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◎喋らない理容室◎

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  • 1:

    リョコ

    繁華街から離れた静かな場所にある小さな理容室。             一見どこにでもある普通の理容室だが、一つだけ他の店と違うとこがある。

    それは…私のお父さんは口がきけない理容師だとゆうこと。
                〜そんな少し変わったお店のお話〜

    2008-03-31 01:04:00
  • 2:

    リョコ

    ガランガランガラン
    今日もお店の扉は軽快な音を鳴らして開く。店はグリーン色の壁にクリーム色の床。シャンプー台は二台、カット台は三台。本当にこじんまりしたお店だ。

    2008-03-31 01:23:00
  • 3:

    リョコ

    お店は昔は母と夫婦仲良く二人でやっていたが、母が亡くなってから父は一人でお店を営むようになった。
    そして、母が亡くなったその日から父は喋らなくなってしまった。

    2008-03-31 01:29:00
  • 4:

    リョコ

    もともと、声帯の痙攣?の病気もちだったが喋れなくなったのは精神的なものらしい。母が亡くなって3年たつが、父の声を聞いたことは一度もない。            あれから3年もたつのかぁ。私は20歳。もうすぐ成人式だ。

    2008-03-31 01:40:00
  • 5:

    リョコ

    もともと、声帯の痙攣?の病気もちだったが喋れなくなったのは精神的なものらしい。母が亡くなって3年たつが、父の声を聞いたことは一度もない。            あれから3年もたつのかぁ。私は20歳。もうすぐ成人式だ。

    2008-03-31 01:41:00
  • 6:

    チョンコ

    ゼッタイソツギョウシテヤル、サムハニダー

    2008-03-31 01:50:00
  • 7:

    リョコ

    『はぁ〜おとん、今日も客一組しかきてへんや〜ん』軽快な扉の鈴の音とは裏腹に外は雨。夏なのに雨。夏の雨はジメジメして気持ちを憂鬱にさせる。ふてくされて頬骨をつく私に父は、
    {はーちゃん、部屋戻ってていいよ}とほほ笑みホワイトボードに書いた文字をみせる。
    そう。喋らなくなってから父はホワイトボードで会話をするようになった。もちろんお客さんにも。カウンターには
    {申し訳ございません。私は口がきけません。耳は聞こえます。会話は紙に書きます。それでもよろしかったら、どうぞいらっしゃいませ}と貼り紙がしてあるのだ。

    2008-03-31 02:09:00
  • 8:

    リョコ

    『ほな部屋おるから、なんかあったらコール鳴らしてね』部屋に行こうと靴をぬいでいると、ガランガランガラン。雨の中真っ赤な傘をさした女性が入ってきた。
    女性『すいません、今すぐカットしたいんやけど、いける?』
    『あ、いらっしゃいませ。いけますよ!でも〜』貼り紙を指差す私。
    女性『へ〜。あ、全然いいですよ。お願いします』ニコっと笑う女性は夜の匂いがプンプンしたけど、とても綺麗で少し見惚れてしまった。

    2008-03-31 02:26:00
  • 9:

    リョコ

    バスタオルを差し出す父。女性『ありがとう〜。ウワッ!ふっかっふかゃね』バスタオルに顔を埋める女性。さっきまで泣いていたのだろうか?まぶたが少し腫れて鼻が少し赤くなっている気がした。
    {今日はどうなさいますか?}
    ホワイトボードを鏡ごしにみて笑う女性。『あ、そうするんか!了解了解!今日はバッサリ切って欲しいねん!』

    2008-03-31 02:36:00
  • 10:

    リョコ

    (え〜キレイな茶髪ロングやのにもったいなぁ〜)どうやら女性はおまかせでバッサリショートにするらしい。
    父はどんな要望にも、いつも微笑むばかりだ。
    『ほならお父さん葉月部屋戻ってるね』OKマークをする父を確認して私は靴を再びぬいだ。

    2008-03-31 02:48:00
  • 11:

    リョコ

    父は椅子に女性を座らせると直ぐに手錠をかけた。
    女性は『何故!手錠なの?』と言ったが、父は迷わずズボンを下ろした。そして私に(早く二階に上がってろ?)そんな顔で見つめたが、私は動こうとせずに居座った。

    2008-03-31 02:50:00
  • 12:

    リョコ

    父のちんこはもうギンギンに勃起していた。女性のバスタオルを奪い取り、上着を剥ぎとった。そしてブラを迷わず引きちぎった。女性は『ぎゃー!』と叫ぶことしか出来なかった。

    父は今度は女性の下腹部を攻め始めた。

    2008-03-31 02:54:00
  • 13:

    リョコ

    『今の娘さんなんですか?可愛いらしいね〜おいくつですか?え、二十歳!!十五ぐらいかと思った!』
    (おい、確かにおぼこい顔やけど!十五はないやろ)隣の部屋は壁が薄いのか会話がよく聞こえる。まぁ、父が喋らなくなって音やらお客さんの声がよく聞こえるから安心なのだが…

    2008-03-31 02:57:00
  • 14:

    リョコ

    そしてまるで女性を妊婦の出産間際わみたいに股を開かせ激しくクンニした。
    久しぶりの若い女に父は興奮していた。
    父は迷わずギンギンに勃起したちんこをオメコにぶちこんだ。
    女性は『ぎゃー!いゃー!』と泣き叫んだ。

    2008-03-31 02:58:00
  • 15:

    リョコ

    >>11>>12さん荒らさないで下さいm(__)m

    2008-03-31 02:58:00
  • 16:

    リョコ

    かなり興奮していたのか父は直ぐに女性のオメコの中で果ててしまった。
    女性は泣きながら、『訴えてやるわ』と叫んでいたが、父がホワイトボードに(外に出てここの店名を見て来い)と書き女性に見せた。女性は飛び出して確認した。
    父は余裕十分で居た。何故なら、うちの店名は「一髪やらせろ」つまり「いっぱつやらせろ」だったからなのさ!

    2008-03-31 03:05:00
  • 17:

    名無しさん

    荒らしうざい
    主さんトリップ付けて〜

    2008-03-31 03:13:00
  • 18:

    リョコ

    『でも二十歳やのに、お店しっかり手伝って偉いですね。私が二十歳の時なんてボケて毎日遊んでばっかおったゎ』
    私は隣の部屋で女性の話を聞いていた。何故かここには世間話はもちろんだが、過去話や悩み相談、色んな話を喋らない父に話していく人は多かった。

    2008-03-31 03:13:00
  • 19:

    リョコ◆2qfYmB.4js

    あげ

    2008-03-31 03:16:00
  • 20:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    トリップつけました(^-^)

    2008-03-31 03:24:00
  • 21:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『20歳か…いいな。ゆってもウチまだ25歳ゃねんけどな。あ、相づちとか反応とかいらんからね!なんかそう考えたらここのお店いいね!ほら、美容室で会話せなあかんのめんどくさかったりするから』
    (ふふっ♪)盗み聞きをしながら私はニヤけてしまう。こんな店で怒られることが多いが、私は父が大好きだし、褒められるとついニヤけてしまう。

    2008-03-31 03:25:00
  • 22:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『きっとお母さんも素敵な人なんやろね…』
    女の人の声のトーンが急に暗くなったのがわかった。
    『私も、私もね、ホンマは母親なるはずやったんやけどなぁ』
    グスン…グスン…女の人は鼻をすすりあげて声をつまらせた。

    2008-03-31 03:38:00
  • 23:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    すぐさまティッシュをとりにきた父に(泣かせるなよ)っと口パクで言うと私の頭をコツンとついて笑った。
    『あ、わざわざありがとう』
    チーンと鼻をかむと女の人はゆっくり話しだした。
    『ウチ、めっちゃ好きな人おってね。ヤクザ屋さんやったんやけど、男気あって優しくてホンマに惚れとってん』

    2008-03-31 03:56:00
  • 24:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    急に泣いてビックリしたが、どうやら失恋した様子だ。
    『ホンマかっこよくてな。ウチラウンジで働いてるんやけど、一年前お客さんできたその人に一目惚れしてん!ほんで付き合うことなって、一緒に暮らしてたんよ』
    きっと女の人の頭の中では色々な思い出を浮かべているのだろう。恋愛は髪を切ることで吹っ切れるようなものでもないが、少しでも前へ進もうとしてる姿は強さと弱さを感じた。

    2008-03-31 04:05:00
  • 25:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『アメリカ人みたいに愛してる〜やらILOVEYOU〜やら言うてくれることなかったんやけど、ウチは両思いおもててん。ほやけど、なんやウチ遊びやったみたい(笑)飲み屋で働いてても何も干渉しやんし、ウチは辞めて言われたらいつでも辞めよ思っててんで』
    なんだか、喋らない父に女の人は、彼氏に言えなかったことを吐き出すように喋り続けた。

    2008-03-31 04:16:00
  • 26:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『もう頭切らせてウチ自分から仕事辞めるゆうてん!最近、少し冷たなったなって感じててん。わかるやん?そうゆう態度…ウチ離れるん絶対嫌やから、好きな仕事辞めてでもこの人ついて行こ思ってん。したら、俺も辞めななってゆうてな…』
    急に女の人は笑いだした。
    『したら次の日、私が買い物いってる間に荷物まとめて出ていったみたい』

    2008-03-31 04:26:00
  • 27:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『ウチが…アカンかってんょ。海開きのニュースやっててね、「今年も海行こな!将来子供できたら淡路島のほうに海水浴して温泉行きたいゎぁ」ってゆうてもうてん。あの人ビックリした顔して固まってた(笑)』
                 グスン…グスン

    『将来の話なんかしてもうたから、あかんかったん…重なって嫌われたんやわ…ウチ見た目こんなやし店ではアホなんの得意やのに、もっと軽い感じで付き合ってたらまだ一緒におれたかなぁ…』

    2008-03-31 04:52:00
  • 28:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    (そんなことないよ)と声をかけたくなった。好きな人との将来を考えることはごく普通のことなのに。
    急に捨てられた彼女は気持ちを整理しきれないでいるのだろう。
    そして、自分も荷物をまとめてマンションを出ていったこと、携帯があると連絡を期待してしまうから番号も変えたこと。淡々と話した。
    『でも…やっぱり忘れられんくて、毎日お酒ばーっか飲んでたら…』

    2008-03-31 13:56:00
  • 29:

    リョコ◆3L.kFRs./.


    『急にお腹痛なってもて病院いったんよ…
                したら私のお腹の中、赤ちゃんおってんて。流産しちゃったみたい…』
                声が震えていた。

    2008-03-31 13:58:00
  • 30:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『ウチ最低やろ。人殺しやねん。こんな最低人間はもう恋なんかして将来なんかみたあかんゎ』
                女の人の傷は私が思っていた失恋話よりずっとずっと深かった。

    初対面の父に赤裸々に語るぐらいだ…誰かに聞いてほしくて、でも同情の言葉はかけられたくない。理容室で泣きだした彼女はもう、心がいっぱいいっぱいだったんだろう。

    2008-03-31 14:00:00
  • 31:

    名無しさん

    読んでます?なんか落ち着いてじっくり読める小説ですね?最後まで頑張って完結させてください?

    2008-03-31 16:13:00
  • 32:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    >>32さん、ありがとうございます?すごく嬉しいです。

    2008-03-31 20:50:00
  • 33:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    私にできることは何もないが、せめてハンカチでも差し出そうと店に行くと、あれ?さっきまで泣いていたはずの女の人は笑顔になっている。
    『ありがとう』女の人の目線の先には父が書いたホワイトボードにそそがれていた。
    そこには笑う女の人の似顔絵と            
    [泣いたぶんいっぱいいっぱい笑いましょう。]              と書かれてあった。

    2008-03-31 20:52:00
  • 34:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    それはどこにでもありふれている、ありきたりな言葉。           きっと今まで泣いていた時友達にも色んな人にも言われてきただろう。

    だけど、そんな言葉が胸に響いたのは、きっと他人が言ったからだと思う。
    誰が書いたかわからない詩集に感動するように、親友に親に言われるより、何の下心のないただのその言葉に感動することがあるんだ。

    2008-03-31 21:03:00
  • 35:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    ホワイトボードを見つめて笑う女の人はすごく綺麗に変身していた。     バッサリ切られたショートの髪は小顔な鼻筋の通った顔にすごく似合っていて、透き通った肌にその笑顔は、どんな男も魅力する輝きがあった。
    『これ、どうぞ』私がかけより、ハンカチタオルを差し出すと
    『どうもありがとう』と受け取り、チーンとそのハンカチで鼻をかんだ。

    2008-03-31 21:17:00
  • 36:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    (マヂかよッッ!!)とビックリしていると
    『あ、間違えた!!!違うんよ、ティッシュゃと思ってん。ごめーん』
    その瞬間、私もお姉さんも声をあげて笑った。そして父も微笑んだ。
    『ありがとうね。久しぶりに笑っちゃった』

    2008-03-31 21:24:00
  • 37:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『髪型、めっちゃ似合ってます』
    『そやろ!お父さん上手やわ〜最初小さい店やし不安やったけど(笑)切ってよかったわ。あ、ハンカチごめんね、汚なっちゃった…』
    『よかったら持って帰って下さい!』
    『いいの?ありがとう。大事にするね!あ、よかったらこれ変わりに使って!』

    2008-03-31 21:41:00
  • 38:

    名無しさん

    気になる?

    2008-03-31 22:05:00
  • 39:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    そう言ってカバンから綺麗なハンカチを取り出した。
    『いや、いいですいいです!しかもこれエルメスじゃないですか!?』
    『いいねん。当分お店も休むつもりやし、使わんから。使いさしで悪いけど、はい交換!』
    そういって私に鮮やかな色のスカーフハンカチをくれた。

    2008-03-31 22:53:00
  • 40:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    ガランガランガラン
    『ありがとうございましたぁ』
    『ありがとう。また来ますね!』
    そう行って女の人は、真っ赤の傘をぶらさげて帰っていった。雨はすっかりやんで夕日の赤色と傘の赤色が女の人の後ろ姿を綺麗に映し出した。

    2008-03-31 23:16:00
  • 41:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    >>39さん、ありがとうございます!
    行って→×
    言ってでした?誤字脱字すいませんm(__)m

    2008-03-31 23:19:00
  • 42:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『あの人、前へ進めるといいね』
    片付けをする父に話しかけると
    {大丈夫!はぁちゃんハンカチ良かったね}とホワイトボードをだして笑った。『うん…なぁ、おとんも、早く前へ進んでな?』目をそらして言う私に、父は寂しそうにコクンとうなずくだけだった。

    2008-03-31 23:27:00
  • 43:

    リョコ◆3L.kFRs./.



           
           
           

    2008-04-01 00:09:00
  • 44:

    リョコ◆3L.kFRs./.


                (おとん、どやったら喋るようなるんやろ)
                一通りの片付けを終え、ベッドに寝転がり天井を見上げこの先のことを考えてみた。もちろん、私は美容師になるつもりだし、いずれは継ごうと思っている。今も美容学校へ通い、休みの日はお店を手伝っているし、今まで何とかやってこれた。これからも大丈夫だと思う…だけど…

    2008-04-01 00:11:00
  • 45:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    だけど…はぁ〜。

    近所の人やうちの店を知ってる人は口を揃えて『葉月ちゃんはお父さんおもいの良いコだね〜』という。
                別に良いコでも何でもない。そうするしかなかったんだ。母が亡くなって、父のように立ち止まっていたら、全てのことが壊れてしまったんだ。ただそれだけ。前を向いていなきゃ、しっかりしなきゃ、この状況に私までも壊れてしまうから。

    2008-04-01 00:13:00
  • 46:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    お父さんは優しいし温かくて大好き。
    でも、不安とかしんどさでたまに全て投げ出したくなる。投げ出した所でお父さんは私を受け入れるだろう。だから、だから投げ出せないんだ…

                三年前の母の死は、今だに父の心を癒してはくれないのかぁ。

    2008-04-01 00:28:00
  • 47:

    名無しさん

    .

    2008-04-01 10:59:00
  • 48:

    リョーコ%◆lkvXP1h2ZA


    『あ〜よう寝た』いつもより少し遅く起きた私は居間で父が作った味噌汁をズズズッと流しこむ。

    『ほんでよ〜…』店から聞き慣れた声が聞こえてくる。(相変わらずしんちゃん声デカイなぁ〜)それは昔からうちの店を使ってくれている前田一家長男の声だ。

    2008-04-02 02:13:00
  • 49:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『何わろとんねん!夏休みやしええねんええねん!はぁちゃんの練習台なったるやんけ〜』
    『でもお兄ちゃんカラーするのお父さんに内緒やねんで〜』
    (ゲッ!!)前田のおっちゃんは恐くて有名だ。           小学生の頃しんちゃんが私をからかって泣かせた時、どっからか父親に伝わったらしく、ボコボコになったしんちゃんが店に来て二時間土下座させられていたのを覚えている。
    お菓子を万引きをした時なんかは、おっちゃんが『食べ物とお金の大切さ教えたる』と言って1週間サツマイモと水しか与えられていなかった。春休みで給食もなく、途方にくれたしんちゃんがうちの母に内緒でおにぎりを握ってもらっていたのを見て、前田家に産まれなくて良かった〜と心から思った。

    2008-04-02 02:55:00
  • 50:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『え〜怒られて葉月巻き添えくらうの嫌やわ〜。許可とってからにしてよ!』
    『大丈夫や大丈夫。なんせおっさんは今動かれへんからのう!』
    『何で動かれへんの!?』
    『お父さんなぁ、お仕事中に足場から転けて足折ってん〜やからお兄ちゃん好き放題しよう思ってんねんで〜』

    2008-04-02 03:05:00
  • 51:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『違うわ!相変わらず生意気なガキやのう。俺はおっさんの代わりに仕事手伝うねん。でもまだ、16のへなちょこやろ?やから周りになめられんように髪でも染めてハクつけるんやし』
    しんちゃんは少し照れくさそうに頭を掻いた。
    『へ〜やから作業着なん?』
    『そうやで!前田建設はいずれ俺が親方なんねんから、そろそろ力みせなあかんやろがい!』

    2008-04-02 03:18:00
  • 52:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    張り切るしんちゃんに冷たい視線を送る美夏ちゃんが可笑しかった。
    『わかったわかった!葉月が格好良く染めたげるわ!』
    『おお!金髪アッシュにしてくれ!』
    『いいなぁ〜!なぁ、はぁちゃん美夏の頭もいつかカラーしてな?』

    2008-04-02 03:25:00
  • 53:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『OKOK!美夏ちゃんのカラーは絶対葉月がやる!』喜ぶ美夏ちゃんを見たら私も嬉しくなった。
    {じゃあ、前田さんち行ってきます。はぁちゃん後よろしくね。どこか行くならお店閉めててね}
    『うん、いってらっしゃい〜』
    美夏ちゃんの頭をおだんごにした父は、美夏ちゃんの手をひいて前田のおっちゃんの所へいった。父はよく近所のお爺さんお婆さんの家へ出張カットしに行くのだ。寝たきりの人でもどんな人でもキレイにスッキリする事は嫌なことじゃないからと、連絡があればわざわざ車で三時間以上かけていく時もある。

    2008-04-02 03:48:00
  • 54:

    名無しさん

    良いおとんやな。大事にしたってな?

    2008-04-03 02:47:00
  • 55:

    名無しさん

    ↑この話、どう読んでもフィクションやろ!?笑

    でもこの小説好き?

    2008-04-03 03:58:00
  • 56:

    ?

    めちゃホノボノする?癒されます?頑張ってネ?

    2008-04-03 12:43:00
  • 57:

    名無しさん

    >>56さん、ありがとうございます(´∀`)これはモデルはいますが私の話ではありません?ごめんなさい
    >>57さん、ありがとうございます!好きってすごく嬉しいです?
    >>58さん、ありがとうございます!完結目指して頑張ります??

    2008-04-04 00:59:00
  • 58:

    名無しさん

    なんかすごいいいね。
    暖かい気持ちになるわ

    2008-04-04 01:09:00
  • 59:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 60:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    ↑すみません、打ち間違いですm(__)m

    >>60さんありがとうございます??優しさとか温かさを表現できたらな-ッッて思ってます。下手くそですが頑張ります?

    2008-04-04 01:18:00
  • 61:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『なんや、はぁちゃん無口なって?まさか俺と二人きりでドキドキしてんちゃうかー』
    ブリーチ剤が地肌にしみて痛いのだろう。目をパチパチさせるしんちゃんにドキドキのかけらもない。
    『何で?むしろ冷静。坊主とか染めるん初めてやから研究しながらやってんねん。でも髪がなさすぎて、はよ終わりそう!やりがいないわ(笑)』

    2008-04-04 01:22:00
  • 62:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『はぁちゃんってホンマ几帳面のA型よなーほんでA型ってな?ため込んでため込んで言わんタイプやろ?はぁちゃんそのものやーん(笑)』バカにされたからか図星なのか少しムカついた。           『別にそんなんちゃうし。ため込んだりしてへんし』
    『嘘や。ため込んでるやん!はぁちゃんのお父さん心配してるらしいでー』
    何それ?しんちゃんに何が分かるねん。
    『しんちゃんのくせにだるいわ。男のくせに血液型分析きしょいし!ゴリラのB型黙って!』

    2008-04-04 01:32:00
  • 63:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    冗談で言うつもりが、本気の表情とムキになった声に自分自身でもビックリだ。そんな私をしんちゃんは笑い飛ばしてくれてホッとした。
    『何ムキなってんねんなー(笑)ゴリラと一緒にするなやー!でも、ため込まんと言いたいこと言うんは俺、大事と思うで?』

    『言ったら何か変わる?言っても何も変わらんねんやったら言うだけ無駄や…』

    2008-04-04 01:43:00
  • 64:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    年下に何ムキになってるのだろう。こんなん言いたいわけちゃうのに…
    『何暗い顔しとんねん!まぁ確かに、はぁちゃんとおとんが俺とオッサンみたいなったら嫌やなー毎日ホンマ戦争やからな(笑)』
    『ホンマやん。葉月前田のおっちゃんやったら死んでまうわ(笑)』
    しんちゃんに気を使われてるのがわかった。しんちゃんは私達親子を心配してくれているのだ。

    2008-04-04 01:53:00
  • 65:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『あれやなーもうすぐおばちゃんの命日やなーこの前おかん墓に花持ってってたわ』
    『そうなん!?えーありがとうねー』
    私のお母さんは近所付き合いもよく、慕われていた。墓に行く度に花が供えられてあるとすごい嬉しい気持ちになる。
    『…おっちゃん、まだ責任感じてるんけ?事故やのになーまぁ俺は今でも運転手殺してやりたいけどな』

    2008-04-04 02:30:00
  • 66:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『殺してもお母さんは帰って来んし、しんちゃんが殺人犯なったら天国のお母さん泣きまくりよるわ。しかもしんちゃん地獄行き決定ー!』
    笑って話せる私は前へ進めてるのだろうか?父はよく母の仏壇の前で泣いている。なのに私は母が死んだその日から涙を流した日は一度もなかった。

    2008-04-04 02:41:00
  • 67:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『じゃぁ一回流すね!そんでアッシュの色いれてくから!』
    シャンプー台に行き、液を流す。首元には夏は冷たくしぼったタオル、冬は熱いタオルを置く。これは母が少しでも疲れが取れたらと決めたやり方だった。
    『なぁ、痙攣性発声障害ってそんな大変な病気なんか?』
    タオルで顔をかぶしたしんちゃんが昔とは違う声変わりした低い声でシャワー音にかきけされながら言った。

    2008-04-05 04:19:00
  • 68:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『よう病名覚えれたなぁ(笑)全然大丈夫やでー。もう昔に手術したし、心配せんでいいよ!』
    『ほうかー良かったわ。でもそれってどんな症状なんや?』
    『なんか緊張したりすると声帯がふるえて、どもったり喋りにくくなるみたいやなー』         
    『そうなんか。そやからおっちゃんあれやったんやな…』

    2008-04-05 04:29:00
  • 69:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『…うん』


    そう。あの事故で、父は自分を責めているのか
    本当に喋れなくなってしまった…

    2008-04-05 04:40:00
  • 70:

    リョコ◆3L.kFRs./.



    夏が終わり、少し肌寒くなった季節。私は夏服にしようか冬服にしようか迷っていた、そんな時期だった。

    2008-04-05 04:44:00
  • 71:

    名無しさん

    しおり

    2008-04-09 11:05:00
  • 72:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    昼間は太陽がでていて暖かいが、夕方になり太陽が隠れると風が冷たくて鳥肌が立つ寒さ。

    その日は特に夕方から風が強くなりゴーゴー窓を鳴らしていた。

    2008-04-09 23:16:00
  • 73:

    リョコ◆3L.kFRs./.

                『なぁ、はぁちゃん〜お父さん半袖で出ていってたやんな〜絶対さぶいやんなぁ。お母さん上着持って駅まで行こかなぁ』
                ポッポーポッポー。   鳩時計が6時をさす。エプロンを脱ぎながら、さっき作ったであろう湯気が立つ味噌汁と白ご飯を一つだけテーブルに置く母。
    『え〜大丈夫やろ!駅からすぐやしいらんやろー!ってか何か焦げ臭くない!?』
    『え〜分かる〜!?あんた鼻ええなぁ〜…お母さんボーッッとしてて魚焦がしちゃってん(笑)やからお父さん迎えに行くついでにお惣菜買ってくる〜』

    2008-04-10 00:57:00
  • 74:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『また〜!?てかスーパーが第一理由やん!ほな、葉月ねこまんまするから先食べとくわ』
                母は少し抜けた人だった。一つのことに一生懸命でおっちょこちょいな人。料理を失敗することはしょっちゅうで、よくスーパーに走っていた。
                『はぁちゃん、ねこまんま好きで良かったわ〜(笑)ほな、冷蔵庫に漬物入ってるし、先に食べといて〜』
    そう言って、父に上着持って迎えに行くと電話する母。丁度父も帰る所だった。

    2008-04-10 01:09:00
  • 75:

    リョコ◆3L.kFRs./.

                『いってきます〜』
                私はテレビに夢中で「いってらっしゃい」もまともに言わなかったと思う。
                まさか母が居なくなるなんて、帰ってこなくなるなんて、思ってなかったから…
    色々な事がかさなった。             魚を焦がさなかったら?私が母を止めてたら?寒くなかったら?お父さんが…?            色々な事がかさなったんだ。            ただそれだけなのに…

    2008-04-10 01:20:00
  • 76:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    その日、父はお世話になっている人がミナミに店をオープンさせ手伝いに行っていた。
                スーパーと駅の間にある交差点。信号前で父を発見し手を大きくふって笑う母。            手には上着とスーパーの袋。父が好きなサッポロ一番のビールと私が好きな唐揚げとマカロニサラダが入っていた。

    2008-04-10 01:44:00
  • 77:

    リョコ◆3L.kFRs./.

                車側の信号が青から黄色に変わる。
                左側からはむちゃなスピードで突っ込んでくる若い男が乗った車。
                信号が黄色から赤に変わり歩道が青になる。                それと同時に駆け出す母。
                信号が変わったのにスピードを緩めない車。

    2008-04-10 01:54:00
  • 78:

    リョコ◆3L.kFRs./.

                「止まれ!」父は母にそう叫ぼうとした。だけど声が大きく思うようにでなかった。緊張したり、大きい声をだそうと思うと裏返ってしまうから。
    叫ぼう叫ぼうと思うほど、気持ちとは裏腹に声はでない。                      父の姿をみて様子が変だと感じた母は、止まる所か父に駆け寄ろうと走った。
                            …母には父しか見えてなかった。

    2008-04-10 02:08:00
  • 79:

    リョコ◆3L.kFRs./.

                            『…ぁかん!止ま…』
                            キィッーーードン
                            
    一瞬だったらしい。すごいブレーキ音と共に母はふっとんだ。                    …父の目の前で母はふっとんだ。

    2008-04-10 02:14:00
  • 80:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    >>73さん、しおりありがとうございます(´∀`)

    2008-04-10 02:25:00
  • 81:

    名無しさん

    いつも楽しみにしてます☆

    2008-04-10 17:25:00
  • 82:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    >>83サン、ありがとうございます??

    2008-04-15 04:18:00
  • 83:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    ーー…目の前で、愛する人が車にはねられる姿はどんな気持ちなんだろう…ーー
                
    (私が、しっかりしなきゃな)                                    

    2008-04-15 04:24:00
  • 84:

    リョコ◆3L.kFRs./.

                            
    …『はぁちゃん?』
                

    2008-04-15 04:26:00
  • 85:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    しんちゃんの声ではっとする。私はシャワーを頭に流したまま手を止めてしまっていた。
    『ごめんごめん!!ボーっとしてもた(笑)ぢゃあ次のステップ行きますー!』
    『なんやねんそれー(笑)頼むでー!』
    タオルで頭をふき、カット台に移動したしんちゃんはカラー剤を混ぜる私を鏡ごしに切なそうに見つめた。

    2008-04-15 04:41:00
  • 86:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『…俺、聞きすぎてもうたなぁ〜ごめんやでなぁ…』
    『な、何言ってるん!?全然やし〜!ってかしんちゃんが謝るとか珍しすぎて気持ち悪いー(笑)』
    急に謝るしんちゃんに笑って返す。なのに、しんちゃんはいつものように一緒に笑ってはくれない。
    『いや、、俺はぁちゃん心配や。はぁちゃん優しいしな、ため込みよるから吐き出す場所あるんか思うねん?』                      真剣な顔のしんちゃんに、冗談では返せない空気。年下やのに、いちびりな悪ガキやったのに、少し大人に見えた。

    2008-04-15 04:59:00
  • 87:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『大丈夫やでー。別にため込んでないし、葉月めっちゃ元気やしな!』                
    笑顔で答えるが、空気は全然明るくならない。沈黙のしんちゃんに息が詰まりそうになる。
    液を頭にぬる作業だけが無言で続く。
                
    『…嘘つけや。俺には言えんの?年下やから?俺、はぁちゃんのしんどいこと受けとめる自信あんで?俺じゃあかんか?』

    2008-04-15 05:14:00
  • 88:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    (どうしよ…)
    何て言ったらいいかわからなかった。私の心にあるモヤモヤは何に対してなのか?それも自分でよくわからないのに、誰かに話すことなんかできない。
    でも、初めてみるしんちゃんの真剣な目には上手くごまかす言葉も浮かばなかった。
                『…そんなことないよ?しんちゃん、ありがとう。でも、葉月も自分がようわからんねん』

    2008-04-22 23:59:00
  • 89:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『ほな、不満に思ってることとか小さいことでもいいから言ってみぃよ?言ったら楽なるもんやでー俺何でも聞くやんけー!』               
    『しんちゃん…大人なったなぁ〜』
    優しい言葉に自然と笑みがこぼれる。しんちゃんが地元で、先輩からも後輩からもモテている理由がわかった気がした。      
    『何言うとんねん!!!はよ言うてみぃやー』

    2008-04-23 00:12:00
  • 90:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『そやな…う〜ん、何か…お母さんの事故があってからな…う〜ん…でもなぁ』        
    本当は、本当は、ずっと誰かに聞いてほしかった。このモヤモヤを。でも、吐き出したらお父さんを周りの人を、傷つけてしまう気がした。                                 
    ガランガランガラン                              

    2008-04-23 00:26:00
  • 91:

    リョコ◆3L.kFRs./.

                            
    『しんじぃ!!!!!』                                    
    『!!!??』                                    
    『しんじ、お前、お前、』            なんと、ドアには足にギブスをはめ松葉杖をついた前田のおっちゃんが汗だくで立っていた。

    2008-04-23 00:40:00
  • 92:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『うわッッ!!!!おっさん何でおんねんッッ!!!???ちょっはぁちゃん流してくれ!!!』            
    『え?え?』            
    しんちゃんはガバッと立ちシャンプー台へ走り自分でシャワーを頭につっこんだ。
    『うわッッ!!!あつッッあつッッ』

    2008-04-23 00:48:00
  • 93:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『おっちゃん、久しぶり!ちゃうねん。葉月がな、しんちゃんにカラーの練習させてって頼んでんよ!すぐ黒く戻すしな…』            
    しどろもどろで前田のおっちゃんに話す。相変わらずパンチパーマのおっちゃんはイカつくて顔をみるだけで半泣きになる。            
    『お、はぁちゃん。ちょっとごめん、ええかな?しんじぃ!!!こっちこい!!!』             
    はぁはぁ息を整えるおっちゃん。顔が赤くて本物の鬼に見える。

    2008-04-23 00:58:00
  • 94:

    リョコ◆3L.kFRs./.

    『な、何やねん、オッサン!!!もう色抜いたし一歩遅かったのぅ』            
    びちょびちょの頭をタオルでふき、近づくしんちゃんは言葉と裏腹に明らかにビビっているのが分かる。            
    『はよこっちきて座らんかい』
    カット台にドシっと座り松葉杖で横の台をコンコン叩くおっちゃんに、私はもう庇うこともできず固まっているだけだった。

    2008-04-23 01:14:00
  • 95:

    名無しさん

    あげ?

    2008-04-27 23:46:00
  • 96:

    名無しさん

    おっちゃん?

    2008-05-04 02:28:00
  • 97:

    リョコ◆lkvXP1h2ZA

    >>97さん、98さんありがとうございます?

    2008-05-04 21:42:00
  • 98:

    リョコ◆lkvXP1h2ZA

    『な、なんやねんな!!?こんなとこまで来やがって!髪の一つ別にええやんけ!!うっといのぅ』

    しんちゃん。頼むからはむかわずに謝ってくれ…二人がいつ取っ組みあいになるかヒヤヒヤする。
                『しんじ、お前、お前』

    2008-05-04 21:44:00
  • 99:

    リョコ◆lkvXP1h2ZA

    おっちゃんの顔が赤くなって震える。怖すぎる。下をむく私は言い訳を次から次へ考えるがこの状況で頭が回らない。                    『お前…ワシの後、ついでくれるってほんまか?』
                『はぁ!?』
                『お前野球選手なりたかったんちゃうんかいや…同情とかいらんしや、ワシはお前にやりたいことやって欲しい思っとんし、やけど、お前が前田の名前ついでくれるなら、こんな嬉しいことは…』

    2008-05-04 21:46:00
  • 100:

    リョコ◆lkvXP1h2ZA



    え?顔をあげると固まっているおっちゃん。震えていたのは怒りではなかった。顔を赤くして目を見開き歯をくいしばっているのは、怒りではなかったのだ。

    2008-05-04 21:50:00
  • 101:

    リョコ◆lkvXP1h2ZA


    『はい!?おお、俺は親父の後つぐつもりやけど…?』
    『ほんまかいや…野球選手はどないするんや』
    『やめてくれや!野球選手なんて小学生の時の夢やんけ(笑)』

    2008-05-04 21:52:00
  • 102:

    リョコ◆lkvXP1h2ZA


    『そうか…そうか…』

    鼻の先を真っ赤にした前田のおっちゃん。一点をみつめかすかに笑った顔はすごく嬉しそうで、その顔をみただけで私は泣きそうになった。

    2008-05-04 21:56:00
  • 103:

    名無しさん

    あげ?

    2008-06-02 16:50:00
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