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?月と太陽?
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1:
??
『やっぱ無理!』
繁華街のど真ん中で、あたしは叫んだ。
「何がやねん!早よ行くで!」
と、あたしに負けないくらい大きな声で、連れの【美咲】も叫ぶ。
そぅ、あたし達は今からとある場所に行くのだ。2007-12-20 02:10:00 -
2:
??
連れの美咲に引っ張られ、ついた先は一軒のキャバクラ。店の前に、ミルクティー色の髪を綺麗に巻いたキャバ嬢が一人いる。そのキャバ嬢を見るなり美咲が言った。
「なぁ、あんたがアユナ?」
アユナと呼ばれたキャバ嬢が、あたし達の方を見る。
「そぅやけど、誰?」2007-12-21 01:58:00 -
3:
??
「速水 修二って奴知ってるやろ?」
美咲が少し、きつめの口調で言う。修二と聞いて、アユナがピクっと反応した。
「あたしの男やけど?てか自分ら誰なん?修二の何?」
アユナの口調もきつくなる。2007-12-21 02:00:00 -
4:
??
「は?あんたの男?自分、頭大丈夫?この子から奪っといてよぉ言うな。」
と、美咲は言ってあたしをアユナに近付ける。
「自分が、修二の元カノなん?奪ったとか、人聞き悪いってー。修二からあたしの方に来たんやで?」
アユナの勝ち誇ったよぅな、笑った顔にあたしはイラついた。2007-12-21 02:06:00 -
5:
??
「修二が言いよったで。元カノは愛想ないし、可愛いげないし、最悪やったって。」
―バチン!
その瞬間、あたしの右手がアユナの頬をぶつ。
「い…ったぁ!何しよんじゃコラァ!」
キレたアユナが、あたしの胸倉を掴む。2007-12-21 02:10:00 -
6:
??
『お前が修二に、ちょっかいかけとったんこっちは知っとんねん!フザケンなや!!』
あたしも負けじと、アユナに掴みかかる。あたし達の大声で、まわりには人だかりが出来ていた。だけど、そんなのは関係ないくらい、あたしはムカついていた。2007-12-21 02:17:00 -
7:
名無しさん
期待あげっ?
2007-12-21 05:46:00 -
8:
??
【速水 修二】
あたしが生まれて、初めて本気で好きになった男。カッコ良くて、優しくて。
それなのに………………。『―…お前がおらんかったら良かったんじゃ!』
アユナの髪を引っ張り、顔をおもいっきり殴る。
「コラ!お前ら何しとんね ん!?」2007-12-21 16:24:00 -
9:
??
あたしとアユナの間に、突然割って入ってきたのは、どこかの店のボーイ。
「あ、リン君助けてやぁ!この女いきなりアユナの事、どついてきてん!」
どぅやら、アユナの店のボーイらしい。
『あんた関係ないやろ!どっか行けや!』
イライラしていたあたしは、全然関係ないボーイにも食ってかかろうとしていた。2007-12-21 16:33:00 -
10:
??
「ちょお落ち着けって!何があったんや?」
リンというボーイがあたしの肩を掴む。そのリンの後ろでは、アユナが殴られた顔を手で押さえ、あたしを睨んでいた。
『…自分には関係ない。もぉえーわ、美咲行こう。』リンの手を払いのけ、あたしは美咲の手を引っ張り走った。走りながら、もぅ2、3発殴れば良かったと、あたしは思った。2007-12-21 17:16:00 -
11:
??
「ホンマあの女ムカつくな!」
美咲もイライラしてるみたいだ。
『…あたし、ホンマアホやな。アイツしばいたって、修二が戻ってくる訳ちゃうのに。』冷静になると、自分が本当にアホみたいだと思った。あたしよりアユナを選んだ修二。答えは決まってたのに、あたしは何をしてるんだろう。2007-12-21 17:24:00 -
12:
??
7さん?
ありがとう?
頑張ります??2007-12-21 17:25:00 -
13:
??
何だか全てがバカバカしくなってきた。あたしを捨てて他の女に行った修二も。あたしを見下すよぅに笑ったアユナも。何もかもが、どーでも良くなった。
『美咲、飲みに行こ!』
あたしが言うと、美咲は頷き言った。
「朝まで飲むでー!」2007-12-21 18:05:00