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シングルベッド

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  • 1:

    ちこ

    「すきか?」
    「うん。すきやで」
    「どれぐらい?」
    「う〜ん…いっぱいすき」

    2008-04-26 03:58:00
  • 2:

    ちこ

    ぎゅーっ!!
    晃が私のお腹をつまむ
    ぎゅーっ!!
    次は内股
    「恵起きやー本間優しい体してるなぁ…!かわいい〜」
    寝ぼけ眼で感じる痛みが心地良く感じる
    晃の体温で目覚める朝。

    晃の腕の中が心地よくてわざと寝ぼけたふりをして顔を埋める。
    一番大好きだった瞬間。

    2008-04-26 04:11:00
  • 3:

    ちこ

    晃知ってた?
    たったそれだけの事がすごく幸せやったこと。
    「起きた瞬間からふてこい顔して!」
    そうやってよくぼやいてた晃には到底理解できひんと思うけど。
    すごい幸せ感じててん

    2008-04-26 04:17:00
  • 4:

    ちこ

    当たり前やった毎日

    二人で築き上げてきた居場所

    幸せな時間…

    2008-04-26 04:23:00
  • 5:

    ちこ

    いつから見失い始めたんかな…?

    晃ってゆう存在を。

    2008-04-26 04:24:00
  • 6:

    ちこ

    「今日からここが俺らの家やねんなぁー」
    「うん。なんか思ったより広いしいいかんじやな♪」

    「やっぱカーテンを一番先に買うべきやな!夜はいいけど昼間暑いし」ベランダから差し込む光を眩しそうに見ながら言ってた事、晃は覚えてる?

    2008-04-26 04:31:00
  • 7:

    ちこ

    ガランとした何もないワンルームの部屋でこれから二人で過ごす夢をいっぱい抱きかかえてワクワクしてた。
    あの時不安なんかひとつもなかってんで

    ただ晃と過ごせる毎日を想像して嬉しくて仕方なかった。

    晃はあの時どんな気持ちやった?

    2008-04-26 04:36:00
  • 8:

    ちこ

    百均で揃えてきた小物をまだ何もない部屋に散らばす
    「めっちゃ買ってんなぁ。しかも風呂場のもんばっかり!これとか要るん?!」
    百均で7千円も使った私に呆れた様にだけどどこか楽しそうに晃が言った。
    「いんのー!!」私は張り切ってる自分が恥ずかしくて拗ねながら答える。

    2008-04-26 04:44:00
  • 9:

    ちこ

    買ってきたものを置いた浴室はピンク一色になった。

    「めっちゃ女っぽくなったなぁ」
    晃はそう言って笑ってた。

    部屋を借りた1日目―。

    まだなんにもなくて晃の実家に泊まらせてもらうことにした。

    2008-04-28 01:39:00
  • 10:

    ちこ

    買ってきたものを置いた浴室はピンク一色になった。

    「めっちゃ女っぽくなったなぁ」
    晃はそう言って笑ってた。

    部屋を借りた1日目―。

    まだなんにもなくて晃の実家に泊まらせてもらうことにした。

    2008-04-28 01:42:00
  • 11:

    ちこ

    二日目。
    私の実家にテレビとベッドを取りに行った。
    私の使ってたまだ新しいシングルベッドを二人で運んだ。

    テレビは簡単に運ぶことが出来たけどベッドは結構大変やったよな。

    エレベーターに乗るときと家の中に入れる時が特に。

    2008-04-28 01:50:00
  • 12:

    ちこ

    テレビが見事小窓の枠に綺麗にはまった。「ここに合わせて買ったみたいやなぁ♪」
    二人で何度もそう言っては綺麗にはまったテレビを見て嬉しくなった。
    32インチの液晶テレビ。
    使い道がなくてほったらかしにしていたからこの日がくる時の為に二人で住む家のために置いてあったんかも知れんって思った。
    そうやって考えたら運命やったんかもって

    2008-04-28 02:03:00
  • 13:

    ちこ

    たかがテレビで運命語るのもどうかと思うけどそれぐらいピッタリはまっててん。

    2008-04-28 02:06:00
  • 14:

    ちこ

    それからリサイクルショップで結構最近の綺麗なのを見付けて洗濯機も買った。
    それをまた家に運んでベランダに置く。
    「今日どうする?実家で寝る?家で寝る?」
    そう訪ねる晃に「なんでなん?もう家で寝れるやん」って答えた。
    「実家で寝た方が楽やし毛布とかもないからまだちょっと家で寝るんは寒いかなぁって思ってんけど…まぁいいや!家で寝よか。」そう自分でも納得させるように言ってた。

    2008-04-28 02:19:00
  • 15:

    ちこ

    私は寒くても暑くてもいいから早くこの家で寝てみたくて仕方なかった。
    早く二人の家借りたんやぁっ…って実感したかったから

    2008-04-28 02:22:00
  • 16:

    ちこ

    私は晃のアナルを手コキしながら舐め上げました。「ああ…ちこ。玉も玉も!」

    2008-04-28 04:25:00
  • 17:

    名無しさん

    おっ!新展開か!

    2008-04-28 10:49:00
  • 18:

    ちこ

    16は私じゃないです?

    2008-04-30 03:18:00
  • 19:

    ちこ

    初めてあの家で寝た夜-。
    あの日話したこと覚えてる?

    あの時言った言葉に嘘なんかひとつもなかってんで。
    だけどやっぱり結局傷付けた

    晃ごめんな?

    2008-04-30 03:22:00
  • 20:

    名無しさん

    あげ

    2008-04-30 19:33:00
  • 21:

    ちこ

    21も私じゃないです

    2008-05-07 15:33:00
  • 22:

    ちこ

    まだ何も揃っていない部屋にテレビとシングルベッドだけが置かれてた。
    「なんかドキドキするなぁ」晃が言う-。
    聞き覚えのある言葉-。
    記憶を辿るとすぐに蘇った。

    2008-05-07 15:36:00
  • 23:

    ちこ

    今よりもずっと狭い部屋で初めて寝た日の夜。
    「なんか初めて自分の部屋持った時みたいやな」
    「うん。ドキドキする」
    そんなことを話してた。
    狭い狭い部屋で-。

    2008-05-08 11:59:00
  • 24:

    ちこ

    今は二度目の晃と二人の家-。
    部屋の広さはあの時の倍になって気持ちもあの時よりずっと確かなものになってた。
    もう離れたくない-。

    2008-05-08 12:02:00
  • 25:

    ちこ

    だけど人はどうして同じ過ちを繰り返してしまうのだろう…

    なぁ晃?

    なんで時が経てば経つほど過ちを忘れてしまうんかな…?

    2008-05-08 12:07:00
  • 26:

    ちこ

    「あんな俺自分がどうしたらいいかわからんねん。」
    「うん…。どうしたらいいかわからんって?」
    私はその言葉だけで晃の心境が読み取れて普段よりずっと優しく問いかけた。

    2008-05-08 12:11:00
  • 27:

    ちこ

    「う〜ん…なんて言ったらいいんやろ…恵の事めっちゃ好きやしずっと言ってるようにお前と出会って俺本間に人生観変わってんやん。それぐらい俺に取ってお前との出会いは運命やって思うしこれからもずっとこの気持ちは変わることないねん。だけど俺どうしたらいいか今本間にわからんねん。お前に対して不義理するとか絶対ないねんけど…」
    私は「うん…うん…」と相槌を入れて聞き入っていた。

    2008-05-08 12:20:00
  • 28:

    ちこ

    「正月お前と別れてた3日間ぐらいの間俺気持ち入れ替える為に自分のテンション上げようと思って家の家具買い替えてんやん。あいつの親に頼んで… お前とまさかまたより戻すなんか思ってもなかったし。
    お前も知ってるか知らんかはわからんけど俺あいつと結婚の話しも出てて式場とかも見に行っててんやん…。だから今本間はあいつと向き合わなあかんのにお前との時間の方大事にしてまうねん。もう一夫多妻制になったらいいのにって本気で思うわ!!
    どっちかなんか選ばれへん…。好きな気持ちはあいつより恵の方がだんとつ強いねんで。もういっそ両方と別れてもうたろかな…!!」

    2008-05-08 12:42:00
  • 29:

    つんく♂

    流行りの歌も歌えなくてダサいはずのこの俺〜
    1年がすぎ車替えてもけっけょく変化もないまま
    早く忘れるはずの〜
    ありふれた別れを
    あの時のメロディーが思い出させるー♪♪♪♪♪♪
    シングルベッドで二人〜
    涙拭いてた頃ー
    くだらない事だって二人で笑えたね〜
    今夜の風の香りは〜
    あの頃と同じで〜次の恋でもしてりゃ
    あぁ 辛くないのに〜

    2008-05-08 13:56:00
  • 30:

    ちこ

    「あーちこ!ちこ!アナルアナル!玉も吸い上げてくれっ!あー乳首もなめてや。」

    2008-05-09 13:00:00
  • 31:

    名無しさん

    書いて

    2008-05-12 21:38:00
  • 32:

    ちこ

    「それは無理やな(笑)けどな晃...晃の好きなようにしたらいいねんで??自分が幸せやって本間に心から思える道に進んだらいいやん。ただな一緒に住んでる間は恵だけをちゃんと見てな。
    まだまだ伝えきれてない想いもいっぱいあるしそうゆう覚悟決めて一緒に住むこと決断したから中途半端にされたら困るねん。だからそれだけは理解しといて?最終的な決断は晃が決めたらいいしどんな結果が出たとしても受けとめる覚悟は出来てるから。」

    2008-07-06 04:05:00
  • 33:

    名無しさん

    トリップつけなー

    2008-07-06 11:09:00
  • 34:

    ちこ

    あの日言った言葉に嘘なんか一つもなかった。
    あの時はただ素直にそう思えた。
    あんな風に思えたんも言えたのもどっかで晃は自分を選んでくれるって考えてたからで少しの余裕があったから。
    ただ心の中は期待と不安の狭間で揺れてた。

    2008-07-09 23:28:00
  • 35:

    ちこ

    私は聞きたくなかった。
    彼女とのこと。
    結婚前提なんも知ってたし二人の間には入ることができひん歴史があるのも分かってた。
    だけど本人から直接聞かされるのが恐かった。
    だからあの時も自分の気持ちを言うのに精一杯で、どんな言葉が返ってくるのか恐くて仕方なかった。

    2008-07-09 23:36:00
  • 36:

    ちこ

    やっぱり耳の痛い言葉が一言二言返ってきた。
    「期待はしやんといてな」「あいつのことは裏切られへんねん」
    だけど最後には「とりあえず明日半年くらい離れて暮らせるよう向こうの親も入れて話し合いしてくるわ」と言った。

    2008-07-09 23:43:00
  • 37:

    ちこ

    次の日の夜晃は早速彼女の元へ話し合いをしに言った。
    合間に電話が何度か掛かってきて「あともうちょっとで終わるから」と心配させないように気遣ってくれてるのが伝わった。
    二時間ほどで晃は帰ってきた。

    2008-07-09 23:47:00
  • 38:

    ちこ

    帰ってきたもののやっぱり聞きたくなかった。
    聞くのが恐かった。
    気になるけど聞けない。
    私は晃から話を切り出すまで何も聞こうとしなかった。

    2008-07-09 23:51:00
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