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奇跡の人

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  • 1:

    こんなに人を好きになれた。
    こんなに人をいとおしいと思えた。


    あなたは奇跡の人

    2008-01-04 12:55:00
  • 9:

    佳奈ちゃんは教えかたが上手くて物覚えが悪い私でもすぐに仕事を覚えられた。仕事の合間に色んな話をして佳奈ちゃんとは、初日で仲良くなれた。なんやかんやで夕方になり遅番の人と交代の時間になった。そしたら佳奈ちゃんが「あっそうや!遅番にもう一人タメの子おんねん!来て来て♪」と言って私の腕を引っ張って店の奥の方まで行った。

    2008-01-04 14:49:00
  • 10:

    「淳(ジュン)〜!」
    佳奈ちゃんが、そう呼んだ目線の先を見ると"淳"って人らしき後ろ姿が見えた。(なんやろ…嫌な予感する)そして淳が振り返った。…予感は的中した。鼓動が早くなって握りしめた手に汗が滲む。振り返った淳の表情が段々ひきつっていくのが分かった。そんな私と淳を交互に見た佳奈ちゃんが不思議そうに「知りあい?」と聞いた。先に口を開いたのは淳だった。「いいや、知らんわ。」

    2008-01-04 15:03:00
  • 11:

    「知らんのかい!紛らわしいリアクションすんなやぁ(笑)」佳奈ちゃんの言葉で張り詰めた空気が軽くなった。「この子今日入ってきた由樹(ユキ:姉の名前)♪佳奈らとタメやでっ♪」佳奈ちゃんにそう紹介されて軽く頭を下げた。「んでこっちが淳なっ♪愛想ないけどええやつやからな♪」

    2008-01-04 15:20:00
  • 12:

    淳はこっちを見ようともしない。佳奈ちゃんはそんな淳を見て「本間愛想ないわぁ」と小さく呟いたあと「んな帰ろか♪」と言って淳にばいばいと手を振ってまた私の腕を引いて更衣室に行った。「いっつもあんなんやし淳の笑ったとことか見たことないから気にせんときなあ、てか辞めんとってよぉ?」と佳奈ちゃんが頼むように言った。「あ、はい大丈夫すよ」と笑って返すと安心したように佳奈ちゃんも笑った。だけど正直、辞めたい気持ちでいっぱいだった。淳は私を知らないと言ったけど、あれは嘘だ。

    2008-01-04 16:03:00
  • 13:

    淳と私は幼なじみだった。小さいころ私の家は母子家庭で母は朝から晩まで働いていたため、私はほとんど淳の家に預けられていた。淳に毎日遊んでもらって本当の兄弟みたいだって思っていた。

    2008-01-04 16:23:00
  • 14:

    中学生になったころも相変わらず淳の家に遊びに行っていた。淳の部屋のコルクボードは私と淳の写真でいっぱいだ。それを見つめ「もうこれ写真貼るとこないなぁ」って言うと「やろ?ちゃんと新しいコルクボード買うてきたからな♪」って屈託のない笑顔の淳が言う。ドキッてした。あぁ、この笑顔…反則やわ。「これとか懐かしいやろ?覚えとうか?」て淳が1枚の写真を指さした。

    2008-01-04 18:57:00
  • 15:

    名無しさん

    作文みたいやな

    2008-01-04 23:59:00
  • 16:

    名無しさん

    おもしろそうやん?私は続き気になる〜?頑張って?

    2008-01-05 00:22:00
  • 17:

    名無しさん

    読みにくい

    2008-01-05 01:06:00
  • 18:

    16さんありがとうございます(^O^)♪
    17さん、どんなふうにしたら読みやすくなりますか??読んでくれてる人に分かりやすく書いていきたいんで駄目なとこ教えてください(>_

    2008-01-05 15:37:00
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