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−想い−想われ−
-
1:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
あたしが愛していた人は、あたしではない違う人を想っていました
2008-02-22 08:04:00 -
2:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
将来の夢もない、ただ決まったレールの上を走っていただけ
ただ同じ日々を過ごしていただけ
それでもそれなりに楽しかった
辛くなんかなかった2008-02-22 08:07:00 -
3:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
あたしの家の家庭環境は複雑だった。親は離婚して、母に引き取られたものの母は男と家を出て住む家と毎月の生活費だけ振込み、あとはほったらかし。
だからあたしは、二個上の兄貴と二人暮し。何も不自由なんてしてない。好き勝手にやってたから。
2008-02-22 08:16:00 -
4:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
その予感は見事に的中した。「ヒナ早く〜」体育の授業でも絶対に走らんくせに、勝手な時だけ走りやがって…
「おっじゃましま〜す♪一年のアサキで〜す♪こっちは友達のヒナで〜す♪」
『あ…』
「涼ちゃん…」
「ヒナ…」2008-02-22 08:36:00 -
5:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「え!?何なに??ヒナの知り合い??」「知り合いもくそも、あたしの兄貴や…」「はじめまして、いつもヒナがお世話になってます♪」
あ〜あ、だから嫌な予感したんや…恥ずッ(〃д〃)
「涼の妹かぁ〜涼に似てなくて小っさくて可愛いやん笑」「あ…あざす…」「妹クールやなぁ笑」「ちゃうちゃう。愛想ないだけや」2008-02-22 08:42:00 -
6:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
涼ちゃんの身長は185あたしは150ギリギリ…栄養全部持っていかれたんや
「ほな、自己紹介でもしまひょか〜まぁ、涼はわかるわな。俺は勇助やで♪よろしく」勇助くんは、涼ちゃんと一緒でヤンチャ系ギャル男。とにかくよく喋る
「俺は正和〜マサって呼んで」 マサくんは一言でゆうと猿っぽい。二個上にはみえへんかった
「最後は…あれ??遼は?」「ハルカ???女の子??」「ちゃうちゃう男やで。遼って書いてハルカって読むねん」2008-02-22 08:52:00 -
7:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
変わった名前やな。その日結局、【遼】って人は屋上にはこなかった。
あたしはなぜだかわからないけど遼って人がどんな人なのか気になって仕方なかった2008-02-22 08:57:00 -
8:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
その日の夜、思いがけもしない場所でその【遼に】出会ってしまう
2008-02-22 08:59:00 -
9:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「お疲れ様〜」「お先でーす」夜中の1時。居酒屋のバイトが終わり帰ろうとしていた
バイト先は近いからつねに徒歩。いつもどうりボケーっとしながら歩いていた
「お前あんま調子のってたら殺すぞゴラ!!!!!!」−バキ−
痛ッたそ〜喧嘩や…一人の男が血を流して倒れていた「次はないからな」2008-02-22 09:05:00 -
10:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
怖いこわい…知らんぷりして帰ろう。見てみぬふりをして家に入ったものの気になって仕方ない
「あ〜もぅ!!!!!!」あたしは救急箱を持って外に出た。男はまだ倒れ込んでいた
「大丈夫??」「えッ…あ…大丈夫じゃないかも笑」「そりゃ、こんなけ血出てたらなぁ。痛いけど我慢してや」「えッ…う、うん……痛ッて!!!!!」
「うるさい!!我慢しろ!!男の子やろ!!」「はい…」2008-02-22 09:10:00 -
11:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
この人がハルカ…まぁ確かに似合ってるかもな、名前
2008-02-22 09:31:00 -
12:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「ヒナに御礼せなな♪明日昼おごるわ♪昼屋上で待ち合わせな」「いいよ別に、たいしたことしてないし」「アカン!!!それじゃ、俺の気がすまんから」「わかった」
「じゃ、明日屋上でな〜ありがとう」2008-02-22 09:35:00 -
13:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「ヒナおはよう♪」「おはよう」「今日も屋上行くでな??」「行くっちゃ行くけど…」「なんかあったん??」
あたしは昨日のことを全部アサキに話した「何それ♪なんかイイ感じやん♪もしかして…運命やったりして」
「アホか…たまたまや。だからあたしは今日は、遼と学食行くから…一人で大丈夫??」「当たり前やん♪あたし勇助くん狙いでいくから」2008-02-22 09:43:00 -
14:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「あぁ、あのよく喋る人」「昨日実はちゃっかりアドレス交換しちゃってん♪」さすがアサキ…こうゆうコトだけはやること早いな笑
「で、遼ってどんな人なん??」「ん〜顔が綺麗…何か涼ちゃん達と違うタイプかもな。でも、喋ったら以外に子供っぽいかも」
確かに、涼ちゃん達みたいなチャラチャラしたタイプじゃなくて見た目はどちらかとゆうと、スポーツマンぽくて好青年って感じ。
髪も短髪で、大人っぽくて雰囲気ある。けど、喋ったり笑った顔はちっさい子供みたいやった2008-02-22 09:50:00 -
15:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「ヒナ…遼くんに惚れたんちゃう??」「はぁ!!??何ゆうてんの!!」「だって、遼くんの話しする時のヒナの顔なんか嬉しそうやもん」
「そんなんちゃうし、嬉しそうにもしてません」ありえへん…別に嬉しくもなければ、意識だってしてへん
この時は、そぅ自分にいいきかせたていたのかもしれない2008-02-22 09:55:00 -
16:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
−昼休み−屋上
「ヒナ遅い〜」あたしが手当したまんまの遼。「あぁ!!病院行ってないやろ!!」「だって、ヒナがしてくれた手当で十分やもん」ありえへん…結構深く切れてたのに…君は野生人か
「俺より、遼とヒナのが兄妹みたいやな笑」「ヒナちゃんみたいな妹ほしい〜♪」「あたしは遼みたいな兄貴嫌や…」「ヒナひどい〜」
「うるさい!!学食混むから早くいくで!!」「ほ〜い♪じゃ、涼ヒナ借りて行くわな」「おぅ♪襲われるなよ笑」「襲えへんわ!!怒」2008-02-22 10:04:00 -
17:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「俺ヒナのこと気に入ってもうたわ♪」「へ??」美味しそうに、エビフライを食べながら遼がいった
「なんやそりゃ笑」「だってヒナ可愛いもん♪」「はぁ!?あたしが??ありえへん爆笑 可愛いってゆうのは、もっと女の子らしい子のコトをゆうんやで。あたしなんかサバサバしてるし」
「そっちのがいいやん。俺のまわりぶりっことかばっかやし、猫かぶってる奴とかみえみえやねん。そんな奴ばっかみてたら、女信じられへんなるわ。それに比べてヒナは、誰に対しても同じ態度やし飾ってないし、昨日会ったばっかやけど何か落ち着く」
「そんなおだててもも何もでませんよ笑」「おだててないわ笑ッ本気でゆうてんの」「あざ〜す」2008-02-22 10:52:00 -
18:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「何かちっこくてホンマの雛みたいやな笑」「鳥かい…」「可愛い〜可愛い〜」「うるさい!!」「ヒナ照れてる〜」「照れてへんわ!!」
確かに、あたしも遼といるとなんか落ち着く。癒される…そんな気分やな
この日をさかいにあたしと遼はすごく仲良くなった2008-02-22 10:57:00 -
19:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「てか…ヒナは遼くんのことどぅ想ってんの??」いつになく真剣な顔のアサキ
「どうもこうも友達やん」「遼くんはまんざらでもなさそうやけど?」「ないない。遼もあたしのこと妹ぐらいにしか思ってないよ」
「お似合いやのに…」「あたしらのコトより、アサキは勇助くんとどうなんよ??」「あ、あたしら昨日付き合ってん♪」「さすが…よかったな♪♪」2008-02-22 11:08:00 -
20:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「だからヒナらが付き合ったら、Wデートとかできんのにぃ〜」「べつにみんなで遊べばいいやん笑」「まぁ、好きなったら真っ先にアサキに教えてや」「はいはい」
友達としか想ってない。それは嘘じゃないけど、でもあたしは何処かでブレーキをかけようとしていた
遼のことは好きになったらアカン…そんな気がしたから2008-02-22 11:13:00 -
21:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
あたしと遼は相変わらず仲良がよくて、二人で遊びに行ったり涼ちゃんとかアサキとか、みんなで遊びに行ったりもした。
けど、一緒にいるうちにあたしはきずいてしまった。遼の無邪気な笑顔…それとは逆の寂しそうに笑う遼に2008-02-22 11:17:00 -
22:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
きがつくと季節は夏で、学校も明日から夏休み。今日はアサキと勇助くんはずる休み。だからあたしは一人で屋上に向かった。
−ガチャ−あれ…遼しかおらん「遼〜♪」「う…えッ…あ、ヒナ…」「遼…」遼は泣いていた。いつも元気な遼。その遼が泣いている
「あはは、ちょ〜目にゴミ入ってん…痛いわ〜」「…つ…き」「えっ??」「嘘つき!!ホンマは泣いてたくせに。無理しなや…無理して笑いなや…遼が寂しいそうに笑うの見てて、こっちが辛いわ」2008-02-22 11:28:00 -
23:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「ヒナ…きずいてたんや」「涼ちゃんらの前では、どうせ格好悪くて泣かれへんねやろ…けど、あたしの前でまで無理せんといて。そんな遼は嫌いや」
「はは、やっぱりヒナはすごいや。ゴメンやけどヒナ…ちょっと胸借りていい??」「しゃーなしやで笑」
そういってあたしは遼を抱きしめた「…ッ…ぅ……」何があったかは聞かない。知らなくてもいい。遼が楽になるなら、あたしはいつでも遼に胸をかしてあげる
お願いやから、もぅ無理して笑わんといて2008-02-22 11:33:00 -
24:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「はぁ〜泣いたらすっきりしたわ〜それにヒナのおっぱい柔らかかったし」「な!!!最低や!!もぅ絶対かさんからな!!」「嘘や〜ん笑」「エロハルカ…怒」
「…ヒナありがとうな」「何よ、改まって気持ち悪い」「ん??俺の素直な気持ちや」「約束して…あたしの前では無理しやんって」「おう♪約束する」
「破ったら、GUCCIの財布な♪ワラ」「うぇ!?マジ!?こぇ〜頑張って守らなな」2008-02-22 11:38:00 -
25:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「明日から夏休みやしな〜ヒナ夏休みは、覚悟しろよ♪いろんな所に拉致って行くからな」「遼一応受験生やろ??ワラ」「気にしな〜い♪ヒナと遊ぶのが優先や」
嬉しかった。夏休みま遼と会える。あたしはこと時、気持ちのブレーキを外してしまった
遼が好き2008-02-22 11:42:00 -
26:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
その日の夜、バイトからかえろうとすると店の前に遼がいた「遼!!??何してるん??」「お〜そ〜い〜待っててんぞ♪ちょい喋ろうや♪」
遼はそういって、家の近くの公園へ向かって歩き出した。待ってたとか嬉しすぎる…
うかれて遼の後についていった2008-02-22 13:49:00 -
27:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
公園につくと遼は真っ先にブランコに向かって走り出した。ホンマ顔に似合わず子供みたいやな笑
あたしも遼の隣のブランコに腰をかける
「ヒナはさ〜今まで何人と付き合った??」「あたし??ん〜3人かなぁ」「以外に少ないな笑ッ」「どうゆう意味よ!!怒」「冗談やん笑ッ 今は好きな奴おらんの??」2008-02-22 13:54:00 -
28:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
−ドキッ−まさかあなたですなんてゆえるわけがない。遼に聞かれるなんて想いもよらなかった。ましてやあたしだって、今日確信したばっかやのに
何て答えようか迷っていると遼がブランコからおりてあたしの前に腰をおろした
「俺さ…今日ヒナに抱きしめられてすっげ〜ドキドキした。」「えッ…」「俺の中でのヒナは妹やったつもりやってん。けど、今日違うって確信した。ヒナ見てたら、守ってあげたいとか色々思ったり何か可愛くて仕方ないねん…ずっと側におってほしいねん。妹みたいじゃなく、俺ヒナのこと女の子としてみてる」2008-02-22 14:00:00 -
29:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「あ…え…つまり、あたしのコト好きって意味??」「うん…ヒナが好きや。ヒナと付き合いたい。ヒナはちゃんと俺のコト見てくれてた…」
正直あたしは混乱してた。だって、自分でも今日遼が好きってきずいたばっかやのに遼があたしを好きなんて
「ホンマにあたしでいいん??」「ヒナがいいねん!!」「ありがとう…あたしも遼のコト好き…」「え!!??マジ??やった♪♪ヒナと両想いや」そういって遼はあたしに飛び付いた2008-02-22 16:47:00 -
30:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「俺ヒナのこと大切にするからな」「うん…」自然に涙が出た。嬉し泣きとかしたことなかったのに
「何泣いてんねん笑ッ」「だって…」「ヒナほんま可愛いな」「うるさい…」「よしよし笑ッ」
この時、遼が泣いていた理由を聞くべきだった。
なんで聞かなかったんだろう…後悔しても遅いのにね2008-02-22 17:10:00 -
31:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「俺ヒナのこと大切にするからな」「うん…」自然に涙が出た。嬉し泣きとかしたことなかったのに
「何泣いてんねん笑ッ」「だって…」「ヒナほんま可愛いな」「うるさい…」「よしよし笑ッ」
この時、遼が泣いていた理由を聞くべきだった。
なんで聞かなかったんだろう…後悔しても遅いのにね2008-02-22 17:10:00 -
32:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
あたし達は少し話して帰ることにした。今日からあたしと遼は彼氏彼女や♪♪そぅ思っただけでニヤけてしまう
「涼ちゃんただいま〜」「遅かったな」「あぁ、今まで遼と話しててん…ほんでなあたし遼と付き合うことなったから♪」「え…あいつと??」「??うん、遼から告ってくれてん♪」
「そ、そうか!!よかったやんけ♪」「うん…」涼ちゃん嬉しくないんかな。変なの…
涼ちゃん…知ってたなら何でこの時教えてくれへんかったん??この時なら…まだ間に合ってたかもしれんのに2008-02-22 20:27:00 -
33:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
あたしは早速アサキに報告した「ヒナ〜おめでとう♪♪これでWデートもできるやん。明日から夏休みやし、GOOD!!タイミングやな〜」「何かまだ実感わけへんわ…」
「最初はなァ〜でも、ホンマによかったな♪」「うん♪ありがとう」アサキと夏休みの予定とか色んな話しをしてると、いつの間にか朝になっていた
「そろそろ寝よっか笑ッ」「せやな〜ヒナまたバイトのシフトとかわかったらメールしてな♪」「了解〜じゃオヤスミ〜」2008-02-22 20:33:00 -
34:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
電話をきってすぐ意識は遠いた
『…ヒナ…き…て』「ん〜」『ヒナ…おき…て』「もぅちょっと〜」
「ヒナ起きてや〜せっかく逢に来たのに〜起きなチュウするで??」「あと…5分…」「ホンマにすんで…」「ムニャ…ムニャ」
「………………」−チュッ−!!!!!!?????「ッ…」「起きた??笑ッ」「は、はははは遼!!??」「おはようハニー♪」「何で…あたしの部屋!?ッてか、今チュウしたやろ!?」「だってヒナが起きひんから〜」「起きひんからって」ありえへん…不意打ちや…卑怯や…2008-02-22 20:47:00 -
35:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「チュウぐらいいいやん。付き合ってるんやし」「いいけど…寝てる時にとかずるいわ…」「ん??何??起きてる時にしてほしかったんか??笑」「ち、ちが…そうゆう意味じゃなくて」
「じゃ〜どうゆう意味??ちゃんとゆうてみ??」遼て以外にドSかも…
「いじわる…」「ちゃんとゆうて」「お、お、起きてる…時に…してほしかった…」「ヒナ!!!!!」「キャ…」あまりにも力強く抱き寄せられたからビックリして声が出てしまった2008-02-22 20:56:00 -
36:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「お前可愛いすぎや、反則やし」反則なのは遼やし…ドキドキが止まれへん。絶対遼に聞こえてる
「ヒナ大好きやで」そぅいって、さっきの触れるか触れないかみたいなキスじゃなく、深い…深いキスをした。溶けそうや…遼とのキスは何かふわふわする。何だか涙目になってるし、こんなんいつものあたしじゃない2008-02-22 21:01:00 -
37:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「お前さその顔エロい…誘ってんの??」「ふぇ…」「あ〜も〜ヒナかんな可愛いとか想わんかった…ホンマ反則や」
顔が真っ赤な遼。「俺ホンマにヒナ大切にしたいから…そのエロい顔禁止な!!」「そ、そんな顔してないわ!!」「あ、いつものヒナに戻った♪♪」「うるさい!!怒ッ」「さ、ヒナ早く用意してや〜どっか遊びいくぞ♪」
ホンマ勝手やねんから。あたしのドキドキはしばらくなりやんでくれなかった
キスが初めてだったわけでもなく、そうゆう雰囲気を経験していたのにもかかわらず何であんなにドキドキしたんだろう2008-02-22 21:09:00 -
38:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「ヒナはさ夏休みの間にどっか行きたいとかある??」「ん〜何処がいいかな…あ、アサキがみんなで泊まり行きたいってゆうてたで」「おぉ〜いいな♪みんなで遠出しよか」
「決まり〜♪♪」「んじゃ、今から勇助とアサキちゃん呼ぶ??」「うん、呼ぼう♪」
近くのファミレスでアサキと勇助とあうことになった2008-02-22 21:15:00 -
39:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「なッ!!!!」「ヒナらさっきまでそんなコトしてた〜ん♪エロいわぁ〜」「エロないわ!!怒」「チュウしてる時のヒナめっちゃ可愛いねん♪まぁ〜俺以外には見せへんけどな♪」
遼のアホ−恥ずすぎる(->_<-)アサキの前でそんなんゆうなァァァ!!!!!!
こんなん続くと思ったら身がもたんわ「ヒナちゃん顔真っ赤や笑ッ」「と、とりあえず白浜決定な!!帰ったら涼ちゃんにゆうとくから、マサくんにはよろしく…」2008-02-22 22:31:00 -
40:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「了解〜♪」みんなの予定が合うのは一ヶ月後の8月20日とゆうことになり、あたしは旅行までにアサキと水着やら下着やら色々買いにでかけた
遼はなぜか毎日あたしの家にきて、しまいには居候しだした。半同棲生活の始まり始まり〜
な〜んてね♪♪♪♪「ヒナ今日ごはん何〜??」「まだ決めてな〜い」「てか涼は??」「さ〜??」2008-02-22 22:37:00 -
41:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
涼ちゃんは最近あたし達に気を使って、友達の家にころがったっきりあまり帰ってこない
できた兄貴を持って、初めて尊敬したかもね笑ッ
「新婚さんみたいやな」ニコ(≧∇≦)oッと嬉しそうに笑いながらゆう遼の笑顔が可愛くて、萌え死にしそうだった
いかんいかん…あたしとしたことが「ホンマやな。どっちかってゆーと、あたしが旦那で遼が嫁って感じするけどな…ワラ」2008-02-22 22:42:00 -
42:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
あたしは相変わらずサバサバ人間。遼は以外に甘えた。どぅ考えても立場逆転状態
「俺が旦那やし!!」ムスっとした顔をして遼がこっちに向かってきた「ヒナみたいな小っこい旦那さんなんかおるわけないやろ〜」「やッ…ちょッ」
あたしはヒョいっと遼にお姫様抱っこされた「い〜や〜下ろして〜」「嫌や〜一回やってみたかってん♪」
2008-02-22 22:47:00 -
43:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
ホンマ遼のすること無茶苦茶や。足をバタバタしていると遼はあたしをそっと下ろしてくれた。そしてまた強く抱きしめた
「遼…痛い〜」「ヒナは俺から離れていったりしやんよな??」「はぃ!!??」「しやんよな??」あたしは無理矢理体を離して遼の顔をみた。
泣いていたあの日と一緒の顔をしていた。「大丈夫やで♪あたしは遼がおらな無理やもん。あたしから離れていくとかないわ」「ホンマに??」「うん」「よかった…」
あたしだって不安やで??こんなに幸せでいいんかなって。けど、あたしは遼を信じてる…だから大丈夫。信じてるよ2008-02-22 22:54:00 -
44:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「ヒナちゃんと酔い止め飲んだか??」「飲んだ〜♪」
あたしは遼の車、アサキは勇助くん、マサくんは涼ちゃんの車ってな感じで三台で行くコトになった♪涼ちゃんとマサくんには、気を使わせちゃって悪いな(ノ_・。)
「俺とマサはあっちでナンパするからいいね〜ん」とかゆうてたけどね笑2008-02-23 08:31:00 -
45:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「あたしよく考えたら彼氏と旅行とか初めてかも♪」「え!?マジ〜??何か嬉しいかも」あたしを乗せてるからか、運転中の遼は真剣な顔…いつもふざけてばっかやから何か見とれてしまう
「なんやヒナ〜かまってほしそうな顔して♪」「してないわ!!汗ッ」「ホンマか??白浜ついたらかまったるからな」そういって運転しながら、あたしの手を握ってくれた
見とれてただけやもん…2008-02-23 08:36:00 -
46:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
昼過ぎに予定どうり白浜についた。先にホテルへ行って、チェックインをすませ部屋で水着に着替えた。部屋割りは車と一緒…♪♪
「ヒナまだ〜??」「恥ずかしいから先行っててってば!!」「嫌や、俺が1番最初にヒナの水着姿見るんや!!」言い出したら聞かない遼
「…変じゃ…ない??」「ヒナ〜可愛い〜♪」−ギュ−「もぅ遼う〜ざ〜い〜」「……ない」「はぃ!?」「他の奴に見せたくない…」「あはは、何アホなコトゆうてんよ笑 皆待ってるし早く海いこ」2008-02-23 08:45:00 -
47:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「浮輪とりあげ〜」「あぁ!!!!アカンて、ホンマに浮輪ないと怖いねん」嫌マジで…冗談ぬきで怖いねんて((゚Д゚ll))
「大丈夫♪俺がおるやん♪ちゃんとつかまえといたるから♪な??」「……」
「アサキも怖いけど勇助おるしヒナも、遼くんおるから大丈夫やって♪さ〜入ろうはいろ」
「んじゃ〜俺と涼はナンパでも行きますか♪」「涼ちゃんマサくんがんばれ〜♪」2008-02-23 08:57:00 -
48:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「おいでヒナ」あぁ〜怖い…だんだん深くなっていく…「遼怖い…」「大丈夫。ちゃんとつかまって」
とぅとぅ足はつかなくなった「な??大丈夫やろ??」「うん…」遼がいてくれたから意外に怖くなかった
「ヒナ〜俺今めっちゃ幸せや」「あたしも♪遼とかと旅行これてよかった」「じゃ〜冬休みは二人でどっかいこっか??」「うん!!行きたい!!」
「うしッ♪決まりな〜」また遼と旅行にこれる。そぅ思っただけで幸せだった2008-02-23 09:04:00 -
49:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「そっか…」「ヒナは心配じゃないん??」確かに…あたし今までそんなコト考えたことなかった。付き合ってすぐ、遼は居候しだしたし。でも、よく考えればそれも夏休みの間だけ
遼も勇助くんも涼ちゃんもマサくんも、はんぱなくモテる。学校が始まれば、あたしが遼と付き合ったのもバレるだろうし
学校始まったら余裕ぶってられへんくなるな…2008-02-23 09:13:00 -
50:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
でも…あたしは…
「あたしは遼を信じてる。大丈夫♪勇助くんもアサキにベタ惚れやん♪アサキも勇助くん信じてあげなアカンで」
「やんな…そうやんな…うん!!あたしも勇助信じるわ!!」
「さッ早く花火と、お酒買って戻るで♪♪♪」2008-02-23 09:15:00 -
51:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「飲んだ〜♪」「ヒナ飲み過ぎ…笑」「だって楽しかってんもん」「ヒナ先お風呂入っといで」「は〜い♪」お酒がまわっていつになくテンションがハイなあたし
いつもあたしが落ち着いてるのに、今日は逆転や…笑
「…遼一緒に入る??」「ぶッ!!!!!!!!な、な、何ゆってるねん」遼は飲んでいた水をふきだした2008-02-23 09:20:00 -
52:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
あたし何ゆうてんねやろ。お酒の力恐るべし
「一緒に…入りたいん??」「うん…」「わかった…先入ってて」まぁ、一緒に入るってゆうてもバスタオル巻いてるけど
にしてもあたしって、酔ったらこんなに大胆なるんやな2008-02-23 09:27:00 -
53:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
ホテルのお風呂はおっきくて二人で入ってもまだ余裕だった。「エロヒナ…酒飲んで大胆なりすぎや笑」「うん…」だんだん酔いが冷めてきたあたし
冷静になればなるほど恥ずかしくなってきた「何やヒナ、自分でゆったくせに今頃恥ずかしくなってきたんか??ワラ」「うん…」
恥ずかしいなんてレベルじゃない…心臓飛び出そうや2008-02-23 09:33:00 -
54:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「なんかさ…ヒナこうゆう雰囲気なったら、目とかウルウルしてめっちゃ可愛いんですけど…キスしていい??」「いいよ…」
別にのらってるわけじゃない。だけど、遼にドキドキしすぎていつも泣きそうになってしまう
「…ッ…ン」キスはいつもより激しくて、思わず声が出てしまう2008-02-23 09:39:00 -
55:
ヒナ◆GcCjEJmUKI
「ヒナ…」遼の舌があたしの口に入ってくる…頭はお風呂に入っているせいもあるかしてボーっとする
何も考えられへん「アカン…これ以上したら…俺…」「いい…遼なら…いいもん…」
「だから…その顔反則やねん」遼はそういって巻いていたバスタオルをとった。お風呂場は洗面所から入るほんの少し光りだけ
遼は耳にキスをした…そしてだんだん下に下がっていく2008-02-23 09:45:00 -
57:
名無しさん
↑ほんまそれ?ワラ しかも全然サバサバちャうやん?
2008-02-23 14:35:00 -
58:
名無しさん
(゚_゚)
2008-02-23 17:51:00 -
59:
名無しさん
主さん、読んでるから気にせず頑張ってね?
2008-02-23 19:09:00 -
60:
名無しさん
あたしも読んでる
荒らしとかきにせずにね
2008-02-23 19:15:00