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DEAR〜さよならオリーブ〜

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  • 1:

    愛◆hsF3gEfPG6

    この物語は、小さな命の話しです。
    よかったら読んでみてください。

    2008-02-07 01:40:00
  • 41:

    がんばってな〜???

    2008-02-09 23:27:00
  • 42:

    オリーブは四歳になりました。                                   
    ある日、いつものように愛ちゃんがかごからオリーブを出すとオリーブが飛び跳ねたり、はしゃいだり全くせずにお腹をぺたんと床につけて前足だけで、動こうとします。 お腹はひどく腫れあがりなんだかしんどそう。 前の日までは普通だったのに…愛ちゃんは不安に思い次の日の朝病院にオリーブをつれていきました。

    2008-02-10 02:39:00
  • 43:

    オリーブにとっては年に一度来る病院。でも夏にくるのは初めてです。フェレットは暑さに弱いので愛ちゃんはタクシーで病院まで行きました。                                
    『愛ちゃん、ここはどこ?この人は誰?』先生がオリーブの体を触ったり血液を採る注射をしている間オリーブは愛ちゃんを見ていました。 注射は痛くてオリーブは怒りたかったけど、なぜかそんな元気も出ません。それどころか全身がひどく痛くて、体が熱いのです。

    2008-02-10 02:44:00
  • 44:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛ちゃんは先生に明日もう一度病院に来るように言われ、その日は家に帰りました。オリーブはとてもしんどそうに体をぐったりとさせ、愛ちゃんはかごにオリーブを入れましたが水を飲もうともせず、ハンモックに上ろうともせずぐったりしていて、愛ちゃんはかごから出して、オリーブを膝の上に乗せ、水を口につけてやると、オリーブは少し水を飲んだだけでまたぐったりしました。

    2008-02-10 02:49:00
  • 45:

    その日、愛ちゃんはオリーブのそばから離れませんでした。いつもいなくなる時間を過ぎても愛ちゃんがそばにいる事に安心したけど、体が重く痛くて熱くて、愛ちゃんの顔を見ることさえできないのです。                           
    …愛ちゃん、僕の体がおかしいんだ…                                
    オリーブが愛ちゃんを見ると愛ちゃんは、心配そうにオリーブを呼んで体を撫でました。そうしてもらうとオリーブはとても安心しました。

    2008-02-10 02:53:00
  • 46:

    家に帰る途中愛ちゃんはペットショップでオリーブの大好きなゼリーを全部買い占めました。オリーブは、かごの中からそれを見ていました。 ……愛ちゃん僕そんなに食べれない……食べたくないんだ……                            
    家に帰る頃には、痛かった体が何故か楽になった気がしました。熱かった体も少しマシになりました。けれど、ハンモックにあがる力もなければ、トイレに行く力もないままで、オリーブは寝たまま排泄物を出して、その度に愛ちゃんはオリーブの体の汚れた部分を洗いタオルで拭き 膝の上に乗せたまま硬いフェレットフードではなく、ゼリーを無理にでも食べさせようとしましたが、オリーブは飲み込まないままで、愛ちゃんはとても悲しそうな顔をしました。

    2008-02-10 10:52:00
  • 47:

    オリーブは水もあまり口にしてないままで、愛ちゃんはかごの外に出したままタオルをしいて、オリーブを寝かせていたけど、オリーブは眠れないままなのです。                       
    暗くなっても、愛ちゃんはどこにも行かずずっとオリーブのそばにいました。                          
    嬉しいはずなのに、甘える事もできない…愛ちゃん…大好きだよ…

    2008-02-10 10:55:00
  • 48:

    二週間毎日愛ちゃんはオリーブを朝イチで病院に連れていきました。毎日毎日注射を二本うたれ、家に帰る。 オリーブはゼリーを少し口にして水も少し飲むだけ。いつの間にか、体はひどく痩せ細りました。                           
    病院に帰り、愛ちゃんがオリーブにいつものように水をあげてももうオリーブが舐めることもせず、ただ息をするのが精一杯。それでも愛ちゃんはスポイドに水をふくませて口に突っ込み水をオリーブに与えました。オリーブの口に入った水があふれこぼれていくけど、愛ちゃんは無理やりあたえました。

    2008-02-10 11:04:00
  • 49:

    その日の夜、オリーブはいつも以上に苦しみうめきはじめ、それでも愛ちゃんはオリーブの体を撫でながら「頑張れ!頑張れ!」そう呼び掛けながらオリーブにほほえんでいました。                           
    次の日です。愛ちゃんがいつものように病院につれていくとその日は何故か注射はしませんでした。愛ちゃんがずっとオリーブを抱いたまま、先生が何か話した時、オリーブの耳を愛ちゃんがふさぎ、唇をかみしめながら愛ちゃんは先生の話を聞いていました。

    2008-02-10 11:08:00
  • 50:

                             
    家に帰り、愛ちゃんはオリーブをタオルに寝かせる事なくずっと膝の上に寝かせてました。オリーブはもう愛ちゃんの手を舐める事も顔をあげる事もできません。                       
    愛ちゃんがオリーブの異変に気付き病院に連れていった次の日、愛ちゃんは選択をせまられました。それは、オリーブの体の血液をつくる場所がガンになってしまい、もってあと一週間だという事。 1つは東京まで行って放射線治療を受ける。それでもオリーブの体力がそこまでもつかは分からないしどの道助かる可能性が低い。 二つ目は、このまま家にいて最後まで見守るかどうか。 三つ目は、痛いなら痛み止めを熱いなら熱冷ましの注射を毎日射ちに病院に行く。  どれを選んでも、覚悟はしなくてはならないという事。そのうち、痛み苦しみ泣き喚きだすだろうと言うこと。どれを選んでもそれは変わらないだろうと先生に言われました。

    2008-02-10 11:16:00
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