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ホストの彼女は大変や
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1:
ハル
一応実話です。
わたしが苦労した話を、愚痴とともに小説にしてみたいと思います(〇′3`*)2008-06-13 15:40:00 -
2:
ハル
同棲生活はいたって順調でお金に困るコトもなく、平和に過ごしていた。
同棲を開始して半年たったある日、瑞穂はとんでもないことを口にする2008-06-13 15:50:00 -
3:
ハル
「ただいま〜」「おかえり。今日何か早くない?」「うん。だって仕事辞めてきてん♪」「はぁ!!!!????辞めたってあんた、生活どうすんのよ!!!!」「ホストするねん♪先輩に誘われてさ…瑞穂やったら絶対稼げるって」「アホちゃう。そんな甘いわけないやろ。いい例が身近におるやろ?秀二が…」
秀二は、あたしの従兄弟でミナミで売れないホストをしている25歳。ホストを初めて5年。毎月最下位あたりを、うろうろしてるクセに今だ自分はホストに向いてると信じこんでいるぉバカさん。
「売れへんかったらすぐ辞めるからさ。それともアレか?浮気しやんか心配なん?」付き合って2年、お互い浮気もなく2年付き合って同棲してるわりには全然ラブラブでぶっちゃけ、そっちの心配はまったくないんだな。2008-06-13 16:03:00 -
4:
ハル
「いや、浮気てかアンタにかぎってないわ。そんな度胸あるわけない」「やろ?なんし明日体験行ってくるわ」どうせ、売れへんくてすぐ辞めるやろ。
そぅ…この時、もっと反対して止めとけばよかったなんて今更思ってももぅ遅いねんけどな2008-06-13 16:08:00 -
5:
ハル
━翌日━
「じゃ、いってきまー」「はいはい、せいぜい頑張ってください」先輩に借りたスーツに頭はあたしがセットしてあげた。まぁ、顔はイイねんからホストっぽく見えるやろ。
瑞穂が家を出て、30分後くらいに友達のアサキがきた。アサキとは幼稚園からの親友…とゆうより悪友かな。2008-06-13 16:22:00 -
6:
ハル
「おっじゃたしまーす♪アレ瑞穂君は??残業??」「違う違う。現場は辞めて今日からホストやねんて」「はい??瑞穂君がホスト??」「何か先輩に誘われたとかで、勝手に辞めて勝手に決めてきはったわ(笑)」
「嫌じゃないん?」「ん〜まぁすぐ辞めるやろ(笑)」「ハルは瑞穂君に甘いわ」「そうかな?」「絶対そうや!!アサキやったら許されへん。だって他の女と喋ったり、イチャイチャしたり売上の為やったらエッチしたり、女騙す仕事やで」2008-06-13 16:30:00 -
7:
ハル
「あはは!!爆発…瑞穂が女騙すとか無理むり。あのぉバカが、そんな色だの何だのって使い分けできるわけないやん。」「でも、カッコイイし優しいから絶対うれるで」
「そうかな?(笑)」「ある程度なれたら2人で見に行こうや」「気がむいたらな〜」その日は、アサキと飲みながら語っていつの間にか眠りについた。
ピンポーン━朝9時頃、インターホンがなり瑞穂が帰ってきた。「おかえり。どうやった?」「ヤバイ、速攻指名してもらった。代表にも期待の新人やって♪酒も強いし」「そうけかぁ〜よかったやん」「うん。あ、アサキちゃん来てるんや」「起こさんといてや…アサキの寝起きの悪さヤバイから」「わかってるって(笑)俺風呂入ってくるわ」2008-06-13 16:40:00 -
8:
ハル
瑞穂の源氏名は城咲瑞穂。瑞穂はそのままで、みよじは城咲仁に憧れてつけたらしい(笑)ホンマにぉバカ
それから瑞穂は、毎日楽しそうに出勤した。それでも日曜のぉ店が定休日の時には2人で今までどうり遊びに行ったりしたし、何の不安もなかった。
この時はね…2008-06-13 17:57:00 -
9:
ハル
1ヶ月たち、今日は初めての給料日らしい。まぁ、どうせそんなにないやろうけど…
2008-06-13 18:06:00 -
10:
ハル
あたしの予想は的中せず、瑞穂は満面の笑みで帰ってきた「ハル〜見てや!!この札束♪すげくない?」「ホンマやすごい!!」「俺いきなりNo.4やで(*´∀`*)さすが俺やわ?」
瑞穂ってすごかったんや「ハル何が欲しい?生活費も余裕で足りるし何でもこうたるで」「じゃーペアリン♪瑞穂無くしたやん。だから、また瑞穂と一緒につけられる物がいい」
「くわ〜ハル可愛いことゆうなぁ♪よし!!次の日曜買いにいこか」「うん」瑞穂が喜んでる顔見たら、あたしも素直に嬉しい(≧∇≦)2008-06-13 18:14:00 -
11:
ハル
瑞穂は次の日曜GUCCIのペアリングを買ってくれた。それからも、何かとブランド品を買ってきてくれたりした。最初は嬉しかったけど、金使いの荒らさが心配だった。瑞穂が稼いできたお金やし何ともゆわれへんな。
瑞穂もそろそろ慣れたやろうから、アサキと一緒にお店に行ってみることにした。もちろん瑞穂と同伴で(笑)
あたしもアサキもホスト初体験で若干緊張ぎみ。店についても「アサキが先入りや」「アホか。ここはハルやろ」の言い合い(笑)2008-06-13 18:25:00 -
12:
ハル
それから、何人か違う人が席についてくれた。瑞穂の先輩の聖夜さん。ほぼ一緒に入店した、瑠樹くん。みんなイイ人で安心やわ。
あたしは夜の世界をしらなさすぎた。秀二がホストやってるし、ある程度話も聞いてたから分かったつもりでいた。ホンマに考えが甘かってん2008-06-14 00:51:00 -
13:
ハル
瑞穂は次の月にはNo.3になってんけど、あたしは素直に喜んであげれなかった。唯一、遊べる日曜にも携帯はなりやまず遊びに行っても、お客さんに逢わないかヒヤヒヤして楽しくない。
それがここのところずっと。あたしって心狭いんかなぁこんな売れるなんて思ってなかったし。
そんなやさき、瑞穂からこんな話が…「あんな、ハル島ノ内って知ってる??」「日本橋のやろ?」「うん…そこに引っ越せへん?てか、一応もぅ家決めてきてんけどな。やっぱ店から近いし、もしハルに何かあっても店から近かったら安心やし。」「…好きにしいや」2008-06-14 09:53:00 -
14:
ハル
何で勝手に決めてくんねん。ホストするのも、引っ越すのもあたしに何の相談もないやん。何のための彼女やねん。
1週間後、島ノ内に引っ越すことになった。マンションは綺麗やったけど、全然嬉しくない。島ノ内ってホストだらけやん…引っ越しは、聖夜さんと瑠樹くん、海さんが手伝ってくれた。
「ハル〜いいかげん機嫌治してやぁ(涙)」「もぅ怒ってないから」「勝手に決めたんは悪かったけど、帰る時間短縮されたらハルとおれる時間増えると、思ってん。最近寂しい想いさせてたし」2008-06-14 10:01:00 -
15:
ハル
瑞穂が違う人に見える。遠く感じる。今までこんなん思ったことなかったのに。
2008-06-14 10:13:00 -
16:
ハル
「大丈夫??」「あ…すみません。大丈夫です。すぐ離れ…」ヤバイΣ( ̄◇ ̄*)エェッ ちょっと動いただけで、頭ガンガンするしまっすぐ歩かれへん。
「大丈夫ちゃうやん(笑)」「みたいっすね汗?」「ほな、ココ座っとき」そぅ言って男の人は椅子を持ってきてくれた。世の中には、こんな仏さんみたいな人もおるねんなぁ…って1人で感心。
「名前何てゆうん?」「あ、ハルっていいます」「俺、未来。覚えといてな。んじゃまた」またって、もぅ会うこともないやろ。でもイイ人やったなぁ2008-06-14 10:32:00 -
17:
ハル
ある程度休んだら、酔いもさめて歩けるようにもなった。店から近いし、みんなで島ノ内のマンションに帰ることに決定( ̄∀ ̄)
アサキ「ってか、ハルも夜しやん?」「えッ!?うちが!?」唯「見た目ばっちばちやってそうやのにな」確かにギャル見たいに派手ですけど(笑)
アサキ「アサキがおる店今、女の子足りてないしまぁ体験だけでも来てみたら?」「うん…」あたしは、子供だったからせめてもの反抗のつもりで夜をやってみることにした2008-06-14 10:40:00 -
18:
ハル
主任もママも、他のボーイさん達もみんないい人っぽくて一安心(〇′3`*)アサキにお酒の作り方、煙草のつけかたを教えてもらっていざ営業開始や!!
幸い、人見知りはしやんし喋りだけは自信あるからなんとかのりきれそうやな。2008-06-14 16:31:00 -
19:
ハル
「こんばんは?新人のハルです」「主任から聞いてるよ。可愛い子が入ったって」「いやいやそんな可愛いとか、嬉しいっす♪」「よし入店祝いや、何飲みたい?」
お酒…実は全然しらんねんな。思い付くのってやっぱあれしかない「ドンペリ♪」主任も、周りのキャストもビックリ。初めてついた席でいきなりドンペリゆうもんやから
「あ…すいません。お酒あんま知らなくて、これしか思い付かなくて(笑)」「あははは(笑)いや〜ハルはおもろい子やな。いいよいいよ、ドンペリ持ってきて」2008-06-14 16:39:00 -
20:
?
おもしろい?
2008-06-14 21:49:00 -
22:
ハル
っていいんかい(笑)羽振りのいいおっちゃんや┐(  ̄ー ̄)┌この、羽振りのいおっちゃんは湯山さん。(独身)昔ヤンチャしすぎて、きずいたら女の子みんな離れていって結婚できなかったとか。
大手会社の社長さん♪ドンペリが運ばれてきて、グラスについでもらって『カンパーイ』ハルドンペリ初体験(´ω`☆)ん??思ってた味と違う。なんか、これやったら普通の酎ハイとかのが…
アカンアカン、せっかく卸してもらったのにそうなん思うなハル!!!!!!(涙)湯山さんは、いい人でその後もカフェパリとか色んなお酒をおろしてくれた2008-06-15 00:23:00 -
23:
ハル
営業が終わってみると、あたしは指名5本ももらっていた。主「ハルちゃんすごいやん♪さすが俺が見込んだ女の子やわ」アサキ「いやいや、アサキが連れて来たんやからアサキのおかげやしな」ママ「まぁまぁ(笑)ハルちゃん、もぅ体験じゃなくてもぅ明日から働いてくれる?」「はい、喜んで」
初夜のお仕事体験。ぶっちゃけすごい楽しかった。もっとも、お店の従業員事態がアットホームな感じで仲がいいからやと思うけど、それにつられて来るお客さんもいい人たちばっかりや2008-06-15 00:30:00 -
24:
名無しさん
クラブではないよな?指名とかないから?キャバクラ?でもママとかおらんよな?
2008-06-15 01:52:00 -
25:
ハル
すみません。指名てゆうか担当ですね。ラウンジでは、指名とか指名料発生しないんで。説明ややこしくなってすみませんでした?
2008-06-15 04:01:00 -
26:
ハル
瑞穂が帰って来るまでに、家に着きたかったから急いで用意して帰った。
今日1日すごく濃かったと思う(●>U2008-06-15 04:08:00 -
27:
ハル
家に帰ってダッシュでお風呂に入って、いつもどうりの自分をつくった。少し、嘘ついてる罪悪感はあったけどでも続けたい願望の方がそれを上回った。
「ただいま〜」「おかえり」「ハルぎゅう」最近、あたしの機嫌が悪いため瑞穂は帰ってくるとかならずあたしを抱きしめて機嫌をとろうとする。ちゃっかり、こうしてもらうのが大好きなあたし。
瑞穂はそれを知ってるねんな。瑞穂の香水の匂いも好き?クールウォーター。でも、今日はその匂いじゃない。女ものの香水のにおい。GUCCIのラッシュ2かな…2008-06-15 04:16:00 -
28:
ハル
「離れて…」「え!?どうしたん?」「瑞穂の匂いじゃない」「あぁ〜今日の客ベッタリやったし匂いしみついたんかな」「あっそ」「怒るなよ(涙)」
なーにが今日の客ベッタリじゃバカ野郎!!!!ホンマありえへん。ムカツク…もぅいいやゆってまえ「あたし昨日からラウンジで働いてるから」
「はぁ!?そんなん聞いてない」「ゆってないもん」「何でなん?別に生活困ってないし…意味わからん」「ただ誘われてやってみたいと思ったから。瑞穂に反対する権利なんかないし」「……」
2008-06-15 04:24:00 -
29:
ハル
瑞穂はそれ以上何も言わなかった。とゆうより、言えなかったんやと思う。
悲しそうな顔してたけど、悲しいのはあたしのほうや。ホンマ、ベッタリとか…瑞穂はどんな接客してんねやろ2008-06-15 04:26:00 -
30:
ハル
次の日出勤すると開店前にもかかわらず、湯山さんが来てくれていた。「来るなら来るって、連絡くれればもっと早く来たのに?」「いやぁ、驚かそうと思ってな♪」
「そっか♪やられたわ(笑)」「今日もドンペリか?笑」「はい♪ドンペリで笑」「じゃ〜今日はピンクいっとくか。ピンドン持ってこ〜い笑」
湯山さんは、お客さんとゆうよりお父さんって感じやな。話やすいし、相談乗ってくれるし。湯山さんもあたしのこと娘みたいやってゆって、可愛がってくれた2008-06-15 11:59:00 -
31:
ハル
その日は後1人、手塚さんってゆうギャルが大好きなおじさんが来てくれた。手塚さんも湯山さんと同じでめっちゃおもしろいし、いい人?(〇′3`*)
「ありがとうございました」ママと一緒にお見送りして営業終了。「どぅハルちゃん?だいぶなれた?」「はい。楽しいしなれました」まだ入って2日目やのにもぅ、お店に馴染んでしまったあたし。さすが大阪人やわ
「期待してるから頑張ってね」「はい♪」2008-06-15 12:07:00 -
32:
ハル
「ハル〜まだ時間あるし瑞穂くんの店偵察しにいこや」「え〜」「気になるねやろ?どんな接客してるか」「そうやけど…」「じゃ見に行こ。ウジウジしてても仕方ないやん」「…せやな」
化粧を軽くなおして、瑞穂のお店に向かった。『いらっしゃいませ』海さんがいたので事情を話てあたしが来たことは内緒にしてもらった。
瑞穂はお客さんについていた。お客さんはにべったり。瑞穂も肩に手をまわしてまるで付き合ってるみたい。その客だけじゃなく、他のお客さんにもそんな感じだった。2008-06-15 13:17:00 -
33:
ハル
ないわ〜ホンマない。キレそうなのを必死でこらえた。「トイレ行ってくるわ」トイレに向かう途中、瑞穂のお客さんらしき人の会話が聞こえた。
『瑞穂ホンマかっこいい♪好きなんはマナだけやでってゆってくれてん』あたしは耳を疑った。だけど、それはまぎれもなく真実。何でって?前あたしらが案内された見えにくい席。
瑞穂を目でおうとそこに座りそこで瑞穂は違うお客さんと卓チュウしてたのをあたしは見てしまったから。2008-06-15 13:29:00 -
34:
名無しさん
おもしろい(≧д≦)
2008-06-15 22:33:00 -
36:
ハル
アカン…泣いたらあかん。それでも涙は勝手に溢れてくる。「大丈夫?」「だ…大丈夫です!!あ…」とっさに涙をふいて顔をあげた。「また会ったな」そこにいたのは、この前クラブで会った未来って子だった。
「瑞穂の彼女やってんな。話は色々代表から聞いてるで。泣いてるってことは見たんやな」「…………」「とりあえず席もどろっか」「うん」未来くんは、あたしが瑞穂に見えないようにさりげなく席まで連れていってくれた2008-06-16 18:49:00 -
37:
ハル
アサキ「ハル大丈夫??」「うん」未来「あ、こんばんは。未来っていいます。」「この前クラブでの話したやん。」アサキ「あぁーマジで??こんな偶然あるんやな」未来「本題にはいろっか?聞きたくないならゆわんけど」「大丈夫。ゆって」
未来「色とか色カノとかは知ってる??」「一応…」未来「隠しても仕方ないし、現に見てしまったみたいやし正直ゆうけど瑞穂は今色営業でお客つないでる。もちろん、瑞穂だけじゃない。俺だって色カノはおるよ。」
アサキ「最低やん…」未来「俺なんかは、自分の意思でやってる。でも、瑞穂は入ってからすごい期待されてオーナーにそうゆう風にしろってゆうのもゆわれてるし、逆らわれへんってのもあると思うで」2008-06-16 19:04:00 -
38:
ハル
未来「大丈夫。ハルちゃんは本カノなんやし、瑞穂にこの仕事続けさす以上理解せな自分がしんどくなるだけやで?」本カノ…
そんな言葉で安心できるわけないやん。確かに、期待されてて逆らわれへんのかもしらんけどイイように言えば仕事、悪いように言えば股かけてるのと一緒。
あたしが理解せなアカンの。ホストの彼女ってみんなこんな辛いこと我慢してんの?2008-06-16 19:10:00 -
39:
ハル
「アサキ帰ろ」「あ、うん」未来くんと代表に挨拶して店を出た。もぅ、二度と店にはいかん。瑞穂の接客なんか一生見たくない。
2008-06-16 19:13:00 -
40:
ハル
家に帰って瑞穂の帰りをいつもどうり待った。だけど、瑞穂に今までどうり普通に接する自信がない。
2008-06-16 19:57:00 -
41:
名無しさん
おもしろい!頑張ってください!
私も彼氏がホストやから分かる!2008-06-17 00:02:00 -
42:
名無しさん
あげ?
2008-06-17 12:22:00 -
43:
名無しさん
未来とどーかなるとか?
2008-06-17 15:02:00 -
45:
ハル
「ただいま」瑞穂が帰ってきた。どうしよ…まだ心の準備できてないのに。声聞いただけで泣きそうや。「ハル今日店来ててんな」「えッ」「未来くんに聞いた…」
何でゆうかなぁ…「うん。行ったよ。」「全部見てんな。」「うん…」「ごめんやけど俺は色営止めるつもりはない。枕しやんかったらチュウぐらい仕方ないって思ってる。だから、ハルには理解してほしい…仕事やねん。ちゃんと割り切ってるから心配せんでほしい」
アホらしすぎて言葉もでなかった。悪いなんてひとつも思ってないねや。仕事やから理解しろと。あたしは何もいわず先に寝た。2008-06-17 20:55:00 -
46:
ハル
瑞穂はあたしを裏切った
2008-06-17 20:56:00 -
47:
ハル
次の日、絶対見ないと決めていた夜遊びを仕事が暇な時見た。瑞穂のスレは、400を超えて色んな内容が書かれていた。夜遊び…どれが嘘でどれがホンマかわからん。
【瑞穂カッコイイ】【今日キスした】【色カノ乙】【あたしが本カノやし】【だまれあたしや】
アホらし。勝手にしてて。あたしは絶対こんな争い参戦したくないわ2008-06-17 21:01:00 -
48:
ハル
もぅ何が書かれてても驚かへんよ。瑞穂…あたしはあんたが客とキスしてても、あんたを嫌いにはなられへん。何でかな?心の中ではまだ瑞穂を信じてるかな。
一線はこえへん。最後はあたしの所に戻ってきたらいい。そぅ思ったりもしてん。
ホストの彼女なんやから覚悟決めなって…でもな、瑞穂。せめて、あたしにそれだけは見せてほしくなかった。なぁ…何であたしを裏切ったん?2008-06-17 21:07:00 -
49:
ハル
仕事帰り湯山さんと初めてアフターをした。っていっても、いつもの同伴となんらかわりはない。時間が違うだけ。
湯山さんには何でも話してた。もちろん瑞穂のことも。だから、あたしのコト思って誘ってくれたんやと思う。朝から焼き肉。あたしの大好物?
「プハー食べたたべた」「朝からよくいい食べっぷりやな。さすがハルやな」「だって焼き肉大好きやもん」「ハルにはホンマ癒されるわ(笑)」「いつもありがとう」2008-06-17 21:14:00 -
50:
ハル
「ハル…辛いなら無理して笑わんでもいいねんで。」「えっ…」「周りはきずいてないかもしらん…けど、わしはハルをずっとみとるんやから違うことぐらいわかつてるで」
「湯山さん…」「ホンマに辛くなったらいつでも呼び。話聞くぐらいならいつでもしたるからな」「ありがとう」
湯山さんには隠し事できやへんな2008-06-17 21:18:00 -
51:
ハル
湯山さんとバイバイをするころにはすっかり明るくなっていた。こんな時間か…瑞穂先帰ってるやろな。
あたしはいつもと違う道で帰った。こっちの方が近道やしな。でも、その道を歩く途中嫌な予感がした。
前に見えるラブホから出てくるカップル。そんなわけない。違う…瑞穂なわけないやん。
2008-06-17 21:24:00 -
52:
ハル
瑞穂…何で?何であたしを裏切ったん?ラブホから出てきたのは、まぎれもなく瑞穂だった。あたしはきずかれる前に来た道をダッシュした。
頭の中が真っ白で、でも残酷なくらい鮮明にあの光景が頭をよぎる。途中道端であたしはうずくまって泣いた。
「何で…瑞穂…ヒクッ、うぅゥ…瑞穂」どれくらい時間がたったかわからない。雨が振り出した。でもあたしはうずくまったまま動けなかった2008-06-17 21:29:00 -
53:
ハル
「大丈夫か??」「ヒクッ…ぅぅ…」「大丈夫じゃないな。とりあえずこの傘もっとき。すぐ戻ってくるから。」そう言って男の子はあたしに傘を渡してダッシュで走っていった。
戻ってくると両手にコンビニの袋をもって息をきらしながらも話しかけてくれた。「はい。寒いやろ?温かい紅茶やけど飲める」「うん…ありがとう。」「泣いたら、目腫れるからこれで目冷やしな。傘かして、俺がもったる」
よく見ると、ホストだった。まぁ、このあたりホストの寮とか多いし当たり前か。でも、このこ何でみずしらすのあたしにこんな優しくしてくれるんやろ。2008-06-17 21:37:00 -
54:
名無しさん
私の彼氏もホストで、指名とるために客とやったり客の家行ったりしてました。でもラブホ入る現場とか目撃したらって想像するだけで…つらい。2008-06-18 02:39:00 -
56:
名無しさん
おもしろい!
2008-06-19 12:24:00 -
57:
名無しさん
しおり?
2008-06-19 13:50:00 -
59:
ハル
案内された家に着いてビックリした。だって、あたし達が住んでるマンションと一緒やったから。「マジで!?偶然やなぁ。俺んち二階やけど何回?」
「あ、あたしんちは七階やで。」こんな偶然あるんやな。「おじゃまします…」想像してた部屋とはまったく別で、男の子の一人暮らしのわりにすごく綺麗にかたずいていた。
「適当にくつろいでや。あ、てか名前聞いてなかったな。俺は聖(ヒジリ)。本名ゃでちなみに源氏は聖(セイ)。漢字一緒やけどな(笑)」「あたしはハル」2008-06-19 20:24:00 -
60:
ハル
「じゃハルって呼ばしてもらうわ♪はい、体まだ冷えてるやろ??聖特製ミルクココア飲み」「ありがとう…」何で聖は今日初めて会ったあたし何かに、こんな優しくしてくれるねやろ。ただそれだけで涙が出た。
「よしよし。泣きたい時はいっぱい泣いたらええねん。話やったら俺がいくらでも聞いたるしな」「うん…」聖に瑞穂のコトを全部話した。もちろん、さっきあった出来事も。
泣きながら話すあたしの背中を、聖はずっとさすっていてくれた。「そっか…それは辛いよな。」「頭んなか真っ白や」2008-06-19 20:34:00 -
61:
ハル
「俺もホストやし、何ゆっても信じてもらわれへんかもしらんけど、俺は色営理解せんでいいと思うよ。俺も実際嫌いやし、傷ついた女の子いっぱい見てきた。色せんでも、稼げる奴は稼げるねん。俺の先輩は、友営でNo.1なりはった。だから、俺も頑張って色せんとナンバー入った…まぁ、俺は先輩に恵まれてただけやけどな。」
2008-06-19 20:40:00 -
62:
ハル
「まぁ、色んなホストおるとは思うけど瑞穂って奴はハルの有り難みをわかってない。勝手に仕事やから理解してくれるやろって、決めつけてるんやろうな。」
「枕だけは絶対しやんってゆったくせに…一線はこえやんって…」「ハルはどうしたい?」「わからん…でも、逃げてても何にも解決しやんと思うし…真実を瑞穂の口から聞きたい。」
「そっか。ハルはえらい!!辛くなったらまたおいで。いくらでも話聞いたるからな」「ありがとう」聖…あたしは聖が言ったこと信じてるよ。こんないいホストもいてるんやな。それだけで、少し救われた気がした2008-06-19 20:49:00 -
63:
ハル
家に帰ると瑞穂が半泣きになってかけよってきた。「何処行ってたん??携帯繋がれへんし心配するやん。」「…座って。話あるねん。」瑞穂の顔を見た瞬間、また泣きそうになったのを必死でこらえた。
「あたし見てん。瑞穂が女の子とラブホから出て来るとこ。バレやんとでも思ったん?」「ちが…あれは…」「言い訳は聞きたくない。怒らんから、真実を聞かせてほしいねん」「ゴメン…エースで色カノやねんけど、最近自分が色カノちゃうかって疑いだして…ラブホいってくれなもぅ店いかんゆわれたから…」
「そっか…」「ホンマにごめん!!!約束したのに、ハル傷つけてゴメン!!でも、マジで好きなんはハルだけやから…ヒク…もぅ二度とせんから」瑞穂は泣きながら謝ってきた。2008-06-19 20:58:00 -
64:
ハル
初めて見る瑞穂の泣き顔。あたしってホンマ、単純でバカやな。あんなに傷ついたのに、裏切られたのにあたしは瑞穂を許した。
ってゆうより、もぅ一回だけ信じたかった。2年も付き合ってきたのにそぅ簡単に別れたいなんて思えない。
惚れたもん負けやな。でも本当に辛いのはこれからやった。2008-06-19 21:03:00 -
65:
ハル
信じたいのに信じられない。一度裏切られたら、なかなか信じることができなかった。ホストを束縛なんかできるわけないのに。
そのことでほぼ毎日ケンカ状態。ついには、瑞穂が休みの日さえ遊びに行かなくなった。息苦しい…この時ぐらいから、瑞穂はあたしに対する態度が違うようになった。
昔、一度だけ見たことがある冷たい瑞穂。しつこい元カノにとっていた態度。今あたしにしてるやんな?2008-06-19 21:07:00 -
66:
ハル
好きやから心配するんやん。こうさせたのは瑞穂やろ?もぅ、限界だったかもしれない。それでも、いつかは前までの瑞穂に戻ってくれるってどこがで期待してた。
でも、今までの瑞穂ならあたしの誕生日忘れたことなんてなかっ。毎月の記念日だって。だけどあたしの誕生日瑞穂は帰ってくることはなかった。
泣きながら手首をいっぱい切った。死にたいのに、死ぬ勇気がない。だからひたすら手首をきった。ゆっくり流れる血を見ながら涙を流し続けた。2008-06-19 21:16:00 -
67:
ハル
好きやから心配するんやん。こうさせたのは瑞穂やろ?もぅ、限界だったかもしれない。それでも、いつかは前までの瑞穂に戻ってくれるってどこがで期待してた。
でも、今までの瑞穂ならあたしの誕生日忘れたことなんてなかっ。毎月の記念日だって。だけどあたしの誕生日瑞穂は帰ってくることはなかった。
泣きながら手首をいっぱい切った。死にたいのに、死ぬ勇気がない。だからひたすら手首をきった。ゆっくり流れる血を見ながら涙を流し続けた。2008-06-19 21:19:00 -
68:
ハル
しばらくして携帯がなっていることにきずき。急いで電話に出た。もしかしたら瑞穂かもしれない…そんな希望を抱いて。「もしもーしお誕生日おめでとう♪」
電話は、瑞穂ではなく聖だった。この前念のために、番号交換したの忘れてた。こないだそういえば、もぅすぐ誕生日って話したな。
聖でさえ覚えてくれてるのにな…「ありがとう」「お前泣いてたやろ?」「泣いてないよ。」「俺に嘘は通用せんで。彼氏おる?」「おらん…」「今からそっち行くわ」「いいって!!」「無理行くから」2008-06-19 21:27:00 -
69:
ハル
鍵があいたままの玄関。聖はあたしを見て驚いていた。腕も服も床でさえ血だらけだから。聖はすごい顔であたしにちかずいてきた。
絶対怒鳴られる…
「こんなコトぐらい辛かってんな。もっと早く電話するべきやったな…ッ」そういって抱き締められた。あたしは今までにないぐらい泣き叫んだ。聖も一緒に泣いてくれた。2008-06-19 21:34:00 -
70:
ハル
いつの間にか泣きつかれて寝てしまっていた。起きると、心配そうに手を握っていてけれたのは聖ではなく瑞穂だった。
「聖さんに聞いた…ホンマごめん。俺がここまでおいつめたんやな」瑞穂の話によると、瑞穂の店と聖の店は系列やったらしい。聖がわざわざ瑞穂に電話してくれたんや。
聖の優しさに涙が出た。2008-06-19 21:58:00 -
71:
ハル
瑞穂の泣いてる顔より、聖の泣いてる顔がうかぶ。この時あたしは決心した。このままずるずるいっても自分が辛いだけ。
「瑞穂、あたしと別れて。もぅ無理や。もぅ限界やねん。」「嫌や!!俺にはハルしかおらんねん」「ゴメン!あたしには瑞穂のこと理解してあげれやん。大好きやったよ。2年半ありがとう。」
瑞穂は泣きながら、何回も考えてくれっていったけどあたしの決心が揺らぐことはなかった。2008-06-19 22:08:00 -
72:
ハル
2年半、それよりもずっと長く一緒にいた気がする。同棲を始めたばかりの時は毎日が幸せで仕方なかった。結婚するなら絶対瑞穂!!そう思ってた。
いつだってあたしのことを一番に考えてくれていた。嫌がることは絶対しなかった。ホストをして、瑞穂は変わっちゃったね。最初は喜ぶ顔を見てるだけであたしも嬉しかった。
だけどだんだん、ホストに染まっていくあなたを見て不安でいっぱいだった。裏切られても、もぅ一度信じてあげたかった…ごめんね。あたしが弱かってん。あたしが理解してあげれやんかってん。瑞穂…ホンマに大好きやったよ。今までありがとう。さようなら。2008-06-19 22:17:00 -
73:
名無しさん
別れてくれてヨカッタ??
ホンマ男ってアホよな?2008-06-19 22:17:00 -
74:
ハル
あたしは自分でマンションを借りて、一人暮らしすることにした。お店に近いのが条件…にしたら結局、前のマンションの近くになってしまったけどまぁいっか。
2008-06-19 22:22:00 -
76:
名無しさん
しおり?
2008-06-19 23:28:00 -
78:
名無しさん
ずっと読んでますよ??頑張って?
2008-06-20 05:02:00 -
80:
ハル
それから1ヶ月、狂ったかのように仕事に集中した。毎日ベロベロになって、帰って死んだように寝るの繰り返し。そうすれば嫌なこと思い出さずにすんだ。
ママ「ハルちゃんこの1ヶ月よく頑張ったね。今月は売り上げ断トツ一番よ」「ありがとうございます。」普通なら嬉しいはずなのになぜか虚しさだけが残った。
お金があっても特にしたいことはないし、使いみちもない。仕事を頑張ったら何か得られるきがさたのにな。2008-06-20 11:29:00 -
81:
ハル
用意して帰ろうとした時、お店で仲良くなった梨香に呼び止められた。梨香「ハル今日これから暇??」ハル「暇っちゃ暇ゃで」梨香「着いてきてほしい所あるねん」ハル「何処に?」梨香「ホスト…」
アサキ「梨香!!!ハルはアカン。」梨香「あ、そっかゴメン」ハル「…いいで。行くわ。どうせ帰ってもすることないし」アサキ「ハル大丈夫なん?」ハル「うん」
半分やけくそになりながら梨香についていった。ハル「ここって…」梨香は着くなりすたすた奥まで行き席を陣取った。
「ココ梨香の特等席やねん♪」しばらくすると梨香の口座らしきホストが席にきた。「梨香〜♪友達も…えッ…」ハル「聖…」梨香「えっ!?知り合いなん!?」ハル「前住んでたマンションが一緒やってん。」梨香「そうなんや。偶然やなぁ♪」聖「ビックリするわ〜」2008-06-20 11:46:00 -
82:
ハル
お店の名前を見てすぐにわかった。聖がおる店やって。だけどまさか、口座まで聖やとわ。梨香がトイレに行きあの時のお礼を言った。「この前はアリガトウ…」「気にせんでいいよ。もぅ大丈夫か??」「大丈夫。でも瑞穂とは別れた。」
「そっか…」「てか、梨香が聖と知り合いとかビックリしたわ(笑)」「うん…梨香は俺の彼女やねん。」「えっ?」「なかなか会われへんからたまに店に会いにくる。」「あ、そうなんや♪お似合いやーん」「ありがとう」てか彼女いたんや。しかも梨香とかホンマ偶然。
何でやろ…何でこんな苦しいねやろ。「ハル…ごめん隠してたつもりじゃないねん。ただ…」「別にいいやん♪謝らんといてや。何も悪いことしてないやん」2008-06-20 11:56:00 -
83:
ハル
聖は申し訳なさそうにしてたけど、謝られたりしたら余計切なくなる…梨香がトイレから戻ってきて、何事もなかったかのように楽しんだ。
あたしには、聖が前話してくれた尊敬する先輩がついてくれた。名前は怜くん。お店が終わるころには、怜くんと仲良くなっていた。
お店が終わり梨香と聖は、一緒に帰る約束をしていた。怜「ハルちゃんよかったら今から飯いかん??」「行く♪」怜「よしいこか」別れ際に梨香に耳打ちで怜くんオススメやから頑張りななーんてなことを言われたけど、何を頑張るねん(笑)2008-06-20 12:03:00 -
85:
名無しさん
しおり??
2008-06-20 16:48:00 -
86:
名無しさん
?
2008-06-20 17:00:00 -
87:
ハル
「時間中途半端やし、いい店ないなぁ…ゆっくり話したいし嫌じゃなかったら俺んちこやん??」「嫌じゃないでぇ」「ほな近くやし、歩いていこか」
あたしは逆にただの客のあたしなんかに、家教えて大丈夫なんかなと思った。まぁ友営やし痛客に免疫ないんかな。
No.1だけあってマンションも綺麗やし部屋も広かった。ソファーもふかふか(*´∀`*)2008-06-20 19:57:00 -
89:
ハル
「ハルちゃんのことは聖によく聞いてたで。瑞穂と付き合ってたんやろ?」「瑞穂のコト知ってるん??」「何回か一緒に飯食いに行ったことあるで」「そうなんや。」「まだ好き?」
「よくわからん…2年半も一緒におったわけやし、完璧にふっ切るのにはまだ時間かかるかも。」「そっか…聖のことはどう思う?」「どうって…梨香がおるわけやし。」
「聖はな、ハルちゃんが心配で仕方ないねんて。1人でおって大丈夫かな?とか、守ってあげなアカン子やって思うらしい。でもな、自分には梨香ちゃんがおるから無理やって。」2008-06-20 21:43:00 -
90:
ハル
怜くんが何でそんなことあたしに言ってくるのか理解できなかった。そんなコト言われても、どう答えていいかもわからんし、また胸が苦しくなる。
「ハルちゃんを、混乱させたいわけじゃないねん。俺はホンマ聖はすっごい大切な後輩やねん。だから、聖には幸せになってほしい…聖はハルちゃんが好きやねん。初めてあった時から」
わけがわからなくなった。じゃ何で梨香と付き合ってるねやろうとか、色々考えてみたけど余計に混乱する一方。2008-06-20 21:52:00 -
91:
ハル
「じゃ…何で梨香と」「まぁよくある話やけど、梨香ちゃんと聖は幼なじみでお互いの親が会社一緒やねんて。で、梨香ちゃんの親父さんが上司で聖んとこが部下。昔から、梨香は聖のコト好
きやったから梨香の親父さんが聖の親父さんに頼んだらしい。梨香を聖くんの婚約者にしてくれって。もちろん、断れるわけもなく聖も優しいから嫌やってゆわれへんかったんやろな。
中学からやから、聖は他に好きな子作れんかってん。で、唯一やりたかったホストは認めてもらったらしいけど。まぁ複雑やろ?」2008-06-20 22:01:00 -
92:
ハル
「マンガみたいやな…」「やろ??まぁ、将来決まってしまってるしせめてもの反抗がホストすることやねんとかゆうてたけど、可愛い反抗やろ?反抗ゆうてるけど、ホストも先輩に頼まれて最初は仕方なくやったからな」
「聖は優しすぎる…人のコトばっかり心配して…」なぜか涙が出た。辛いのは、自分ばっかりやって思ってたのが恥ずかしい。
「聖のコトちょっとは気になる?」「気になる…正直今日彼女がおるって初めて聞いて、すっごい胸が苦しかった。ショックやった。好きかって聞かれたらまだ、瑞穂のコトだって完璧にふっ切れたわけじゃないからわからんけど」2008-06-20 22:15:00 -
93:
ハル
「俺は、梨香ちゃんには悪いけど聖には幸せになってほしい。ちゃんと自分の好きな人と付き合ってほしい。今日、ハルちゃんがウチの店に来たのは運命やって思ってる」
「でも、梨香は友達やし…そんなん」「まぁゆっくり考えたって。あいつ自身も自分からハルちゃんにゆう覚悟ができやんかぎり意味ないし」
すっごい複雑なことになった。怜くんは、聖のこと思ってゆったんやろうけど正直聞きたくなかった。聞かなかったら、あたしの聖に対する想いは膨らんだりしやんかったのに2008-06-20 22:24:00 -
94:
ハル
次の日、梨香に怜くんとどうなったとか色々聞かれたけど適当にながした。うまく梨香の顔が見れない。
その日、アサキと唯が家に泊まりに来たので昨日こと全部話して相談した。
アサキ「めっちゃ複雑やな〜」唯「唯なら横取りするな♪」アサキ「お前は黙っとれ!!アサキは、梨香とあんま仲良くないし親の力使ってそうゆうのするのはどうかと思う」2008-06-20 22:30:00 -
95:
ハル
どうかと思うけど、梨香は親に頼ってしまうぐらい聖のコトが好きなんやなって思う。
その気持ちはわからんくもないし、いくら悪いことしてたとして梨香の気持ち知りながら
2人の邪魔する権利があたしにあるんかな?2008-06-20 22:38:00 -
96:
桜菜
読んでます?楽Uぃ?
ワク♪o(´∇`*o)ワク♪
完結して?さいね?2008-06-21 03:59:00 -
97:
ハル
桜菜さん
ありがとうございます?完結まで頑張ります?2008-06-21 10:11:00 -
98:
名無しさん
簡単に男の部屋行きすぎやろ?
まぁ小説おもしろいし頑張って?2008-06-21 11:39:00 -
101:
ハル
あぁー頭が混乱する。唯「もぅ瑞穂くんのことはいいの?」「いいってゆうか…」唯「唯、ハルが聖くん気になってるのは一時的なもんやと思う。瑞穂くんと、うまくいってなくて辛い時にたまたま一緒にいてくれたんが聖くんやろ?」
2008-06-21 14:36:00 -
102:
ハル
「そうやけど…」アサキ「それはあるかもな。アサキも寂しい時とか、たまにふらって他の男に揺らぐ時あるもん!!」唯「瑞穂くんのしたコトは許されへんけど、何かこのまま終るのもなぁ。」
アサキ「今から瑞穂くんの店いこや♪」唯「それいいなぁ━」「ちょ、無理やて!!」アサキ「アカン強制や」なんて強引で、友達想いの悪友をもったのでしょう(笑)
いくら拒否しても、許してもらえず半ばひきずられながら瑞穂の店にてれてこられた2008-06-21 17:12:00 -
103:
ハル
『いらっしゃいませ』あぁ…来てしまった。どんな顔して会えばいいってゆうねん(涙)海「ハルちゃん!?」「お久しぶりです…」海「瑠樹、ハルちゃんらVIP案内して」瑠樹「はい」
えぇ━!?何でVIPやねん。おどおどして困っているあたしを見て海くんが「大丈夫?今日は全部俺もちやからゆっくり使って」「はぁ…」アサキ「アサキらは普通の席でみんなと楽しむから頑張りや」
唯「幸運をいのる?じゃ」なんつー無責任な奴らや(怒)連れて来るだけつれて来て後は他人事かーい( ̄人 ̄)2008-06-21 17:22:00 -
104:
ハル
瑠樹「もぅちょいしたら瑞穂来るから待っててな」「ありがとう。気使わせてゴメンなぁ」瑠樹「気にしない気にしない↑↑」あぁ、第一声何てゆうたらいいやろ…
普通に久しぶりでいいんかな。それとも元気やった??もぉ!!!!!!何で瑞穂にこんな緊張せなアカンねん。
「久しぶり…」「えッ、あッ久しぶり」下を向きながらあれこれ考えているうちにいつの間にか瑞穂が部屋に入ってきていた。「ハル痩せた??」「五キロほど…」「そっか」2008-06-21 17:29:00 -
105:
ハル
顔をあげ瑞穂を見てビックリした。ホストを始めてガッチリした体型が、始める前より痩せて昔から伸ばして絶対短くしなかった髪の毛が短髪になっていた。
「何キロ痩せたん?」「俺??俺は痩せてないで♪」嘘つき…「髪の毛どうしたん??あたしが切ってゆうても絶対切らんかったのに…」「イメチェンやん?ホストロン毛多いし、短い髪にして目立ってみてん」嘘つき…
「何で嘘つくん?」「嘘なんかついてないで」「あたしにバレへんとでも思ってるん!?」瑞穂は嘘をついた時、かならず爪を噛む。まさしく、今もカリカリあたしの前で瑞穂は爪を噛んでる。2008-06-21 17:39:00 -
106:
ハル
2年半一緒にいて、よく見てきたクセを見逃すわけないやん。「ハル、腕見せて」バッと袖をめくられ、無数の傷が残った腕を見て瑞穂はため息をついた。
「ごめんな…何回謝っても許されへんコトしたのはわかってる。俺が傷つけて、追い込んで体に跡残るような傷つくらせて、そんな俺にハルの側におる資格ないしフラれて仕方ないって思ってた」2008-06-21 17:46:00 -
107:
ハル
瑞穂は泣きそうなのを必死にこらえて涙をいっぱいためながら話している。こんな瑞穂を見るのは初めてであたしも泣きそうなのを必死で堪えた。
「連絡とれへんかったら…ハルにあえへんかったら忘れられると思った。けど…さっき海さんにハルが来たって聞いて飛び上がるくらい嬉しかったし、ハルに会ったら気持ちおさえれんくて…」2008-06-21 17:53:00 -
108:
茶々?
めっちゃ楽しみにしてるんで主さん頑張って書いて下さいね?
2008-06-21 20:50:00 -
109:
?
しおり
2008-06-22 09:53:00 -
110:
桜菜
?
2008-06-22 14:15:00 -
111:
名無しさん
おもんない
2008-06-22 15:08:00 -
112:
名無しさん
おもろい?ハルさんがんばれ?
2008-06-23 05:52:00 -
114:
♪
頑張って♪めちぁおもしろい★
てか批判するなら読むなよ
2008-06-23 10:59:00 -
115:
名無しさん
がんばってね♪
2008-06-23 12:31:00 -
116:
ハル
みなさんありがとうございます(??3-)ノおもしろいと言っていただけるだけで頑張れます?先が読める方は、文章力不足のあたしのせいなのですみません?
2008-06-23 17:16:00 -
117:
ハル
「あたしは瑞穂のこと、信用できひんと思う。毎日疑われてってしてたら、絶対しんどい。疑う方もしんどい。そんなんで付き合ってて楽しい?」
「それは、我慢できる!!絶対信用取り戻すように、努力するし心配かけさせへん。俺…ハルがおらなアカンねん」
2年半、想い続けてきた気持ちは自分が思ってた以上に深くて、少しでもふっきれたと勘違いしてただけでまったく薄れていなかった。2008-06-23 17:28:00 -
118:
ハル
聖のことも、瑞穂に話した。怜くんに聞いた、梨香と聖の話も。「一回聖さんと話てみたら??それで、ハルの気持ちはっきりさせたらいいよ。俺は待ってるから」
「わかった」速攻聖に電話をかけ仕事が終わってから会う約束をした。
唯とアサキに一通り説明し終えるころには聖のお店も営業終了時間。待ち合わせしていた喫茶店にむかった2008-06-23 17:36:00 -
119:
ハル
「ごめんな、疲れてるのに呼び出して。」「全然いいで♪どうしたん??」怜くに、聞いたことすべて話した。「怜さん、そんな心配してくれてたんか。まぁ確かにその通りやで…梨香は、大切やけど妹以上には思われるへんねん」
「そっか…」「ハルは初めてあった時から、俺が守ってあげたいって思ってた。あんな気持ちになったんは、今までなかった…ハルには瑞穂おるし、俺には梨香おるってわかってたけど。気持ちがとまれへんかった。ハルが血だらけなん見て、何で俺じゃアカンねんって…何回もおもった。抱き締めて、泣いてるハルをそのままどっかに連れ去りたかった…」
「聖…」「でも、泣きつかれて寝たハルはずっと寝言で、瑞穂の名前呼んでてさ…俺じゃアカンなって。」「あたし名前呼んでたんや…」「うん。だから、瑞穂呼んでもらってん。梨香とお店来た時、別れたって聞いて正直嬉しかった。」2008-06-23 17:54:00 -
120:
ハル
「でもな、逆に俺がハルにいってもうて梨香が、前のハルみたいなったらどうしよって思ってさ…梨香には俺しかおらんから。俺が幸せにしたるって決めてん。」
「うん、それがいいと思う。あたしももぅ一回だけ瑞穂信じてみる。でも、聖にはホンマに感謝してる!!ありがとう」
「おう♪お互い頑張ろうな」「うん」久しぶりに、心に空いた穴がふさがった気分だった。聖と別れて瑞穂のいる家に急いだ2008-06-23 18:02:00 -
121:
ハル
「ハルおかえり…」また、目にたくさんの涙をためながら瑞穂は昔の瑞穂のあたしの大好きな瑞穂の笑顔で、むかえてくれた。
あたしは瑞穂に抱きついた。いつもの瑞穂の香り。「ハル大好き」「うん…」それ以上は泣いて言葉にならなかった。2008-06-23 18:08:00 -
122:
ハル
瑞穂は色カノを全部切る、そう言ってから毎日手形のついた顔で帰ってきた。可哀想やけど、仕方がない自分のまいた種やしな。
あたしもラウンジの仕事を頑張って続けることにした。だって好きやねんも♪でもあたしは3ヶ月後、ラウンジを辞めることになった。2008-06-23 18:14:00 -
123:
ハル
━━━━3ヶ月後━━━━
【葉琉(ハル)ラストイベント】そう飾られた、お店の中にも外にもお客さんからのお花がいっぱい飾られていた。ラストとゆうこともあり、瑞穂が海くん達とお祝いしにきてくれた。
あたしの大好きな、湯山さんをはじめたくさんのお客さんがお店に来てくれてシャンパンやボトルをたくさん卸してお祝いしてくれた。2008-06-23 18:21:00 -
124:
ハル
1ヶ月前から、お店を辞めることを決めていたけど誰にもその理由を教えることはなかった。アサキにさえも、瑞穂にだけ言ってラストでのサプライズを2人でひっそり考えていたのだ。
営業時間も終わりに近づきあたしは、マイクを持って挨拶することになった。
騒がしかった店内はいっきに静かになる2008-06-23 18:24:00 -
125:
ハル
あたしの報告にみんなは驚き騒ぎだした。でも、すぐに歓声に変わりアサキは泣いて喜んでくれた。
はい(*´∀`*)できちゃいました♪ママになります?2008-06-23 18:37:00 -
126:
ハル
1ヶ月前━発覚(〇′3`*)瑞穂は飛んで喜んでくれた。あたしは、色々不安だったけどでも嬉しい…産みたいって気持ちの方が強かった。
みんなに祝福されて本当によかった。
瑞穂はあたしのラストイベントの次の日ホストを辞めて現場の仕事に戻った。お互いみんなに祝福されながらお店を辞めれてとても幸せ。2008-06-23 18:42:00 -
127:
ハル
瑞穂がホストをやっていた期間を数えて驚いた。一年もやってないねんな…あたしはもっと長く感じたのに。
10ヶ月後無事男の子が産まれた。名前は瑞穂が悩んで悩んで悩んだ末に選びぬいた【隼斗ハヤト】に決定♪
なんでも、海さんの本名なんだとか。隼斗が産まれてから少しして結婚式をあげた。2008-06-23 18:50:00 -
128:
ハル
あたしのお客さんも、瑞穂のお客さんもみんな来てくれた。もちろん、友達や仕事の友達もみんな。
聖と梨香も呼んだ。梨香も聖も幸せそうだった。よかったな…うんホンマによかった。2008-06-23 19:03:00 -
129:
ハル
ホストの彼女…あんな大変やと思えへんかった(苦笑)ホンマに辛かったわぁ!!まぁ、今は笑い話にしてるけどなぁ(笑)
でも、いろんな意味であたしは強くなれたと思う。瑞穂の裏切りも乗り越え、そして出産も乗り越え、もぅ怖い物なしかな(笑)
でも、あたし1人では無理やった。友達、仲間、家族色んな人があたしを支えてくれたから。2008-06-23 19:09:00 -
130:
ハル
もし、瑞穂かまたホストしたいいいだしたら次こそ猛反対するわ…もぅホストの彼女はこりごり(_´Д`)ノ
みなさん、ホストの彼女は大変です!!!!つらいです…でも、1人じゃないよ♪♪かならずあなたの支えになってくれる人がいてるはず?
もし、それでも無理ならあたしが相談のります(笑)気持ちわかるもん?2008-06-23 19:13:00 -
131:
ハル
瑞穂━隼斗…これからもずっと一緒にいようね
葉琉より
━━━━━終わり━━━━━2008-06-23 19:15:00 -
132:
ハル
最後までご覧になっていただきありがとうございました。
本当にただの自己満小説になってしまい申し訳ないです。
感想や応援ありがとうございました2008-06-23 19:18:00 -
133:
?
完結おめでとう?
2008-06-23 20:18:00 -
134:
名無しさん
完結おめでと?
いい小説でした!
お疲れ様です??
お幸せに?2008-06-24 00:18:00 -
135:
名無しさん
先が読めるとか書いてた人はどう話が動くと思ったんか知りたい。笑
2008-06-24 00:57:00 -
136:
名無しさん
ハルちゃんお疲れ様(#^.^#)すごく良かったです。親子三人幸せになってね♪
2008-06-24 01:51:00 -
137:
名無しさん
ハルさん初めから、全部読ましてもらいました?
あたしもホストする一年前から付き合ってた男がいました、でも色でした
ハルさんみたいに幸せになりたかったです?2008-06-24 04:58:00 -
138:
名無しさん
何か自称本カノ思い出した?
2008-06-24 13:34:00 -
139:
名無しさん
↑はいはい。
2008-06-27 02:01:00 -
140:
名無しさん
また相談のってな〜
2008-06-28 12:00:00