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いつも…いつでも…

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  • 1:

    Kei

    〜やめます…

    私はそう言って通い慣れた店を後にした。

    18の時…

    急に襲われた脱力感…何があった訳ではなかったがつもりつもった物が音を立てて壊れていったようだった。

    いつもなら喜んで開けるボトルのフタが固く感じる。いつも平気だった加齢臭が強烈に鼻にささる…。八重歯をだして笑う私の必殺技もまるで顔の筋肉組織が潰れてしまったかのようにでなかった…。

    2008-04-08 04:23:00
  • 2:

    Kei

    Keiとして夜の世界に飛び込んだのは十六歳。
    二年、その少しの時間で私の心は動きを止めた。
    ……鬱……

    2008-04-08 04:27:00
  • 3:

    Kei

    いつもなら、部屋じゅうに広がるタバコの煙もたたなかった。

    どう表現したらいいのか分からない程の脱力…。特に何もしない。
    息をしているだけで何度の月を見送り、何度の太陽を見迎えたか…。
    寝る事もできず、何をする事もできず、何を考える事すら止めてしまった私を母は目にたくさんの涙を溜めながら「抜け殻」と呼んだ。

    2008-04-08 04:33:00
  • 4:

    Kei

    そんな日が何日も何日も続いたが当の私には月日が変わる事も時間が経つ事も関係はなかった。

    170センチ近い身長には38キロと言う体重は余りに軽く私はいつの間にか入院患者となっていた。
    「何か…辛かった事があったんですか?しんどかったんですか?」
    と皆眉をしかめて私に訪ねたが私は首を横にふるだけだった。

    2008-04-08 04:40:00
  • 5:

    Kei

    そんなある日私のもとへ以前働いていた職場の先輩がやってきた。
    皆が私を見て可哀想な顔をする中でその人は違った。
    〜マキさん〜
    「あんたっ!」少し巻き舌混じりで大声をはると同時に張り手が一発顔面にヒットした。

    静かな病院には大きすぎる程に響いたバチーンの音に周りの人は目を丸くさせマキさんを見ていた。私も久しぶりに感じた驚きにマキさんを見上げた。

    2008-04-08 04:47:00
  • 6:

    Kei

    「あんたっ!一体いつまでこんなんやってんのっ!あんなちっちゃい店で人気あったからって天下取った気なっとんちゃうで!お前はまだこれからやろ!いつまで休憩しとるんやっ!シャキッとせぃ!」
    心にあった何かが跡形もなく割れたような気持ちだった。
    私の心をまるで風が動かすように胸の谷間を風が通りすぎたのを感じた。

    …Kei復活…

    2008-04-08 05:00:00
  • 7:

    名無しさん

    ↑早っ(笑)

    2008-04-08 07:24:00
  • 8:

    Κеi

    数秒後に〜Κеi…沈没

    ただマキさんの張り手であろうことかエクスタシーに達して失神していた。

    おまんちょからは溢れんばかりの…嗚呼!…溺れてしまいそう…うっ ぅぅうっ はぁはぁ イクイクイク…イクイク???

    2008-04-09 10:50:00
  • 9:

    名無しさん

    2008-04-12 14:54:00
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