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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 351:

    琴美

    勝手に携帯なんか見たら怒られるだろうから、ドキドキしながら、私は優輝の寝ている自分の部屋でこっそり携帯を見ようと、恭司君の携帯に電源を入れた。
    でもロックがかかっており、操作が無効だった。
    ロックをかけてる事自体の前に携帯の電源も切ってる事…全てが怪しく思った。

    2006-03-30 23:42:00
  • 352:

    琴美

    恭司君の誕生日や、優輝の誕生日など思い当たる全ての暗証番号を押したが一切解除されず、約2時間程かけて、色んな番号を押してやっと暗証番号が一致し、携帯は完全に開かれた。

    2006-03-30 23:45:00
  • 353:

    琴美

    取りあえず最初はメールを見たが受信も送信もありません。の状態だった…
    〔恭司君の性格上、メールなんかしない人やしな…〕と勝手に決め付けて、着信履歴と…リダイアルも見た登録されていない番号からマメに電話がかかっており恭司君自体も仕事から帰って来る前の時間帯に電話している…。

    2006-03-30 23:45:00
  • 354:

    琴美

    まさにそれが直感を実感とさせた…
    もう一度メール覧に戻してiモード問い合わせにしてみた。恭司君が電源を切っていた間にメールが入って来てるかも知れない…。

    案の定、一通のメールが届いた。

    2006-03-30 23:46:00
  • 355:

    名無しさん

    2006-03-31 08:41:00
  • 356:

    名無しさん

    2006-03-31 09:31:00
  • 357:

    琴美

    名前はちづる…とゆう女だった。

    「この前はありがとう次はいつ会える?」

    この内容だけで、充分な、証拠となったが、私は、
    徹底的に真実を掴んでから恭司君に話そうと思った。

    2006-04-01 01:31:00
  • 358:

    琴美

    私は居ても立ってもいられず、とっさに、イイ方法を考えた。

    自分の携帯のメルアドを、男の名前に変えて、その夜だけアドレスを変更した。そしてちづるとゆう女に、男のふりを装って、メールをしてみた。

    2006-04-01 01:32:00
  • 359:

    琴美

    【ちづるちゃんやんな?】送信……………
    さっそく女から返事が来た
    【だれぇ(〃>νб)??】受信………………
    結局はメールの相手が男だと感じれば、誰にでも返信するような奴っぽかった…

    2006-04-01 01:34:00
  • 360:

    琴美

    【俺…カズマってゆうんやけど…恭司って知ってるやんな?俺恭司の友達☆】
    【うん…知ってるけど☆★カズマ君はなんで私のメール知ってるの?】
    【恭司に教えて貰った!!なんか、すぐやらしてくれるとか言ってたし…】
    【えっ?マジでそんなん言うてたん??最悪やぁ(泣)確かに恭司君とはやったけど…まだ一回だけやし、カラオケ行くだけのつもりやってんけどな(^-^;】

    2006-04-01 01:36:00
  • 361:

    琴美

    私の中で真実を知ってしまい、絶望感を味わった。
    それでも私は怒りを堪えながら続けた…
    【ふーん。そうなんや…!恭司は最低な奴やから俺にしときや(笑)ってか恭司には、嫁と子供おるの知ってる??】

    2006-04-01 01:37:00
  • 362:

    琴美

    【知ってるよ☆★ってか私も一応彼氏居てるしね★】
    このメールが入って来た時ほんっまにキレた!
    嫁と子供がおるの知っててかよ!!それって浮気通り超して、確実に不倫やん…私は裁判にかけると立場的に慰謝料を貰えるぐらいの被害者だった…

    2006-04-01 01:39:00
  • 363:

    琴美

    【ちょっと今から電話していいかな?】
    私はカズマに成り済まして電話をかける許可を貰ったプルルル…プルルル…
    「はぁぁい☆☆」

    ブリブリで電話に出た女に対して、私は本性を現した

    2006-04-01 01:41:00
  • 364:

    名無しさん

    がんばッてなあ??

    2006-04-03 21:49:00
  • 365:

    琴美

    ↑↑↑ありがとうございます◎頑張ります?

    2006-04-06 00:06:00
  • 366:

    琴美

    「もしもし!なんなんアンタ!人の旦那に手出して!私恭司の嫁なんやけど…」「????えっ?えぇ?」女はパニック状態だった…「今までアンタがメールしてた相手は私なんやけど!アンタ家どこやねん!?家庭持ちって知ってたらしいやん!それって意味解ってんの?離婚したるし恭司なんかあげるから、アンタは私と子供に慰謝料頂戴!」

    2006-04-06 00:08:00
  • 367:

    琴美

    と狂ったようにブチキレた
    「えっ…あの…そんなん困ります…私彼氏居てるし」「はぁ?自分何言ってん?人の家庭壊して自分は彼氏に知られず、スリル求めて不倫してましたって?彼氏とは別れる気ありませんってか?」

    「えっ…だって手出してきたのは貴女の旦那さんやし…」
    その言葉でよりいっそうにキレた…

    2006-04-06 00:10:00
  • 368:

    琴美

    「手だされたお前自身も、それを受けたお前は事実やろが!お前なんしこのまま逃げんなよ!」
    「もう…そんなん辞めて下さい…旦那さんと二人で話し合って下さい…今回は、ほんとに悪かったとは思ってます…もう二度と旦那さんと連絡も取らないし合わないから…すみません」

    そう言われ電話を切られた

    2006-04-06 00:12:00
  • 369:

    琴美

    私はムカムカして爆睡している恭司君の部屋を開けておもいっきりテーブルを、蹴りあげた…

    びっくりして跳び起きた、恭司君は、

    「なっなんやねん…」
    と目が点になっていた。

    2006-04-06 00:14:00
  • 370:

    琴美

    私は今までの自分が嘘のように…とゆうより恭司君の前では一切出した事のナイ姿に凶変していた。
    それが本来の素の自分だ…「なんやねんちゃうやろ!浮気してるやろ?」

    「ハァ?何言ってんねん…するわけないやろ…」
    呆れたような口調で平然と嘘をつく恭司君にさらにキレた。

    2006-04-06 00:15:00
  • 371:

    琴美

    「もうええって…じゃあ、ちづるって誰や!」
    「ハァ?お前なんなん?人の携帯見たん?キモイで」「アンタが浮気してるって直感で解ってたから見たんや!そんな事より何浮気してんねん!浮気やったらまだカワイイわ!不倫してるんやろ?」

    2006-04-06 00:17:00
  • 372:

    琴美

    「何言ってんかさっぱり解らんで!ちづるって子は、ただのサイトで知り合ったメル友や…」
    「ふーんメル友からやり友になったんかぁ〜?」
    「……なんやねんホンマ…怠いわ…」
    「こっちが怠いわ!今まで騙されてた気分や!私の、携帯見てみーや!」

    2006-04-06 00:18:00
  • 373:

    琴美

    そう言って、私の携帯を投げた。
    カズマと名乗ってちづるをおびき寄せ、やり取りをしている内容を目にした恭司君は、もう言い訳出来ないと思ったのか、しばらくは黙っていた。
    口を開いた恭司君は逆切れをしだした…
    「ってかなんなんお前は?ストーカーかっ!暗証番号もなんで解ってんねん!!俺はそれが怖いわ!夜中に人が寝てる間にコソコソしやがって!気持ち悪いで」

    2006-04-06 00:20:00
  • 374:

    琴美

    「じゃあなんやねん!私がこうでもせんかったら知れる事なかったんやで!ずっと騙されておらなアカンの?ホンマに出会ってからずっとずーっとそれだけはナイって信じてた自分が惨めやわ!」
    「…今回が初めてや…」
    「初めてかどうかなんか、問題ちゃうねん!事実は事実やろ…だいたい今回発覚してしまった事で今までもこれからもずーっと疑う事になるし、しんどいわ…」

    2006-04-06 00:23:00
  • 375:

    琴美

    「ほんじゃーなんやねん…俺はどうしたらいいん?!もう連絡取らへんわ…」
    「そんなんこれからの事やん、私は今が嫌やねんこの現実が嫌やねん…こんなんで、もう一緒にやって行かれへんわ…慰謝料も養育費も何にもいらん優輝だけが居てたらいいし、もう離婚してや…」

    「…………。」

    2006-04-06 00:25:00
  • 376:

    琴美

    「一応離婚届けの用紙も、前に用意してたのがあるから…」
    そう言って離婚届けをテーブルに叩きつけた。
    「ちょー待ってくれや…」恭司君は私の本気の怒りに動揺している様子だった…「はよ書いて!」

    2006-04-06 00:27:00
  • 377:

    琴美

    待つどころか怒りに狂って急かしたてた私に恭司君は
    「わかったわ!もうええわ書けばイイんやろ!?離婚したら納得すんねやろ!」と逆切れのような、諦めたような口ぶりで離婚届けに書きだそうとしていた…。
    黙って私が何も言わず、
    その様子を見ていると…

    2006-04-06 00:29:00
  • 378:

    琴美

    「なぁ…ホンマにこれでイイんかな?俺が言える立場じゃないのは解ってるけど…俺は別れたくナイ…どうしたら許してくれるん?俺が悪かったし、今となっては後悔もしてるし…でも俺にチャンスくれへん?もう、絶対裏切らんから…忘れろとは言わへんけどこれからの俺をもう一度見て欲しいねん…」

    2006-04-06 00:31:00
  • 379:

    琴美

    「………」

    「許してくれとは言わへんけど…これは俺からのお願いや…俺は別れたくない…もう一度チャンス下さい」
    恭司君の目が潤んでいて…申し訳なさそうに言う台詞は、私の中で愛では無くて物凄く深い、情が反応した

    2006-04-06 00:33:00
  • 380:

    琴美

    「……………このまま一緒に居ても、私は一生許す事はナイし、今まで信じてた物が一気に崩れたんやから今後も変に色んな面で、
    疑う事には変わりナイで」
    「……もう一度信じて貰えれるようにするから俺を見てて…」

    「………解った。次はナイからな。」

    「うん。」
    喧嘩と話しあいは、結局朝まで続いて、その日だけは仕事に真面目な恭司君も、仕事を休んだ。

    2006-04-06 00:35:00
  • 381:

    琴美

    こうして初の浮気発覚から確実に信頼性は無くなってしまったまま一緒に生活を継続する事になった。

    それからも恭司君は相変わらずギャンブルは趣味で、勝てばキャバクラへ飲みにとゆう行動は一切変わりはしないままだった。

    2006-04-06 00:37:00
  • 382:

    琴美

    でも私の中では素直にスロットに行ってるとか、飲みに行ってるとか、例えホントの事でも思えなくなってたやっぱり浮気されてた過去からか、スロットとかゆうて…ホンマは…?飲みに行くとかゆうてホンマは…?たまたま電話が繋がらなかったら、もしかして今頃…疑いだしたらキリがなく、妄想しだしたら自分が自分じゃいられないぐらいパニック症状になって行く…。

    2006-04-06 00:39:00
  • 383:

    琴美

    「どうしたん!?なんで?こんなに買えるお金持ってたん?」
    「そら〜持ってるよ」

    その時、ギャンブルで大勝ちでもしたのか…と一瞬は考えたが、勝てば飲みに行くとゆう恭司君がお金を残してるわけがない…と思いなおした。

    2006-04-06 00:43:00
  • 384:

    琴美

    そして私はいちかばちかでカマをかけて見たんだ…。「恭司君…また借金してるやろ?」

    「えっ…してないわ…」
    自信なさ気に明らかに動揺してる姿に、再び…

    「私知ってんねんで…」
    この台詞が恭司君を開き直らせた…。

    2006-04-06 00:45:00
  • 385:

    琴美

    「ああ!してるよ!だからなんなん?お前に関係ないやん!俺の借金や!だから俺が自分で返済していくし俺の小遣いから毎月払って行くわ!だいたいお前だけ好きなだけ金使って俺の気持ちを考えた事あんのか?確かにお前の方が稼ぎええけど、だからってお前だけの金なん?俺の給料で生活してお前の給料は全部お前の小遣いなん?クリスマスやしプレゼントぐらいあげたいって思って、でもスロットで負けて金なくなって焦って………」

    2006-04-06 00:47:00
  • 386:

    琴美

    怒りながら必死で正当化をしようとする恭司君…。
    そんなのどうでも良かった結局話しをまとめると、
    【全部お前のせい!俺は悪くない!】
    そんな言い方にしか聞こえなかった。恭司君は一切、謝る事はなかった。

    自分の小遣いから支払うとタンカを切った恭司君だが最初から払えるわけないと思ってた…ギャンブル優先で、勝てば払う、でも負ければ借りる…そんな繰り返しになっていくだろう…
    そう思っていたが、あえて私ももう何も言わないようにした。

    2006-04-06 00:50:00
  • 387:

    琴美

    どうにでもなればイイ…
    ホントにそう思った。

    そして私は私で毎日のように、指名本数、同伴、ボトル、自分の仕事に専念する

    2006-04-06 00:52:00
  • 388:

    名無しさん

    がんば?あげ?

    2006-04-10 02:28:00
  • 389:

    琴美

    ↑ちょっと期間あきましたが、ありがとうございますゆっくりペースですが再度完結目指して頑張ります★

    2006-04-14 01:09:00
  • 390:

    琴美

    自分が忙しければ、自分が楽しんでれば、相手を干渉する事もなくなって行く…暇な時間を作ってはいけない…
    そんなふうに思って、仕事に気合いを入れ直した…。
    美に磨きをかける事で、
    自己満足かもしれないが、1番のストレス解消法だと思った。

    2006-04-14 01:09:00
  • 391:

    琴美

    それに伴い、自信さえも、自然についてくる…。
    まして、夜の仕事だったらもっともだと思った。
    そしてそれは自然に雰囲気へと出るもんなのかもしれない…

    2006-04-14 01:10:00
  • 392:

    琴美

    キャバクラは女の子の入れ代わりが激しくて次々に、新人が入ってくる。
    それもまだ十代の、若い子ばかりが…
    私は25前半ギリギリの歳でかなりオバチャンだと一気に自信を無くした時もあった…。
    そして、そんな若い女の子達を見るたびに、こうゆう子を求めて恭司君は飲みに行くんやろな〜と、実感…

    2006-04-14 01:11:00
  • 393:

    琴美

    そんな日々の中でも長年、お水で働いてるだけに、
    接客だけには自信があった私を指名で来てくれる人は長時間居てくれたり、来てくれたら必ず金額は大きかった…。
    でも同じお客さんを何人もローテーションで呼んでいるだけで、なかなか新規のお客さんが付かなかった…やっぱり新規の人は若さやスタイルなど見た目だけで判断するから…。

    2006-04-14 01:13:00
  • 394:

    琴美

    ある大雨の日、店自体が暇だったが、すぐ近くの同じ系列店にはそこそこ人気がある女の子の誕生日だったらしく、その系列店は、 その子のお客さんで満席になっていた…
    「ごめん琴美…何人かすでにヘルプ行かせてんねんけど…お前も〇〇店にヘルプ行ってくれへんかな?」
    店長に申し訳なさそうにそう言われて、私のお客さんが来てくれるまでの間、
    ヘルプに行く事になった

    2006-04-14 01:14:00
  • 395:

    琴美

    物凄い華やかなドレスを身にまとったズバ抜けて目立つ小さな色の白い可愛い、女の子が目にとまった…。一瞬で誕生日の子だなと、理解した。
    そして私がヘルプで付けられた席は、30代前半の柄の悪そうな人だった。
    その人の先輩とゆう人が、誕生日の女の子を指名していた。

    2006-04-14 01:16:00
  • 396:

    琴美

    初めての店で、知らない女の子ばかりの中で、物凄いやりにくかったが、持ち前の明るさで、私の隣の男へと話しかけたりしていて…その場をなんとかしのぐ…
    そんな時、誕生日の女の子はボーイに呼ばれて、
    ゴメーン…と可愛いらしい声で、別のお客さんの席へ移動した…。

    2006-04-14 01:17:00
  • 397:

    琴美

    誕生日の子が居なくなった瞬間、私の隣の男とその、先輩が喋りだした。
    「お前〜ええ女つけて貰ってるやん…」
    私の事か?と思ってビックリした。
    「でもこの店の子ちゃうらしいっすわ…」
    隣の男が答えた…

    2006-04-14 01:20:00
  • 398:

    琴美

    「どこの店?」
    「系列の★★店らしいっすわ。」
    「ふーん…」
    そして私を見て一言…
    「名前何てゆうん?」
    「琴美…です」
    私が答えた瞬間、誕生日の女の子が戻ってきた…。
    それと同時に、私は自分の店へと帰る事になった。

    2006-04-14 01:21:00
  • 399:

    琴美

    店に戻った時、すでに、
    私の常連客が待っていた。「ゴメンな…ヘルプ行かせて…こんな雨凄いのに、客呼んでくれてありがとう」店長に言われて席に着いたそして数分もしないうちに「琴美さんお借りします」と私を指名客から取り上げたボーイ…。

    2006-04-14 01:23:00
  • 400:

    琴美

    「??なんで呼んだん?」周りを見渡しても店内は、ガラガラなのに私は何故呼ばれたんやろ?と素で思っていた。
    「琴美よくやった!!」
    ハイテンションの、ボーイと店長に囲まれて肩をポンポンと叩かれていた。

    2006-04-14 01:25:00
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