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お前の瞳
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1:
名無しさん
下手くそでよくある話やけど俺の最愛の人との事を書いていきます?
2008-04-10 00:31:00 -
2:
名無しさん
俺はごく普通の家庭に生まれた。可愛い弟もおった。絵に書いたような平和な家で育った。
やけど中学入って反抗期を迎えて親に迷惑をかけた。2008-04-10 00:44:00 -
3:
名無しさん
そんな時に仲の良かったホストやってる先輩にホストせーへんかっと誘われた。
その時バイトしてたけど辞めてすぐホストをしだした。最初は週末だけ働いてた。
働いた感想は眠い!しんどい!ノリ激しい!やった。2008-04-10 01:14:00 -
4:
名無しさん
ホストなると同時にそん時におった女と別れた。むっちゃ泣かれたし、なかなか別れれへんかったけどそんなに気に止めなかった。
やけど段々傷つけた罪悪感みたいなんに襲われた。2008-04-10 01:38:00 -
5:
名無しさん
自分勝手な理由で俺に愛情を注いでくれてた女に別れを告げた。その事実がなんか苦しかった。
やけど若かったせいもあったんかそこまで自分を追い詰めもせんかった。2008-04-10 01:45:00 -
6:
名無しさん
ホストしだして数週間、毎日友也とキャッチ行ってヘルプ付いてシャンパン飲んで寝ての繰り返しであっちゅーまに過ぎてってた。
その中で代表や先輩にホストの色んな事を教わった。2008-04-10 01:57:00 -
7:
名無しさん
だんだんと俺にもお客さんが出来てきた。先輩達みたいに色カノを作ろうと思ったけどやっぱり素人で色を掛けるんがなかなか上手いように出来ひんかった。
先輩にアドバイスもらってはそれを試したりした。2008-04-10 15:54:00 -
8:
名無しさん
「勇樹お前本間色なんかやめとけよー。笑」色なくてもホストはやってける!と言う友也に言われた。
「色掛けた方が金使ってくれるやん!」そんなん言ってた俺はなんも考えてなかった。ただ金が欲しくなっとった!2008-04-10 16:00:00 -
9:
名無しさん
気付けば色カノも三人ぐらい増えてた。
「勇くぅん、今から行くねぇ。」甘い声やけど酒焼けしてるこのアイリもその一人やった。初回で俺の事指名してくれた。それから結構なペースで来てくれてた。2008-04-10 16:10:00 -
10:
名無しさん
もちろん色も掛けてた。アイリも最初から求めてきてた。
俺は彼女もおらんかったし、色カノとかちょうど良かった。自分が寂しいと思ったらラブホ行けた訳やし…。2008-04-10 18:32:00 -
11:
名無しさん
そのお陰で売り上げもまぁまぁあった。俺とはやり方逆な友也も友営でも売り上げを伸ばしてた。
実際友也とは二個一のお客さんが結構いて同じ席になる事が多くて、友也が話が上手いのも感じてた。やからお客さんも付いてくるんやなって。2008-04-10 18:36:00 -
12:
名無しさん
ある日いつも通りアイリが来てシャンパン飲んで酔っ払って来た頃
「勇君、アイリの事世界で1番愛してる?」耳元で聞かれた。俺はそこで愛してるって言えば良かったんやけどなんか言えんかった。2008-04-10 18:42:00 -
13:
名無しさん
「当たり前やん!笑」
「じゃぁ愛してるって言ってやー。」
「今はその言葉言われへんなぁー。ホストやってる男に言われたってただ嘘臭いだけやろ?やから今は言わん!」
なんとかして俺はアイリを丸め込んだ。2008-04-10 18:48:00 -
14:
名無しさん
その日の営業終了後に先輩らと飯食いに行って家に帰った。酒のせいでむっちゃしんどくて今までじゃ有り得んけどお客さんの連絡全部無視して寝た。
夢ん中で俺と年変わらんぐらいの女が泣いてた。俺には背中しか見えへんくて誰かわからんかったけど、心配になって肩叩いたけどそこで目が覚めた。2008-04-10 18:58:00 -
15:
名無しさん
起きてとりあえず携帯を見たら着信やらメールやらチェックしてお客さんには営業ついでに連絡を折り返した。心配してくれたり怒ってる人もいた。
変な夢見たせいなんかしらんけど今日は客予定がなかった。2008-04-10 19:02:00 -
16:
名無しさん
いつも通り出勤して友也とキャッチに出る。本間にいつも通りやった。
2008-04-10 19:03:00 -
17:
名無しさん
キャッチに出ながらもお客さんに連絡しまくった。坊主はどーしても嫌やった。俺も一応負けず嫌いな性格やから。笑
そしたら友也が二人のお姉ギャル女に話し掛けてた。女も立ち止まってた。
正直俺ギャルみたいなん好きじゃないから一瞬行くか迷った。笑2008-04-10 19:09:00 -
18:
名無しさん
やけど坊主になるから行ってみた。
友也とギャル一人はいい感じに喋ってたけどもう一人のお姉ギャルはあんまり喋ってなかった。
「こんばんわ!」俺がそん中に入るとお姉ギャルはビク!ってなってこっちを見た。笑2008-04-10 19:15:00 -
19:
名無しさん
なんかじーっと見てもーてん。目が綺麗やけど寂しそうなって。
「…びっくりしたぁ。」そう言うとすぐ俺から目を反らした。2008-04-10 19:22:00 -
20:
名無しさん
素直にもっとこの女の目が見たいと思った。やけどいつもみたいに言葉が出てこやんかった。
「名前なんて言うん?」
「私はあやで友達はかなやで!」あやは特別可愛い訳じゃない。やけどずっと話してたい、そんな気にさせられた。2008-04-10 19:36:00 -
21:
名無しさん
しばらく四人で喋ってた。なぜかあやを店には連れて行きたくなかった。
友也にそれを話すと却下された。お前の方がホストですがな!笑
先に友也とかなに店に行ってもらい、俺とあやはたばこを買いに行った。2008-04-10 20:46:00 -
22:
名無しさん
「なんでホスト行こうと思ったん?」普通に疑問を投げ掛けた。
「別に。なんで?」なんでってなんでやねん…
「いやー聞いただけ…」
てかかなり調子狂うんやけど…。2008-04-10 20:54:00 -
23:
名無しさん
どーする俺!?とか考えてる間に店に行く事になってもた。
かなと離れてからあやは少し挙動不振やった。なかなか目も合わせてくれへんかった。ちょっとこの子な奴やけど…。2008-04-10 21:00:00 -
24:
名無しさん
店に着いて席を案内してかなと再会したあやはものごっつい笑顔やった。
さっきとはまじで大違い。俺嫌われてんかなぁー。なんかむかつく。
そんなん思ってたけど喋っていくとそうなる理由がわかった。2008-04-10 21:04:00 -
25:
名無しさん
「私実はあんまり男の人と話されへんねん。何喋ったらいいかわからんくてなぁ…けど勇樹はまだ喋れた!さすがホストやんなぁ!」酔ってるあやは俺にそう打ち明けた。
全然そんなんに見えへんかったからびっくりした。2008-04-10 21:09:00 -
26:
名無しさん
その日はラストまであや達はいた。アイリや他のお客さんの連絡なんか全く手付かずであやと喋った。
最後は目を合わせてくれるようになった。単純に嬉しかった。2008-04-10 22:32:00 -
27:
名無しさん
送り出しして友也と店に戻ろうとしたら
「お前あやちゃん気に入ってるん見ててバレバレやわ!笑」「まじで?笑 そんな態度出てた?」 「おぅ!けど趣味にすんなよ!」 「はぁ!?俺そこまで悪くないぞ!笑」俺そんなにべったりやったんか?2008-04-10 22:40:00 -
28:
名無しさん
営業後のミーティング受けててもどーしてもあやが頭から離れへんかった。
家に帰ってもあやの事。ひたすらあやの事考えて今思えばきもい。笑2008-04-10 23:30:00 -
29:
名無しさん
それからあやとは毎日連絡取ってた。けど何よりも早く顔が見たかった。
けど店には呼びたくなかったから今度の休み誘うつもりでいた。2008-04-10 23:33:00 -
30:
名無しさん
けど俺も何かと忙しくて当日に誘いのメールを送ったけどなかなか返ってこんかった。
家でぼーっとテレビ見てたらあやから珍しく電話が掛かってきた。
テンションばり上がりまくって電話に出た!2008-04-10 23:40:00 -
31:
名無しさん
「もしもし?今日店行くわぁ…。」明らかにあやはテンションが低かった。もしかして勘違いされてる?
「えっ今日休みやってメールしたやん!笑」 俺は明るく振る舞った。
「ズッ…あっそーやったなぁ。」
もしかして泣いてる?そう思った時にはもう俺はあやを迎えに行く行動してた。2008-04-10 23:45:00 -
32:
名無しさん
あやは頑なに断って来たけど俺は駆け付けたかった。
タクシーに乗ってあやの居場所まで行った。幸い梅田やった。
あやを見つけると携帯持って下向いてしゃがんでた。2008-04-10 23:48:00 -
33:
名無しさん
ふとなんでかしらんけど夢の事を思い出した。
「おっちゃんここで停めて!」タクシーのおっちゃんに言うて車から降りてあやのとこまで行った。
俺に気付いたあやは顔を上げた。
前より悲しそうな目をして俺を見た。2008-04-10 23:52:00 -
34:
名無しさん
胸が苦しくなった。
俺はあやの手を握ってまたタクシーに乗った。とりあえず自分の家に向かった。
ちゃんとあやには変な事はせーへんって言ったで?軽いとか思われたなかったし。2008-04-10 23:59:00 -
35:
名無しさん
家に着いてとりあえず話を聞いてびっくりした。
あやは風俗で働いてた。そこで危ない事があったらしくて泣いてたみたいやった。
別に俺は偏見とかなかったけど純粋に辞めて欲しいと思った。2008-04-11 23:20:00 -
36:
名無しさん
危ない目にもあってる。体も壊す気もした。
「もうやめたら?」
「あたしに何が残るん?」
「えっ…俺おるやん!」まさかそんな質問されると思わんかったから一瞬言葉に詰まった。2008-04-11 23:24:00 -
37:
名無しさん
やけど俺は俺がおるって事を直球で伝えた。
「どんなんやねん!」あやは普通に突っ込んだ。てか俺否定された。
俺じゃあかんのかな?2008-04-11 23:28:00 -
38:
名無しさん
きもい
2008-04-11 23:40:00 -
39:
名無しさん
40さん、すいません!
2008-04-12 00:04:00 -
40:
名無しさん
やけど俺はあやと付き合うって確信しとった。どっからそんな自信あったんかはしらんけど。
2008-04-12 00:07:00 -
41:
名無しさん
そっから飯食いに行ってあやは家に泊まってもらった。
色んな話をした。家族の事、あやは父親がおらんかった。やからあんまり男と喋られへんみたいやった。俺は本間普通の家庭で親父もおったし想像がつかんかった。2008-04-12 00:15:00 -
43:
名無しさん
書いてんの女やろ?
2008-04-12 10:58:00 -
44:
名無しさん
45さん、俺はどっからどう見ても男ですよ!
2008-04-12 21:02:00 -
45:
名無しさん
「勇樹って彼女は?」
「おったけどホストする時に別れた!めっちゃ傷付けてもーたけどなぁ。」俺は嘘は言わんかった。
あやに全部話した。
「うーん、そっかぁ…じゃぁ頑張ってナンバーワンならなあかんな!」
あやはニコっと笑って俺に言った。2008-04-12 21:14:00 -
46:
名無しさん
「私応援するから!」
「ありがとう!頑張るわ!」そんな会話をして眠りについた。
次の日起きるとあやはもう起きてた。2008-04-12 21:18:00 -
47:
名無しさん
「おはよう!あんな私やっぱり仕事辞めずに今はちょっと休暇取る事にした。心配してくれて本間にありがとう。」
「そっかぁ。」彼氏でもないし、養おうとも思ったけど俺はホストやし、まだ出会ったばっかで信用もないってわかっとった。やから何も言えんかった。2008-04-12 21:25:00 -
48:
名無しさん
頑張って?
2008-04-13 00:32:00 -
49:
名無しさん
50さん、ありがとうございます!
2008-04-15 21:53:00 -
50:
名無しさん
「勇樹今日本間にありがとう。助かったし、今度店でお返しするなぁ!」
「いいって!俺そんなんでしたんちゃうし!」
「ホストのくせして何言ってるん!笑 笑かさんといてや!笑」
俺はあやに一人の男の前にホストとして見られてたみたいやった。普通にショックやった。2008-04-15 22:00:00 -
51:
名無しさん
その日店にアイリが来た。アイリはいつも通りに俺に甘えてくる。
アイリとあやの違いってなんやろ?なんでアイリはホストの俺に好きやら言ってくるんやろ?2008-04-16 22:06:00 -
52:
名無しさん
「ゆう君今日冷たい。」突然アイリが俺にそう言ってきた。その日店に来てたのはアイリだけじゃなかったし、ただ拗ねてると思ってた。
「しゃーないやん、今被ってるから許して?ごめんやで。」
「違う態度やし!アイリなんかした?」
「いやいやいや!普通やん!」俺はそう言いながらも焦った。2008-04-16 23:14:00