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想い出

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  • 1:

    かな

    『あっ!…』


    それは神様のイタズラとも言えるような偶然で ドラマのワンシーンの様に二人の時間が一瞬で止まった。
    そぅ、2年前・・・

    2008-03-20 22:57:00
  • 2:

    かな

    「別れよう」
    彼からの思いがけない言葉。
    『彼』とはちょうど五年前に初めて知り合った。
    中学二年の衣替えのすんだ蒸し暑い雨の日。

    2008-03-21 14:33:00
  • 3:

    かな

    自転車置き場で泣いている男の子。
    声をかけるのも悪い気がしたから見て見ぬふりをして自転車にまたがろうとした時…
    「オイっ!!」

    2008-03-21 14:36:00
  • 4:

    かな

    声をかけられたのがキッカケ。
    「はいぃ〜??」(汗)
    私が振り向いた瞬間…顔が近づいてきて軽くキスをしてきた。
    『ぶっ!!!』
    びっくりして息を噴いてしまった。

    2008-03-21 14:42:00
  • 5:

    かな

    フっ!と彼は笑い雨の中背中を向けて小走りで消えていった。
    これが彼と初めての出会いだ。

    2008-03-21 14:49:00
  • 6:

    かな

    彼の名前は田中 進吾(しんちゃん)だ。
    今いろんな二人のコトを思い返すと彼はすごくドラマチストでナルシストな人だったんだなぁ…と思う。
    これから話すことはそのしんちゃんの話です。

    2008-03-21 14:56:00
  • 7:

    かな

    次の日よく考えてみると自分のファーストキスを奪われたことに気づいた。
    あっ!!名乗り遅れましたが私(ワタクシ)橋本 加奈と申します。
    話をもどしますが私の大切においといたファーストキス!!
    ・・・仕返しをしなければ。

    2008-03-21 15:20:00
  • 8:

    かな

    私は地味なことが嫌いなので大胆かつインパクト大の作戦をねった。
    まず相手を知ろう!!
    調べてみると一緒のクラスでサッカー部に所属。
    彼女が一人。
    ん??彼女…?!
    彼女がおりながら私に対しての大胆なアプローチ!!
    許せん…。
    処刑しなくては…。

    2008-03-21 15:30:00
  • 9:

    かな

    昼休み…
    トイレの前の廊下で耳にやたらのこるでかい声。
    彼が女とじゃれていた。
    すれ違い様
    彼「俺がちゅうしたら『ぶっ!!』てつばふきかけてや」
    女「はぁ?何でぇ??」
    彼「いや…別に。笑」・・・カっチ〜ン・・・

    2008-03-21 15:39:00
  • 10:

    かな

    私は彼の胸ぐらをつかみキスしてぶっ!!と噴いてやった。
    彼はポカンとしている。
    ざまぁみろ!!去りぎわに小声で『ばぁか』と言ってやった。

    2008-03-21 15:46:00
  • 11:

    かな

    それから私達は仲良くなりよくつるむようになった。
    しんちゃんの周りには常に女の子がおったし彼女も耐えることなかったので私の中で恋愛対象にはしてなかった。
    私達は普通の友達付き合い・・・ただキスすることをのぞいては。

    2008-03-22 08:39:00
  • 12:

    かな

    私の友達からは私達はおかしいと言っていた。
    付き合えばいいのにとか。
    しんちゃんの周りの女からはねたまれたりもした。
    陰険な嫌がらせも多々あった。でも私はこの関係を壊したくなかったのでしんちゃんには一言も言わなかった。

    2008-03-22 08:44:00
  • 13:

    かな

    中学三年になったらクラスもはなれお互いしゃべらなくなり自然と会わなくなって私の中にポッカリと穴があいたような感覚におそわれた。
    だけど私には彼氏ができ、それなりに忙しい毎日だったのでさほど気にならなかった。
    何もないまま一年が過ぎようとしていた。

    2008-03-22 10:10:00
  • 14:

    かな

    卒業式…。
    式が終わるとみんな卒業アルバムに寄せ書きを集めるのにひっしになった。
    私もその中の一人だ。スペースがいっぱいになり帰ろうとすると自転車置き場で男の子が立っていた。
    しんちゃんだ。

    2008-03-22 10:15:00
  • 15:

    かな

    しんちゃん「色々楽しかっな。」
    加奈「???」
    しんちゃん「書いてよ。」
    しんちゃんは私のアルバムを奪い自分のアルバムをおしつけた。
    【しんちゃんのこと二年の時本間は好きやったんかもしれん。色々お世話になりました。またね!!】

    2008-03-22 10:23:00
  • 16:

    かな

    しんちゃんが言った。
    「ここで俺泣いとったやろ?俺ジジっ子でさぁ、じいちゃん入院して永くない言われてん。なんかお前が来た時悩みなさそうな顔して歩いて来よるからムカついてちゅうしたった。・・・今日は今から病院行くねん。」

    2008-03-22 10:32:00
  • 17:

    かな

    家に着いてアルバムを見返した。
    寄せ書きにしんちゃんが何て書いてくれたのか気になってしんちゃんの名前を探した。…ない。
    あれ??最初から見よう。
    写真のほうからパラパラと見ていった。
    私のクラスの色んな写真がはってあるとこに【俺はお前が好き。多分これからも!!だから次に俺がお前のこと見つけたら俺のもんなってくれる?】
    メッセージを書いていた隣の写真は私が掃除をしていて遠くの方でしんちゃんは私のことを笑ってみていた。
    涙が出た。

    2008-03-22 10:49:00
  • 18:

    名無しさん

    しおり

    2008-03-22 12:01:00
  • 19:

    かな

    これは恋か??
    今まで彼氏は何人かいたけど何せガキだった私はとりあえず人気がある子しか付き合わなかった。
    自分から告白なんてとんでもない。
    はずかしくて死んでしまう。

    2008-03-22 14:21:00
  • 20:

    かな

    私の胸のドキドキはすぐに収まった。
    だって理想の人がいない…
    私の興味をそそる人は隣でメガネの色黒のブタさんが「プシュプシュプシュ…」一人言を言っている何を言ってるのかぐらいだった。
    「アン ナッ(ア)ポー…」・・・英語?!
    笑ってしまった。

    2008-03-22 16:40:00
  • 21:

    かな

    『なんで…?』
    私はたちつくしてしまった。
    やっぱり変だ。
    この人を見るとなんだか涙がでてくる。
    こっちに気づき微笑んで近づいてきた。
    頭に『ポンっ』と手をのせてキスしてきた。
    私はまた『ぶっ!!』と噴いてやった。
    しんちゃんは『フっ』と笑って「ばぁか。」だけ言うと私の自転車にまたがり私を後ろにのせた。
    帰り道はいろんなはなしをした。

    2008-03-22 16:58:00
  • 22:

    かな

    しんちゃん「俺と付き合えよ。」
    加奈「んっ(うん)!!」私は背中から思いっきり抱きしめた。
    しんちゃんは笑った。
    私も笑った。

    2008-03-22 21:10:00
  • 23:

    かな

    それから三年後別れ二年後・・・場所は大阪。田舎うまれの私から言うと大都会のド真ん中私達は偶然出会った。

    2008-03-22 21:55:00
  • 24:

    かな

    私はその日友達とOPAに行った。
    家が難波だったため自転車で行くことにした。
    私は買い物を楽しみ友達とのおしゃべりをはずませた。
    その帰り・・・

    2008-03-23 02:14:00
  • 25:

    かな

    私はその日友達とOPAに行った。
    家が難波だったため自転車で行くことにした。
    私は買い物を楽しみ友達とのおしゃべりをはずませた。
    その帰り・・・

    2008-03-23 02:15:00
  • 26:

    かな

    御堂筋と千日前が交差してる横断歩道で私達はすれ違い・・・一目でわかった。
    私は振り向いた。
    男がこっちを見ている。
    やっぱりしんちゃんだ。
    時は流れ、人も流れているのに私達はその場から一歩も動かず、まばたきすら忘れていた。
    その距離10?。

    2008-03-23 02:37:00
  • 27:

    かな

    『遠い!!しんちゃん遠すぎるよ。』
    しんちゃんは私の心を見透かした様に笑顔で私に近づいてきた。
    そして私の頭を撫でて「加奈?!うわぁ〜〜!!元気やった??お前地元で就職したとか周りから聞いたし何で大阪おんねん!めっちゃバビるし!」

    2008-03-23 02:52:00
  • 28:

    かな

    『バビる??なんやねん!!それ!!』
    しんちゃんは卒業してから某調理師専門学校に進路をすすめ私より先に都会進出していたのだ。

    2008-03-23 02:58:00
  • 29:

    名無しさん

    .

    2008-03-23 03:07:00
  • 30:

    かな

    しんちゃんは急に真面目な顔をして「俺、彼女おるねん。」
    『だから私に邪魔はするなと??』
    「お前は彼氏おんの??まぁお前やったらおるやろな。」
    『いませんけど。』私は無言のまま心の中でつぶやいた。
    何となくお互い気まずい雰囲気になりそれから切り出したのはしんちゃんだった。

    2008-03-23 10:28:00
  • 31:

    かな

    「明後日、日曜日。昼の1時ひっかけ橋で待ってるから!」
    そう言って小走りでいってしまった。
    私は今までこの人の背中を何回見たのだろうか??

    2008-03-23 15:25:00
  • 32:

    かな

    それよりも明後日のことで頭がいっぱいになった。
    そしてさっきのことを思い出しにやける自分がいた。
    『なんて私はキモいんだろう。』
    そんなツッコミを入れる自分の姿にも笑えた。

    2008-03-23 22:10:00
  • 33:

    かな

    約束の日曜日。
    朝の6時半に目覚めた私。
    時間も大分余裕があるため美容院に行くことにした。
    しんちゃんの理想に少しでも近づくため髪はストレートパーマをあてトリートメントをしてもらった。

    2008-03-23 22:17:00
  • 34:

    かな

    仕上がりは自分でも満足するぐらいツヤサラストレートだ。
    今日は化粧もいつもより薄めにして服装も清楚な感じにした。
    待ち合わせの時間までまだ1時間もあるので歩いて行くことにした。

    2008-03-23 22:21:00
  • 35:

    名無しさん

    .

    2008-03-24 00:00:00
  • 36:

    名無しさん

    大分早くついてしまった私。
    それでもしんちゃんの姿があった。
    しんちゃんはいつも待ち合わせの時間より早めに来ている。
    初めてのデートの日、私は遅刻してしまってしんちゃんはブチ切れ!!
    些細なケンカが別れ話にまで発展したことがあった。

    2008-03-24 14:09:00
  • 37:

    かな

    しんちゃんの所まで走って行くと笑顔で迎えてくれた。
    私と会うなり髪の毛を優しく撫でてほめてくれた。
    私の髪にしんちゃんの手が触れたことで心臓がドキドキして胸が苦しかった。
    『この人は誰かの彼氏…』

    2008-03-24 14:18:00
  • 38:

    かな

    そう自分の中に言い聞かせ理性を保った。
    歩く時も一歩ひいて後ろについて行った。
    といっても場所はミナミ。
    人が多いうえにキャッチやスカウトが声をかけてくる。
    しんちゃんの姿が遠くなっていく。
    一人のスカウトが私の行く手を通せんぼした。

    2008-03-24 14:25:00
  • 39:

    かな

    スカウトは必死に何か話ている。
    その時…腕をぐいっと引っ張られた。
    しんちゃんはムスッとして私に「隙がありすぎ」と注意し、手を差し出した。
    でも私は手をつなぐことをなんだかためらった。
    その行動にまたムッとして強引に手を握りしめ引っ張られた。

    2008-03-24 14:32:00
  • 40:

    かな

    繋いだ手が汗ばんで顔が自然と笑顔になる。
    今の私達はどこからどう見たって恋人同士だ。
    ご飯を食べてから電車に揺られてどこかの河原につれてかれた。

    2008-03-25 12:53:00
  • 41:

    かな

    大阪にもこんなに静かな場所があるんだ。耳を澄ます。水の流れる音と草と草が触れ合う音。
    心地よい…。
    隣を見るとしんちゃんは微笑みながらこっちを見ていた。

    2008-03-25 13:01:00
  • 42:

    かな

    私達は四つ葉のクローバーを探した。
    しんちゃんが幸せになりたいって私に言ってきたから答えに困った私は四つ葉のクローバーを探せばってなった。
    二人で必死になって探したけどなかなか見つからない。

    2008-03-25 13:11:00
  • 43:

    かな

    そもそもしんちゃんにとって何が幸せ?!
    私はしんちゃんといることが幸せ。
    しんちゃんは彼女といることが幸せなの??
    しんちゃんと幸せになりたい…。
    しんちゃんを幸せにしてあげたい…。

    2008-03-25 13:19:00
  • 44:

    かな

    「あったで!!あった!!」
    しんちゃんは私に小さな小さな四つ葉のクローバーを見せた。私の今のちっぽけな幸せの様なそんな小さなクローバー。
    「俺、今すげー幸せ。」
    しんちゃんは悲しい顔をして笑った。

    2008-03-26 00:08:00
  • 45:

    かな

    私達が別れた時もそうだった。
    私が泣いてると悲しい笑顔を見せてしんちゃんは私を一生懸命慰めた。
    『最後の別れじゃないよ…。』
    そう言った。

    2008-03-26 00:13:00
  • 46:

    かな

    なぜ私達は別れたんだろうか…。
    そういう運命だったのだろうか。
    運命は時に優しく時に残酷だ。
    しんちゃんの運命はこの時に決まってたんだね。

    2008-03-26 00:18:00
  • 47:

    かな

    クローバーを見つけた後私達はそのまましんちゃんの家に行った。
    懐かしいしんちゃんの匂いに涙がでてきた。しんちゃんは私の頭を優しく撫でた。
    CDをかける。Gacktの歌
    『寄り添って抱き合った温もりを忘れないでね…違う誰かを愛しても最後に聞いたあなたの声をこのままずっと離さないまま深く眠りにつきたい』
    胸に響いてまた涙があふれた。

    2008-03-26 00:34:00
  • 48:

    名無しさん

    読んでます?
    出来れば略無くして欲しいなぁ〜
    頑張って?

    2008-03-26 00:45:00
  • 49:

    かな

    その日しんちゃんと一緒に朝を迎えた。初めてしんちゃんと交わったのは…そぅ付き合って一年半がたとうとしていたある日。私たちは付き合って倦怠期にはいっていた。
    隣の席で仲良かった男の子が私のことを気にしていると友達に聞いた。別にやましいメールは一切していないのに連絡をしているだけで嫉妬したしんちゃんは相手をボコボコにしばいた。
    私はその行動が信じられなくて、その友達に申し訳なくてしんちゃんをふった。

    2008-03-26 17:36:00
  • 50:

    かな

    しんちゃんは『まだ別れん!』と言って1ヶ月姿をくらませた。家にも帰らず学校にもきていない。
    私は心配でしんちゃんが気になったが憧れのサッカー部の先輩が私に告白してきたので付き合うことにした。
    何となく毎日を過ごしているとしんちゃんが家にきた。

    2008-03-26 17:43:00
  • 51:

    かな

    家に来るなり私の手をひっぱって近くの駐車場に連れてかれた。
    いるはずのない先輩の姿に私の頭は混乱した。

    2008-03-26 18:07:00
  • 52:

    かな

    沈黙・・・しんちゃんがきりだした。
    しんちゃん「先輩。加奈、俺しかあかんねん。加奈を俺に返してや。」
    先輩「加奈!!お前が決めろ!!進吾か俺か。俺はお前信じとる!!」
    私はどうすればいいか分からなかった。何でこんなことになってしまったのか…何で??!

    2008-03-26 22:53:00
  • 53:

    かな

    私の答えはしんちゃんが家にきた時から決まってる。
    でも・・・・・・
    その時しんちゃんは私に突進!!ボテっと私が倒れると馬乗りになり私に熱いキスをしてきた。しんちゃんのキスはいつも私をゆるませる。言い換えるとこの人がとろけるキスをしてくれる。

    2008-03-26 23:16:00
  • 54:

    かな

    舌がからまる…
    それから首・・・鎖骨・・・胸のきわどいところ・・・服をめくってきわどい胸・・・お腹・・・太もも・・・つま先・・・
    経験のなかった私は気が失いそうになった。
    力のぬけた私の右手を持ってしんちゃんは

    2008-03-26 23:26:00
  • 55:

    名無しさん

    書き方上手い?
    頑張って完結させて下さい?

    2008-03-26 23:35:00
  • 56:

    かな

    「ばいばい。先輩!!」
    先輩は帰ってしまった。
    私をお姫様抱っこして私の部屋のベッドに下ろした。私をすわらせてしんちゃんは言った。
    「お前の人生俺のもんや。俺と結婚して俺の子供産んでおじいちゃんおばあちゃんなっても手つないでおるんや。」私は一回うなずいてそのまましんちゃんの行動に身をまかせた。

    2008-03-26 23:38:00
  • 57:

    かな

    しんちゃんは私に優しく触れた。
    まるで壊れそうなガラス細工を触るかのように…。
    そして私たちは出会ってから5年…付き合って一年半と言う長い時間慰め合って交わったのだった。
    その日の朝は家族でも絶対味あわせてくれない本当に幸せな時間だった。

    2008-03-26 23:47:00
  • 58:

    かな

    目が覚めると左手に違和感…。
    薬指にはワンサイズ大きい指輪がはめられていた。
    しんちゃんをキスで起こす。しんちゃんは眠たい目をこすり微笑んで指輪の自慢をした。
    しんちゃん「これなぁピンクゴールドやねん!!色ピンクやろ。でも太陽の反射加減でゴールドに変わるねん!!あとなっ!!内っ側に文字彫ってもらったんや。」

    2008-03-27 00:30:00
  • 59:

    かな

    《YOU ARE NOT ALONE》
    しんちゃんが私にくれた言葉…『独りじゃないよ』
    しんちゃんは続けた「愛してるとかずっと一緒とかいろいろあってんけど俺はあえてこの言葉にしたんや。この言葉が加奈をいつか支えてくれる言葉や。」
    「ありがとう!!ペアリングなんか初めてや!!」私は素直に喜んだ。

    2008-03-27 09:56:00
  • 60:

    かな

    SEXと言う名の快楽を味わってから《猿の一つ覚え》そのことわざ通り毎日何回も体を交あわせた。
    猿の一つ覚え・・・このことわざの由来、知っていますか??オス猿にある人がオナニーを教えたそーな…オス猿は射精の快楽を知って死ぬまでシコリ続けたという。

    2008-03-27 10:03:00
  • 61:

    可哀想な猿やな 教えた人は罪が大きい

    2008-03-27 10:23:00
  • 62:

    かな

    あの頃はバカなことをして毎日笑っていたような気がする。しんちゃんはいつも私の隣にいた。
    今は…??
    今こんなに手の届く所にいるのに誰よりも遠い存在にかんじる。

    2008-03-27 14:53:00
  • 63:

    かな

    しんちゃんは目を覚まして私に言った。
    「運命って信じる??」私はしんちゃんを見た。そのまましんちゃんは続けた。「俺が死んだらお前好きなやつつくる??それとも俺の後追って死ぬ??」
    加奈「どうやってしんちゃん死ぬん??」
    しんちゃん「ん〜・・・じゃあ病気??」

    2008-03-27 15:05:00
  • 64:

    かな

    加奈「ほいじゃあ私が治すなぁ。」
    しんちゃん「事故で死んだら??」
    加奈「事故する前に助けるなぁ。」
    しんちゃん「じゃあ自殺!!」

    2008-03-27 15:11:00
  • 65:

    かな

    加奈「死にたいん??」
    しんちゃん「いや…。」
    加奈「・・・命無駄にするやつはでんでん虫に食べられるで??」
    「でんでん虫て!ワラ!」思いっきり笑ったあとにしんちゃんが「やっぱ俺の生涯を共にする女はお前しかおらへん。お前には負けたわ。」

    2008-03-27 19:00:00
  • 66:

    かな

    と言って手を出してきた。
    加奈「しゃあないから付き合ってあげましょ。」私はしんちゃんの手をとり強く握った。
    ラブラブ生活の幕開け!!・・・

    するはずだった。

    2008-03-27 19:04:00
  • 67:

    かな

    一緒に住みはじめてしんちゃんの行動がとてもあやしい…。週に三回は帰りが遅いしとてもソワソワしている…。
    夜の生活もまったくなくなっていた。
    私はケータイを隠れて見てやった。

    2008-03-27 19:08:00
  • 68:

    かな

    ドキドキしながらケータイを開く・・・。
    ロックがかかっている。でも私は知っていた『****』…解除!!

    ・・・・・・・

    2008-03-27 19:11:00
  • 69:

    かな

    ケータイは何もあやしい所がない。
    何で???
    さぐるのを私はあきらめしんちゃんとは何となく気まずい雰囲気になった。それでもしんちゃんの行動は相変わらずだった。
    ある晴れた昼下がり…しんちゃんが小旅行に行こうと言うので足取り重く出かけた。

    2008-03-27 19:18:00
  • 70:

    かな

    明日からゴールデンウィークで少しでもゆっくりしていたかった…。
    休み前の新幹線はラッシュでとてもおれた環境ではない。新幹線の中は息苦しかった。お互い無言のままこの暑苦しい空気の中一時間がたとうとしていた。
    『おりるぞ!!』
    しんちゃんの言葉にあわてて荷物をまとめる。おりた駅から車で一時間…ついた場所は私達の育った町だった。

    2008-03-27 23:40:00
  • 71:

    かな

    山は桜で薄いピンクに色づき道端では菜の花が綺麗にさいていた。
    とても懐かしい気持ちになった私達は昔話に華をさかせた。
    次第に二人は笑顔をとりもどした。
    桜並木道を通り過ぎるとお墓があって一つのお墓の前で私達は足を止めた。

    2008-03-27 23:53:00
  • 72:

    かな

    しんちゃんのおじいちゃんのお墓だ。
    しんちゃんは悲しい顔で微笑みおじいちゃんに語りかけた。
    「じいちゃん!!俺の言っとった女やで。やっぱり理想的でええ女や。ちゃんと見守ってやってくれな。俺は・・・%&$#。」
    ・・・・しんちゃん!?今何て言ったの???

    2008-03-28 12:50:00
  • 73:

    かな

    しんちゃんはそれから私を力いっぱい抱きしめ「ごめん…。」と一言言った。私は涙が溢れた。しんちゃんは私の頭を震える手で優しくなでた。

    2008-03-28 19:41:00
  • 74:

    かな


    ・・・『俺は・・・もぅ無理や。』

    2008-03-28 19:48:00
  • 75:

    かな

    「何で?!嫌いなったん??私のことあきたん??ふてこい態度とったから??他に好きな人できたん??」
    しんちゃんは『ちがう。』と『愛しているから…』しか言わなかった。
    意味が分からない!!だんだん腹がたつ。理由が聞きたい。しつこく聞く私に呆れたしんちゃんは俺を笑わせてくれたら言うと言った。

    2008-03-28 19:57:00
  • 76:

    名無しさん

    読んでるよ?

    2008-03-29 00:43:00
  • 77:

    名無しさん

    ぁげ

    2008-03-29 10:06:00
  • 78:

    かな

    しんちゃんの笑いそうなギャグをたくさん言っても眉一つ動かさないしんちゃんはロボットのようだ。自分1人だけハイテンションで端から見るとどうなの??この人って感じ。だってここはお墓なんだもの…。
    『しんちゃんどこ行きたい??何見たい??今一番したいことってなぁに??』しんちゃんに聞いた。
    しばらく悩んだ末、重い口を開いた。

    2008-03-29 12:27:00
  • 79:

    かな

    「雪…。俺雪見たい。」
    しんちゃんは無理難題を私におしつけてかぐや姫ですか??
    電気屋さんにでも行ってかき氷機買って氷削って・・・《無理無理!!だいたい春に売ってねぇだろ!!》北海道ってまだ雪つもってるんかな??・・・《さすがに溶けとるやろ!!》自分で考える事にノリつっこみをした。
    私達の間に沈黙は続く。

    2008-03-29 12:35:00
  • 80:

    かな


    待てよ?!貯金がたしかもうすぐで100万に達する・・・旅費足りるかな??あんな遠いぞ??どうなんやろ…
    「しんちゃん・・・北極行くのっていくらかかるんかな??」
    しんちゃんは無言で呆れた顔をして帰りだした。

    2008-03-29 12:40:00
  • 81:

    かな

    しんちゃんは口の上におちた花びらをパクッと食べて
    「でも……ホンマ綺麗。」
    って涙を流した。私もつられて泣いた。

    2008-03-29 12:56:00
  • 82:

    かな

    しんちゃんはその後私に病気のことをはなした。
    膠原病(コウゲンビョウ)と言う病気でそれが一万人に一人の難病だということ。
    診断されてから随分の時がたち症状が悪くなってきているということ。

    2008-03-29 13:25:00
  • 83:

    かな

    私はびっくりしなかった。
    聞いたこともない、症状もしらない、なぁ〜んだ。それぐらい!!
    私は全身の力がぬけホッとした。

    2008-03-29 14:40:00
  • 84:

    かな

    自分が別れを告げられたことに段々腹がたってきた。「大体そんなことでわざわざこっち帰って来て言うことちゃうやん!!せっかくの休み損してもぉたやん。男やのにチンコついてんか!?このミミズ野郎!!」
    しんちゃんは笑った。私も笑った。

    2008-03-29 23:59:00
  • 85:

    かな

    それから私達は中学校に足をむけた。
    あの頃とまったく変わっていない。私達は校舎を見て回ることにした。
    加奈「美術室の油絵…プールの塩素の匂い……あと…茶道室!!あそこお日様ポカポカして大好き!!」
    しんちゃん「体育館のキュッキュッてなる音…図書室…俺は理科準備室が暗くて狭くて人こんし大好き!!」

    2008-03-30 00:14:00
  • 86:

    かな

    加奈「やらしいことばっかしてたんちゃうぞ!!変態!!」
    しんちゃん「妬いたん??!かわいいなぁ。笑」
    加奈「かわいいわ!!今ごろ気づいたんか。」
    しんちゃん「ってか何か忘れてなぁい??絶対忘れたらあかんやろ?!・・・チャリ置きまでダッシュ!!」

    2008-03-30 00:21:00
  • 87:

    かな

    こんなにマジに走るのは何年ぶりだろう。しんちゃんの背中がすぐ近くにある。
    私は本当にこの人の背中を見てばかりだ。最後の力を振り絞り私は抜いた。
    ・・・この日初めて私はこの人の前を走った。
    目的地は分かっているんだけどこの人の背中が自分の目の前にないだけでとても不安な気持ちになった。寂しいような…虚しいような…

    2008-03-30 01:58:00
  • 88:

    名無しさん

    言葉ではあらわせないけど、例えばアヒルの親子で親のアヒルの後ろを子供が一生懸命ついていく。親をどこかに隠すと子供は列をみだしパニック状態になる。…そんな感じ。
    私の中でしんちゃんはすごい大きな存在になっていた。

    2008-03-31 23:05:00
  • 89:

    かな

    「いっちばぁん!!」
    私は自転車置き場の柱にタッチした。
    しんちゃんは笑いながら私に言った。
    「ここで俺らが会わんかったらどうなってたんやろ??きっと俺はお前のこと絶対どこかで見つけてちょっかいかけるやろな。…運命ってホンマにあって神様も絶対におるで!!俺はそう信じとる。だから加奈ともこうして一緒におれるんや。」
    なんてクサい言葉・・・聞いているこっちが照れる
    『運命とか・・・神様とか・・・そんなんどうでもいいよしんちゃん。しんちゃんとこのままずっと手をとりあって行きたいんだよ。しんちゃんのバカ!!どうして・・・??』

    2008-03-31 23:16:00
  • 90:

    かな

    それから私達は旅館についた。旅館の目の前は砂浜できれいな海。私達は散歩をした。砂浜に大きく相合い傘を書いたり山を作ってトンネルをほったりした。
    しんちゃん「加奈!!俺と結婚するか?!」加奈「えっ?!また急やな?!」しんちゃん「嫌??」加奈「する!!結婚!!」しんちゃん「今から結婚式するぞ!!」砂でウェディングケーキを作って花を摘んですべての準備がととのった。しんちゃん「でははじめます…。」

    2008-03-31 23:37:00
  • 91:

    かな

    しんちゃん「橋本加奈さん!!アナタは田中進吾を一生愛することを誓いますか??」加奈「誓います。」しんちゃん「俺も橋本加奈を愛することを誓います。」
    誓いのキスをした。
    しんちゃん「俺お前と出会えてよかった!!こんな俺やけどこれからもよろしく!!奥さん。」

    2008-03-31 23:45:00
  • 92:

    名無しさん

    感動?

    2008-04-01 00:00:00
  • 93:

    名無しさん

    .

    2008-04-01 10:58:00
  • 94:

    かな

    その日は朝まで興奮して色んな話をしたね。まるで初めてお泊まり会をした子供のように。修学旅行で眠れない子供のように。
    これからの将来のことも語り合ったね。
    しんちゃんの夢は料理で職を見つけること。
    私の夢はしんちゃんの子供を産んで幸せに暮らすこと。

    2008-04-01 23:36:00
  • 95:

    かな

    まるで当たり前のようなそんな将来も私達は夢みてた。
    そしてしょせん夢で終わった。
    こんなちっぽけな夢も神様は叶えてくれへんのやな??なぁ神様!!あんたは役立たずのただのじじいや!!
    だから地上の人間にとってただの想像なんや。

    2008-04-01 23:44:00
  • 96:

    かな

    大阪に帰って3ヶ月が過ぎようとしていた・・・
    しんちゃんの指がちぢんで指先がしびれても生活に支障はなかった頃…
    しんちゃんは入院した。って言っても検査入院…。

    2008-04-01 23:49:00
  • 97:

    かな

    ただ病院の先生が進めた理由だけ・・・しんちゃんの体は至って良好。


    ・・・・・ただ、階段の上り下りで息が上がるのと、指先のしびれを除いては。

    2008-04-01 23:54:00
  • 98:

    かな

    「やっほーしんちゃん!!」
    私は勢いよく病院のドアをあけた。
    しんちゃんは笑顔で私を迎えた。
    「隣のやつはいびきうるさいしご飯はまずいし最悪!!点滴も失敗されて腕いたいし…。」
    そんなグチを聞きながらテレビを見ていた。・・・すぐ良くなると思ったのにその一週間後にしんちゃんの様態が急変した。

    2008-04-02 09:14:00
  • 99:

    かな

    明らかに痩せたのが分かるし、すごく苦しそうに息をする。一人部屋に移され一人では起き上がれない状態になっていた。酸素マスク絶対必要。
    しんちゃんはいやがって酸素をはずしたり勝手に点滴をぬいて血まみれになったりした。暴れて興奮して酸欠状態で気絶を何度もする…。
    苦しそうで見てられない。『私がしっかりしなきゃ!!』意志はちゃんとしてるのに勝手に体は涙を流した。

    2008-04-02 09:26:00
  • 100:

    かな

    しんちゃんは私に笑顔を見せる余裕なんてない。
    苦しそうに息を吸って吐いての繰り返しだった。
    私の涙に気づいてしんちゃんも涙を流し《ご・め・ん・な》とくちパクで言って息を乱して気絶したのだった。

    2008-04-02 09:32:00
  • 101:

    かな

    しんちゃんのほうが辛いのは分かってるねん…やけどつらそうなしんちゃんを見て何もできひん無力さに腹がたって、はげます言葉も思いつかんくて涙がでた。しんちゃんのおばちゃんに呼び出されて「かなちゃん、来てくれるのはうれしいんやけど進吾の前で泣かれたら進吾心配するやん。あと自分の病気治るか不安になるやん??毎日泣かれるんやったらしばらく良くなるまでこんといてくれんかな??」
    と言われてしまった。

    2008-04-02 09:43:00
  • 102:

    かな

    私は涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を水で洗い流ししんちゃんのおばちゃんに頼んだ。「もう泣かへんから、絶対泣かへんから毎日来てもいいですか??」
    これから始まるしんちゃんの闘病生活を応援しようと思った。

    2008-04-02 09:49:00
  • 103:

    かな

    しんちゃんは調子のいい時は電話をかけてきて自分のほしいものを頼んできた。
    こんな日があった・・・みかんが食べたい。と電話があったので果物のみかんと缶詰めのみかんを買っていった。
    病院につくと食べきれないほどのみかんの山があった。しんちゃんは色んな人に頼んでみかんを買ってもらっていた。
    あとこの話はお寿司バージョンだったりタオルバージョンだったりマクドバージョンもある。

    2008-04-02 09:57:00
  • 104:

    かな

    私が泣かなくなってからしんちゃんは私にいろいろ頼るようになった。
    それは体をふいてあげたりもだけどトイレに一人で起き上がれなかったしんちゃんを肩でささえて連れて行き、下の世話をする。
    最初はしんちゃんが嫌がったけど私は何とも思ってなかったしむしろ役にたちたかったから喜んで引き受けた。

    2008-04-02 10:03:00
  • 105:

    かな

    入院して1ヶ月…
    様態も良くならないので大きい病院にうつることになった。
    綺麗な病院で花がたくさん咲いている日当たりの良い病院だった。
    しんちゃんの治療で脳に直接大量の酸素をおくることになった。以前のような苦しむ姿は一切ないのだか副作用でボケてしまうらしい。
    しんちゃんの家族はそれでもしんちゃんが楽なんだったらと治療をすすめた。

    2008-04-02 14:07:00
  • 106:

    かな

    新しい病院…少し緊張した。
    戸をあけるとしんちゃんは窓際のベッドで本を読んでいる。
    私はうれしくて飛び上がった。しんちゃんの所にかけよる。「しんちゃん!!よかったね。元気になったね。」
    しんちゃんは私にニッコリ微笑んで「うん、おかげさまで。」と照れくさそうに言った。私は全身の力がぬけ泣き崩れた。しんちゃんが元気になってくれて本当によかった。
    しんちゃんは私の頭をポンポンと撫でて優しくキスをしてくれた。心配かけてごめんねって。

    2008-04-02 14:26:00
  • 107:

    かな

    だけど正気の時もあればボケる時もあった。
    私はボケた時のしんちゃんも可愛いなぁと思ってしまうんだけど・・・私が病室に行くと「♪トンボのメガネは水色メガネ♪」しんちゃんが歌っている。私の姿に気づいて「♪どうしてあなたはそんなにキレイなのぉ〜♪」と、手をヒラヒラ動かして踊った。
    加奈「何ダンス??笑」しんちゃん「あのねぇ〜これねぇ〜トンボが羽ばたいてるダンスなの。お姉さん何してるの??」加奈「そっかぁ〜。《お姉さんときたか》しんちゃん何才だっけ??」しんちゃん「僕??聞いてどうするつもり??お母さんが知らん人に声かけられてもついていったらあかんって言うてた…。」

    2008-04-02 14:40:00
  • 108:

    かな

    とか、また違う日はしんちゃん「あんた…誰?」加奈「かなちゃん!!」しんちゃん「知らん!!ってかさぁ…一発ヤラせて。」
    とか、

    2008-04-02 14:48:00
  • 109:

    かな

    色んなキャラクターにバケた。
    私の中で一番印象的だったキャラは松浦亜弥の真似をして「♪ちゅーちゅーちゅぶりらちゅぶりららぁ〜♪」とパピコの歌を歌って踊る。たぶんしんちゃん自身もこの歌が好きだ。
    正気の時でもたまにくちずさみながら折り紙をおったりしている。

    2008-04-02 16:22:00
  • 110:

    かな

    なんて言うか可愛い。
    新しい病院にうつってからは毎日何かと楽しかった。
    季節もいつの間にか冬になっていた…
    しんちゃんが福井県に行きたいと言った。私はいいけどしんちゃん大丈夫なんだろうか…。

    2008-04-02 16:25:00
  • 111:

    かな

    福井県にはしんちゃんのおばあちゃんの家がある…。先生に病院も紹介してもらって私達は旅行した。
    お互いそれぞれの期待がわく。私は知らない土地にしんちゃんは病室じゃないことに・・・。
    今日のしんちゃんは誰がどう見ても絶好調だった。久しぶりの外に走っては転び、転んでは走りの繰り返しだ。そしてうれしそうにしんちゃんは『痛い』と言っていた。転んでこんなに喜ぶ人は一生の内でこの人しかいないだろう。

    2008-04-05 00:29:00
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