小説掲示板♂依存恋愛♀のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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♂依存恋愛♀

• 1:

  らん◆btEtZXB8c2

  授業中。ﾒﾓﾘｰの整理をしていたらんの手が止まる。
  【まこと】0905*******
  (あぁ〜、一応掛けてみよ｡)聞いた事のある、ﾒﾛﾃﾞｨｰｺｰﾙが鳴った。出ない。
  
  ━あの時らんが電話なんかしんと、ﾒﾓﾘｰ消せてたら｡｡らんの思い出にこんなにまことが残る事はなかったんやろな。

  2008-01-29 08:28:00
• 2:

  らん◆btEtZXB8c2

  まことから折り返し電話が掛かってきたのは、学校帰りの電車の中。
  『も〜し？』「どしたん？」『あぁ〜らんゃけどわかる？』「わかるで。てか誰かわかってんの？」『まことゃろ？』「おぉ〜うん。久しぶりやな！」『ほんまゃなあ！｡｡てか一瞬待って？もぉすぐ電車降りるから☆』「わかったぁ。」

  2008-01-29 08:36:00
• 3:

  名無しさん

  にんたまらんたろう

  2008-01-29 08:36:00
• 4:

  らん◆btEtZXB8c2

  『…』「…」『…もぉし？降りたわ！』「ぅん！てかどしたん？急に？」『いゃ、最近何してるんかなぁって思って。まだﾎｽﾄしてんの？』「してるで！」『そぉなんや〜…。』「なんやねん？笑」『別に〜。』
  
  もう別れてるし、忘れようとして…忘れかけてたんやから、まことがﾎｽﾄしてようが何してようが、どうでもいいはずやのになんか切なくなる。

  2008-01-29 08:44:00
• 5:

  らん◆btEtZXB8c2

  半年前の４月に付き合ったらんとまことは、３ヶ月も経たない７月に別れた。
  
  原因は色々あったけど、１番大きい理由は《ﾎｽﾄ》。
  付き合って間もない頃からまことはﾎｽﾄがしたいと言ってた。

  2008-01-29 08:51:00
• 6:

  らん◆btEtZXB8c2

  『…ほんまにすんの！？ﾎｽﾄ。』「ぅん〜。」『絶対やめとぃた方がいぃって！人が変わるとかよくゆぅやん？…ほんまにまことにはﾎｽﾄなんかしてほしくない！やめときぃや？何の為にすんの。』「金に決まってるやん？俺は大丈夫ゃって☆色とか使わんとNo.1なんねん！」『らんが何ゆってもすんの？…』

  2008-01-29 08:56:00
• 7:

  らん◆btEtZXB8c2

  「そんなん女にゆわれたからゃめるとか嫌やし！しかも、仕事せな俺生活できへんやん！？ﾎｽﾄしても俺は変わらんし、大丈夫やゆぅてるやろ。何回ゆわれても変わらん！」『…』「来週体験行ってくるから！」
  
  『…好きにしたらえぇやん。』何回ゆってもやるって言うし、どうせ働いてもすぐ辞めるやろうと思った。

  2008-01-29 09:05:00
• 8:

  らん◆btEtZXB8c2

  ﾑｶついたから、電車を降りて電話を掛けた。『迎えに来てくれへんの！？』「ん〜迎えに行きたいけど、仕事で疲れてるから動けへん…。酒残ってるしぃ。お願いゃから１人で来て？」『…もぉ〜!!わかった!!』
  駅から歩いても10分ぐらいだから、歩くのが嫌なんじゃない。まことが迎えに来てくれないのが嫌。

  2008-01-29 09:25:00
• 9:

  らん◆btEtZXB8c2

  薄々感じてきた、まことの変化の始まりだったから。
  
  『ぉ邪魔します。』家に着いたらまことは布団の中。「１人で来させてごめんなぁ。らん〜♪こっち来て♪」『…』「こっち来て!!」側に行くと手を繋いで、また寝ようとする。
  『てか寝ていぃけど、起きたらたぶんぉらんで。』

  2008-01-29 09:34:00
• 10:

  らん◆btEtZXB8c2

  「ん〜。」『すねてもぁかんって！せっかく来たのに意味なぃやん…。』「ちょっとだけ、お願い！ﾙｲｰｼﾞのｹﾞｰﾑしとったらいぃやん☆」
  まことがらんの為に買ってきてくれたｹﾞｰﾑ。まことが持っているのは、ｱｸｼｮﾝとかｽﾎﾟｰﾂ系でらんができるのがなかったから。
  『ん〜ゎかったぁ。』

  2008-01-29 23:16:00
• 11:

  らん◆btEtZXB8c2

  仕事終わってからちょっとしか寝れてないまことを、無理に起こすのもできないし、一緒におれるだけでいいって思った。
  それからおとなしくｹﾞｰﾑをしていたら、急にまことが起きた。
  「トイレ〜。」『ぅ〜ん。』トイレから帰ってきたら携帯ﾁｪｯｸをし出した。

  2008-01-29 23:23:00
• 12:

  らん◆btEtZXB8c2

  「らんたん〜☆こっち来て！」ｹﾞｰﾑを中断してまことにひっつく。ぎゅぅってひっついたら落ち着く。
  「あぁ〜だる。ちょっとしぃーっな！」そう言って電話を掛け出す。
  「寝てたわ。…ぅん。ぅん。…家やで。…そんなんちゃうから！俺の事信じろよ。」
  ぉ客さんってすぐ分かる。だって言い方とか優しくても、顔はｲﾗｲﾗ、足は貧乏ゆすり。

  2008-01-29 23:31:00
• 13:

  らん◆btEtZXB8c2

  少し長い電話を切った。『ぉ客さん？ｲﾗｲﾗし過ぎゃろ。笑』「だるぃねん〜。こぃつ初めての客やねん。」『風嬢かなんか？』「風俗ゃけど、風俗も立派な仕事ゃ思うで！」『まぁなあ…。らんは嫌やけど。』「らんはしたあかんで。」『ぅん。』
  
  仕事の愚痴をたまに言っても、まことがお客さんの悪口言う事はほとんどない。それもまことのいい所だと思う。

  2008-01-30 00:09:00
• 14:

  らん◆btEtZXB8c2

  「ひろはひろでいぃ所あるしな。」『そぅなんゃ…。』お客さんの事、そんな風に言ってほしくない。
  
  「てかもぅ８時なん！らん腹減った？」『ん〜軽く。』「出前頼もか？」『ぅん。半分こしよ？らんそんなぃらんし☆』「じゃあ何する？」
  ２人で出前のﾁﾗｼに目をやる。中華の定食にする事にした。

  2008-01-30 03:34:00
• 15:

  らん◆btEtZXB8c2

  出前を頼むのに電話を掛けた後、まことにひっつきながら２人でﾃﾚﾋﾞを見てた。
  
  ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ
  『ょく鳴る携帯。』すかさずまことは携帯を取る。
  「ﾒｰﾙ、ﾒｰﾙ。」ﾒｰﾙやでって言ってくれてるみたいやけど、そのﾒｰﾙお客さんやろ？誰からかは言わんねんな。

  2008-01-30 03:41:00
• 16:

  らん◆btEtZXB8c2

  お客さんにﾔｷﾓﾁ妬いてしまう。まことを取られそうで不安になる…。ﾎｽﾄを初めてまだ１ヶ月やのに、このままやってけるんかな。
  
  ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
  「らん出て！」財布を渡されて、玄関に出た。
  『美味しそうゃな♪』「ぅん☆」｢『いただきまぁす♪』｣

  2008-01-30 03:50:00
• 17:

  らん◆btEtZXB8c2

  ━もぅ１回この時からやり直したい。心底そう思う。いい事だけじゃない思い出を、まことはどんだけ覚えてくれてる？

  2008-01-30 03:54:00
• 18:

  らん◆btEtZXB8c2

  仲良く半分こして食べ終わったお皿を、流しへ持っていく。
  煙草を吸った後、布団に寝転ぶ。「牛なんで！笑」『いぃねん！らん太らんから♪』「寝よかぁ〜？今日は11時半に出たらえぇから。」『じゃあ、目覚まし合わせよ☆』
  携帯で目覚まし合わせて、まことにｽﾞﾎﾞﾝを借りて横になる。

  2008-01-30 04:12:00
• 19:

  らん◆btEtZXB8c2

  そのまま２人で寝た。
  11時前になって携帯のｱﾗｰﾑが鳴る。『ぅるさぃ…。』寝ぼけながら携帯を探してｱﾗｰﾑを止めた。
  『…ん〜まこと起きて！』「…」『とりぁえず煙草吸ぃっ！』そう言って煙草に火をつけてくわえさした。らんも自分の煙草に火をつけ、寝起きの一服。

  2008-01-31 04:41:00