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ドブネズミ彼女 エリート彼氏

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  • 1:

    ぬちち

    ガタンゴトン
    ガタンゴトン…
    窓には富士山がくっきりと映し出され、眩しいくらいに日がさし込む。
    真夏ではないのに紫外線が肌にジリジリと焼き付くのが分かる。『あっつぅ〜。めっちゃ暑い』
    妙子はそぉ言いながら博多発の新幹線のぞみに京都から乗り込み山側の窓際に腰をかけ、東京に住む正太との出会いを楽しみに世界遺産になれない日本一の山を眺めた。

    それは梅雨も明けない6月末の初夏のことである。

    2008-06-21 01:29:00
  • 2:

    ぬちち

    『華ちゃん次はいつ出勤かなぁ〜?』ご機嫌をとるための猫撫で声で店長の春風葵は言った。
    春風 葵は本名である。名前だけだとさわやかな青年の印象だが実際は小太り…いやお腹に限りはメタボリックの域に達している。それに32才なのに頭のてっぺんの毛は薄くなり早くもなんともいえない加齢臭を漂わせている。
    華は気が乗らないままに答えた。『5月22日の木曜日21時からお願いします』
    すると春風はまたもやねちっこく『頼むよ〜?華ちゃには期待してるよ〜?このちょうしでドンドンがんばちてね〜』
    《うっざぁ?》そぉ思いながら華は最後の客の帰った後の片付けをして帰る身支度をはじめた。

    2008-06-21 01:44:00
  • 3:

    ぬちち

    華は『クラブリュリュ』で働く新人No.1のフードルだが一方、表の顔はと言うと大手アパレル会社の専務を24才の若さで任されたバリバリのキャリアウーマンである。

    大して顔が美人なわけでもなく、スタイルがいいわけでもないが、要領のよさと頭のキレ、人あたりと柔らかい印象の顔立ちのおかげで、共通しないそれぞれ2つの世界で何の苦労もせずに上へと登りつめていった。

    『もぉすぐ正太に会うからお金稼がなあかんもんなぁ?』
    春風にイラっとしながら内心は目的の為にお金を稼ぐのが楽しみで仕方なかった。

    2008-06-21 01:56:00
  • 4:

    ぬちち

    先月のアパレルのお給料は末〆、15日に支払われる。月4回ほどの夜のバイトと合わせると5月15日に明細を開けた時点で54万円。
    振り分けはアパレル28万、バイトが26万である。華こと妙子は十二分だと満足していた。
    なにせ中途でアパレル会社入社して、販売からはじまり入社半年後には全国店舗16店もあるなか売上、顧客獲得率、予算費、堂々1位になった。すぐあとに店長が同じ会社内の他ブランドに異動した為、先輩達を抜かして店長に就任した。やりにくさのなかにやりがいの魅力をみつけた妙子の成長は店長ではとどまらず、エリアマネージャー、プレスを経て本社に異動し専務となったのである。
    専務といっても学歴やキャリアのない妙子は実力だけで登りつめたので役職のわりに安い給料なのだ。
    それでも妙子は幸せだった。

    2008-06-21 02:36:00
  • 5:

    ぬちち

    寝ます

    2008-06-21 02:37:00
  • 6:

    名無しさん

    おもしろそ?期待してます?
    でも略なくしてほしい?

    2008-06-21 02:54:00
  • 7:

    ぬちち

    東京に住む正太とは半年ほど前に出会い系サイトを通して知り合った。
    彼の写真付きの書き込みに一目惚れした妙子は『はじめまして。アパレル勤務23才色白、タエコです。メル友になりませんか?』とメッセージに書きこんだ。
    24才と掲示板に書き込まれた彼の年に対しなぜか敢えて年を一つサバ読みし23才、名前はカタカナで『タエコ』と紹介した。
    妙子はコンプレックスのタレ目と小さい鼻、ふっくらと保のかにピンクのほっぺたが出来るだけ可愛く写った写メールをメッセージと一緒に貼り付け送信ボタンをクリックした。
    前髪パッツンのセミロング、黒いツヤツヤとキューティクルのある髪型は妙子の白く透き通るような肌によく映えて、美人とは言えない妙子を魅力的に魅せた。



    2008-06-21 08:53:00
  • 8:

    ぬちち

    あれ?また改行になってしまーた??

    2008-06-21 08:57:00
  • 9:

    名無しさん

    改行4回以内なら略ならへんでー?

    2008-06-21 13:30:00
  • 10:

    ぬちち

    ありがとございます(*^∀^*)?4回ですね?

    2008-06-21 20:33:00
  • 11:

    ぬちち

    『うぁっ?メール返って来た!!!』
    投稿して初めてのメッセージが妙子からであった。正太は胸を弾ませ添付画像を開く。紹介文などぶっちゃけた話どぉでもいい、メル友なら顔だろ。それにエッチな娘なら尚よしだ。
    正太のお目がねに妙子はかなったらしく彼は妙子に返事を打ちはじめた。
    『はじめまして。タエコさん。メッセージありがとね♪すげぇうれしい。僕は24才のCafe勤務、ショウって言うよ。仲良くなれたらうれしいなぁ。』
    もちろん年は一つサバ読み、名前はタエコの真似をしてカタカナ。カフェ勤務は嘘ではないが正太の実家は全国に十数ものビルをもち本社を調布に構える不動産の自営業であった。

    2008-06-21 20:53:00
  • 12:

    ぬちち

    いぇい?大成功?

    2008-06-21 20:55:00
  • 13:

    ぬちち

    正太は金持ちを飾らない。謙虚で控えめ。服と音楽をこよなく愛し、一人の空間を大切にする。
    正太はもともと掲示板に自分の写真を貼り付けていてそれを見て妙子がメッセしてきたわけだから、変なことを書かない限り返事はくるだろう。

    プルップルップルッ…
    今時の子には珍しく初期からいじってないメール音妙子の30?の広いワンルームになり響いた。

    2008-06-21 21:05:00
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