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☆空☆
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1:
亜美◆8L/PDZ6eqg
空を見上げる度にアナタを思い出す…
私はアナタに生かされてたんだよね…2008-05-31 13:37:00 -
2:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「お姉チャンなんぼなん?」「可愛いなぁ〜ベッピンサンやん」「五万…先払いやで」「かまへんよ!こんだけベッピンサンやねんから」こんな会話を交わし今日も見ず知らずの親父とホテルに入り、体を重ねお金をもらう…
毎日とまではいかないが頻繁にしていた…援交…2008-05-31 13:43:00 -
3:
亜美◆8L/PDZ6eqg
その時、私は2つ年上の彼氏がいて、一年ぐらい付き合っていた。その日は彼氏の誕生日で夕方会う約束していたけど早く彼氏に会いたくて…早くプレゼント渡したくて…彼氏を驚かせたくて…いきなり彼氏の家に行った。今となればいきなり家に行って早くわかったからよかったのかもしれへん…
2008-06-01 02:42:00 -
6:
亜美◆8L/PDZ6eqg
彼氏にもらった合い鍵で開けようとすると鍵が開いてる…おかしいな?仕事に行ってるはずやで…玄関を開けると女物の靴。私はドキドキしながらも部屋に入ると彼氏と女が寝ていた。
私は女の顔を見て目の前が真っ暗になった。
この日まで親友だった美紀だった。
気がつくと私は髪の毛を引っ張っていた。2008-06-01 22:08:00 -
7:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「何するねん〜」美紀はまだ寝ぼけている。「それはこっちのセリフやわ、ナメたマネしやがって」「あ…亜美」美紀は言葉を失ってしまう。隣に寝ていた男も起きてきてかなり動揺。美紀も泣いて謝ってくる。「亜美…ごめんな」「亜美…許してくれ」はぁ?許すわけないやんか。私は何も言わずその場を後にした。
2008-06-01 22:14:00 -
8:
亜美◆8L/PDZ6eqg
この日から私は一番信用できた恋人と親友…二人に裏切られ一度に二人を無くした。
もうこんな思いするんはこりごりや…人間は簡単に裏切る。
ほんまこの日から私は変わってしまった。自分でもわかるくらいに。2008-06-01 22:17:00 -
9:
亜美◆8L/PDZ6eqg
私はふと我に帰った。「あかんあかん嫌な事思い出してしもたわ」私は気を紛らわせながら携帯をいつものようにいじり、出会い系サイトに投稿した。
(今ミナミやねんけど助けてください(;_;)困ってます!冷やかしなしで)
すると凄い数の返信が返ってくる。私は適当に返信をした。2008-06-01 22:23:00 -
10:
亜美◆8L/PDZ6eqg
適当に返事を返していると大概途中で返事が来なくなる。冷やかしだ…バンバンメッセージが来る中でも一つのメッセージが目に止まった。
あなただった…
(21のミナミでホストしてます(笑)お金あるで!会おうよ)怪しいなと思いつつキモイおっさんとやるなら若いのがましやと思い返信した。2008-06-02 08:05:00 -
11:
亜美◆8L/PDZ6eqg
何通かメールのやりとりをして五万で会う事になった。もちろん先払い…若いからお金あるかなぁと心配になったけどお金くれんかったら逃げればいい…今までそんなやつがいた時はそうやってきた。少し早いと思ったけど待ち合わせの場所についてホストを待った。
10分後…誰かが私の肩を叩いた。「亜美チャンやなぁ?」2008-06-02 08:13:00 -
12:
亜美◆8L/PDZ6eqg
見るからに私が待ち合わせてたホストだ。「はい…」「めっちゃ可愛いやん!あ!約束やな!はいこれ」とお金の入った封筒をくれた。「ありがとう…」「とりあえず行こうか、俺の知ってる所でもかまへん?」と言われ「はい」といい二人でホテル街にいった。
2008-06-02 08:17:00 -
13:
亜美◆8L/PDZ6eqg
ホテルに入りお風呂ためようとすると「とりあえずゆっくりしよや、こっち来て…」とソファーの方へ手招きする。私としてはこんなん初めてで戸惑いを隠せなかった。じっとホストは私の顔をみる…「何?」「可愛いなぁて思って…」「お世辞うまいなぁ」(やっぱり仕事柄口うまいな)ホテルに入り初めてまともにホストの顔見たけどかなり整った綺麗な顔してた。
2008-06-02 08:35:00 -
14:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「自分男にもてるやろ?」「男なんかいらん…そっちこそ女の子にかなりもてるんちゃうん?彼女に悪いで」「この仕事してたらなかなかやで!」私はホストの言葉ほど信用できない物はないと思っていた。しばらく話してると「俺誠ゆうねん!もちろん本名やで」と笑ってた。
私は早く終わらせて帰りたかったからストレートに「せんでええの?」と聞いてみた。2008-06-02 08:41:00 -
15:
亜美◆8L/PDZ6eqg
するとホストいや…誠の表情が急に険しくなった。「やりたいとかじゃないねん…亜美チャンなんでこんなことするん?自分の体大事にしいや」ふぅ〜ん…若いくせに説教なん?じゃあ何しにきたん?「あんたには関係ないやん」「確かに関係はないよ、今日初めて会ったばかりやし、でもこんな事したらあかんやん」
そんなん言われんでもわかってる…でも何かやらな気紛れへんやん…2008-06-02 14:14:00 -
16:
亜美◆8L/PDZ6eqg
そんな事初対面の人間に言える訳がなかった。ヘラヘラしながら適当に「お金やな!お金欲しいから」て言うと誠は「アホらしい、俺出るわ、ホテル代払っとくから」と言いホテルを出た。私はしばらくその場から動けなかった。
(男って普通やりたいもんちゃうん?変な人やな)私も帰るため携帯で時間を確認しようとカバンをあさると茶色の封筒が目についた。
(何にもしてないのにお金もらったら悪いよな…今なら近くにあのホストいてるかも…)
急いで誠を追いかけた。2008-06-03 04:46:00 -
17:
亜美◆8L/PDZ6eqg
案の定誠はもういなかった。私は急いでメールをした。(お金…どうしょう…なんもなかったのにもらえへん。)すぐに返事がきた。(あげるわ!金ほしいんやろ?)なんかバカにされてる気持ちになったから(返します。)と返信した。メールの返事はなく帰り道いつものようにオッサンが声掛けてきたけどそんな気分にはなれず家へ帰った。
2008-06-03 04:51:00 -
18:
亜美◆8L/PDZ6eqg
家へ帰って携帯を見ても着信もメールも何もなかった。(困ったな…後味悪い金なんかもらわれへんわ)もう一度だけ(一度連絡下さい)とだけメールした。
次の日学校行ってても携帯ばかり気にしてた。いつもと明らかに様子がおかしい私に周りの同級生達はヒソヒソ話をはじめてる。(直接言えばいいのに…まぁ無理か…私クラスで浮いてるし…)2008-06-05 01:23:00 -
19:
亜美◆8L/PDZ6eqg
学校から帰るとき誰かが私を靴箱付近で呼んだ。振り向くと美紀だった。あれ以来美紀とは口を聞いてない。「何?」私は冷たく言い放つ…
「今さらやけど…亜美様子おかしいて気になって…」何こいつ?私は顔も見ないでそのまま帰ろうとしたら誠が私を待ち伏せしていた。2008-06-05 01:29:00 -
20:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「はぁ〜??何で?」「これや」と誠が手に持っていたのは私の学生証…「亜美チャン予想した通りの反応や!その笑顔の方が可愛いのに」誠は笑顔で話かけにくる。「はぁ?意味わからへん!そうや…昨日のお金…」と封筒を鞄から出そうとするとまた誰かが私を呼ぶ。振り返ると美紀に寝取られた前の彼氏だった。
2008-06-05 01:36:00 -
21:
亜美◆8L/PDZ6eqg
私は無視してそのまま足早に歩いた。誠は「知り合いやろ?いいんか?」と聞いてきたけど「うん」といいお金の入った封筒を返した。誠は「変わった子やなぁ…普通は返さへんで」と大笑い。私は一言「じゃあ帰るわ」と言い帰ろうとしたら誠は「このお金で遊びに行こう!usj行こうや」と言い出した。
2008-06-06 05:08:00 -
22:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「意味わからへん(笑)しかも私制服やん(笑)」「関係ないやん!行こうや」そのまま誠の強引さに負けてUSJに行くことになった。平日やし夕方からいったから人はあんまりいなくて楽しめた。閉館になって誠と一緒にご飯を食べながら世間話をした。
2008-06-06 05:13:00 -
23:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「めちゃおもしろかったなぁ」「うん!ホンマにありがとう!いきなりすぎたけど楽しかった。」私は大笑いしてしまった。
「やっぱり笑った亜美チャンの方がいい…人は空向いて笑うんが一番」思わず誠の発言に照れてしまった。しばらくすると誠がまた口を開く。
「学校前で会った子と何かあったん?」2008-06-06 05:18:00 -
24:
☆雅☆
読んでます?頑張って下さい??
2008-06-06 05:50:00 -
26:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「……」しばらく沈黙が続く。誠が「ごめんな、人間聞かれたくない事の一つや二つあるよな!でよか。送るわ。」と行ったので店をでて誠と一緒に歩いて帰った。誠は私に気つかって色んな話をしてくる。私はつい前の彼氏の事を口にした。
「学校の前であった男、元カレやねん、親友やった子に寝取られたわ!!笑かすやろ?」2008-06-06 20:25:00 -
27:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「しかもその男の誕生日に発覚してん!ありえへんやろ?信用してた二人に裏切られたのはキツイわ、ごめんな、変な話して、忘れて…」その時の現場を走馬灯のように思い出してしまい私は涙をこらえるために必死で笑顔を作った。
「なんで?無理に笑うん?腹たったり悔しかったら泣いたらいいやん」2008-06-06 20:31:00 -
28:
亜美◆8L/PDZ6eqg
誠の言葉に私は今まで張りつめていた糸が切れて誠にすがりつき大泣きしてしまった。「辛かったんやなぁ…気持ちはわかるけど自分の事大事にしいや」私は誠の言葉で気持ちが楽になり、もうこんなバカな真似はやめようと思った。
散々大泣きして気持ちがはれて誠の服が私の涙と化粧で汚れてしまい二人で大笑いした。2008-06-09 13:15:00 -
29:
亜美◆8L/PDZ6eqg
それから私は援交なんて一切やめた。誠とチョクチョク連絡とって二人で色んな所に遊びにいった。
誠といるとき嫌な事全て忘れられる…ただ一つの事以外は…
お客さんからメールや携帯がバンバンかかってくる。ホストて言う仕事やし仕方ないのはわかってる…最初はなんてないのに最近ほんまに嫌な気分になった。2008-06-09 13:20:00 -
30:
亜美◆8L/PDZ6eqg
なんでこんな気持ちになるんやろう…?まさか…誠の事好きになったんかな?いやいや…相手はホストやで?私みたいなガキ相手にされるわけない…誠の周りにはきっときれいな女の子ばっかりやろうし…
最近こんな事ばかり考えてた。私と誠ってどんな関係…??
「おい!!聞いてるか?」2008-06-09 13:25:00 -
31:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「ごめん…ちょっとかんがえごとしてた。」「もうすぐ夏休みやんなぁ!花火祭りとか行こうや」「ほんまにぃ!あっ…でも…」「ん?なんやねん」「仕事…お客さんみつかったら」「あほか!そんなん気にするな!」「じゃぁいったるわ(笑)」「連れて行ってやろ(笑)」誠とお祭りいける!私は楽しみで仕方なかった。この先もずっと誠と一緒におれますように…
2008-06-09 13:32:00 -
32:
亜美◆8L/PDZ6eqg
お祭り当日。待ち合わせの時間は6時。私は少し早めについた。周りもやっぱりお祭りモード。私も浴衣着てるけど、周りも浴衣きたカップルや家族達…私の気持ちもワクワクしてきた。
「なぁ自分めっちゃかわいいやん、俺と花火見ようや」うざいナンパも無視してたりあしらったりしてたら待ち合わせ時間になった。
「誠まだかなぁ…」2008-06-10 05:03:00 -
33:
亜美◆8L/PDZ6eqg
30分たっても一時間たっても誠は来ない…私は何度もメールした。(今どこ?)(何かあったん?もう花火あがってる)待ち合わせの駅からも充分花火は見えた。
(大丈夫…なんかあって遅れてるだけ、誠は絶対来てくれる)そんな願いも虚しく花火が終わっても誠は来る事はなかった。(なんなん?一人ではしゃいでアホみたい…)涙があふれた。2008-06-10 05:09:00 -
34:
亜美◆8L/PDZ6eqg
誠の携帯に電話しても留守電でつながらない。(やっぱり人間て信用するもんやないわ、期待したり信用した結果こうやからなぁ、連絡一本欲しかったな…)私はそのまま電車に乗り帰った。電車の中でも誠の事ばかり考えてしまう…
「次は○○駅〜」
電車を降りて一人でしばらく歩いてたら誰かが前から走ってくる。誠だった。2008-06-10 05:19:00 -
35:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「亜美…ごめんな」「もういい、できひん約束せんといて」そのまま通り過ぎようとしたら誠に腕をつかまれた。「離してよ。」誠と揉めてたら誰かが誠を呼んだ。「まこ〜帰らんといて〜待って〜」「呼んでるで、早よ戻り、もう連絡して来んといて」「話聞けや待てや」
(今さら何を聞くん?連絡なかったん女の家おったからやんか)2008-06-10 05:27:00 -
36:
亜美◆8L/PDZ6eqg
次の日から誠からメールや電話の嵐だった。(亜美、会って話したい)(お願いやから連絡ちょうだい)何の為に連絡するん?何であの時連絡一本できんかったん?女の子と会ってたんを怒ってるわけやない…連絡一本してこなかった誠に怒ってる…
もうメールや電話かけてくるのやめてよ…
嫌でも誠が頭から離れへんやんか…2008-06-17 06:05:00 -
37:
☆雅☆
更新まってたょ??ガンバレ???
2008-06-17 15:39:00 -
39:
亜美◆8L/PDZ6eqg
しばらく誠からの電話やメールが続いた。(もう勘弁してよ。)気晴らしにミナミに一人で買い物に出かけた。たいして欲しいものなんかない…でも何かやってたら誠の事を考えなくて済む…ミナミの街を適当にブラブラしていたら美紀と私の前の彼氏が手をつないで歩いていた。私はすぐその場から立ち去った。
2008-06-17 21:13:00 -
40:
亜美◆8L/PDZ6eqg
何でこんな時にあの二人に会うん?ホンマ勘弁してほしい…
もう何もかも嫌や…人間て自分がよかったらそれでいいんやろ?
もう誰も信用できる人なんかいてないわ…でも一人になるん嫌…
メチャクチャな事言ってるん自分でもわかる。
後ろから誰かが私に声かけた。「お姉チャンなんぼ?」2008-06-17 21:18:00 -
41:
亜美◆8L/PDZ6eqg
最初はひたすら無視して歩いていた。でもオヤジはかなりしつこい。「こんなべっぴんサン見た事ないわ!お願いや!いくら欲しい?」「…五万」オヤジはしばらく黙ったが「わかった!行こう」と言い私をホテル街に導いた。
(もうどうでもいいわ…もう心配してくれる人もおらへんし…一人は嫌や)2008-06-17 21:23:00 -
42:
亜美◆8L/PDZ6eqg
オヤジとホテルに入ろうとした瞬間誰かに腕を思い切り引っ張られた。「お前なにしてんねん!いい加減にせえや!行くぞ!」手を引っ張られたのは誠だった…「離して!」
バシン…(痛い…)頬に激痛が走った。誠を見ると彼は泣いていた。「頼むからやめろ…お前にこんなんされたら俺ほんま辛いわ、前にも言ったやん、自分大切にしろって」2008-06-17 21:31:00 -
43:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「ごめんなさい…でも一人は嫌や…」「俺おるやん」「…裏切ったやん!!」「確かにお前を傷つけた。でも俺の話聞いて欲しかったわ」「…あの日何があったん?」聞くところによると、あの花火大会の日、私との待ち合わせ場所に向かう途中、お客さんに会ったらしい。(花火大会の時誠を追いかけてきた女の子)だいぶ誠に惚れてて痛いこと言われたらしい。(要するに痛客)
2008-06-18 04:48:00 -
44:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「ちゃんと話してくれたらよかったし納得いった…」「ごめんな。なんかほんまの話して嫌われるの怖かった。」「嫌いになるわけないやん!今度から何でも話してな。私もそうするから。」「わかった。亜美…付き合ってや…亜美と連絡取られへんかった数日…頭おかしくなりそうやった、今日あんな所みて辛かった。お前が大事やねん。」
大概の人はホストの言葉を信用しないだろう…でも私は誠を信じた。2008-06-18 04:55:00 -
45:
名無しさん
あげ?
2008-06-18 12:23:00 -
46:
亜美◆8L/PDZ6eqg
それから毎日連絡取り合って学校休みの土日は誠と一緒に過ごした。ホンマに信じられへんくらい幸せな毎日が続く。ホストって悪いイメージしか無かったけど誠に対してはそんな不安な気持ちも全くなかった。何時ものように誠の家でご飯用意して知らない間に眠ってて携帯がなって出てみると誠だった。
2008-06-22 22:07:00 -
47:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「今から帰るわ〜」いつものようにほろ酔い。「お疲れ様!」「ツレとツレの彼女連れていくわ〜お前にかなり会いたい言うてて…」「いきなりやんかぁ!化粧せな(笑)すっぴんやから」「そのままでいいやん!可愛いんやし!」電話の向こうで誠を冷やかす声が聞こえる。私は急いで化粧して食べるものを用意して誠の帰りをまった。15分後…玄関のチャイムが鳴った。
2008-06-22 22:13:00 -
48:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「ただいま!いきなりごめんな、こいつらが亜美見たいうるさかってん」「かまんよ〜」二人で話してると扉の向こうから男女二人が顔を出した。「おじゃましまぁす〜誠と同じ店で働いてる優希です!」「その彼女の綾香です!めちゃ綺麗やん!亜美チャンて!!よろしくね」綾香チャンはとにかく元気で優しくて面白い人だ。私の一つ上でキャバで働いてるらしい。
2008-06-23 13:55:00 -
49:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「そんな事ないです…ありがとうございます。あがってください。何もないけど適当に作ったんでよかったら食べてください。」「亜美ごめんな。ありがとう!」「亜美チャンすごいやん!綾香料理嫌いやし!!尊敬するわ!」「亜美うまいわ!!」「いただきまぁす!!亜美チャンおいしいわ〜綾香お前も見習え!!」「ぅちは食べる係でいいんですぅぅ〜」ほんまこの二人は楽しくて優しくていいひとやった。家でもお酒を飲んだせいか、いつのまにか誠は寝てしまった。
2008-06-23 14:02:00 -
50:
亜美◆8L/PDZ6eqg
誠が寝たので、優希クンと綾香チャンと色んな話をした。むしろ二人に質問攻めされた(笑)「誠のどこにひかれたん?」「ホストやけど不安はないん?」照れながらも質問に答えた。じゃぁ優希クンが「あいつな、はじめて亜美チャンに会った時あるやん?自分自身見てるみたいやってよく言うてた。」と言うから「どうゆう事?」と聞き返した。
2008-06-24 05:52:00 -
51:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「うまく言われへんねけど、俺らは亜美チャンに今日初めて会ったからまだどんな子かわからへんけど、亜美チャンに出会う前の誠って、とにかく人を信用してなかった。店でもそうや、客を金としか思ってない、とにかく冷たい奴やった。でも亜美チャンと会ってから変わった。よう亜美チャンの話もしてたわ。俺があのこを変える。俺も亜美と出会って変われたから…俺みたいな子にはなってほしくない。」
2008-06-24 05:59:00 -
52:
名無しさん
何か自分のことべっぴんて強調しすぎできもい(笑)本間のべっびんてそんなしらこくこんなとこで強調しやひんで?顔とか見えへんねんしそんな可愛いどーとかいらん話いらんねん?
2008-06-24 22:26:00 -
54:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「…そっか…そんな風に考えてくれてたんや。」「まわりがびびったわ!色ホストやったけど亜美チャンと会って変わったわ!友営に切り替えても客離れんからすごい。」私は何とも言えなかった。すると綾香チャンが「うちら今日から友達!悩みとか何でも言うてな」と言ってくれてすごくうれしくて「ありがとう!」と答えた。
2008-06-25 05:50:00 -
55:
名無しさん
56番と同じ事思ったぁ
めちゃ?自己満ナルシスト小説やね2008-06-26 09:21:00 -
57:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「あかんあかん、絶対反対や!綾香!亜美を夜の世界に引きずりこむなぁ(笑)」隣で優希クンが笑ってる。「誠ホンマに変わったなぁ」「うっさいわ!あかんもんはあかんねん。亜美わかった?」私は今まで夜の世界で働くとか考えてもなかったし、綾香チャンのいきなりの発言にただびっくりしていただけだった。
2008-06-27 02:00:00 -
58:
亜美◆8L/PDZ6eqg
しばらく4人で話してて優希クンと綾香チャンは帰った。二人になってからも誠は「キャバはあかんで!わかった?」としつこかったから「わかったよ」とだけ返事した。
その日から私は綾香チャンと連絡をとるようになりいつものように週末、誠の家に行く為に用意してたらものすごい吐き気に襲われた。2008-06-28 08:46:00 -
59:
亜美◆8L/PDZ6eqg
急いでトイレにかけ込む。なんやろ?数日前から体ダルイ…微熱も続く…まさか…でも…生理遅れてる。誠に電話した。「もしもし?どうしたん?」「ごめん今日体調悪くていかれへん」「どうしたん?風邪か?」「…」「何かあったんか?かくさんとイイヤ!!」「さっき吐いてん…微熱もあるし、アレ…遅れてるねん」「すぐいくわ!」といい電話を切った。
卒業を間近に控えた二月の事だった。2008-06-28 08:54:00 -
60:
亜美◆8L/PDZ6eqg
数分後、玄関のチャイムが鳴る。「亜美、おっちゃんとおばちゃんは?」「二人とも仕事。」誠は家に何回か遊びにきてて両親とも仲良し。「これ…買ってきた。しらべるやつ」誠が袋から取り出したのは妊娠検査薬。
きっとこれ買うの恥ずかしがったやろうな…ごめんな…ありがとう。
私は涙があふれて止まらなかった。2008-06-28 08:59:00 -
61:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「もう…泣き虫やなぁ…早く調べておいで」私はトイレに駆け込み説明書に従い検査をした。
数分後…検査薬の反応を見てみると、何か線が入ってる。陽性。妊娠してる…私妊娠してるんや。誠との赤ちゃん。びっくりやわ。でもうれしい気持ちの方が勝っていた。
トイレの外から誠の心配してくれる声がするから急いで出た。2008-06-30 02:40:00 -
62:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「どうやった?」「妊娠してた。誠と私の赤ちゃん」「ホンマか!!亜美保険証ある?今から病院いくで!」誠は何かニヤニヤしてる。私と誠は急いで支度して病院にいった。受付を済まし、看護士さんにしばらく座って待つよう言われた。
周りにはお腹の大きな人ばかりだった。2008-06-30 02:45:00 -
63:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「渡辺亜美サン〜中へお入り下さい。」名前を呼ばれたので中に入り診察してもらう。「おめでたですね〜10週目に入った所です。」やったぁ!妊娠確実や!私はこの時点で産む事を決めていた。診察室を出ると誠が待っててくれて「どうやった?」とききにきて、「できてる」といった瞬間「やったぁぁ〜俺パパやん」と叫びだし病院の看護士に注意された(笑)
2008-06-30 02:56:00 -
64:
亜美◆8L/PDZ6eqg
帰り道色々な事を話した。「結婚しよう。俺仕事辞めて昼間の仕事探すわ」「え…めちゃうれしいけど…仕事辞めるて…」「だって夜家族団欒が夢やねんもん!俺親父おらんかったしな…」誠はちゃんと考えてくれてる。誠は「こうゆう事は早いうちにちゃんと話せなあかん」と言い私の家で両親が帰ってくるのを待った。
2008-06-30 13:54:00 -
65:
亜美◆8L/PDZ6eqg
私は両親帰ってくる間夕飯の準備して待った。「亜美って料理できるんや〜意外。いい奥さんになれるやん。楽しみや」「あっちで待ってて。」じゃれながら準備してたら、お母さんが帰ってきた。「ただいまぁ〜あ!誠クンいらっしゃい!今日休み?ご飯食べていき。「おじゃましてます。ありがとうございます。お母さん、お父さんが帰ってきたらお話があります」
2008-06-30 13:59:00 -
66:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「どうしたん?改まって?」「お父さん帰ってきた時に話します。」「わかったぁ!あ!亜美いつもありがとう。手伝うわ」二人で準備してたらお父さんが帰ってきた。「ただいまぁ〜おお!ご飯食べていきや。先お風呂入ってくるわ」と言ったので、お父さんがお風呂出てご飯食べる時に話する事にした。
2008-06-30 14:05:00 -
67:
亜美◆8L/PDZ6eqg
それから誠は店に辞める事を告げ、3月一杯で辞める事にした。昼の仕事も探し正社員で営業の仕事に採用され4月から働く事になった。
私も残り数週間卒業まで学校に行き無事卒業式を迎える事ができた。
式が終わって帰ろうとしたとき美紀が声をかけてきた。2008-07-03 04:48:00 -
68:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「亜美…ごめんな、許してもらえへんのはわかってる。でも今日で卒業やし」「もういいよ、私結婚するねん、今お腹に赤ちゃんいてるんやで」以前の私なら裏切った人間に仏心なんて出さなかった。「だからあいつと幸せになりや!」「ありがとう…」美紀は泣きそうになってた。私はそんな美紀を励まし学校をでた。すると誠が待っててくれた。
2008-07-07 08:53:00 -
69:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「卒業おめでとう。俺の大事な奥さん」「照れるやん」「がんばったなぁ!後は元気な赤ちゃん産むだけやなぁ!今月末で俺もラストや。今月は忙しいで!引っ越しもあるしなぁ。」「あのマンション引っ越すん?」「当たり前やん!仕事変わるのに赤ちゃんも産まれるのに。」それから私の回りは慌ただしくなった。
2008-07-07 09:05:00 -
70:
亜美◆8L/PDZ6eqg
引っ越しは優希クンや店の後輩、綾香チャンが手伝いに来てくれた。私もあまり体に負担がかからない程度に手伝った。一段落して後輩達が帰って4人になった。「これが二人の新居かぁ。誠がパパになるんやもんな」「亜美チャンよかったなぁ。元気な赤ちゃん産みや。」「ありがとう」「誠クンのラスト、綾香が見張りにいくからな!」
2008-07-07 09:13:00 -
71:
亜美◆8L/PDZ6eqg
そして誠のラストイベントの日が来た。もちろん私はお留守番。綾香はイベント行ってるらしくチョクチョク実況中継の電話やメールが来た。誠には遅くなるから寝とき(お腹の赤ちゃんの事も考えてくれて)て言ってくれたけど私は待っていた。けど限界がきて私は机にもたれかかってウトウトしてしまい玄関の開く音で目がさめた。
ふと時計を見ると昼過ぎだった。2008-07-09 20:55:00 -
72:
亜美◆8L/PDZ6eqg
「あみ〜たらいまぁ〜たゃんと寝てたかぁ〜」優希クンと綾香チャンが送って来てくれた。「寝てたよ。誠お疲れ様。綾香チャン、優希クン、ありがとう。あがって」「オレらはかまへんよ!イベント大成功やったわ!またこいつ昼の仕事はじめるんやろ?寂しなるけど落ち着いたらまたゆっくり遊びにくるわ。」「亜美、体大事にしいや。またなぁ」
2008-07-09 21:01:00 -
73:
亜美◆8L/PDZ6eqg
次の日、婚姻届を出して部屋をかたずけたりしてのんびり過ごした。「明日から昼の仕事やな。がんばりや」「ありがとうな!俺には守る物ができたしがんばるで」今日から私は誠の名字になったんやなぁってしみじみ実感した。
次の日お弁当と朝ご飯を作って誠を起こし、仕事に送り出した。2008-07-13 15:06:00 -
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誠を送り出して、洗濯、掃除、少し休憩して買い物、晩御飯の準備…そうこうしているうちに誠が帰ってくる。だいたい夜7時くらい。「ただいまぁ〜体なんともないか?」「大丈夫やで!誠こそ初仕事どうやった?」他愛もない世間話しながらご飯を食べる。こんな幸せな毎日が続いてた。
2008-07-13 15:12:00 -
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亜美◆8L/PDZ6eqg
気がつけばもう夏になり私のお腹もすっかり大きくなっていた。たまたま綾香チャンと優希クンが遊びに来てくれていた。「もうお腹おっきくなったなぁ〜いつ産まれるん?」「再来月の10月やで」「あいつデレデレやろなぁ(笑)部屋みたらわかるわ」
優希クンが言う通りベッドやら何やら可愛いベビー用品を誠はどっさり買ってきてくれてたからだ(笑)2008-07-13 15:18:00 -
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「綾香チャン、優希クン、今日休みやろ?ご飯食べて行ってよ!誠も喜ぶわ」「亜美チャンありがとう!俺手料理憧れるわ!」「んまこいつむかつくわぁ」笑い話しながら夕飯の準備をして誠わ待った。
7時…8時…9時…
誠は帰って来ない。
「おかしいなぁ〜ちょっと携帯に電話するわ。」と立ち上がった瞬間、家の電話が鳴った。2008-07-14 13:04:00 -
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亜美◆8L/PDZ6eqg
「○○誠さんのお宅ですか?誠さん車にはねられてすぐ△△病院まできてください。」嘘や…
私は優希クンと綾香チャンに付いてきてもらい病院まで行った。受付の人に話をして案内される。誠は緊急手術をしていた。
(なんでこうなったん?大丈夫!!誠は助かる)私はずっと祈っていた。2008-07-14 13:10:00 -
78:
亜美◆8L/PDZ6eqg
もう何時間経っただろう。「大丈夫!!あいつはこんな事でへこたれへん」「ほんまや、誠クン絶対助かる!信じてあげよう。」優希クンと綾香チャンにはげまされていた。
「ガーッ」手術室の扉が開いて何人もの医者が出てきた。「先生!誠…主人はどうですか?」「一命はとりとめましたが危険な状態です。奥さんですか?お話があります」私は先生に別の部屋に案内された。2008-07-14 13:16:00 -
79:
名無しさん
ありがちな話しやな。
2008-07-14 18:22:00 -
80:
源氏
応援してんで?早く更新して?待ち遠しい?
2008-07-15 11:09:00 -
81:
名無しさん
誠が死んで二人に支えられながら出産、子育て
空を見るとあなたを思って頑張れる‥
って流れじゃないの?2008-07-15 16:47:00 -
83:
亜美◆8L/PDZ6eqg
先生との話を終え、綾香チャンと優希クンに待ってもらい集中治療室に入った。痛々しい…麻酔で寝てる誠を見てそう思った。
お願いや…早く意識戻ってな。あんたもうすぐパパになるんやで!こんな事に負けたらあかん。私は泣きながら心の中で叫んでいた。看護士さんにわからない事を聞いて、二人を待たせてはいけないと思い集中治療室を出てうちに帰った。2008-07-15 22:18:00 -
84:
亜美◆8L/PDZ6eqg
うちに戻り二人に励まされた。「あいつは大丈夫や、俺らが信用せなあかんやろ?」「心配やろうけど、無理したらあかんで、あんたは一人やないんやからな。何かあったら時間関係なくいつでも連絡ちょうだい」「亜美チャン、俺にも連絡してや」ありがとう…私は二人がいてる時は無理に笑って平然を装った。
二人が帰ったら思い切り泣き叫んだ。辛くて…悲しくて…不安で……2008-07-15 22:27:00 -
85:
亜美◆8L/PDZ6eqg
次の日から私は、時間の許す限り誠の病院に行った。少しでもそばにいたかったから。優希クンや綾香チャンもきてくれた。
「先生…主人はいつ目が覚めるんですか?」「今の状態では何とも…」
家の両親もきてくれ、私の事を心配してくれてしばらくお母さんは家に泊まってくれた。2008-07-15 22:34:00 -
86:
亜美◆8L/PDZ6eqg
目が覚めない誠に話かける。返事がないのに…
家に帰ると泣いてばかり。「あんたがしっかりせなあかん。誠クンの意識戻るの信じて待っていよう。お腹の子供に悪いで」
わかってる…でも私の中では誠がいない家にいるのがつらかった。一緒にいて当たり前やったからな。2008-07-16 21:44:00 -
87:
亜美◆8L/PDZ6eqg
そんな生活が1ヶ月続いた。もう私は臨月に入ってた。なんか今日はお腹がチクチク痛い…嘘やろ?予定日まだ三週間後やで。その痛みはだんだんキツくなってきた。
病院に電話したらすぐきてください。と言われたので入院の準備して病院に行こうとしたらお母さんが来てくれてお母さんに病院に着いて来てもらった。2008-07-16 21:51:00 -
88:
亜美◆8L/PDZ6eqg
痛みは次第に増してくる。分娩室に運ばれた。どうか私と誠の赤ちゃん…元気で産まれてきて…ひたすらそれを祈った。
すると元気な産声が分娩室中に響き渡った。
「おめでとうございます。2010グラムの元気な女の子です。」少し早かったから小さかったけど元気に産まれてきてくれて本当によかった。ありがとう…私と誠の所にきてくれて。
ただ赤ちゃんは小さいから保育器にいれられしばらくNICU(新生児集中治療室)に搬送された。2008-07-16 22:02:00 -
89:
名無しさん
看護師ね。字間違ってますよ。ありがちやしナルシストやし気持ち悪い。書かないで
2008-07-18 02:34:00 -
91:
亜美◆8L/PDZ6eqg
私は病室に運ばれ赤ちゃんと面会できるまでまっていた。「がんばったなぁ、あんたも今日からお母さんやで、誠クンにも見せてあげなあかんよ」「ほんまやな…」二人で話してたら看護師さんに「あかちゃんに会えますよ…体調どうですか?歩けますか?」早く赤ちゃんに会いたかったから腰痛かったけどNICUまで歩いていった。
2008-07-19 10:40:00 -
92:
亜美◆8L/PDZ6eqg
入る前に帽子とエプロンみたいなのをして手洗いして看護師さんの後を着いていった。「今よく寝ていますよ。目元なんかお母さんにそっくりですよね。」保育器の中に私と誠の赤ちゃんがいる…ほんまかわいい…愛おしくて仕方ない…指を差し出すと握ってくれた。
ありがとう…ほんまに産まれてきてくれてありがとう。2008-07-19 10:45:00 -
93:
亜美◆8L/PDZ6eqg
赤ちゃんは先生の話によると1ヶ月くらい入院する事になった。(私が先に退院か…一緒に帰れやんのか…寂しい)お母さんは私が入院中の間は私と誠の病院を行ったり来たりしてくれることになった。「お母さんごめんな…迷惑かけて」「迷惑ちがうわ!もっと頼りなさい、まぁ、お母さん誠クンとこも行くから帰るわな。」といい病室をでた。
2008-07-19 10:52:00 -
94:
亜美◆8L/PDZ6eqg
病室をでて5分もしない間にお母さんが慌てて病室へ戻ってきた。「どうしたん?」「今…誠クンの病院からお母さんの携帯に電話あって、誠クンの意識が戻ったって…お母さんすぐ行ってあんたの状態話してくる」「私も…」「あんたは待っとき!産後は無理したらあかん!それに赤ちゃんひとりになるやろ?夕方の面会時間にまた来るから」私は歯がゆかったが赤ちゃんの事もあるし病室に残った。
2008-07-19 10:58:00 -
95:
名無しさん
気になるーがんばって
2008-07-19 22:32:00 -
96:
名無しさん
亜美ちゃん批判するバカ相手せんと早く続き書いて。
2008-07-20 15:35:00 -
98:
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私は夕飯を済ませ、面会時間に赤ちゃんに会ってきて、誠とお母さんの携帯に電話かけた。お母さんはともかく、誠はつながらないのわかってるのに…赤ちゃんも、もちろん心配だが、誠の事が気になって仕方なかった。早く誠に会って赤ちゃんの話をしたい。顔を見て欲しい。少しイライラしてると、お母さんがまた面会に来てくれた。
2008-07-21 21:34:00 -
99:
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「お母さん!どうやった?」「意識あった!戻ったばっかりやからまだなんともあれやけど…やっぱり1ヶ月も昏睡状態だったやろ?これから精密検査して様子みるらしい…でな、あんたの名前ばっかり呼んでたから、理解してるかどうかわからへんけど、赤ちゃんの話して、産まれた話もして、あんたは病室て事ちゃんと伝えたから」「誠どんな様子やった?」
小さい声でごめんて呟いて泣いてたらしい…2008-07-21 21:39:00 -
100:
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私は、その話を聞いて胸が締め付けられた。(謝らなくていいのに…そんな事より、体大事にしてほしい)私の表情から、お母さんは私の気持ち理解してくれたのだろう。
「あんたの気持ちは充分わかった。あと2日であんた退院やろ?退院して、体しんどくなかったら誠クンに会いに行こう」と言ってくれた。2008-07-23 21:17:00 -
101:
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退院まで、お母さんが誠の状態を報告しに来てくれた。赤ちゃんも順調やし私はうれしくて仕方なかった。誠も早く赤ちゃんに会いたがっているみたい…私は赤ちゃんの名前いくつか候補を考えており、誠と一緒に考えたくて候補の書いたメモをお母さんにことずけた。そして退院して出生届を出しに行こうと決めていた。
2008-07-23 21:22:00 -
102:
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退院当日…お母さんが迎えにきてくれて名前の候補を書いたメモをくれて「この名前がいいみたい。意味はね…」と話してくれた。(やっぱり私と同じ考えや、しかも意味まで)私はニヤニヤして退院手続きを済まし、先生や看護師さんに挨拶して、市役所いって出生届けを出して誠の病院へ向かった。
聞く所によると、だいぶ回復して普通に話はできるみたいやった。2008-07-23 21:29:00 -
103:
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車で誠の病院に向かってる途中ドキドキが止まらなかった。(早く会いたい…話したい事は沢山ある。でも何から話したらいいかわからない)
そんな事ばかり考えてたら誠の入院してる病院についた。病室に向かうと緊張はピークになっていた。2008-08-01 14:24:00 -
104:
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誠の病室の前まで来た。お母さんが先に入る。「誠クン〜亜美連れてきたで」私も病室に入る。誠は少し痩せてた。涙が止まらなかった。「こっちにおいで…ごめんな。一番大変な時そばについてやれんかったな…」と抱きしめてくれた。私は「誠が元気になってくれてよかった…子供も出生届だしてした。早く元気になって子供見に行こう」
2008-08-01 14:33:00 -
105:
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「当たり前やん。早く会いたくて仕方ないわ。俺に似てた?絶対可愛いわ!」しばらくそんな話をしてた。ちょうどそこに担当の先生が入ってきて検査結果を説明してくれて一週間くらいで退院できる事になった。先生はこんなに早く回復するなんて奇跡や!て言ってくれた。
2008-08-09 00:47:00 -
106:
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それから私は毎日誠の病院と子供の面会にいった。毎日子供の様子を誠に報告するのが日課になり益々誠は子供に会いたくて仕方ないと言っていた。そして誠が退院する日…誠と一緒に子供の面会に行った。
手を念入りに消毒してエプロンみたいなんをつける…看護師さんに案内されてる間、誠は「めっちゃ緊張する」て言ってた。2008-08-09 00:54:00 -
107:
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「今日は、お父さんも来てくれたよ〜」と看護師サンが優しく子供に呼びかける。「俺、お父さんやて」誠はニヤニヤしている。「お父さん抱っこしてみますか?」と看護師サンに聞かれて「はい」とうなずいた。看護師サンに抱きかたを教えてもらい少し緊張気味。抱っこした瞬間「産まれて来てくれてありがとう」と目を赤くして何度も子供に優しく語りかけていた。
2008-08-09 01:00:00 -
108:
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そこに子供の担当の先生がやってきて「体重も、すごく順調に増えてます…この調子だと1ヶ月くらいで家に帰れます」と言ってくれた。私たちはうれしくて、うれしくて仕方なかった。
病院を後にして、家に帰ると、うちの両親と、綾香チャンと優希クンが待っていた。2008-08-09 01:06:00 -
109:
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私達はびっくりした。聞けば優希クンが私達に内緒で退院と子供のお祝いしてくれる事になった。みんな本当に喜んでくれた。私もうれしくて仕方なかった。
私は誠が一緒にいて当たり前と思った。でも今回の事で身にしみてわかった。当たり前ほど難しいものはない…当たり前に一緒にいてくれるほど大切でかけがえのないものなんだ…2008-08-11 08:30:00 -
110:
亜美◆8L/PDZ6eqg
今なら私はこう思える…誠に出会って私は変わった…いや…変わる事ができた。誠に出会ってなければ私は堕ちるとこまでおちて空をみて歩く事はできなかっただろう…人を信じ、愛する事さえできなかった。。。
2008-08-11 08:34:00 -
111:
亜美◆8L/PDZ6eqg
それから誠は仕事に復帰して夕方子供の面会時間には毎日行く…そんな毎日が続いてた。
2ヶ月後…2008-08-11 08:39:00 -
112:
亜美◆8L/PDZ6eqg
☆☆おわり☆☆2008-08-11 08:43:00 -
113:
名無しさん
死ななくてよかったぁぁ?
2008-08-11 11:44:00 -
114:
亜美◆8L/PDZ6eqg
122サン最後まで付き合ってくださりありがとうございます(^-^)また機会があれば書きたいと思います。
2008-08-11 12:39:00