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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 101:

    それは全て恭司君にお金を渡している彼女達のカギでその彼女達とも半同棲なんだと言う意味を解らさせられてしまうキーケースだ。

    2005-08-07 03:25:00
  • 102:

    それさえも見て見ぬふりをするしかなかった。
    そうゆうの全て承知した付き合いだったから…

    恭司君自身もいちいち私に何処に行くとか誰と遊ぶとかは言ってこなかった。

    2005-08-07 03:27:00
  • 103:

    二人の中は暗黙の了解で
    ただ二人で居る時だけ楽しんでいた。
    ほとんどエッチばかりしていたが彼は彼女達ともしてるんやろな…とかエッチが終わったら寂しさが残る…
    恭司君と一緒に過ごす時間が増えるにつれて
    私は今まで以上に好きになっていた。

    2005-08-07 03:29:00
  • 104:

    完全に私だけの恭司君になって欲しい…
    恭司君の家はこの家だけになってほしい…
    今日は帰ってくるかなとか次はいつ出かけるんやろ…なんて我慢する恋愛に疲れてきた…
    ある夜にスナックバーに飲みに行く事になり私も久しぶりにあの店に行く事になった。でも前回とは違う…恭司君の彼女としてだ。

    2005-08-07 03:34:00
  • 105:

    私は恭司君と付き合えた…周りに無理とか諦めろとかさんざん笑われた事を思うと嬉しくてたまらなかった周りは恭司君がヒモな事を知ってる中で私はお金を払ってないんだから…
    正々堂々とあのスナックバーへ行った。

    2005-08-07 03:35:00
  • 106:

    美咲

    あげぇ??

    2005-08-08 00:51:00
  • 107:

    名無しさん

    ∪ぉり?

    2005-08-08 02:08:00
  • 108:

    あげ

    2005-08-08 13:59:00
  • 109:

    「えぇ〜付き合ってるん?マジで!?」

    「本気なん?恭司!?」

    「なんぼ渡してんの?!」
    相変わらず周りは好き勝手な事をゆう。
    とりあえずは驚きが先だったが…
    松尾ももちろん嫌味が耐えない…
    「遊び遊び…18なるまでの繋ぎや!18なったら風俗行くんやろ?(笑)」

    2005-08-08 22:41:00
  • 110:

    スナックの女達も口々に
    「よく我慢できるな〜他の女もいっぱいおんのに…」「また恭司の気まぐれやろ恭司は前の彼女だけやもんなぁ!」
    なんていっぱい言われた…とくに以前酔っ払っていたあのバカ女は恭司君の事が好きっぽかった。

    2005-08-08 22:43:00
  • 111:

    私の前で恭司恭司と何度も親しさをアピールするかのような感じだったがそれは性格の悪さをアピールしてるようなもんで相変わらずぶざまな女だった。
    でもそのあとだった…
    私は悔しさと苛立ちが隠しきれない事が起きた。
    以前のようにまたしても
    あの女は酔っ払い出した。今思えば酔ったふりだったのかもしれない…

    2005-08-08 22:45:00
  • 112:

    そいつは恭司君に家まで送ってと頼んでいた。
    私と恭司君が付き合ったのを知って、わざとだと思った。
    私はただ恭司君の様子を見る事しかできない…
    いいよ…そういって店を
    出て行った二人の背中を
    じっと我慢して見つめるしかなかった。

    2005-08-08 22:48:00
  • 113:

    まり

    まぢおもろい
    読んでるカラ
    頑張れ(´ノ3`)

    2005-08-08 23:53:00
  • 114:

    まりさん?ありがとうございます?励みになるんで頑張ります?

    2005-08-10 01:59:00
  • 115:

    恭司君が私に先帰っててと言ったが言われなくても帰るに決まってる!
    女にもだが初めて恭司君にイライラして一人で帰った私は部屋で一人、苦しさと何も言えない歯痒さでたまらなく涙が出た。
    送って帰ってこなかったらどうしよう…ほんとに一人変な想像ばかりしていた。

    2005-08-10 02:00:00
  • 116:

    もちろん私は寝れるわけもなくただ起きていた。
    恭司君に電話さえ出来なかった。
    結局昼近い時間まで恭司君は帰らずいつの間にか私は眠りに落ちていた。
    夕方目が覚めると恭司が
    横で爆睡していた…テーブルの上には30万ぐらいの札束が無造作に置かれている…

    2005-08-10 02:03:00
  • 117:

    お金を見て彼女達の家回りをしてたんやろな…って
    納得しながらまた今夜も
    転々と飲み歩くんやろなと思いながら私はキャバクラに出勤した。恭司君はそのまま起こさずに…
    仕事が終わって家に帰ると一枚の手紙と花束が置いてあった。
    広告の裏にかかれた小学生のような汚い字で たった?行の手紙…

    2005-08-10 02:06:00
  • 118:

    琴美へ
    昨日はごめんなさい今日は誕生日やな これからもよろしく。

    恭司君がこんな事するなんて…誕生日まで覚えててくれたんや…
    嬉しかった…でも手紙じゃなく恭司君が家に居てて欲しかったが…
    数時間後に恭司君が帰ってきた!いつもよりか全然早い事にびっくりした。

    2005-08-10 02:08:00
  • 119:

    今からまた出かけるんかな一回帰ってきただけかな
    そう悪いほうにしか考えないようになっている…
    「花ありがとう…」
    「ああ…」
    「もう寝るわな…」
    「先寝てたら良かったのに…仕事遅かったん?」
    「いつもと同じぐらいやで2時過ぎかな…」

    2005-08-10 02:12:00
  • 120:

    「そっかぁ…あっ!これ」「????」
    恭司君にいきなり差し出されたものは数枚の一万円札だった…。

    2005-08-10 02:12:00
  • 121:

    「何このお金?」
    私はとっさに聞いた。
    「何が欲しいんとかわからんしこれで好きなん買い」私はびっくりした!
    女の子達から貰ったお金を私にくれようとした事に…これを受け取ってしまえばまるで私はヒモのヒモになってしまう…
    それにこんなプレゼントは要らない…
    何より私はお金目当てじゃないんだから…

    2005-08-10 02:15:00
  • 122:

    「要らんよそんなお金…」
    私がとっさにそういうと
    「ふーん…」
    と言って不思議そうにテーブルの上に投げるように置いた。

    2005-08-10 02:17:00
  • 123:

    この時の恭司君は
    お金をお金と思っていないどれだけお金が大切かなんてまるで解っていない…
    それもそのはず毎日が
    普通のサラリーマンぐらいの収入の給料日みたいなもんだったから…
    そんなお金を毎日手にする恭司君とそんな簡単にお金を渡せる女の子達には
    ついていけない…

    2005-08-10 02:18:00
  • 124:

    何かと家庭事情から金銭的に苦労してきた私だったから心から寂しくそして羨ましく最後には腹までたってくる…

    私は彼を変えるなんて言ったけど一体どうやって…
    なんの方法もない…
    かれこれ付き合いだして
    3ヶ月が経とうとしていた

    2005-08-10 02:20:00
  • 125:

    私が恭司君と出会うちょっと前にもそれ以前にも
    彼氏とゆう存在はいたが
    どの人も3ヶ月が限界だった。
    私とゆう人間がだいたい
    3ヶ月ぐらいで何故か冷めてしまうのだ。
    私が恭司君を変える事も諦めに入った事を考えた時にまた3ヶ月か…
    そう思いながら別れる決意をしようとした。

    2005-08-20 04:15:00
  • 126:

    そんな時だった。
    恭司君がいきなり
    「ずっと思っててんけどほんまに俺の事好き?」
    当たり前の事なのに疑うように聞いてこられた。
    「うん!私から告白してるのに当たり前やん!なんでそんなん聞くん?」
    「だってお前なんも言わへんし…」
    「??何を言うの??」

    2005-08-20 04:17:00
  • 127:

    「??何を言うの??」
    「普通やっぱ俺が他の女の子と遊んでたら嫌がるやろうしな…」
    「だってそれは最初にそうゆうの条件付きで付き合ってもらった側やん私は…」「そうゆうててもな普通は女ってそうゆう感情抑えられへんもんなんちゃん?」「抑える子やもん私は…」「じゃあほんまはどう思ってる?」
    「めっちゃ嫌!ほんまに嫌そろそろ限界って思ってるけどな!」

    2005-08-20 04:19:00
  • 128:

    今がチャンスやと思って
    ヤキモチとかそうゆう気持ちをぶつけてみた。
    「そうなんや…嫌か…」
    そう言って話しは終わり
    恭司君も何処へも行かずになぜかエッチをして二人は久しぶりに一緒の時間に
    揃って眠りに着いた。
    目が覚めると朝の11時だった…恭司君はもう居なかった。

    2005-08-20 04:21:00
  • 129:

    パチンコにでも行ったんやろな〜また真夜中まであわれへんねやろな…
    同棲とゆうより恋人とゆうよりセックスフレンドみたいな扱いやな…
    そう思っていると
    玄関のカギが開いた…
    「あれ?起きてたん?」
    笑顔で帰ってきた恭司君…

    2005-08-20 04:23:00
  • 130:

    「恭司君こそ何時に起きたん?」
    「ちょっと急用出来て昨日お前寝てから出て行ったからな〜」
    そうやったんや…またか…私は一人先に寝てたんや…恭司君と寝れたと一瞬でも喜んだ自分が惨めに感じた

    2005-08-20 04:25:00
  • 131:

    「これ…はい。」
    恭司君がキーケースを
    私に投げてきた。
    「ん?」
    そのキーケースには一本の部屋カギしかない。
    その一本は私の部屋の合い鍵だった…
    「どう…したん?」
    ほんとうに意味が解らなかった。
    少し照れながら恭司君が
    「女全員と別れて来た…」「えっ?どうゆう事?」

    2005-08-20 04:27:00
  • 132:

    「だから…お前昨日そうゆうの嫌ってゆうてたやろ?だから朝から女のとこ回ってカギも帰したし二度と合わんゆうてきた本命がやっと出来たからって…」
    私は嬉しくてたまらなかった…恭司君が私を選びきってくれたんやと。
    女の子達と別れる事
    それはとても簡単な事ではなかったようだ…

    2005-08-20 04:29:00
  • 133:

    何年間も女の子達からは
    お金を貰い利用するだけしてきた。何もかも買って貰い寝る部屋まで用意されている…
    そしてたまにデートに付き合ったりするだけの恭司君そんな裕福な生活をさせて来た彼女達にとっては
    何が不満なん?の一点張りさらに渡す金額を増やすとまでゆう…
    それでも私を選びきった彼は最後は彼女達の怨みや嫉みに変わり彼女達のヒステリックな罵声や泣きわめきながら叩かれ…

    2005-08-20 04:32:00
  • 134:

    「気済んだ?」
    の一言で立ち去っただけ。「最低男!殺したる!」
    そんな事を言われたようだ私は自分がその彼女達の
    メンバーでも同じだっただろう…

    2005-08-20 04:34:00
  • 135:

    彼の変化を私は嬉しくてたまらなかった。きっとヤキモチなど一切出さなかった事が彼の心を振り向かせたんだろう…そのあとは恭司君は恐怖で怯えていた。
    私に弱さを完全に見せる
    「俺いきなりさされたりしそうやわ…とうぶん外に出たくないわ…」
    と言う。それもそのはずで女のましてそうゆう女の怨みはストーカーにもなりそうやし本気で刺し殺しかねないもうかしたら私が怨まれて私が刺されるかも…
    なんて私までちょっとヒヤヒヤしていた。

    2005-08-20 04:37:00
  • 136:

    そんな心配も一週間もたてば二人ともすっかりなくなっていた。
    「俺そろそろ働くわ!何年ぶりやろ真面目な社会で働くの♪」
    そして私はさらに嬉しかった。やっと普通の…いやいや普通より全然イイ恋人になれるんや♪
    そう思って浮かれていた。

    2005-08-20 04:39:00
  • 137:

    ところがそんな簡単には
    終わるはずもなかった。
    恭司君はなかなか働こうとしない…
    形だけフロムAなどの求人雑誌はちりばめられていた面接用紙も記入はしてあるスーツで朝から出かける。恭司君が本当に面接に行ってるのかも解らない…
    私はいつの間にか疑う事しか考えなくなっていた…

    2005-08-20 04:41:00
  • 138:

    私の友達や周りはだんだん琴美は利用されている…
    そう言うようになった。
    私自身も利用されてるわって思うようになった。
    私は毎日仕事して毎日
    恭司君の御飯を用意して
    煙草など生活するうえでの必要な物は渡していた。

    2005-08-20 04:42:00
  • 139:

    もちろん家賃も光熱費も私だけが払っていた。そんな恭司君は一日中テレビゲームをしている。お金だけは渡さない…
    渡してしまえばほんとに終わりやと思っていた恭司君自身も金くれとは絶対に言わなかった。
    そんな日々を過ぎて半年…一年…ただ時間だけが過ぎて行く。

    2005-08-20 04:44:00
  • 140:

    その間に何度か私からも
    恭司君からも別れ話は出たりもしたが二人は離れる事が出来ない…
    もう働くから…
    もう仕事見つかるから…
    その言葉だけを信じた。
    そんな中、その頃私の1番仲良かった友達に

    2005-08-20 04:53:00
  • 141:

    「琴美…いい加減別れや…恭司君は最低なダメ男で、ただ琴美を利用してるねんで!一緒におって楽やからやで!

    2005-08-20 04:56:00
  • 142:

    別れたくながってる恭司君は琴美とおる為にいろんな女切ったから行く宛てがナイからやで…恭司君の事好きでも恭司君は琴美の事好きとかじゃないと思うねん!どんどんダメ男になってるやん!まだいろんな女に貢いで貰って自由に遊んでる恭司君の方がイキイキしてたよ!

    2005-08-20 04:58:00
  • 143:

    今の恭司君は琴美とゆう若い女の子に買われたカゴの中の鳥や!餌だけ与えてジーっとワンルームマンションにこもりっぱなしの…飼い主が仕事から帰って来て餌貰うのをずーっと待ってるようにしか見えへん…」

    2005-08-20 04:58:00
  • 144:

    そう言われた時私はなにも言いかえせなかった…
    心のどこかで私が1番思っていた事だったから…
    私は別れの決断をなかなか決めれなかった。正直…恭司君の次の居場所が見つかればいいのに…そう思っていた…今のままで追い出すのはとても可哀相だとゆう情にすぎなかった…

    2005-08-20 05:00:00
  • 145:

    美咲

    ご無沙汰ぁ☆まとめて読んだゎ!続き気になる…

    2005-08-21 04:07:00
  • 146:

    美咲さんありがと★★★
    頑張りますね!

    2005-08-22 02:21:00
  • 147:

    ある日 とても気分が悪くなった…もしかしてと思って病院へ行ったら妊娠していたのが解った…
    3ヶ月だった。
    すでに母性の芽生えからか今は絶対産めないと思った産んだところで幸せにしてやれる自身さえない…
    何よりお金がなかった…

    2005-08-22 02:24:00
  • 148:

    私は恭司君に言う前に
    1番仲良かった友達に言った。彼女に相談したところで反対されるのは目に見えていたが反対してくれる
    現実的な意見が聞きたかったのもあった。

    案の定彼女は反対しながら怒った。

    2005-08-22 02:29:00
  • 149:

    「ほらみてみ!いつかこんな日が来ると思ってたわ!迷う事さえその子供に悪いと思い!働いてもない男の子供なんか産んであんたが一生苦労するだけやで!!今から病院におろしに行くよ!ついてったるから!
    しかもイイ機会やんこれできっぱりあの男とは別れるんやで!」
    そう言われそれが正しいんかな…とも思ったし
    人事やと思っておろすってなんなん!!とも腹が立った。

    2005-08-22 02:44:00
  • 150:

    結局私はやっぱり恭司君に聞いてからにしようと思ってその場は帰る事にした。
    恭司君は相変わらず部屋でゲームをしている。
    「なぁ…妊娠してん…」
    さっそく直球で言った。

    2005-08-22 02:46:00
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