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−蛍の灯り−

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  • 1:

    ☆鯨☆

    私はなんのために産まれてきたのだろう。こんなに苦しい思いをするのであれば産まれてきたくなかった。             弱い自分を隠すのに必死でたった一言の「助けて」をなんど心の中で叫んできたんだろう。               貴方は私の全てで私の生きていた証でした。

    今なら胸をはって言えるよ。

    【私は貴方を愛しています】

    2008-04-20 09:48:00
  • 2:

    ☆鯨☆

    暗いくらいトンネルのなか貴方の灯りで目覚めた私、貴方の灯り絶やさぬようにこの胸に深く刻んで貴方と共に生きていきます。

    7月7日

    織り姫と彦星が運命の再会をするこの日に一人の女の子の物語りが始まった。

    2008-04-20 09:54:00
  • 3:

    ☆鯨☆

    百合岡幸恵(さちえ)ごくごく普通の主婦だがおもに嫁ぎ先の農家の仕事をしている。

    本当は昨日、産まれてくるはずだったお腹の子はまだ母の中で眠り続けている。

    幸恵はまだ産まれてこないだろうと朝からあわただしく掃除機をかけまわしていた。

    2008-04-20 10:01:00
  • 4:

    ☆鯨☆

    「まったく予定日すぎていつ産まれるか分からないのに何で私が・・・」

    と愚痴をこぼしつつ黙々と掃除をしていた。掃除をおえ掃除機を直している時だった。何か変だ。すぐに夫の百合岡弘武(ひろむ)を呼んだ。

    陣痛が始まったのである。すぐに車を出し病院へと急いだ。

    2008-04-20 10:11:00
  • 5:

    ☆鯨☆

    車の中

    「そいつは今度こそ絶対に男の子だ!」と嬉しそうに話す弘武は野球が大好きで子供とキャッチボールをするのが夢である。まぁどこにでもある父親の夢だか弘武が「今度こそ!」と言い張るわけは

    「別に女の子でもいいじゃない三姉妹っていうのも可愛いわよ」とさすがに三人目になると慣れてくるのか幸恵が苦しながらもそう答えた。

    2008-04-20 10:23:00
  • 6:

    ☆鯨☆

    そう今度、産まれてくる子供は三人目。

    一人目は5歳になる長女、百合岡帆奈美(ほなみ)おっとりしていて「可愛いらしい」と言う言葉がピッタリなお父さん似の女の子。

    二人目は4歳の次女、百合咲月(さつき)姉の帆奈美とはまったくと言っていいほど全然、似てなくしっかりしているお母さん似の女の子。                今、向かっている病院は帆奈美と咲月も産まれた病院だ。

    2008-04-20 10:35:00
  • 7:

    ☆鯨☆

    7月7日 午後8時10分  2800グラムの元気な女の子が産まれた。

    七夕の日はなななか晴れないと聞くがこの日は何年ぶりだろうか綺麗なそれは見事な星で作られた川の橋、天の川が夜空一面に姿を現した。

    2008-04-21 17:46:00
  • 8:

    ☆鯨☆

    無事に出産を終え病室でくつろいでいる時。病室の窓側にいた帆奈美が空を見ながら父、弘武に話しかけた。

    帆奈美:「織り姫と彦星は会えたかなぁ?」  目をキラキラさせて話しかけてきた娘に

    父:「会えたに決まってるさ」   と子供のような笑顔で答え、帆奈美を自分の膝の上に乗せた。

    2008-04-21 18:08:00
  • 9:

    名無しさん

    あげ

    2008-04-30 09:55:00
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