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「彼が眠るまで」
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1:
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※主婦なので、ペースは決められません。
この作品はすべてフィクションです。
コメントはするときとしないときがあります。
荒らされても最後まで書きます。以上を御了承下さい。2008-06-17 19:40:00 -
2:
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大切にしようとすればするほど
大事にしようと思えば思うほど
簡単にできないことを思いしらされる自分がいた
2008-06-17 19:41:00 -
3:
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大切にしようとする行為は
大事にしようと思うのは
物凄く簡単なことであって
決して難しいことではない
大切にされていると思わせれない
大事にされていると思わせれない自分が何より難しいことなのだと
改めて気付かされたんだ
2008-06-17 19:42:00 -
4:
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今、思うことは
今、願うことは
どこにもいかないで
ずっと傍にいて
2008-06-17 19:43:00 -
5:
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ただ、そんな言葉達が私の体を蝕んでいた
叶わない
そんなことは誰よりも理解していて
誰よりもわかっていた
なのに、
人間は欲深い生き物なんだと初めて深く思った
2008-06-17 19:46:00 -
6:
?
私の指が彼の指と触れ合い
絡ませたいと願うことは
こんなにも辛いものになるなんて
2008-06-17 19:47:00 -
7:
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彼の名前はゆき
自身のイメージに本当に合っていすぎて、名前を知る前から私の中ではゆきと読んでいた
ただ違うところは、
とても暖かかった
ゆきと初めて合った日は
とてつもなく寒くて
囲まってくれるものが何一つなかった私にとって、
隣にいてくれたゆきの体温はすごく暖かいものに感じられた
何を喋るわけでもなく、ただ、ひたすら私の隣に座りこんで
時間が経つのを待っていてくれたんだ
私が大好きだった人を
一緒に待っていてくれたんだ
2008-06-17 19:49:00 -
8:
名無しさん
略ばっかでうざい
2008-06-17 19:58:00 -
9:
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裏切られた私に
『行こ?』
そう言葉をかけて私の冷たく冷えきった手を握り締めてくれたんだ
ゆきの笑顔があまりにも暖かくて、きっと悩みもなく、幸せな日々を送っているんだろう
そう思っていた私に
ゆきの事情を気にする余裕なんて全くなかったんだ
私が一番辛い
そう思いこんでいた
自分勝手な私がいたから
2008-06-17 20:03:00 -
10:
?
私を裏切った人は
私が信頼して
愛して
一番甘えられる存在にいた人だった
親に捨てられたであろう私を、ゆきは自分の両親に紹介し、一緒に暮らせるよう説得してくれたんだ
ゆきの両親もわけありな幼い私に、何一つ聞くわけでもなく、ただただ私を本当の親のように愛してくれたんだ
2008-06-17 20:11:00