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レインコート

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  • 1:

    莉菜

    君はいつだってあたしのレインコート

    どんな時でもあたしを
    守ってくれる。そんな気がしてた。 今日もまた君に頼ってしまう 嫉妬深くて、心配性なあたしにいつも君は笑いながら微笑んでくれる。 そんな君にまた嫉妬してしまう。

    2008-05-11 09:01:00
  • 2:

    莉菜

    君はいつもそう。
    あたしが泣いてたら飛んで来てくれる。

    2008-05-12 07:33:00
  • 3:

    莉菜

    ―今から約二年半前―
    あたしは「村川 優」と言う男と出逢った。いや、出逢ってしまった。出会いはナンパ。彼は当時21歳。


    あたしにとって彼は最悪で、最低な人。

    2008-05-16 16:42:00
  • 4:

    莉菜

    ――――――――

    でも、最愛の人。

    ――――――――

    2008-05-16 16:43:00
  • 5:

    莉菜

    優。あたしはあんたの何やった?
    もうあんたに何の気持ちも無いよ。怨んでもないし憎んでもない。ただ一つ、あたしの中にあるとしたら。

    それは、孤独感。

    2008-05-16 16:52:00
  • 6:

    名無しさん

    読んでます。

    2008-05-16 21:15:00
  • 7:

    莉菜

    「お前まだわからんの?俺金いるって言ったよな?」

    彼、優はあたしに怒鳴りつけた。鋭い目、いつもの彼の面影は無くて、今 あたしの目の前に居るのはあたしの愛する人ではなくて、あたしの知らない誰か。

    そう思いたい。

    2008-05-17 04:09:00
  • 8:

    ―――――――――
    あれ"が無かったらあたし達は
    上手くいってたのかもしれない
    でもあれが無かったら優は壊れてしまう。
    ――今以上に―――" " "08/05/17 04:13

    2008-05-17 04:13:00
  • 9:

    莉菜

    「金無いちゃうやろ!無かったら作れや!」
    ゴスッッ!!!!バンッッ!!!!!!ガシャン!!!!!
    彼はあたしを殴る、そして蹴る。
    「やめてや....?お金....、作っ...てくるから!ちょっとだけ...待って!痛ッッ!お願い....。やめっ...」

    2008-05-17 04:23:00
  • 10:

    莉菜

    唇は切れ、顔はズタズタ、
    何時間殴られたのかすらわからない。
    体中アザだらけで、痛かった。

    でもこの痛みも君の痛みには勝てない。

    2008-05-17 05:55:00
  • 11:

    莉菜

    逃げる様に走った。
    溢れる涙も隠さずにひたすら走った。
    嫌いじゃない。あたしの愛する人。
    携帯が鳴り続ける。出たりしない。構わない。
    きっと君だから・・・

    2008-05-17 06:01:00
  • 12:

    莉菜

    付き合って間もない頃の記憶が
    鮮明に頭の中に映し出される。

    初めて逢った日、優は綺麗な顔立ちをしてて、あたしはあんたから目が離されへんかった。「なんやねん!照れるやん'」とか言いながらあたしの頭をポンポンって撫でてくれた...
    それからいっぱい遊んだりしたよな?二人で海にいった。バシャバシャって水のかけ合いっこしたり、夜になって足だけ浸かってたらいきなりクラゲ投げてきたり。

    2008-05-17 06:14:00
  • 13:

    莉菜


    スティッチが好きなあたしを喜ばせようとしたのかしらんけどあんたは、ユーホーキャッチャーででっかいぬいぐるみを取ってくれた。優?でもな、あれ、スティッチじゃなくてポケモンのレックウザ?ってヤツらしいで?

    でもあたしは嬉しかったよ。
    ほら又こんなに涙が溢れてくるやん

    2008-05-17 06:22:00
  • 14:

    莉菜

    泣いた。これでもかってくらいに。
    あたしは色んな事を思い出しては
    一人で泣いてた。

    「もう恋愛はしやん」何回いったっけ?その度にあんたはあたしを慰めてくれた。好きな人を追っかけて東京に行った時も何も言わずに付いてきてくれた。気がつけばあたしの目に映ってたのはあんたやった。

    2008-05-17 06:33:00
  • 15:

    莉菜

    寝相の悪いあたしに寝ぼけながらも布団を掛けてくれてた。あたしは知ってる。

    あたしが泣いてたら何も言わずに抱きしめてくれてた。服に鼻水がつこうが関係なしに「俺がおるやん。」って。救われた。

    その日に付き合ったんよね?

    2008-05-17 06:40:00
  • 16:

    ―――――――――
    あれ"さえ無ければ君はあのままだった?
    あたしはあの時、君に覚醒されていた。
    でも君は、あれ"に覚醒されていたんだね。
    ―――――――――" " "08/05/17 06:43

    2008-05-17 06:43:00
  • 17:

    莉菜

    付き合って3ヶ月位たった時、

    優は、優であり、優ではなかった。

    あたしが止めていたら、優はこんな人になっていなかったんだろうか。時々考える。それでもあの時のあたしは、優が望む事なら全て許していた。ひねくれた愛情、、

    2008-05-17 06:51:00
  • 18:

    莉菜

    ―――覚醒剤――――

    君を壊したのはあれ"ですか?
    君を変えたのもあれ"ですか?
    だったらあたしはあれを許さない。君の事も。でもあたしは君を愛してる。

    2008-05-17 10:25:00
  • 19:

    莉菜

    その時16歳だったあたし。
    ただ「好き」って言う感情だけであたしは彼に尽くした。でもそれがもう間違っていたのかもしれない。

    2008-05-17 10:34:00
  • 20:

    莉菜

    電話をかけて彼を呼びだす。


    ――いつもの場所。あたしの家の前。――
    優は直ぐに来てくれた。女に買わしたと言っていた黒のセルシオに乗って―――――「ゆう?ごめんな。こんだけしか集めれんかった...」あたしが謝りながら渡したお金。25万。あたしにとっては大金。でも優にとっては.....「しょーもな。まぁええわ!貸して。」そう言ってSevenStarsの煙草に火をつけた。

    2008-05-17 12:52:00
  • 21:

    莉菜

    車内に煙が舞う中、優は冷めきった顔で煙の輪っかを作りながらあたしに言った。


    「お前、風俗行けや?」

    2008-05-17 12:59:00
  • 22:

    莉菜





    あたしの中の何かが壊れた瞬間だった。気付いていたはず、あたしは愛されていない事。でも信じたくなかった。

    2008-05-17 16:40:00
  • 23:

    莉菜

    あたしの目からは自然と涙がこぼれ落ちた。「優?あたしら、もう終わりにしやへん?」―――――――――優は黙ってる。ちょっとはあたしの事考えてくれてるんかな。

    そう思った瞬間。

    ゴンッッッ!!!!!!

    2008-05-17 17:02:00
  • 24:

    莉菜

    「なんて?もっぺんゆってみ?なぁ?」


    優はそう言いながらあたしの髪の毛を掴み、またあの冷めた目であたしを睨みつけた。

    2008-05-17 17:25:00
  • 25:

    名無しさん

    頑張って

    2008-05-17 19:25:00
  • 26:

    莉菜

    「だから………終わ…り………。もう全部終わり!別れよ?」



    あたしなりに頑張った言葉だったから、泣いたりしなかった。本当に好きだった。でも.....

    2008-05-18 13:29:00
  • 27:

    そこに優の冷めきった目は無く、
    あの時の、
    初めて逢った、
    あの時の、
    綺麗な横顔―――――" " "08/05/19 21:55

    2008-05-19 21:55:00
  • 28:

    莉菜

    あの時の顔で優は、あたしに言った。


    「莉菜ごめんな、俺、お前の事傷付けてばっかで、ほんっまにどうしようもないけど。でもお…れ…俺かてシャブやめたいねん。だから…せめて…お前と逢う時は、何もしてない状態で来てる。俺自身中途ってわかってるで。でも……怖い…」

    2008-05-19 22:08:00
  • 29:

    莉菜

    優が話し終える前にあたしは自然と優を抱き締めてた。世間一般に、第三者から見たらあたしはただの騙されやすい女だと思う。でもあたしは優だから、騙されてもいいと思った。あの時のあたしは今よりもずっと、弱かったんだと思う。


    そして優も、、、、

    2008-05-19 22:17:00
  • 30:

    ―――――――――

    もうこれ以上、あたしの大事なモノを
    奪わないで下さい…………
    ―――――――――" " "08/05/19 22:22

    2008-05-19 22:22:00
  • 31:

    莉菜

    それから優とあたしは何となくドライブをした、着いた場所は南港。二人で他愛もない話。久しぶりにあたしは幸せだった。途中のコンビニで買った缶ビールを一本づつ持ち、「「お疲れ〜!!」」
    夜の海は本当に綺麗で、見慣れた場所だけど優とだからあたしは楽しく思えた。

    大切な時間程過ぎるのは早い。

    「そろそろ帰ろか?」そう言いながら優は歩き出した。

    2008-05-19 22:46:00
  • 32:

    莉菜





    「そろそろ帰ろか?」そう言いながら優は歩き出した。

    2008-05-19 22:48:00
  • 33:

    莉菜

    黙ってあたし達は車に乗った。

    車は走り出し、二人の間に会話は無かったけど。とても心地よかった。

    2008-05-20 08:28:00
  • 34:

    莉菜

    あたしは、覚醒剤で人格まで変わるん?今、目の前に居るこの人が?覚醒剤の為に女働かせて?

    色んな疑問で頭が混乱する。

    2008-05-20 08:48:00
  • 35:

    莉菜

    あっという間にあたしの家の前についた。「ありがとう。」そう言ってあたしは車から降りて、ドアをしめた。優はニコッと笑い[パァァァン。。]車のクラクションを鳴らし、帰っていった。車が見えなくなるまで、あたしはそこに立っていた。

    2008-05-20 09:01:00
  • 36:

    莉菜

    家に入り、自分の部屋に入ると直ぐ、あたしはコンポの電源をつける。静かに流れるJーpop。そのままあたしは眠っていた。

    2008-05-20 09:06:00
  • 37:

    名無しさん

    もうかかないの

    2008-05-24 23:10:00
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