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幽霊?恋物語
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1:
?
幽霊が視えるよぅになったのは、いつからだったんだろう。
思い出せない。
気が付けば、視えていたんだ。2008-05-10 17:32:00 -
2:
?
【好きです!】
目の前には、可愛い顔の女の子。
普通の人より、多少は色白だけど。
ただ問題なのは、その子には足がない。
正確に言えば、膝から下が消えている。2008-05-10 17:37:00 -
3:
?
【あ、いきなりごめんなさい!お前誰だよって感じですよね?あたし 石垣 ゆなって言います!ずっと見てました!】
俺が呆然としてると彼女は慌てて自己紹介しだした。
【あのぅ………】
俺は我にかえり、当たりを見渡した。2008-05-10 17:42:00 -
4:
?
どぅやら誰も彼女の姿が視えていないみたいだ。
「……俺に言ってる?」
恐る恐る彼女に聞いてみた。
すると彼女は笑顔で頷いた。
一瞬、彼女の笑った顔にドキっとしたのは秘密だ。2008-05-10 17:46:00 -
5:
?
「えっと……え?俺?」
【はい!】
彼女が元気よく返事をする。
俺は一度まばたきをして、もぅ一回彼女の足を…………………やっぱりない……。2008-05-10 17:53:00 -
6:
?
「あらあんた。何連れて来てんの?」
家に帰るなり、頭にカーラーをつけたままの姉貴が、煎餅片手に俺を見て言った。
「いや、あの…」
【初めまして!あの、あたし石垣 ゆなって言います!】
俺が喋ろうとすると幽霊…ゆなが口を開く。2008-05-10 17:57:00 -
7:
?
「もー、祓ってから家ン中入りなさいよ。」
姉貴はゆなの話しも聞かず立ち上がると、台所に消えていった。
そして戻ってくると、姉貴の手には塩。
「ちょ!姉貴待って!」
俺は慌てて姉貴の手から塩を奪った。2008-05-10 18:00:00 -
8:
?
「何よ?霊でしょソレ?」
と、ゆなを指差す姉貴。
「そぅだけど、悪い子じゃないんだよっ!」
「はぁ?あんた馬鹿?霊に悪いも良いもないでしょ。」
「そぅだけど;;話ぐらい聞いてやってよ!」2008-05-10 18:04:00 -
9:
?
俺の後ろで、祓われると怯えているゆなを庇うよぅに俺は言った。
「…何よ?言ってみなさいよ」とりあえず俺達は座る事にした。
ソファに座るなり、姉貴はタバコに火をつける。
ゆなはタバコの火をみて更に怯えている。2008-05-10 18:08:00 -
10:
?
ふーっとタバコの煙をはき、姉貴が口を開いた。
「で、あんた。この馬鹿にとり憑いてどぅしようっての?」
【とり憑くなんて!そぅじゃないんです!ただあたし、えっと……】
ゆなが俺の方を見る。
「あ、律。俺、律っての。」2008-05-10 18:11:00 -
11:
?
【ただ律さんを好きなだけなんです!】
あ、やっぱり……。
こんなに可愛い子に告白されて嬉しくない訳がないけど………彼女は幽霊………。
彼女の告白を聞いて、さっきまで黙っていた姉貴がふいた。
「ぷっ…はははは!律に惚れたのあんた!?」2008-05-10 18:14:00 -
12:
?
ひとしきり笑うと、姉貴は俺の方を見て言った。
「良かったじゃん、律。こんな可愛い彼女が出来て。」
姉貴め…、完全に楽しんでやがる。2008-05-10 18:18:00 -
13:
?
ちょっと休憩?
2008-05-10 18:20:00 -
14:
名無しさん
たのしみ?
2008-05-10 19:42:00 -
15:
?
休憩しすぎた??
ちょっと更新します??
14さん?ありがとう?2008-05-11 04:50:00 -
16:
?
>>12から?
姉貴を軽く睨むと、姉貴はしまったといった顔をして近くにあった新聞を読み出した。
だけど、新聞から見えている姉貴の肩が小刻みに震えている。姉貴の野郎……笑うのを我慢してやがるっ。2008-05-11 04:55:00 -
17:
?
「とりあえず、ここじゃなんだから俺の部屋行こうか?」
俺は立ち上がり、横で座………浮いているゆなに言った。
「お茶ぐらい入れたげなさいよ?」
新聞を見るふりをしている姉貴が口を開く。2008-05-11 04:58:00 -
18:
?
姉貴の言葉を無視して、俺たちは二階にあがった。
二階の一番奥の部屋。
そこが俺の部屋。
「適当に座ってて。」
座っててってなんかおかしくないか?なんて思ったけど、まぁいぃか。2008-05-11 05:02:00 -
19:
?
ゆなは俺の部屋に入るなり、キョロキョロと部屋中を見ている。
「そんな見たって面白いもんなんかないよ?」
俺がそぅ言うとゆなは顔を真っ赤にした。
【…す、すみません。】
「いや、別に謝らなくても。」2008-05-11 05:07:00 -
20:
?
限界?
起きたらまた来ます?2008-05-11 05:09:00 -
21:
名無しさん
幽霊と同じ名前笑
期待あげ2008-05-11 17:55:00 -
22:
名無しさん
こんな設定初めてやね?頑張ってね?
2008-05-11 19:25:00 -
23:
?
21さん?22さん?
ありがとう?頑張ります?2008-05-12 12:13:00 -
24:
?
「とりあえず俺、服着替えてくるわ。」
服を持って部屋を出ようとするとゆなが言った。
「あ、ここで着替えても大丈夫ですよ?」
「…いや、えっと一応、女の子の前だし。」
俺がそぅ言うとゆなの顔がまた真っ赤に染まる。2008-05-12 12:16:00 -
25:
?
「すぐ戻るから。」
俺は一階に行き、リビングに入ると姉貴が化粧をしていた。
俺に気付き、姉貴が話す。
「あんた、あの子どぅするの?」
俺は制服を脱ぎながら姉貴に言った。2008-05-12 20:35:00 -
26:
?
「どぅするも何も、どぅしよう?」
俺の言葉に姉貴がチッと舌打ちをする。
「あの子死んでまだそんなに経ってないでしょ?死者がこの世にいていぃ期間は49日って決まってんのよ。それまでにどぅにかしなさいよ。」
「49日過ぎたらどぅなんの?」「さぁ。下手したら悪霊になって除霊して終わりじゃない。」そぅ言った姉貴の声は冷たかった。2008-05-12 20:41:00 -
27:
?
部屋に戻ると、ゆなは壁に飾ってある写真を見ていた。
そして俺に気付くと、ゆなが言った
「この写真の律さん若いですね。って、あ!今も若いですよ!だからえっと!」
「ははっ。それ中学ン時。」
ゆなは視線を俺から写真に戻す。2008-05-12 20:51:00 -
28:
?
「この…横にいる女の子は?」ゆなが写真を指差しながら聞いてきた。
「どれ?」
「この明るい髪の人です。」
「あぁ、元彼女。って剥がすの忘れてた。」
俺は誰に言うでもなくそぅ言って写真を外した。2008-05-12 20:57:00 -
29:
?
「それよりさ、ゆな…さんだっけ?」
写真をゴミ箱に捨て、俺はゆなに話しかけた。
「何でしょう?」
「あの、さ…ゆなさんは自分が…その、死んだって事には…」俺の言いたい事が分かったのか、ゆなが口を開く。
「分かっていますよ。自分が死んだって事。」2008-05-13 17:32:00 -
30:
?
しおり
2008-05-28 09:27:00 -
31:
名無しさん
あげ
2008-05-29 09:47:00 -
32:
名無しさん
期待アゲ
2008-07-22 12:25:00 -
33:
?
そぅ言ったゆなの顔は、どこか悲しそうで……俺は何も言えなくなった。
自分が死んだって事を分かって嬉しい奴なんかいないよな。
「律…さん?」
ゆなの声で我に返った俺は、曖昧な笑顔をゆな向けた。2008-08-02 01:47:00 -
34:
?
「ゆなさんは…どーして俺なんかの事を?」
沈黙に耐えれなくなった俺が口を開く。
「…こんな事を言ったら、気持ち悪いかもしれませんけど…よく律さんを見てたんです。あ!あの、変な意味ではなくて…律さんの登校途中にあたしの家がありまして!」
慌てながら顔を真っ赤にするゆなが俺は可愛いと思った。2008-08-02 02:19:00 -
35:
?
「それでよく、律さんの姿が見えて…なんとなく気になり出したんです……。」
ゆなは話せば話す程、顔を茹でたこみたいに顔を真っ赤にしていく。
「一度だけ、律さんが何かに向かって話しかけてて、その時に見せた笑顔がなんだかとても優しそうで……それ以来、その好きだなって、思ったんです…。でも、気持ちを伝えたい!って思った時には、自分は死んだ後だったんですけどね。」
言い終わるとゆなは、とても恥ずかしかったのか両手で顔を隠してしまった。2008-08-02 03:37:00 -
36:
?
「…そっか。」
俺は死んだ後でさえ、俺に気持ちを伝えてくれたゆなが、愛しく思った半分嬉しかった。
だって、好きだと言われて嬉しくない訳がない。
例えばそれが、生きた人間だろうが死んだ人間だろうが。2008-08-02 03:43:00 -
37:
?
ゆなの気持ちに、応えてあげれるかどぅかは分からないけど、俺に出来る事があればやってあげたい。
恥ずかしがるゆなを見ながら、そんな事を思った。
「あれ、でも待って。なんで俺がゆなさんを視えるって分かったの?」
俺は疑問をゆなにぶつけた。
するとゆなは、当たり前かのよぅに答えた。2008-08-02 03:47:00 -
38:
?
「律さんは死者が視えてたから、それならあたしも視えるんじゃないかなって思ったんです。」
なるほど…。
死者同士、視えるって訳か。
「ゆなさんも元から視える方だったの?」
「いえ、死んでから視えるようになりました。」2008-08-02 03:51:00 -
39:
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「でも死者の世界って悲しいですね。」
と、ゆなはどこか遠くを見る目で呟いた。
「自分が死んだからなのか、他の死者の気持ちが分かるんです。例えば、憎しみだったり、苦しみだったり…悲しみだとかそういうのが、自分に流れ込んでくるんです。」
俺はゆなの話を黙って聞いていた。
気付いた頃には、俺には霊が視えていてゆなの言った事みたいに、死者の気持ちが自分の中に際限なく流れ込んできていた。2008-08-02 04:14:00 -
40:
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二人の間に、しんみりとした空気が流れて、少し気まずくなった俺はゆなに声をかけた。
「ゆなさん、少しだけ外行かない?」
俺の言葉にさっきまで、切ないよぅななんて言ったらいぃのか分からない顔をしていたゆなに笑顔が戻る。
そのゆなの笑顔を見て、彼女には笑顔の方が似合うなと思った。2008-08-02 05:25:00 -
41:
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家から少しだけ離れた所に、小さな川があって、俺達はそこにやって来た。
「綺麗ですね。」
緩やかに流れる川に、沈みかけた太陽の光が反射してキラキラと光る水面を見ながらゆなが呟いた。
うん、確かに綺麗だ。2008-08-02 05:28:00 -
42:
?
「あたし、小さい頃から体が弱くて、ろくに外にも出た事がなかったんです。」
と、ゆなはゆっくり話始める。「だから今まで恋とかもした事がなくて、好きになったのも律さんが初めてなんです。」
俺はゆなの横顔を見ながら、ただ黙って聞いていた。
「…律さん。今日あったばかりでこんな事をお願いするのは、厚かましいと分かっているんですけど、あたしの最初で最後の夢を叶えてもらえませんか?」ゆなは真剣な顔で言った。2008-08-02 05:41:00 -
43:
?◆2Luz3cD5zY
また起きたら書きにきます。
2008-08-02 05:43:00 -
44:
名無しさん
頑張って?
2008-08-04 14:54:00