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私27歳。彼氏22歳

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  • 1:

    りお

    ほぼ実話です。
    ありきたりなホストとキャバ嬢の話ですけど良かったら暇潰しに読んで下さい?

    2008-01-14 19:17:00
  • 2:

    りお

    24歳の時当時付き合っていた19歳の彼氏に棄てられ自暴自棄になった。
    10日以上食事をせず会社も辞めた。
    私を振った彼氏【修司】とは半年しか付き合っていなかったのに私の依存心は凄まじかった。
    修司は『前の女が忘れられない、お前に対してそこまで気持ちがいかなかった』と言って一方的に私を振った。

    2008-01-14 19:33:00
  • 3:

    りお

    その別れの台詞に私は混乱して苦しんだ。
    何故なら修司の前に付き合っていた5歳下の会社員
    【誠】に振られた時も全く同じ台詞を言われたから…2人には共通点がありすぎた。2人共5歳年下である事最初は私に一目惚れして猛アタックされ付き合い、付き合ってる間はとても大事にしてくれた事、散々結婚をほのめかした揚げ句、前の女が忘れられないという理由で前ぶれなく突然私を振った事。

    2008-01-14 19:45:00
  • 4:

    りお

    私は恋愛において二度、前の女という存在に負けた。更に共通点を挙げると誠も修司も前の彼女に振られている。やり直したいとかけあってもヨリは戻せずその後連絡は取れなかったらしい私はヨリを戻せる可能性が無い女達に負けた。
    それが私の自尊心を深く傷つけた。

    2008-01-14 19:56:00
  • 5:

    りお

    男は前の彼女を引きずり当時の思い出を完全に美化する生き物とよく聞くけれど余りに似ている状況で二度振られた私は卑屈になるしかなかった。
    【浮気された訳じゃない、戻ること無い過去に負けた自分】【1番になれない、必要とされない自分】【男が信じられない】【もうこの人以上の男と出会う事なんてない】【…一生独り】

    2008-01-14 20:10:00
  • 6:

    りお

    恋愛体質で依存心の強い私は別れた後付き合ってる時以上に相手に執着してしまう、恋愛が全ての女だった仕事が順調で友達がそれなりにいても恋愛が駄目になると全て駄目になる。
    修司と別れて当時勤めていた会社を辞めた私は修司に一目でも会いたくて修司の現れそうな場所を毎日ウロウロした。髪は丁寧に巻いて化粧もばっちり、修司好みの服装で。もし会ったら偶然を装って声をかけ、また修司に振り向いてもらえるきっかけを作ろうと考えながらひたすら街をさまよった

    2008-01-14 20:35:00
  • 7:

    りお

    今考えれば何て痛い事してたんだろう私は。
    それでも当時は必死だった必死で修司を探した。
    電話やメールは応答が無かった時に辛いし未練があると思われるのがイヤで連絡はしなかった。
    偶然会うというシチュエーションになぜかこだわっていた私はとにかく毎日街へ出た。
    修司を見つけた。

    2008-01-14 20:42:00
  • 8:

    名無しさん

    ↑↑おもんないからもういいわ。まじでもうやめてや

    2008-01-14 20:46:00
  • 9:

    りお

    ごめんなさい?

    2008-01-14 20:51:00
  • 10:

    りお

    やっと見つけた。
    『修司…!』
    修司と私は目が合った。
    やっと会えた、一ヶ月ぶりに見る修司は何も変わってないように見えた。
    日焼けした肌、長い襟足、左耳のピアス…
    私は一瞬で修司がどういう反応をするのか期待した。…修司はチラッと私を見て声をかけた私を無視してそのまま通り過ぎて行ってしまった。
    …完全に終わった。

    2008-01-14 21:07:00
  • 11:

    名無しさん

    けっこぅ共感できるけど?

    2008-01-14 21:08:00
  • 12:

    りお

    一体何を期待してたんだろう私は…
    涙も出なかった。ただ無感情になりそのまま家に帰った。
    何の為に仕事を辞めたのか泣き続けたのか馬鹿らしくなったのと同時に今より綺麗になって見返してやりたいという中途半端にポジティブな発想が生まれた。
    それから私はエステやネイル、洋服にお金をかけて友達とひたすら遊んだ。
    色んな男と遊んだりもしたけど修司と比べてしまって告白されても付き合う気にはなれなかった。

    2008-01-14 21:19:00
  • 13:

    名無しさん

    全然おもろないから終了!!

    2008-01-14 21:24:00
  • 14:

    りお

    何をしても心は埋まらなかったけど自分磨きは楽しかった、リアルに周囲の反応が以前と変わるから。
    修司と別れて3ヶ月くらい経ちそろそろ仕事しなきゃなと考え始めた頃、1本の電話があった。
    携帯のディスプレイを見る。
    ……【修司】からだった
    『もしもし…?』おそるおそる出てみると「俺、誰かわかる?」久しぶりに聞く修司の声、『修司やろ?』「うん、元気してた?男できた?」どういう風のふきまわしかわからなかったけど修司から電話があった事は嬉しかった

    2008-01-14 21:35:00
  • 15:

    りお

    『おらんよ修司は?』
    「あ〜おんで」…彼女できたんや、と一瞬ショックになった「子供できたから結婚せなあかん、女の事あんま好きちゃうけど。おまえの方が良かったわ、もうしゃあないけどな、やっぱ産まなあかんかな?」
    …言葉失った。何なんこいつ、何の報告?何でわざわざそんな事言うん?
    しまいには「また色々相談のってや」って…私は呆然としてその場は適当に返事して電話を切った。

    2008-01-14 21:50:00
  • 16:

    りお

    私は24歳にもなってこんな頭の悪い男に執着していたのかと思ったら吐き気がした。何でこんな奴好きやったんやろう…目が醒めた。次の日も修司から電話があって「何してるん?」と何事もないように聞いて来たので『あんたほんまキモイ、何調子乗ってんの?ついでに自分で思ってるほど顔も格好よくないで、そのうえ人間性も終わってるな一回死んだら?』と一方的に暴言を吐いて電話を切った

    2008-01-14 22:02:00
  • 17:

    りお

    こんな男を好きやった私も悪い。友達からも「あんたは見る目がない、しかも年下ばっかり。いい年やねんからドキドキ感ばっかり求める恋愛してたらあかんで」
    としょっちゅう言われてたその通りだと思う。真面目に大学出て真面目に会社で仕事して…平凡な生活に恋愛がプラスされると全てがそこに左右される、そういう所を治したい…24歳、微妙と言えば微妙な年齢、今就職活動をしてまた真面目に働くのが妥当なのだろうか

    2008-01-14 22:29:00
  • 18:

    りお

    …期間限定で今までと違う生活をしてみたい…私の中でそういう考えがよぎった何となく水商売をしてみたい、きっと出来るなら今しか無いし色んな人と出会えるかもしれない、またちゃんと就職はすればいいしちょっとだけ今まで通った道から逸れてみようと夜の世界に踏み込む事にした。
    キャバ、スナック、ラウンジ、クラブの違いすらわからなかった私の遅咲きキャバ嬢デビューである。

    2008-01-14 23:07:00
  • 19:

    りお

    24歳からキャバてどうなん?と思ったけれどスカウトに「年ごまかしたら?」と言われ
    20歳に設定した。私は身長は162センチあるのだけど顔がかなり幼いらしく下手したら10代に見られる事も多々合ったので無理のある詐称では無かった。
    とにかく何もわからないままスカウトに連れて行かれた店で面接をし提示された3500円という時給が良いの悪いのかもわからなかったけど短期だし、ということで入店を決めた。

    2008-01-14 23:23:00
  • 20:

    ?柚華?

    あたしも恋愛体質なんで心境がよく分かりました?
    応援してるんで頑張って下さい?

    2008-01-14 23:25:00
  • 21:

    ?柚華?

    あたしも恋愛体質なんで心境がよく分かりました?
    応援してるんで頑張って下さい?

    2008-01-14 23:26:00
  • 22:

    りお

    柚華さん?ありがとう?
    今日は暇なので書けるだけ書いてみようと思います。当時の自分のバカさ加減は更にエスカレートしていくんで?

    2008-01-14 23:31:00
  • 23:

    りお

    借りたドレスに着替えた瞬間【この年でキャバデビュー】また頭によぎったけど私は20歳!と虚しくも自分に言いきかせ愛音と一緒に更衣室を出た。
    「お〜、りおも愛音も可愛いやん!2人とも俺の担当やから仲良くしよな!じゃ行こうか!」
    ジョジョがやってきた。…仲良く…ですか。
    そして待機する間もなく最初はヘルプについた。

    2008-01-15 00:07:00
  • 24:

    おもしろそう?
    頑張って下さい??

    2008-01-15 00:16:00
  • 25:

    りお

    さやかさんという当時No.1だった女の子のお客さんのヘルプについた。
    ヘルプといえど初めて付いた席なので緊張した。
    ジョジョに教わった通りに私は『さやかさん可愛いですよね、今日私初めてなんですけどさっきさやかさんが色々教えてくださってすごい憧れましたぁ』とどの人がさやかさんかわかりもしないのにさやかさんを誉めるデタラメを次々しゃべった
    お客さんは「さやかは俺が見込んだ女やからな」とニヤけていた。こんな感じでいいんだろうか?

    2008-01-15 00:24:00
  • 26:

    りお

    葵さん?ありがとう?
    頑張って書いてみます?

    2008-01-15 00:27:00
  • 27:

    名無しさん

    おもしろい?

    2008-01-15 00:43:00
  • 28:

    りお

    その後もう一度別の席にヘルプで付き抜けた時ジョジョに「りお、次はフリーや、B指名の説明はしたな?接近!接近!やで、指名係りについて行け!行ってこい!」
    と言われ背中をポンと押された。
    『はじめまして、りおです』マジックで【りお】と書いた空名刺を20代後半の冴えないサラリーマン客に渡した。

    2008-01-15 00:46:00
  • 29:

    りお

    何てパッとしない男なんやろ、絶対彼女とかおらんわコイツ…と心の中で悪態をつきながらも笑顔で接し続けた。
    冴えない君との会話がスムーズに進み15分くらい経った頃「りおさん!リストまで」
    馬面の指名係りが私を呼んだ。目をチラッとそちらにやるとジョジョが少し離れたところで私を見ている。
    コクンと頷いていた。指名交渉というヤツのタイミングなんだなと理解し私はジョジョに「指名交渉の時は客のフトモモに手をおけ!」とさっき言われた通り冴えない君のフトモモにそっと手を置き『ここに居てもいい?』と超マニュアル通りの交渉を試みた。

    2008-01-15 01:02:00
  • 30:

    名無しさん

    おもろいやん?いぢわるゆーなよ?

    2008-01-15 01:25:00
  • 31:

    名無しさん

    おもろいやん?いぢわるゆーなよ?

    2008-01-15 01:26:00
  • 32:

    名無しさん

    おもろいやん?いぢわるゆーなよ?

    2008-01-15 01:27:00
  • 33:

    りお

    一瞬の沈黙がながれた、ジョジョはこっちを見てる。私は冴えない君のフトモモに手を置いたまま、チェンジしないで!と強く思った。
    「…あ、どぞ、どぞ」と冴えない君がつぶやいた。
    これが場内指名か、と小さな達成感を感じ場内指名の合図を指名係りに送った。ジョジョは小さくガッツポーズをし頷いた。
    私は単純に嬉しかった。

    2008-01-15 01:27:00
  • 34:

    りお

    そこから冴えない君の席で延長が2回出て計2時間半つきっぱなしでチェックが出た。冴えない君を送り出したあとジョジョが笑顔でやってきて「おまえイケるわ」と言いアップにした私のセットが崩れないように髪をそっとなでてくれた。
    「向こうの席で愛音も場内入ったわ、おまえ愛音には負けるなよ」
    元々負けず嫌いな私は愛音を意識した。
    『わかりました』と笑顔で答え次のフリーに付いた。
    たまたまかもしれないけどその席でも場内指名が入り私のその日の仕事は終わった。

    2008-01-15 01:42:00
  • 35:

    りお

    私はその日5本の場内指名を貰いドレスから私服に着替えた。ジョジョに「オマエ見込みあるわ明日もその調子な!この店には送りのドライバー居るねんけど今日は俺がオマエを家まで送るからな」と言われジョジョの車に乗り込んだ。
    賑やかだった店内からジョジョと車の中で2人きりになり少し緊張した。
    何故この担当にドキドキしてるのかわからなかったけど運転しているジョジョの横顔を格好良いと思ってしまった。

    2008-01-15 01:53:00
  • 36:

    りお

    「今日初日どうやった?」
    『緊張したけど何とか…』「わからん事あったら何でも聞けよ、俺はオマエの面倒をちゃんと見るから」
    『ありがとうございます』「敬語やめろな、プライベートの相談も聞くからな」
    『…わかった』
    「彼氏は??」…嫌な質問だった。バカ男修司のことを思い出してしまった。
    『この前別れた』と答えると「そっか俺も今おらんねん、一緒に頑張ろう。俺は今日からオマエを育てる事に専念する。たぶんオマエは俺にとって特別になる」
    …ドキっとした。

    2008-01-15 02:07:00
  • 37:

    りお

    今思えばちょっと口の達つボーイは女の子を頑張らせる為にこんな台詞をポンポン吐くものだ。
    でも水商売を知らない私にとって【オマエは特別】という言葉は心に響いてしまった。「何か聞きたいことはあるか?」ジョジョのこの質問は仕事の事でという意味に決まっているのに私は見当違いにも『歳いくつ?』と聞いてしまった。

    2008-01-15 02:17:00
  • 38:

    りお

    「あぁ俺の歳?20歳やで!」軽く嫌な衝撃が走った。
    この子もこんなしっかりしてんのに5歳下なんや……誠や修司と同い年か…私はこれから一緒に働いていく初対面のジョジョに一瞬でもトキメキを感じてしまった事を無かった事にしようと目をつぶった。店から家まで車で30分くらいかかる途中のコンビニでジョジョは私に「腹減ってるやろ?家着いたら食べ」とおにぎりとお茶を買ってくれた

    2008-01-15 02:29:00
  • 39:

    りお

    家から少し離れた所で車を止めてもらいジョジョにお礼を言った。
    「りお、明日また連絡するからな」ジョジョはそう言うと店に戻って言った。
    時計を見ると3時を廻っていた。お父さんが起きてたらどうしよう…私の父は厳格で私は常にびびって実家で生活していた。起きてたら怒られる…帰宅が深夜0時を越えると父の機嫌は悪くなる。起きてませんように…そぉっと玄関を開けた

    2008-01-15 02:38:00
  • 40:

    りお

    電気が点いてない、寝てる…私はホッとした。
    自分の家なのに物音をたてないようにそぉっと歩き自分の部屋に入った。
    『空き巣になった気分やで』と呟いてベッドに倒れこんだ。今日一日の事を振り返る。猫目の可愛い愛音ちゃんの事、賑わっていた店内の風景、指名をくれた冴えない君と魔神ブゥに似たもう一人のお客さんの事………そしてジョジョの事

    2008-01-15 02:52:00
  • 41:

    りお

    目が覚めたら昼を過ぎていた。とりあえずお風呂に入り夕方までゆっくりした。17時過ぎに携帯が鳴る。
    【ジョジョ】ただの出勤確認の電話なのに私はドキドキした。『もしもし』「おはようりお!今日も昨日と一緒で21時出勤大丈夫か!?」
    『うん、大丈夫』それだけの会話。早く店に行きたかった。私は準備をして美容室で髪をセットし店に向かった。

    2008-01-15 03:04:00
  • 42:

    りお

    出勤2日めも私はヘルプに回ったりフリーに付きながらちょくちょく場内指名をもらった。時々ジョジョを目で追いながら…私が席に付いてる時離れた待機の場所でジョジョと愛音が楽しそうに喋ってるのが見えた。一瞬嫉妬に似た感情が自分の中に芽生えた気がしたけど無理矢理それは気のせいだと自分に言い聞かせた。
    …一週間後私にとって事件となる出来事が起こる

    2008-01-15 03:18:00
  • 43:

    りお

    入店4日めで愛音はA指名でお客さんがきた。
    ジョジョや店長、馬面の指名係りが愛音を囲んで「やるやんけ!愛音!未経験やのにすごいなオマエ〜」と誉め愛音は「そんな事ないっすよ愛音何にもしてないしぃお客さんが勝手に来ただけっすぅ」と愛音独特の体育会系喋りで嬉しそうに答えていた。私はまだA指名を返していない…少し惨めな気分になりその場から少し離れた所で待機をした。するとジョジョが私の隣に来た。

    2008-01-15 03:32:00
  • 44:

    りお

    「愛音に先越されたからってふてくされんなよ、俺はオマエの方がイケると思ってんねんから頑張ろうな」私はこのプチ色管理のようなジョジョの言葉を自分だけが言われてるとその頃は疑わなかった。
    …入店してから1週間が経った頃ジョジョからの出勤確認の電話で「りお今日客予定とかある?」と初めて来客予定を確認された。『…ごめん、無いと思う』私はまだA指名のお客さんを1組も返していなかった。愛音はもう既に3組ほど返していたのに…「今みたいにやってれば客は必ず指名でオマエに会いに来る心配すんな」ジョジョはそう言ったけど私は今日こそお客さんを一組でも呼びたかった。

    2008-01-15 03:50:00
  • 45:

    りお

    入店一週間で未経験で新人の私がお客さんを呼べない事を焦る必要は無かった。ただ同じ日に入店した愛音に先を越された事が悔しくて必死で営業メールと電話をかけた。手応えの無いまま出勤すると店は暇で待機場所には20人程女の子が溢れていた。そこでジョジョと愛音もう一人見た事の無いギャルっぽい女の子が3人で喋っていた。

    2008-01-15 04:15:00
  • 46:

    りおサン更新たくさんありがとうデス?
    お疲れ様でした。また楽しみにしてます?

    2008-01-15 04:31:00
  • 47:

    りお

    前に付いた団体席のお客さんが一人で来てくれた。名前は野村さん。天パで奥手そうな野村さん、私の初めてのA指名客だった。
    私は嬉しくてジョジョを見あげた「やったやんけ!りお〜さすが俺の弟子!」と握手された。私はこれを待っていた、ジョジョに誉められたくて必死でお客さんに営業をかけた。私は嬉しくて『行ってくるわ』と笑って野村さんの席へ向かった。

    2008-01-15 04:38:00
  • 48:

    りお

    葵さん?読んでくれてありがとう?もう少し更新したら今日は終わりにします?

    2008-01-15 04:41:00
  • 49:

    りお

    その日初めてA指名で来てくれた野村さんを送りだしその後付いた2名席でみやびちゃんと同席になった。「はじめましてっ!みやびですっ!お名前はっ?みやび老けてる!?こう見えて18歳!」…さっきのオドオドした子?めっちゃしゃべるやん…その席でさらっと場内指名を取っていた。後から聞いた話、彼女は15歳の頃から水商売をしていたらしい。このみやびちゃんの存在がジョジョを巡って今後私を悩ませる事になるとはその時はまだ気付かなかった。

    2008-01-15 04:53:00
  • 50:

    りお

    その日の仕事が終わり送りが出るまで時間が少しかかるとの事だったので私は私服に着替えてからコンビニへ行こうと外へ出た。非常階段を降りるその時ジョジョが追いかけてきた。
    「待って!りお」振り向いた瞬間ジョジョに抱きしめられた。「オマエ頑張ったな」おでこにキスされた。私は一瞬で舞い上がって思わず「ジョジョの為に頑張った!」と言ってしまった。

    2008-01-15 05:01:00
  • 51:

    りお

    たかだか2本のA指名で何を言ってるんだ私は…と思うけれどそれは本音だった。ジョジョは「初A指名のご褒美にコンビニで何でも買ってやるわ!行こ!」と私の手を繋いで階段を降りた。
    手を繋いだままコンビニに入り「何が欲しいねん」と聞かれたので肉マンが食べたかったけど何となくコアラのマーチにした。『ありがとうジョジョ』「俺はオマエが1番可愛い」
    ……私はジョジョの事が好きになるかもしれない、そう思った。

    2008-01-15 05:14:00
  • 52:

    りお

    まだ色管理なんて言葉その時は知らない。ただジョジョに誉められたくて私は私なりに毎日頑張った。
    …入店して1ヶ月が経った私は店にも慣れ女の子とも会話を交わしたりご飯に行くようになったりしていた20歳のりおとして…実年齢を誰にもバラす気は無かった。特に愛音と行動する事が多かった。締日になり私の1ヶ月めの成績はA指名36本、愛音は49本…愛音に負けた。

    2008-01-15 05:25:00
  • 53:

    りお

    愛音は本当に可愛い顔をしていた。キャラが勝ってしまうトコロがあったけど店の女の子やお客さんにいつも「愛音ちゃんは可愛い」と言われていた。
    だから私は愛音とジョジョが2人で居るとこを見ると何かしら気になった。愛音はジョジョの事をどう思っているのだろう。ジョジョは愛音に何を話しているのだろう。そんな事を考えながら仕事をしていたある日私が今後苦しむ事になるきっかけと言える出来事が起こった

    2008-01-15 05:36:00
  • 54:

    りお

    ジョジョとヤってしまった。私が帰りの送りでジョジョに送ってもらったのは入店した初日だけだった。だけど愛音は何度かジョジョに送ってもらっていた。ジョジョの車に愛音が乗るトコロを度々目撃したから……たまたまやんな、と自分に言い聞かせてきたけど不安だった。その日は私と愛音が同時に上がりジョジョが「2人とも俺が送るわ」と車を用意した

    2008-01-15 05:47:00
  • 55:

    名無しさん

    おもしろい!がんばってください??

    2008-01-15 05:51:00
  • 56:

    りお

    私と愛音はジョジョの車に乗り込んだ。「どっちから先行こう?」私と愛音の家は距離的には同じくらいでも方角が真逆だった。私は後に降ろして欲しかった。ジョジョと2人になりたかったから…そこで愛音が「あたし後回しにしてぇ、先りおさん送ってぇ」 とジョジョに言った。…何でなん?私は『いいよ先愛音ちゃんトコ行って』「いやいやマジであたし後でいいんでぇ」『ジョジョ私後で!』無理矢理自分を後回しに持っていった

    2008-01-15 05:59:00
  • 57:

    りお

    「いいんスカぁ?すいません」…それはどういう意味??愛音もジョジョと2人になりたかったんじゃないの?
    私の中で醜い感情が生まれた。そんな私の気持ちにジョジョは気付くはずもなく
    「んじゃ愛音から行こうかぁ」と車を出した。3人でたわいもない会話をしながら車は愛音の家に向かった。私は3人で会話しながらも早くジョジョと2人になりたくて仕方なかった。

    2008-01-15 06:08:00
  • 58:

    りお

    …愛音を降ろし私はジョジョと2人になった。
    やっと2人になれた…何を話そう。この時点で私は完全にジョジョにハマっていたのだろう。車を走らせながらジョジョが「愛音はガキで困るわ、でもあいつ家の事情が大変で頑張らなあかんねんりおも面倒見たってな」
    ……また愛音か、と窓の外を見たらジョジョが突然「りおって胸あるよな?何カップ?」と店に来るエロ客のような質問をしてきた。

    2008-01-15 06:20:00
  • 59:

    りお

    『え…何なん急にDやで』「え?もっとあるか思った!触っていい?」ジョジョは笑いながらそう言った。この瞬間に私はこの後の展開を期待した。
    『…いいよ』ジョジョは右手で運転しながら左手で私の胸を触ってきた。
    家の近くに着いてしまった私はどうしたらいいのかわからなかった。するとジョジョが「りお、チュウは?」この一言で私は火がついた。

    2008-01-15 06:31:00
  • 60:

    りお

    ジョジョと狂ったようにキスをした。この時の私はメス犬という言葉がぴったり当て嵌まるだろう。ジョジョは私の服を器用に脱がし狭い車の中で私達はセックスをした。
    最中ジョジョは「俺は色んな女を管理してるけどオマエが1番やねん、わかってるやろ?」『……』「オマエは俺の言う事を聞いてついてこればいい、わかったか?」このホストばりのジョジョの言葉に私は完全に酔った……

    2008-01-15 06:41:00
  • 61:

    りお

    私は自分が1番なんだと優越感を感じる事ができた。車でセックスしてる事自体が微妙なのに舞い上がってる私は自分は特別なんだと完全に勘違いをおこした。
    「この事は内緒な、オマエがNo.1になったらホテルでお祝いしよ」車を降りる時ジョジョはそう言った。この台詞も大事にしてる女に言う台詞では無いのに私は秘密を持った事に浮かれてそこまで頭がまわらなかった。…舞い上がるもつかの間、次の日から様々な事が発覚し私の嫉妬と不安で苦しむ日々が始まる

    2008-01-15 06:57:00
  • 62:

    くま

    一気に読みました??おもしろいです??頑張ってくださぃ?楽しみにしてます???

    2008-01-15 06:59:00
  • 63:

    名無しさん

    あぁーおもしろい?
    更新楽しみ??

    2008-01-15 17:08:00
  • 64:

    名無しさん

    おもしろい?期待です?

    2008-01-16 03:23:00
  • 65:

    ?柚華?

    更新されてる?
    完結まで頑張って下さい?

    2008-01-16 03:23:00
  • 66:

    りお

    柚華さん?完結させるよう頑張って書きますね??
    読んで下さってる方々?ありがとうございます?
    今から更新します?

    2008-01-16 05:07:00
  • 67:

    りお

    翌日目が覚めてからも昨日の事で頭がいっぱいだったジョジョの彼女になれるかなNo.1になったらジョジョは私にどんなお祝いをしてくれるんだろう。
    私は早く出勤したくて…というより早くジョジョに会いたくて仕方なかった。
    時計は午前7時半、3時間しか寝ていない。私は顔を洗い服に着替えた。今日は平日だけど父親が休みで一日家に居る。私はまた仕事を始めたと伝えてあるがキャバクラで働いてるとはとても言えず父親には会社員をしているという設定にしてあるので父親が休みの日は8時半には出勤する振りをして家を出なければならなかった。

    2008-01-16 05:24:00
  • 68:

    りお

    『行ってきます』玄関を開けた。「気を付けて」母親が不安気に見ている。
    母親には私の今の仕事の事は話してある。厳格な父親とは対象的に母親は友達ノリで接する事ができたので何でも話せた。この日私がカモフラージュの為に早く家を出たという事ももちろん分かっている。父親にバレたらただでは済まない、そわそわしながら帰宅するのも疲れてきた、【一人暮らししようかな】そう思いながら出勤時間まで漫画喫茶で時間を潰した。

    2008-01-16 05:37:00
  • 69:

    りお

    キャバクラで働くのは短期限定と決めていた事すらもう忘れてかけていた……
    21時出勤に間に合うよう店に向かい更衣室のドアを開けた。「あっ!りおちゃんおはよぉっすぅ……」
    更衣室には愛音しかおらずドレスに着替えてる最中だった。愛音は心なしか元気が無いように見え『おはよ、元気無くない?なんかあった?』と聞くと「ぅ〜ん、好きな人の事でちょっと悩んでるんすぅ」と愛音が答えた。………好きな人??

    2008-01-16 05:52:00
  • 70:

    りお

    愛音の好きな人…気になるふと、ジョジョが頭に浮かんだ。『…好きな人って付き合ってるの?』
    「ん〜微妙ッす!愛音前の彼氏、DVが原因で別れたんすケド引きずってしまってて相談乗ってもらってるうちに気になりだしてぇ年上やし頼れるんすケド……」
    ……年上?愛音は確か18歳でジョジョは20歳…嫌な予感がした。

    2008-01-16 06:05:00
  • 71:

    りお

    『年上っていくつ?いつ知り合ったん?』
    「20歳っす。知り合ったんは一ヶ月前くらいかなぁ」
    …胸騒ぎが止まらなかった『何してる人??』
    「あ〜同業っす」……それジョジョやろ?私は確信した。「最近お互い仕事終わってからよく会ってるんすけどこんな愛音に優しくしてくれて付き合おうって言われても色ちゃうん?て思ってしまうんすよ」…絶対ジョジョだ。私は思い気って聞いてみた。
    『その人ってもしかしてこの店の従業員?』

    2008-01-16 06:24:00
  • 72:

    りお

    「へ!?…何で!?ち、ちゃいます!ちゃいますよ?これ以上聞かんといて下さい同伴のお客さん待たせてるんで席ついてきますね」
    そう言って愛音は更衣室を出た。
    ……否定の仕方が不自然だ愛音ははっきり答えなかったけど私は勝手にジョジョだと決め付けた。
    愛音の言ってる人がジョジョならばジョジョは愛音に付き合おうと言ったって事?
    じゃあ昨日の私とのセックスは何?私に今まで言ってきた台詞は何やったん?
    ……頭の中が一気にパンクしそうになった

    2008-01-16 06:45:00
  • 73:

    りお

    仕事中更衣室での愛音の発言が気になって接客に集中できなかった。
    「オマエ何かぼ〜ッとしてないか?」フリーの席を抜けてすぐジョジョに腕を掴まれた。
    『別に』目を合わさずジョジョの腕を払いのけた。
    ジョジョは「愛音も今日フテコイしオマエら2人共何やねん」
    …また愛音!私はムカついて返事をせずその日一日ジョジョを避けた。

    2008-01-17 05:20:00
  • 74:

    りお

    その日私はお客さんが呼べず店も暇だったので早あがりさせられた。愛音は最近よく来る若いお客さんの席とあと一組指名がかぶっていて忙しそうだった…
    私が送りが来るのを空部屋で待っているとジョジョは古株の【みおさん】と何か話し込んでいた。私は今日ジョジョの事を避けていながらもやっぱり目で追ってしまっていた。「りおちんお疲れ〜」最近よく話をする【じゅんちゃん】だ。家が同じ方角なので 送りが一緒 になることが多く今日も同じ車に乗り込んだ。

    2008-01-17 05:41:00
  • 75:

    りお

    車の中でじゅんちゃんが
    「りおちんてあたしと担当一緒やんな?」と聞いてきた。『そうやな、ジョジョってどうなん?』じゅんちゃんは同じジョジョ担当の女の子でこの店でもう一年以上働いているから私はジョジョの事を探ってみようと考えた。「あ〜ジョジョは当欠しても罰金とか取らないから楽やねんケド色すごいからなぁ、店辞めたうちの友達も色られて本気になってしまって悩んでたわ、昔」
    …今日の愛音の話しとダブった。

    2008-01-17 05:57:00
  • 76:

    名無しさん

    頑張って?

    2008-01-17 06:00:00
  • 77:

    りお

    『そうなんや』
    「すごいでホンマに、ジョジョに色られて泣いてる子何人も見たもん、ちなみにさっきジョジョが喋ってたみおさん居るやろ?あれジョジョの元カノやで、去年まで付き合ってはったわ」……………!?
    みおさんは店のNo.3。確かに可愛い……私は更に不安になった。「で、たぶん今ジョジョは愛音ちゃん狙ってるで」……聞きたくなかった

    2008-01-17 06:18:00
  • 78:

    りお

    頑張りマス??

    2008-01-17 06:20:00
  • 79:

    りお

    家に帰って私は自分の頭の中を整理しようと必死だった。まず同じ店にジョジョの元カノが居る事…今はどういう関係かわからないケド私はこれからみおさんを意識することになるだろう。
    そして愛音の好きな人はジョジョだと考えて間違いないジョジョは愛音に色をかけてるのだろうか?じゃあ私は?私も色?愛音ともヤったん?私は付き合ってなんて言われてない……頭の中がめちゃくちゃのまま私は携帯を手にとった。

    2008-01-17 06:36:00
  • 80:

    りお

    …プルルル
    「もしもしぃ」愛音が出た。愛音とは最近電話でもよく話す事があった。
    『お疲れ、あんな話あんねん、今大丈夫?』私は愛音がジョジョの事を好きだと確信を持っていたのに自分がジョジョとセックスした事を話した。それは愛音を傷付ける事とわかっていながらあえて話した。心の何処かで私は愛音に負けるのが怖かった。ジョジョとセックスした事を伝えてあきらめてもらおうという醜い考えが働いていた。

    2008-01-17 06:50:00
  • 81:

    りお

    『だって愛音が言ってた好きな人の特徴がジョジョっぽかったし誰かまでは教えてくれんかったから』
    「あ〜愛音の言うてる人はホストです。何か恥ずかしかったから隠しただけですよ。心配しないで下さいゴリラには興味ありませんから!」
    …脱力した。愛音にとってジョジョはゴリラみたいなもんなんや…私は一瞬で愛音に対して申し訳なくなった。

    2008-01-17 07:14:00
  • 82:

    りお

    私の勘違いで勝手に嫉妬して仲良くしてるくせに今日電話で愛音を傷つけようとした、もうすぐ25歳になるいい大人の私が18歳の女の子を陥れようとした…最低や。私は自己嫌悪におちた「いやぁ〜でも、そういえばりおさんあいつの事チラチラ見てたような気もしますわホンマ応援しますよ……あっでも……」愛音が何か言いかけた。

    2008-01-17 07:29:00
  • 83:

    りお

    『どうしたん?』私が聞くと愛音は「ぅ〜ん」と少し考えてる様子でそれからボソッと話し出した。
    「…言うていいんかなぁ?みやびちゃんがジョジョの事好きみたいですよ?」
    『!?みやびってあの金髪の黒ギャル!?』思いも寄らない名前が出てきた。
    「なんか相談されたんすよ……あぁでも大丈夫ッすよあれはゴリラがみやびちゃん真面目に出勤させるためにちょっと色っただけや思いマス…あ!キャッチ入ったんで、また店で!」そこで電話は切れた。

    2008-01-17 07:46:00
  • 84:

    りお

    愛音がジョジョに対して恋愛感情が無いのはわかった、でもみやびて…ジョジョも色をかけてたんや…とにかく分かったのはジョジョの事を好きなのは愛音では無くみやびでジョジョは担当の女の子に色をかけるボーイであったということ、そして私はそれでもジョジョが好きだということ。…翌日から私の不安のターゲットが愛音からみやびに変わった。

    2008-01-17 08:04:00
  • 85:

    名無しさん

    無駄な労力ご苦労さん`´

    2008-01-17 08:11:00
  • 86:

    りお

    私は会社員だったから恋愛感情を利用して仕事のモチベーションを上げさせるという感覚がイマイチ理解できていなかった。ジョジョは私には色じゃないと信じたかった。私が指名を取ればジョジョは喜ぶ、それなら私は成績をあげてジョジョに振り向いてもらおうと決心した。みやびを店で見る限りでは特にジョジョに気があるようには見えなかった。愛音はあの電話以来急に店に来なくなり音信不通になった……
    一ヶ月後私は指名を100本以上とりNo.4になった

    2008-01-17 08:46:00
  • 87:

    名無しさん

    見てます?頑張ってくださいね?

    2008-01-17 11:09:00
  • 88:

    名無しさん

    ?

    2008-01-18 01:10:00
  • 89:

    くま

    ?しおり?

    2008-01-18 02:52:00
  • 90:

    りお

    今から更新します?

    2008-01-18 02:59:00
  • 91:

    りお

    私の成績は上がったけどジョジョとの進展は特になかった。外で会う事もなければもちろん体の関係もなくキスさえなかった。
    ただ言葉…言葉だけジョジョは私の事が1番だ大切だと言い続けた。
    私はそんな言葉をかけてもらうためだけに頑張っていた…虚しかった。それでも私のジョジョへの気持ちはどんどん膨らんでいく一方で辛かった。思い通りにいかない恋愛ほどのめり込んでしまう……そんな私を見て幼なじみの女友達に泣かれたりもした。「あんた何でそんな風になったん?いつまで水商売やるん、あんた変わったわ」

    2008-01-18 03:17:00
  • 92:

    りお

    自分でもわかってた。いつまでもこんな事続けていられない…だけど、今この仕事を辞めたらジョジョとはもう会えなくなる、それが耐えられなくて私はひたすら仕事を頑張った。
    そんなある日音信不通だった愛音から突然電話があった。「姿くらましてて、すんません。ちょっと色々あって…明日からまた店戻ります」私と愛音は次の日の出勤前にご飯に行く約束をした。

    2008-01-18 03:26:00
  • 93:

    りお

    久しぶりに見た愛音は前より少し太ったように見えた入った居酒屋で愛音はひたすら軟骨のから揚げをつまみながら「前言うてたホストの家にずっと居たんすよ、居たっていうか監禁状態で外出れませんでした」
    『どういうこと!?』
    「付き合う事になったんすけど束縛ひどくて店行かしてもらえなくて…男友達やお客さんのメモリー全部消されたりしまいには見て下さいこれ」愛音はミニスカートを少しまくりあげて私にフトモモを見せた。…ひどい、アザがついていた

    2008-01-18 03:39:00
  • 94:

    りお

    「思いっきり蹴られたんすよ、灰皿で頭殴られたりもしました……ははっ愛音前の彼氏もDVやったしシバかれる運命なんすかね、あ!お姉さん軟骨のから揚げおかわり!」愛音の携帯はずっと鳴りっぱなしだった
    「逃げてきたんすよね、携帯うるさいですね、マナーにします。」たぶんそのホストからだろう。
    『大丈夫なん?』と聞くと「ははっもぅどーでもいいっす、それよりりおさん担当と進展ありました?」
    ……ぎくっとした。

    2008-01-18 03:54:00
  • 95:

    りお

    『特に何も変わってないねん』私が答えると愛音は一気にビールを飲み干してから「応援する言うたけどやっぱやめた方がいいっすよあいつ」と言って携帯をいじり出した。
    『何でなん?』
    「愛音前にみやびちゃんから相談受けたて言うたでしょ、その時あの子がブログやってるからってURL教えてきたんすよ、転送しますね」…みやびのブログ、何が書かれているんだろう。私の携帯にメールで転送された「ちょっとショック受けるかもですけど…」私はみやびのブログを読んだ。

    2008-01-18 04:12:00
  • 96:

    りお

    【○月△日・もう一体何なん!?付き合ってとか意味わからん。色とかいらんし!】
    【○月△日・何でキスとかしてくるん?色かなって思ったけど行動で表してくれるからあいつの気持ちはよくわかった、信じていいんやんな?】
    【○月△日・あいつの家行った、一人暮らしやのに部屋綺麗すぎ…他に女おるんちゃうん?て思ったわ?】【○月△日・あ〜ムカつく仕事ってわかってるけど他の女としゃべってるの見るとイライラする!みやの彼氏に誰も近づくな】
    【○月△日・休みの日も全然会ってくれへん!色んなトコ行きたいよぉ】

    2008-01-18 04:32:00
  • 97:

    りお

    【○月△日・何なんあの女彼氏に近づかんとってや!みやのやねんから!彼氏も他の女に色かけたりすんなや!今日めっちゃ電話で喧嘩したし、まぁ家まで来てくれたから機嫌直ったけどね】…「りおさん?」愛音が私の顔を覗きこんだ。
    『そろそろ出勤しよっか』私は立ち上がった。

    2008-01-18 04:41:00
  • 98:

    リアルタイム逃した?頑張ってください????しおり?

    2008-01-18 06:28:00
  • 99:

    名無しさん

    ヤバい?気になる?
    でもまだ後に色々あるんやんね?楽しみやわ?
    りおサン頑張って完結さして下さいね?

    2008-01-18 06:43:00
  • 100:

    名無しさん

    ホス話もう秋田?

    2008-01-18 06:50:00
  • 101:

    りお

    くまさん?しおりとかなんか嬉しいデス?今から更新しますね?
    104さん?ジョジョの話はメインでは無いんです。もうすぐジョジョの話は終わります?

    2008-01-19 06:51:00
  • 102:

    りお

    店に着くまで愛音と一言も話をしなかった。更衣室に入る途中の待機場所でみやびが馬面の指名係に何やらわめいてた。「みや、ヘルプとか付きたない!フリー回して!若いケド金持ってそうなトコ付けてよ!」…ろくに指名も取って無いのにワガママ言うなボケ!とブログの件もあって私はみやびに対してイラつきを隠せなかった。「待ってたで!愛音おかえり〜さぼってんちゃうぞオマエ〜……あれ?りお!」ジョジョが近付いて来たけど私は目も合わさず完全に無視して更衣室に入った。

    2008-01-19 07:05:00
  • 103:

    りお

    出勤してすぐ自分のお客さんが来たので接客し、帰ったた後2名席のフリーについた。私はこの日は仕事に集中しようと決めたので一生懸命接客した、話が盛り上がってきた頃向かいの席のお連れさんにみやびがついた……最悪。実際みやびは何も悪くない、色か本気か知らないけどちょっかいをかけたジョジョが悪い、わかってるけどみやびが視界に入ってくるだけで私はどうしてもイライラした。「みやびでぇっす!みやびよくしゃべる子なんでよろしくー」

    2008-01-19 07:26:00
  • 104:

    りお

    指名交渉のタイミングにみやびのせいで4人で会話するはめになった。私は交渉しづらくなり『ありがとうございます、ゆっくりしていって下さいね』と言って席を立った。待機に戻る最中に馬面指名係をつかまえて『ちょっと!みやびと同じ席つかせんとって!空気読めなさすぎやねん!』と怒鳴った。私も子供っぽい、もう完全に私情を挟んでる。するとジョジョがやって来て「オマエ何カリカリしてんねん!?」と聞いてきたので思わず『あんたもうっとぉしいねん話しかけんとって!』と言ってしまった。

    2008-01-19 07:46:00
  • 105:

    りお

    「どういう事やねん!」ジョジョが真顔で私の腕を掴んだ私はもう涙目になっていたすると馬面指名係が『りお話しは後にして!今店混んできてるからとりあえずフリーついて!』と私の手を引っ張って行った。
    「女の子入ります、りおさんで〜す」…ここでとんで もない事が起こる。「あれ!?りおちゃん!!」私がついた席のお客さんは親戚の叔父さん、つまり父親のお兄さんだった。

    2008-01-19 07:58:00
  • 106:

    名無しさん

    気になる?
    頑張って書いて下さい?

    2008-01-20 00:59:00
  • 107:

    りお

    112さん?
    今から更新しますね?

    2008-01-20 07:54:00
  • 108:

    りお

    『…!?オッチャン!』びっくりし過ぎて声が裏返ってしまった。「りおちゃん、こんなトコで何してるんや!?」
    …マズイ…非常にマズイ、よく考えてみればこの店はオッチャンが勤務してる会社のあるオフィス街の近くだ、来店しても不思議は無い…『ちょっと知り合いに頼まれて今日だけ手伝ってんねん』
    スナックじゃあるまいし…動揺し過ぎて苦しい言い訳になってしまった。

    2008-01-20 08:05:00
  • 109:

    りお

    もしオッチャンが指名嬢に会いに来たとか同伴してきたとかならオバチャンに秘密のはずだからお互い弱みを握るという形に持っていけたけれど、スーツを着た4名で全員フリー。完全に付き合いで来てるというのがわかるし私はどう対応したらいいのかわからなかった。
    『お父さんには言わんとって欲しい。』そう言うしかできなかった。オッチャンは難しい顔をして「う〜ん」と答えた。そうしてるうちに時間前になり私はオッチャンを送り出した。

    2008-01-20 08:17:00
  • 110:

    りお

    …最悪な一日や。その後指名のお客さんが来てくれたけど接客に全く集中できなかった。
    …父親にバレたらどうしよう、頭の中はそればかり。私は自分のお客さんが帰ったあと店も落ち着いていたので上がらせてもらった。着替えて更衣室から出ると待機場所でみやびが泣きわめきながらジョジョにキレていた。「もぅイヤやねん!無理ややねん!あんたと一緒の店やったら色んなコト気になって仕事できん!」…それを聞いて私はキレた。

    2008-01-20 08:31:00
  • 111:

    りお

    『ジョジョちょっと話あるから非常階段来てや』私は割り込んだ。
    「ごめん、ちょっと待ってくれるか」ジョジョは焦っていた。『待ってるから早く来て』私は非常階段に座ってジョジョが来るのを待ったジョジョは5分くらいでやって来た。「待たしてごめん、話て何!?」私は冷めた口調で『今日で店辞めるわ』と言った。

    2008-01-20 08:39:00
  • 112:

    りお

    「え!?何で!?どうしてん急に、オマエ今どんどん成績伸びてるトコやんけ!」私は、ふぅっとため息をついて『親バレするかもしれんし何より色管理する担当とか無理やから』キツイ口調で言った。「みやびの事か?」
    『店でわめき散らされて気散るねん!…私とも何でエッチしたん!?』
    「みやびは勝手に勘違いして暴走してるだけやで?はっきり言って俺もめっちゃ迷惑してんねん、俺何も言うてへんのに勝手に付き合ってるって勘違いしてんねん、んまダルいって」

    2008-01-20 08:52:00
  • 113:

    りお

    『もういいって、私だって色やったんやろ!そんなんキモイしいらんねん!』私は半泣きになっていた。
    「オマエは色なわけ無いやろーが!どんだけ可愛がってるかわかってるやろ!?俺はなオマエ失うくらいやったらみやび辞めさすわ、あんなんいらんねん、それで納得いくか!?今からここにみやび呼んではっきり言うたるわ!」ジョジョが店に戻ろうとした。

    2008-01-20 09:02:00
  • 114:

    名無しさん

    なんかこの先の展開がよめる。

    2008-01-20 10:31:00
  • 115:

    名無しさん

    めっちゃ面白い?続き気になる?

    2008-01-21 00:17:00
  • 116:

    名無しさん

    ?

    2008-01-22 13:16:00
  • 117:

    りお

    …今となればその時のジョジョの発言は私がみやびを辞めさす事は望まないと分かった上での賭けだったんだろう。
    案の定私はジョジョを止めた『待ってや、そこまでせんでいいよ!!』ジョジョは振り返って「じゃあオマエは辞めへんのか!?」と言った。
    その時の私は【私の為にみやびを辞めさそうとした】そのジョジョの気持ちだけで十分だった。
    私はチョット考えてから『…わかったから…辞めへんから』と答えた瞬間ジョジョに思いっきり抱きしめられた。

    2008-01-24 04:53:00
  • 118:

    りお

    「もう辞めるとか言わんといてな…オマエに辞められたりしたら俺が仕事する意味なくなるねん」
    瞬間的に私の不安は飛んだ『わかったから…わかったから』……帰りの送りの車の中で私は明日からも頑張ろうと気持ちを切り替えていた。
    …私はやっぱりジョジョが好きなんだ。
    いつも通り家から少し離れた所で車から降ろしてもらい、いつも通り玄関をそぉっと開けた。
    ……ヤバイ、電気が点いてる

    2008-01-24 05:24:00
  • 119:

    りお

    時間は午前3時半を廻っていた。起きているのが母親でありますようにと祈りながらそぉっとリビングのドアを開けると父と母が無言でそこに居た。
    瞬時に状況を把握した。
    …オッチャンにチクられた…
    『た…ただいま』重たい空気が流れる「今何時や?りおは何の仕事してんねん?」
    …間違いなくバレてる、私は何も言えなかった。
    「話は全部聞いてるねん、どういう事や」…恐すぎる私はゆっくりと会社を辞めた事とキャバで働き出した事を話した。「今すぐやめろ!!」びっくりするくらい大きな声で怒鳴られた。

    2008-01-24 05:41:00
  • 120:

    りお

    こうなると私はひるんでしまう。子供の頃からだ。父が怒ると恐くて自分の意思を伝えることができなくなる。私が黙っていると「何ていう店で働いてるかわかってんねん!オマエが辞める気無くても店行って責任者と話して辞めさすからな!」
    …それは困る、そんな事されたらジョジョに会えなくなる!『そんな事せんとって!私は考えがあって今の仕事してんねん!』初めて反抗した。

    2008-01-24 05:53:00
  • 121:

    ころ

    リアルタイム????

    2008-01-24 05:55:00
  • 122:

    名無しさん

    まだ

    2008-01-31 07:03:00
  • 123:

    名無しさん

    よみたい

    2008-02-03 12:58:00
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