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1:
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あぼ~ん -
2:
響
ガシャーンッ!!!
《痛ったぁ…また始まった…》
『お前いちびんなよっ!泣いてすむ思うなやっ!!わかってんかっ!!』
罵声を浴びせながら拳を私の体に食い込ませる。2006-05-16 08:50:00 -
3:
響
『…っ!!ぐっ!…っ…がはっ!』容赦ない彼…亮二の暴力。
もぅ体は限界。ぐったりした私を見て亮二はいつも
『ひぃ??ごめんな??でもお前も悪いんやで??客とアフター行くから…』お決まりのパターン。こうなると毎回《バチ当たったんかな…》って思う。
そぅ…あの人を裏切ったバチが…。2006-05-16 08:59:00 -
4:
響
―2年前―
私はその当時の恋人の慎を裏切った…。愛してたはずやった…。ただ付き合いが少しマンネリ化しただけ…。少しの刺激だけって甘い考えで友達から誘われた飲み会について行った。
その時に亮二と出会った。
その出会いが少しの刺激だけじゃなくて慎を裏切って亮二を選んでしまった。2006-05-16 09:06:00 -
5:
響
最低な自分に降りかかる暴力。 『もぅ…どつけへんって言ったのに…』痛む体を起こしながら亮二に訴えた。
『どついてないやん?ちょっと叩いただけやろ?』亮二は当たり前かのような返答だった…。
《叩いただけでこんなにボロボロになれへんわ…》 何か言えるはずもなく
『うん…』とだけ言って眠りにつく。2006-05-16 09:14:00 -
6:
響
布団に潜り込んで疲れた体を癒やす。横から亮二の手が伸びる。『こっちこいや』
言われるがままに体を亮二にあずけた…。
もう避妊をしてくれる事もなくなった亮二が恐かった。私は自分の身を守る為に経口避妊薬を服用するしかなかった。
もうこの頃には慎といた昔の自分に戻る事なんか出来る訳がないと思った。2006-05-16 09:22:00 -
7:
響
そんな日が数ヶ月続く…。もぅ気持ちも限界…。
『別れたい』
切り出したのは私…。どうなるかなんか予想はついた。亮二は予想通り私の顔面に掌をぶつけた。
『お前なめてんかっ!!今まで付き合ってたんは全部嘘かっ!!』2006-05-16 09:28:00 -
8:
響
『もういややねんっ!!』
私は一目散に逃げ出した。家まで必死に走る。やっとの思いで家についた私は部屋に逃げ込み薬箱をひっくり返した。
《もう逃げられへん…これしか道はない…》2006-05-16 09:36:00 -
9:
響
大量の薬を体に流し込んだ。眠気が襲う。さっきから振動してる携帯を覗く。
【着信 15件】
全て亮二からの着信…。私は眠りについた…。2006-05-16 09:38:00 -
10:
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あぼ~ん