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【友達】

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  • 1:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    友達って何?あたしにとってこんな子らが友達やったん?
    それやったら友達なんかいらん。
    期待するから傷つくねん。信じるから傷つくねん。それやったらあたしは1人でいい。
    もう友達なんか信用しない。

    2008-01-23 08:14:00
  • 2:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    中3の冬、そう誓った。あの頃は本気でそんな事を思っていた。
    すごく傷ついた。ショックやった。悲しかった。信頼してたのに。

    2008-01-23 08:16:00
  • 3:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    あたしには親友がいた。いろんな話をして、同じ時間を過ごして築き上げた絆。あれは何やったん?友達やと思ってたのはあたしだけ?最初から利用するためだけに近づいてきたん?

    2008-01-23 08:17:00
  • 4:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    親友の沙織と仲良くなったきっかけは、沙織からのいきなりの誘い。
    「まみちゃん今日暇やったら遊べへん?」
    あまりしゃべった事がなかった上にいきなりの誘いにかなりビックリしたのを覚えてる。

    2008-01-23 08:18:00
  • 5:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    断る理由もなくその日初めて沙織と遊んだ。別に何かをするわけでもなくお互いの話をずっとしていた。(いい子やなぁ〜)そう思った。沙織が声をかけてくれた事を本当に嬉しく思った、中1の5月。

    2008-01-23 08:20:00
  • 6:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    あたしは引っ越してきたばっかりで小学校からの友達はこの学校にはいなかった。だから沙織が友達第一号やった。それを沙織に言った時、「嬉しぃ〜!!」って喜んでくれたよな?あの時から・・・あの言葉も嘘やったん?じゃああたしは本間にただのアホやな・・・

    2008-01-23 08:22:00
  • 7:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    あたしはどちらかと言うと、人を信じやすいタイプやった。人を疑う事を知らなかった。平気で人を裏切れる人がいるなんて考えもしなかった。今のあたしにはあの時の綺麗な心はもう存在しない。

    2008-01-23 08:23:00
  • 8:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    沙織と仲良くなり出してすぐの頃、あたしに彼氏ができた。初めての彼氏。前から気になっていた茶色い髪の子。喋った事もないけど名前は知っていた。
    沙織は自分の事のように喜んでくれてたなぁ。

    2008-01-23 08:25:00
  • 9:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    父の仕事の都合で、引っ越しすると決まった時あんなに泣いて嫌がってたのに、引っ越ししてきて良かったかも★なんて思ったりした。だって、あたしの事を自分の事のように思ってくれる友達も、好きな人もできた。そんな嬉しい事ってないよな★

    2008-01-23 08:26:00
  • 10:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    付き合いだして、登下校は彼氏である悠斗とした。学年で初カップルと言う事もあって、学校の中では冷やかされるのが嫌であんまり話せなかったから、この時間だけがあたし達の時間。

    2008-01-23 08:29:00
  • 11:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    お互いに用事がない日は必ず、帰りに公園に寄ってベンチに座って喋った★雨の日なんかも、帰ればいいのに離れたくなくて傘を差しながら何時間も立ちながら喋ってたよな(笑)好きな映画の話。音楽の話。テレビの話。小さい頃の話。どんな話でもおもしろく伝えてくれてあたしは笑ってばっかりやったよな。あたしは、まだずっと悠斗に緊張していて自分の事はあんまり話せなかった。隣で悠斗の話を聞くだけで幸せになれた。

    2008-01-23 08:30:00
  • 12:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    家に帰っても、悠斗の話ばっかり思い出して、悠斗が好きだと言ってたテレビを見る。それだけで幸せを感じた。好きな人がいる、その人が同じように思ってくれてる、あたしは初めての恋愛を楽しんでいた。

    2008-01-23 08:33:00
  • 13:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    学校では沙織とずっと一緒にいた。「悠斗との話聞かせて〜」って、にこにこあたしのそばにくる。そんな沙織が大好きやったよ。毎日が幸せやった。幸せ過ぎて、周りが見えてなかったんかな?

    2008-01-23 08:35:00
  • 14:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    時は過ぎ、沙織とも相変わらず仲が良く相変わらず幸せな日々を過ごしていた。季節も夏に変わろうとしていた6月の終わり頃、突然悠斗に言われた。

    2008-01-23 08:35:00
  • 15:

    まみ◆lu6cWKvH/c



    「お前最悪。俺は大事にしてたのに。別れて!」

    2008-01-23 08:36:00
  • 16:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    一方的な別れやった。引き止めるすべも知らず、その理由さえ聞けなかった。いきなりすぎて頭がついてこなかった。ようやく理解できた頃、あたしは沙織の前で泣きじゃくっていた。沙織は優しかった。泣き止むまで、あたしの頭や背中を撫でてくれていた。沙織がいてくれてよかった。心からそう思った。

    2008-01-23 08:37:00
  • 17:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    悠斗とは、あれで本当に終わった。あの日から、あたしは悠斗を避けた。悠斗もあたしを避けた。あんなに好きやったのに。何があかんかったんやろ?考えれば考える程辛かった。

    2008-01-23 08:38:00
  • 18:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    もう考えるの止めよう!!そう思いだしたあの日、悠斗の友達に、またしても意味のわからない事を言われた。

    2008-01-23 08:39:00
  • 19:

    まみ◆lu6cWKvH/c



    「悠斗じゃ物足りんかったん?(笑)」

    2008-01-23 08:40:00
  • 20:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    なにっ?悠斗もこいつも意味わからん事ばっか。
    聞くのがなんか怖かったけどやっとの思い声を出した。「それ・・・どうゆう意味?」

    2008-01-23 08:41:00
  • 21:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    「もうそんな演技いいって〜(笑)悠斗がかわいそすぎるわ。最低やなお前!」
    そう言ってその子はあたしの前をすぎ去った。

    2008-01-23 08:42:00
  • 22:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    「ちょう待ってや!意味がわからん!」
    そう言って追いかけたけど、あまりにもショックな一言を浴びせられそれ以上何も言えなかった。

    2008-01-23 08:43:00
  • 23:

    まみ◆lu6cWKvH/c



    「近づいてくるなや!パンコが!消えろ!」

    2008-01-23 08:43:00
  • 24:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    どうゆう意味?パンコってなんで?なんであたしがそんなん言われてるん?まだ処女やし、悠斗ともチュウさえした事ないのに・・・

    2008-01-23 08:45:00
  • 25:

    まみ◆lu6cWKvH/c

    沙織はこの日もあたしを慰め励ましてくれた。
    「ただの悪口やろ!!ほんまにそんなん思ってへんって!やし気にしんとき〜?あの子ら仲良いからさ。悠斗が何か言ったんかな?それやったらうちばりむかつくねんけど!!」
    そう言ってくれた。悠斗どうしたんやろ?あたし何か勘違いさしてしまったんかな・・・でもそれを悠斗に聞く事ができなかった。すごく嫌われてる事はわかってたし、これ以上傷つきたくなかった。だから沙織の言う通り、気にしないようにした。

    2008-01-23 08:46:00
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