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心の?探し
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1:
主
僕は常に完璧で― 周りの大人達も完璧で―…僕がこの世にいる存在なのかも解らなくて。 でもある日教えてくれた― 『この世にいらない人なんか居ないし、そう思っているんだったら馬鹿だよ。 自分は完璧だと思っているのかもしれないけど あたし達からみたら見苦しいだけだよ』 あの日から僕の目は覚めたんだ。 人間を信じるようになった 大人を信じるようになった 君を信じるようになった― 僕を信じるようになった… 世界は果てしなく広かったんだ……
2008-06-14 22:46:00 -
2:
主
『ごめんなさい』 母のお墓の前に跪く。 涙は出ない。 どうやって泣いていたのかさえもわからない。 『いってくるね―』 俺は今日から全く知らない場所で暮らす事にした。 母さんは俺が10歳の時に俺のせいで死んだ。 父親は居ない。 父親はかなりでかい会社の社長をしていて金持ちらしい。 父親は一緒に住んではいないけれど毎月生活費や小遣いだと言って銀行に振り込んでいるらしい。 今は姉とお手伝いさんとの3人暮らしをしている。 これからの生活がどうなるかなんてわからないけど、周りの大人達に冷たい目でみられるよりは全然良い。 これからは自分の力で生きていかなきゃいけないんだから。
2008-06-14 23:11:00 -
3:
主
『忘れ物ないよね?』 姉は立ち上がってスカートをパタパタと叩いている。『うん…』 『………。 いい加減切り替えなよ』 座り込んだままの俺の頭を手の平でぐちゃぐちゃにする。 『行こ!』 『……………』 姉とお手伝いさんの梓さんが先に歩いていく姿をみてまたお墓に目を移す。 『少しの間来れないけどまたすぐ遊びに来るからさ』頭を下げてやっと立ち上がる。
2008-06-14 23:29:00