsF3gEfPG6

    DEAR                      
    人の気持ちは簡単に変わってしまうもの……糸も簡単に変わってしまい、大事にしたかった気持ちも、自然と違う誰かに切り替わるんだ………                                             
    体の繋がりよりも心の繋がりを……心の繋がりよりも強い何かを求めては結局誰かの体温を求めては、繰り返して………君は、僕を捨ててしまった………後悔だけを残して………                                        
    ねえ、まぁくん?………それでもまぁくんの幸せを願う私は、ばかですか………?

    2008-01-29 00:18:00
  • 543:

    愛◆hsF3gEfPG6

    2話 香り

    2008-01-29 00:21:00
  • 544:

    愛◆hsF3gEfPG6

    コロン……冷たいフローリングにころがる金ボタン。愛は電気もつけづに窓の外から差し込む外灯の灯りの中ぼーっとしていた。                           
    さっき抱き合っていた二人の光景が頭に甦る。                                       
    なんでリサなの?なんで?…                                                
    リサの首にあったキスマークは、まぁくんがしたものだったんだ……………………………ドクン……ドクン………胸がしめつけられ、悔しさがこみあげてくる。

    2008-01-29 01:33:00
  • 545:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まぁくんは、愛にしていた事をリサにも………キスして………指を重ねて……………………それで………………………………………………………                                            
    リサを受け入れるんだ。抱き締めながらキスしながら。                                                 
    やだ…………いやだ…………やめてよ……………考えたくない!!そんなの考えたくないよ!!

    2008-01-29 01:37:00
  • 546:

    愛◆hsF3gEfPG6

    なんでリサなの?!なんでリサを受け入れたの?!                                        
    違う誰かと幸せになるのなら、愛は何も言わずに幸せを願える。だって握手した時本気で思えた。                                                     
    でも、リサなんだよ。。その相手が………幸せなんて願えないよ………願えるわけないよ!

    2008-01-29 01:40:00
  • 547:

    愛◆hsF3gEfPG6

    もう、いらない………誰も信じない。  友達もいらない。                                             
    どうだっていい…………                                                             
    愛は、ゴミ箱にベルと金ボタンと手紙を捨てたんだ。もう、なんにもいらないから………

    2008-01-29 01:42:00
  • 548:

    愛◆hsF3gEfPG6

    それから二週間愛は一度も家に帰らず、三宮にいたんだ。 地元に帰る気にはなれなかった。誰にも会いたくなかったんだ。                                                    
    愛は当時流行りのテレクラに電話をした。そしてのこのこやってきたおやじとホテルに行き愛はおやじを受け入れた。

    2008-01-29 01:45:00
  • 549:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛をえらく気に入った、自称自営業のおやじが愛に携帯の番号を教えて、愛はそいつに電話してブランド品を買わせた。外で会い、うろちょろするにもお金をもらい、そいつは喜んで愛に金を払った。                              
    コインロッカーに服や靴を入れ、二週間ずっと毎日おやじの相手をして愛はありえないくらいの金をもらい、買い物したりしていたんだ。それでも金はたくさん残っていた。                                          
    夜泊まるホテルはいつもビジネスホテル。窓から見える夜景を1人で見ながら愛は、いつも飛び降りたくなったんだ。                                            
    ここから飛び降りたら………楽に逝けるのにね…………

    2008-01-29 01:55:00
  • 550:

    愛◆hsF3gEfPG6

    二週間経って生理が来た。愛は仕方なく家に帰ると、父さんからさんざん殴られたけど、なんとも思わなかった。                      
    耐えれば終わる。                                         
    母さんからもさんざん嫌味を言われたけど、なんとも感じなかった。                                         
    耐えればいい。

    2008-01-29 02:01:00
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